JP3402324B2 - 発振器 - Google Patents

発振器

Info

Publication number
JP3402324B2
JP3402324B2 JP2001081204A JP2001081204A JP3402324B2 JP 3402324 B2 JP3402324 B2 JP 3402324B2 JP 2001081204 A JP2001081204 A JP 2001081204A JP 2001081204 A JP2001081204 A JP 2001081204A JP 3402324 B2 JP3402324 B2 JP 3402324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
oscillator
oscillation
circuit
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001081204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002280836A (ja
Inventor
章 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001081204A priority Critical patent/JP3402324B2/ja
Priority to US10/077,787 priority patent/US6836190B2/en
Publication of JP2002280836A publication Critical patent/JP2002280836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3402324B2 publication Critical patent/JP3402324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は発振器に関し、特
にたとえば周波数基準となる温度補償型水晶発振器など
の発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明の背景となる従来の圧電発振器
の一例が、実用新案登録第3030652号登録実用新
案公報に開示されている。図7はその圧電発振器と同様
の従来の温度補償型水晶発振器などの水晶発振器に使用
される発振器の一例を示す回路図である。図7に示す発
振器1は、発振回路2および緩衝増幅回路3を含む。発
振回路2は、コレクタ接地のコルピッツ発振回路を変形
したものである。緩衝増幅回路3は、ベース接地の緩衝
増幅回路である。また、発振回路2のNPN型の発振用
トランジスタ2aと緩衝増幅回路3のNPN型の緩衝増
幅用トランジスタ3aとは、電源に対して直列に接続さ
れる。すなわち、発振用トランジスタ2aのエミッタお
よび接地間には、抵抗4aなどが接続される。また、発
振用トランジスタ2aのコレクタは、接地されずに、緩
衝増幅用トランジスタ3aのエミッタに接続される。さ
らに、緩衝増幅用トランジスタ3aのコレクタおよび電
源端子5間には、抵抗4bが接続される。なお、緩衝増
幅用トランジスタ3aのコレクタは、コンデンサ6を介
して、出力端子7に接続される。そのため、この発振器
1では、発振回路2の発振用トランジスタ2aのコレク
タから出力された高周波成分が、緩衝増幅回路3の緩衝
増幅用トランジスタ3aのエミッタで受けられ、緩衝増
幅回路3において緩衝増幅され、コンデンサ6を介して
出力端子7から出力される。この発振器1では、コルピ
ッツ発振回路を変形した発振回路2を有するため、発振
回路2と緩衝増幅回路3との間で結合用のコンデンサを
省略することができ、省スペース、低コストのメリット
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す発
振器1では、その回路形態上、緩衝増幅用トランジスタ
3aおよび発振用トランジスタ2aを流れる電流経路上
に存在する2つの抵抗4aおよび4bを省略することが
できない。すなわち、抵抗4aは、発振回路2の負荷用
のエミッタ抵抗として働くため、それを取り除くと負性
抵抗が発生せず発振回路2が発振できなくなってしま
う。また、抵抗4bは、緩衝増幅回路3の負荷用の抵抗
として働くため、それを取り除くと緩衝増幅回路3から
出力を取り出すことができなくなってしまう。ここで、
図7に示す発振器1において、電源端子5から緩衝増幅
用トランジスタ3aおよび発振用トランジスタ2aを通
って接地に流れる主電流を考えると、抵抗4aおよび4
bで電圧降下をもたらすため、発振用トランジスタ2a
および緩衝増幅用トランジスタ3aのコレクタ−エミッ
タ間におのおの印加される電圧Vceは、電源電圧から
それらの抵抗4aおよび4bでの電圧降下分が減少され
た電圧によるものとなってしまう。この電圧Vceの減
少は、発振器1において、増幅率の低下や電力効率の低
下をもたらすため、できるだけ避けなければならない。
また、機器の低電圧化が進む中で、発振器1において、
十分な電圧Vceを確保することは難しい。逆に、これ
らのトランジスタのコレクタ−エミッタ間に適正な電圧
を印加するためには、発振器1に印加する電源電圧を増
加させなければならない。また、この発振器1では、2
つの抵抗4aおよび4bが余分な電力を消費するととも
に、それらの抵抗4aおよび4bの面積が回路の占有す
る面積を増加させ、回路ひいては機器の小型化を阻み、
また、それらの抵抗4aおよび4bのコストも無視でき
ないという問題もある。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、発
振用トランジスタおよび緩衝増幅用トランジスタを流れ
る電流経路上の電子部品素子の数を減らすことができる
発振器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる発振器
は、発振回路の発振用トランジスタと緩衝増幅回路の緩
衝増幅用トランジスタとが電源に対して直列に接続され
る構成の発振器において、発振用トランジスタとしてN
PNトランジスタが用いられ、NPNトランジスタのコ
レクタは電源端子に接続されるとともに交流的に接地さ
れ、緩衝増幅用トランジスタとしてPNPトランジスタ
が用いられ、PNPトランジスタのベースは交流的に接
地され、PNPトランジスタのコレクタおよび接地間に
抵抗またはインダクタが接続され、PNPトランジスタ
のコレクタは交流的に出力端子に接続され、NPNトラ
ンジスタのエミッタとPNPトランジスタのエミッタと
が直接接続されることを特徴とする、発振器である。ま
た、この発明にかかる発振器は、発振回路の発振用トラ
ンジスタと緩衝増幅回路の緩衝増幅用トランジスタとが
電源に対して直列に接続される構成の発振器において、
発振用トランジスタとしてPNPトランジスタが用いら
れ、PNPトランジスタのコレクタは電源端子に接続さ
れるとともに交流的に接地され、緩衝増幅用トランジス
タとしてNPNトランジスタが用いられ、NPNトラン
ジスタのベースは交流的に接地され、NPNトランジス
タのコレクタおよび接地間に抵抗またはインダクタが接
続され、NPNトランジスタのコレクタは交流的に出力
端子に接続され、PNPトランジスタのエミッタとNP
Nトランジスタのエミッタとが直接接続されることを特
徴とする、発振器である。この発明にかかる発振器で
は、電源端子および発振用トランジスタのベース間と、
発振用トランジスタのベースおよび緩衝増幅用トランジ
スタのベース間と、緩衝増幅用トランジスタのベースお
よび接地間との3つの間のうちの少なくとも2つの間に
抵抗がそれぞれ接続されることによって、発振用トラン
ジスタのベースおよび緩衝増幅用トランジスタのベース
にそれぞれのバイアス電圧が印加されてもよい。また、
この発明にかかる発振器では、発振回路は、発振用トラ
ンジスタのベースおよび接地間に接続される水晶振動子
と、水晶振動子に直列に接続される負荷とを含み、負荷
の容量を変えることによって発振周波数が変えられても
よい。この場合、この発明にかかる発振器は、たとえば
温度補償型水晶発振器であってもよい。さらに、この発
明にかかる発振器では、発振用トランジスタおよび緩衝
増幅用トランジスタが1つのパッケージに封入されても
よい。
【0006】この発明にかかる発振器では、発振回路の
発振用トランジスタのエミッタが緩衝増幅回路の緩衝増
幅用トランジスタのエミッタに直接接続され、緩衝増幅
回路が発振回路の発振用トランジスタのエミッタに接続
される負荷としても働く。
【0007】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる発振器の
一例を示す回路図である。この発振器10は、コレクタ
接地のコルピッツ形の発振回路20およびベース接地の
緩衝増幅回路30を含む。
【0009】発振回路20は発振用トランジスタ22を
含む。この発振用トランジスタ22としては、NPNト
ランジスタが用いられる。発振用トランジスタ22のコ
レクタは、コンデンサ24aを介して接地され、交流的
に接地される。このコンデンサ24aは、発振用トラン
ジスタ22のコレクタから電源への高周波の漏れを抑圧
し、コレクタ接地の発振回路を構成するために用いられ
る。発振用トランジスタ22のベースおよびエミッタ間
には、コンデンサ24bが接続される。発振用トランジ
スタ22のエミッタおよび接地間にも、コンデンサ24
cが接続される。これらのコンデンサ24bおよび24
cは、コルピッツ形の発振回路に特有の帰還比率を決定
するために用いられる。
【0010】発振用トランジスタ22のベースおよび接
地間には、水晶振動子26が接続される。この水晶振動
子26は、発振回路20を水晶発振回路として構成する
ために用いられる。
【0011】発振回路20の発振用トランジスタ22の
エミッタは、緩衝増幅回路30の緩衝増幅用トランジス
タ32のエミッタに接続される。そのため、緩衝増幅回
路30は、発振回路20の発振用トランジスタ22のエ
ミッタに接続される負荷としても働く。また、発振用ト
ランジスタ22のコレクタは、電源端子40にも接続さ
れる。この電源端子40には、正電源(図示せず)が接
続される。
【0012】緩衝増幅回路30は緩衝増幅用トランジス
タ32を含む。この緩衝増幅用トランジスタ32として
は、PNPトランジスタが用いられる。緩衝増幅用トラ
ンジスタ32のベースは、コンデンサ34を介して接地
され、交流的に接地される。このコンデンサ34は、ベ
ース接地の緩衝増幅回路を構成するために用いられる。
緩衝増幅用トランジスタ32のコレクタおよび接地間に
は、抵抗36が接続される。この抵抗36は、緩衝増幅
回路30の負荷として働くものである。
【0013】電源端子40および発振用トランジスタ2
2のベース間には、抵抗42aが接続される。発振用ト
ランジスタ22のベースおよび緩衝増幅用トランジスタ
32のベース間にも、抵抗42bが接続される。さら
に、緩衝増幅用トランジスタ22のベースおよび接地間
にも、抵抗42cが接続される。これらの抵抗42a〜
42cは、発振用トランジスタ22のベースおよび緩衝
増幅用トランジスタ32のベースにそれぞれのバイアス
電圧を印加するためのものである。
【0014】緩衝増幅回路30の緩衝増幅用トランジス
タ32のコレクタは、結合用のコンデンサ50を介し
て、出力端子52に接続される。
【0015】この発振器10では、発振回路20の発振
用トランジスタ22のエミッタから出力された高周波成
分が、緩衝増幅回路30の緩衝増幅用トランジスタ32
のエミッタで受けられ、緩衝増幅回路30において緩衝
増幅され、コンデンサ50を介して出力端子52から出
力される。
【0016】この発振器10では、緩衝増幅回路30が
発振回路20の発振用トランジスタ22のエミッタに接
続される負荷としても働くため、図7に示す発振器1と
比べて、発振回路に接続される負荷としての抵抗を省略
することができ、電源および接地間において発振用トラ
ンジスタおよび緩衝増幅用トランジスタを流れる電流経
路上の抵抗の数が1つ減少する。そのため、この発振器
10では、図7に示す発振器1と比べて、電源の利用効
率が高まり、消費電力を抑えることができ、回路基板上
に抵抗を設置する面積を減少することができ、回路基板
の小型化を図ることができ、さらに、抵抗の数の減少に
よるコスト削減を図ることができる。
【0017】さらに、この発振器10では、電源から見
て発振用トランジスタ22および緩衝増幅用トランジス
タ32が直列に接続され、すなわち、発振用トランジス
タ22のエミッタが緩衝増幅用トランジスタ32のエミ
ッタに接続され、発振用トランジスタ22のエミッタか
ら発振出力が取り出されるので、発振回路20と緩衝増
幅回路30との結合が強く設計の自由度が大きい。
【0018】また、この発振器10では、電界効果トラ
ンジスタ(FET)と違ってフリッカ雑音の小さいNP
NトランジスタやPNPトランジスタすなわちバイポー
ラトランジスタが用いられているため、高周波発振信号
のスペクトル純度が高い。つまり、この発振器10は、
FETを用いた発振器と比べて、位相雑音が低いメリッ
トがあり、温度補償型水晶発振器などの水晶発振器に使
用するのに好適である。なお、この発振器10では、遮
断周波数が原理的に低いPNPトランジスタが緩衝増幅
用トランジスタ32として用いられているが、緩衝増幅
用トランジスタ32は利得が大きくなくてもよいので、
特に問題とならない。
【0019】図2は図1に示す発振器の等価回路の一例
を示す回路図である。図2に示す発振器10の回路構成
では、図1に示す発振器10の回路構成と比べて、圧電
発振子26として抵抗26a、コンデンサ26bおよび
インダクタ26cの直列回路にコンデンサ26dを並列
に接続した回路が用いられ、電源端子40に9Vの電源
60が接続され、出力端子52および接地間に負荷とし
ての抵抗62が接続されている。
【0020】図3は図2に示す発振器10のSPICE
による回路シミュレーション結果を示すグラフである。
この場合、図2に発振器10において、発振回路20の
発振用トランジスタ22として、2SC4561が用い
られている。また、コンデンサ24a、24bおよび2
4cとして、10000pFのコンデンサ、500pF
のコンデンサおよび200pFのコンデンサが、それぞ
れ用いられている。さらに、圧電共振子26として、1
0Ωの抵抗26a、0.49pFのコンデンサ26bお
よび0.03148Hのインダクタ26cの直列回路に
20pFのコンデンサ26dを並列に接続した回路が用
いられている。緩衝増幅回路30の緩衝増幅用トランジ
スタ32として、2SA1747が用いられている。ま
た、コンデンサ34および50として、2000pFの
コンデンサおよび10pFのコンデンサが、それぞれ用
いられている。さらに、抵抗36、42a、42b、4
2cおよび62として、1000Ωの抵抗、5kΩの抵
抗、10kΩの抵抗、10kΩの抵抗および100kΩ
の抵抗が、それぞれ用いられている。
【0021】図3に示すグラフより、図2に示す発振器
10において、発振回路20および緩衝増幅回路30が
動作していることが分かる。
【0022】図4はこの発明にかかる発振器の他の例を
示す回路図である。図4に示す発振器10では、図1に
示す発振器10と比べて、発振回路20の発振用トラン
ジスタ22としてPNPトランジスタが用いられ、緩衝
増幅回路30の緩衝増幅用トランジスタ32としてNP
Nトランジスタが用いられる。また、図4に示す発振器
10では、電源端子40に負電源(図示せず)が接続さ
れる。そのため、図4に示す発振器10では、図1に示
す発振器10と比べて、電流の向きは逆になるが同様に
動作する。したがって、図4に示す発振器10でも、図
1に示す発振器10と同様の効果を奏する。
【0023】図5はこの発明にかかる発振器のさらに他
の例を示す回路図である。図5に示す発振器10は、図
1に示す発振器10と比べて、水晶振動子26の代わり
にストリップライン共振器27が用いられる。このスト
リップライン共振器27は、発振回路20の発振用トラ
ンジスタ22のベースおよび接地間に、コンデンサ27
aと直列に接続される。図5に示す発振器10は、図1
に示す発振器10と比べて、水晶発振器でない点を除い
ては、同様に動作し同様の効果を奏する。
【0024】図6はこの発明にかかる発振器のさらに他
の例を示す回路図である。図6に示す発振器10は、図
4に示す発振器10と比べて、水晶振動子26の代わり
にストリップライン共振器27が用いられる。このスト
リップライン共振器27は、発振回路20の発振用トラ
ンジスタ22のベースおよび接地間に、コンデンサ27
aと直列に接続される。図6に示す発振器10は、図4
に示す発振器10と比べて、水晶発振器でない点を除い
ては、同様に動作し同様の効果を奏する。
【0025】なお、上述の各発振器10において、発振
用トランジスタ22および緩衝増幅用トランジスタ32
として用いられる2つのトランジスタは、1つのパッケ
ージに封入されていてもよい。
【0026】また、上述の各発振器10において、発振
用トランジスタ22のベースおよび接地間で、可変容量
素子や回路などの負荷が、水晶振動子26に並列に接続
されてもよく、ストリップライン共振器27に直列また
は並列に接続されてもよい。このようの負荷を接続して
その負荷の容量を変えるようにすれば、発振回路20の
発振周波数を変えることができる。たとえば、負荷が可
変容量素子の場合には、その可変容量素子に印加する電
圧を変えれば、可変容量素子の容量が変わり、発振回路
20の発振周波数が変わる。
【0027】さらに、上述の各発振器10において、の
緩衝増幅用トランジスタ32のコレクタおよび接地間に
は、抵抗36の代わりにインダクタが緩衝増幅回路30
の負荷として接続されてもよい。
【0028】また、上述の各発振器10において、発振
用トランジスタ22のベースおよび緩衝増幅用トランジ
スタ32のベースにバイアス電圧を印加するためには、
抵抗42a、42bおよび42cのいずれか1つの抵抗
が取り除かれてもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、発振用トランジスタ
および緩衝増幅用トランジスタを流れる電流経路上の電
子部品素子の数を減らすことができる発振器が得られ
る。そのため、この発明にかかる発振器では、電源の利
用効率が高まり、消費電力を抑えることができ、回路基
板上に抵抗を設置する面積を減少することができ、回路
基板の小型化を図ることができ、さらに、抵抗の数の減
少によるコスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる発振器の一例を示す回路図で
ある。
【図2】図1に示す発振器の等価回路の一例を示す回路
図である。
【図3】図2に示す発振器のSPICEによる回路シミ
ュレーション結果を示すグラフである。
【図4】この発明にかかる発振器の他の例を示す回路図
である。
【図5】この発明にかかる発振器のさらに他の例を示す
回路図である。
【図6】この発明にかかる発振器のさらに他の例を示す
回路図である。
【図7】従来の発振器の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 発振器 20 発振回路 22 発振用トランジスタ 24a、24b、24c コンデンサ 26 水晶振動子 27 ストリップライン共振器 30 緩衝増幅回路 32 緩衝増幅用トランジスタ 34 コンデンサ 36 抵抗 40 電源端子 42a、42b、42c 抵抗 50 コンデンサ 52 出力端子

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路の発振用トランジスタと緩衝増
    幅回路の緩衝増幅用トランジスタとが電源に対して直列
    に接続される構成の発振器において、 前記発振用トランジスタとしてNPNトランジスタが用
    いられ、 前記NPNトランジスタのコレクタは電源端子に接続さ
    れるとともに交流的に接地され、 前記緩衝増幅用トランジスタとしてPNPトランジスタ
    が用いられ、 前記PNPトランジスタのベースは交流的に接地され、 前記PNPトランジスタのコレクタおよび接地間に抵抗
    またはインダクタが接続され、 前記PNPトランジスタのコレクタは交流的に出力端子
    に接続され、 前記NPNトランジスタのエミッタと前記PNPトラン
    ジスタのエミッタとが直接接続されることを特徴とす
    る、発振器。
  2. 【請求項2】 発振回路の発振用トランジスタと緩衝増
    幅回路の緩衝増幅用トランジスタとが電源に対して直列
    に接続される構成の発振器において、 前記発振用トランジスタとしてPNPトランジスタが用
    いられ、 前記PNPトランジスタのコレクタは電源端子に接続さ
    れるとともに交流的に接地され、 前記緩衝増幅用トランジスタとしてNPNトランジスタ
    が用いられ、 前記NPNトランジスタのベースは交流的に接地され、 前記NPNトランジスタのコレクタおよび接地間に抵抗
    またはインダクタが接続され、 前記NPNトランジスタのコレクタは交流的に出力端子
    に接続され、 前記PNPトランジスタのエミッタと前記NPNトラン
    ジスタのエミッタとが直接接続されることを特徴とす
    る、発振器。
  3. 【請求項3】 前記電源端子および前記発振用トランジ
    スタのベース間と、前記発振用トランジスタのベースお
    よび前記緩衝増幅用トランジスタのベース間と、前記緩
    衝増幅用トランジスタのベースおよび接地間との3つの
    間のうちの少なくとも2つの間に抵抗がそれぞれ接続さ
    れることによって、前記発振用トランジスタのベースお
    よび前記緩衝増幅用トランジスタのベースにそれぞれの
    バイアス電圧が印加される、請求項1または請求項2に
    記載に発振器。
  4. 【請求項4】 前記発振回路は、 前記発振用トランジスタのベースおよび接地間に接続さ
    れる水晶振動子、および前記水晶振動子に直列に接続さ
    れる負荷を含み、 前記負荷の容量を変えることによって発振周波数が変え
    られる、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発
    振器。
  5. 【請求項5】 温度補償型水晶発振器である、請求項4
    に記載の発振器。
  6. 【請求項6】 前記発振用トランジスタおよび前記緩衝
    増幅用トランジスタは1つのパッケージに封入されてい
    る、請求項1ないし請求項5にいずれかに記載の発振
    器。
JP2001081204A 2001-03-21 2001-03-21 発振器 Expired - Fee Related JP3402324B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001081204A JP3402324B2 (ja) 2001-03-21 2001-03-21 発振器
US10/077,787 US6836190B2 (en) 2001-03-21 2002-02-20 Oscillator device and electronic apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001081204A JP3402324B2 (ja) 2001-03-21 2001-03-21 発振器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002280836A JP2002280836A (ja) 2002-09-27
JP3402324B2 true JP3402324B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=18937351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001081204A Expired - Fee Related JP3402324B2 (ja) 2001-03-21 2001-03-21 発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3402324B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219769A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Toshiba Corp 発振回路及び、その発振回路を用いた無線機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002280836A (ja) 2002-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3998233B2 (ja) 発振回路および発振用集積回路
US20040263270A1 (en) Oscillator circuit and oscillator
US6577204B2 (en) Electronic circuit supplied with power via current generator means
US7049899B2 (en) Temperature compensated piezoelectric oscillator and electronic device using the same
JP3402324B2 (ja) 発振器
US6791426B2 (en) Balanced oscillator and electronic apparatus including the same
US6836190B2 (en) Oscillator device and electronic apparatus using the same
JPH11298242A (ja) 発振器とこれを用いた高周波モジュール
JP4677696B2 (ja) 平衡型発振回路およびそれを用いた電子装置
JP5115178B2 (ja) 発振器
JPH10173438A (ja) 発振回路
US7109814B2 (en) Piezoelectric oscillator
JP5098979B2 (ja) 圧電発振器
JP4346948B2 (ja) 周波数切替水晶発振器
JP6208472B2 (ja) 恒温槽付水晶発振器
JP2001339240A (ja) 電圧制御発振器
JP3990158B2 (ja) 高周波電圧制御発振器
JP3601477B2 (ja) 発振器およびそれを用いた電子装置
JP2004356872A (ja) 温度補償型圧電発振器
JP2003060434A (ja) 発振器およびそれを用いた電子装置
JP2753031B2 (ja) 発振回路
JP3883765B2 (ja) 電圧制御発振器
JP4190874B2 (ja) 圧電発振回路
JP2004080527A (ja) 発振器およびそれを用いた電子装置
JP2008187703A (ja) 発振器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees