JP3397145B2 - セラミック製ランプ - Google Patents

セラミック製ランプ

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JP3397145B2
JP3397145B2 JP28205598A JP28205598A JP3397145B2 JP 3397145 B2 JP3397145 B2 JP 3397145B2 JP 28205598 A JP28205598 A JP 28205598A JP 28205598 A JP28205598 A JP 28205598A JP 3397145 B2 JP3397145 B2 JP 3397145B2
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conductive
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    • H01J61/36Seals between parts of vessels; Seals for leading-in conductors; Leading-in conductors
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    • H01J61/366Seals for leading-in conductors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプ容器が透光
性セラミックスよりなるセラミック製ランプにおいて、
導電性サーメット製封止体を用いてランプ容器内に電流
を導入し封着材によって気密に封止したランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ランプ容器が透光性セラミックスであ
り、封止体に導電性サーメットを用いて、ランプ容器内
部に電流を供給し、封着材を用いて気密に封止した構造
のセラミック製ランプにおいて、従来はいくつかの封止
方法がとられている。例えば、図11は、発光管部2に
連設された封止管部3の両端において導電性サーメット
製の封止体4の側面をランプ容器1の封止管部3の内壁
とを封着材5で封着し封止部7としたものである。この
ようなランプは例えば特開平8−264155号公報に
記載されている。
【0003】あるいは、ダブルエンド型のランプの一方
の封止端は導電性サーメット製の封止体とランプ容器の
封止管部とを一体焼結し、他方の封止端はランプ排気時
に封着材を用いて封止する方法がとられている。またあ
るいは、不図示だが、導電性サーメット製の封止体の中
にモリブデン製の薄いパイプを貫通させて埋め込み、ラ
ンプ容器と一体焼結し、モリブデン製パイプから排気す
る方法もある。
【0004】しかしながら、導電性サーメット製の封止
体を封着材を用いて封止管に封止をする場合は、封止部
の各部材間、すなわち封止管・封止体・封着材・給電用
導電部材(電極芯棒等)間で、線膨張率差が存在するた
め、該封止部でクラックが発生したり、該クラックに起
因したリークが起こることがあり、従来からある導電性
サーメットを、封止体として使用した従来のセラミック
製ランプの封止部においては、十分な信頼性を得るには
到っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は導電
性サーメット封止体をランプ容器の封止管部に封着材に
よって封着したセラミック製ランプにおいて、ランプ構
成部材間の線膨張率差を低くするとともに、信頼性の高
い気密な封止部構造と該封止部の材料構成とを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、透光性セラミックスよりなり、発光管部
とこの発光管部に連設された封止管部とを有するランプ
容器を備え、前記発光管部内に給電用導電部材が配さ
れ、当該給電用導電部材の基端部が埋設されている導電
性サーメット製封止体が、前記封止管部に封着材で溶着
封止されることにより気密封止構造が形成されてなるセ
ラミック製放電ランプにおいて、前記封着材と前記導電
性サーメットが同一成分としてシリカを含み、前記封止
体が前記封止管部に封着材で溶着封止される際に、前記
封止体の導電性サーメット構成成分が、前記封止体の表
層域で溶融することによって、該封着材を構成する成分
と相互拡散し混ざり合った中間層が、封止体の表層域に
形成されることを特徴とする。
【0007】ここで給電用導電部材とは、放電ランプで
あれば電極および電極芯棒であり、ハロゲンランプ等の
白熱電球であればフィラメントおよび内部リード棒のこ
とである。
【0008】また、前記中間層は、封着材成分の拡散し
た濃度の勾配が比較的小さい部分と、その濃度勾配が急
峻である部分とからなるセラミック製ランプとする。そ
して、前記中間層における、封着材成分の拡散した濃度
が半減する領域までの厚みが20μm以上の部分がある
ことが好ましい。
【0009】ここでいう、中間層における、封着材成分
の拡散した濃度が半減する領域までの厚みとは、導電性
サーメットの表層域で溶融して形成された層を主とする
層の厚みであり、封着材に含まれ、導電性サーメットに
含まれていない成分の濃度で見たときに、その成分が中
間層内を拡散して、その濃度が初期の封着材中の該成分
の濃度の1/2になるまでの、溶融封着前のサーメット
表面の位置から内方にかけての距離である。また、特に
封着材と前記導電性サーメットが同一成分としてシリカ
を含むことが好ましい。
【0010】さらには、ランプ容器の封止管外端面に封
止体の内端面が当接した構造を有するランプであって、
ランプ容器の封止管端面まで封着材が延在しているセラ
ミック製ランプとする。そして、ランプ外部に面する導
電性サーメット表面の少なくとも一部が封着材で覆われ
たセラミック製ランプとする。
【0011】そして、ランプ容器のセラミックスと、封
止体の導電性サーメットと、封着材の25℃〜350℃
の平均線膨張率をそれぞれα1、α2、α3(各単位:1
/K)とするとき、|α1−α2|≦1×10-6、かつ|
α2−α3|≦1×10-6、かつ|α3−α1|≦1×10
-6の関係を満たすセラミック製ランプとする。また、給
電用導電部材の基端部が埋設される導電性サーメット製
封止体の穴が開口部にて拡開していることが好ましい。
【0012】そして、導電性サーメット製封止体に埋設
された給電用導電部材の直径をd(m)、該導電性サー
メットと給電用導電部材材料の25℃〜350℃の平均
線膨張率をそれぞれy、u(1/K)とするとき、|y
−u|×d≦1.2×10-9を満たすセラミック製ラン
プとする。
【0013】そして、導電性サーメット製封止体端部と
ランプ容器の封止管端部が封着材を介して封着されてい
る構造であって、導電性サーメット製封止体端部とラン
プ容器の封止管端部の外径の差が0.7mm以内である
セラミック製ランプとする。さらに、ランプの点灯状態
において、導電性サーメット製封止体の温度が760℃
以下に保たれるように使用されるセラミック製ランプと
する。
【0014】
【作用】導電性サーメット製封止体の表層域で溶融し
て、導電性サーメット構成成分と封着材構成成分が該表
層域で相互拡散して混ざり合うことにより中間層形成す
ると、封着材と導電性サーメット製封止体の接合が強固
になるとともに、封着材と導電性サーメット製封止体と
の接合境界に発生する応力が分散する。また、封着材と
前記導電性サーメットが同一成分としてシリカを含むこ
とで、サーメット表層部の溶け出す温度を下げることが
でき、中間層の形成が一層容易になる。
【0015】また、前記中間層は、封着材成分の拡散し
た濃度の勾配が比較的小さい部分と、その濃度勾配が急
峻である部分とからなることにより、封着材と導電性サ
ーメットの接合境界の応力を分散するし、その中間層に
おいて、拡散した濃度が半減する領域までの厚みが20
μm以上の部分があれば、接合境界に発生する応力の分
散がさらに改善される。また、導電性サーメットそのも
のを製造する際も、従来のサーメットより比較的低い温
度で焼結処理が可能となる。
【0016】さらに、ランプ容器の封止管端面にまで封
着材が延在していると強固に気密性よく封止される。ま
た、ランプ外部に面する導電性サーメットの少なくとも
一部を封着材で覆うことによって、導電性サーメット外
表面の吸着水が減少する。また、ランプ容器のセラミッ
クスと封止体の導電性サーメットと封着材の3者の線膨
張係数の差を、±1×10-6/K以内に抑えることで導
電性サーメットとランプ容器間のマクロな応力発生が減
少する。
【0017】また、給電用導電部材の基端部が埋設され
る導電性サーメット製封止体の穴の開口径を穴の内部径
より大きくすることで穴の開口部の封着材の被覆量を多
くすることができ、開口部近傍における応力が減少す
る。
【0018】導電性サーメット製封止体に埋設された給
電用導電部材の直径と導電性サーメットと給電用導電部
材の25℃〜350℃の平均線膨張率の関係を規定する
と導電性サーメットと給電用導電部材の間のマクロな応
力発生が減少する。導電性サーメット製封止体端部とラ
ンプ容器の封止管端部の外径の差が0.7mm以下であ
ると封止管外周部で封着材が段差少なく滑らかにつなが
る。そして、ランプの点灯状態において、導電性サーメ
ット製封止体の温度が760℃以下に保たれることによ
って、導電性サーメット内の各材料間に働く熱応力を低
く抑えることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
実施例に基づき具体的に説明する。 [実施例1]図1は本発明のセラミック製放電ランプの一
実施例の説明用断面図である。ランプは20Wのメタル
ハライドランプである。発光管部外径は5.8mm、ラ
ンプ全長は24mmであり、封止管部外径は1.8mm
である。ランプ容器への封入物はDyI3−TlI−N
aIを4mg、Hgを2.6mgであり、封入ガスとし
てはArを13kPa封入している。導電性サーメット
製封止体は外径1.8mmの柱状であり長さは3.0m
mである。そして、封止管部端面と封止体端面同士を封
着材を介して封止している。
【0020】ランプ容器1の透光性セラミックスは多結
晶アルミナ焼結体である。ランプ容器1は発光管部2と
発光管部2に連設された封止管部3を有しているが、発
光管部2と封止管部3は本実施例のように一体で焼結成
形されたものであっても、図2に本発明のセラミック製
放電ランプの他の実施例を示すが、発光管部2と封止管
部3を別々に仮焼結したものを組み合わせて本焼結して
成形したものであってもよい。なお、ランプ容器1とし
ては多結晶YAG焼結体や多結晶イットリア焼結体など
も利用される。
【0021】図1において、発光管部2内には一対の電
極8、8が対向配置され、電極8は電極芯棒6の先端に
金属コイルを巻いて構成されており、電極芯棒6ととも
に給電用導電部材として配され、その電極芯棒6の基端
部61は導電性サーメット製封止体4に埋設されてい
る。電極8および電極芯棒6としてはタングステンやモ
リブデンが使用されるが、本実施例では電極8および電
極芯棒6としてはタングステンを使用している。また、
本実施例ではアルミナ製スリーブ9を配している。封止
体4として使用する導電性サーメットとしては、Mo−
Al23−MgO−SiO2系(40:35:15:1
0vol%)を使用した。しかし、サーメット組成とし
てはこれに限定されるものではなく、使用するランプ容
器1の材質の線膨張率を考慮して変えられるものであ
り、例えばシリカの含有割合でいえば5〜30%から適
宜選ばれる。
【0022】上記Mo−Al23−MgO−SiO2
の導電性サーメットは、各々の構成成分の5μm以下の
微粒子原料粉末をプレスして成形体を得て、この成形体
を1700℃で5分間加熱焼結することで作製された。
図1に示したように、封止管端部において導電性サーメ
ット製の封止体4を封着材5で封止管端部に溶着封止
し、気密封止構造を形成した。本実施例では両端の封止
部7とも封着材で溶着封止している。そしてランプ容器
1の封止管3端面まで封着材5が延在している。封着材
としてはDy23−Al23−SiO2系を使用した。
【0023】溶着封止には光照射加熱装置が使用され
た。光照射加熱装置は、光イメージ炉ともいわれ、可視
・赤外光放射源から放射される可視光と赤外光とを反射
鏡で1点に集光し、集光点に置かれた物質を短時間で昇
温加熱する装置であり、可視・赤外光放射源としてはハ
ロゲンランプやキセノンランプ等が使用される。また赤
外線レーザを使用するものもある。
【0024】図3に本実施例で使用した、光照射加熱装
置の配置図を示す。光源には出力1kWのハロゲンラン
プ11を2灯使用し、ハロゲンランプ11から放射され
る可視光・赤外光を透光性の真空容器13内に配置した
ランプ容器1の封止部7に、反射鏡12によって集光さ
せ、数秒という短時間の加熱で封着材を溶融させ、その
後、溶融した封着材が固相になる温度で一定時間、約2
0秒保持することで封止した。光照射加熱によれば、通
常1600℃近辺で溶融する封着材が約1800℃前後
まで瞬時に昇温する。その約1800℃前後が封止部封
止の作業温度となる。この作業温度で導電性サーメット
の構成成分の一部が溶融する。
【0025】すなわち、封止体4は前記封止管部3に封
着材5で溶着封止される際に、封着材5を構成する成分
と導電性サーメットの構成成分が混ざり合った層である
中間層20が、封止体4の表層域に形成される。その状
態を図4に模式的に示す。本実施例では、封止作業温
度、約1800℃において、溶融する同一成分であるシ
リカが導電性サーメットと封着材の両方に含まれている
ことによって、封止体4の導電性サーメット構成成分が
前記封止体4の表層域で封着材溶融時に溶融する。な
お、図5は本発明のランプの別の実施例としてセラミッ
ク製スリーブ9が導電性サーメット製の封止体4内端面
に設けた凹部内に受容されたタイプを示す。
【0026】封止体4の表層域で導電性サーメット構成
成分が溶融して液相が形成されるが、一般に液相中の分
子の拡散速度は固層の拡散速度に比べ極めて速いので、
光加熱の短時間の間に、封着材を構成する成分と導電性
サーメットの構成成分が相互拡散して混ざり合った層が
形成される。そして、この層ができることによって、封
着材と導電性サーメットの境界において発生する応力が
分散することが推定される。本願においては、この混ざ
り合った層を中間層20と呼称している。
【0027】本実施例において、封着材成分の中間層に
おける濃度分布を確認するのに、便宜上、封着材に含ま
れ導電性サーメットには含まれていない成分として、D
23に着目すると、中間層20においてそのDy23
の拡散した濃度勾配が比較的小さい領域と、その濃度勾
配が急峻に落ち込む領域とが存在することが判明した。
その拡散した濃度勾配の一例を図6に示すが、この濃度
勾配はSEM−EDS(走査形電子顕微鏡とX線分析)
によって確認することができる。でき上がった封止部の
中間層の、拡散した濃度が半減するまでの厚みは20μ
m以上の部分も存在する。そしてこの厚みはSEM−E
DSによって測定可能である。
【0028】特に、本実施例において、導電性サーメッ
トがシリカを成分として含むことにより、1800℃と
いう比較的低温度の加熱によって、容易に中間層の封着
材成分の拡散した濃度が半減するまでの厚みが20μm
以上のものを実現した。
【0029】なお、導電性サーメットの表面を封着材が
溶けて覆うように封着材を配置し、光加熱して溶融封着
を行うと、できあがった封止部は、ランプ外部に面する
導電性サーメット表面が封着材で覆われるようになる。
【0030】本実施例においては、ランプ容器のセラミ
ックスと、封止体の導電性サーメットと、封着材の25
℃〜350℃の平均線膨張率をそれぞれα1、α2、α3
(各単位:1/K)とするとき、|α1−α2|<1×1
-6、かつ|α2−α3|<1×10-6、かつ|α3−α1
|<1×10-6の関係を満たすように材料を選択した。
具体的には、ランプ容器のセラミックスとして多結晶ア
ルミナ焼結体であり線膨張率6.8×10-6/K、導電
性サーメットとしてMo−Al23−MgO−SiO2
系サーメットであり25℃〜350℃の平均線膨張率
6.5×10-6/K、封着材としてDy23−Al23
−SiO2系であり25℃〜350℃の平均線膨張率
6.6×10-6/Kである。 このように、ランプ容器の
セラミックスと、封止体の導電性サーメットと、封着材
の線膨張率が近似しているものを選定することによっ
て、クラックの入りやすい封着材にかかる応力を小さく
できる。
【0031】尚、比較のためにAl23−Moからなる
導電性サーメットを使用したランプを作製した。しか
し、このサーメットの25℃〜350℃の平均線膨張率
は5.5×10-6/Kであり、ランプ容器の透光性多結
晶アルミナ焼結体やDy23−Al23−SiO2系封
着材とこの導電性サーメットとは線膨張率差が1×10
-6/K以上となる。このランプでは封止部に割れが起こ
る場合があることが確認された。
【0032】なお、封止部の信頼性を高めるために、図
7に示したように電極芯棒6の基端部の径が先端付近に
おいて徐々に細くすることも別途実施した。こうするこ
とによって、導電性サーメット内の電極芯棒6の基端付
近の応力発生が減少する。
【0033】また、電極芯棒6の基端部が埋設される導
電性サーメット製封止体4の穴21の開口部を拡開した
封止体を使用してランプを製作することも行ったが、こ
の場合は、図8のように封止体の電極芯棒回りに形成さ
れる中間層20を大きくすることができた。
【0034】また、電極芯棒の基端部が埋設される導電
性サーメット製封止体の穴21の底面22が図9のよう
に多面状凸面になるようにすることも行った。これはサ
ーメット焼結前に原料粉末をプレスする際に、前記穴2
1を開口するためにプレス型に先端が多面状になったピ
ンを立てておくことにより実現した。穴に対応する電極
芯棒の基端部の形状も前記の穴の底の多面状凸面に合致
するようにした。このようにすることによって局部的な
クラックの発生が防止できることとなる。
【0035】また、導電性サーメット製封止体に埋設さ
れた電極芯棒の直径をd(m)、該導電性サーメットと
電極芯棒の25℃〜350℃の平均線膨張率をそれぞれ
y、u(1/K)とするとき、|y−u|×d≦1.2
×10-9を満たすように材料を選定した。具体的にはd
=0.3mm、y=6.5×10-6/K、u=4.7×
10-6/Kである。このことにより電極芯棒と導電性サ
ーメット間のマクロな応力発生が減少する。
【0036】図12は上記数値を選定するために、導電
性サーメットに電極芯棒を埋め込み、その全体を焼結し
た後、クラックの有無を調べた実験の結果である。クラ
ックは埋め込まれた電極芯棒が導電性サーメットから突
出したその位置に見られた。ここでの実験では、電極芯
棒としてはタングステン、導電性サーメットとしてはM
o−Al23系(線膨張率:5.7×10-6/K)、M
o−MgO−Al23−SiO2系(線膨張率:7.2
×10-6/K)を用いた。後者の導電性サーメットはM
gOとAl23の組成比を変えることで線膨張率をコン
トロールできる。
【0037】図12の表中、クラック発生割合は分数表
示してあるが、分母が試験本数であり、分子がクラック
発生本数である。この結果から|y−u|×d≦1.2
×10-9の範囲で封止体の導電性サーメットの材料と電
極芯棒の材料と電極芯棒の直径とを選ぶことによって、
クラック発生のないセラミック製ランプを得ることがで
きる。
【0038】また、本実施例において、導電性サーメッ
ト製封止体端部とランプ容器の封止管端部が封着材を介
して封着されている構造であり、導電性サーメット製封
止体端部の外径は1.8mmでありランプ容器の封止管
端部の外径は同じく1.8mmであり、同じとしてい
る。導電性サーメットの外径とランプ容器の封止管端部
の外径の差を変えたランプを作製し確認したが、0.7
mm以下であると封止部の外周部で封着材が滑らかにつ
ながり、固着した後の封着材の端部にクラックが発生し
ないことが分かった。しかし、0.7mmを超える差が
導電性サーメットの外径とランプ容器の封止管端部の外
径間にあると、封着材が滑らかにつながらないため、導
電性サーメットとランプ容器の封止管端部の接続部分に
クラックが発生するものがあることを確認した。また、
本実施例において、ランプ容器の封止管端面にまで封着
材が延在していた。
【0039】また、本実施例のランプはランプの点灯状
態において、導電性サーメット製封止体の温度が760
℃以下に保たれるように使用されることにより封止部の
故障率が1ppm以下になることが予想された。
【0040】[実施例2]図10は4kWのセラミック製
ハロゲンランプであり、発光管部外径が10mm、全長
520mmである。封入ガスはAr+CH2Br2(0.
1%)が70kPaの圧力で封入されている。そして、
封止管部端面と封止体端面同士が封着材を介して封止さ
れている。ランプ容器31は透光性多結晶アルミナ焼結
体、封止体32の導電性サーメットはMo−Al23
MgO−SiO2系(40:35:15:10vol
%)である。また、使用した封着材33はDy23−A
23−SiO2系であり、図中34は内部リード棒、
35はフィラメント、36は外部リード棒である。
【0041】実施例1の場合と同じように光加熱装置に
よって封止部37を封着材で溶融封止した。そして、導
電性サーメット製の封止体32の表層域に中間層20が
形成されている。中間層20の厚みは、厚いところで約
50μmあった。なお、本実施例のハロゲンランプは点
灯時の封止部の温度が650℃までにとどまった。
【0042】次に本発明のセラミック製ランプの封止部
の信頼性を確認した試験例について説明する。行った試
験は次に概略を示す温度サイクル試験であり、本発明の
セラミック製放電ランプを内管として備えてなる二重管
構造のランプを使用した。
【0043】<温度サイクル試験> 温度負荷条件:封止部温度が800℃になるようにラ
ンプ入力を調製し、ランプを点灯して、15分間点灯
し、15分間消灯を1サイクルとして、3000回のサ
イクルで試験完了するものとした。 封止部の信頼性評価の方法:試験中、ランプがリーク
した場合はそこで試験を中止する。リークは二重管の外
管の内側に内管の封入物が付着することで検出される。
また、試験完了後外観検査をし、封止部のクラックの有
無を目視で確認した。 試験本数:30本とした。
【0044】この温度サイクル試験を以下のランプにお
いて実施した。 [試験1] ・試験ランプ;20Wメタルハライドランプ(図1の構
造のランプを内管とした二重管ランプ) ・ランプ容器;透光性多結晶アルミナ焼結体 ・封止管と封止体外径寸法;封止管〜1.8mm、封止
体〜1.8mm ・導電性サーメット;Mo−Al23−MgO−SiO
2系(40:35:15:10vol%) ・封着材;Dy23−Al23−SiO2系 ・ランプ容器への封入物;DyI3−TlI−NaI:
4mg、Hg:2.6mg、Ar:13kPa ・ランプ特性;電圧:70V、電流:0.3A、効率:
90lm/W、色温度:3000K、演色評価指数:8
0 ・試験結果;このランプにおいて30本中3000回の
サイクルの間、クラックの発生やリークは1本もなかっ
た。
【0045】[試験2] ・試験ランプ;10Wメタルハライドランプ(図1の構
造のランプを内管とした二重管ランプ) ・ランプ容器;透光性多結晶アルミナ焼結体 ・封止管と封止体外径寸法;封止管〜1.8mm、封止
体〜1.8mm ・導電性サーメット;Mo−Al23−MgO−SiO
2系(40:35:15:10vol%) ・封着材;Dy23−Al23−SiO2系 ・ランプ容器への封入物;NdI3−NaI:3mg、
Hg:1.5mg、Ne−Ar:45kPa ・ランプ特性;電圧:70V、電流:0.15A、効
率:90lm/W、色温度:3000K、演色評価指
数:80 ・試験結果;このランプにおいても、30本中3000
回のサイクルの間、クラックの発生やリークは1本もな
かった。
【0046】[試験3] ・試験ランプ;70Wメタルハライドランプ(図1の構
造のランプを内管とした二重管ランプ) ・ランプ容器;透光性多結晶アルミナ焼結体 ・封止管と封止体外径寸法;封止管〜2.1mm、封止
体〜2.1mm ・導電性サーメット;Mo−Al23−MgO−SiO
2系(40:20:30:10vol%) ・封着材;Dy23−Al23−SiO2系 ・ランプ容器への封入物;DyI3−TmI3−TlI−
NaI:6mg、Hg:4mg、Ar:10kPa ・ランプ特性;電圧:85V、電流:0.9A、効率:
95lm/W、色温度:3000K、演色評価指数:8
6 ・試験結果;このランプにおいても、30本中3000
回のサイクルの間、クラックの発生やリークは1本もな
かった。
【0047】[試験4]本発明のセラミック製ランプとの
比較のために、導電性サーメット以外はすべて前記の
[試験3]と同じ条件にてランプを製作し、温度サイクル
試験を行った。 ・試験ランプ;70Wメタルハライドランプ(図1の構
造のランプを内管とした二重管ランプ) ・ランプ容器;透光性多結晶アルミナ焼結体 ・封止管と封止体外径寸法;封止管〜2.1mm、封止
体〜2.1mm ・導電性サーメット;Mo−Al23−MgO系(4
0:40:20vol%) ・封着材;Dy23−Al23−SiO2系 ・ランプ容器への封入物;DyI3−TmI3−TlI−
NaI:6mg、Hg:4mg、Ar:10kPa ・ランプ特性;電圧:85V、電流:0.9A、効率:
95lm/W、色温度:3000K、演色評価指数:8
6 ・試験結果;このランプにおいては、30本中で164
2回目と2547回目で1本づつリークし、残り28本
の内、3000回後に4本にリークまでは至らないもの
の、封止部にクラックが見出された。この[試験4] に
おいては、30本中6本にランプ故障が発生したことに
なり、封止部の信頼性が高いランプと言えないものであ
った。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明の
セラミック製ランプによれば、封着材が溶融する際に封
止体の導電性サーメットの表層域に中間層が形成され、
ランプ構成部材間の線膨張率差を低くし、封着材と導電
性サーメットが非常に密着性良く結合され、従来の導電
性サーメットを封着材で封止したランプと比べ、ランプ
の封止部の信頼性が格段に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のセラミック製ランプとして、放電ラ
ンプの一実施例の断面図を示す。
【図2】 本発明のセラミック製ランプとして、放電ラ
ンプのその他の実施例の断面図を示す。
【図3】 光照射加熱装置の配置図を示す。
【図4】 中間層の形成されたランプ封止部の断面図を
示す。
【図5】 中間層の形成された他の実施例のランプ封止
部の断面図を示す。
【図6】 中間層でのDy23の濃度勾配の一例を示
す。
【図7】 電極芯棒の基端部の径が先端付近において徐
々に細くなった例を示す。
【図8】 電極芯棒の基端部が埋設される導電性サーメ
ット製封止体の穴の開口部を拡開した場合の中間層を示
す。
【図9】 電極芯棒の基端部が埋設される導電性サーメ
ット製封止体の穴の底面が多面状になっている例を示
す。
【図10】 セラミック製ハロゲンランプの一例の断面
図を示す。
【図11】 従来のセラミック製ランプとして、放電ラ
ンプの一例の断面図を示す。
【図12】 導電性サーメット製封止体に埋設された電
極芯棒の直径と、導電性サーメットと電極芯棒の平均線
膨張率とクラックの発生の関係を表で示す。
【符号の説明】
1 ランプ容器 2 発光管部 3 封止管部 4 封止体 5 封着材 6 電極芯棒 61 基端部 7 封止部 8 電極 9 セラミック製スリーブ 10 外部リード棒 11 ハロゲンランプ 12 反射鏡 13 真空容器 20 中間層 21 穴 22 底面 31 ランプ容器 32 封止体 33 封着材 34 内部リード棒 35 フィラメント 36 外部リード棒 37 封止部 40 発光管部 41 封止管部
フロントページの続き (72)発明者 田川 幸治 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシ オ電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−30052(JP,A) 特開 平3−4438(JP,A) 特開 昭59−97571(JP,A) 特開 昭59−138048(JP,A) 特開 昭63−136456(JP,A) 特開 昭57−126058(JP,A) 特開 平1−255149(JP,A) 特開 平7−192698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/36

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性セラミックスよりなり、発光管部
    とこの発光管部に連設された封止管部とを有するランプ
    容器を備え、前記発光管部内に給電用導電部材が配さ
    れ、当該給電用導電部材の基端部が埋設されている導電
    性サーメット製封止体が、前記封止管部に封着材で溶着
    封止されることにより気密封止構造が形成されてなるセ
    ラミック製放電ランプにおいて、前記封着材と前記導電性サーメットが同一成分としてシ
    リカを含み、 前記封止体が前記封止管部に封着材で溶着
    封止される際に、前記封止体の導電性サーメット構成成
    分が、前記封止体の表層域で溶融することによって、該
    封着材を構成する成分と相互拡散し混ざり合った中間層
    が、封止体の表層域に形成されることを特徴とするセラ
    ミック製ランプ。
  2. 【請求項2】 前記中間層は、封着材成分の拡散した濃
    度の勾配が比較的小さい部分と、その濃度勾配が急峻で
    ある部分とからなることを特徴とする請求項1に記載の
    セラミック製ランプ。
  3. 【請求項3】 前記中間層における、封着材成分の拡散
    した濃度が半減する領域までの厚みが20μm以上の部
    分があることを特徴とする請求項1乃至請求項のいず
    れかに記載のセラミック製ランプ。
  4. 【請求項4】 ランプ容器の封止管外端面に封止体の内
    端面が当接した構造を有するランプであって、ランプ容
    器の封止管端面まで封着材が延在していることを特徴と
    する請求項1乃至請求項のいずれかに記載のセラミッ
    ク製ランプ。
  5. 【請求項5】 ランプ外部に面する導電性サーメット表
    面の少なくとも一部が封着材で覆われていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のセラミ
    ック製ランプ。
  6. 【請求項6】 ランプ容器のセラミックスと、封止体の
    導電性サーメットと、封着材の25℃〜350℃の平均
    線膨張率をそれぞれa、a、a(各単位:1/
    K)とするとき、|a−a|≦1×10−6、かつ
    |a−a|≦1×10−6、かつ|a−a|≦
    1×10−6の関係を満たすことを特徴とする請求項1
    乃至請求項のいずれかに記載のセラミック製ランプ。
  7. 【請求項7】 給電用導電部材の基端部が埋設される導
    電性サーメット製封止体の穴が開口部にて拡開してなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記
    載のセラミック製ランプ。
  8. 【請求項8】 導電性サーメット製封止体に埋設された
    給電用導電部材の直径をd(m)、該導電性サーメット
    と給電用導電部材材料の25℃〜350℃の平均線膨張
    率をそれぞれy、u(1/K)とするとき、|y−u|
    ×d≦1.2×10−9を満たすことを特徴とする請求
    項1乃至請求項のいずれかに記載のセラミック製ラン
    プ。
  9. 【請求項9】 導電性サーメット製封止体端部とランプ
    容器の封止管端部が封着材を介して封着されている構造
    であって、該導電性サーメット製封止体端部とランプ容
    器の封止管端部の外径の差が0.7mm以下であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の
    セラミック製ランプ。
  10. 【請求項10】 ランプの点灯状態において、導電性サ
    ーメット製封止体の温度が760℃以下に保たれるよう
    に使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項
    いずれかに記載のセラミック製ランプ。
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