JP3401634B2 - アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造 - Google Patents

アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造

Info

Publication number
JP3401634B2
JP3401634B2 JP28770798A JP28770798A JP3401634B2 JP 3401634 B2 JP3401634 B2 JP 3401634B2 JP 28770798 A JP28770798 A JP 28770798A JP 28770798 A JP28770798 A JP 28770798A JP 3401634 B2 JP3401634 B2 JP 3401634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor bolt
washer
fitting
fixing
receiving hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28770798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000110240A (ja
Inventor
任昭 岩崎
Original Assignee
株式会社ニッケーコー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニッケーコー filed Critical 株式会社ニッケーコー
Priority to JP28770798A priority Critical patent/JP3401634B2/ja
Publication of JP2000110240A publication Critical patent/JP2000110240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3401634B2 publication Critical patent/JP3401634B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構造物の基礎におけ
るアンカーボルトと、柱ユニットとの接続構造に関する
ものであり、特に基準位置から偏芯した状態に施工され
たアンカーボルトであっても、位置修正のための曲げ等
を要さずにアンカーボルトと柱ユニットとの接続を行う
ことのできる、アンカーボルトの固定用座金並びにこれ
を用いたアンカーボルトの固定構造に係るものである。
【0002】
【発明の背景】鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造構造
物、テント倉庫等の建て方における柱部分は、基礎に対
して埋設状態に設けたアンカーボルトに対して柱ユニッ
トをボルト締めして固定されている。このような工法に
おいては、基礎の養生の際に、施工中の振動、誤差等に
よって、アンカーボルトが本来設置されるべき設計上の
位置である基準位置から偏芯してしまうことは避けられ
ないのが実状である。
【0003】従来より、上述のようなアンカーボルトの
偏芯を吸収して柱ユニット2A′を所望の位置に固定す
るために、ベースプレート3′に形成されたアンカーボ
ルト孔13′は、図11(a)に示すようにアンカーボ
ルト5′の直径にクリアランスを持たせた大きめの内径
寸法で穿設されている。しかし前記クリアランスは法制
上、アンカーボルト5′の直径+5mm以内と制限され
ているため、これ以上の偏芯が生じた場合にはいわゆる
台直しと呼ばれる作業が行われている。
【0004】前記台直し作業は例えばテント倉庫等の建
て方の場合、図11(b)に示すようにアンカーボルト
5′を曲げることでその先端を基準位置に矯正するもの
である。このような台直し作業によると柱ユニット2
A′を所望の位置に設置することができるものの、曲げ
によるアンカーボルト5′の強度低下並びに曲げ加工等
の工数増加によるコストアップ等を引き起こしてしまっ
ている。
【0005】そこでこのような曲げ加工を排除すべく、
アンカーボルトの偏芯を吸収して柱ユニットを所望の位
置に固定するための発明がなされ、すでに特開平2−1
3642号「柱脚金物用微調整装置」として出願されて
いる。この発明は、中心に対して偏芯した円孔を有する
二枚の円板状の座金である調整座金と摺動座金とを組み
合わせて用いるものであり、ベースプレートに設けた円
孔に対して調整座金を嵌め込み、摺動座金に設けた円孔
に対してアンカーボルトを挿入状態にするとともにこの
摺動座金を前記調整座金に設けた円孔に対して嵌め込む
ことで、アンカーボルトの偏芯を吸収して柱脚金物(柱
ユニット)のアンカーボルトに対する位置調整を行うと
いうものである。しかし現実には、調整座金と摺動座金
との二部材を組み合わせていることに因み、個々の部材
毎に製造工程を要するため、製作コストの低減には限界
があり、また在庫管理を複雑化させてしまっている。更
に二部材を組み合わせるという構成によって強度低下を
引き起こしてしまうことは避けられず、また調整座金と
摺動座金との相対的位置関係から最適位置を見つけ出す
作業は、実際の現場では非常に煩わしい作業となること
が予想される。
【0006】
【開発を試みた技術課題】本発明はこのような背景を認
識してなされたものであって、従来二部材を組み合わせ
ることで位置調整を行っていた固定用座金を、単一部材
として構成することで製作コストの低減を図るとともに
在庫管理等を簡素化し、且つアンカーボルト孔の調整
範囲を重なりなく連続的に設定し、アンカーボルトが基
準位置から偏芯した場合であっても柱ユニットを所望の
位置に固定することができ、且つアンカーボルトの強度
低下並びに工数増加を伴うことがない、新規なアンカー
ボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルト
の固定構造の開発を技術課題としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
アンカーボルトの固定用座金は、ベースプレートにおけ
る座金受入孔に嵌まり込む円形凸状の嵌込調整部と、前
記ベースプレートのナット締付面側において座金受入孔
の外周部位を押さえる係止フランジ部とを有し、且つ嵌
込調整部は、係止フランジ部に対しこれを挟んで上下一
体的に対設され、尚且つ係止フランジ部に対する各々の
嵌込調整部の偏芯位置を異ならせるとともに、これら嵌
込調整部と係止フランジ部とを貫通する一または複数の
アンカーボルト孔が形成されるものであり、更にこのア
ンカーボルト孔は、それぞれの嵌込調整部に対する偏芯
位置が異なるように前記係止フランジ部を貫通するよう
にして形成したものであることを特徴として成る。この
発明によれば、嵌込調整部は円形凸状であるので、この
ものを回転させることでアンカーボルト孔の位置を36
0°任意の位置に設定することができるため、偏芯量が
許容値以内であればいずれの方向に偏芯したアンカーボ
ルトであっても、アンカーボルト孔に挿入状態とするこ
とができる。また嵌込調整部が座金受入孔に嵌合するこ
とで座金の横ズレを起こさない。更にまた上下いずれの
嵌込調整部でも座金受入孔に嵌合することができ、また
一方の嵌込調整部におけるアンカーボルト孔の偏芯量
と、他方の嵌込調整部におけるアンカーボルト孔の偏芯
量とを異ならせることで、一つの固定用座金が担うアン
カーボルトの偏芯量範囲を広くすることができる。
【0008】また請求項2記載のアンカーボルトの固定
用座金は、前記要件に加え、前記アンカーボルト孔は嵌
込調整部の中心から直径方向に偏芯した位置を中心とし
て形成されるものであり、且つその位置は、一方の嵌込
調整部における直径方向の偏芯量と、他方の嵌込調整部
における直径方向の偏芯量との差が前記アンカーボル
ト孔に設けた、アンカーボルト孔の内径とアンカーボル
トとの間のクリアランスの寸法となる位置であることを
特徴として成る。この発明によれば、一方の嵌込調整部
におけるアンカーボルト孔が担うアンカーボルトの偏芯
量範囲と、他の一方の嵌込調整部におけるアンカーボル
ト孔が担うアンカーボルトの偏芯量範囲とを異ならせ、
且つ連続的に設定することができるため、一個の固定用
座金が担うアンカーボルトの偏芯量範囲を広くすること
ができる。
【0009】更にまた請求項3記載のアンカーボルトの
調整用座金は、前記要件に加え、前記嵌込調整部の直径
は、下式1によって決定することを特徴として成る。 式1:嵌込調整部直径≧2×(2×クリアランス+アン
カーボルト径/2+a) (aは本体強度を維持するための必要最低値) この発明によれば、嵌込調整部の直径を必要以上に大き
くしないため、この嵌込調整部と嵌合する座金受入孔の
内径が必要以上に大きくならず、ベースプレートの強度
低下を起こさない。
【0010】更にまた請求項記載のアンカーボルトの
固定用座金は、前記要件に加え、前記嵌込調整部は、断
面形状が楔形であることを特徴として成る。この発明に
よれば、テーパによる食い込み作用により、固定用座金
とベースプレートとを強固に一体化することができる。
【0011】また請求項記載のアンカーボルトの固定
構造は、基礎に対して埋設状態に設けたアンカーボルト
の基準位置に対応して座金受入孔を穿設したベースプレ
ートと、前記座金受入孔に嵌合する固定用座金とを具え
て成り、この固定用座金を、ベースプレートにおける座
金受入孔に嵌合するとともに、固定用座金におけるアン
カーボルト孔に対してアンカーボルトを挿入状態とし
て、このアンカーボルトにナットを締め付けることによ
って柱ユニットを固定する固定構造において、前記固定
用座金は請求項1、2、3または4記載のアンカーボル
トの固定用座金を適用し、且つこの固定用座金は、アン
カーボルトと座金受入孔との偏芯状態に応じて選択した
嵌込調整部を座金受入孔に嵌め込み、ナットを締め付け
ることを特徴として成る。この発明によれば、アンカー
ボルトの曲げ等を要する台直し作業を行うことなく、ア
ンカーボルトをアンカーボルト孔に対して挿入状態とす
ることができるため、強度低下を引き起こすことなく、
また容易にベースプレートを基準位置に設置することが
できる。そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段
として、前記課題の解決が図られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて具体的に説明する。図1は本発明のアンカーボ
ルトの固定構造によって固定された鉄骨造、鉄骨鉄筋コ
ンクリート造構造物、テント倉庫等の建て方における柱
の基礎部分を示すものであって、このアンカーボルトの
固定構造を構成する一要素として固定用座金1が用いら
れる。
【0013】まず前記固定構造の概略について説明する
と、符号2は一例として角型鋼管を適用した建造物の柱
であり、その下端部に方形状のベースプレート3を有す
ることで柱ユニット2A構成され、このものが基礎4
に対して埋設状態に設けたアンカーボルト5に対して固
定される。前記ベースプレート3には、後述するアンカ
ーボルト5の基準位置Pに対応して四隅に座金受入孔6
穿設される。この座金受入孔6は、従来型におけるア
ンカーボルト孔を更に大径にした円形孔であって、その
内径寸法を後述する固定用座金1における嵌込調整部1
1の直径とほぼ同じ寸法(この実施の形態では一例とし
て直径40mm)とする。
【0014】因みに前記柱2としてH型鋼を用いた場合
には、ベースプレート3に形成する座金受入孔6を、H
型鋼のフランジ間(平面視)に位置させることができる
ため、角型鋼管を用いた場合に比べてベースプレート3
を小さくすることができる。
【0015】ここで前記基準位置Pとは、アンカーボル
ト5が設置されるべき設計上の位置を意味するものであ
り、以下この基準位置Pからのアンカーボルト5のずれ
及び後述する固定用座金1におけるアンカーボルト孔1
3のズレを偏芯と呼ぶものとする。
【0016】次に前記固定用座金1について更に詳しく
説明する。この固定用座金1は、後述するように種々の
形態が採り得るものであるが、まず図2に示す基本とな
実施の形態について説明する。この実施の形態におけ
る固定用座金1は、前記ベースプレート3における座金
受入孔6に嵌まり込む円形凸状の嵌込調整部11と、前
記ベースプレート3のナット締付面側において座金受入
孔6の外周部位を押さえる係止フランジ部12とを有し
て成る。更に前記嵌込調整部11は、係止フランジ部1
2に対しこれを挟んで上下一体的に対設され、且つ係止
フランジ部12に対する各々の嵌込調整部11A、11
Bの偏芯位置を異ならせるとともに、これら嵌込調整部
11A、11Bと係止フランジ部12とを貫通するアン
カーボルト孔13が形成されている。すなわちこの実施
の形態では、前記係止フランジ部12に対する各々の嵌
込調整部11A、11Bの偏芯位置を異ならせること
で、これら上下の嵌込調整部11A、11B及び係止フ
ランジ部12を貫通する一つのアンカーボルト孔13
が、それぞれの嵌込調整部11A、11B毎にみると実
質的に偏芯位置を異ならせた状態となるようにしている
ものである。
【0017】具体的には前記嵌込調整部11A及び嵌込
調整部11B同外形とし、且つこれら嵌込調整部11
A、11B図2に示すようにそれぞれの中心が互い
に直径方向に前記アンカーボルト孔13に設けた後述す
るクリアランスの寸法分(5mm)だけずれて位置する
ようにするものである。
【0018】また前記アンカーボルト孔13嵌込調整
部11の中心から直径方向に偏芯した位置を中心として
形成するものであり、その形成にあたっては、一方の嵌
込調整部11Aにおける直径方向の偏芯量と、他方の嵌
込調整部11Bにおける直径方向の偏芯量との差が前記
アンカーボルト孔13に設けたクリアランスの寸法分
(5mm)となる位置とする。すなわち、図2中、上側
の嵌込調整部11Aにおけるアンカーボルト孔13は、
この嵌込調整部11Aの中心から直径方向に7.5mm
偏芯した位置を中心として形成され、一方、下側の嵌込
調整部11Bにおけるアンカーボルト孔13は、この嵌
込調整部11Bの中心から直径方向に2.5mm偏芯し
た位置を中心として形成することで、これらアンカーボ
ルト孔13のズレの差(7.5−2.5〔mm〕)が前
記アンカーボルト孔13に設けたクリアランスの寸法分
(5mm)となっている。
【0019】なおこの実施の形態では、前記アンカーボ
ルト5の直径を16mmとするものであり、一方、アン
カーボルト孔13の内径、アンカーボルト5の直径に
クリアランスの寸法5mmを加えた21mmとした。ま
た、前記嵌込調整部11の直径φ11 は下式1によって決
定するものとする。式1:φ11≧2×(2×クリアラン
ス+アンカーボルト径/2+a)ここで式1中のaは本
体強度を維持するための必要最低値であり、この実施の
形態では2mmとした。また上述したようにクリアラン
スはこの実施の形態では5mmであり、アンカーボルト
径は16mmである。従ってこの実施の形態において
は、φ11 40mmとなるものである。
【0020】上述のようにして構成される固定用座金1
は、係止フランジ部12に上下一体的に対設した嵌込調
整部11A、11Bのいずれか一方を座金受入孔6に嵌
合させ、係止フランジ部12をベースプレート3に鍔状
に係合させるものであり、どちらの嵌込調整部11を座
金受入孔6に嵌合させるかは、アンカーボルト5の偏芯
量によって決定される。この実施の形態では、前記アン
カーボルト5の偏芯量が0〜5mmの場合には、嵌込調
整部11Bを座金受入孔6に嵌合させる。具体的には図
3(b)に示すように、嵌込調整部11Bの中心は、座
金受入孔6に嵌合した状態で、アンカーボルト5の基準
位置Pと重なるものであり、アンカーボルト5の偏芯量
が0の場合には、一点鎖線で示すようにアンカーボルト
5はアンカーボルト孔13に挿入状態になるとともに左
端部に接した状態となる。また前記アンカーボルト5の
偏芯量が5mmの場合には、実線で示すようにアンカー
ボルト5はアンカーボルト孔13に挿入状態になるとと
もに右端部に接した状態となる。
【0021】また固定用座金1を座金受入孔6に嵌合さ
せた状態で回転させることで、アンカーボルト孔13は
その位置が360°変移するため、アンカーボルト5の
偏芯量が上述の0〜5mmの範囲内にあれば、偏芯方向
は問われないものである。このようにアンカーボルト5
の偏芯量が0〜5mmの範囲内にある場合には、嵌込調
整部11Bを座金受入孔6に嵌合させることで、アンカ
ーボルト5をアンカーボルト孔13に対して挿入状態に
することが可能になるものである。
【0022】一方、前記アンカーボルト5の偏芯量が5
〜10mmの場合には、嵌込調整部11Aを座金受入孔
6に嵌合させる。具体的には図3(c)に示すように、
嵌込調整部11Aの中心は、座金受入孔6に嵌合した状
態でアンカーボルト5の基準位置Pと重なるものであ
り、アンカーボルト5の偏芯量が5mmの場合には、一
点鎖線で示すようにアンカーボルト5はアンカーボルト
孔13に挿入状態になるとともに右端部に接した状態と
なる。また前記アンカーボルト5の偏芯量が10mmの
場合には、実線で示すようにアンカーボルト5はアンカ
ーボルト孔13に挿入状態になるとともに左端部に接し
た状態となる。従って上述した嵌込調整部11Bを座金
受入孔6に嵌合させた場合と同様に、アンカーボルト5
の偏芯量が5〜10mmの範囲内にある場合には、嵌込
調整部11Aを座金受入孔6に嵌合させることで、アン
カーボルト5をアンカーボルト孔13に対して挿入状態
にすることが可能になるものである。
【0023】因みにこのような固定用座金1の製造にあ
たっては、嵌込調整部11と係止フランジ部12とを別
部材として形成し、これらをスポット溶接等で重ね合わ
せ状態に接合したり、あるいは鋳造、削り出し等によっ
て単一部材として製造する等、適宜の製法が採り得るも
のである。
【0024】本発明のアンカーボルトの固定用座金1は
一例として上述のような構成を採るものであり、以下こ
のものを用いた本発明のアンカーボルトの固定構造につ
いてその施工態様とともに説明する。
【0025】〔基礎の構築〕 まず図4(a)に示すように、適宜の型枠内にアンカー
ボルト5を位置させて、コンクリートを打設することで
基礎4を構築するものであり、このとき通常は、施工中
の振動、誤差等によって、アンカーボルト5基準位置
Pよりも数mm程度偏芯してしまうことが多い。次いで
コンクリートが硬化した時点で基礎4の上面に対して基
準線Lbを引き、設計上の柱ユニット2Aの設置個所を
明確にしておく。
【0026】〔柱ユニットの載置〕 次に柱2の底部にベースプレート3を溶接して構成され
た柱ユニット2Aを基礎4に載置するものであり、この
ときアンカーボルト5はベースプレート3における座金
受入孔6に挿通状態になる。そして図4(b)に示すよ
うに、ベースプレート3に対してもあらかじめベースプ
レート3の中心を通る基準線Lpを引いておき、この基
準線Lpと、前記基礎4における基準線Lbとを合わせ
ることで、柱ユニット2Aの芯出しを行う。このとき、
アンカーボルト5は基準位置Pよりも数mm程度ずれて
いるため、アンカーボルト5の中心は平面視で座金受入
孔6の中心(基準位置P)に対して偏芯した状態となっ
ている。
【0027】〔固定用座金の嵌合〕 次いでアンカーボルト5の偏芯量に応じて嵌込調整部1
1を選択し、この嵌込調整部11を下方にした状態で、
アンカーボルト孔13にアンカーボルト5挿通すると
ともに固定用座金1を降下させ、適宜回転、移動させて
嵌込調整部11を座金受入孔6に嵌合させる。因みに
実施の形態では、座金受入孔6の内径を40mmとし
たため、直径16mmのアンカーボルト5の偏芯量の範
囲は0〜10mmのみを許容するものであり、もし、一
方の嵌込調整部11を下にしたときにこのものが座金受
入孔6に嵌まり込まなかった場合には、固定用座金1を
裏返しにすれば、ほぼ確実に嵌合がなされるものであ
る。すなわち例えばアンカーボルト5の偏芯量が9mm
であった場合には、嵌込調整部11Bが許容する偏芯量
の範囲は0〜5mmであるため、嵌込調整部11Bは座
金受入孔6に嵌まり込まない。この場合、嵌込調整部1
1Aが許容する偏芯量の範囲は5〜10mmであるた
め、嵌込調整部11Aを選択すれば、この嵌込調整部1
1Aが座金受入孔6に嵌まり込むものである。
【0028】因みにこの実施の形態では、アンカーボル
ト5の偏芯量が0の場合には、嵌込調整部11Bを座金
受入孔6に嵌め込むことで、アンカーボルト5をアンカ
ーボルト孔13に挿通状態とすることができたが、例え
ば全体的にアンカーボルト5の偏芯量が大きく、このた
めアンカーボルト5の偏芯量の許容範囲を例えば5〜1
5mmとした固定用座金1を用いるような場合には、許
容偏芯量を0mmとした固定用座金1を用意しておくこ
とが作業上望ましい。
【0029】なお固定用座金1の嵌合の際、嵌込調整部
11の厚さをベースプレート3の厚さよりも薄くした場
合には、図4(c)に拡大して示すように基礎4の上面
と、嵌込調整部11の下面との間にクリアランスが設け
られるため、図5(a)に示すように基礎4の上面に凸
部が形成されてしまったり小石S等が位置してしまった
ような場合であっても、締め込み代の確保に有利に作用
し、がたつき等を生ずることがない。
【0030】また前記アンカーボルト5の偏芯量が固定
用座金1の許容範囲(この実施の形態では0〜10m
m)を超過してしまったような場合でも、その超過分が
微細であれば、図5(b)に示すように前記クリアラン
スの空間内でアンカーボルト5を曲げることができるた
め、アンカーボルト5をアンカーボルト孔13に挿通状
態とすることができる。この場合、従来工法に比べて僅
かな曲げを施すだけで済むため、強度低下は引き起こさ
ない。
【0031】〔ナットの締め付け〕 上述のようにしてすべての座金受入孔6に対して固定用
座金1を嵌合させると、すべてのアンカーボルト5は、
図4(c)に示すようにアンカーボルト孔13の内径に
対してクリアランス5mm以内で位置することとなるも
のであり、この状態でアンカーボルト5に対してナット
7を締めつけることで、柱ユニット5Aを設計上の基準
位置Pに設置するともに、アンカーボルト5の曲げ加工
を行った場合に発生する強度低下並びに曲げ加工等の工
数増加を招くことのない、本発明のアンカーボルトの固
定構造が完成する。また、嵌込調整部11が座金受入孔
6に嵌合しているため、柱ユニット5Aに応力が加わっ
た場合でも、固定用座金1は横ズレを起こさない。
【0032】
【本発明の技術的思想の周辺にある参考形態】本発明は
上述した基本となる実施の形態に代表されるものである
が、以下、本発明の技術的思想の周辺にある参考形態に
ついて説明する。
【0033】
【嵌込調整部を直接上下に重なるように一体化させた参
考形態】この実施の形態で示す固定用座金1は図6に示
すように、ベースプレート3における座金受入孔6に嵌
まり込む円形凸状の嵌込調整部11と、前記ベースプレ
ート3のナット締付面側において座金受入孔6の外周部
位を押さえる係止フランジ部12とを有して成るもので
ある。前記嵌込調整部11は直接上下に偏芯的に重なる
ように一体化され、それぞれ嵌込調整部11が他の嵌込
調整部11との関係において係止フランジ部12を兼
ね、且つこれら二つの嵌込調整部11を貫通する一また
は複数のアンカーボルト孔13が形成されて成るもので
ある。上述のように、この参考形態の固定用座金1は、
先の基本となる実施の形態で説明した固定用座金1にお
ける係止フランジ部12を取り除いて、嵌込調整部11
A及び嵌込調整部11Bを直接上下に重なるように一体
化したものであり、一方の嵌込調整部11が座金受入孔
6に嵌合したときに、もう一方の嵌込調整部11を係止
フランジ部12として作用させるものである。
【0034】また前記アンカーボルト孔13嵌込調整
部11の中心から直径方向に偏芯した位置を中心として
形成するものであり、且つその位置は、一方の嵌込調整
部11における直径方向の偏芯量と、他方の嵌込調整部
11における直径方向の偏芯量との差が前記アンカーボ
ルト孔13に設けたクリアランスの寸法分(5mm)と
なる位置とする。
【0035】上述のようにこの参考形態は、先の基本
なる実施の形態と同様に座金受入孔6に対してはいずれ
か一方の嵌込調整部11が嵌合するものであり、いずれ
の嵌込調整部11が座金受入孔6と嵌合した場合であっ
ても、もう一方の嵌込調整部11がベースプレート3の
ナット締付面側において座金受入孔6の外周部位を押さ
えるものである。従って上下の嵌込調整部11の構成及
び位置関係は、それぞれ先の基本となる実施の形態にお
ける嵌込調整部11の構成及び位置関係と同様であるた
め、ここでは詳細な寸法及びアンカーボルトの固定構造
の説明は省略する。
【0036】
【嵌込調整部を係止フランジ部の下面にのみ設けた参考
形態】この参考形態で示す固定用座金1図7に示すよ
うに、ベースプレート3における座金受入孔6に嵌まり
込む円形凸状の嵌込調整部11と、前記ベースプレート
3のナット締付面側において座金受入孔6の外周部位を
押さえる係止フランジ部12とを有して成るものであ
。そして前記嵌込調整部11は、係止フランジ部12
の下面にのみ設けられ、これら嵌込調整部11と係止フ
ランジ部12とを貫通する二以上のアンカーボルト孔1
3が形成されて成るものである。この参考形態では一例
としてアンカーボルト孔13aとアンカーボルト孔13
bとの二穴を設けるものとし、これらの直径を20mm
として、それぞれを嵌込調整部11の中心から9mm、
13mm離れた位置を中心として穿設することで、アン
カーボルト孔13aが許容する偏芯量の範囲を7〜11
mmとし、一方、アンカーボルト孔13bが許容する偏
芯量の範囲を11〜15mmとした。
【0037】また前記嵌込調整部11の直径φ11 は下
2によって決定される。 式2:φ11≧2×アンカーボルト孔内径+2a+b aは本体強度を維持するための必要最低値であり、この
参考形態では2mmとした。一方、bはaにクリアラン
スの寸法を加えた数値でありこの参考形態では許容クリ
アランスを4mmとしたためb=2+4=6mmとし
た。この参考形態では、アンカーボルト径16mmと
したため、φ11=50mmとなるものである。従ってこ
の嵌込調整部11が嵌合するベースプレート3における
座金受入孔6の内径も50mmとした。
【0038】なおこのものを用いる場合には、従前の
の形態とは相違する部分があるため、以下この相違部
分について説明する。固定用座金1の嵌合にあたって
は、図8に示すようにアンカーボルト5は基準位置Pよ
りも数mm程度ずれているため、アンカーボルト5の中
心は平面視で座金受入孔6の中心(基準位置P)に対し
て偏芯した状態となっている。そしてアンカーボルト5
の偏芯量に応じてアンカーボルト孔13aまたは13b
のいずれか一方を選択し、嵌込調整部11を下方にした
状態で、選択したアンカーボルト孔13aまたは13b
にアンカーボルト5挿通状態とするとともに固定用座
金1を降下させ、適宜回転、移動させて、嵌込調整部1
1を座金受入孔6に嵌合させる。
【0039】因みにこの参考形態では、座金受入孔6の
内径を50mmとしたため、直径16mmのアンカーボ
ルト5の偏芯量の範囲は7〜15mmのみを許容するも
のであり、もし選択したアンカーボルト孔13aまたは
13bにアンカーボルト5が挿通状態になるようにした
ときに、嵌込調整部11が座金受入孔6に嵌まり込まな
かった場合には、もう一方のアンカーボルト孔13bま
たは13aにアンカーボルト5が挿通状態になるように
すればほぼ確実に嵌合がなされるものである。すなわち
例えばアンカーボルト5の偏芯量が13mmであった場
合には、アンカーボルト孔13aが許容する偏芯量の範
囲は7〜11mmであるため、嵌込調整部11は座金受
入孔6に嵌まり込まない。この場合、アンカーボルト孔
13bが許容する偏芯量の範囲は11〜15mmである
ため、アンカーボルト孔13bを選択すれば、嵌込調整
部11は座金受入孔6に嵌まり込むものである。
【0040】
【嵌込調整部の断面形状を楔形にした参考形態】上述し
た三態様の実施の形態では、嵌込調整部11と座金受入
孔6との嵌合面を断面視で垂直状態としたが、図9に示
すように、嵌込調整部11の断面形状を種々の楔形と
し、同様に座金受入孔6の断面形状も楔形となるように
して、嵌込調整部11と座金受入孔6との嵌合面を、断
面視でテーパ状とすることもできる。具体的には図9
(a)に示すものが固定用座金1の嵌込調整部11の断
面形状を楔形にしたものであり、図9(b)に示すもの
固定用座金1の嵌込調整部11の断面形状を楔形にし
たものである。この場合、テーパによる食い込み作用に
よって、固定用座金1とベースプレート3とを強固に一
体化することができる。
【0041】また図9(c)に示すのは、嵌込調整部1
1と座金受入孔6との嵌合形状を、楔形にするとともに
一部を垂直状態としたものであり、この場合テーパによ
る食い込み作用によって、座金1とベースプレート3と
を強固に一体化することができ、更に一部が垂直面であ
るため座金1の横ズレに対する抗力が増す。更にまたこ
のように嵌込調整部11の断面形状を楔形にしたものに
ついては図9(d)に示すように、ベースプレート3の
ナット7締付面側において座金受入孔6の外周部位を係
止フランジ部12によって押さえないような構成であっ
ても、テーパによる食い込み作用によって、座金1とベ
ースプレート3とを強固に一体化することができる。
【0042】
【アンカーボルト孔を複数設ける参考形態】すでに図7
に示したように、嵌込調整部11を係止フランジ部12
の片面についてのみ設けた場合に、一基の固定用座金1
に対して複数のアンカーボルト孔13を穿設したものに
ついては説明しているが、更にそれ以外にも複数のアン
カーボルト孔13を設けるような実施の形態を採ること
ができる。すなわち図10(a)(b)に示すように二
つの嵌込調整部11が上下一体的に対設され、一つのア
ンカーボルト孔13だけでも異なった偏芯状態が得られ
ているものであって、二以上のアンカーボルト孔13を
設けることで、更に異なった偏芯状態を得ることができ
るものである。もちろん図10(c)に示すように嵌込
調整部11を係止フランジ部12の片面についてのみ設
けた場合にも、アンカーボルト孔13を増設することで
更に異なった偏芯状態を得ることができる。
【0043】また上述した参考形態においては、アンカ
ーボルト孔13の内径寸法は、法制上の制限によりアン
カーボルト5の直径にクリアランス(アンカーボルト5
の直径+5mm以内)をもたせた値としたが、このよう
な制限を考慮する必要がない場合には、図10(b)に
示すように複数のアンカーボルト孔13を設けるととも
にこれらを連接するようにしてもよい。もちろんこの場
合にも、本体強度を損なわない範囲内において行うもの
とする。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、アンカーボルト5が偏
芯した場合であっても柱ユニット5Aを所望の位置に固
定することができ、且つアンカーボルト5の強度低下並
びに工数増加を伴うことがない、新規なアンカーボルト
の固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定
構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンカーボルト固定構造を示す斜視
図、正面図及び平面図である。
【図2】基本の実施の形態の固定用座金を示す平面図、
正面図及び下面図である。
【図3】固定用座金とアンカーボルトとの位置関係を示
す斜視図である。
【図4】アンカーボルトの固定構造の施工を段階的に示
す説明図である。
【図5】嵌込調整部と基礎との間のクリアランスの作用
を説明するための断面図である。
【図6】参考形態である、嵌込調整部を直接上下に重な
るように一体化させた固定用座金を示す平面図、一部を
破断して示す正面図及び下面図である。
【図7】参考形態である、嵌込調整部を係止フランジ部
の下面にのみ設けた固定用座金を示す平面図及び正面図
である。
【図8】アンカーボルトの固定構造の施工の参考形態を
段階的に示す説明図である。
【図9】嵌込調整部の断面形状を楔形にした実施の形態
及び参考形態を示す縦断面図である。
【図10】アンカーボルト孔を複数設けた実施の形態
び参考形態を示す斜視図である。
【図11】従来の台直し作業を伴う柱ユニットとアンカ
ーボルトとの接続構造を示す縦断側面図並びに平面図で
ある。
【符号の説明】
1 固定用座金 2 柱 2A 柱ユニット 3 ベースプレート 4 基礎 5 アンカーボルト 5A 柱ユニット 6 座金受入孔 7 ナット 11 嵌込調整部 11A 嵌込調整部 11B 嵌込調整部 12 係止フランジ部 13 アンカーボルト孔 13a アンカーボルト孔 13b アンカーボルト孔 Lp 基準線 Lb 基準線 P 基準位置 S 小石

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートにおける座金受入孔に嵌
    まり込む円形凸状の嵌込調整部と、前記ベースプレート
    のナット締付面側において座金受入孔の外周部位を押さ
    える係止フランジ部とを有し、且つ嵌込調整部は、係止
    フランジ部に対しこれを挟んで上下一体的に対設され、
    尚且つ係止フランジ部に対する各々の嵌込調整部の偏芯
    位置を異ならせるとともに、これら嵌込調整部と係止フ
    ランジ部とを貫通する一または複数のアンカーボルト孔
    が形成されるものであり、更にこのアンカーボルト孔
    は、それぞれの嵌込調整部に対する偏芯位置が異なるよ
    うに前記係止フランジ部を貫通するようにして形成した
    ものであることを特徴とするアンカーボルトの固定用座
    金。
  2. 【請求項2】 前記アンカーボルト孔は嵌込調整部の中
    心から直径方向に偏芯した位置を中心として形成される
    ものであり、且つその位置は、一方の嵌込調整部におけ
    る直径方向の偏芯量と、他方の嵌込調整部における直径
    方向の偏芯量との差が前記アンカーボルト孔に設け
    、アンカーボルト孔の内径とアンカーボルトとの間の
    クリアランスの寸法となる位置であることを特徴とする
    請求項1記載のアンカーボルトの固定用座金。
  3. 【請求項3】 前記嵌込調整部の直径は、下式1によっ
    て決定することを特徴とする請求項1または2記載のア
    ンカーボルトの固定用座金。 式1:嵌込調整部直径≧2×(2×クリアランス+アン
    カーボルト径/2+a) (aは本体強度を維持するための必要最低値)
  4. 【請求項4】 前記嵌込調整部は、断面形状が楔形であ
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載のアンカ
    ーボルトの固定用座金。
  5. 【請求項5】 基礎に対して埋設状態に設けたアンカー
    ボルトの基準位置に対応して座金受入孔を穿設したベー
    スプレートと、前記座金受入孔に嵌合する固定用座金と
    を具えて成り、この固定用座金を、ベースプレートにお
    ける座金受入孔に嵌合するとともに、固定用座金におけ
    るアンカーボルト孔に対してアンカーボルトを挿入状態
    として、このアンカーボルトにナットを締め付けること
    によって柱ユニットを固定する固定構造において、前記
    固定用座金は請求項1、2、3または4記載のアンカー
    ボルトの固定用座金を適用し、且つこの固定用座金は、
    アンカーボルトと座金受入孔との偏芯状態に応じて選択
    した嵌込調整部を座金受入孔に嵌め込み、ナットを締め
    付けることを特徴とするアンカーボルトの固定構造。
JP28770798A 1998-10-09 1998-10-09 アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造 Expired - Fee Related JP3401634B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28770798A JP3401634B2 (ja) 1998-10-09 1998-10-09 アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28770798A JP3401634B2 (ja) 1998-10-09 1998-10-09 アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000110240A JP2000110240A (ja) 2000-04-18
JP3401634B2 true JP3401634B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=17720707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28770798A Expired - Fee Related JP3401634B2 (ja) 1998-10-09 1998-10-09 アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3401634B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114231A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 大和ハウス工業株式会社 偏心スペーサーおよび柱脚固定構造

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4695886B2 (ja) * 2005-01-14 2011-06-08 新日本製鐵株式会社 杭および柱の接合構造
KR100625534B1 (ko) * 2005-05-12 2006-09-20 황인규 앵커볼트 조립체
KR200448818Y1 (ko) 2007-12-28 2010-05-26 한국건설기술연구원 확장형 고력볼트 어셈블리
JP5249087B2 (ja) * 2009-02-27 2013-07-31 ハードロック工業株式会社 緩み止めボルト
DE202009014430U1 (de) * 2009-09-18 2010-02-18 Vossloh-Werke Gmbh Unterlegplatte für die Befestigung einer Schiene auf einem festen Untergrund und Befestigung einer Schiene
JP2015017478A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社竹中工務店 鉄骨柱脚部固定構造
JP7386669B2 (ja) * 2019-11-12 2023-11-27 東芝プラントシステム株式会社 ベースプレート、及びベースプレート固定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114231A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 大和ハウス工業株式会社 偏心スペーサーおよび柱脚固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000110240A (ja) 2000-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4065957B2 (ja) アンカ一体型ライナおよび機器据付方法
JP3401634B2 (ja) アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造
JP6096367B1 (ja) 鋼管杭と鉄骨柱の接合構造
JP4693299B2 (ja) 柱脚連結構造
JP4657028B2 (ja) 杭と上部構造物との接合構造及び接合方法
KR100919701B1 (ko) 프리캐스트 기둥과 프리캐스트 보의 접합구조
JP6570412B2 (ja) アンカーボルト構造体
JP3175586B2 (ja) 柱と杭の接合方法
JP3401636B2 (ja) アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造
JP2964924B2 (ja) 杭と柱脚の接合部
JP4398876B2 (ja) 構造物の橋脚構造
KR200233313Y1 (ko) 에이치-파일의 볼트체결식 두부보강구조
JP2748244B2 (ja) 鋼管柱の柱脚固定方法
JP6805451B2 (ja) 露出型柱脚の定着構造及びこれに使用する座金
JP6567368B2 (ja) 既存柱の補強構造および補強方法
JP2980886B1 (ja) 柱脚の据付け方法
JP2021195834A (ja) 柱脚アンカー構造体、架台、および柱脚アンカー構造体の設計方法
JPH02132241A (ja) 柱脚部構造
JP4753185B2 (ja) 水路の継手構造
JP4775895B2 (ja) 免震装置の拘束具
JP4211906B2 (ja) プレキャスト床版の敷設構造、およびプレキャスト床版の敷設方法
JP4517228B2 (ja) 鋼管コンクリート杭の杭頭構造、鋼管コンクリート杭の杭頭接合方法、接合用ユニット
JPH09264030A (ja) 露出型固定柱脚工法、並びにこの工法に用いられるレベル調整用部材およびワッシャ
JP3156727B2 (ja) 鉄骨造架構における柱・梁の接合方法
JP2708703B2 (ja) ベースプレートおよびそのベースプレートを用いた鉄骨柱取付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees