JP4883626B2 - 車両 - Google Patents

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本発明は、キャブにワイパ装置を備えた車両に関するものである。
油圧ショベルのキャブの前窓は、通常、上下2分割となっており、開閉可能な上窓には降雨拭き払いのために上窓用ワイパ装置が設置され、さらに、キャブの下窓にも下窓用ワイパ装置が設置されている(例えば、特許文献1参照)。
この下窓用ワイパ装置は、下窓枠体または下窓そのものに下窓用ワイパ装置を設置しており、そのため、下窓の大きさが制限される。または、下窓の視界を下窓用ワイパ装置が邪魔をするなどの問題がある。
それに対して、キャブから下方へワイパブラケットを突設し、そのワイパブラケットに下窓用ワイパ装置を設置することで、下窓の大きさを制限することなく、下窓用ワイパ装置を設置できるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
ところが、このようなキャブは、旋回フレームのベッドフレーム(カバー部材)上に防振装置(いわゆるビスカスマウント)を介して設置されているため、キャブとカバー部材との間で相対的な変位が生じるので、下窓用ワイパ装置の回転軸(いわゆるワイパシャフト)がカバー部材の前壁を貫通するシャフト貫通穴に、上記変位以上の隙間を確保する必要があり、カバー部材に相当に大きな穴を穿設する必要がある。
特開2003−191827号公報(第4頁、図4) 特開2003−267195号公報(第4−5頁、図1−3)
このように、下窓用ワイパ装置を下窓枠体または下窓そのものに設置すると下窓の視界性を犠牲にすることになり、さらに、旋回フレームのカバー部材を貫通させて下窓用ワイパ装置のワイパシャフトを外部へ引出すためのシャフト貫通穴が大きなものになり、見映えが悪いとともに、カバー部材の構造物がワイパブラケットの逃げのために大きく抉られ、カバー部材の剛性を確保し難い問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、キャブ窓の視界性を向上できるとともに、カバー部材の見映えや剛性を向上できる車両を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、車両フレームと、車両フレームに取付けられた防振用の防振マウントと、防振マウントを介して車両フレームに変位可能に取付けられた窓を有するキャブと、車両フレームの前側に配置されキャブに固定されシャフト貫通穴が穿設されたカバー部材と、カバー部材内に組込まれた駆動部からシャフト貫通穴を通して引出したワイパシャフトにキャブの窓を拭くワイパ可動部が取付けられたワイパ装置とを具備した車両である。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の車両における車両フレームが、旋回可能に設けられた旋回フレームであり、旋回フレームの周囲に設けられたスカートを具備し、キャブは、防振マウントを介して旋回フレームに取付けられ、カバー部材は、スカートの前端部をスカートから切離して設けられたバンパであるとしたものである。
請求項1に記載された発明によれば、ワイパ装置の駆動部が車両フレーム前側のカバー部材内に組込まれたことにより、キャブ窓の視界性を最大限に確保でき、さらに、車両フレームに対して防振マウントを介してキャブが相対的に変位しても、このキャブにカバー部材が固定され、このカバー部材内にワイパ装置の駆動部が組込まれて、キャブとワイパ装置とが一体化されているため、カバー部材に穿設されたシャフト貫通穴が最小の穴で済むので、その穴をワイパ組付け部品で隠すことができ、カバー部材の見映えが良くなるとともに、カバー部材に対して相対的に変位する部材がカバー部材の構造物を損なうおそれもないので、カバー部材の剛性を確保できる。
請求項2に記載された発明によれば、旋回フレームの周囲に設けられたスカートの前端部をスカートから切離してカバー部材としてのバンパを設けたので、外観は、スカートとバンパとが一体的であるが、構造上は、キャブとバンパとが一体化されているので、旋回フレームに対して防振マウントを介してキャブが相対的に変位しても、このキャブと一体のバンパに組込まれたワイパ装置はキャブに対して変位せず、バンパに穿設されたシャフト貫通穴が最小の穴で済むので、見映えが良くなるとともに、バンパに対して相対的に変位する部材がバンパの構造物を損なうおそれもないので、バンパの剛性を確保できる。
以下、本発明を、図1および図2に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図2は、作業機械としての油圧ショベル11を示し、その車両12は、下部走行体13に対し上部旋回体14が旋回可能に設けられ、この上部旋回体14にオペレータの運転室を形成するキャブ15と、エンジンおよびこのエンジンにより駆動されるポンプなどを内蔵した動力装置16とが搭載されている。この車両12の上部旋回体14に腕状の作業装置17が搭載されている。
キャブ15の前面側には、窓としての前窓21および下窓22がそれぞれ設けられ、前窓21は、天井面下まで移動可能に設けられた開閉窓であり、下窓22は、前窓21の下側に抜き差し可能に固定されている。
前窓21は、窓枠23の一側部に設けられた前窓用ワイパ装置24により拭くことができる窓ガラスを備え、下窓22は、キャブ15の下側に設けられたワイパ装置としての下窓用ワイパ装置25により拭くことができる窓ガラスを備えている。
図1に示されるように、上部旋回体14は、下部走行体フレーム(図示せず)に対し旋回可能に設けられた車両フレームとしての旋回フレーム31と、この旋回フレーム31の周囲に設けられたスカート32とを備え、旋回フレーム31には防振ゴムなどにより構成されたキャブ防振用の防振マウント33が取付けられ、この防振マウント33を介して旋回フレーム31にキャブ15のキャブフロア部34が変位可能に取付けられている。
キャブ15のキャブフロア部34における前端部上には、窓枠23の下枠部材23fが連結され、キャブフロア部34における前端部下には、取付部材35を介してカバー部材としてのバンパ38が固定され、このバンパ38の内部に取付板40が一体的に取付けられ、キャブ15に固定されている。
このバンパ38は、旋回フレーム31の前側にて、スカート32の前端部をスカート32から切離して形成した形態で配置され、このバンパ38には、シャフト貫通穴39が穿設されている。
このバンパ38には、取付板40に固定された下窓用ワイパ装置25の駆動部42が内蔵されている。この駆動部42は、ワイパモータのモータ本体42aと、減速用のギア部42bとを備えている。下窓用ワイパ装置25は、バンパ38内に組込まれた駆動部42からシャフト貫通穴39を通して外部へ引出したワイパシャフト43に、キャブ15の下窓22を拭くワイパ可動部44が取付けられたものである。
次に、図示された実施の形態の作用効果を説明する。
キャブ15にバンパ38が固定され、このバンパ38に下窓用ワイパ装置25の駆動部42が組込まれて、キャブ15と下窓用ワイパ装置25とが一体化されているため、旋回フレーム31に対して防振マウント33によりキャブ15が相対的に変位しても、下窓用ワイパ装置25が下窓22に対し相対的に変位することがない。これにより、相対的な変位によりワイパ可動部44のゴムが磨り減ってしまうおそれがなく、また、相対的な変位による干渉を防止するための大きな穴を開ける必要もない。
下窓用ワイパ装置25の駆動部42が旋回フレーム31の前側に設置されたバンパ38内に組込まれたことにより、下窓22の視界性を最大限に確保できる。
さらに、旋回フレーム31の周囲に設けられたスカート32の前端部をスカート32から切離してカバー部材としてのバンパ38を設けたので、外観は、スカート32とバンパ38とが一体的であるが、構造上は、キャブ15とバンパ38とが一体化されているので、旋回フレーム31に対して防振マウント33を介してキャブ15が相対的に変位しても、このキャブ15と一体のバンパ38に組込まれた下窓用ワイパ装置25はキャブ15に対して変位せず、バンパ38に穿設されたワイパシャフト43のシャフト貫通穴39が最小の穴で済む。
したがって、その穴をワイパ装置25の組付け部品で隠すことができ、バンパ38の見映えが良くなるとともに、バンパ38に対して相対的に変位する部材がバンパ38の構造物を損なうおそれもないので、バンパ38の剛性を確保できる。
また、スカート32は、ワイパ取付用の穴を穿設する必要がないので、穴あけによる剛性の低下を防止できる。
なお、ワイパ装置25は、下窓22に限らず前窓21の全体を拭くものでも良いし、開閉可能な上窓に対し上窓用ワイパを別個に設置しても良い。
さらに、バンパ38の取付相手部は、キャブフロア部34に限られず、キャブ15の下枠部材23fでも良い。
本発明は、キャブにワイパ装置を備えた作業機械車両、運搬車両に利用可能である。
本発明に係る車両のワイパ装置格納部分を表わす一実施の形態を示す断面図である。 同上車両に作業装置を搭載した作業機械の斜視図である。
符号の説明
12 車両
15 キャブ
22 窓としての下窓
25 ワイパ装置
31 車両フレームとしての旋回フレーム
32 スカート
33 防振マウント
38 カバー部材としてのバンパ
39 シャフト貫通穴
42 駆動部
43 ワイパシャフト
44 ワイパ可動部

Claims (2)

  1. 車両フレームと、
    車両フレームに取付けられた防振用の防振マウントと、
    防振マウントを介して車両フレームに変位可能に取付けられた窓を有するキャブと、
    車両フレームの前側に配置されキャブに固定されシャフト貫通穴が穿設されたカバー部材と、
    カバー部材内に組込まれた駆動部からシャフト貫通穴を通して引出したワイパシャフトにキャブの窓を拭くワイパ可動部が取付けられたワイパ装置と
    を具備したことを特徴とする車両。
  2. 車両フレームは、旋回可能に設けられた旋回フレームであり、
    旋回フレームの周囲に設けられたスカートを具備し、
    キャブは、防振マウントを介して旋回フレームに取付けられ、
    カバー部材は、スカートの前端部をスカートから切離して設けられたバンパである
    ことを特徴とする請求項1記載の車両。
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