JP3406736B2 - 移動農機における補助備品用操作パネルの配置構造 - Google Patents

移動農機における補助備品用操作パネルの配置構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、前照灯、フラッシャー
ランプや空調装置、音響装置等の補助備品の入切操作を
行う操作パネルの配置構造に係り、特に機体の走行中に
おいて、前方下方への視線を外すことなく上記各備品の
入切操作を確実に行うことができる移動農機における補
助備品用操作パネルの配置構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、機体の運転操作部を覆うキャビン
を設けたトラクタ、コンバイン等の移動農機では、速度
計、燃料計や農作業関係の制御スイッチ、表示計等の計
器パネルボックスが、フロントガラスを張設した前面枠
の下縁に沿って運転ハンドルとともに配設されて、機体
の走行中にハンドル操作をしながら上記計器類の操作、
確認を容易に行えるようになっている。しかしながら、
前照灯、ワイパー等の走行用補助備品の操作スイッチ
類、あるいは空調装置、ラジオ等の室内用補助備品の操
作スイッチ類は、上記計器類に比して利用頻度が低いた
め、当該計器類の操作性を損なわない位置、例えば計器
パネルボックスの下部や、上記前面枠の上部とキャビン
の屋根部との間に補助備品の操作スイッチを設けること
となって、走行中にこれら補助備品の操作を行う場合に
は機体進行方向前方への視線を外さなければならず、機
体走行上の安全性を損なう惧れを有するものであった。 【0003】 【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如
き実状に鑑み、従来の不具合を解消すべく創案されたも
のであって、その目的とするところは、各種補助備品の
入切操作およびその確認を、機体走行中においても進行
方向の前方下方への視線を外すことなく容易に行うこと
ができると共に、計器パネルボックスと別体の操作ボッ
クスに上記補助備品の操作スイッチ類を一括に配設し
て、点検、保守時においても簡単な作業で組付け、取外
しを行なうことができ、分解、組立における作業性の改
善と圃場作業時における補助備品の操作性の向上とを両
立することができる移動農機における補助備品用操作パ
ネルの配置構造を提供しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
発明が採用した技術的手段は、機体の運転操作部を覆う
キャビンの前部にフロントガラスを張設した前面枠を設
け、かつ運転操作用の計器パネルボックスを前面枠の内
側下縁に沿って配設してなる移動農機において、上記前
面枠の内面と計器パネルボックスの上面との間に、走行
用補助備品、室内用補助備品等の各操作スイッチ類
作パネル面に配した操作ボックスを載置固定し、かつ上
記操作ボックスの操作パネルが、走行する機体の前方下
方の視線域内に収まるように構成すると共に、上記操作
ボックスにフロントガラスのワイパー駆動機構を内装し
たことを特徴とするものである。 【0005】 【作用】したがって、本発明によれば、機体の走行中で
も前方下方への視線を外すことなく、各補助備品の操作
を安全かつ容易に行うことができる。 【0006】 【実施例】本発明の構成を、図面に示した一実施例に基
いて詳細に説明する。図1および図2において、1はキ
ャビン型トラクタの機体であり、該機体1は、図示しな
い前輪および後輪を備えた機体フレームの前部にエンジ
ンを内装したボンネット2を配設し、その後部に運転ハ
ンドル3と、速度計、燃料計、各種の農作業用スイッチ
をパネル面4aに配した計器パネルボックス4とからな
る運転操作部5を備えたキャビン6が形成され、かつ上
記キャビン6の後方下部には、リヤアクスルケース7が
配設されてキャビン型トラクタ1を構成している。 【0007】上記キャビン6は、フロントガラス8を張
設した前面枠9および天井部10と、該天井部10をキ
ャビン6の側部で支持する左右の支柱11、11とから
形成されていると共に、上記キャビン6の左右後部を下
方から支承するパイプフレーム12、12が、上記リヤ
アクスルケース7の上部近傍位置に斜設されており、そ
の下部パイプ12a、12aは、図3(b)に示すよう
に、機体1の進行方向に向けて水平状に曲成され、図示
しない機体フレームに沿ってリヤアクスルケース7の上
方位置まで延設された横パイプフレーム13、13に、
上記下部パイプ12a、12aをプレート14、14を
介して溶着することにより、キャビン6の後部を機体フ
レームに支承するように構成されている。 【0008】したがって、同図(a)に示すように、リ
ヤアクスルケース7の側面を通過する横パイプフレーム
13´、13´にプレート14´、14´を介してパイ
プフレーム12´、12´の下端を接続する従来の構成
では、リヤアクスルの点検、保守作業に際して、キャビ
ン6を取り外してからでないとリヤアクスルケース7を
取り外すことができなかったが、本実施例では、下部パ
イプ12a、12aの後部に螺着した取付けブラケット
15、15を外すだけで、簡単にリヤアクスルケース7
を左右側方から取り外すことができ、点検、保守の作業
性を向上させることができる。 【0009】また、前記前面枠9の内面と計器パネルボ
ックス4の上面との間には操作ボックス16が載置固定
されており、その補助備品用操作パネル17には、図2
(a)および(b)に示すように、ボンネット2の前面
に設けた前照灯18の入切スイッチ19、フロントガラ
ス8のワイパー20を駆動する入切スイッチ21、同じ
くワイパー20によるフロントガラス8の洗浄を行う入
切スイッチ22を備えた走行用補助備品の操作パネル部
17aと、図示しないエアコンディショナーの空調切替
えスイッチ23、空調の強弱を調整するスライドボリュ
ーム24を備えた室内用補助備品の操作パネル部17b
が、それぞれ補助備品用操作パネル17の中央部を境に
左右に振り分け配置されており、更に上記操作ボックス
16には、前面枠9およびフロントガラス8を貫通して
ワイパー20の回動駆動軸25を室外に突出したワイパ
ー駆動機構26が内装されている。 【0010】本発明は叙上の如く構成したから、キャビ
ン型トラクタ1の走行中に、オペレータAは、走行速度
の確認、農作業用スイッチの操作を計器パネルボックス
4のパネル面4aを見ながら機体の走行操作を行い、そ
の他の走行用あるいは室内用の補助備品の操作は、操作
ボックス16の補助備品用操作パネル17で行うことに
なる。 【0011】ここで、上記補助備品用操作パネル17
は、図1に示すように、運転操作部5に着座したオペレ
ータAが頭部の若干の上下動で前方下方への視野を確保
し得る範囲、すなわち計器パネルボックス4のパネル面
4aからボンネット2の前面上縁に至る視線B1と、水
平な視線よりやや下方で前方に臨む視線B2との間で形
成される視線域B内に収まる位置にあるため、上記各種
補助備品の入切操作およびその確認を、機体1の走行中
においても進行方向の前方下方への視線を外すことなく
容易に行うことができ、機体1の安全走行に支障を来す
ことがない。 【0012】また、計器パネルボックス4と別体に設け
た操作ボックス16に、上記補助備品の操作スイッチ類
を一括して配置したので、当該各操作スイッチ類の点
検、保守時においても簡単な作業で組付け、取外しを行
なえると共に、ワイパー駆動機構26とその駆動を切替
る入切スイッチ21も、ともに上記操作ボックス16内
と補助備品用操作パネル17の近接する位置にそれぞれ
配設されているため、短い配線処理で済ませることがで
き、しかも計器パネルボックス4の速度計、燃料計、各
種の農作業用スイッチ等に配線される計器用ハーネスと
は独立した補助備品用ハーネスとすることができるので
配線系統が明確になり、電装関係の点検、保守が容易に
なる。 【0013】 【発明の効果】これを要するに本発明は、機体の運転操
作部を覆うキャビンの前部にフロントガラスを張設した
前面枠を設け、かつ運転操作用の計器パネルボックスを
前面枠の内側下縁に沿って配設してなる移動農機におい
て、上記前面枠の内面と計器パネルボックスの上面との
間に、走行用補助備品、室内用補助備品等の各操作スイ
ッチ類操作パネル面に配した操作ボックスを載置固定
し、かつ上記操作ボックスの操作パネルが、走行する機
体の前方下方の視線域内に収まるように構成すると共
に、上記操作ボックスにフロントガラスのワイパー駆動
機構を内装したから、極めて簡易な構成でありながら、
オペレータの前方下方の視線域内に操作パネルが位置
するため、各種補助備品の入切操作およびその確認を、
機体走行中においても進行方向の前方下方への視線を外
すことなく容易に行うことができ、機体の安全走行に支
障を来すことがない。計器パネルボックスと別体に設
けた操作ボックスに、補助備品用の操作パネルを配置し
たので、当該操作パネルに配設した各操作スイッチ類の
点検、保守時における組付け、取外し作業を簡単に行う
ことができる。計器パネルボックスの速度計、燃料
計、各種の農作業用スイッチ等に配線される計器用ハー
ネスとは独立した補助備品用ハーネスとすることができ
るので、配線系統が明確になり、電装関係の点検、保守
を容易に行うことができる。ワイパー駆動機構とその
駆動を切替る入切スイッチを、ともに操作ボックスの内
外に近接配置して最短の配線で接続することができ、そ
の分解、組立ても容易に行うことができる。等という極
めて有用な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】キャビン型トラクタの一部省略全体側面図であ
る。 【図2】(a)はキャビン内に配設した補助備品用操作
パネルの正面図である。 (b)は操作ボックスに内装したワイパー駆動機構とワ
イパーとの位置関係を示す要部側面図である。 【図3】(a)はキャビンを支承する従来のパイプフレ
ームの構成を示す要部側面図である。 (b)はキャビンを支承するパイプフレームの構成を示
す要部側面図である。 【符号の説明】 1 機体 4 計器パネルボックス 5 運転操作部 6 キャビン 8 フロントガラス 9 前面枠 16 操作ボックス 17 補助備品用操作パネル 26 ワイパー駆動機構 B 視線域

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 機体の運転操作部を覆うキャビンの前部
    にフロントガラスを張設した前面枠を設け、かつ運転操
    作用の計器パネルボックスを前面枠の内側下縁に沿って
    配設してなる移動農機において、上記前面枠の内面と計
    器パネルボックスの上面との間に、走行用補助備品、
    内用補助備品等の各操作スイッチ類操作パネル面に配
    した操作ボックスを載置固定し、かつ上記操作ボックス
    の操作パネルが、走行する機体の前方下方の視線域内に
    収まるように構成すると共に、上記操作ボックスにフロ
    ントガラスのワイパー駆動機構を内装したことを特徴と
    する移動農機における補助備品用操作パネルの配置構
    造。
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