JP5822576B2 - 建設機械のワイパー駆動装置 - Google Patents
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本発明の第1実施形態に係る建設機械のワイパー駆動装置1を図1〜図5を用いて説明する。図1はワイパー駆動装置1が備えられたキャブCの斜視図、図2(a)は通常時の長孔2の拡大図、図2(b)は取外時の長孔2の拡大図、図3はワイパー駆動ユニット3のピボット取付ブラケット31を示す斜視図、図4は図1のIV−IV線断面図、図5は図1のV−V線断面図である。
図1に示すように、建設機械(ホイールローダー、振動ローダー及び油圧ショベル等)のキャブCの正面にはフロントガラス5が取り付けられており、フロントガラス5は、ワイパー8によって払拭されるようになっている。ワイパー8は、フロントガラス5に貫通形成された長孔2に挿通されたワイパーピボットシャフト6の先端に取り付けられたワイパーアーム81と、ワイパーアーム81の先端に取り付けられたワイパーブレード82とを有する。
図2〜図5に示すように、フロントガラス5の下部後方には、ワイパーピボットシャフト6を所定角度範囲で往復回転(回動)するためのワイパー駆動ユニット3が配設されている。ワイパー駆動ユニット3によってワイパーピボットシャフト6を所定角度範囲で往復回動させることで、ワイパーアーム81が所定角度範囲で扇状に回動され、ワイパーブレード82によってフロントガラス5が払拭される。
図4、図5に示すように、ワイパー駆動ユニット3の後方には、ステアリングコラムカバー71が配設されている。この構成によれば、ワイパー駆動ユニット3が操縦者から見て足下のステアリングコラムカバー71の陰に隠れるので操縦者の視界の妨げとなることはなく、また、ワイパー駆動ユニット3が外部に露出することなくフロントガラス5の内方に配置されるので外観(見栄え)が向上する。
フロントガラス5には、ワイパー駆動ユニット3の凸部37及びワイパーピボットシャフト6が挿通される長孔2が、貫通形成されている。長孔2は、障害物7(ステアリングコラムカバー71)からフロントガラス5に沿って水平に離間する方向(車幅方向)に、長く形成されている。ここで、障害物7(ステアリングコラムカバー71)から離間する方向とは、その方向にワイパー駆動ユニット3を移動させた場合に、ワイパー駆動ユニット3の後退量が移動前と比べて大きくなる方向であり、長孔2から障害物7までの距離が長くなる方向で把握されることが多いが、障害物7の形状やワイパー駆動ユニット3の後部の形状等によっても変化する。長孔2は、水平方向に形成されたものに限られず、障害物7の形状やワイパー駆動ユニット3の後部の形状等によっては、フロントガラス5に沿った上下方向や斜め方向となる場合も考えられる。
図4、図5に示すように、ワイパー駆動ユニット3がボルト11、15によってフレームブラケット12及び固定ブラケット14に装着された状態(以下固定された状態という)において、ワイパー駆動ユニット3の凸部37の頂部から長孔2の内縁までの距離をA1、ワイパー駆動ユニット3の後部から障害物7(ステアリングコラムカバー71)までの距離をA2とすると、A1≦A2となっている。これにより、ワイパー駆動ユニット3を固定するボルト11、15を取り外した後には、図6、図7に示すように、ワイパー駆動ユニットを、凸部37の頂部が長孔2の後方に位置するまで、後退させることが可能となる。なお、図7に示すワイパー駆動ユニット3の側部舌片34bとそれが重ねられるフレームブラケット12の固定ブラケット14とは、ワイパー駆動ユニット3が後退(図7にて上方へ移動)できるように、フロントガラス5に対して直角または図7にて左右で上方に開くように配設されている。
本発明の変形実施形態に係る建設機械のワイパー駆動装置1aを図11を用いて説明する。図11は、変形実施形態に係るワイパー駆動装置1aの側断面図である。
1a ワイパー駆動装置
2 長孔
3 ワイパー駆動ユニット
37 凸部
38 段差部
38a 段差部の端部
5 フロントガラス
6 ワイパーピボットシャフト
7 障害物
71 ステアリングコラムカバー
71a 障害物の端部
A1 凸部の頂部から長孔までの距離
A2 ワイパー駆動ユニットの後部から前記障害物までの距離
B1 段差部の端部から障害物の端部までの距離
B2 ワイパーピボットシャフトの側部と長孔の長手方向端部との間隔
C1 ワイパーピボットシャフトの頂部から長孔までの距離
C2 段差部の底部から障害物までの距離
Claims (6)
- フロントガラスの後方に配置されたワイパー駆動ユニットと、
前記フロントガラスに貫通形成された孔と、
前記ワイパー駆動ユニットから前記孔を挿通して前記フロントガラスの前方に延出されたワイパーピボットシャフトと、
前記ワイパー駆動ユニットの後方に配置され、前記ワイパー駆動ユニットの後退を制限する障害物としてのステアリングコラムカバーとを備えた建設機械のワイパー駆動装置であって、
前記ステアリングコラムカバーが、車幅方向に所定長さ延出された後に車長方向後方に折り曲げられた端部を有し、
前記孔が、前記ステアリングコラムカバーの延出方向に合わせて車幅方向に沿って長く形成された長孔から成り、
前記ワイパー駆動ユニットが、前記ピボットシャフトを前記長孔に沿って車幅方向に移動させたとき、前記ステアリングコラムカバーの端部に相対向する段差部を有し、
前記ワイパー駆動ユニットの段差部を、前記ステアリングコラムカバーの端部の位置に合わせることで、ワイパー駆動ユニットの後退が許容され、ワイパー駆動ユニットの取り外しが可能なことを特徴とする建設機械のワイパー駆動装置。 - 前記ワイパー駆動ユニットが、前記長孔に挿通されると共に前記長孔の長手方向に移動可能な凸部を有し、該凸部に、前記ワイパーピボットシャフトが貫通された請求項1に記載の建設機械のワイパー駆動装置。
- 前記凸部の頂部から前記長孔までの距離をA1、前記ワイパー駆動ユニットの後部から前記障害物までの距離をA2とすると、A1≦A2である請求項2に記載の建設機械のワイパー駆動装置。
- 前記ワイパー駆動ユニットの段差部の端部から前記障害物の端部までの距離をB1、前記ワイパーピボットシャフトの側部と前記長孔の長手方向端部との間隔をB2とすると、B1≦B2である請求項3に記載の建設機械のワイパー駆動装置。
- 前記ワイパーピボットシャフトの頂部から前記長孔までの距離をC1、前記段差部の底部から前記障害物までの距離をC2とすると、C1≦C2である請求項4に記載の建設機械のワイパー駆動装置。
- 前記ワイパーピボットシャフトが、前記フロントガラスに対して上方に傾斜して配置された請求項1から5の何れか1項に記載の建設機械のワイパー駆動装置。
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