JP3405401B2 - 前置補償型線形化器および線形化増幅器 - Google Patents
前置補償型線形化器および線形化増幅器Info
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Description
答を線形化して、セル式送受話器分野に特に好適な低歪
み・広ダイナミックレンジの増幅を行うための電子回路
(前置補償型線形化器)に関する。
(W−CDMA)などのデジタルセル式システムにおけ
る進歩によって、セル式送受話器分野における広出力電
力範囲にわたって低歪み・高効率で動作し得るマイクロ
波増幅器が望まれるようになってきた。低歪み増幅を行
うには、送信機増幅器は通常、電力を低くして動作する
ため、動作効率が低下することになる。歪みを低下させ
るための実行可能な選択肢の一つは、線形化機構を用い
て増幅器の非線形応答を線形化するというものである。
文献的には各種増幅器線形化法が報告されているが、小
型送受話器が要求されるために、送受話器増幅器に適用
可能な線形化機構の数は限られていた。フィードバック
および前置補償などの線形化機構はその要求を満足する
ものである。しかしながら、フィードバック法は、線形
化する増幅器の安定性を損ねる可能性があるために通常
は使用されず、従って、ほとんどの用途が前置補償法に
基づいたものとなっている。
償器の分野では、ソース誘導素子を有するソース接地F
ET線形化器と称される方法が中山らによって報告され
ている(M.Nakayama et al., 1995 IEEE MTT-S digest,
pp.1451-1454)。その方法の模式図を図9に示してあ
る。前置補償器604は、ソース誘導素子601を有す
るソース接地構成のFET600から成るものである。
入力整合ネットワーク602がFET600のゲート
(G)に接続されており、出力整合ネットワーク603
がFET600のドレイン(D)に接続されている。利
得および位相の特性は、入力電力に関するソース誘導素
子601の関数である。前置補償器604は、増幅器6
05の入力に対して縦続接続されていることで、それの
非線形効果を線形化する。前置補償器の別の形態が山内
らによって報告されている(K.Yamauchi et al., 1996
MTT-S digest, pp.831-834)。その方法は、直列ダイオ
ード線形化器と称される。その方法の模式図を図10に
示してある。前置補償器707は、チョーク誘導素子7
03を介して直流電圧電源701によってバイアスされ
た直列ダイオード700を使用している。誘導素子70
5は、直流電圧電源701に対する接地を提供してい
る。コンデンサ702およびコンデンサ706はそれぞ
れ、入力および出力直流ブロックとして使用されてい
る。コンデンサ704を追加することで、入力電力にお
ける上昇に伴って、ダイオード線形化器の位相偏移が負
になる。ダイオード線形化器707の振幅および位相の
特性は、バイアス電圧701を調節することで変えるこ
とができる。増幅器708の非線形効果は、前置補償器
707によって線形化される。線形化増幅器の代表的な
3次相互変調(IM3:3rd-order intermodulation)
応答を図11に示してある。通常は、比較的高い出力電
力範囲で、限られたレンジについてIM3歪みレベルが
改善される。低出力電力では、線形化増幅器のIM3レ
ベルは、前置補償器を使用しない場合と比較して悪化す
る。
行うには、増幅器に対してバイアス制御を行うのが一般
的である。その方法を前置補償器と併用して、増幅器の
効率および歪みレベルを改善する。図12には、そのよ
うな増幅器の模式図を示してある。図9または10に示
した形態を有する前置補償器800は増幅器801に縦
続接続で接続されている。増幅器801のバイアスは、
直流電圧電源803を有するDC−DC変換器802に
よって制御される。DC−DC変換器802は、出力電
力レベルに従って増幅器801のバイアスレベルを変え
て、効率を改善できるようにするものである。前置補償
器800を組み込むことで、増幅器801の非線形効果
が補償されて、高出力の領域で動作させた場合の出力電
力における低歪みを実現することができる。
前置補償型線形化器として、ソース誘導素子を有するソ
ース接地FETを用いているが、誘導素子が大きいこと
から、小型線形化器が得られないと考えられる。ダイオ
ード型線形化器には小型化という利点があるが、ソース
接地FET線形化器の場合と同様、振幅応答および位相
応答は互いに依存するパラメータである。従って、線形
化器の振幅応答と位相応答を独立に調整して、非線形増
幅器のものと整合させることは困難である。
器を組み込みことによる歪みの改善は、限られた出力電
力範囲に限定されるのが普通である。そのレンジ外で
は、広い電力範囲にわたって前置補償器と増幅器の間で
利得および位相の特性を一致させるのが困難であるため
に、線形化以前の場合と比較して、歪みレベルが悪化す
るのが普通である。それはIS−95またはW−CDM
Aなどのシステムで使用する場合の増幅器のダイナミッ
クレンジを制限するものと考えられる。さらに、前置補
償型線形化器では固定制御電圧を使用するために、その
ような線形化器の応答を、広ダイナミックレンジ・高効
率の動作のためのダイナミックバイアス制御を行う増幅
器の応答にダイナミックに追跡・一致させることができ
ないことから、全体的な歪み改善が低下する。
器の位相特性および振幅特性に対する、より独立性の高
い制御を行うことにある。この線形化器は入力電力の増
加に伴い正の利得偏移および負の位相偏移となる特性を
有することおよび小型であることが望ましく、このこと
が実現できればセル式送受話器で使用される各種非線形
増幅器を線形化するのに適用可能である。本発明の別の
目的は、異なる制御機構を開発して、その前置補償型線
形化器を組み込んだ増幅器が出力における広いダイナミ
ックレンジにわたって、低歪み・高効率を与えることが
できるようにすることである。
は、増幅器の非線形応答を線形化する前置補償型線形化
器を提供する。この線形化器は、MMIC(Microwave
Monolithic IC: マイクロ波モノシリックIC)とし
て形成するのに好適な程度の小型化を実現している。こ
の線形化装置は、ゲート接地FET構造に基づいたもの
であり、FETの固有静電容量の位相特性への効果を軽
減し、線形化器の損失を低減するドレイン端子とソース
端子との間を接続する共振回路を有する。前置補償器の
負の位相偏移角度は、ゲート誘導素子によって決定され
る。ゲート制御電圧は前記補償器の増幅特性を調整する
ために用いられる。誘導素子は、入力電力の増加に伴い
負の位相偏移が得られるように、FETのドレイン端子
とグランドとの間、およびFETのソース端子とグラン
ドとの間に接続されている。入力部とFETのドレイン
端子との間、および出力部とFETのソース端子との間
に接続されているコンデンサは、直流を阻止するための
ものである。
応答を線形化する前置補償型線形化器を提供する。この
線形化器は,MMICとして形成するのに好適な程度の
小型化を実現している。この線形化装置は、ゲート接地
FET構造に基づいたものであり、FETの固有静電容
量の位相特性への効果を軽減し、線形化器の損失を低減
するドレイン端子とソース端子との間を接続する共振回
路を有する。前置補償器の負の位相偏移角度は、ゲート
誘導素子によって決定される。ドレイン制御電圧とゲー
ト制御電圧の両方を用いて、前置補償器の振幅特性およ
び位相特性の調整を行う。誘導素子は、入力電力の増加
に伴い負の位相偏移が得られるように、FETのドレイ
ン端子とグランドとの間(RFバイパスコンデンサを介
して)、およびFETのソース端子とグランドとの間に
接続されている。入力部とFETのドレイン端子との
間、および出力部とFETのソース端子との間に接続さ
れているコンデンサは、直流を阻止するためのものであ
る。
2の前置補償器用の共振回路を提供するものである。こ
の共振回路は、直列に接続された誘導素子とコンデンサ
から成る。誘導素子はFETの固有静電容量と共振し
て、それの位相特性への効果を軽減し、さらには線形化
器の損失を低減するものである。このコンデンサは直流
遮断用である。
クレンジにわたって非線形増幅器の歪みレベルを改善す
る線形化増幅器を提供する。請求項1または2の線形化
器を非線形増幅器に縦続接続で接続して、この増幅器の
非線形効果を線形化する。請求項1または2の線形化器
のゲート制御電圧にスイッチを設けて、入力電力レベル
に応じて線形化器のオンまたはオフを行って、固定ゲー
ト制御電圧を用いる場合より広いレンジの出力電力にわ
たって低歪みとすることができる。本発明はさらに、低
入力電力範囲で線形化器の損失を低減するものである。
クレンジにわたって非線形増幅器の歪みレベルおよび効
率を改善する線形化増幅器を提供する。請求項1または
2の線形化器を非線形増幅器に縦続接続で接続する。広
い出力電力範囲にわたって非線形増幅器を線形化するに
は、請求項1または2の線形化器のゲート制御電圧に対
して制御機構を用いて、線形化器の特性を、非線形増幅
器の出力電力レベルに応じて変える。
囲にわたって非線形増幅器の歪みレベルを改善する線形
化増幅器を提供する。請求項1または2の線形化器を非
線形増幅器に縦続接続で接続して、この増幅器の非線形
効果を線形化する。出力電力レベルによって非線形増幅
器のドレイン電圧およびゲート電圧ならびに線形化器の
ゲート制御電圧をダイナミックに変える線形化増幅器用
の制御機構を形成する。従って、線形化器の応答が、非
線形増幅器の応答に対してダイナミックに変わること
で、これまで以上に広い出力電力範囲にわたって、歪み
レベルおよび効率を改善することができる。
の請求項1、3〜6に関わるものである。本発明の第2
の実施形態は、請求項2〜6に関わるものである。本発
明の第3の実施形態は、請求項4に関わるものである。
本発明の第4の実施形態は、請求項5に関わるものであ
る。本発明の第5の実施形態は、請求項6に関わるもの
である。 (第1の実施形態) 本発明の第1の実施形態について、図1を参照しながら
説明する。図1は、前置補償型線形化器111の模式図
である。この装置は、ゲート接地FET100のゲート
(G)に接続された誘導素子101と、それに続くコン
デンサ102からなる。誘導素子101の値は、線形化
器111の負の位相偏移の角度を決定する。線形化器1
11の振幅特性は、バイアス印加抵抗104を介してF
ET100に印加されるゲート制御電圧103、Vcに
よって制御することができる。共振ネットワークが、F
ETのドレイン(D)とソース(S)の間に接続されて
いる。コンデンサ106の目的は直流遮断であるが、誘
導素子105はFET100の固有のドレインソース静
電容量と共振するためのものである。動作(共振)周波
数では、共振ネットワークがFET100の固有静電容
量と共振して、それの位相特性に対する効果を相殺し、
線形化器111の損失を低減する。FET100の固有
非線形誘電率によって、線形化器100の振幅特性が決
まる。
のドレイン端子とグランドとの間およびFET100の
ソース端子とグランドとの間にそれぞれ接続されるこに
より、前置補償器111の入力電力の増加に伴い負の位
相偏移を得ることができる。これらの誘導素子がない
と、前置補償器は正の位相偏移しか示さないため本発明
の目的を満足することができない。これらの誘導素子の
値は、5nHから10nHの範囲であれば負の位相偏移
が保証される。直列コンデンサ107、110は、それ
ぞれ線形化器111の入力部および出力部に対してのD
Cブロックとして動作する。
利得特性および位相偏移特性の応答をシミュレーション
したものを、誘導素子101の2個の値について図2
(a)に示してある。広レンジの入力電力レベルに関し
て、この2例では同様の利得拡張が得られるが、位相特
性は誘導素子101の値によって決まる。図2(b)に
は、誘導素子101の値は同じであるが、各種値のゲー
ト制御電圧103についての線形化器111の1.95
GHzにおける応答を示してある。ゲート制御電圧10
3は、線形化器111の利得拡張特性を変えるが、位相
特性には無視できる程度の効果しか示さない。従って、
線形化器111の振幅特性と位相特性を独立に制御する
ことができる。留意すべき点として、FET100をピ
ンチオフ付近までバイアスすることで、線形化器111
に利得拡張および位相圧縮の特性が生じる。
態の効果は、入力電力の増加に伴い正の利得および負の
位相偏移を得ることおよび前置補償型線形化器の振幅特
性と位相特性を比較的独立に制御できるという点であ
る。従って、各応答を調整することで、非線形増幅器の
応答に一致させることができる。本実施形態は、本発明
の動作原理の1例に過ぎない。本発明の技術は、MES
FETおよびHJFETなどのFET装置に適用するこ
とができる。 (第2の実施形態) 第2の実施形態について、図3を参照しながら説明す
る。図3は、前置補償型線形化器213の模式図であ
る。この装置は、ゲート接地FET200のゲート
(G)に接続された誘導素子201と、それに続くコン
デンサ202からなる。誘導素子201の値は、線形化
器213の負の位相偏移の角度を決定する。共振ネット
ワークが、FET200のドレイン(D)とソース
(S)の間に接続されている。コンデンサ206の目的
は直流遮断であるが、誘導素子205はFET200の
固有のドレインソース静電容量と共振するためのもので
ある。動作(共振)周波数では、共振ネットワークがF
ET200の固有静電容量と共振して、それの位相特性
に対する効果を相殺し、線形化器213の損失を低減す
る。
端子とグランドとの間にRFバイパスコンデンサ212
を介して接続されている。誘導素子209は、FET2
00のソース端子とグランドとの間に接続されている。
これらの2つの誘導素子208、209は、前置補償型
線形化器213の入力電力の増加に伴い負の位相偏移が
得ることが要求される。これらの誘導素子208、20
9がないと、前置補償型線形化器213は正の位相偏移
しか示さないため本発明の目的を満足することができな
い。これらの誘導素子208、209の値は、5nHか
ら10nHの範囲であれば負の位相偏移が保証される。
直列コンデンサ207、210は、それぞれ前置補償型
線形化器213の入力部および出力部に対してのDCブ
ロックとして動作する。
バイアス印加抵抗204を介してFET200のゲート
(G)に印加されるゲート制御電圧204、Vcによっ
て制御することができる。ドレインバイアス制御電圧2
11、Vdは、前置補償型線形化器213の振幅特性お
よび位相特性に対してさらなる制御を行うものであり、
誘導素子208を介してFET200ドレイン(D)に
送られる。コンデンサ212は、直流電圧電源211に
達するRF信号を回避するための接地コンデンサであ
る。
び位相偏移特性の応答を1.95GHzにおいてシミュ
レーションしたものを、ドレイン制御電圧211、Vd
の2個の値について図4に示してある。留意すべき点と
して、FET200をピンチオフ付近までバイアスする
ことで、前置補償型線形化器213に利得拡張および位
相圧縮の特性が生じる。
べた前置補償型線形化器111の場合以上に、前置補償
型線形化器213の応答を制御できるという点である。
その追加制御は、追加のドレイン制御電圧211を用い
ることで得られる。前置補償型線形化器213の応答を
調整することで、非線形増幅器の応答に一致させること
が容易にできる。本実施形態は、本発明の動作原理の1
例に過ぎない。本発明の技術は、MESFETおよびH
JFETなどのFET装置に適用することができる。 (第3の実施形態)本発明の第3の実施形態は、請求項
1または2の設計を用いる、広レンジの出力電力にわた
って低歪みを有する線形化増幅器であり、それについて
図5を参照して説明を行う。図5には、低歪み・広ダイ
ナミックレンジ線形化増幅器305の本実施形態の設計
を示してある。この増幅器305は、非線形増幅器30
4に縦続接続された線形化器300からなる。線形化器
300は、第1および第2の実施形態でそれぞれ述べた
前置補償型線形化器111または213の形のものであ
り、入力電力の関数として、非線形増幅器304の応答
とは反対の利得応答および位相応答を有するよう設計さ
れている。前置補償型線形化器300のゲート制御電圧
Vc'は、スイッチ301によって制御されるVon300
またはVoff303と等しくすることができる。
ける3次相互変調(IM3)のシミュレーションを図6
(a)に示してある。ゲート制御電圧VcがVon302
に等しい場合、線形化器300はオンの状態にあり、通
常動作下ではIM3レベルは、線形化を行わない場合と
比較して高出力電力レベルで向上するが、低出力電力範
囲で悪化する。VcがVoff303に切り替わると、線形
化器はオフの状態となり、IM3レベルはオン状態の場
合と比較して低出力電力範囲で向上する。その2種類の
動作状態下での前置補償器300の1.95GHzにお
ける挿入損失特性を図6(b)に示してある。線形化器
300のオフ状態動作では、オン状態動作と比較して低
い挿入損失となる。
方法の効果は、広出力電力範囲にわたって、線形化増幅
器305の出力で低歪みが得られるという点である。線
形化器300のゲート制御電圧Vcを適切に切り換える
ことで、低出力電力範囲での歪みの悪化を招くことな
く、高出力電力レベルで歪みを改善することができ、そ
れによって線形化増幅器305は広ダイナミックレンジ
動作に好適なものとなる。スイッチ301のスイッチン
グは、IS−95やW−CDMA等のセルラシステムに
おいて行われる電力制御により制御することができる、
このことにより入力/出力電力を監視するための回路が
不要となる。この構成の別の利点は、前置補償器300
の損失をオフ状態動作で低減して、低出力電力レベルで
の線形化増幅器305の利得損失を低減することができ
るという点である。本実施形態で説明した増幅器304
は、一段設計または多段設計とし、BJTまたはFET
などの各種技術によって実行することができる。本実施
形態は送受話器増幅器との関連で説明したが、上記の線
形化増幅器には、各種変調様式を用いる信号の線形増幅
を必要とする各種通信システムに用いることができる。 (第4の実施形態)本発明の第4の実施形態は、請求項
1または2の設計を用いる、前置補償器の特性に対して
ダイナミック制御を行う線形化増幅器であり、それにつ
いて図7を参照して説明を行う。図7には、ダイナミッ
ク制御線形化増幅器407の本実施形態の設計を示して
ある。ダイナミック制御線形化増幅器407は、非線形
増幅器403に縦続接続された線形化器400からな
る。増幅器403がFET型であると仮定すると、それ
のゲート電圧は直流電圧電源VGG406によって供給さ
れ、それのドレイン電圧VDDは、出力電力レベルの関数
として、DC−DC変換器404によってダイナミック
に制御される。DC−DC変換器404の出力は、本実
施形態で示されるように線形化増幅器407の出力電力
レベルを監視することにより決定するか、または図7に
示される出力電力を不要とするIS−95やW−CDM
A等のセルラシステムにおいて行われている電力制御に
より単純に制御することができる。Vsupply405は、
DC−DC変換器404の電源装置である。線形化器4
00は、第1および第2の実施形態でそれぞれ述べた前
置補償型線形化器111または213の形のものであ
り、非線形増幅器403の応答とは反対の利得応答およ
び位相応答を有するよう設計されている。差動増幅器4
02は、参照電圧Vref401と増幅器403のドレイ
ン電圧VDDの間の電圧差を増幅するものである。差動増
幅器402の出力は、前置補償器400へのゲート制御
電圧Vcを提供する。従って、出力電力によってドレイ
ン制御電圧VDDが連続的に変化するために、ゲート制御
電圧Vcはダイナミックに変化する。従って、前置補償
器400の応答はダイナミックに変化して、増幅器40
3の応答に一致するようになる。
態の方法の効果は、ダイナミックバイアス制御増幅器に
対して歪みの改善を行うことにある。ダイナミックなド
レインバイアス制御の実行により、線形化増幅器407
によって、高効率の動作を行うことができる。本実施形
態で示した前置補償器400についての制御機構を実行
することで、ダイナミックバイアス制御のために増幅器
403についての応答の変化が前置補償器400の応答
と一致して、広い出力電力範囲にわたって歪みの改善が
得られる。本実施形態では、FET増幅器を例として選
択したが、この技術は、BJTまたはFETなどの各種
技術によって実行される増幅器に同様に適用することが
できる。本実施形態は送受話器増幅器との関連で説明し
たが、上記の線形化増幅器には、各種変調様式を用いる
信号の線形増幅を必要とする各種通信システムに用いる
ことができる。 (第5の実施形態)本発明の第5の実施形態は、FET
増幅器のドレイン電圧およびゲート電圧ならびに請求項
1または2の設計を用いた線形化増幅器の線形化器につ
いてのダイナミック制御を行う実施形態であり、図8を
参照しながら説明する。図8には、ダイナミック制御線
形化増幅器508の本実施形態の設計を示してある。そ
れは、FET増幅器503に縦続で接続された線形化器
500からなる。増幅器503のドレイン電圧VDDは、
出力電力レベルの関数として、DC−DC変換器506
によってダイナミックに制御される。 DC−DC変換
器506の出力は、本実施形態で示されるように線形化
増幅器508の出力電力レベルを監視することにより決
定するか、または図8に示される出力電力を不要とする
IS−95やW−CDMA等のセルラシステムにおいて
行われている電力制御により単純に制御することができ
る。Vsupply507は、DC−DC変換器506の電源
装置である。差動増幅器504は、参照直流電圧Vref
505と増幅器503のドレイン電圧VDDの間の電圧差
を増幅するものであって、増幅器503のゲートバイア
ス電圧VGGとして用いられることで、増幅器503のド
レインおよびゲートバイアスへのダイナミック制御が可
能となる。線形化器500は、第1および第2の実施形
態でそれぞれ述べた前置補償型線形化器111または2
13の形のものであり、増幅器503の応答とは反対の
利得応答および位相応答を有するよう設計されている。
差動増幅器501は、増幅器503のゲート電圧VGGと
抵抗分圧器502からの電圧との間の電圧差を増幅する
ものである。差動増幅器501の出力は、前置補償器5
00へのゲート制御電圧Vcを提供して、ダイナミック
制御を可能とする。
態の方法の効果は、ダイナミックバイアス制御増幅器に
対して歪みの改善を行うことにある。ダイナミックなド
レインおよびゲートの両方のバイアス制御の実行によ
り、線形化増幅器508によって、広い出力電力範囲に
わたって高効率の動作を行うことができる。本実施形態
で示した前置補償器500についての制御機構を実行す
ることで、前置補償器500の応答がダイナミックに変
化して、増幅器503の応答と一致する。そうして、広
い出力電力範囲にわたる歪み改善を行うことができる。
本実施形態では、FET増幅器を例として選択したが、
この技術は、BJTまたはFETなどの各種技術によっ
て実行される増幅器に同様に適用することができる。本
実施形態は送受話器増幅器との関連で説明したが、上記
の線形化増幅器には、各種変調様式を用いる信号の線形
増幅を必要とする各種通信システムに用いることができ
る。
償型線形化器は、位相特性および振幅特性を独立に調整
できるようにすることにより増幅器の非線形特性を補償
することができるという効果を有する。さらに、前置補
償線形化器の制御を行うことにより、出力電力における
広いダイナミックレンジにわたって低歪み・高効率を実
現する増幅器を得ることができる。
するゲート接地FETを用いた前置補償型線形化器11
1を模式的に示す第1の実施形態の図である。
は、ゲート誘導素子101(L)の関数としての前置補
償器111の応答をシミュレーションしたものであり、
図2(b)は、本発明による、ゲート制御電圧Vc10
3の関数としての前置補償器111の応答をシミュレー
ションしたものである。
よびゲート制御電圧Vc203を有するゲート接地FE
Tを用いた前置補償型線形化器213を模式的に示す第
2の実施形態の図である。
関数としての前置補償器213の応答をシミュレーショ
ンしたものを示す、第2の実施形態の図である。
圧Vcを変えるためのスイッチ301を有する線形化増
幅器305の模式図を示す第3の実施形態の図である。
図6(a)は前置補償器の2種類の異なる状態について
の線形化増幅器305のIM3応答シミュレーションの
模式図であり、図6(b)は2種類の異なるゲート制御
電圧Vc下での線形化増幅器305の線形化器300の
挿入損失をシミュレーションしたものの図である。
ク制御前置補償器400のドレインバイアス制御のため
にDC−DC変換器404を用いる線形化増幅器407
の模式図を示す、第4の実施形態の図である。
よびゲート電圧ならびに前置補償器500のゲート制御
電圧Vcへのダイナミック制御を用いる線形化増幅器5
08の模式図を示す、第5の実施形態の図である。
ース誘導素子601を有するソース接地FET600を
用いる線形化器604の模式図を示す先行技術の図であ
る。
直列ダイオード線形化器707の模式図を示す先行技術
の図である。
増幅器のIM3応答のシミュレーションを示す先行技術
の図である。
器800を有し、DC−DC変換器802を用いてバイ
アス制御を実行する増幅器801の模式図を示す先行技
術の図である。
デンサ 203、211 直流電圧電源 204 バイアス印加抵抗 213 前置補償型線形化器 300 前置補償型線形化器 301 スイッチ 302、303 直流電圧電源 304 増幅器 305 線形化増幅器 400 前置補償型線形化器 401、405、406 直流電圧電源 402 差動増幅器 403 増幅器 404 DC−DC変換器 407 線形化増幅器 500 前置補償型線形化器 501、504 差動増幅器 502 抵抗ブリッジ 503 増幅器 505、507 直流電圧電源 506 DC−DC変換器 508 線形化増幅器 600 FET 601 誘導素子 602、603 整合回路 604 ソース接地FET線形化器 605 増幅器 700 FET 701、702、704、706 コンデンサ 703、705 誘導素子 706 直列ダイオード線形化器 707 増幅器 800 前置補償器 801 増幅器 802 DC−DC変換器 803 直流電圧電源
Claims (6)
- 【請求項1】 入力部および出力部と、ゲート接地 FETと、 前記FETのドレイン端子とソース端子との間に接続さ
れた共振回路と、 前記FETのゲートに接続された第1の誘導素子と、 前記第1の誘導素子とグランドとの間に接続された第1
のコンデンサと、 バイアス印加抵抗を介して前記第1の誘導素子に接続さ
れたゲート制御電圧ノードと、 前記FETのドレイン端子とグランドとの間に接続され
た第2の誘導素子と、 前記FETのソース端子とグランドとの間に接続された
第3の誘導素子と、 前記FETのドレイン端子と前記入力部との間に接続さ
れた第2のコンデンサと、 前記FETのソース端子と前記出力部との間に接続され
た第3のコンデンサとを有する前置補償型線形化器。 - 【請求項2】 入力部および出力部と、ゲート接地 FETと、 前記FETのドレイン端子とソース端子との間に接続さ
れた共振回路と、 前記FETのゲートに接続された第1の誘導素子と、 前記第1の誘導素子とグランドとの間に接続された第1
のコンデンサと、 バイアス印加抵抗を介して前記第1の誘導素子に接続さ
れたゲート制御電圧ノードと、 前記FETのドレイン端子に接続された第2の誘導素子
と、 前記第2の誘導素子に接続された電圧電源と、 前記第2の誘導素子とグランドとの間に接続された第2
のコンデンサと、 前記入力部と前記FETのドレイン端子との間に接続さ
れた第3のコンデンサと、 前記FETのソース端子とグランドとの間に接続された
第3の誘導素子と、 前記FETのソース端子と前記出力部との間に接続され
た第4のコンデンサとを有する前置補償型線形化器。 - 【請求項3】 前記共振回路が、直列に接続された誘導
素子およびコンデンサを有する請求項1または2載の前
置補償型線形化器。 - 【請求項4】 非線形増幅器に縦続接続された請求項1
または2記載の前置補償型線形化器と、 請求項1または2記載の前置補償型線形化器のゲート制
御電圧ノードに接続されたスイッチと、 請求項1または2記載の前置補償型線形化器のゲートノ
ードに印加される電圧を決定する、前記スイッチに接続
された2個の直列電圧電源とを有する線形化増幅器。 - 【請求項5】 非線形増幅器に縦続接続された請求項1
または2記載の前置補償型線形化器と、 前記非線形増幅器に接続されたDC−DC変換器と、 前記DC−DC変換器に接続された直流電圧電源と、 請求項1または2記載の前置補償型線形化器のゲート制
御電圧ノードに接続された差動増幅器の出力部と、 請求項1または2記載の前置補償型線形化器のゲートノ
ードに印加される電圧を決定する、前記差動増幅器の入
力部に接続された基準直流電圧電源および前記DC−D
C変換器の出力部とを有する線形化増幅器。 - 【請求項6】 非線形増幅器に縦続接続された請求項1
または2記載の前置補償型線形化器と、 前記非線形増幅器に接続されたDC−DC変換器と、 前記DC−DC変換器に接続された直流電圧電源と、 第1の差動増幅器の入力部に接続された参照直流電圧電
源および前記DC−DC変換器の出力部と、 前記非線形増幅器のバイアス点を決定する、前記非線形
増幅器の入力部に接続された前記第1の差動増幅器の出
力部と、 前記DC−DC変換器の前記直流電圧電源の電圧を分割
する抵抗分圧器と、 第2の差動増幅器の入力部に接続された、前記抵抗分圧
器の出力部および前記第1の差動増幅器の出力部と、 前記線形化器のゲートに印加される電圧を決定する、請
求項1または2記載の前置補償型線形化器のゲート制御
電圧ノードに接続された前記第2の差動増幅器の出力部
とを有する線形化増幅器。
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