JP3392950B2 - グレーチングとその製造方法 - Google Patents
グレーチングとその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グレーチングとその製
造方法に関し、特に道路や地下道等の側溝蓋や溝蓋ある
いは地下鉄などの路上に開口して設けられる換気口の
蓋、または工場等の吸水口や排水口等の開口部の蓋など
に好適に使用し得るグレーチングに関するものである。
造方法に関し、特に道路や地下道等の側溝蓋や溝蓋ある
いは地下鉄などの路上に開口して設けられる換気口の
蓋、または工場等の吸水口や排水口等の開口部の蓋など
に好適に使用し得るグレーチングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のグレーチングの斜視図で
ある。この種のグレーチングは、一般に帯鋼、棒鋼等の
金属材からなる主部材1を幅方向を上下に所定間隔に配
設し、これに交差させて丸棒またはツイストバーからな
る横部材2を主部材同様に所定間隔に配設し、プロジェ
クション溶接により横部材2を主部材1の間に押し込む
ように且つ面一となるように溶接されている。
ある。この種のグレーチングは、一般に帯鋼、棒鋼等の
金属材からなる主部材1を幅方向を上下に所定間隔に配
設し、これに交差させて丸棒またはツイストバーからな
る横部材2を主部材同様に所定間隔に配設し、プロジェ
クション溶接により横部材2を主部材1の間に押し込む
ように且つ面一となるように溶接されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記グレー
チングは、一般に道路や歩道等の側溝蓋や溝蓋あるいは
地下鉄などの路上に開口して設けられる換気口の蓋また
は工場の排水や吸水口の蓋などとしてその形状に切断さ
れ枠付けされて使用されているが、グレーチングの主部
材1と横部材2の間隔が比較的大きいためグレーチング
の空間S(図3参照)が大きく、前記した用途の蓋など
として使用する場合、この空間Sより小さな寸法の枯れ
枝、枯れ葉、煙草の吸殻などの種々のゴミが雨水と共に
流れ込みあるいは風で舞い込み溝内あるいは地下などに
堆積し、この堆積したゴミの清掃を余儀無くされると言
った問題がある他、歩道に設けられた蓋の場合には靴の
踵が嵌まり込み歩き難いという問題もある。
チングは、一般に道路や歩道等の側溝蓋や溝蓋あるいは
地下鉄などの路上に開口して設けられる換気口の蓋また
は工場の排水や吸水口の蓋などとしてその形状に切断さ
れ枠付けされて使用されているが、グレーチングの主部
材1と横部材2の間隔が比較的大きいためグレーチング
の空間S(図3参照)が大きく、前記した用途の蓋など
として使用する場合、この空間Sより小さな寸法の枯れ
枝、枯れ葉、煙草の吸殻などの種々のゴミが雨水と共に
流れ込みあるいは風で舞い込み溝内あるいは地下などに
堆積し、この堆積したゴミの清掃を余儀無くされると言
った問題がある他、歩道に設けられた蓋の場合には靴の
踵が嵌まり込み歩き難いという問題もある。
【0004】一方、上記の問題を改善すべくグレーチン
グの表面に比較的目の細かいエキスパンドメタルや金網
等を直に点溶接したり、外周に枠と共に点溶接したりし
て取付けたものも知られているが、溶接強度が必ずしも
充分とは言えず走行する自動車等の振動で外れると言っ
た問題がある他、表面全体が金網等で覆われているため
下にグレーチングがあることが分からず安定さに欠け、
その上を自動車で走行したり、歩行するには不安を感じ
る。またエキスパンドメタルでは歩き難いと言った問題
もある。さらに金網等をグレーチングの外周に枠を設け
て溶接固定した場合、金網等と枠との間に段差ができ道
路の場合には自動車の走行性を害し、また歩道の場合に
は歩き難いと言った問題もある。
グの表面に比較的目の細かいエキスパンドメタルや金網
等を直に点溶接したり、外周に枠と共に点溶接したりし
て取付けたものも知られているが、溶接強度が必ずしも
充分とは言えず走行する自動車等の振動で外れると言っ
た問題がある他、表面全体が金網等で覆われているため
下にグレーチングがあることが分からず安定さに欠け、
その上を自動車で走行したり、歩行するには不安を感じ
る。またエキスパンドメタルでは歩き難いと言った問題
もある。さらに金網等をグレーチングの外周に枠を設け
て溶接固定した場合、金網等と枠との間に段差ができ道
路の場合には自動車の走行性を害し、また歩道の場合に
は歩き難いと言った問題もある。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、金網が段差なく且つ外れる
ことなく取付けられたグレーチングとその製造方法を提
供するものである。
ものであって、その目的は、金網が段差なく且つ外れる
ことなく取付けられたグレーチングとその製造方法を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るグレーチングは、主部材と横部材と
の間に網材が介在するとともに、横部材を主部材間に押
し込んで固定し横部材と網材が主部材に面一に形成され
てなるものである。
めに、本発明に係るグレーチングは、主部材と横部材と
の間に網材が介在するとともに、横部材を主部材間に押
し込んで固定し横部材と網材が主部材に面一に形成され
てなるものである。
【0007】また、本発明に係るグレーチングの製造方
法は、所定間隔に配設した主部材と、この主部材に交差
して同様に所定間隔に配設した横部材とをプロジェクシ
ョン溶接して製造されるグレーチングの製造方法におい
て、主部材と横部材との間に網材を介装する一方、主部
材に横部材の取付位置を除いて網材の厚さ分の切込みを
形成してプロジェクション溶接するものである。
法は、所定間隔に配設した主部材と、この主部材に交差
して同様に所定間隔に配設した横部材とをプロジェクシ
ョン溶接して製造されるグレーチングの製造方法におい
て、主部材と横部材との間に網材を介装する一方、主部
材に横部材の取付位置を除いて網材の厚さ分の切込みを
形成してプロジェクション溶接するものである。
【0008】そして、上記グレーチングの製造方法にお
いては、横部材として丸棒またはツイストバーを用い、
主部材に形成される横部材の取付位置の幅が横部材の直
径の3/4〜5/4に形成することが好ましい。
いては、横部材として丸棒またはツイストバーを用い、
主部材に形成される横部材の取付位置の幅が横部材の直
径の3/4〜5/4に形成することが好ましい。
【0009】
【作用】本発明では、網材を主部材と横部材との間に介
在させ、且つ横部材を主部材の間に押し込んで面一に形
成してあるので、網材を枠で固定する必要がないのでそ
の表面には段差がなく道路の場合には自動車の走行性が
良くなる。また歩道の場合には歩き易くなる。また、表
面からは横部材と網材が交互に視認できその上を自動車
で走行したり、歩行しても不安を感じることがない。ま
たさらに、網材がエキスパンドメタルであっても、横部
材と交互であるため歩き難いと言った問題も軽減され
る。
在させ、且つ横部材を主部材の間に押し込んで面一に形
成してあるので、網材を枠で固定する必要がないのでそ
の表面には段差がなく道路の場合には自動車の走行性が
良くなる。また歩道の場合には歩き易くなる。また、表
面からは横部材と網材が交互に視認できその上を自動車
で走行したり、歩行しても不安を感じることがない。ま
たさらに、網材がエキスパンドメタルであっても、横部
材と交互であるため歩き難いと言った問題も軽減され
る。
【0010】上記グレーチングは、交差して配設された
主部材と横部材との間に網材を介装する一方、主部材に
横部材の取付位置を除いて網材の厚さ分の切込みを形成
してプロジェクション溶接して製造するのが好ましく、
これにより、網材を主部材と横部材との間に介在させ、
且つ横部材を主部材の間に押し込んで面一に形成するこ
とができると共に横部材と主部材が強固に溶接されるの
で、網材が、走行する自動車等の振動で外れることが確
実になくなる上に、製造されたグレーチングは、上記段
落番号
主部材と横部材との間に網材を介装する一方、主部材に
横部材の取付位置を除いて網材の厚さ分の切込みを形成
してプロジェクション溶接して製造するのが好ましく、
これにより、網材を主部材と横部材との間に介在させ、
且つ横部材を主部材の間に押し込んで面一に形成するこ
とができると共に横部材と主部材が強固に溶接されるの
で、網材が、走行する自動車等の振動で外れることが確
実になくなる上に、製造されたグレーチングは、上記段
落番号
〔0009〕に述べた作用効果を確実に達成し得
る。
る。
【0011】そして、上記製造方法においては、横部材
として丸棒またはツイストバーを用い、主部材に形成さ
れる横部材の取付位置の幅が横部材の直径の3/4〜5
/4に形成することが好ましく、3/4未満では主部材
の切込みが長くなりその上に網材を安定して面一に形成
できるが、横部材の取付位置の幅が短くなるため横部材
の主部材への溶接強度が弱くなる。また、5/4超では
横部材の取付位置の幅が長くなり横部材の主部材への溶
接強度は得られるものの、網材がこの取付位置の両端に
盛り上がる形となり面一に形成し難くなる。またプロジ
ェクション溶接時の加圧力を高くしなければならず、製
造面からも種々の不具合が出てくる。
として丸棒またはツイストバーを用い、主部材に形成さ
れる横部材の取付位置の幅が横部材の直径の3/4〜5
/4に形成することが好ましく、3/4未満では主部材
の切込みが長くなりその上に網材を安定して面一に形成
できるが、横部材の取付位置の幅が短くなるため横部材
の主部材への溶接強度が弱くなる。また、5/4超では
横部材の取付位置の幅が長くなり横部材の主部材への溶
接強度は得られるものの、網材がこの取付位置の両端に
盛り上がる形となり面一に形成し難くなる。またプロジ
ェクション溶接時の加圧力を高くしなければならず、製
造面からも種々の不具合が出てくる。
【0012】なお、網材としては、金網やエキスパンド
メタルが好適に使用し得るが繊維強化樹脂など強度部材
からなる網であってもよい。またこれらの目の粗さは、
道路や地下道等の側溝蓋や溝蓋あるいは地下鉄などの路
上に開口して設けられる換気口の蓋などの用途により使
い分ける必要がある。例えば道路や地下道等の側溝蓋や
溝蓋などでは、雨水等が通過すればよいので目が比較的
細かくてもよいが、換気口の蓋などの場合には吸気量や
排気量に合う開口面積が必要である。また工場等におけ
る吸水や排水口の蓋の場合もその吸水や排水量に合う開
口面積が必要である。
メタルが好適に使用し得るが繊維強化樹脂など強度部材
からなる網であってもよい。またこれらの目の粗さは、
道路や地下道等の側溝蓋や溝蓋あるいは地下鉄などの路
上に開口して設けられる換気口の蓋などの用途により使
い分ける必要がある。例えば道路や地下道等の側溝蓋や
溝蓋などでは、雨水等が通過すればよいので目が比較的
細かくてもよいが、換気口の蓋などの場合には吸気量や
排気量に合う開口面積が必要である。また工場等におけ
る吸水や排水口の蓋の場合もその吸水や排水量に合う開
口面積が必要である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係るグレーチングであって、a
は上面図、bはaのX−X断面における部分拡大断面図
である。
する。図1は、本発明に係るグレーチングであって、a
は上面図、bはaのX−X断面における部分拡大断面図
である。
【0014】図において、1は主部材である平鋼、2は
横部材であるツイストバー、3はエキスパンドメタルを
示す。平鋼1には、ツイストバー2の取付部4を除いて
エキスパンドメタル3の厚さ分の切込み部5が形成され
ており、また取付部4の長さはツイストバー2の直径と
ほぼ同じ寸法となっている。
横部材であるツイストバー、3はエキスパンドメタルを
示す。平鋼1には、ツイストバー2の取付部4を除いて
エキスパンドメタル3の厚さ分の切込み部5が形成され
ており、また取付部4の長さはツイストバー2の直径と
ほぼ同じ寸法となっている。
【0015】上記構成のグレーチングは、取付部4と切
込み部5を形成した平鋼1を、所定間隔に且つ各平鋼1
の取付部4の位置を横並びに合わせて配設し、その上に
エキスパンドメタル3を載せ、さらにそのエキスパンド
メタル3の上且つ横並びしている取付部4の上にツイス
トバー2を配設し、その後に平鋼1の下部の電極とツイ
ストバー2の上部の電極との間で加圧しプロジェクショ
ン溶接して製造される。
込み部5を形成した平鋼1を、所定間隔に且つ各平鋼1
の取付部4の位置を横並びに合わせて配設し、その上に
エキスパンドメタル3を載せ、さらにそのエキスパンド
メタル3の上且つ横並びしている取付部4の上にツイス
トバー2を配設し、その後に平鋼1の下部の電極とツイ
ストバー2の上部の電極との間で加圧しプロジェクショ
ン溶接して製造される。
【0016】上記プロジェクション溶接による加圧によ
り、ツイストバー2は平鋼1の取付部4の所で溶融しな
がら平鋼1の間に押し込まれ、またこの時、取付部4と
ツイストバー2の間およびその近傍のエキスパンドメタ
ル3も溶融および溶断される。そして、ツイストバー2
とエキスパンドメタル3の上面が平鋼1の取付部4の上
面と面一となるところまで加圧することにより、エキス
パンドメタル3が強固に取付けられると共にツイストバ
ー2の上面とほぼ面一に形成されたグレーチングが製造
される。
り、ツイストバー2は平鋼1の取付部4の所で溶融しな
がら平鋼1の間に押し込まれ、またこの時、取付部4と
ツイストバー2の間およびその近傍のエキスパンドメタ
ル3も溶融および溶断される。そして、ツイストバー2
とエキスパンドメタル3の上面が平鋼1の取付部4の上
面と面一となるところまで加圧することにより、エキス
パンドメタル3が強固に取付けられると共にツイストバ
ー2の上面とほぼ面一に形成されたグレーチングが製造
される。
【0017】因みに、主部材として上面に長さ 7.5mm×
高さ 4mmの取付部4を 100mm間隔で形成した高さ50mmの
平鋼1を用い、これを30mm間隔で配設し、その上にエキ
スパンドメタル3(メッシュの短目方向中心間距離12mm
×メッシュの長目方向中心間距離30.5mm)を載せ、さら
にそのエキスパンドメタル3の上に横部材として 6mm角
のツイストバー2を配設し、これをプロジェクション溶
接機により一般的な溶接条件(電流5000A×加圧力7.8M
Pa)で加圧溶接したところ、上面が面一で且つエキスパ
ンドメタル3が強固に取付けられたグレーチングが製造
できた。なお、平鋼1の取付部4の長さを12mmにしたも
のでは、加圧力を 1.2倍まで上げて溶接したが取付部4
の両端の上のエキスパンドメタル3が押しつぶされて残
り面一に形成できなかった。
高さ 4mmの取付部4を 100mm間隔で形成した高さ50mmの
平鋼1を用い、これを30mm間隔で配設し、その上にエキ
スパンドメタル3(メッシュの短目方向中心間距離12mm
×メッシュの長目方向中心間距離30.5mm)を載せ、さら
にそのエキスパンドメタル3の上に横部材として 6mm角
のツイストバー2を配設し、これをプロジェクション溶
接機により一般的な溶接条件(電流5000A×加圧力7.8M
Pa)で加圧溶接したところ、上面が面一で且つエキスパ
ンドメタル3が強固に取付けられたグレーチングが製造
できた。なお、平鋼1の取付部4の長さを12mmにしたも
のでは、加圧力を 1.2倍まで上げて溶接したが取付部4
の両端の上のエキスパンドメタル3が押しつぶされて残
り面一に形成できなかった。
【0018】図2は、本発明の他の実施例に係るグレー
チングであって、aは上面図、bはaのY−Y断面にお
ける部分拡大断面図である。本例は、主部材に平鋼6、
横部材に丸棒7を用い、これにクリンプ金網8を採用し
た例である。平鋼6には、丸棒7の取付部9を除いてク
リンプ金網8の厚さ分の切込み部10が形成されており、
また取付部9の長さは丸棒7の直径とほぼ同じ寸法とな
っている。
チングであって、aは上面図、bはaのY−Y断面にお
ける部分拡大断面図である。本例は、主部材に平鋼6、
横部材に丸棒7を用い、これにクリンプ金網8を採用し
た例である。平鋼6には、丸棒7の取付部9を除いてク
リンプ金網8の厚さ分の切込み部10が形成されており、
また取付部9の長さは丸棒7の直径とほぼ同じ寸法とな
っている。
【0019】上記構成のグレーチングも、上述したエキ
スパンドメタル3を採用した場合と同様に、取付部9と
切込み部10を形成した平鋼6を、所定間隔に且つ各平鋼
6の取付部9の位置を横並びに合わせて配設し、その上
にクリンプ金網8を載せ、さらにその金網8の上且つ横
並びしている取付部9の上に丸棒7を配設し、その後に
平鋼6の下部の電極と丸棒7の上部の電極との間で加圧
しプロジェクション溶接して製造される。
スパンドメタル3を採用した場合と同様に、取付部9と
切込み部10を形成した平鋼6を、所定間隔に且つ各平鋼
6の取付部9の位置を横並びに合わせて配設し、その上
にクリンプ金網8を載せ、さらにその金網8の上且つ横
並びしている取付部9の上に丸棒7を配設し、その後に
平鋼6の下部の電極と丸棒7の上部の電極との間で加圧
しプロジェクション溶接して製造される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るグレ
ーチングは、道路や歩道等の側溝蓋や溝蓋あるいは地下
鉄などの路上に開口して設けられる換気口の蓋または工
場の排水や吸水口の蓋などとして加工して使用した場
合、網材が強固に取付けられ且つ上面が面一に形成され
ているので、その表面に段差となる枠を取付けることな
く蓋に加工でき、道路の場合には自動車の走行性が良く
なる。また歩道の場合には歩き易くなる。また、表面か
らは横部材と網材が交互に視認できその上を自動車で走
行したり、歩行しても不安を感じることがない。またさ
らに、網材がエキスパンドメタルであっても、横部材と
交互であるため歩き難いと言った問題も軽減される。
ーチングは、道路や歩道等の側溝蓋や溝蓋あるいは地下
鉄などの路上に開口して設けられる換気口の蓋または工
場の排水や吸水口の蓋などとして加工して使用した場
合、網材が強固に取付けられ且つ上面が面一に形成され
ているので、その表面に段差となる枠を取付けることな
く蓋に加工でき、道路の場合には自動車の走行性が良く
なる。また歩道の場合には歩き易くなる。また、表面か
らは横部材と網材が交互に視認できその上を自動車で走
行したり、歩行しても不安を感じることがない。またさ
らに、網材がエキスパンドメタルであっても、横部材と
交互であるため歩き難いと言った問題も軽減される。
【0021】また、本発明に係るグレーチングの製造方
法によれば、網材を主部材と横部材との間に介在させ、
且つ横部材を主部材の間に押し込んで面一に形成するこ
とができると共に横部材と主部材を強固に溶接でき、道
路や歩道等の側溝蓋や溝蓋あるいは地下鉄などの路上に
開口して設けられる換気口の蓋または工場の排水や吸水
口の蓋などに加工して好適に使用し得る。
法によれば、網材を主部材と横部材との間に介在させ、
且つ横部材を主部材の間に押し込んで面一に形成するこ
とができると共に横部材と主部材を強固に溶接でき、道
路や歩道等の側溝蓋や溝蓋あるいは地下鉄などの路上に
開口して設けられる換気口の蓋または工場の排水や吸水
口の蓋などに加工して好適に使用し得る。
【図1】本発明に係るグレーチングであって、aは上面
図、bはaのX−X断面における部分拡大断面図であ
る。
図、bはaのX−X断面における部分拡大断面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例に係るグレーチングであっ
て、aは上面図、bはaのY−Y断面における部分拡大
断面図である。
て、aは上面図、bはaのY−Y断面における部分拡大
断面図である。
【図3】従来のグレーチングの斜視図である。
1,6:主部材 2,7:横部材
3:エキスパンドメタル 4,9:取付部 5,10:切込み部
8:クリンプ金網
3:エキスパンドメタル 4,9:取付部 5,10:切込み部
8:クリンプ金網
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭52−10009(JP,U)
実開 平4−15682(JP,U)
実開 昭59−193834(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E03F 5/06
E01C 9/10
Claims (3)
- 【請求項1】 主部材と横部材との間に網材が介在する
とともに、横部材を主部材間に押し込んで固定し横部材
と網材が主部材に面一に形成されてなることを特徴とす
るグレーチング。 - 【請求項2】 所定間隔に配設した主部材とこの主部材
に交差して同様に所定間隔に配設した横部材とをプロジ
ェクション溶接して製造されるグレーチングの製造方法
において、主部材と横部材との間に網材を介装する一
方、主部材に、横部材の取付位置を除いて網材の厚さ分
の切込みを形成してプロジェクション溶接することを特
徴とするグレーチングの製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載のグレーチングの製造方法
において、横部材が丸棒またはツイストバーであって、
主部材に形成される横部材の取付位置の幅が横部材の直
径の3/4〜5/4であるグレーチングの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19530794A JP3392950B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | グレーチングとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19530794A JP3392950B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | グレーチングとその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0860738A JPH0860738A (ja) | 1996-03-05 |
JP3392950B2 true JP3392950B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=16338985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19530794A Expired - Fee Related JP3392950B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | グレーチングとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3392950B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006265920A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 落下防止部材、グレーチング及びグレーチングからの物品の落下防止方法 |
JP4657254B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2011-03-23 | 国土交通省関東地方整備局長 | 換気口閉塞蓋 |
JP2011094354A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Hiroshi Fukagawa | 多雪地帯の駐車場、道路、航空滑走路に適した透雪槽 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19530794A patent/JP3392950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0860738A (ja) | 1996-03-05 |
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