JP3402776B2 - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JP3402776B2
JP3402776B2 JP20520194A JP20520194A JP3402776B2 JP 3402776 B2 JP3402776 B2 JP 3402776B2 JP 20520194 A JP20520194 A JP 20520194A JP 20520194 A JP20520194 A JP 20520194A JP 3402776 B2 JP3402776 B2 JP 3402776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線診断装置に係わ
り、特に、X線の出力レベルを変化させる管電圧、管電
流、照射時間等のX線出力条件を決定する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、X線診断装置において、X線の出
力レベルを変化させる管電圧、管電流、照射時間等のX
線出力条件を決定する方法として、I.I(イメージイ
ンテンシファイア)出力光をモニタし、その光量が、所
定のレベルになるようにX線出力条件をフィードバック
制御していた。なお、前記フィードバック制御するX線
出力条件としては、制御の容易性から管電圧を変化させ
る方式が多く用いられていた。
【0003】また、所望の領域のS/N比が最大になる
ようにX線出力条件を決定するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
X線診断装置のX線出力条件決定方法の内、前者の方法
では、管電圧を変化させるとS/N比、コントラスト、
I.I入射線量および被曝線量が変化するため、画質を
一定に保つことが難しく、かつ、被曝線量の管理も不可
能であるという問題があった。
【0005】また、後者の方法では、管電圧が小さくな
り、被検体(患者)の被曝線量が増加するという問題が
あった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、被検体の被曝線量と、画像のS/N
比またはコントラスト値を所定の基準に保つようにX線
出力条件を決定することが可能なX線診断装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、被検体にX線を曝射するX線管と、前記
被検体を透過した透過X線像を光学像に変換する変換手
段と、前記光学像の透過量を制御する絞り手段と、前記
光学像を撮影する撮影手段と、S/N比を設定する設定
手段と、前記撮影する透過X線像のS/N比を前記設定
されたS/N比とする前記X線管のX線曝射条件及び前
記絞り手段の光量透過率を求め、前記X線管及び前記絞
り手段をそれぞれ制御する制御手段とを備えることを特
徴としている。このとき前記制御手段は、管電圧、管電
流、曝射時間を制御することが好適である。
【0008】また、コントラスト値を設定する設定手段
と、前記撮影する透過X線像のコントラスト値を前記設
定されたコントラスト値とする前記X線管のX線曝射条
件及び前記絞り手段の光量透過率を求め、前記X線管及
び前記絞り手段をそれぞれ制御する制御手段とを備える
ことを特徴としている。このとき前記制御手段は、管電
圧、管電流、曝射時間を制御することが好適である。
【0009】さらに、前記変換手段のX線入射面への入
射線量を設定する入射線量設定手段と、前記変換手段の
X線入射面への入射線量が前記入射線量設定手段に設定
された値となる管電圧、mAs値の組み合わせと前記組
み合わせにおける前記絞りの光量透過率、透過X線像の
S/N比及び被検体の被曝線量とを求める演算手段と、
前記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶
する保持手段と、前記保持手段に記憶されている組み合
わせの中から、前記S/N比設定手段に設定された値以
上のS/N比であり、かつ被検体の被曝線量が最小とな
る組み合わせを選択する手段とを備えることを特徴とし
ている。
【0010】さらに、前記変換手段のX線入射面への入
射線量が前記入射線量設定手段に設定された入射線量と
なる管電圧、mAs値の組み合わせと前記組み合わせに
おける前記絞りの光量透過率、透過X線像のコントラス
ト値及び被検体の被曝線量とを求める演算手段と、前記
演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶する
保持手段と、前記保持手段に記憶されている組み合わせ
の中から、前記コントラスト値設定手段に設定された値
以上のコントラスト値であり、かつ被検体の被曝線量が
最小となる組み合わせを選択する手段とを備えることを
特徴としている。
【0011】さらに、前記撮影する透過X線像のS/N
比が前記S/N比設定手段に設定された値となる管電
圧、mAs値、光量透過率の組み合わせと前記組み合わ
せにおける被検体の被曝線量とを求める演算手段と、前
記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶す
る保持手段と、前記保持手段に記憶されている組み合わ
せの中から被検体の被曝線量が最小となる組み合わせを
選択する手段とを備えることを特徴としている。
【0012】さらに、前記撮影する透過X線像のコント
ラスト値が前記コントラスト値設定手段に設定された値
となる管電圧、mAs値、光量透過率の組み合わせと前
記組み合わせにおける被検体の被曝線量とを求める演算
手段と、前記演算手段により求めた値を条件テーブルと
して記憶する保持手段と、前記保持手段に記憶されてい
る組み合わせの中から被検体の被曝線量が最小となる組
み合わせを選択する手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】上記構成によれば、制御手段は、撮影する透過
X線像のS/N比を、設定手段に設定されたS/N比と
するX線管のX線曝射条件及び光学像の透過量を制御す
る絞り手段の光量透過率を求め、前記X線管及び前記絞
り手段をそれぞれ制御する。また、制御手段は、撮影す
る透過X線像のコントラスト値を設定手段に設定された
コントラスト値とする前記X線管のX線曝射条件及び前
記絞り手段の光量透過率を求め、前記X線管及び前記絞
り手段をそれぞれ制御する。
【0014】さらに、入射線量設定手段は、被検体を透
過した透過X線像を光学像に変換する変換手段のX線入
射面への入射線量を設定し、演算手段は、前記変換手段
のX線入射面への入射線量が前記入射線量設定手段に設
定された値となる管電圧、mAs値の組み合わせと前記
組み合わせにおける前記絞りの光量透過率、透過X線像
のS/N比及び被検体の被曝線量とを求める。そして、
選択手段は、前記演算手段により求めた値を条件テーブ
ルとして記憶する保持手段に記憶されている組み合わせ
の中から、S/N比設定手段に設定された値以上のS/
N比であり、かつ被検体の被曝線量が最小となる組み合
わせを選択する。また、演算手段は、前記変換手段のX
線入射面への入射線量が前記入射線量設定手段に設定さ
れた入射線量となる管電圧、mAs値の組み合わせと前
記組み合わせにおける前記絞りの光量透過率、透過X線
像のコントラスト値及び被検体の被曝線量とを求め、選
択手段は、前記演算手段により求めた値を条件テーブル
として記憶する保持手段に記憶されている組み合わせの
中から、前記コントラスト値設定手段に設定された値以
上のコントラスト値であり、かつ被検体の被曝線量が最
小となる組み合わせを選択する。
【0015】さらに、演算手段は、撮影する透過X線像
のS/N比がS/N比設定手段に設定された値となる管
電圧、mAs値、光量透過率の組み合わせと前記組み合
わせにおける被検体の被曝線量とを求め、選択手段は、
前記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶
する保持手段に記憶されている組み合わせの中から被検
体の被曝線量が最小となる組み合わせを選択する。ま
た、演算手段は、撮影する透過X線像のコントラスト値
がコントラスト値設定手段に設定された値となる管電
圧、mAs値、光量透過率の組み合わせと前記組み合わ
せにおける被検体の被曝線量とを求め、選択手段は、前
記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶す
る保持手段に記憶されている組み合わせの中から被検体
の被曝線量が最小となる組み合わせを選択する。
【0016】これらにより、被検体の被曝線量と、画像
のS/N比またはコントラスト値を所定の基準に保つよ
うにX線出力条件を決定できる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明に係るX線診断装置の第1実
施例を示すブロック図である。
【0018】図1に示すように、第1実施例のX線診断
装置1は、X線を発生するX線管球3と、X線管球3の
管電圧、管電流、X線パルス幅等の出力条件を制御する
X線コントローラ5と、前記X線出力条件を決定する演
算装置7と、X線管球3と後述するイメージインテンシ
ファイアとの距離、X線管球3と被検体との距離を制御
する支持器コントローラ9と、被検体を透過し、さらに
散乱X線を除去するグリッド11を通過したX線像を光
学像に変換するイメージインテンシファイア(以下I.
I.と記す)13と、I.I.13と光学系(レンズ、
アイリス)15を通過した光学像を電気信号に変換する
TVカメラ17と、を備えている。
【0019】また、図2に示すように演算装置7は、据
付時もしくは点検時に測定された後述のグリッドの直接
X線透過率、アクリルのX線減弱係数、I.I.から発
生するベーリングブレア発生率、散乱X線発生率および
画像に重畳するノイズを基にして被検体の厚みをアクリ
ルの厚みに換算し、この換算されたアクリルの厚みから
管電圧KVに対するmAs値(管電流と照射時間の
積)、光量透過率α、S/N比および被検体被曝線量を
演算し、これらをテーブル化したX線出力条件テーブル
を作成する演算部31と、前記X線出力条件テーブルを
保持する条件保持部33と、オペレータにより入力され
た値以上のS/N比となり、かつその中で最少の被検体
被曝線量となる出力条件の組み合わせを前記X線出力条
件テーブルの中から選択する選択部35と、選択部35
に対して選択の基準となるS/N比等の入力を行うデー
タ入力部37と、オペレータからデータ入力部37を介
して入力されたS/N比等のデータを表示するととも
に、選択部35により選択されたX線出力条件を表示す
る表示部39と、を備えている。なお、演算部31と選
択部35を一つの装置で行わせるようにしても良い。
【0020】次に、第1実施例のX線診断装置1の作用
を説明する。
【0021】まず、X線診断装置1の据付時もしくは点
検時に少なくとも以下の諸量を測定する。
【0022】a.グリッドの直接X線透過率(グリッド
を通過する際のX線の透過率) b.アクリルのX線減弱係数(アクリルによるX線の減
弱量。被検体をアクリルの厚みに換算するために測定す
る) c.I.I.から発生するベーリングブレア発生率(X
線の入射量が少ないときのコントラストの失われ方を示
す) d.散乱X線発生率(被検体にX線を照射したときに生
じる散乱X線の発生率) e.画像に重畳するノイズ 上記諸量を測定することにより、例えば下式を用いてX
線量、X線エネルギー、X線フォトン数、画像レベル、
ノイズ等が推定される。
【0023】 式中のパラメータは次の意味を有する。
【0024】μair …空気のX線吸収係数 C …定数 Etube …X線管球から発生するX線の平均エネルギー EP …I.I.に吸収される直接X線の平均エネル
ギー ES …I.I.に吸収される散乱X線の平均エネル
ギー Φ …X線管球内のX線ターゲットから発生するX
線フォトン数であり、X線管球と管電圧、mAs値が定
まることにより決定される。 μf …固有ろ過のX線減弱係数 tf …固有ろ過の厚み μac …アクリルのX線減弱係数 tac …アクリルの厚み。被検体、特に人体はアクリ
ルに置き換えてX線の透過を計算したり、推定したりす
ることが近似的に可能という考え方に基づく。 TS …グリッドの散乱X線透過率 f(A,F) …散乱X線の視野サイズ(F) と被検体−検出器
間距離(A) による変動ファクタ。例えば、F=20cm,A=0cm
のときf(0,20)=1.0としてF やA が変化したときの散乱
X線の変化率を表す。 V …ベーリングブレア発生率 Spix …デジタル画像の1ピクセルに相当するI.
I.上の面積 α …光学絞りや光量減衰用NDフィルタ等による
光量透過率 ζ …システムゲイン(I.I.に単位面積当り入
ってくるX線エネルギーの画素値への変換ゲイン) Ndet …TVカメラやI.I.等から発生するノイズ
成分 Mc …33mg/cc の造影剤のX線減衰係数 具体的には、対象となっている装置上で所定の厚みのア
クリルファントムを実際にX線撮影し、その結果から式
1〜9で用いているパラメータを全て算出し、データ入
力部37から演算部31に入力しておく。これにより、
如何なる条件の下でも被検体(患者)被曝線量、I.
I.入射線量、画像レベル、画像ノイズ等を推定するこ
とができる。
【0025】なお、この様な式を用いなくても管電圧を
1kV毎、被検体(アクリルファントム)の厚みを1c
m毎に変化させ、画像レベル、ノイズ等を被検体被曝線
量等を実測してX線出力条件テーブルを作成しても良い
(但し、この場合は多大な計測時間を必要とする)。
【0026】次に、X線診断装置1の作用を図3に示す
X線出力条件テーブル作成フローチャートを基に説明す
る。
【0027】通常、医療行為では、透視によって被検体
(患者)の撮影部位を確認したり、カテーテル治療を行
う。このとき、X線コントローラ5内の自動露出により
透視時の管電圧(FKV)、mAs値(FmAs)およ
び光量透過率(Fα)が決められ、適正な画像が表示さ
れる。
【0028】ここで演算装置7は、前記FKV、FmA
s、Fαと実際に出力された透視像とから被検体(患
者)の厚みを推定する(ステップST1)。この推定値
は、人体の主な構成物質とX線吸収が近いアクリルの厚
みに換算されて表示部39に表示される。被検体(患
者)は、X線吸収の大きい所と小さい所を有している。
このため、透視像の画像レベルの最大、最小および平均
値を基にして被検体の最大、最小および平均の厚みを推
定する。
【0029】そして演算部31は、管電圧を50kV
(初期値)としたとき、予め設定されたI.I.入射線
量となるmAs値をそれぞれ算出する(ステップST
3,ST5)。例えば、アクリルに換算した被検体の平
均の厚みが20cmとすれば、そのアクリルを透過して
I.I.13に吸収される直接X線エネルギー(φP
P )と散乱X線エネルギー(φs ・ES )の和を基
に、I.I.入射線量が決まる(式2,式4)。このと
き、φP ・EP ,φs ・ES およびμair は管電圧KV
によって定まる。仮に管電圧50kV,1mAsのと
き、I.I.入射線量が10μR/f(1フレーム当り
の入射線量)と計算されたとすれば、予め設定された
I.I.入射線量、例えば50μR/fを実現するのは
5mAsということになる。
【0030】その後、演算部31は、S/N比を算出す
る(ステップST7)。例えば、図4に示すようにアク
リルに換算した被検体の最大の厚みの領域に存在するヨ
ード含有量33mg/cm2 の造影血管によるS/N比
を算出する。このとき、図4に示すようにアクリルに換
算した被検体の最大の厚みを25cmとすれば、前記造
影血管によって周辺の画像レベルと差が生じた成分すな
わち造影剤が入ったときの影(S)と周辺の画像レベル
のノイズ成分(N)は式8,9,10から推定できる。
なお、図4中L25とあるのはアクリルに換算した被検体
の最大の厚み(25cm)の領域の画像レベル、L20と
あるのはアクリルに換算した被検体の平均の厚み(20
cm)の領域の画像レベル、L15とあるのはアクリルに
換算した被検体の平均の厚み(15cm)の領域の画像
レベルを示す。
【0031】また、演算部31は、画像レベルを算出す
るときに用いる光量透過率αをアクリルに換算した被検
体の最小の厚みの領域が所定の画像レベルとなるように
算出する。
【0032】さらに、演算部31は、被検体(患者)の
被曝線量をアクリルに換算した被検体の平均の厚みの領
域で推定する(ステップST9)。
【0033】こうして管電圧50kVから2kVおきに
120kVまで変化させ、前述同様にmAs値、S/N
比および被検体の被曝線量をそれぞれ算出する(ステッ
プST5〜ST13)。そして、これら算出結果を基に
図5に示すようなX線出力条件テーブルを作成する。
【0034】また、予め設定された最大画像レベル、例
えばデジタルカラント値で3000となる光量透過率α
も演算部31により算出し前記X線出力条件テーブルに
併記している。なお、図5に示すX線出力条件テーブル
は、管電圧10kVおきに抜粋した形で記している。
【0035】その後、作成されたX線出力条件テーブル
は、条件保持部33に保持される。
【0036】そして、選択部35は、オペレータにより
データ入力部37から入力された値以上のS/N比とな
り、かつその中で最少の被検体被曝線量となるX線出力
条件を前記X線出力条件テーブルの中から選択する。
【0037】例えば、図5に示すX線出力条件テーブル
が条件保持部33に保持され、かつ、オペレータがS/
N比4.9を入力したとする。この場合、S/N比4.
9以上となるのは管電圧80kV以下の各X線出力条件
であるが、管電圧80kV、2.6mAsのとき被検体
の被爆線量が最も少ないので、選択部35は、管電圧8
0kV、2.6mAsのX線出力条件を選択する。
【0038】その後、選択部35は、選択したX線出力
条件を表示部39に供給するとともに、X線コントロー
ラ5に供給する。
【0039】表示部35では、前記供給されたX線出力
条件を画面上に表示する。これにより、オペレータは選
択されたX線出力条件を知ることができる。また、X線
コントローラ5は、前記供給されたX線出力条件でX線
管球3からX線を発生させる。
【0040】このように、第1実施例のX線診断装置1
は、X線診断装置1の据付時もしくは点検時に所定の厚
みのアクリルファントムを用いて測定された各特性と、
透視時の管電圧、mAs値、光量透過率および実際に出
力された透視像とから被検体の最大、最小および平均の
厚みをアクリルに換算して推定し、この厚みに対応し、
かつ予め設定されたI.I入射線量となるmAs値と、
前記最小値から最大値内に存在する造影血管によるS/
N比と、被検体の被曝線量と、前記最小の厚みに対して
画像レベルを所定値とする光量透過率とを管電圧50〜
120kVに変化させてそれぞれ算出してX線出力条件
テーブルを作成し、オペレータにより入力された値以上
のS/N比となり、かつその中で最少の被検体被曝線量
となる管電圧、mAs値および光量透過率の組み合わせ
を前記X線出力条件テーブルの中から選択し、それをX
線の出力条件としているので、S/N比を一定値以上に
することができ、常に安定した画質を得ることができ
る。さらに、S/N比を一定値以上にするX線出力条件
の中で最少の被検体被曝線量となるものを選択している
ので、被検体被曝線量を減少させることができる。
【0041】なお、第1実施例のX線診断装置1では、
S値を算出する際、ヨード含有量33mg/cm2 の造
影血管を用いた例を示したが、これに限らず、バリウ
ム、石灰等、種々物質を仮定して決めても良い。
【0042】また、第1実施例のX線診断装置1では、
オペレータから入力されたS/N比を基にX線出力条件
を選択しているが、これに限らず、S/N比の代わり
に、あるいはS/N比に加えてコントラスト値を用いる
ようにしても良い。例えば、コントラスト値10%以
上、S/N比4.9以上と設定し、このS/N比とコン
トラスト値を同時に満たす条件の内、最少被曝線量とな
る条件を選択するように制御することもできる。なお、
ここで言うコントラスト値とは、図4中のS/L25の値
で定義できる。
【0043】次に、本発明に係るX線診断装置の第2実
施例を説明する。
【0044】第2実施例のX線診断装置は、第1実施例
のX線診断装置1と同一構成であるため、図示は省略
し、第1実施例のX線診断装置1と同一符号を用いて説
明する。
【0045】第2実施例のX線診断装置1は、I.I.
入射線量を束縛条件とせず、各管電圧毎にS/N比を所
定値とするmAs値を算出して、X線出力条件テーブル
を作成するようにしたものである。
【0046】第2実施例のX線診断装置1により作成さ
れたX線出力条件テーブルを図6に示す。図6に示すX
線出力条件テーブルは、図4に示した被検体条件下でS
/N比=5.0を満たすmAs値、α値、被検体被曝線
量を示している。
【0047】ここで第1実施例のX線診断装置1により
作成されたX線出力条件テーブル(図5)と比較する
と、管電圧80kVより小さい場合、mAs値は減少
し、管電圧80kVより大きい場合、mAs値は増加し
ている。例えば管電圧50kVのときmAs値が26か
ら10.2に低下している。これは、mAs値が26の
とき、S/N比が7.5となり設定値5.0より大きい
ので、その分mAs値を下げたためである。また、逆に
管電圧120kVのときmAs値が0.4から4.2に
増加している。これは、mAs値が0.4のとき、S/
N比が2.4となり設定値5.0より小さいので、その
分mAs値を上げたためである。
【0048】図6に示すX線出力条件テーブルが作成さ
れた場合、選択部35は、被検体被曝線量の最も少ない
管電圧70kV、3.3mAsのX線出力条件を選択す
る。
【0049】以後、第1実施例のX線診断装置1と同様
に作用し、前記選択されたX線出力条件でX線管球3か
らX線が発生される。
【0050】このように第2実施例のX線診断装置1
は、X線診断装置1の据付時もしくは点検時に所定の厚
みのアクリルファントムを用いて測定された各特性と、
透視時の管電圧、mAs値、光量透過率および実際に出
力された透視像とから被検体の最大、最小および平均の
厚みをアクリルに換算して推定し、S/N比を所定値と
するmAs値と、被検体の被曝線量と、前記最小の厚み
に対して画像レベルを所定値とする光量透過率とを管電
圧50〜120kVに変化させてそれぞれ算出してX線
出力条件テーブルを作成し、最少の被検体被曝線量とな
る管電圧、mAs値および光量透過率の組み合わせを前
記X線出力条件テーブルの中から選択し、それをX線の
出力条件としているので、S/N比を一定にすることが
でき、かつ、被検体被曝線量を減少させることができ
る。
【0051】なお、第2実施例のX線診断装置1では、
S/N比を5.0一定としているが、これに限らず、前
記S/N比を変更するようにしても良い。例えば、非常
に厚い被検体の場合、S/N比の基準値が大きいとその
S/N比を実現できないことがある。これは、X線管球
容量やNdet 、(TVカメラ17やI.I.13から発
生するシステム固有のノイズで、X線量に関係なく存在
する)の存在のための制限である。この場合は基準とな
るS/N比を実現可能な値に演算装置7内で自動的に修
正するようにしても良い。
【0052】また、第1実施例、第2実施例のX線診断
装置1では、S/N比を算出する際、アクリルに換算し
た被検体の最大の厚みの領域で推定する例を示したが、
これに限らず、アクリルに換算された被検体の厚み分布
の最大〜最小の範囲内であれば、いずれの厚みを用いて
も良い。例えば、平均の厚み、ヒストグラムの最頻値を
基にして推定された厚み等、種々決定の方法がある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体を透過した透過X線像のS/N比を、設定手段に設
定されたS/N比とするX線曝射条件と光量透過率を求
め、この求められた値を基にX線管及び光学像の透過量
を制御する絞り手段をそれぞれ制御するようにしている
ので、被検体の被曝線量と、画像のS/N比を所定の基
準に保つようにX線出力条件を容易に決定することが可
能となる。
【0054】また、被検体を透過した透過X線像のコン
トラスト値を、設定手段に設定されたコントラスト値と
するX線曝射条件と光量透過率を求め、この求められた
値を基にX線管及び光学像の透過量を制御する絞り手段
をそれぞれ制御するようにしているので、被検体の被曝
線量と、画像のコントラスト値を所定の基準に保つよう
にX線出力条件を容易に決定することが可能となる。
【0055】さらに、X線入射面への入射線量が入射線
量設定手段に設定された値となる管電圧、mAs値の組
み合わせと、この組み合わせにおける光量透過率、透過
X線像のS/N比及び被検体の被曝線量とを求め、これ
を条件テーブルとして保持手段に保持し、保持手段に記
憶されている組み合わせの中から設定手段に設定された
S/N比以上であり、かつ被検体の被曝線量が最小とな
る組み合わせを選択するようにしているので、被検体の
被曝線量と、画像のS/N比を所定の基準に保つように
X線出力条件を容易に決定することが可能となる。
【0056】さらに、X線入射面への入射線量が入射線
量設定手段に設定された値となる管電圧、mAs値の組
み合わせと、この組み合わせにおける光量透過率、透過
X線像のコントラスト値及び被検体の被曝線量とを求
め、これを条件テーブルとして保持手段に保持し、保持
手段に記憶されている組み合わせの中から設定手段に設
定されたコントラスト値以上であり、かつ被検体の被曝
線量が最小となる組み合わせを選択するようにしている
ので、被検体の被曝線量と、画像のコントラスト値を所
定の基準に保つようにX線出力条件を容易に決定するこ
とが可能となる。
【0057】さらに、被検体を透過した透過X線像のS
/N比がS/N比設定手段に設定された値となる管電
圧、mAs値、光量透過率の組み合わせと、この組み合
わせにおける被検体の被曝線量とを求め、これを条件テ
ーブルとして保持手段に保持し、保持手段に記憶されて
いる組み合わせの中から被検体の被曝線量が最小となる
組み合わせを選択するようにしているので、被検体の被
曝線量と、画像のS/N比を所定の基準に保つようにX
線出力条件を容易に決定することが可能となる。
【0058】さらに、被検体を透過した透過X線像のコ
ントラスト値がコントラスト値設定手段に設定された値
となる管電圧、mAs値、光量透過率の組み合わせと、
この組み合わせにおける被検体の被曝線量とを求め、こ
れを条件テーブルとして保持手段に保持し、保持手段に
記憶されている組み合わせの中から被検体の被曝線量が
最小となる組み合わせを選択するようにしているので、
被検体の被曝線量と、画像のコントラスト値を所定の基
準に保つようにX線出力条件を容易に決定することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線診断装置の第1実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示すX線診断装置の演算装置を示すブロ
ック図である。
【図3】X線出力条件テーブルの作成動作を示すフロー
チャートである。
【図4】アクリルに換算した被検体の最大の厚みの領域
に存在する造影血管のS/N比を算出する場合の例を示
す説明図である。
【図5】X線出力条件テーブルの一例を示す説明図であ
る。
【図6】X線出力条件テーブルの他の例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 X線診断装置 3 X線管球 5 X線コントローラ(制御手段) 7 演算装置 9 支持器コントローラ(制御手段) 11 グリッド 13 I.I(変換手段) 15 光学系(絞り手段) 17 TVカメラ(撮影手段) 31 演算部(演算手段) 33 条件保持部(保持手段) 35 選択部((S/N比,コントラスト比)設定手
段、選択手段) 37 データ入力部 39 表示部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体にX線を曝射するX線管と、 前記被検体を透過した透過X線像を光学像に変換する変
    換手段と、 前記光学像の透過量を制御する絞り手段と、 前記光学像を撮影する撮影手段と、 S/N比を設定する設定手段と、 前記撮影する透過X線像のS/N比を前記設定されたS
    /N比とする前記X線管のX線曝射条件及び前記絞り手
    段の光量透過率を求め、前記X線管及び前記絞り手段を
    それぞれ制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    X線診断装置。
  2. 【請求項2】 被検体にX線を曝射するX線管と、 前記被検体を透過した透過X線像を光学像に変換する変
    換手段と、 前記光学像の透過量を制御する絞り手段と、 前記光学像を撮影する撮影手段と、 コントラスト値を設定する設定手段と、 前記撮影する透過X線像のコントラスト値を前記設定さ
    れたコントラスト値とする前記X線管のX線曝射条件及
    び前記絞り手段の光量透過率を求め、前記X線管及び前
    記絞り手段をそれぞれ制御する制御手段とを備えること
    を特徴とするX線診断装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、管電圧、管電流、曝射
    時間を制御するものであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2のいずれか1項記載のX線診断装置。
  4. 【請求項4】 被検体にX線を曝射するX線管と、 前記被検体を透過した透過X線像を光学像に変換する変
    換手段と、 前記光学像の透過量を制御する絞り手段と、 前記光学像を撮影する撮影手段と、 S/N比を設定するS/N比設定手段と、 前記変換手段のX線入射面への入射線量を設定する入射
    線量設定手段と、 前記変換手段のX線入射面への入射線量が前記入射線量
    設定手段に設定された値となる管電圧、mAs値の組み
    合わせと前記組み合わせにおける前記絞りの光量透過
    率、透過X線像のS/N比及び被検体の被曝線量とを求
    める演算手段と、 前記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶
    する保持手段と、 前記保持手段に記憶されている組み合わせの中から、前
    記S/N比設定手段に設定された値以上のS/N比であ
    り、かつ被検体の被曝線量が最小となる組み合わせを選
    択する手段とを備えることを特徴とするX線診断装置。
  5. 【請求項5】 被検体にX線を曝射するX線管と、 前記被検体を透過した透過X線像を光学像に変換する変
    換手段と、 前記光学像の透過量を制御する絞り手段と、 前記光学像を撮影する撮影手段と、 コントラスト値を設定するコントラスト値設定手段と、 前記変換手段のX線入射面への入射線量を設定する入射
    線量設定手段と、 前記変換手段のX線入射面への入射線量が前記入射線量
    設定手段に設定された入射線量となる管電圧、mAs値
    の組み合わせと前記組み合わせにおける前記絞りの光量
    透過率、透過X線像のコントラスト値及び被検体の被曝
    線量とを求める演算手段と、 前記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶
    する保持手段と、 前記保持手段に記憶されている組み合わせの中から、前
    記コントラスト値設定手段に設定された値以上のコント
    ラスト値であり、かつ被検体の被曝線量が最小となる組
    み合わせを選択する手段とを備えることを特徴とするX
    線診断装置。
  6. 【請求項6】 被検体にX線を曝射するX線管と、 前記被検体を透過した透過X線像を光学像に変換する変
    換手段と、 前記光学像の透過量を制御する絞り手段と、 前記光学像を撮影する撮影手段と、 S/N比を設定するS/N比設定手段と、 前記撮影する透過X線像のS/N比が前記S/N比設定
    手段に設定された値となる管電圧、mAs値、光量透過
    率の組み合わせと前記組み合わせにおける被検体の被曝
    線量とを求める演算手段と、 前記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶
    する保持手段と、 前記保持手段に記憶されている組み合わせの中から被検
    体の被曝線量が最小となる組み合わせを選択する手段と
    を備えることを特徴とするX線診断装置。
  7. 【請求項7】 被検体にX線を曝射するX線管と、 前記被検体を透過した透過X線像を光学像に変換する変
    換手段と、 前記光学像の透過量を制御する絞り手段と、 前記光学像を撮影する撮影手段と、 コントラスト値を設定するコントラスト値設定手段と、 前記撮影する透過X線像のコントラスト値が前記コント
    ラスト値設定手段に設定された値となる管電圧、mAs
    値、光量透過率の組み合わせと前記組み合わせにおける
    被検体の被曝線量とを求める演算手段と、 前記演算手段により求めた値を条件テーブルとして記憶
    する保持手段と、 前記保持手段に記憶されている組み合わせの中から被検
    体の被曝線量が最小となる組み合わせを選択する手段と
    を備えることを特徴とするX線診断装置。
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