JP3393016B2 - 基板洗浄装置および方法 - Google Patents

基板洗浄装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板や液
晶ガラス基板などの薄板状基板(以下、「基板」と称す
る)を回転させて洗浄処理を行う基板洗浄装置および方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記基板に対しては、レジスト
塗布、露光、現像などの諸処理が順次施されて、所望の
基板処理が行われる。この際に、基板にパーティクルな
どが付着して汚染されていると、処理済み基板の特性が
著しく劣化するため、上記のような基板洗浄装置は、洗
浄ブラシ、超音波洗浄ノズル、高圧洗浄ノズルなどの各
種洗浄手段を使用して、基板を洗浄する。
【0003】上記の各種洗浄手段は、基板を載置して回
転させる回転台の外部に回動軸を有するアームの先端に
設けられている。当該洗浄手段は、アームの回動によっ
て、洗浄処理の前後においては基板の移載を妨害しない
ように回転台の外部に待避し、洗浄処理中は基板面の上
方に位置するように構成されている。
【0004】洗浄処理中における洗浄ブラシは、基板に
当接または微少な間隔を隔てて近接する位置に配置され
るとともに、基板の回転中心から周縁部に向けて駆動さ
れ、基板面上のパーティクルを吐き出す機能を有する。
【0005】また、洗浄処理中における超音波洗浄ノズ
ルおよび高圧洗浄ノズルによる洗浄は、吐出された洗浄
液の着液地点が基板の回転中心と周縁部との間を往復移
動するように駆動され、基板に付着したパーティクルを
剥離する機能を有する。そして、剥離されたパーティク
ルは基板の回転の遠心力によって除去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より、
基板の洗浄をより確実なものとするため、複数の上記洗
浄手段を備えた基板洗浄装置が存在する。このような基
板洗浄装置においては、複数の洗浄手段が順次基板の上
方に移動して洗浄処理を行うように構成されている。
【0007】しかしながら、上記基板洗浄装置において
は、1つの洗浄手段が処理を行っているときに他の洗浄
手段を回転台の外部に待避させることを繰り返している
ため、洗浄処理の時間が長くなり、処理効率が低下して
いた。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、一連の処理時
間が短く、処理効率の高い基板洗浄装置および方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板を回転させつつ洗浄処理を
行う基板洗浄装置であって、(a)前記基板の回転中心を
含む被洗浄面を洗浄する複数の洗浄手段と、(b)前記複
数の洗浄手段のそれぞれを独立に駆動する駆動手段と、
(c)前記複数の洗浄手段が少なくとも所定時間は前記基
板を同時に洗浄するように前記駆動手段を制御する駆動
制御手段と、(d)前記複数の洗浄手段のそれぞれの駆動
パターンを記憶する記憶手段と、(e)前記それぞれの駆
動パターンを入力する入力手段と、を備え、前記駆動制
御手段に、前記記憶手段に記憶された前記それぞれの駆
動パターンに従って前記駆動手段を制御させている。
【0010】
【0011】また、請求項の発明は、請求項1の発明
に係る基板洗浄装置であって、前記複数の洗浄手段は、
(a-1)前記基板の主面に当接または所定の間隔を隔てて
近接し、少なくとも前記基板の回転中心が洗浄可能な洗
浄ブラシと、(a-2)前記基板へ洗浄液を吐出し、少なく
とも前記基板の回転中心が洗浄可能な洗浄ノズルとのう
ち、少なくとも一方を含んでいる。
【0012】また、請求項の発明は、請求項1の発明
に係る基板洗浄装置において、前記複数の洗浄手段を、
前記基板の主面に接触または所定の間隔を隔てて近接し
て少なくとも前記基板の回転中心を洗浄する同種の複数
の接触または近接型洗浄手段とし、前記駆動制御手段
に、前記複数の接触または近接型洗浄手段が前記基板の
回転中心近傍において相互に干渉しないように前記駆動
手段を制御させている。
【0013】また、請求項の発明は、基板を回転させ
つつ洗浄処理を行う基板洗浄方法であって、 (a)第1
の洗浄手段を駆動させて前記基板の回転中心を含む被洗
浄面を洗浄する第1洗浄工程と、(b)第2の洗浄手段を
駆動させて前記基板の前記被洗浄面を洗浄する第2洗浄
工程と、(c)前記第1の洗浄手段および前記第2の洗浄
手段のそれぞれの駆動パターンを記憶手段に記憶する記
憶工程と、(d)前記それぞれの駆動パターンを入力する
入力工程と、を備え、前記第1の洗浄手段および前記第
2の洗浄手段を前記記憶手段に記憶された前記それぞれ
の駆動パターンに従って駆動し、前記第1洗浄工程と前
記第2洗浄工程とを少なくとも所定時間は同時に行って
いる。
【0014】
【0015】また、請求項の発明は、請求項の発明
に係る基板洗浄方法であって、前記第1の洗浄手段を、
前記基板の主面に当接または所定の間隔を隔てて近接
し、少なくとも前記基板の回転中心が洗浄可能な洗浄ブ
ラシとし、前記第2の洗浄手段を、前記基板へ洗浄液を
吐出し、少なくとも前記基板の回転中心が洗浄可能な洗
浄ノズルとしている。
【0016】また、請求項の発明は、請求項の発明
に係る基板洗浄方法において、前記第1の洗浄手段およ
び前記第2の洗浄手段を前記基板の主面に接触または所
定の間隔を隔てて近接して少なくとも前記基板の回転中
心を洗浄する同種の接触または近接型洗浄手段とし、前
記第1の洗浄手段および前記第2の洗浄手段を、前記基
板の回転中心近傍において相互に干渉しないように制御
している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態である回転式
基板洗浄装置(スピンスクラバー)SSを示す模式図で
ある。この回転式基板洗浄装置SSにおいては、回転台
1の上面に設けられた基板支持部材3によって基板Wが
支持されている。また、当該回転台1は図示を省略する
モータとモータ軸2によって連結されており、回転軸1
aを中心として回転駆動される。そして、回転台1の回
転駆動にともなって基板Wも回転軸1aを中心として回
転される。
【0019】基板Wに対する洗浄処理は、回転中の基板
Wに洗浄ブラシ20が当接またはわずかの間隙を保って
近接することによって行われる。洗浄ブラシ20は、ブ
ラシアーム25の垂下部25aに取り付けられており、
当該ブラシアーム25は、パルスモータ40およびパル
スモータ60によって回動動作および上下移動が可能と
なっている。すなわち、支持ブロック65がパルスモー
タ40のモータ軸41にスプライン嵌合されるととも
に、パルスモータ60のボールネジ61に螺合されてい
る。ここで、ボールネジ61と支持ブロック65とは、
その支持ブロック65がパルスモータ40によって回動
軸40aを中心として回動可能なように接続されてい
る。そして、支持ブロック65の上面には支持ロッド2
6が鉛直方向に立設され、当該支持ロッド26の上端に
はブラシアーム25の水平部25bが固定接続されてい
る。したがって、パルスモータ60およびパルスモータ
40によって支持ブロック65は上下移動および回動動
作が可能であり、それにともなってブラシアーム25が
上下移動および回動軸40aを中心に回動する。
【0020】また、洗浄処理中においては洗浄ブラシ2
0による洗浄に加えて超音波洗浄ノズル30からの洗浄
液吐出が行われている。この超音波洗浄ノズル30は、
超音波振動子を備えたノズルであり、当該超音波振動子
によって洗浄液に超音波を照射することにより洗浄処理
能力を高めている。超音波洗浄ノズル30はノズルアー
ム35の先端に設けられており、当該ノズルアーム35
はエアシリンダ70およびパルスモータ50によって上
下移動、回動動作が可能とされている。すなわち、ノズ
ルアーム35に固定接続された支持ロッド36が立設さ
れた支持ブロック75が、パルスモータ50のモータ軸
51にスプライン嵌合されるとともにエアシリンダ70
のピストン71に接続されている。そして、ピストン7
1と支持ブロック75とは、当該支持ブロック75が回
動軸50aを中心として回動可能に接続されている。し
たがって、ノズルアーム35もエアシリンダ70によっ
て上下移動するとともに、パルスモータ50によって回
動軸50aを中心として回動動作を行う。ただし、ノズ
ルアーム35はエアシリンダ70を使用しているのに対
してブラシアーム25は上下移動用にパルスモータ60
を使用しているため、移動速度および応答はブラシアー
ム25の方が早く、上下移動を含む処理の場合に時間管
理がやりやすい。なお、上記の支持ブロック75を上下
移動させる手段としては、エアシリンダに限定されるも
のではなく、電磁アクチュエータなどを使用してもよ
い。
【0021】上記の超音波洗浄ノズル30は、その吐出
の方向が基板Wに対して所定の角度を有するように、ノ
ズルアーム35に設けられている。図2は、超音波洗浄
ノズル30が保持される様子を説明する図である。ノズ
ルアーム35の先端には3つのネジ穴35aが鉛直方向
に沿って設けられており、そのうちの2つを使用してノ
ズル保持部材37が保持されている。すなわち、ノズル
保持部材37に2つの長孔37aが設けられており、図
2に示す例では、2本のネジ38が当該長孔37aを挿
通して3つのネジ穴35aのうちの下側の2つに螺着さ
れることにより、ノズル保持部材37が保持されてい
る。
【0022】また、ノズル保持部材37には、長孔37
bが設けられており、超音波洗浄ノズル30が長孔37
bの所望の位置においてナット32によって締結されて
いる。このときに超音波洗浄ノズル30は、その吐出方
向が基板Wの主面に対して所定の角度を有する姿勢で保
持されている。以上のような構成により、超音波洗浄ノ
ズル30は、傾斜されて保持されるとともに、保持され
る位置および角度が調整可能とされている。したがっ
て、超音波洗浄ノズル30と洗浄ブラシ20とがともに
基板Wの回転中心近傍に位置していたとしても、それら
が相互に干渉することはない。
【0023】また、この超音波洗浄ノズル30には洗浄
液を供給するケーブル31が接続されており、当該ケー
ブル31から供給された洗浄液が超音波洗浄ノズル30
の内部で超音波を照射された後、超音波洗浄ノズル30
から吐出され、その吐出された洗浄液は、基板W上にお
ける洗浄ブラシ20が当接する近傍に着液する。
【0024】図1に戻って、回転台1の周囲には、回転
処理中に基板Wおよび回転台1から飛散した洗浄液を回
収するカップ10が配置されている。
【0025】また、ブラシアーム25を駆動するパルス
モータ40およびノズルアーム35を駆動するパルスモ
ータ50には、それぞれエンコーダ45、エンコーダ5
5が設けられている。これらエンコーダ45およびエン
コーダ55はパルスモータ40およびパルスモータ50
の回転をそれぞれ検出することにより、ブラシアーム2
5およびノズルアーム35の回動位置、回動方向および
回動速度を検出することができる。そして、エンコーダ
45およびエンコーダ55は制御部80に電気的に接続
されており、検出した信号を制御部80に伝達する。
【0026】制御部80は、CPU81とメモリ(記憶
手段)82とを備えるとともに、回転式基板洗浄装置S
Sに設けられた入力パネル(入力手段)85に接続され
ている。そして、CPU81は、入力パネル85から入
力された処理パターン(駆動パターン)にしたがって、
エンコーダ45およびエンコーダ55から伝達された信
号を確認し、パルスモータ40、50に指令を与える。
また、パルスモータ60およびエアシリンダ70もCP
U81に電気的に接続されており、当該CPU81から
の指令に基づいて作動するように構成されている。
【0027】次に、回転式基板洗浄装置SSを使用した
洗浄処理手順について説明する。洗浄処理に際しては、
まず、オペレータが所望の処理パターンを設定入力した
後、洗浄ブラシ20および超音波洗浄ノズル30が当該
処理パターンにしたがって洗浄処理を行う。
【0028】図3は、回転式基板洗浄装置SSを使用し
た洗浄処理手順を示すフローチャートである。まず、オ
ペレータが洗浄ブラシ20の動作について設定を行う
(ステップS1)。この動作の設定は、洗浄ブラシ20
による処理開始時刻、処理時間およびブラシアーム25
の回動速度について、入力パネル85から入力すること
により行われる。
【0029】次に、超音波洗浄ノズル30の動作につい
て設定を行う(ステップS2)。この動作の設定は、上
記洗浄ブラシ20と同様に、処理開始時刻、処理時間お
よびノズルアーム35の回動速度について、オペレータ
が入力パネル85から入力することにより行われる。な
お、洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル30の動作設定
の順序は、逆であってもかまわない。
【0030】次に、ステップS3に進み、洗浄ブラシ2
0および超音波洗浄ノズル30の動作関係について設定
を行う(ステップS3)。ここでは、洗浄ブラシ20と
超音波洗浄ノズル30とを同時に駆動させて処理を行う
か、あるいは交互に駆動させて処理を行うかをオペレー
タが選択する。
【0031】以上の一連の設定処理によって、洗浄ブラ
シ20および超音波洗浄ノズル30の処理パターンが作
成されたことになる。そして、作成された処理パターン
は、メモリ82に格納される。
【0032】そして、次に、オペレータが作成した処理
パターンに基づいて処理を行った場合に、洗浄ブラシ2
0と超音波洗浄ノズル30とが干渉するか否かをCPU
81が判断する(ステップS4)。ここで、洗浄ブラシ
20と超音波洗浄ノズル30との干渉について以下に説
明する。
【0033】図5は、上記の洗浄ブラシ20および超音
波洗浄ノズル30の配置の一例を示す平面図である。図
5のような配置において、洗浄ブラシ20が位置O1と
位置B1との間を移動し、かつ超音波洗浄ノズル30が
位置O2と位置B2との間を移動している場合には、当
該洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル30とが相互に干
渉する可能性がある。
【0034】図6は、オペレータが入力した処理パター
ンの一例を示す図である。この図では、縦軸に洗浄ブラ
シ20および超音波洗浄ノズル30の回動位置、また横
軸に処理時刻を示している。また、ラインL1は洗浄ブ
ラシ20の動作パターン、ラインL2は超音波洗浄ノズ
ル30の動作パターンを示している。そして、図5に示
す洗浄ブラシ20の位置A1、超音波洗浄ノズル30の
位置A2は、図6中の位置Aに対応し、同様に、洗浄ブ
ラシ20の位置O1、超音波洗浄ノズル30の位置O2
は図6中の位置O(基板Wの回転中心近傍の位置)に、
洗浄ブラシ20の位置B1、超音波洗浄ノズル30の位
置B2は図6中の位置Bに対応している。したがって、
ここで示す処理パターンでは、洗浄ブラシ20は、位置
A1から位置O1を経て位置B1までを等速で回動し、
また、超音波洗浄ノズル30は、位置B2から位置O2
を経て位置A2までを等速で回動する。
【0035】もし、図6において、ラインL1とライン
L2とが同一時刻にともに横軸(時刻軸)よりも上方に
ある場合には、洗浄ブラシ20が位置O1と位置B1と
の間に存在し、かつ超音波洗浄ノズル30が位置O2と
位置B2との間に存在しているので、上述の如く、当該
洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル30とが相互に干渉
する可能性がある。そして、このような場合に、CPU
81は洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル30とが干渉
すると判断し、ステップS1に戻って再入力が行われ
る。なお、ここでは、説明の便宜上、図6のラインL1
とラインL2とが同一時刻にともに横軸(時刻軸)より
も上方にある場合に、干渉が生じると判断されたが、こ
の干渉が生じる位置は、例えば超音波洗浄ノズル30を
ノズルアーム35に取り付ける位置や角度を調整するこ
とによっても変化するものであり、オペレータが適宜、
干渉が生じる位置をCPU81に教えてやることが可能
である。
【0036】一方、図6に示す処理パターンでは、ライ
ンL1とラインL2とが同一時刻にともに横軸よりも上
方に存在していないため、干渉は生じないとCPU81
が判断し、ステップS5に進んで、洗浄処理が実行され
る。
【0037】図4は、洗浄処理の実行手順を示すフロー
チャートである。まず、CPU81が変数t1に「0」
を設定する(ステップS51)。次に、CPU81は、
メモリ82に格納された処理パターンより時刻tの値が
変数t1であるときの洗浄ブラシ20の位置を読み出す
(ステップS52)。次に、読み出された位置に洗浄ブ
ラシ20が移動するように、CPU81がパルスモータ
40に指令を与える(ステップS53)。そして、パル
スモータ40が洗浄ブラシ20を駆動させるとともに、
エンコーダ45がパルスモータ40の回転を検出するこ
とにより当該洗浄ブラシ20の位置を検出する。エンコ
ーダ45によって検出された信号はCPU81に伝達さ
れ、CPU81は洗浄ブラシ20が上記読み出された位
置に到達したか否かを判断する(ステップS54)。も
し、洗浄ブラシ20が上記読み出された位置に到達して
いない場合には、ステップS53に戻って、CPU81
がパルスモータ40に指令を再度与える。
【0038】一方、洗浄ブラシ20が上記読み出された
位置に到達した場合には、ステップS55に進み、処理
パターンから時刻tの値が変数t1であるときの超音波
洗浄ノズル30の位置を読み出す。そして、上記と同様
に、読み出された位置に超音波洗浄ノズル30が移動す
るように、CPU81がパルスモータ50に指令を与え
る(ステップS56)。次に、パルスモータ50が超音
波洗浄ノズル30を駆動させるとともに、エンコーダ5
5がパルスモータ50の回転を検出することにより当該
超音波洗浄ノズル30の位置を検出する。エンコーダ5
5によって検出された信号はCPU81に伝達され、C
PU81は超音波洗浄ノズル30が上記読み出された位
置に到達したか否かを判断する(ステップS57)。も
し、超音波洗浄ノズル30が上記読み出された位置に到
達していない場合には、ステップS56に戻って、CP
U81がパルスモータ50に指令を再度与える。
【0039】一方、超音波洗浄ノズル30が上記読み出
された位置に到達した場合には、ステップS58に進
み、変数t1に所定の時間Δtを加算する。この所定の
時間ΔtはCPU81の動作周期に対応する時間であ
る。次に、ステップS59に進み、CPU81は変数t
1の値が予め設定された処理終了時刻tpの値よりも大き
くなったか否かを判断する。変数t1の値が処理終了時
刻tpの値を越えていない場合には、ステップS52に
戻り、越えている場合には、洗浄処理を終了する。すな
わち、上記一連の処理は変数t1の値が処理終了時刻tp
の値を越えるまで繰り返し行われることになる。
【0040】上述のような洗浄処理の実行手順に従っ
て、図6に示すような処理パターンを実行すると、洗浄
ブラシ20が位置A1(図5参照)から位置O1に向け
て回動するとともに、超音波洗浄ノズル30が位置B2
から位置O2向けて回動する。そして、洗浄ブラシ20
が位置O1に到達すると同時に、超音波洗浄ノズル30
が位置O2に到達し、両洗浄手段が協働して基板Wの回
転中心近傍を洗浄する。その後、洗浄ブラシ20は位置
O1から位置B1に向けて回動し、超音波洗浄ノズル3
0は位置O2から位置A2に向けて回動する。なお、図
6に示した処理パターンに従って一連の駆動処理が終了
すると、上記処理パターンと逆のパターンに従って、洗
浄ブラシ20および超音波洗浄ノズル30がそれぞれ位
置A1位置B1間および位置A2位置B2間で往復運動
を繰り返すことになる。
【0041】以上のようにすれば、洗浄ブラシ20と超
音波洗浄ノズル30とが干渉することなく、同時に作動
して洗浄処理を行っているため洗浄処理時間が短縮さ
れ、処理効率が向上する。また、洗浄ブラシ20と超音
波洗浄ノズル30とを同時に使用して洗浄しているた
め、洗浄の相乗効果が得られ、基板Wの回転中心近傍を
確実に洗浄しつつ、基板W全体にわたる洗浄効果が向上
する。さらに、特に基板Wの回転中心付近は、回転によ
る運動エネルギーが働きにくく、汚れの落ちにくい所で
あるが、洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル30とを同
時に使用する洗浄の相乗効果で、当該基板Wの回転中心
近傍に対する洗浄効果が向上する。
【0042】上記の処理パターンは、図6に示した形態
に限定されるものではなく、洗浄ブラシ20と超音波洗
浄ノズル30とが干渉しないような処理パターンであれ
ばかまわない。図7から図9は処理パターンの他の例を
示す図である。
【0043】図7に示す処理パターンでは、洗浄ブラシ
20が位置O1から位置A1に向けて回動し、その間、
超音波洗浄ノズル30が位置A2から位置B2に向けて
回動する。このようにしても、洗浄ブラシ20と超音波
洗浄ノズル30とが干渉することなく、同時に作動して
洗浄処理を行っているため洗浄処理時間が短縮される。
【0044】また、図8に示す処理パターンでは、洗浄
ブラシ20が位置O1と位置A1との間で往復運動し、
それにともなって超音波洗浄ノズル30が位置O2と位
置B2との間で往復運動を行う。この場合も、洗浄ブラ
シ20と超音波洗浄ノズル30とが干渉することなく、
同時に作動して洗浄処理を行っているため洗浄処理時間
が短縮されるとともに、基板Wの回転中心近傍に対する
洗浄効果が向上する。なお、洗浄ブラシ20が位置O1
から位置A1に向かうとき、すなわち基板Wの回転中心
近傍から周縁部に向かうときは、当該洗浄ブラシ20が
基板Wの被洗浄面に当接またはわずかの間隙を保って近
接し、逆に、位置A1から位置O1に向かうとき、すな
わち基板Wの周縁部から回転中心近傍に向かうときは、
洗浄ブラシ20が基板Wの被洗浄面から離間した状態が
繰り返されて、往復運動が行われる。
【0045】さらに、図9に示す処理パターンも、上述
と同様に、洗浄ブラシ20が位置O1と位置A1との間
で往復運動し、それにともなって超音波洗浄ノズル30
が位置O2と位置B2との間で往復運動を行う。ただ
し、この処理パターンが、上記図8に示す処理パターン
と異なる点は、両洗浄手段の移動にともなってその移動
の速度が変化することである。すなわち、洗浄ブラシ2
0および超音波洗浄ノズル30がそれぞれ位置O1およ
び位置O2近傍にあるときは、高速で駆動され、逆に、
それぞれ位置A1および位置B2近傍にあるときは、低
速で駆動される。この場合も、洗浄ブラシ20と超音波
洗浄ノズル30とが干渉することなく、同時に作動して
洗浄処理を行っているため洗浄処理時間が短縮される。
【0046】以上、説明したように、洗浄ブラシ20と
超音波洗浄ノズル30とが干渉しないような任意の処理
パターンを作成することが可能であり、両洗浄手段は当
該処理パターンに従って洗浄処理を実行する。このよう
にすることにより、基板Wの面上に付着した膜種に応じ
てオペレータが所望の処理パターンを作成し、当該膜種
に適した洗浄処理を行うことができる。
【0047】また、洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル
30との配置関係も図5に示す例に限定されるものでは
ない。図10は、洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル3
0との配置関係の他の例を示す平面図である。図10に
示す回転式基板洗浄装置SS2の配置関係では、洗浄ブ
ラシ20と超音波洗浄ノズル30とがその可動範囲の全
域において干渉する可能性がないため、図5に示す配置
関係の場合よりもさらに自由度の高い処理パターンを設
定することができる。すなわち、図5に示す配置関係の
場合は、上述のように、ラインL1とラインL2が(例
えば図6参照)同一時刻にともに処理パターンの横軸よ
りも上方に存在すると洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズ
ル30とが干渉する可能性があるのに対して、図10に
示す配置関係の場合では、干渉の可能性がないため、自
由に処理パターンを設定できる。
【0048】また、洗浄手段の数は2本に限定されるも
のではなく、3本以上であってもよい。図11は、洗浄
手段を3本配置した回転式基板洗浄装置SS3を示す平
面図である。この回転式基板洗浄装置SS3は、上記回
転式基板洗浄装置SSと同様の洗浄ブラシ20と超音波
洗浄ノズル30との他に、高圧洗浄ノズル130を備え
ている。高圧洗浄ノズル130は、高圧の洗浄液を吐出
して基板Wを洗浄するノズルである。
【0049】高圧洗浄ノズル130は、ノズルアーム1
35の先端に取り付けられており、当該ノズルアーム1
35は、超音波洗浄ノズル30が設けられたノズルアー
ム35と同様に、エアシリンダおよびパルスモータ(図
示省略)によって上下移動および回動軸150aを中心
として回動可能に構成されている。そして、当該エアシ
リンダおよびパルスモータは、制御部80(図1参照)
によって制御されている。なお、これら3本の洗浄手段
は、超音波洗浄ノズル30および高圧洗浄ノズル130
が傾斜されて設けられているため(図2参照)、同時に
基板Wの回転中心近傍に存在した場合でも、相互に干渉
することはない。
【0050】回転式基板洗浄装置SS3を使用して洗浄
処理を行うときは、上記回転式基板洗浄装置SSと同様
に、まず、オペレータが所望の処理パターンを作成す
る。図12は、回転式基板洗浄装置SS3に適用される
処理パターンの一例を示す図である。この図において、
ラインL1は洗浄ブラシ20の動作パターン、ラインL
2は超音波洗浄ノズル30の動作パターン、ラインL3
は高圧洗浄ノズル130の動作パターンを示している。
また、図11に示す洗浄ブラシ20の位置A1、超音波
洗浄ノズル30の位置A2および高圧洗浄ノズル130
の位置A3は、図12中の位置Aに対応し、同様に、洗
浄ブラシ20の位置O1、超音波洗浄ノズル30の位置
O2および高圧洗浄ノズル130の位置O3は図12中
の位置Oに、洗浄ブラシ20の位置B1、超音波洗浄ノ
ズル30の位置B2および高圧洗浄ノズル130の位置
B3は図12中の位置Bに対応している。
【0051】もし、上記の処理パターンにおいて、3本
の洗浄手段が相互に干渉する可能性があるときは、処理
パターンを再度作成する必要がある。回転式基板洗浄装
置SS3において、洗浄手段が相互に干渉する可能性が
あるのは、洗浄ブラシ20が位置A1と位置O1との間
を移動中に高圧洗浄ノズル130が位置B3と位置O3
との間を移動する場合と、洗浄ブラシ20が位置O1と
位置B1との間を移動中に超音波洗浄ノズル30が位置
A2と位置O2との間を移動する場合である。
【0052】CPU81は、図12の処理パターンを参
照し、複数の洗浄手段が同時刻に上記干渉を生ずる位置
に存在する場合には、当該処理パターンの再作成を要求
する。
【0053】次に、回転式基板洗浄装置SSと同様に、
図12の処理パターンに従って洗浄処理が実行される。
当該処理パターンによれば、洗浄ブラシ20、超音波洗
浄ノズル30および高圧洗浄ノズル130はそれぞれ位
置B1、位置B2、位置B3から位置O1、位置O2、
位置O3に向けて回動する。やがて、洗浄ブラシ20、
超音波洗浄ノズル30および高圧洗浄ノズル130はそ
れぞれ位置O1、位置O2、位置O3に同時に到達し、
当該3本の洗浄手段が協働して基板Wの回転中心近傍を
洗浄する。そして、その後、洗浄ブラシ20、超音波洗
浄ノズル30および高圧洗浄ノズル130はそれぞれ位
置O1、位置O2、位置O3から位置A1、位置A2、
位置A3に向けて回動する。なお、図12に示した処理
パターンに従って一連の駆動処理が終了すると、上記処
理パターンと逆のパターンに従って、3本の洗浄手段が
それぞれ位置A1位置B1間、位置A2位置B2間およ
び位置A3位置B3間で往復運動を繰り返すことにな
る。
【0054】以上のようにすれば、洗浄ブラシ20、超
音波洗浄ノズル30および高圧洗浄ノズル130が干渉
することなく、同時に作動して洗浄処理を行っているた
め洗浄処理時間が短縮され、処理効率が向上する。ま
た、洗浄ブラシ20、超音波洗浄ノズル30および高圧
洗浄ノズル130を同時に使用して洗浄しているため、
洗浄の相乗効果が得られ、基板Wの中心近傍を確実に洗
浄しつつ、基板W全体にわたる洗浄効果が向上する。さ
らに、特に基板Wの回転中心付近は、回転による運動エ
ネルギーが働きにくく、汚れの落ちにくい所であるが、
洗浄ブラシ20と超音波洗浄ノズル30とを同時に使用
する洗浄の相乗効果で、当該基板Wの回転中心近傍に対
する洗浄効果が向上する。なお、洗浄手段が3本以上の
場合であっても、当該洗浄手段が相互に干渉しない条件
で任意の処理パターンを作成できる。
【0055】既述した回転式基板洗浄装置では、基板W
の回転中心近傍において複数の洗浄手段が相互に干渉し
ないように構成されていたが、これが干渉する場合であ
っても、処理パターンを作成するときに当該複数の洗浄
手段が同時刻に基板Wの回転中心近傍に存在しないよう
にすることにより洗浄処理が可能となる。
【0056】図13は、洗浄ブラシを2本配置した回転
式基板洗浄装置SS4を示す平面図である。回転式基板
洗浄装置SS4は、接触または近接型洗浄手段である洗
浄ブラシ20と、当該洗浄ブラシ20と同種の洗浄ブラ
シ120とを備えている。洗浄ブラシ120は、洗浄ブ
ラシ20と同様の構成、機能を有している。すなわち、
当該洗浄ブラシ120は、ブラシアーム125に取り付
けられており、ブラシアーム125は、図示を省略する
パルスモータによって回動軸140aを中心とした回動
動作および上下移動が可能となっている。
【0057】この回転式基板洗浄装置SS4において
は、洗浄ブラシ120は、位置O1と位置B1との間で
往復運動を行いつつ、基板Wを洗浄する。なお、洗浄ブ
ラシ20と同様、洗浄ブラシ120が位置O1から位置
B1に向かうとき、すなわち基板Wの回転中心近傍から
周縁部に向かうときは、当該洗浄ブラシ120が基板W
の被洗浄面に当接または、わずかの間隙を保って近接
し、逆に、位置B1から位置O1に向かうとき、すなわ
ち基板Wの周縁部から回転中心近傍に向かうときは、洗
浄ブラシ120が基板Wの被洗浄面から離間した状態が
繰り返されて、往復運動が行われる。
【0058】図13に示すように、洗浄ブラシ20およ
び洗浄ブラシ120は、ともに基板Wに接触又は極めて
近接して基板Wの回転中心近傍を洗浄可能な接触または
近接型洗浄手段であるため、当該回転中心近傍において
相互に干渉することとなる。
【0059】図14は、回転式基板洗浄装置SS4に適
用される処理パターンの一例を示す図である。図14に
おいて、ラインL1は洗浄ブラシ20の動作パターンを
示し、ラインL2は洗浄ブラシ120の動作パターンを
示している。また、図13に示す洗浄ブラシ20の位置
A1および洗浄ブラシ120の位置B1は、それぞれ図
14中の位置Aおよび位置Bに対応している。同様に、
洗浄ブラシ20および洗浄ブラシ120の位置O1は図
14中の位置Oに対応している。
【0060】回転式基板洗浄装置SS4においても、上
述と同様に、オペレータが作成した処理パターンに基づ
いて処理を行った場合に、両洗浄ブラシが相互に干渉す
るか否かをCPU81が判断する。回転式基板洗浄装置
SS4において両洗浄ブラシが相互に干渉するのは、洗
浄ブラシ20および洗浄ブラシ120が同時刻に位置O
1すなわち基板Wの回転中心近傍に存在する場合であ
る。このような場合には、CPU81が処理パターンの
再作成を要求する。
【0061】図14に示す処理パターンでは、両洗浄ブ
ラシが相互に干渉する可能性はないので、図14の処理
パターンに従って洗浄処理が実行される。当該処理パタ
ーンによれば、洗浄ブラシ20と洗浄ブラシ120と
は、同じ周期で往復運動を繰り返して洗浄処理を行って
いるが、その位相は1/2ずつずれている。すなわち、
洗浄ブラシ20が位置O1に存在するときには、洗浄ブ
ラシ120は位置B1に存在する。そして、洗浄ブラシ
20が位置A1に向かって回動するにつれて、洗浄ブラ
シ120は位置O1に向かって回動する。やがて、洗浄
ブラシ20が位置A1に達したときに、洗浄ブラシ12
0は位置O1に達することとなる。その後、洗浄ブラシ
20は、位置O1に向かって回動動作を開始し、洗浄ブ
ラシ120は、位置B1に向かって回動し始める。以降
は、この一連の動作が繰り返されることにより、2本の
洗浄ブラシが協働して基板Wを洗浄することとなる。
【0062】図15は、洗浄ブラシを3本配置した回転
式基板洗浄装置SS5を示す平面図である。回転式基板
洗浄装置SS5は、接触または近接型洗浄手段である洗
浄ブラシ20と、当該洗浄ブラシ20と同種の洗浄ブラ
シ120、220とを備えている。洗浄ブラシ220
は、洗浄ブラシ20および洗浄ブラシ120と同様の構
成、機能を有している。すなわち、当該洗浄ブラシ22
0は、ブラシアーム225に取り付けられており、ブラ
シアーム225は、図示を省略するパルスモータによっ
て回動軸240aを中心とした回動動作および上下移動
が可能となっている。
【0063】この回転式基板洗浄装置SS5において
も、洗浄ブラシ220は、位置O1と位置C1との間で
往復運動を行いつつ、基板Wを洗浄する。なお、洗浄ブ
ラシ20と同様、洗浄ブラシ220が位置O1から位置
C1に向かうとき、すなわち基板Wの回転中心近傍から
周縁部に向かうときは、当該洗浄ブラシ220が基板W
の被洗浄面に当接または、わずかの間隙を保って近接
し、逆に、位置C1から位置O1に向かうとき、すなわ
ち基板Wの周縁部から回転中心近傍に向かうときは、洗
浄ブラシ220が基板Wの被洗浄面から離間した状態が
繰り返されて、往復運動が行われる。
【0064】上記の回転式基板洗浄装置SS5におい
て、3本の洗浄ブラシ20、120、220は、すべて
基板に接触又は極めて近接して基板Wの回転中心近傍を
洗浄可能な接触または近接型洗浄手段であるため、当該
回転中心近傍において相互に干渉することとなる。
【0065】図16は、回転式基板洗浄装置SS5に適
用される処理パターンの一例を示す図である。図16に
おいて、ラインL1は洗浄ブラシ20の動作パターン、
ラインL2は洗浄ブラシ120の動作パターン、ライン
L3は洗浄ブラシ220の動作パターンを示している。
また、上述と同様に、図15に示す洗浄ブラシ20の位
置A1、洗浄ブラシ120の位置B1、洗浄ブラシ22
0の位置C1は、それぞれ図16中の位置A、位置B、
位置Cに対応している。また、洗浄ブラシ20、洗浄ブ
ラシ120および洗浄ブラシ220の位置O1は図16
中の位置Oに対応している。
【0066】図16に示す処理パターンでは、3本の洗
浄ブラシが同時刻に位置O1すなわち基板Wの回転中心
近傍に存在することはないので、当該3本の洗浄ブラシ
が相互に干渉する可能性はなく、図16の処理パターン
に従って洗浄処理が実行される。当該処理パターンによ
れば、3本の洗浄ブラシは、同じ周期で往復運動を繰り
返して洗浄処理を行っているが、その位相は1/3ずつ
ずれており、3本の洗浄ブラシが協働して基板Wを洗浄
することとなる。
【0067】以上のようにすれば、同種の複数の接触ま
たは近接型洗浄手段が協働して基板Wを洗浄することと
なるため、洗浄時間を短縮することができる。したがっ
て、洗浄処理の対象となる基板が直径300mm程度の
大口径の基板である場合でも、その洗浄時間を短縮する
ことにより、直径200mmの基板の洗浄処理効率と同
程度の処理効率とすることができる。
【0068】以上、この発明の実施形態について説明し
たが、この発明は上記の例に限定されるものではなく、
例えば、回転式基板洗浄装置SSに備えていた超音波洗
浄ノズル30を高圧洗浄ノズル130にしてもよい。
【0069】また、本実施形態における、複数の洗浄手
段は、洗浄ブラシ20、超音波洗浄ノズル30および高
圧洗浄ノズル130のうちから任意の組み合わせが可能
であり、例えば、超音波洗浄ノズル30のみを複数使用
したものや高圧洗浄ノズル130のみを複数使用したも
のであってもよい。
【0070】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1および
請求項2の発明によれば、複数の洗浄手段と、当該複数
の洗浄手段を駆動する駆動手段と、当該複数の洗浄手段
が少なくとも所定時間は基板を同時に洗浄するように駆
動手段を制御する駆動制御手段を備えているため、基板
に対する複数の洗浄手段による同時洗浄が可能となり、
複数の洗浄手段を1本ずつ順次使用して洗浄する場合に
比較して洗浄処理時間が短縮され、処理効率が向上す
る。また、複数の洗浄手段を同時に使用して洗浄してい
るため、洗浄の相乗効果が得られ、基板Wの中心近傍を
確実に洗浄しつつ、基板W全体にわたる洗浄効果が向上
する。また、複数の洗浄手段を同時に使用して洗浄する
ことによる相乗効果で、特に基板の回転中心近傍に対す
る洗浄効果が向上する。さらに、駆動パターンに従って
駆動手段を制御しているため、オペレータが所望の駆動
パターンを作成すれば、基板面の膜種などに適した洗浄
処理を行うことができる。
【0071】
【0072】また、請求項の発明によれば、複数の同
種の接触または近接型洗浄手段が基板の回転中心近傍に
おいて相互に干渉しないように制御されているため、当
該複数の接触または近接型洗浄手段が協働して基板を洗
浄することができ、その結果、洗浄時間を短縮すること
ができる。したがって、洗浄処理の対象となる基板が大
口径の基板である場合でも、その洗浄時間を短縮するこ
とにより、中口径の基板の洗浄処理効率と同程度の処理
効率とすることができる。
【0073】また、請求項4および請求項5の発明によ
れば、第1の洗浄手段および第2の洗浄手段を駆動パタ
ーンに従って駆動させるとともに、第1洗浄工程と第2
洗浄工程とを少なくとも所定時間は同時に行うため、請
求項1の発明と同様の効果が得られる。
【0074】
【0075】さらに、請求項の発明によれば、同種の
接触または近接型洗浄手段である第1の洗浄手段および
第2の洗浄手段が基板の回転中心近傍において相互に干
渉しないように制御されているため、請求項4の発明と
同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である回転式基板洗浄装置
(スピンスクラバー)を示す模式図である。
【図2】図1の回転式基板洗浄装置の超音波洗浄ノズル
が保持される様子を説明する図である。
【図3】図1の回転式基板洗浄装置を使用した洗浄処理
手順を示すフローチャートである。
【図4】洗浄処理の実行手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】洗浄ブラシおよび超音波洗浄ノズルの配置の一
例を示す平面図である。
【図6】オペレータが入力した処理パターンの一例を示
す図である。
【図7】処理パターンの他の例を示す図である。
【図8】処理パターンの他の例を示す図である。
【図9】処理パターンの他の例を示す図である。
【図10】洗浄ブラシと超音波洗浄ノズルとの配置関係
の他の例を示す平面図である。
【図11】洗浄手段を3本配置した回転式基板洗浄装置
を示す平面図である。
【図12】図11の回転式基板洗浄装置に適用される処
理パターンの一例を示す図である。
【図13】洗浄ブラシを2本配置した回転式基板洗浄装
置を示す平面図である。
【図14】図13の回転式基板洗浄装置に適用される処
理パターンの一例を示す図である。
【図15】洗浄ブラシを3本配置した回転式基板洗浄装
置を示す平面図である。
【図16】図15の回転式基板洗浄装置に適用される処
理パターンの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 回転台 20、120、220 洗浄ブラシ 30 超音波洗浄ノズル 40、50 パルスモータ 45、55 エンコーダ 80 制御部 85 入力パネル W 基板
フロントページの続き (72)発明者 藤田 充宏 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大 日本スクリーン製造株式会社 洛西事業 所内 (72)発明者 西村 讓一 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大 日本スクリーン製造株式会社 洛西事業 所内 (56)参考文献 特開 平5−47724(JP,A) 特開 平7−94456(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 B08B 1/04 B08B 3/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転させつつ洗浄処理を行う基板
    洗浄装置において、 (a)前記基板の回転中心を含む被洗浄面を洗浄する複数
    の洗浄手段と、 (b)前記複数の洗浄手段のそれぞれを独立に駆動する駆
    動手段と、 (c)前記複数の洗浄手段が少なくとも所定時間は前記基
    板を同時に洗浄するように前記駆動手段を制御する駆動
    制御手段と、 (d)前記複数の洗浄手段のそれぞれの駆動パターンを記
    憶する記憶手段と、(e)前記それぞれの駆動パターンを入力する入力手段
    と、 を備え、 前記駆動制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記そ
    れぞれの駆動パターンに従って前記駆動手段を制御する
    ことを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板洗浄装置において、 前記複数の洗浄手段は、 (a-1)前記基板の主面に当接または所定の間隔を隔てて
    近接し、少なくとも前記基板の回転中心が洗浄可能な洗
    浄ブラシと、 (a-2)前記基板へ洗浄液を吐出し、少なくとも前記基板
    の回転中心が洗浄可能な洗浄ノズルと、 のうち、少なくとも一方を含むことを特徴とする基板洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の基板洗浄装置において、 前記複数の洗浄手段は、 前記基板の主面に接触または所定の間隔を隔てて近接し
    て、少なくとも前記基板の回転中心を洗浄する同種の複
    数の接触又は近接型洗浄手段であり、 前記駆動制御手段は、前記複数の接触又は近接型洗浄手
    段が前記基板の回転中心近傍において相互に干渉しない
    ように前記駆動手段を制御することを特徴とする基板洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 基板を回転させつつ洗浄処理を行う基板
    洗浄方法において、 (a)第1の洗浄手段を駆動させて前記基板の回転中心を
    含む被洗浄面を洗浄する第1洗浄工程と、 (b)第2の洗浄手段を駆動させて前記基板の前記被洗浄
    面を洗浄する第2洗浄 工程と、 (c)前記第1の洗浄手段および前記第2の洗浄手段のそ
    れぞれの駆動パターンを記憶手段に記憶する記憶工程
    と、 (d)前記それぞれの駆動パターンを入力する入力工程
    と、 を備え、 前記第1の洗浄手段および前記第2の洗浄手段は、前記
    記憶手段に記憶された前記それぞれの駆動パターンに従
    って駆動され、 前記第1洗浄工程と前記第2洗浄工程とを少なくとも所
    定時間は同時に行うことを特徴とする基板洗浄方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の基板洗浄方法において、 前記第1の洗浄手段は、 前記基板の主面に当接または所定の間隔を隔てて近接
    し、少なくとも前記基板の回転中心が洗浄可能な洗浄ブ
    ラシであり、 前記第2の洗浄手段は、 前記基板へ洗浄液を吐出し、少なくとも前記基板の回転
    中心が洗浄可能な洗浄ノズルであることを特徴とする基
    板洗浄方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の基板洗浄方法において、 前記第1の洗浄手段および前記第2の洗浄手段は、 前記基板の主面に接触または所定の間隔を隔てて近接し
    て、少なくとも前記基板の回転中心を洗浄する同種の接
    触または近接型洗浄手段であり、 前記第1の洗浄手段および前記第2の洗浄手段は、前記
    基板の回転中心近傍において相互に干渉しないように制
    御されることを特徴とする基板洗浄方法。
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