JP3393502B2 - ワイヤハーネス相互の接続装置 - Google Patents

ワイヤハーネス相互の接続装置

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JP3393502B2
JP3393502B2 JP28395296A JP28395296A JP3393502B2 JP 3393502 B2 JP3393502 B2 JP 3393502B2 JP 28395296 A JP28395296 A JP 28395296A JP 28395296 A JP28395296 A JP 28395296A JP 3393502 B2 JP3393502 B2 JP 3393502B2
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connector housing
ceiling
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connector housings
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充晃 森本
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車の
天井部の電気配線に用いられるワイヤハーネスと車体側
のワイヤハーネスとを接続するために使用されるワイヤ
ハーネス相互の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両の天井には、図
5に示すように、天井Rに対するルームランプやスポッ
トライトなどの照明ユニットaの取付けと、これらの照
明ユニットaに接続される電気配線(ルーフワイヤハー
ネス)bがなされている。従来のルーフワイヤハーネス
bは、図6に示すように、複数の電線をテープで集束し
た形状であり、多数のクランプcで天井Rに固定されて
いる。
【0003】ルーフワイヤハーネスbの端末にはコネク
タdが付設されており、車体のピラーeに配索したワイ
ヤハーネスfのコネクタgとコネクタdとをを嵌合させ
ることにより、車体側の電気回路と接続するようにして
ある。しかしながら、双方のコネクタdとgとを嵌合す
る作業は、車体内の狭い場所で行うため作業者は不自然
な姿勢で接続作業を継続しなければならず、接続作業の
生産性の向上が期待できない問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、ワイヤハーネスの端末に
付設されたコネクタ相互の接続作業が簡素化され、接続
作業の生産性および信頼性が著しく向上するワイヤハー
ネス相互の接続装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明のワイヤハーネス相互の接続装置は、ワイヤ
ハーネスに接続された端子を内部に収容した相嵌合する
一対のコネクタハウジングと、該一対のコネクタハウジ
ングをそれぞれ回動自在に支持する支持脚とから成り、
一方のコネクタハウジングの該支持脚を車体のピラーに
着設し他方のコネクタハウジングの該支持脚を車体の
天井に着設し、相対向する該車体のピラーと該車体の天
を近接させることにより、双方のコネクタハウジング
回動させつつ互いに嵌合させ、該端子相互を接続させ
ることを特徴とする。
【0006】前記一対のコネクタハウジングの一方のコ
ネクタハウジングがテーパ部を有する受容部を備え、他
方のコネクタハウジングが外周壁に傾斜面部を形成して
なることが好ましい(請求項2)。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わるワイヤハーネ
ス相互の接続装置Aを示す要部断面図である。ワイヤハ
ーネス相互の接続装置Aは、雌型のコネクタハウジング
1と、雄型のコネクタハウジング2と、双方のコネクタ
ハウジング1、2をそれぞれ回動自在に支持する支持脚
3、4とから成る。
【0008】雌型のコネクタハウジング1は、箱状に形
成された内部に複数の雄端子5を収容し、前端部には雄
型のコネクタハウジング2を収容する受容部6が形成さ
れている。受容部6は、その内周壁6aにより雄端子5
の電気接触部5aを包囲するように形成され、内周壁6
aの前端部にはテーパ部6bが形成されている。雌型の
コネクタハウジング1の後端部からは、雄端子5に接続
されたワイヤハーネスとしてのフレキシブルフラットケ
ーブル7が導出されている。
【0009】雌型のコネクタハウジング1の両側壁1a
には、回動軸8が突設されており、回動軸8を、支持脚
3の支持孔3aに嵌入することにより、雌型のコネクタ
ハウジング1は支持脚3によって回動自在に支持されて
いる。支持脚3は、図2に示すように、雌型のコネクタ
ハウジング1を挟んで車体のピラー9にその基部3bを
結合することにより着設されている。
【0010】雄型のコネクタハウジング2は、雌型のコ
ネクタハウジング1の受容部6内に挿入しやすいよう
に、先端部に先細状の傾斜面部12が形成されている。
内部には先端部に開口する複数の端子収容室10が形成
されており、端子収容室10内にそれぞれ雌端子11を
収容している。雄型のコネクタハウジング2の後端部か
らは、雌端子11に接続された天井部のワイヤハーネス
としてのフレキシブルフラットケーブル13が導出され
ている。
【0011】雄型のコネクタハウジング2の側壁2aに
は、回動軸14が突設されており、回動軸14を、支持
脚4の支持孔4aに嵌入することにより、雄型のコネク
タハウジング2は支持脚4によって回動自在に支持され
ている。支持脚4は、車体の天井部に取付けられる成形
天井15に雄型のコネクタハウジング2を挟んでその基
部4bを結合することにより着設されている。
【0012】次に、双方のコネクタハウジング1と2と
の嵌合を行う操作について説明する。先ず、図1に示し
てあるように、雌型のコネクタハウジング1の受容部6
に雄型のコネクタハウジング2の先端部を位置させる。
そして、ピラー9に対し成形天井15を接近させると、
図3に示すように、双方のコネクタハウジング1、2が
それぞれ回動軸8、14を軸に回動して、受容部6内に
雄型のコネクタハウジング2の先端部が嵌入し、雄端子
5が雄型のコネクタハウジング2内の雌端子11に挿入
される。
【0013】さらに、ピラー9に対し成形天井15を接
近させると、図4に示すように、コネクタハウジング
1、2相互の嵌合が完了するとともに、雄端子5と雌端
子11とが確実に接続される。
【0014】上記の実施例においては、本発明のワイヤ
ハーネス相互の接続装置Aを、自動車の天井部に装着す
る成形天井15とピラー9との結合部のワイヤハーネス
に適用した例を示したが、本発明のワイヤハーネス相互
の接続装置は、自動車の天井部のワイヤハーネスの接続
に限定されるものではなく、この他の構造体相互を結合
する際のワイヤハーネス相互を接続する場合に適用する
ことにより、接続作業の簡素化を実現することができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、互いに結合する車体の
天井とピラーに、コネクタハウジングの支持脚をそれぞ
れ着設しておくことにより、双方のコネクタハウジング
の位置決めをしたのち、天井とピラーを接近させる操作
を行うだけで双方のコネクタハウジングを嵌合させるこ
とができる。そのため、コネクタハウジング相互を手作
業で嵌合させる作業が不要となり、天井とピラーの取付
け作業のみでワイヤハーネス相互の接続作業も完了す
る。したがって、天井とピラーの取付け作業に伴うワイ
ヤハーネス相互の接続作業が著しく簡素化されるととも
に、接続部の信頼性も向上するなど多大な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるワイヤハーネス相互の
接続装置を示す要部断面図である。
【図2】図1のワイヤハーネス相互の接続装置を車体の
ピラーと成形天井に適用した状態を示す斜視図である。
【図3】図1のワイヤハーネス相互の接続装置の接続過
程を示す断面図である。
【図4】図3の過程を経てワイヤハーネス相互が接続さ
れた状態を示す断面図である。
【図5】従来の自動車の天井部に装着するルーフワイヤ
ハーネスを示す説明図である。
【図6】図5のルーフワイヤハーネスと接続される車体
側のワイヤハーネスを示す説明図である。
【符号の説明】
A ワイヤハーネス相互の接続装置 1 雌型のコネクタハウジング 2 雄型のコネクタハウジング 3 支持脚 4 支持脚 5 雄端子 6 受容部 6b テーパ部 7 ワイヤハーネス 11 雌端子 12 傾斜面部 13 ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−122278(JP,U) 実開 平1−121278(JP,U) 実開 平5−53013(JP,U) 実開 平7−18356(JP,U) 実開 昭59−138283(JP,U) 登録実用新案3007812(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/631 B60R 16/02 621

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスに接続された端子を内部
    に収容した相嵌合する一対のコネクタハウジングと、該
    一対のコネクタハウジングをそれぞれ回動自在に支持す
    る支持脚とから成り、一方のコネクタハウジングの該支
    持脚を車体のピラーに着設し、他方のコネクタハウジン
    グの該支持脚を車体の天井に着設し相対向する該車体
    のピラーと該車体の天井を近接させることにより、双方
    のコネクタハウジングを回動させつつ互いに嵌合させ、
    該端子相互を接続させることを特徴とするワイヤハーネ
    ス相互の接続装置。
  2. 【請求項2】 前記一対のコネクタハウジングの一方の
    コネクタハウジングがテーパ部を有する受容部を備え、
    他方のコネクタハウジングが外周壁に傾斜面部を形成し
    てなることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス
    相互の接続装置。
JP28395296A 1996-10-25 1996-10-25 ワイヤハーネス相互の接続装置 Expired - Fee Related JP3393502B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3007812U (ja) 1994-05-25 1995-02-28 モレックス インコーポレーテッド 表面実装用電気コネクタ

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