JP3403758B2 - 積層成形品の接着装置 - Google Patents

積層成形品の接着装置

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JP3403758B2
JP3403758B2 JP16316093A JP16316093A JP3403758B2 JP 3403758 B2 JP3403758 B2 JP 3403758B2 JP 16316093 A JP16316093 A JP 16316093A JP 16316093 A JP16316093 A JP 16316093A JP 3403758 B2 JP3403758 B2 JP 3403758B2
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和男 荒木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両用インス
トルメントパネルの芯材と表皮とを接着するための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用のインストルメントパネ
ルAは、図4に示すように、断面凹状をなしており、内
側から外側へ向かって順次積層された芯材1と、クッシ
ョン材2と、表皮3とから構成されている。芯材1は全
体の形状を維持するためのものであり、高い剛性を有す
るようABS樹脂等の硬質樹脂から構成され、例えば射
出成形法によって成形されている。また、クッション材
2は、ポリプロピレンフォーム等の発泡材から構成さ
れ、表皮3は例えばポリ塩化ビニルとABS樹脂とを混
合した樹脂から構成されている。クッション材2と表皮
3とは、ラミネート加工によって一体化されている。そ
して、芯材1にクッション材2が接着されることによ
り、芯材1、クッション材2および表皮3が一体化され
ている。
【0003】上記インストルメントパネルAは、通常、
真空成形法によって製造されている。この場合、インス
トルメントパネルAがその側部に凸状のアンダーカット
部4を有しているため、次のようにして真空成形されて
いる。
【0004】すなわち、図5において符号Bは、雄型1
1と雌型12とからなる真空成形用の金型装置であり、
この金型装置Bを用いてインストルメントパネルAを成
形する場合には、雄型11と雌型12とを離間させて型
開きしておき、それらの間にはラミネート加工によって
一体化されたクッション材2と表皮3とからなるシート
13を張っておく。次に、雄型11に射出成形法等によ
って成形された芯材1をセットする。この場合、クッシ
ョン剤2を接着すべき芯材1の表面には、予め接着剤を
塗布しておく。
【0005】次に、雄型11を雌型12に接近移動さ
せ、芯材1およびシート13を雌型12内に入り込ま
せ、シート13のうちのインストルメントパネルAのア
ンダーカット部4から上側になるべき部分を雌型12の
内面に押圧接触させる。その後、雌型12の可動型12
a,12bを移動させ、想像線で示すように、シート1
3を芯材1のアンダーカット部4から下側に対応する部
分に押圧接触させる。これによって、芯材1とシート1
3とを接着する。
【0006】次に、雌型12および可動型12a,12
bから真空吸引することにより、シート13を所定の形
状に成形するとともに、表皮3に絞等の形状を付与す
る。その後、型開きして成形品を取り出し、シート13
のうちの芯材に接着していない部分を切り取り、インス
トルメントパネルAを得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような真空成形
法、つまりシート13の成形と芯材1に対する接着とを
同時に行う真空成形法(以下、同時接着成形法とい
う。)では、アンダーカット部4の突出量Lが大きい場
合には、シート13の成形が困難になる。このため、ア
ンダーカット部4の突出量が制限されるという問題があ
った。
【0008】このような問題を解消するために、芯材1
とクッション材2および表皮3からなるシート13とを
予め個別に成形しておき、成形後にそれらを接着する方
法(以下、成形後接着法という)が考えられる。このよ
うにすれば、突出量の大きなアンダーカット部4を形成
することができるからである。しかし、シート13を成
形した後では、アンダーカット部4があるため、芯材1
をシート13内に挿入することができない。このため、
成形後接着法は、現実には行われていなかった。
【0009】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、アンダーカット部を有する積層成形品の芯材と
表皮とを成形後に接着することができ、したがって成形
後接着法を可能ならしめ、これによってアンダーカット
量の大きい成形品の製造を可能にする積層成形品の接着
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、剛性を有する芯材と、その外側に接
着された柔軟性を有する表皮とからなり、前面部が閉
じ、背面部が開放され、側部に凸状のアンダーカット部
を有する断面凹状の積層成形品の予め成形された上記
材と上記表皮とを接着する装置であって、互いに対向
し、かつ接近離間移動可能に配置された雌型と雄型とを
備え、上記雌型の雄型との対向面には、上記表皮の上記
アンダーカット部から前側に位置する前面側部分に対応
した形状を有し、かつ内面に負圧源に接続される多数の
吸引孔が開口する凹部が形成されるとともに、この凹部
に隣接する面が上記表皮の上記アンダーカット部から上
記背面部の開放部に至る背面側部分に対応した形状に形
成され、かつ上記表皮の背面側部分を固定する固定手段
が設けられた可動型を、上記表皮の開放部の幅を拡縮す
方向へ移動可能に設け、上記雄型の雌型と対向する面
には、芯材の上記アンダーカット部から前側に位置する
前面側部分が上記雌型側に向いた状態で上記芯材を装着
する装着部が設けられていることを特徴としている。
【0011】この場合、後述する理由により、上記雄型
の装着部の外面には、負圧源に接続される多数の吸引孔
を開口させるのが望ましい。
【0012】
【作用】雌型の凹部に予め成形された表皮の前面側部分
を装着し、吸引孔から真空吸引して表皮を凹部の内面に
密着固定する。また、表皮の背面側部分を固定手段によ
って可動型に固定する。一方、雄型の装着部には、予め
成形された芯材を装着する。この場合、表皮を接着すべ
き芯材の外面には接着剤を予め塗布しておく。
【0013】次に、表皮の開放部の幅が広がるように可
動型を移動(以下、開移動という。)させる。そして、
雄型を雌型に対して相対接近移動させ、芯材を表皮に接
触するまでその内部に挿入する。次に、可動型を復帰移
動させ、表皮の背面側部分を芯材に押圧接触させる。こ
の状態で所定時間経過させ、接着剤を固化させる。この
とき、雄型の装着部に開口する吸引孔から真空吸引する
と、芯材と表皮との間に介在するおそれがある気泡を取
り除くことができ、表皮を芯材により一層強固に密着さ
せることができる。
【0014】接着材が固化したら、固定手段による表皮
の固定を解除し、可動型を開移動させる。そして、接着
された芯材と表皮とを雌型の凹部から取り出し、積層成
形品を得る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1〜図
3を参照して説明する。なお、以下に述べる実施例は、
図4に示すインストルメントパネルAの芯材1とラミネ
ート加工によって表皮3が一体化されたクッション材2
とを接着するものであり、芯材1は射出成形法等によっ
て予め成形されている。また、芯材1には、それを貫通
する多数の小孔(図示せず)が成形と同時に形成されて
いる。一方、クッション材2および表皮3は、ラミネー
ト加工された後、例えば特開昭63−295233号公
報に開示された真空成形法等によって予め成形されてい
る(以下、成形されたクッション材2および表皮3の両
者を表皮等5と称する。)。また、この実施例では、
に想像線で示すように、表皮等5の背面側の両端部を
延長して耳部5A,5Bを形成しておく。
【0016】図1〜図3は、この発明に係る接着装置1
0を示すものであり、装置10は雌型20と雄型30と
を有している。雌型20は駆動手段(図示せず)によっ
て上下方向へ移動させられるロッド21を有しており、
このロッド21の上端部には、取付板22が固定されて
いる。ロッド21および取付板22には、一端が取付板
22の上面に開口し、他端が真空ポンプまたは真空タン
ク等の負圧源(図示せず)に接続された孔23が形成さ
れている。
【0017】上記取付板22の上面には、雌ブロック2
4が載置固定されている。この雌ブロック24の上面中
央部には、凹部24aが形成されている。この凹部24
aは、インストルメントパネルAのアンダーカット部4
から前面側の表皮等5に対応した断面形状を有してい
る。したがって、表皮等5の前面部は凹部24aの内面
にぴったりと嵌まって密着する。また、雌ブロック24
は、多孔質セラミックから構成されており、その外面に
は多数の微細な小孔(吸引孔;図示せず)が開口してい
る。この小孔は、雌ブロック24が多孔質セラミックか
ら構成されているので、孔23に連通している。したが
って、負圧源を作用させると、凹部24aの内面に開口
する微細な小孔から表皮等5が真空吸引され、これによ
って表皮等5が凹部24aの内面に強固に押圧密着され
る。なお、表皮等5に対する吸引力を向上させるため
に、凹部24aの内面および下面を除く雌ブロック24
の外面は、適宜の手段によって遮蔽されている。
【0018】上記雌ブロック24の上面の両側には、2
つの可動型41,42が図1の左右方向へ移動可能に設
けられている。可動型41,42は、支持板43を介し
て雌ブロック24に固定されたシリンダ機構44,45
によってそれぞれ左右方向へ移動させられるようになっ
ている。なお、支持板43は、環状をなしており、雌ブ
ロック24の周縁部に沿って配置されている。
【0019】可動型41の凹部24aに隣接する面41
aは、表皮等5の一方のアンダーカット部4から背面部
に至る部分に対応した形状に形成されている。同様に、
可動型42の凹部24aに隣接する面42aも、他方の
アンダーカット部4から背面部に至る部分に対応した形
状に形成されている。したがって、面41a,42aが
凹部24aの内面に続くように可動型41,42を位置
させる(以下、初期位置という。)と、表皮等5は、凹
部24aの内面および可動型41,42の面41a,4
2aに密着するようになる。
【0020】可動型41,42の各上面には、先端が尖
ったピン46,47(固定手段)がそれぞれ立設されて
いる。各ピン47,48を表皮等5の耳部5A,5Bに
それぞれ刺し込むことにより、耳部5A,5Bが可動型
41,42に固定されるようになっている。
【0021】上記雄型30は、駆動手段(図示せず)に
よって上下方向に移動させられるロッド31を有してい
る。このロッド31の下端面には、支持板32が固定さ
れており、ロッド31および支持板32には、一端が支
持板32の下面中央部に開口し、他端が真空ポンプまた
は真空タンク等の負圧源(図示せず)に接続された孔3
3が形成されている。
【0022】上記支持板32の下面中央部には、雄ブロ
ック(装着部)34が上記凹部24aの真上に位置する
ように配置固定されている。この雄ブロック34は、芯
材1を装着するためのものであり、開放部を上方に向け
た芯材1がその前面部を雄ブロック34の下端面に突き
当てた状態で装着されるようになっている。また、雄ブ
ロック34は、多孔質のセラミックから構成されてい
る。したがって、孔33が接続された負圧源を起動する
と、雄ブロック34の表面に開口する多数の小孔(吸引
孔;図示せず)から真空吸引されることになる。
【0023】また、支持板32の周縁部には、環状をな
す遮蔽部材35が固定されている。この遮蔽部材35
は、ゴム等の弾性材からなるものであり、その下面が上
記支持板43の上面に突き当たることにより、雄型30
と雌型20との間に密封空間6(図3参照)を形成す
る。なお、遮蔽部材35は、雄ブロック34に装着され
た芯材1が表皮等の前面部に突き当たる直前に支持板4
3に突き当たるようになっている。
【0024】上記構成の接着装置を用いて芯材1と表皮
等5とを接着する場合には、雌型20に表皮等5を装着
するとともに、雄型30に芯材1を装着する。雌型20
に表皮等5を装着するに際しては、凹部24aに表皮等
5を挿入するときに可動型41,42が邪魔にならない
位置(以下、待機位置という。)まで可動型41,42
をそれぞれ移動させておき、表皮等5のアンダーカット
部4から前面側部分を凹部24aに嵌め込む。そして、
表皮等5を真空吸引して凹部24aの内面に吸引密着さ
せる。その後、可動型41,42を初期位置まで復帰移
動させ、その面41a,42aに表皮等5のアンダーカ
ット部から背面側の部分を沿わせて密着させる。そし
て、耳部5A,5Bをピン46,47にそれぞれ刺し込
んで固定する。一方、芯材1については、その表皮等5
を接着すべき外面に接着材を塗布等によって予め付着さ
せておき、雄ブロック34に外挿する。芯材1は、それ
と雄ブロック34との間に作用する摩擦抵抗によって雄
ブロック34に支持される。
【0025】次に、図2に示すように、可動型41,4
2を待機位置まで移動させる。すると、表皮等5が弾性
変形することにより、その開放部分の幅が広がる。な
お、可動型41,42を待機位置まで移動させると、表
皮等5の開放部の幅がアンダーカット部4の幅より広く
なる。
【0026】次に、雄型30を矢印で示すように雌型2
0側へ相対的に接近移動させる。通常、接近移動は、雄
型30を移動させることによって行うが、雌型20を移
動させてもよく、両者を移動させてもよい。そして、芯
材1の前面部が表皮等5の前面部に突き当たったら雄型
30を停止する。これによって、芯材1と表皮等5との
アンダーカット部4から前面側の部分を互いに密着させ
る。
【0027】次に、図3に示すように、可動型41,4
2を初期位置まで復帰移動させる。これによって、芯材
1と表皮等5とのアンダーカット部から背面側の部分を
互いに密着させる。
【0028】次に、雌型20側からの真空吸引を停止す
る一方、雄型30側から真空吸引する。これによって、
表皮等5を芯材1により一層強固に密着させる。なおこ
のとき、吸引孔23から正圧の空気を供給して表皮等5
を芯材1に押圧するようにしてもよく。そのようにすれ
ば、表皮等5を芯材1にさらに強固に密着させることが
できる。その後、接着剤が固化したら、雄型30を上方
へ移動させ、雄型30と雌型20とを型開きする。この
とき、芯材1は、表皮等5に接着されているので、雄型
30の移動に伴って雄ブロック34から外れる。
【0029】次に、耳部5A,5Bをピン46,47か
ら外し、可動型41,42を左右方向にそれぞれ移動さ
せる。そして、接着した芯材1と表皮等5とを雌型20
から取り出し、耳部5A,5Bを切り落とす。これによ
って、インストルメントパネルAが得られる。
【0030】上記の装置においては、可動型41,42
に表皮等5の開放部側端部(耳部5A,5B)を固定
し、可動型41,42を移動させることによって表皮等
5の開放部の幅を広げるようにしているので、アンダー
カット部4を有するインストルメントパネルAの芯材1
と表皮等5とをそれぞれ成形した後に接着することがで
きる。したがって、この接着装置を用いれば、アンダー
カット量の大きい積層成形品の製造が可能になる。
【0031】なお、この発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例では、インス
トルメントパネルAの芯材1と表皮等5とを接着してい
るが、他の芯材と表皮とを接着することも可能である。
また、インストルメントパネルAは、芯材1と表皮3と
の間にクッション材2が介在しているるため、芯材1に
表皮等5を接着するようにしているが、芯材と表皮とか
らなる積層成形品の場合には、芯材に表皮を直接接着す
る。
【0032】また、上記の実施例においては、インスト
ルメントパネルAがその両側にアンダーカット部4を有
しているため、2つの可動型41,42を設けている
が、一側部にのみアンダーカット部を有する積層成形品
であれば、可動型を1つだけ設置すればよい。
【0033】さらに、この実施例においては、固定手段
としてピン46,47を設けているが、他のものであっ
てもよい。また、ピン46,47を表皮等5に刺した孔
が製品に残らないよう、表皮等5に耳部5A,5Bを形
成しているが、孔等が残らないような固定手段を採用す
れば、耳部5A,5Bを形成しなくてもよいことは勿論
である。
【0034】さらにまた、この実施例においては、表皮
等5を凹部24aの内面に吸引密着させるために、雌ブ
ロック24を多孔質セラミックで構成しているが、他の
材質で形成し、一端が凹部24aの内面に開口し、他端
が孔23に連通した多数の吸引孔を形成してもよい。こ
の点は、雄ブロック34についても同様である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の積層成
形品の接着装置によれば、可動型に表皮の開放側端部を
固定し、可動型を移動させることによって表皮の開放部
の幅を広げるようにしているので、アンダーカット部を
有する積層成形品の予め成形された芯材と表皮とを互い
に接着することができる。したがって、アンダーカット
量の大きい積層成形品の製造が可能になるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を型開きした状態で示す断
面図である。
【図2】同実施例の可動型を移動させた状態で示す断面
図である。
【図3】同実施例を型閉めした状態で示す断面図であ
る。
【図4】この発明の装置の接着対象の1つであるインス
トルメントパネルを示す断面図である。
【図5】図4に示すインストルメントパネルの従来の成
形装置に一例を示す断面図である。
【符号の説明】
A インストルメントパネル(積層成形品) 1 芯材 3 表皮 4 アンダーカット部 5 表皮等 20 雌型 24a 凹部 30 雄型 34 雄ブロック(装着部) 41 可動型 42 可動型 46 ピン(固定手段) 47 ピン(固定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/82

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性を有する芯材と、その外側に接着さ
    れた柔軟性を有する表皮とからなり、前面部が閉じ、
    面部が開放され、側部に凸状のアンダーカット部を有す
    断面凹状の積層成形品の予め成形された上記芯材と
    表皮とを接着する装置であって、互いに対向し、かつ
    接近離間移動可能に配置された雌型と雄型とを備え、上
    記雌型の雄型との対向面には、上記表皮の上記アンダー
    カット部から前側に位置する前面側部分に対応した形状
    を有し、かつ内面に負圧源に接続される多数の吸引孔が
    開口する凹部が形成されるとともに、この凹部に隣接す
    る面が上記表皮の上記アンダーカット部から上記背面部
    の開放部に至る背面側部分に対応した形状に形成され、
    かつ上記表皮の背面側部分を固定する固定手段が設けら
    れた可動型を、上記表皮の開放部の幅を拡縮する方向へ
    移動可能に設け、上記雄型の雌型と対向する面には、芯
    の上記アンダーカット部から前側に位置する前面側部
    分が上記雌型側に向いた状態で上記芯材を装着する装着
    部が設けられていることを特徴とする積層成形品の接着
    装置。
  2. 【請求項2】 上記雄型の装着部の外面には、負圧源に
    接続される多数の吸引孔が開口していることを特徴とす
    る請求項1に記載の積層成形品の接着装置。
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