JP3406200B2 - 精米機の制御装置および制御方法 - Google Patents

精米機の制御装置および制御方法

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JP3406200B2 JP26470997A JP26470997A JP3406200B2 JP 3406200 B2 JP3406200 B2 JP 3406200B2 JP 26470997 A JP26470997 A JP 26470997A JP 26470997 A JP26470997 A JP 26470997A JP 3406200 B2 JP3406200 B2 JP 3406200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料である玄米を
白米に精白処理する精米機、特にその制御装置および制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】精米機は図4に示すように構成されてい
る。精白室1の内部には、送りロール2,精白ロール3
が配設されており、精白室1の出口には通路を閉方向に
付勢して制限することにより精白室1内の原料(玄米)
に対する精米処理の負荷を調整する負荷調整手段として
の抵抗板4が設けられている。
【0003】精白室1の入り口側には原料である玄米が
投入されるホッパ9と、このホッパ9に投入された玄米
を精米室1側に供給する供給用スクリューフィーダ10
とが接続され、この供給用スクリューフィーダ10が駆
動されることによりホッパ9側からの玄米が精米室1側
に送り込まれる。なお、10aは供給用スクリューフィ
ーダ10を駆動する供給用駆動モータである。
【0004】精米処理は、動力源である駆動用モータ5
により送りロール2と精白ロール3とを回転駆動し、供
給用スクリューフィーダ10にて精米室1内に供給され
た玄米を送りロール2で抵抗板4に向かって押し込み、
精白室1の内側の網8と回転駆動されている精白ロール
3との間で玄米を精米し、精米された白米が抵抗板4に
抗しながら白米流出口7から払い出されることにより行
われる。抵抗板4による付勢力を小さくした場合には、
精白室1の内部圧力が低くなって白度が低くなり、抵抗
板4による付勢力を大きくした場合には、精白室1の内
部圧力が高くなって白度が高くなるように図られてい
る。なお、図4における13は三相交流(または単相交
流)の交流電源である。
【0005】抵抗板4は、例えば、支点11aを中心に
揺動自在のリンク11の一端に取付軸12を介して取り
付けられ、リンク11の他端には引張ばね14が接続さ
れ、引張ばね14の引張付勢力により白米流出口7を閉
鎖する方向に抵抗板4が付勢されている。引張ばね14
の他端は、リニアヘッド16により昇降自在に支持され
た昇降ロッド17に係合され、この昇降ロッド17はリ
ニアヘッド16内に設けられた伝達機構(図示せず)を
介して正逆両方向に回転自在の調整用モータ18により
昇降される。なお、19は昇降ロッド17と引張ばね1
4の他端とを連結する連結板である。これらの抵抗板
4,引張ばね14,リニアヘッド16,昇降ロッド1
7,調整用モータ18などにより精米処理の負荷を調整
する負荷調整手段24が構成されている。
【0006】ここで、駆動用モータ5には精白室1の内
部圧力に応じて負荷がかかり、負荷の変化に伴ってその
電流値が変化する。したがって、白度に対応する駆動用
モータ5の設定電流値を予め設定し、この設定電流値と
実際の電流値とが異なる場合には、実際の電流値が設定
電流値に等しくなるように制御部20にて調整用モータ
18を正方向または逆方向に回転駆動させることによ
り、所望の白度に精米されるように意図されている。な
お、21は駆動用モータ5の電流値を検出する電流計,
22は電流値と白度との関係を記憶する記憶部,23は
A/D変換器である。
【0007】ところで、精白室1内に玄米が充満され、
玄米が精米されながら抵抗板4側に送り込まれる通常精
米時には、供給用スクリューフィーダ10が一定回転数
で回転されて原料が順次送り込まれることで、精白され
た白米が抵抗板4に抗して白米流出口7から払い出され
るようになっている。一方、初期の精米時(以下、初期
精米時と称す)には、上記のように供給用スクリューフ
ィーダ10を常時一定回転数で回転させると、投入当初
の原料が十分には精米されていない状態で払い出される
こととなる。
【0008】したがって、初期精米時には、抵抗板4の
付勢力を強めて白米流出口7から精米が不十分な原料が
出ないように規制するとともに、供給用スクリューフィ
ーダ10を駆動して精白室1内に玄米を一旦満たした後
に、供給用スクリューフィーダ10を停止させて精白室
1への玄米の追加供給を止め、この状態で、駆動用モー
タ5の電流値から精白室1内の原料の負荷状態を判定
し、この負荷状態から精白室内の原料が予め設定した白
度に達したかどうかを検出し、設定した白度に達したと
判断した段階で、上記通常精米作業を開始するように構
成していた。これにより、白米が予め設定した白度に達
した後に、白米流出口7から排出されるため、精米不足
の原料が排出されることがないように図られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動用
モータ5の電流値と精白室1の負荷状態とは概ね相関関
係があるが、電源電圧の高低、相関のアンバランスによ
って、同じ負荷状態であっても、駆動用モータ5の電流
値が異なった値をとることがある。また、駆動用モータ
5の特性によっても電流値が異なった値をとることがあ
る。すなわち、初期精米時においても、駆動用モータ5
の電流値だけに基づいて精白室1内の負荷状態を判断す
ると、実際の負荷状態と異なって駆動用モータ5が制御
されて、目的の白度に精米されない原料が排出されるお
それがあった。
【0010】本発明は上記した課題を解決するもので、
初期精米時などの、精白室内の原料の負荷状態に基づい
て精白室内の原料の白度を判定する精米機において、精
白室内の負荷状態を正確に把握できて、所望の白度に精
米することができる精米機の制御装置および制御方法を
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1記載の精米機の制御装置は、精白室に配設
された精白ロールを動力源の駆動力により回転して精白
室に送り込まれた原料を精白し、精白室内の原料の負荷
状態に基づいて精白室内の原料の白度を判定する精米機
であって、動力源の電力値を検出する電力検知手段と、
初期精白処理時に、精白室内に原料を所定量供給した後
に原料の供給を停止して、動力源の電力値が、選択され
た白度に応じた所定の電力値に低下した時点で、初期精
白処理を終了し、原料を供給しながら精米する通常精白
処理に切り換えるように制御する制御部とを備えたもの
である。
【0012】また、請求項2記載の精米機の制御方法
は、精白室に配設された精白ロールを動力源の駆動力に
より回転して精白室に送り込まれた原料を精白し、精白
室内の原料の負荷状態に基づいて精白室内の原料の白度
を判定する精米機において、動力源の電力値を電力検知
手段から検出し、初期精白処理時に、精白室内に原料を
所定量供給した後に原料の供給を停止して、動力源の電
力値が、選択された白度に応じた所定の電力値に低下し
た時点で、初期精白処理を終了し、原料を供給しながら
精米する通常精白処理を行うように切り換えるものであ
る。
【0013】また、請求項3記載の精米機の制御装置
は、精白室に配設された精白ロールを動力源の駆動力に
より回転して精白室に送り込まれた原料を精白し、精白
室内の原料の負荷状態に基づいて精白室内の原料の白度
を判定する精米機であって、動力源の電力値を検出する
電力検知手段と、選択された白度に応じた所定の終期精
米開始用の動力源の電力値まで低下したことに基づいて
精白室に供給される原料がなくなったと判定し、この際
に一時的に精白室からの原料の排出を停止させながら精
米を行う終期精白処理を開始させ、選択された白度に応
じた所定の終期精米開始用の電力値にさらに低下した時
点で、終期精白処理を終了し、原料を排出させるように
制御する制御部とを備えたものである。また、請求項4
記載の精米機の制御方法は、精白室に配設された精白ロ
ールを動力源の駆動力により回転して精白室に送り込ま
れた原料を精白し、精白室内の原料の負荷状態に基づい
て精白室内の原料の白度を判定する精米機において、動
力源の電力値を電力検知手段から検出し、選択された白
度に応じた所定の終期精米開始用の動力源の電力値まで
低下したことに基づいて精白室に供給される原料がなく
なったと判定し、この際に一時的に精白室からの原料の
排出を停止させながら精米を行う終期精白処理を開始さ
せ、選択された白度に応じた所定の終期精米開始用の電
力値にさらに低下した時点で、終期精白処理を終了し、
原料を排出させるものである。
【0014】上記精米機の制御装置および制御装置によ
れば、動力源の電力値に基づいて精白室内の精白原料の
負荷状態を判断して制御するため、電源電圧の変動や電
源電圧の相関のアンバランス、駆動源の特性などに影響
されることなく、精白室内の精白原料の負荷状態を正確
に把握でき、所望の白度に精米することができ、初期精
白処理時などに、精米の不十分な原料を排出することも
防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来のものと同機能のもの
には同符号を付してその説明は省略する。
【0016】図1に示すように、この精米機において
は、駆動用モータ5の電流値を検出する電流計が設けら
れておらず、これに代えて、動力用モータ5への三相交
流の電力値を検出する電力計25が設けられている。こ
の電力計25はE・I・cosθ(ただし、Eは電圧、
Iは電流、θは電圧と電流との位相角である)で表され
る電力値を測定する。
【0017】そして、通常精米時には、供給用スクリュ
ーフィーダ10が一定回転数で回転されて玄米を順次送
り込みながら、制御部26が、電力計25で検出した駆
動用モータ5の電力値に基づいて精白室1内の精白原料
の負荷状態を判断して抵抗板4の付勢力を調整するよう
になっており、精白された白米が抵抗板4に抗して白米
流出口7から払い出される。
【0018】一方、初期精米時には、抵抗板4の付勢力
を強めて白米流出口7から原料が出ないように規制する
とともに、供給用スクリューフィーダ10を駆動して精
白室1内に原料を一旦満たした後に、供給用スクリュー
フィーダ10を停止させて精白室1への原料の追加供給
を止め、この状態で、駆動用モータ5の電力値から精白
室1内の原料の負荷状態を判定し、この負荷状態から精
白室1内の原料が予め設定した白度に達したかどうかを
検出し、設定した白度に達したと判断した段階で、上記
通常精米作業を開始するように構成している。
【0019】また、制御部26にはROMからなる記憶
部22が接続され、この記憶部22には図2に示すよう
な電力値から負荷量を計算するためのルックアップテー
ブルが記憶されている。そして、制御部26は、精白ロ
ール3を回転駆動する駆動用モータ5の電力値を電力計
25により随時検出しており、ルックアップテーブルに
おけるこれらの電力値に基づいて精白室1内の負荷状態
を演算して求めるように構成されている。
【0020】上記構成において、以下のように制御動作
が行われる。初期精米時における精米開始時には、抵抗
板4の付勢力を強めて白米流出口7から原料が出ないよ
うに規制した状態で、駆動用モータ5により送りロール
2および精白ロール3が回転駆動されるとともに、供給
用スクリューフィーダ10が駆動されて精白室1内に原
料が供給され、精白室1内の原料の量を順次増加させ
る。これに伴って精白室1における負荷が順次増加し
て、図3に示すように、駆動用モータ5の電力値Wも増
加するため、電力値Wに基づいて求められた負荷状態か
ら、精白室1内への原料の供給量が判定され、ほぼ精白
室1内が原料で満たされた負荷状態となったと判定され
る電力値W1に達した時点t1で、供給用スクリューフィ
ーダ10が停止されて精白室1内への原料の供給が止め
られる。
【0021】この後、供給用スクリューフィーダ10が
停止されたままで、駆動用モータ5により送りロール2
および精白ロール3が継続して回転駆動され、この精米
処理にしたがって負荷が減少して電力値Wも減少する。
ここで、予め指定されている白度から、この白度に対応
する負荷状態に応じた電力値W2が制御部26により設
定されており、電力計25で測定した電力値Wが前記設
定電力値W2まで低下したかどうかが随時判定される。
そして、測定電力値Wが前記設定電力値W2まで低下し
た際に、精白室1における原料が設定白度に精米された
と判断して通常精米動作に切り替えられる。
【0022】通常精米に移行されると、供給用スクリュ
ーフィーダ10が駆動されて、精白室1内への原料の供
給が再開される。そして、電力計25により検出した駆
動用モータ5の電力値Wから精白室1内の負荷状態が判
定され、この負荷状態に基づいて、抵抗板4の付勢力が
調整制御される。すなわち、予め指定されている白度か
ら、この白度に対応する負荷状態に応じた電力値W3
4が制御部26により設定され、電力値Wが増加して
電力値W3に達した場合には抵抗板4の付勢力が弱めら
れ、電力値Wが減少して電力値W4に達した場合には抵
抗板4の付勢力が強められ、このようにして精白室1内
が所定の負荷状態に保たれながら、順次白米が抵抗板4
に抗して白米流出口7から排出される。
【0023】その後、継続して供給用スクリューフィー
ダ10が駆動されているにもかかわらず、駆動用モータ
5の電力値Wが電力値W5よりも低下したことを検出す
ると、原料が全て精白室1内に供給されたと判断して、
終期精米処理が行われる。例えば、駆動用モータ5の電
力値が所定電力値W5以下となった際に、終期精米処理
に移行されて、初期精米時と同様に、抵抗板4の付勢力
を強めて白米流出口7から原料が出ないように規制した
状態で、電力計25で測定した電力値Wが前記指定白度
に対応する負荷状態に応じた設定電力値W2まで低下し
たかどうかが随時判定される。そして、測定電力値Wが
設定電力値W2まで低下した際に、精白室1における原
料が全て設定白度に精米されたと判断して、抵抗板4の
付勢力を弱めて精白室1内の白米を全て排出させる。
【0024】上記精米処理工程において、初期精米時に
は、電力計25により検出した駆動用モータ5の電力値
から精白室1内の負荷状態を判定させている。したがっ
て、初期精米時に、近くの場所で大量に電力を消費する
機器が駆動されたり、電力供給地域における消費が多く
なる時間帯となったりして、電源電圧が低下し、これに
伴って駆動用モータ5の電流値が変化するような場合
や、電源電圧の相関のアンバランスなどを生じていた場
合でも、電力計25により検出した駆動用モータ5の電
力値から精白室1内の負荷量を的確に判定できて、予め
設定された白度に対応する負荷状態に達したかどうかを
正確に把握することができる。また、駆動用モータ5の
特性による影響を最小限に抑えることができる。そし
て、駆動用モータ5の電力値から白度に対応する負荷状
態に達したと判定された際に、通常精米動作に移り、供
給用スクリューフィーダ10の駆動を再開して精白室1
内への玄米の供給が再開されると、精白室1内の白米は
前記白度に良好に精米されているため、白米流出口7か
ら良好に精米された白米が排出され、精米の不十分な白
米が排出されることはない。
【0025】この後、通常精米時においても、電力計2
5により検出した駆動用モータ5の電力値から精白室1
内の負荷状態を判定させ、この負荷状態に基づいて、抵
抗板4の付勢力を調整制御するため、この通常精米時
に、電源電圧が低下したり、電源電圧の相関のアンバラ
ンスなどを生じていた場合でも、精白室1内の負荷量を
的確に判定でき、負荷調整手段としての抵抗板4による
圧力調整は精白室1の負荷状態に対応したものとなっ
て、所望の白度に安定して精米される。
【0026】また、終期精米時においても同様に、白米
流出口7から良好に精米された白米が排出され、精米の
不十分な白米が排出されることはない。なお、上記実施
の形態においては、通常精米時に、抵抗板4の付勢力を
調整して白度に対応した白米が排出されるように構成し
た精米機の場合を説明したが、通常精米時に、精白室1
への玄米の供給量を調節して白度に対応した白米が排出
されるように構成した精米機に対しても適用できること
はもちろんであり、初期精米時に、所定量の玄米が精白
室に供給されると、精白室1への玄米の供給を停止さ
せ、精白室1内の原料の負荷状態に基づいて精白室1内
の原料の白度を判定する形式の精米機であれば何れの精
米機に対しても適用できることは申すまでもない。
【0027】また、上記電力値としては、単純に電力計
25の値を用いてもよいが、これに代えて精白室1へ玄
米を全く供給していない無負荷時の電力値を差し引いた
値を用いてもよく、さらに必要に応じて短いサイクルで
測定してその平均値を採用する移動平均値を用いてもよ
い。また、上記実施の形態においては、横型の精米機の
場合を図示したが、縦型の精米機などにも適用可能であ
ることもいうまでもない。また、電源が単相の交流であ
る場合には、単相交流用の電力計を用いればよい。さら
に、このような精米機の機能を備えた設備にも適用でき
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、動力源の
電力値を電力検知手段から検出し、動力源の電力値に基
づいて精白室内の精白原料の負荷状態を判断して原料の
白度を判定することにより、電源電圧の変動や電源電圧
の相関のアンバランス、駆動源の特性などに影響される
ことなく、精白室内の精白原料の負荷状態を正確に把握
でき、所望の白度に精米することができ、このような精
米方法を初期精米時などに採用した精米機においても、
精米の不十分な白米を排出することを確実に防止するこ
とができて、精米処理の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における精米機を概
略的に示す図である。
【図2】同精米機の負荷状態と電力値との特性を示すグ
ラフである。
【図3】同精米機の精米時の電力値の変化を示すタイム
チャートである。
【図4】従来の精米機を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 精白室 3 精白ロール 4 抵抗板 5 駆動用モータ(動力源) 6 玄米(原料) 10 供給用スクリューフィーダ 22 記憶部 24 負荷調整手段 25 電力計 26 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−135651(JP,A) 実開 昭61−139736(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 3/06,7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精白室に配設された精白ロールを動力源
    の駆動力により回転して精白室に送り込まれた原料を精
    白し、精白室内の原料の負荷状態に基づいて精白室内の
    原料の白度を判定する精米機であって、動力源の電力値
    を検出する電力検知手段と、初期精白処理時に、精白室
    内に原料を所定量供給した後に原料の供給を停止して、
    動力源の電力値が、選択された白度に応じた所定の電力
    値に低下した時点で、初期精白処理を終了し、原料を供
    給しながら精米する通常精白処理に切り換えるように制
    御する制御部とを備えた精米機の制御装置。
  2. 【請求項2】 精白室に配設された精白ロールを動力源
    の駆動力により回転して精白室に送り込まれた原料を精
    白し、精白室内の原料の負荷状態に基づいて精白室内の
    原料の白度を判定する精米機において、動力源の電力値
    を電力検知手段から検出し、初期精白処理時に、精白室
    内に原料を所定量供給した後に原料の供給を停止して、
    動力源の電力値が、選択された白度に応じた所定の電力
    値に低下した時点で、初期精白処理を終了し、原料を供
    給しながら精米する通常精白処理を行うように切り換え
    精米機の制御方法。
  3. 【請求項3】 精白室に配設された精白ロールを動力源
    の駆動力により回転して精白室に送り込まれた原料を精
    白し、精白室内の原料の負荷状態に基づいて精白室内の
    原料の白度を判定する精米機であって、動力源の電力値
    を検出する電力検知手段と、選択された白度に応じた所
    定の終期精米開始用の動力源の電力値まで低下したこと
    に基づいて精白室に供給される原料がなくなったと判定
    し、この際に一時的に精白室からの原料の排出を停止さ
    せながら精米を行う終期精白処理を開始させ、選択され
    た白度に応じた所定の終期精米開始用の電力値にさらに
    低下した時点で、終期精白処理を終了し、原料を排出さ
    せるように制御する制御部とを備えた精米機の制御装
    置。
  4. 【請求項4】 精白室に配設された精白ロールを動力源
    の駆動力により回転して精白室に送り込まれた原料を精
    白し、精白室内の原料の負荷状態に基づいて精白室内の
    原料の白度を判定する精米機において、動力源の電力値
    を電力検知手段から検出し、選択された白度に応じた所
    定の終期精米開始用の動力源の電力値まで低下したこと
    に基づいて精白室に供給される原料がなくなったと判定
    し、こ の際に一時的に精白室からの原料の排出を停止さ
    せながら精米を行う終期精白処理を開始させ、選択され
    た白度に応じた所定の終期精米開始用の電力値にさらに
    低下した時点で、終期精白処理を終了し、原料を排出さ
    せる精米機の制御方法。
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