JP3396206B2 - 無洗米製造装置 - Google Patents

無洗米製造装置

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JP3396206B2
JP3396206B2 JP2000227442A JP2000227442A JP3396206B2 JP 3396206 B2 JP3396206 B2 JP 3396206B2 JP 2000227442 A JP2000227442 A JP 2000227442A JP 2000227442 A JP2000227442 A JP 2000227442A JP 3396206 B2 JP3396206 B2 JP 3396206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は無洗米製造装置に係
り、特に、炊飯に先立つ洗米を必要とせず、水を加える
だけで炊飯することができ、しかも保存性の良い、所謂
“無洗米”を製造する無洗米製造装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に無洗米製造装置においては、例え
ば、洗米部を備えており、洗米部において原料白米(精
白米)を洗い水と共に攪拌して洗米処理し、アリウロン
残留物(玄米の糠層の最下層であるアリウロン層(糊粉
層)に含まれていた油脂や蛋白質や糖質などから成る極
めて粘度の高い半液体状の混合物)等の被除去物を原料
白米の表面から遊離させて洗い水に溶解した状態にす
る。 【0003】また、この無洗米製造装置は脱水部を備え
ており、脱水部は回転する脱水内筒及び脱水外筒を有す
ると共に、脱水内筒と脱水外筒との間には脱水室が形成
されている。脱水内筒の周面には複数の移送口が形成さ
れており、洗米処理が終了して脱水内筒内に供給された
原料白米が、遠心力により移動されて移送口を介して脱
水室に排出されることで脱水室内で脱水される。 【0004】さらに、この無洗米製造装置は乾燥部を備
えており、脱水処理が終了した原料白米は乾燥部に供給
されて乾燥される。これにより、無洗米(乾燥部におい
て乾燥された後の原料白米)が製造される構成である。 【0005】しかしながら、このような無洗米製造装置
では、遠心力により脱水内筒内を移動する原料白米が移
送口と移送口との間の脱水内筒周面に張り付いてしまっ
て移送口に到達できず、これにより、脱水内筒内の原料
白米を円滑に脱水室に排出できないという問題があっ
た。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、脱水内筒内の原料白米を円滑に脱水室に排出する
ことができる無洗米製造装置を得ることが目的である。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の無洗米
製造装置は、原料白米を洗い水と共に攪拌して洗米処理
する洗米部と、脱水内筒及び脱水外筒を有して前記脱水
内筒と前記脱水外筒との間に脱水室を形成すると共に前
記脱水内筒の周面に移送口が形成され、前記洗米部から
前記脱水内筒内に供給された原料白米を遠心力により移
動させて前記移送口を介して前記脱水室に排出すること
で前記脱水室内で原料白米を脱水する脱水部と、前記脱
水部から供給された原料白米を乾燥する乾燥部と、を備
えた無洗米製造装置であって、前記移送口に隣接して前
記脱水内筒の周面に設けられ、前記遠心力により前記脱
水内筒内を移動する原料白米を前記移送口に案内するガ
イド部材を備えたことを特徴としている。 【0008】請求項1に記載の無洗米製造装置では、洗
米部において原料白米が洗い水と共に攪拌されて洗米処
理される。この洗米処理により、アリウロン残留物等の
被除去物が原料白米の表面から遊離して洗い水に溶解し
た状態となる。 【0009】洗米処理が終了した原料白米は脱水部の脱
水内筒内に供給され、この脱水内筒内の原料白米が、遠
心力により移動されて脱水内筒周面の移送口を介して脱
水室に排出されることで脱水室内で脱水される。 【0010】脱水処理が終了した原料白米は、乾燥部に
供給されて乾燥されることにより無洗米となる。 【0011】ここで、脱水内筒の周面には、移送口に隣
接してガイド部材が設けられており、ガイド部材は、遠
心力により脱水内筒内を移動する原料白米を移送口に案
内する。これにより、この遠心力により移動する原料白
米が脱水内筒の周面に張り付いてしまって移送口に到達
不能となることを防止でき、したがって、脱水内筒内の
原料白米を脱水室に円滑に排出することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】図2には、本発明の実施の形態に
係る無洗米製造装置10が縦断正面図にて示されてお
り、図3には、無洗米製造装置10が一部破断した平面
図にて示されている。 【0013】本実施の形態に係る無洗米製造装置10
は、洗米部12、脱水部14及び乾燥部16を備えてお
り、脱水部14及び乾燥部16は装置本体18内に収容
されている。装置本体18の内部には取付台20が架設
されると共に、装置本体18の外周(4つの周面)には
カバー22が設けられている。 【0014】装置本体18の内壁には支持部材24が固
定されており、支持部材24には円筒状とされた支柱2
6の下部が回転可能に支持されている。支柱26の上側
は装置本体18の上壁から上方に突出すると共に、支柱
26の上部にはアーム28が一体に設けられており、ア
ーム28には洗米部12が取り付けられている。 【0015】支柱26の上下方向略中間部分には略扇状
のベース30が一体に設けられており、ベース30は装
置本体18の上面に接している。ベース30の円弧部分
近傍には、この円弧部分に沿って円弧状の切欠部32が
形成されており、切欠部32の一端部は開口している。
切欠部32に対応して装置本体18の上面には、クラン
プレバー34が末端において回動自在に取り付けられて
おり、切欠部32の他端部をクランプレバー34の末端
に当接させた状態でクランプレバー34を締め付けるこ
とで、支柱26の回転が阻止されて洗米部12が装置本
体18に装着されている。また、クランプレバー34を
緩めることで支柱26の回転が可能となり、これによ
り、支柱26を中心として洗米部12を回動させて、洗
米部12を装置本体18から離脱させることができる。
なお、洗米部12は装置本体18に対し、洗米部12が
装置本体18に装着された状態(切欠部32の他端部が
クランプレバー34の末端に当接した状態)から180
°回動可能とされている。 【0016】図4及び図6に詳細に示す如く、洗米部1
2は軸受部材36を備えており、軸受部材36はアーム
28に固定されている。また、洗米部12は洗米モータ
38を備えており、洗米モータ38もアーム28に固定
されている。軸受部材36は回転軸40を回転自在に軸
支しており、回転軸40の上部及び下部は軸受部材36
から突出している。回転軸40には、軸受部材36の上
方においてプーリ42が固定されており、このプーリ4
2は、洗米モータ38の駆動軸に固定されたプーリ44
にベルト46を介して連結されている。これにより、洗
米モータ38が駆動されることで、回転軸40が回転さ
れる。また、洗米モータ38の電線48は、支柱26内
部を貫通されることで、装置本体18内に設けられた制
御盤50(図2参照)に接続されている。 【0017】軸受部材36の下部には円筒状の洗米筒5
2が固定されており、洗米筒52内には回転軸40が収
容されると共に、洗米筒52の下端は開口されている。
洗米筒52の下端近傍における側壁には供給口52Aが
形成されており、供給口52Aにはスクリューフィーダ
54が臨設されている。スクリューフィーダ54は供給
モータ56を備えており、供給モータ56によりスクリ
ューフィーダ54が駆動される。スクリューフィーダ5
4にはホッパ58が連設されており、ホッパ58は、上
記アーム28に固定されると共に、上方に開放されてい
る。ここで、ホッパ58に原料白米(精白米)が供給さ
れると、スクリューフィーダ54によって原料白米が搬
送されて、供給口52Aを介して洗米筒52内に原料白
米が供給される。また、供給モータ56の電線60は、
支柱26内部を貫通されることで上記制御盤50に接続
されている。 【0018】ホッパ58の下部には原料センサ62が設
けられており、原料センサ62はホッパ58内の原料白
米の有無を検出する。原料センサ62の配線64は支柱
26内部を貫通されることで上記制御盤50に接続され
ており、ホッパ58内に原料白米が無くなったことを原
料センサ62が検出すると、所定時間後に無洗米製造装
置10の全体(洗米モータ38、供給モータ56、後記
脱水モータ134、ポンプ164、搬送モータ168、
乾燥モータ208及びヒータ216等)が停止される。
また、ホッパ58には原料センサ62の下方において流
量調節シャッタ66が設けられており、流量調節シャッ
タ66によって洗米筒52内に供給される原料白米の量
が調節される。 【0019】洗米筒52内における回転軸40下側の外
周には、スクリュー羽根68Aが形成されて揚穀螺旋6
8が構成されている。揚穀螺旋68と洗米筒52との間
には揚穀室70が形成されている。これにより、回転軸
40が回転されることで、揚穀螺旋68が揚穀室70内
の原料白米を下から上に搬送する。また、上記供給口5
2Aの上方側(図4のAの部位)においては、スクリュ
ー羽根68Aは1条形成されると共に、スクリュー羽根
68Aと洗米筒52との隙間は原料白米の砕粒が生じな
い程度の大きさ(例えば5mm程度)とされている。一
方、供給口52Aの下方側(図4のBの部位)において
は、スクリュー羽根68Aは2条形成されると共に、ス
クリュー羽根68Aと洗米筒52との隙間は原料白米が
通過しない程度の大きさ以下(例えば1mm程度以下)
とされている。これにより、揚穀室70内で原料白米が
砕粒することが防止されると共に、洗米筒52下端の開
口から原料白米が落下することが防止されている。 【0020】洗米筒52内における回転軸40の外周に
は、スクリュー羽根68Aの直上において円柱状の突条
72Aが複数形成されており、複数の突条72Aは螺旋
状に配列されている。さらに、洗米筒52内における回
転軸40の外周には、複数の突条72Aの直上において
複数枚の掻き出し板72Bが固定されており、各掻き出
し板72Bは回転軸40の軸線(回転中心)と平行とさ
れている。この複数の突条72A及び複数枚の掻き出し
板72Bによって、洗米筒52内における回転軸40上
側に洗米ロール72が構成されている。洗米筒52と洗
米ロール72の突条72A形成部位との間には洗米室7
4が形成されている。これにより、回転軸40が回転さ
れることで、原料白米が洗米室74内で突条72A及び
上昇する原料白米の自重によって抵抗を与えられて攪拌
される。 【0021】回転軸40の中心には、その上端から突条
72A形成部位の中間部分に亘って、給水穴76が形成
されている。この給水穴76は、回転軸40の外周から
洗米室74に臨むように開口する複数の注水口76Aに
連通しており、複数の注水口76Aは、回転軸40の最
上部の突条72Aの上方から突条72A形成部位の中間
部分の範囲において形成されている。回転軸40の上端
には連結器78が設けられており、連結器78は、回転
部である回転軸40と固定部である配管80とを密封し
た状態で連結している。配管80にはチューブ82が接
続されると共に、チューブ82は支柱26内部を貫通さ
れることで装置本体18内を通って装置本体18外に出
されており、チューブ82は装置本体18の外部に設け
られた給水タンク(図示省略)に接続されている。この
ため、給水タンクからチューブ82、配管80、連結器
78を介して給水穴76内に洗い水(純清水)が供給さ
れ、複数の注水口76Aから洗米室74の内部に洗い水
が注がれる。これにより、洗米室74内で原料白米が洗
米される。 【0022】洗米筒52の洗米室74形成部位の下部に
は、給水管84が設けられており、洗米筒52内と給水
管84内とは連通している。給水管84にはチューブ8
6が接続されると共に、チューブ86は支柱26内部を
貫通されることで脱水部14の後記ポンプ164に接続
されており、後に詳細に説明する如く脱水部14におい
て原料白米が脱水されることで得られる脱水液(洗米室
74の上部で原料白米に付着した洗い水であるため準清
水である)がポンプ164、チューブ86及び給水管8
4を介して洗米室74の下部へ注がれる。これにより、
脱水液が洗い水として再利用され、このため、上記給水
タンクから供給する洗い水の量を少なくすることができ
る。 【0023】洗米筒52には、洗米室74形成部位の上
下方向略中間部分から揚穀室70形成部位の上部に亘っ
て、多数の排水口52Bが穿設されており、多数の排水
口52Bからアリウロン残留物等を含有する汚れた洗い
水(洗い汁)が排水されることで、洗米室74内の洗い
水の汚れが抑制される。なお、この排水口52Bは、洗
米筒52の洗米室74形成部位の全体に穿設してもよ
い。洗米筒52の外周には、排水口52B穿設部位から
下端に亘って排水壁88が設けられており、洗米筒52
と排水壁88との間には排水室90が形成されている。
これにより、多数の排水口52Bから排水された洗い水
(洗い汁)が、排水室90を介して洗米筒52の下端近
傍から下方へ排水される。さらに、上述の如く洗米筒5
2の下端は開口されているため、洗米室74及び揚穀室
70を通過して汚れた洗い水(洗い汁)が洗米筒52の
下端から下方へ排水される。これにより、洗米室74及
び揚穀室70内の洗い水の汚れが抑制される。 【0024】洗米筒52の上部であって洗米ロール72
の掻き出し板72Bに対応する位置には排出口52Cが
形成されており、洗米処理された原料白米が、上記揚穀
螺旋68の搬送力により洗米室74から排出口52Cを
介して洗米筒52外へ排出される。また、排出口52C
に対応して洗米筒52の上部には排出管92が固定され
ており、排出管92は、一端部が排出口52Cを被った
状態で洗米筒52に沿って垂設されている。これによ
り、排出口52Cから排出された原料白米が、排出管9
2内を落下して排出管92の下端から排出される。 【0025】図1、図5及び図6に詳細に示す如く、脱
水部14は、洗米部12の直下における装置本体18内
に配設されており、脱水部14は遠心脱水筒100及び
外郭筒102を備えている。遠心脱水筒100は脱水内
筒104及び脱水外筒106から成り、脱水内筒104
及び脱水外筒106は双方とも上端が開口した円筒状と
されて立設されると共に、脱水内筒104と脱水外筒1
06との間には脱水室108が形成されている。一方、
外郭筒102は、上端が開口した円筒状とされて遠心脱
水筒100を囲うように立設されている。 【0026】脱水部14に対応して装置本体18の上壁
には開放口110が形成されており、開放口110には
円環状の外カバー112が着脱自在に装着されると共
に、外カバー112の内側には略円盤状の内カバー11
4が着脱自在に装着されている。外カバー112が内カ
バー114と共に装置本体18の上壁から離脱される
と、開放口110全体が開放されて外郭筒102の内側
の範囲が開放される一方、内カバー114のみが装置本
体18の上壁(外カバー112)から離脱されると、開
放口110が部分的に開放されて脱水内筒104の内側
の範囲のみが開放される。 【0027】内カバー114の中心部分には、水受管1
16が垂設されており、水受管116の上端は上記洗米
筒52及び排水壁88に対応して大きくされる共に、水
受管116の下部は脱水内筒104内の下側まで到達し
ている。このため、排水室90の下端及び洗米筒52の
下端から排水された洗い水(洗い汁)が水受管116の
上端に受け止められることで、この洗い水(洗い汁)が
水受管116内を落下する。 【0028】内カバー114には米受管118が垂設さ
れており、米受管118の上端は拡径されて上記排出管
92の直下に配置されると共に、米受管118の下端は
脱水内筒104内の下端近傍まで到達している。このた
め、洗米部12での洗米処理が終了して排出管92から
排出された原料白米は、米受管118内を落下して脱水
内筒104内の下端に到達する。 【0029】内カバー114には周方向に沿って複数の
吸気口120が形成されており、後に詳細に説明する如
くこの複数の吸気口120を介して脱水内筒104の内
部に空気が吸気される。また、内カバー114に設けら
れた水受管116及び米受管118には遮風板122が
取り付けられており、遮風板122は脱水内筒104内
の上下方向略中間部分に配置されている。このため、複
数の吸気口120からの空気が脱水内筒104内の下側
へ到達することがこの遮風板122によって阻害され
る。 【0030】脱水内筒104の下端には下端板124が
設けられており、下端板124には円筒軸126が固定
されている。円筒軸126の内部には、回転不能とされ
た円筒状の排水管128が配置されている。円筒軸12
6は、上記取付台20に固定された軸受台130に後記
円筒軸148を介して回転自在に軸支されている。円筒
軸126の下端にはプーリ132が固定されており、こ
のプーリ132は、脱水モータ134の駆動軸に固定さ
れたプーリ136にベルト138を介して連結されてい
る(図2参照)。これにより、脱水モータ134が駆動
されることで、円筒軸126及び下端板124が回転さ
れて、脱水内筒104が回転される。また、排水管12
8の上端には上記水受管116の下端が着脱自在に差し
こまれており、これにより、上述の如く水受管116内
を落下した洗い水(洗い汁)が排水管128を介して装
置本体18外に排水される。 【0031】脱水内筒104の周面には、多数の噴風孔
104Aが形成されており、脱水内筒104の内部は噴
風室140とされている。また、脱水内筒104の下端
周面には、周方向に沿って複数の移送口142が形成さ
れており、米受管118から落下して下端板124上に
到達した原料白米は、下端板124が回転されることで
遠心力を受けて脱水内筒104内の外側に移動する。脱
水内筒104下端周面の移送口142と移送口142と
の間(移送口142の隣接部位)の全てには、ガイド部
材としてのガイド駒182が設けられている。各ガイド
駒182は下端板124に固定されており、このため、
各ガイド駒182が脱水内筒104周面から外れること
が防止されている。ガイド駒182は略半円柱状とされ
て円弧部分が脱水内筒104内側に向けられており、遠
心力により脱水内筒104内を移動する全ての原料白米
がガイド駒182によって移送口142に案内されて、
脱水室108の下部に排出される。さらに、脱水内筒1
04の外周にはスクリュー羽根144が張設されてお
り、脱水内筒104が回転されることでスクリュー羽根
144が一体に回転されて、脱水室108下部の原料白
米が脱水室108上部へ上昇される。 【0032】脱水外筒106の下端には下端板146が
設けられており、下端板146には円筒軸148が固定
されている。円筒軸148は、円筒軸126を囲う状態
で上記軸受台130に回転自在に軸支されている。円筒
軸148の下端にはプーリ150が固定されており、こ
のプーリ150は、上記脱水モータ134の駆動軸に固
定されたプーリ152にベルト154を介して連結され
ている(図2参照)。これにより、脱水モータ134が
駆動されることで、円筒軸148及び下端板146が回
転されて、脱水外筒106が回転される。また、プーリ
150の直径はプーリ132の直径と同一とされると共
に、プーリ152の直径はプーリ136の直径より若干
小さくされている。 【0033】脱水外筒106の周面には、多数の排水・
排風用の排出孔106Aが形成されると共に、脱水外筒
106の外周には、脱水外筒106の軸線(回転中心)
と平行とされた複数枚の起風翼156が固定されてい
る。このため、脱水外筒106が回転されることで、起
風翼156が一体に回転して脱水外筒106の外側(外
郭筒102内)に風が発生し、上記吸気口120、噴風
室140、噴風孔104A、脱水室108、排出孔10
6A及び外郭筒102内の順で風が送風される。これに
より、脱水室108内を上昇される原料白米に付着した
洗い水が脱水される。また、上述の如く遮風板122に
よって脱水内筒104内(噴風室140)の下側へ空気
が到達することが阻害されるため、脱水室108の下側
への送風量は少なくされる一方、脱水室108の上側へ
の送風量は多くされる。これは、脱水室108の下側に
位置する原料白米に付着している洗い水は多いため、脱
水室108の下側への送風量が少なくても多くの洗い水
を脱水できる一方、脱水室108の上側に位置する原料
白米に付着している洗い水は比較的少ないため、脱水室
108の上側への送風量を多くすることで良好に原料白
米を脱水できることによる。 【0034】脱水外筒106の上端の外周全体には移送
板158が設けられており、脱水処理が終了して脱水室
108の上端から排出された原料白米が遠心力により移
送板158上に搬送される。移送板158は外郭筒10
2の上方に配置されており、脱水外筒106が回転され
て移送板158が一体に回転されることで、移送板15
8上の原料白米が遠心力を受けて、この原料白米が移送
板158の外周から落下する。移送板158の外周は外
郭筒102の周壁の直上に位置しており、このため、移
送板158の外周から落下する原料白米は、外郭筒10
2の外側を通過する。 【0035】外郭筒102の下端には下面板102Aが
形成されており、下面板102Aは上記取付台20に取
付部材160を介して固定されている。下面板102A
には搬送管162が連結されており、脱水室108で原
料白米を脱水して得られる脱水液が排出孔106A及び
外郭筒102内を介して搬送管162内を落下する。搬
送管162はポンプ164に接続されると共に、ポンプ
164には上記チューブ86を介して給水管84が接続
されており、搬送管162からの脱水液(準清水)はポ
ンプ164によってチューブ86及び給水管84内を搬
送されて洗米室74の下部へ注がれる(図2参照)。 【0036】外郭筒102の外周にはプーリ166が回
転自在に支持されており、このプーリ166は、搬送モ
ータ168の駆動軸に固定されたプーリ170にベルト
172を介して連結されている(図2参照)。プーリ1
66の上面には円環状の搬送板174が固定されてお
り、搬送板174は、上記移送板158の下方に配置さ
れて外郭筒102の外周を取り囲むと共に、常にプーリ
166と一体に回転する。このため、搬送モータ168
が駆動されることで、プーリ166と一体に搬送板17
4が回転され、後述の如く脱水処理が終了して移送板1
58から搬送板174上に落下した原料白米が、遠心力
を受けて搬送板174の外方向へ移動する。 【0037】搬送板174に対応して装置本体18の上
壁下面には、円筒状の係止筒176の上端が固定されて
おり、係止筒176の周壁は搬送板174の外周近傍の
直上に位置すると共に、係止筒176の周壁下端と搬送
板174との隙間は原料白米が通過しない程度以下の大
きさとされている(図2参照)。このため、この係止筒
176の周壁によって、移送板158からの原料白米が
全て搬送板174上に落下されると共に、搬送板174
上の原料白米が搬送板174から落下することが防止さ
れる。また、図8に詳細に示す如く、係止筒176の乾
燥部16側における周壁には、搬送路178が形成され
ており、搬送路178は対向する一対の側壁178Aを
有している。さらに、一方の側壁178A(搬送板17
4回転方向側の側壁178A)と外郭筒102との間に
は、曲面を有する堰板180が架け渡されており、堰板
180の下端と搬送板174との隙間は原料白米が通過
しない程度以下の大きさとされている。これにより、搬
送板174上の原料白米の回転が堰板180に阻止され
ることで、この原料白米が搬送板174から落下して搬
送路178を介して乾燥部16へ搬送される。 【0038】図7及び図8に詳細に示す如く、乾燥部1
6は、脱水部14に隣接して装置本体18内に配設され
ている。乾燥部16は乾燥筒200を備えており、乾燥
筒200は上記取付台20上に立設されている。乾燥筒
200の内周面には複数の受けロール202が固定され
ており、複数の受けロール202上には乾燥円盤204
が載置されている。これにより、乾燥円盤204は乾燥
筒200内で水平な状態とされて回転可能に支持されて
いる。乾燥筒200の上端は開口されると共に、乾燥筒
200内の乾燥円盤204より上側は乾燥室206とさ
れており、脱水処理が終了した原料白米が搬送路178
から乾燥筒200の上端開口を介して乾燥円盤204上
に落下する。 【0039】乾燥円盤204の中心には乾燥モータ20
8の駆動軸が固定されており、乾燥モータ208が駆動
されることで乾燥円盤204が回転される。乾燥室20
6の中心には支持筒210が設置されると共に、支持筒
210と乾燥筒200との間には一対のブラケット21
2が架け渡されており、一方のブラケット212(乾燥
円盤204上に落下した原料白米が最初に通過する方の
ブラケット212)には複数(本実施の形態では3つ)
の均平板214が支持されている。各均平板214の乾
燥円盤204に対する高さ及び各均平板214の向きは
調節可能とされており、乾燥円盤204が回転されるこ
とで、複数の均平板214によって原料白米が乾燥円盤
204上に均等に拡散される。 【0040】乾燥筒200の上方における装置本体18
上壁にはヒータ216が設けられており、ヒータ216
は、装置本体18の外部からの空気を加熱することで温
風を生じさせて、この温風を乾燥筒200の上端開口を
介して乾燥円盤204上の原料白米に均等に送風する。
さらに、乾燥円盤204には多数の通風孔204Aが形
成されており、乾燥筒200内の乾燥円盤204より下
側は排気室218とされている。乾燥筒200の下端は
開口されると共に、上記取付台20には乾燥筒200の
下方において排気口220が形成されており、排気口2
20の下側には排気管222が排気口220を被う状態
で連結されている。これにより、ヒータ216から送風
された温風が乾燥円盤204上の原料白米を通過するこ
とで原料白米が乾燥されると共に、原料白米を通過した
温風が通風孔204A、排気室218、排気口220及
び排気管222を介して装置本体18の外部に排気され
る。 【0041】乾燥筒200と支持筒210との間には、
曲面を有する堰板224が架け渡されており、堰板22
4の下端と搬送板174との隙間は原料白米が通過しな
い程度以下の大きさとされている。堰板224に対応し
て乾燥筒200には排出樋226が設けられており、排
出樋226は、乾燥筒200内と装置本体18の外部と
を連通している。これにより、上記搬送路178を介し
て乾燥円盤204上に落下した原料白米が乾燥円盤20
4によって略一回転された際に、原料白米の回転が堰板
224に阻止されて原料白米が乾燥円盤204の外方向
へ移動されることで、乾燥処理が終了した原料白米(無
洗米)が、乾燥筒200内から排出樋226を介して装
置本体18の外部に排出される構成である。 【0042】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。 【0043】以上の構成の無洗米製造装置10では、洗
米モータ38により回転軸40を所定の回転速度(例え
ば700rpm)で回転させた状態で供給モータ56に
よりスクリューフィーダ54を駆動してホッパ58内の
原料白米を洗米筒52の下部に供給すると、原料白米は
揚穀螺旋68によって揚穀室70内を下から上へ搬送さ
れ、洗米室74に供給される。洗米室74では、原料白
米は、揚穀螺旋68の搬送力によって下から上へ搬送さ
れると共に自重により加圧される。 【0044】給水タンク(図示省略)により注水口76
Aから適量の洗い水(純清水)を洗米室74内に注ぐ
と、回転する洗米ロール72によって洗米室74内の原
料白米が洗い水と共に攪拌され、洗米処理が行われる。
また、脱水部14からの脱水液(準清水)を給水管84
から洗米室74の下部へ注ぐため、給水タンクから供給
される洗い水の量が少なくされる。 【0045】洗米処理された原料白米は、回転する掻き
出し板72Bにより排出口52Cを介して排出管92の
下端から排出され、脱水部14の米受管118を介して
脱水内筒104内の下端に到達する。また、洗米処理さ
れて汚れた洗い水(洗い汁)は、排水室90の下端及び
洗米筒52の下端から排水され、脱水部14の水受管1
16及び排水管128を介して装置本体18外へ排水さ
れる。 【0046】脱水部14では、脱水モータ134により
遠心脱水筒100が所定の速度で回転している。すなわ
ち、脱水内筒104が所定の速度(例えば1200rp
m)で回転すると共に、脱水外筒106は脱水内筒10
4より若干遅い所定の速度(例えば1000rpm)で
回転している。同時に、脱水外筒106の回転により起
風翼156が回転することで吸気口120から吸気が行
われ、この空気が脱水内筒104の噴風室140、噴風
孔104A、脱水室108、脱水外筒106の排出孔1
06Aを経て外郭筒102内に至る。 【0047】脱水内筒104内の下端に到達した原料白
米は、遠心力により脱水内筒104内を外側に移動して
移送口142を介して脱水室108の下部に排出され
る。脱水室108に供給された原料白米は、スクリュー
羽根144により上昇されながら遠心脱水され、脱水液
は脱水外筒106の排出孔106Aから排出される。こ
の際、原料白米に付着した洗い水は、脱水室108内を
上昇する途中で全て遠心脱水される。また、上述の如く
吸気口120から吸気された空気が脱水室108に噴射
されることで、遠心脱水作用が補助されている。脱水処
理された原料白米は、その表面にごく僅かに水が付着し
た状態で、遠心力と自然落下により脱水室108の上部
から移送板158、搬送板174及び搬送路178を介
して排出され、乾燥部16の乾燥円盤204上に供給さ
れる。 【0048】乾燥部16では、乾燥モータ208によっ
て乾燥円盤204が所定の速度(例えば7rpm)で回
転されており、乾燥円盤204上に供給された原料白米
は、均平板214により均等に拡散される。乾燥円盤2
04上で拡散された原料白米は、ヒータ216から乾燥
室206、乾燥円盤204の通風孔204A、排気室2
18、排気口220及び排気管222を経て装置本体1
8外へ流れる温風を浴びることで、表面付着水が完全に
除去されて乾燥されることにより、無洗米となる。無洗
米となった原料白米は、排出樋226から排出される。 【0049】ここで、脱水内筒104下端周面の移送口
142と移送口142との間(移送口142の隣接部
位)の全てには、ガイド駒182が設けられており、ガ
イド駒182は、遠心力により脱水内筒104内を移動
する全ての原料白米を移送口142に案内する。これに
より、この遠心力により移動する原料白米が脱水内筒1
04の周面に張り付いてしまって移送口142に到達不
能となることを防止でき、したがって、脱水内筒104
内の全ての原料白米を脱水室108に円滑に排出するこ
とができる。 【0050】なお、本実施の形態では、ガイド駒182
(ガイド部材)を略半円柱状とした構成としたが、ガイ
ド駒182(ガイド部材)を略三角柱状とした構成とし
てもよい。 【0051】さらに、本実施の形態では、脱水室108
に供給された原料白米がスクリュー羽根144により上
昇されながら遠心脱水される構成としたが、脱水室に供
給された原料白米がスクリュー羽根等により下降されな
がら遠心脱水されるようにしてもよい。 【0052】また、上記の実施の形態では、水平面上を
回転する乾燥円盤204を備えた横回転式の乾燥部16
を用いた構成としたが、乾燥ドラム等を備えた縦回転式
の乾燥部及びその他の形式の乾燥部を使用することがで
きる。 【0053】 【発明の効果】請求項1に記載の無洗米製造装置では、
ガイド部材が遠心力により脱水内筒内を移動する原料白
米を移送口に案内するため、原料白米が脱水内筒の周面
に張り付いてしまって移送口に到達不能となることを防
止でき、脱水内筒内の原料白米を脱水室に円滑に排出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る無洗米製造装置の脱
水内筒の内部構成を示す横断平面図である。 【図2】無洗米製造装置を示す縦断正面図である。 【図3】無洗米製造装置を示す一部破断した平面図であ
る。 【図4】洗米部を詳細に示す縦断正面図である。 【図5】脱水部を詳細に示す縦断正面図である。 【図6】洗米部及び脱水部を詳細に示す一部破断した平
面図である。 【図7】乾燥部を詳細に示す縦断正面図である。 【図8】乾燥部を詳細に示す一部破断した平面図であ
る。 【符号の説明】 10 無洗米製造装置 12 洗米部 14 脱水部 16 乾燥部 104 脱水内筒 106 脱水外筒 108 脱水室 142 移送口 182 ガイド駒(ガイド部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−192594(JP,A) 特開2000−24524(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 1/00 - 3/14 B02B 5/00 - 7/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 原料白米を洗い水と共に攪拌して洗米処
    理する洗米部と、 脱水内筒及び脱水外筒を有して前記脱水内筒と前記脱水
    外筒との間に脱水室を形成すると共に前記脱水内筒の周
    面に移送口が形成され、前記洗米部から前記脱水内筒内
    に供給された原料白米を遠心力により移動させて前記移
    送口を介して前記脱水室に排出することで前記脱水室内
    で原料白米を脱水する脱水部と、 前記脱水部から供給された原料白米を乾燥する乾燥部
    と、 を備えた無洗米製造装置であって、 前記移送口に隣接して前記脱水内筒の周面に設けられ、
    前記遠心力により前記脱水内筒内を移動する原料白米を
    前記移送口に案内するガイド部材を備えたことを特徴と
    する無洗米製造装置。
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