JPH0326347A - 米のきしみ検出装置 - Google Patents

米のきしみ検出装置

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JPH0326347A
JPH0326347A JP15901189A JP15901189A JPH0326347A JP H0326347 A JPH0326347 A JP H0326347A JP 15901189 A JP15901189 A JP 15901189A JP 15901189 A JP15901189 A JP 15901189A JP H0326347 A JPH0326347 A JP H0326347A
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英二 為久
Akihiko Watanabe
明彦 渡辺
Fukuji Hayashi
林 福治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、循環式精米装置により醸造用米の高度精白
を行う過程で生ずる、「きしみ」を検出する装置に関す
るものである。
「従来の技術」 醸造用に米を高度精白するためには、米の内層部吉で精
白する必要がある。この精白を次第に進めていくと、突
然循環路の米の流れが悪くなる現象が発生する。この現
象を業界では「きしみ」と呼んでいる。特に問題になる
のは精白室に於けるきしみの発生であり、精白室にきし
みが発生すると、精米装置の精米機の振動、騒音が発生
し、さらには精米タンクに衝撃音が起こるばかりか、米
が破損して製品の品質が低下してしまう。
「発明が解決しようとする問題点」 このきしみは一過性であること、米の銘柄、作柄によっ
ては起こらないこともあって、なんらの対策もとられて
いないのが現状である。
わずかに特公昭47−8968号公報記載の「酒造用精
白米の精米方法」に於いて、高白度精米工程で、加水し
ない米澱粉質を主威分とする粉末を人為的に添加混在さ
せることにより、きしみを防止する手段が開示されてい
る。
しかしこの方法は、前記粉末を添加混在させ、又これを
製品から取り除く手間がかかる欠点がある。
しかも、米の銘柄、作柄によっては前述のようにきしみ
が生じないこともあり、又、米の銘柄によってきしみの
生じる精白度(現在米重量/張込米重量×100%)や
発生頻度が異なるなど、きしみが生ずる段階まで精白が
進んでいることを見極めるのは極めて困難である。従っ
て、いったんきしみが生してから精白作業を中断して前
記粉末を添加し、再び精白を開始する手間、時間の損失
は、自動精米装置が普及している現在では極めて大きな
ものとなる。
「問題点を解決するための手段」 発明者は、精白度によって米のすべり具合が異なる点に
着目した。そこでこの発明は、このすべり具合を検出す
るすべり検出器を用いて、精米タンクに移送される前に
きしみの生ずることを検出し、精白室内のきしみの発生
を予防することを目的とするもので、以下の構威を要旨
とする。
米の循環路のうち万石と精米タンクとの間に設置されて
、精白される米を受け入れる筒体と、筒体が受け入れた
米に接触して米を排出する回転体と、この回転体を駆動
するモータの駆動電流値を検出する、検出センサとです
べり検出器を構戒する。
この検出センサからの検出値に基づいて、予め記憶させ
ているきしみが生じないときの基準検出値と、検出セン
サから送られる検出値とを比較演算して、筒体内できし
みが生ずると判断する演算部とからきしみ検出装置を形
或する。
「作用」 精白が進んで米のすべりが悪くなると、米に接触する回
転体を駆動するモータの負荷電流値が大きくなる。この
負荷電流は検出センサによって値が検出されて、演算部
へ検出値として送られる。
演算部は、予め記憶しているきしみが生じないときの基
準検出値と、この検出値とを比較演算する。そして演算
部では、筒体内できしみが生ずることをと判断させる。
演算部がきしみが生ずると判断すると、例えば手動精米
装置では、演算部に警報を発せさせ、この警報により手
動で、又、自動精米装置では主モータの負荷電流値を低
下させる指令で、精白ロールの負荷を小さくすれば、循
環路に於ける米の流れがより、精白室内でのきしみを防
ぐことができる。
「効果」 きしみの発生を予知して、きしみを予防する手段を適切
にとることができるので、品質のよい精白が可能となる
「実施例」 以下、図示する循環式自動精米装置の実施例に基づいて
、この発明を詳細に説明する。
まず、第5図により循環式自動精米装置Bの要部につい
て説明すると、11は受箱、12は昇降機、13は精米
タンク、14は給穀弁で、精米タンク13と精米機15
とを接続する。
精米機15は、精白室16に精白ロール17を内蔵し、
この精白ロールl7は主モータM2により駆動される。
S2は、主モータM2の回路に設けられた主モータの負
荷電流値検出センサである。
又、18は抵抗蓋、19は万石である。
米の循環路は、精米タンクl3、給穀弁14、精米機1
5、万石19、受箱11、昇降機12により形威される
次に、第1図に基づきすべり検出器1と演算部4とで構
威されるきしみ検出装置Aを説明する。
2は筒体で、米を常に溢れるように上部から受け入れて
下部から排出するように、ほぼ四角筒状に形威されてお
り、上部は下部に比べて大きく開口されている。
3は円板状の回転体であって、筒体2内の次第に狭窄さ
れる部分に、回転面を鉛直方向にして収容されているが
、回転面を傾斜させてもよい。
M1は前記回転体3を駆動するモータで、その回路には
モータM1の駆動電流値を検出する検出センサS1が設
けられている。モータM1は、実施例では減速機付きモ
ータ又は直流モータを使用していて、回転体3が筒体2
内の米と接触して、多重に押圧しながら排出するよう回
転体3を駆動する。
なお、回転体3の表面に凹凸を設けて、米のすべり具合
により回転体3を駆動するモータM1の負荷電流値を大
きく変化させることもできる。
又、第3図に示すように、回転体3の一部が筒体2内で
回転するようにすれば、米の流れが乱れないので、米の
すべりが安定して、モータM1の電流検出を正確に行え
る。
さらに第4図のように、回転体3′をベルトを掛回して
構戒することも可能である。この場合は筒体2を狭窄す
る必要がない。
精白室16できしみを生じるときは、精米タンクl3内
の米はすべりが悪い、即ちきしみを生じやすい。そこで
精米タンク13に至るまでの米の循環路のうち、適切な
位置にすべり検出器1を設置するとよい。実施例では第
5図に示すように、万石19と受箱11との間の循環路
に設置されている。例えば、受箱11内に設置すること
も可能である。
4は演算部(C P U)で、人力及び出力インタフェ
ースを具えて、自動精米装置を制御するものであって、
前記の検出センサS1の検出信号は演算部4へ送られる
。この演算部4には、精白度に応じて、精白ロール16
の主軸回転数、主モタM2の負荷電流値、給穀弁14の
開度、及び抵抗1i17の開度などが設定されており、
これら設定値に基づいて、精米装置は自動制御されるよ
うになっている。
きしみは、精白度80%位までは生じないことが知られ
ており、すべりを生ずる前の精白度90〜80%に於け
る筒体2内の米のすべり具合を基準検出値として、演算
部4にその値を記憶させておく。実施例では、精白度約
80%に於ける基準検出値を、各精白工程毎に演算部1
に記憶させている。
そして、演算部4はすべり検出器1が送る検出値と記憶
している基準検出値とを比較演算して、検出値が許容範
囲を越えると判断したとき、即ち筒体2内できしみが生
ずると判断したとき、主モタM2の負荷電流値を設定値
より低下させる。
検出値が許容範囲に戻れば主モータM2の負荷電流値を
再び設定値に戻す。この制御を繰り返すのであるが、制
御後の検出値の検出にはタイムラグがあるので、制御の
タイミングを適当にする必要がある。
主モータM2の負荷電流値を制御する手段は、すでによ
く知られているように抵抗蓋18の開度を調整するのが
有効である。
なお、手動式精米装置であれば演算部4がきしみが発生
したと判断したとき、警報を発するようにしておく。こ
の警報により、手動で抵抗蓋l8の開度を大きくする。
【図面の簡単な説明】
第1図はきしみ検出装置の側面概略図、第2図は筒体と
回転体の配設状態を示す正面図である。 第3図と第4図は他の実施例を示すもので、第3図は回
転体の一部を筒体内に配設した斜視図、第4図は回転体
にベルトを用いた側面図である。 第5図は循環式自動精米装置に実施した状態を示す概略
図である。 A・・・・きしみ検出装置 1・・・・すべり検出器 2・・・・筒体 3、3′ 4 MI SI B 1 3 ・ ・ 1 5 ・ ・ 17・・ l 8 ・ ・ M2 ・ ・ S2 ・ ・ 回転体 演算部 モータ 検出センサ 循環式自動精米装置 精米タンク 精米機 精白ロール 抵抗蓋 主モ−タ 負荷電流値検出センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 米の循環路のうち万石と精米タンクとの間に設置さ
    れて、精白される米を受け入れる筒体と、筒体が受け入
    れた米に接触して米を排出する回転体と、回転体を駆動
    するモータの駆動電流値を検出する検出センサとからな
    るすべり検出器と、検出センサからの検出値に基づいて
    予め記憶させているきしみが生じないときの基準検出値
    と、検出センサから送られた検出値とを比較演算して、
    筒体内できしみが生ずると判断する演算部とからなる米
    のきしみ検出装置。 2 回転体は、表面に凹凸を有する請求項1記載の米の
    きしみ検出装置。 3 回転体がベルトである請求項1記載の米のきしみ検
    出装置。
JP15901189A 1989-06-21 1989-06-21 米のきしみ検出装置 Expired - Fee Related JPH0647076B2 (ja)

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