JP3391786B2 - 画像表示制御方法及び装置 - Google Patents
画像表示制御方法及び装置Info
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- JP3391786B2 JP3391786B2 JP08818290A JP8818290A JP3391786B2 JP 3391786 B2 JP3391786 B2 JP 3391786B2 JP 08818290 A JP08818290 A JP 08818290A JP 8818290 A JP8818290 A JP 8818290A JP 3391786 B2 JP3391786 B2 JP 3391786B2
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、画像データを入力して表示する画像表示制
御方法及び装置に関するものである。
御方法及び装置に関するものである。
[従来の技術]
近年、高精細のテレビジヨン信号を利用した静止画伝
送装置が開発されてきている。このようなハイビジヨン
と呼ばれる高精度のテレビジヨン信号は、現行のNTSC放
送テレビジヨン方式に比べて5倍以上の画像情報量を有
し、かつ画面がワイドであることから、緻密で臨場感の
ある映像を提供することができる。
送装置が開発されてきている。このようなハイビジヨン
と呼ばれる高精度のテレビジヨン信号は、現行のNTSC放
送テレビジヨン方式に比べて5倍以上の画像情報量を有
し、かつ画面がワイドであることから、緻密で臨場感の
ある映像を提供することができる。
しかし、このようなハイビジヨンのテレビジヨン信号
は、静止画であつても情報量が極めて多いので、放送電
波の周波数や通信容量の制限等から圧縮符号化方式によ
り圧縮して、狭い伝送帯域(または伝送レート)でも多
量の画像信号を伝送できるようにしている。具体的に
は、静止画像であつて、1枚の画像を視聴者が数秒から
十数秒見る場合、2Mbps程度のビツトレートで伝送する
ことが考えられている。
は、静止画であつても情報量が極めて多いので、放送電
波の周波数や通信容量の制限等から圧縮符号化方式によ
り圧縮して、狭い伝送帯域(または伝送レート)でも多
量の画像信号を伝送できるようにしている。具体的に
は、静止画像であつて、1枚の画像を視聴者が数秒から
十数秒見る場合、2Mbps程度のビツトレートで伝送する
ことが考えられている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、このような画像伝送装置で伝送される画像デ
ータは、あくまでも静止画であり、動画などのような、
より大量の画像データを必要とする画像信号を伝送する
ことはできなかつた。
ータは、あくまでも静止画であり、動画などのような、
より大量の画像データを必要とする画像信号を伝送する
ことはできなかつた。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、大量の
画像データを伝送することなく、大量の画像データを伝
送した時と同等な動画像を受信側で再生して表示するこ
とができる画像表示制御装置及びその方法を提供するこ
とを目的とする。
画像データを伝送することなく、大量の画像データを伝
送した時と同等な動画像を受信側で再生して表示するこ
とができる画像表示制御装置及びその方法を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために本発明の画像表示制御装置
は以下のような構成を備える。即ち、 固定画像データと、画面上の一部の領域の画像を示す
複数の変動画像データと、少なくとも前記複数の変動画
像データの夫々の表示領域及び表示時間を含む画面制御
情報とを含む伝送信号を外部装置から受信する受信手段
と、 前記受信手段により受信された前記伝送信号を復号し
て前記固定画像データ、複数の変動画像データ及び画面
制御情報を発生する復号手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記固定画像
データを記憶する第1記憶手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記変動画像
データを記憶する第2記憶手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記画面制御
情報を記憶する第3記憶手段と、 前記第1記憶手段から読み出された前記固定画像デー
タと前記第2記憶手段から読み出された前記変動画像デ
ータとを、前記第3記憶手段から読み出された前記画面
制御情報に従って合成して1画面の画像データを順次形
成し、表示手段に供給する表示制御手段と、を有するこ
とを特徴とする。
は以下のような構成を備える。即ち、 固定画像データと、画面上の一部の領域の画像を示す
複数の変動画像データと、少なくとも前記複数の変動画
像データの夫々の表示領域及び表示時間を含む画面制御
情報とを含む伝送信号を外部装置から受信する受信手段
と、 前記受信手段により受信された前記伝送信号を復号し
て前記固定画像データ、複数の変動画像データ及び画面
制御情報を発生する復号手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記固定画像
データを記憶する第1記憶手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記変動画像
データを記憶する第2記憶手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記画面制御
情報を記憶する第3記憶手段と、 前記第1記憶手段から読み出された前記固定画像デー
タと前記第2記憶手段から読み出された前記変動画像デ
ータとを、前記第3記憶手段から読み出された前記画面
制御情報に従って合成して1画面の画像データを順次形
成し、表示手段に供給する表示制御手段と、を有するこ
とを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の画像表示制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、 固定画像データと、画面上の一部の領域の画像を示す
複数の変動画像データと、少なくとも前記複数の変動画
像データの夫々の表示領域及び表示時間を含む画面制御
情報とを含む伝送信号を外部装置から受信する受信工程
と、 前記受信工程で受信された前記伝送信号を復号して前
記固定画像データ、複数の変動画像データ及び画面制御
情報を発生する復号工程と、 前記復号工程で発生された前記固定画像データを第1
メモリ部に記憶する工程と、 前記復号工程で発生された前記変動画像データを第2
メモリ部に記憶する工程と、 前記復号工程で発生された前記画面制御情報を第3メ
モリ部に記憶する工程と、 前記第1メモリ部から読み出された前記固定画像デー
タと前記第2メモリ部から読み出された前記変動画像デ
ータとを、前記第3メモリ部から読み出された前記画面
制御情報に従って合成して1画面の画像データを順次形
成し、表示手段に供給する工程と、を有することを特徴
とする。
御方法は以下のような工程を備える。即ち、 固定画像データと、画面上の一部の領域の画像を示す
複数の変動画像データと、少なくとも前記複数の変動画
像データの夫々の表示領域及び表示時間を含む画面制御
情報とを含む伝送信号を外部装置から受信する受信工程
と、 前記受信工程で受信された前記伝送信号を復号して前
記固定画像データ、複数の変動画像データ及び画面制御
情報を発生する復号工程と、 前記復号工程で発生された前記固定画像データを第1
メモリ部に記憶する工程と、 前記復号工程で発生された前記変動画像データを第2
メモリ部に記憶する工程と、 前記復号工程で発生された前記画面制御情報を第3メ
モリ部に記憶する工程と、 前記第1メモリ部から読み出された前記固定画像デー
タと前記第2メモリ部から読み出された前記変動画像デ
ータとを、前記第3メモリ部から読み出された前記画面
制御情報に従って合成して1画面の画像データを順次形
成し、表示手段に供給する工程と、を有することを特徴
とする。
[実施例]
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
[静止画放送受信装置の説明(第1図)]
第1図(A)は実施例の静止画放送受信装置の概略構
成を示すブロツク図である。
成を示すブロツク図である。
図において、201は入力端子で、アンテナで受信され
た放送電波が入力される。203は受信回路で、入力端子2
01よりの電波信号を基に、この信号を圧縮された静止画
信号に変換して出力している。この圧縮されている静止
画信号は復号回路205により復号され、元の静止画デー
タとして画面制御信号抽出回路207に出力される。
た放送電波が入力される。203は受信回路で、入力端子2
01よりの電波信号を基に、この信号を圧縮された静止画
信号に変換して出力している。この圧縮されている静止
画信号は復号回路205により復号され、元の静止画デー
タとして画面制御信号抽出回路207に出力される。
207は画面制御信号抽出回路で、放送信号中に付加さ
れた画面制御信号を抽出し、システムコントローラ215
に出力している。この画面制御データには、前画面から
次画面への切換えを通常のカツト切換えの他に、ワイプ
やデイゾルブ、スクロール或は部分書き換えというよう
に、各種方式により実行する表示切換え情報、及び画面
の表示時間を規定する情報、或は部分書換え画像のアド
レス情報などが含まれている。これら画面制御データを
用いることにより、画面の表示方法を多彩にし、静止画
であつてもより動的な画面表示を行うことができるよう
に工夫されている。
れた画面制御信号を抽出し、システムコントローラ215
に出力している。この画面制御データには、前画面から
次画面への切換えを通常のカツト切換えの他に、ワイプ
やデイゾルブ、スクロール或は部分書き換えというよう
に、各種方式により実行する表示切換え情報、及び画面
の表示時間を規定する情報、或は部分書換え画像のアド
レス情報などが含まれている。これら画面制御データを
用いることにより、画面の表示方法を多彩にし、静止画
であつてもより動的な画面表示を行うことができるよう
に工夫されている。
209と211は画像メモリで、復号された少なくとも1フ
レーム分のデジタル画像データが記憶される。メモリ20
9には背景画を構成する画像データが記憶され、メモリ2
11には画面の中の動画部分を構成する複数の画像データ
が記憶される。215は装置全体を制御するためのシステ
ムコントローラで、マイクロプロセツサ等のCPU221、CP
U221の制御プログラムや各種データを記憶しているROM2
22及びCPU221のワークエリアとして使用されるRAM223等
を備えている。このRAM223には、画面制御信号抽出回路
2207で抽出された画面制御データを記憶する制御データ
エリア223aが確保されている。
レーム分のデジタル画像データが記憶される。メモリ20
9には背景画を構成する画像データが記憶され、メモリ2
11には画面の中の動画部分を構成する複数の画像データ
が記憶される。215は装置全体を制御するためのシステ
ムコントローラで、マイクロプロセツサ等のCPU221、CP
U221の制御プログラムや各種データを記憶しているROM2
22及びCPU221のワークエリアとして使用されるRAM223等
を備えている。このRAM223には、画面制御信号抽出回路
2207で抽出された画面制御データを記憶する制御データ
エリア223aが確保されている。
213はスイツチで、システムコントローラ215より出力
される切換信号224により端子a側或はb側に切り替え
られ、メモリ209の背景画或はメモリ211の動画部分を出
力端子217に出力している。この切換信号224によるスイ
ツチ213の切換えは、制御データエリア223aに記憶され
ている画面制御データに基づいて行われる。218はテレ
ビジヨンモニタで、出力端子217より出力されるラスタ
スキヤン信号を入力して、その画像を表示することがで
きる。225は表示同期信号で、モニタ218より出力される
水平及び垂直同期信号等である。システムコントローラ
215は、この表示同期信号225を入力して、この同期信号
に同期して画像メモリ209や211の読出し信号を出力して
いる。
される切換信号224により端子a側或はb側に切り替え
られ、メモリ209の背景画或はメモリ211の動画部分を出
力端子217に出力している。この切換信号224によるスイ
ツチ213の切換えは、制御データエリア223aに記憶され
ている画面制御データに基づいて行われる。218はテレ
ビジヨンモニタで、出力端子217より出力されるラスタ
スキヤン信号を入力して、その画像を表示することがで
きる。225は表示同期信号で、モニタ218より出力される
水平及び垂直同期信号等である。システムコントローラ
215は、この表示同期信号225を入力して、この同期信号
に同期して画像メモリ209や211の読出し信号を出力して
いる。
第1図(B)は制御データエリア223aのデータ構成を
示す図である。
示す図である。
231,232は動画部分(矩形)の表示アドレスを示し、2
31は矩形表示領域の左上のアドレス(x1,y1)、232は矩
形表示領域の右下のアドレス(x2,y2)を示している。2
33は動画画面における1つの動画の表示時間を示し、こ
の表示時間に基づいて動画部分の表示内容や表示位置な
どが更新される。234は動画表示テーブルで、動画部分
が表示される表示アドレス(x1,y1)(x2,y2)に対応し
てメモリ211に記憶されている、どの動画情報を読出し
て表示するかを対応付けて記憶している。
31は矩形表示領域の左上のアドレス(x1,y1)、232は矩
形表示領域の右下のアドレス(x2,y2)を示している。2
33は動画画面における1つの動画の表示時間を示し、こ
の表示時間に基づいて動画部分の表示内容や表示位置な
どが更新される。234は動画表示テーブルで、動画部分
が表示される表示アドレス(x1,y1)(x2,y2)に対応し
てメモリ211に記憶されている、どの動画情報を読出し
て表示するかを対応付けて記憶している。
以上の構成に基づく、システムコントローラ215の動
作を、第2図のフローチヤートと第3図の画像データ例
を参照して詳しく説明する。
作を、第2図のフローチヤートと第3図の画像データ例
を参照して詳しく説明する。
[動作説明(第1図〜第3図)]
第2図は本実施例の静止画放送受信装置のシステムコ
ントローラ215による画像信号を受信して出力する処理
を示すフローチヤートで、この処理を実行する制御プロ
グラムはROM222に記憶されている。
ントローラ215による画像信号を受信して出力する処理
を示すフローチヤートで、この処理を実行する制御プロ
グラムはROM222に記憶されている。
この処理は、受信回路203を通して電波が受信され、
復号回路205によつて元の画像データに復号されること
により開始され、先ずステツプS1で部分動画モードかど
うかを判別し、部分動画でなく、例えば静止画であれば
ステツプS3に進み、そのモードに適した処理に移行す
る。
復号回路205によつて元の画像データに復号されること
により開始され、先ずステツプS1で部分動画モードかど
うかを判別し、部分動画でなく、例えば静止画であれば
ステツプS3に進み、そのモードに適した処理に移行す
る。
ステツプS2で部分動画モードのときはステツプS4に進
み、入力した画像データが背景画か動画かどうかをみ
る。背景画であればステツプS5に進み、画像メモリ209
にその背景画データを書込む。一方、ステツプS4で動画
のときはステツプS6に進み、動画データを画像メモリ21
1に書込む。ステツプS7で画像メモリ209或は211への書
込みが終了して、1画面分の画像データが記憶されると
ステツプS7よりステツプS8に進むが、書込みが終了して
いないときはステツプS4に戻り前述した書込み処理を実
行する。
み、入力した画像データが背景画か動画かどうかをみ
る。背景画であればステツプS5に進み、画像メモリ209
にその背景画データを書込む。一方、ステツプS4で動画
のときはステツプS6に進み、動画データを画像メモリ21
1に書込む。ステツプS7で画像メモリ209或は211への書
込みが終了して、1画面分の画像データが記憶されると
ステツプS7よりステツプS8に進むが、書込みが終了して
いないときはステツプS4に戻り前述した書込み処理を実
行する。
こうして、1画面分の画像データが画像メモリ209と2
11に記憶されるとステツプS8に進み、画像メモリ209或
は画像メモリ211よりの読出しを開始する。次にステツ
プS9に進み、画面制御データエリア223aに記憶されてい
る動画領域の表示アドレスを基に、出力端子217より出
力する画像が背景画か動画かを、出力端子217より出力
する画像の走査ラインとその走査位置に基づいて判断す
る。なお、この出力端子217には、テレビジヨンモニタ
等のデイスプレイ装置が接続されており、このモニタ機
器の表示走査に同期して、画像メモリ209或は211よりラ
スタ走査方向に順次画像データが読出される。
11に記憶されるとステツプS8に進み、画像メモリ209或
は画像メモリ211よりの読出しを開始する。次にステツ
プS9に進み、画面制御データエリア223aに記憶されてい
る動画領域の表示アドレスを基に、出力端子217より出
力する画像が背景画か動画かを、出力端子217より出力
する画像の走査ラインとその走査位置に基づいて判断す
る。なお、この出力端子217には、テレビジヨンモニタ
等のデイスプレイ装置が接続されており、このモニタ機
器の表示走査に同期して、画像メモリ209或は211よりラ
スタ走査方向に順次画像データが読出される。
そして、背景画と判断されるとステツプS10に進み、
スイツチ213をa側に接続して画像メモリ209より背景画
である画像データを読出して出力する。一方、動画領域
を走査していると判断されるとステツプS11に進み、ス
イツチ213をb側に接続して、画像メモリ211より動画デ
ータを読出して出力する。
スイツチ213をa側に接続して画像メモリ209より背景画
である画像データを読出して出力する。一方、動画領域
を走査していると判断されるとステツプS11に進み、ス
イツチ213をb側に接続して、画像メモリ211より動画デ
ータを読出して出力する。
ステツプS12では1フレームの画像データの出力が終
了したかを調べ、終了していなければステツプS9に戻
り、前述した処理を実行する。こうして1フレームの画
面表示が終了するとステツプS13に進み、制御データエ
リア223aに記憶している表示時間233で規定された時間
が経過したかを調べ、経過すると部分動画領域の表示ア
ドレス231,232を更新し、動画表示テーブル234を参照し
て、その表示アドレスに対応した動画データを画像メモ
リ211より読出すようにして、動画部分の画像データを
更新する。
了したかを調べ、終了していなければステツプS9に戻
り、前述した処理を実行する。こうして1フレームの画
面表示が終了するとステツプS13に進み、制御データエ
リア223aに記憶している表示時間233で規定された時間
が経過したかを調べ、経過すると部分動画領域の表示ア
ドレス231,232を更新し、動画表示テーブル234を参照し
て、その表示アドレスに対応した動画データを画像メモ
リ211より読出すようにして、動画部分の画像データを
更新する。
こうして次にステツプS15で予め定められた1シーケ
ンスの動画表示が終了したかを調べ、表示終了でなけれ
ばステツプS8に戻り、次のフレーム表示処理に進むが、
定められた動画表示が終了すると全ての処理を終了す
る。
ンスの動画表示が終了したかを調べ、表示終了でなけれ
ばステツプS8に戻り、次のフレーム表示処理に進むが、
定められた動画表示が終了すると全ての処理を終了す
る。
こうして表示される画像データ例を示したのが第3図
である。
である。
第3図(A)は背景画の一例を示す図で、点線で囲ま
れた矩形領域が動画が表示される動画表示領域を示して
いる。第3図(B)は画像メモリ211に記憶された動画
の一例を示す図で、図の如く複数の動画データで構成さ
れている。第3図(C)は第3図(A)に示した背景画
の動画領域33に、第3図(B)の動画データ31が書込ま
れた状態を示す図で、第3図(D)は動画領域が画面の
右方向に移動したとき、動画データ32が動画領域33に格
納されて表示されたときの状態を示している。なお、こ
の動画表示領域33の位置(アドレス)と、その領域に表
示される動画データの種類は、前述した制御データエリ
ア223aの動画表示テーブル234によつて規定されてい
る。
れた矩形領域が動画が表示される動画表示領域を示して
いる。第3図(B)は画像メモリ211に記憶された動画
の一例を示す図で、図の如く複数の動画データで構成さ
れている。第3図(C)は第3図(A)に示した背景画
の動画領域33に、第3図(B)の動画データ31が書込ま
れた状態を示す図で、第3図(D)は動画領域が画面の
右方向に移動したとき、動画データ32が動画領域33に格
納されて表示されたときの状態を示している。なお、こ
の動画表示領域33の位置(アドレス)と、その領域に表
示される動画データの種類は、前述した制御データエリ
ア223aの動画表示テーブル234によつて規定されてい
る。
なお、動画部分が挿入される位置を固定にしてもよい
ことはもちろんである。
ことはもちろんである。
また、動画部分を小さくして、多数のコマで構成する
ようにすれば、通常の動画放送と同等ないし、それ以上
に動きのある動画を表示することができる。例えば、通
常の動画放送が30フレーム/秒で構成されているとき、
30コマで部分動画を構成することにより、1秒間ではあ
るが、通常の動画放送と同じ動画を得ることができる。
ようにすれば、通常の動画放送と同等ないし、それ以上
に動きのある動画を表示することができる。例えば、通
常の動画放送が30フレーム/秒で構成されているとき、
30コマで部分動画を構成することにより、1秒間ではあ
るが、通常の動画放送と同じ動画を得ることができる。
またさらに、本実施例では動画メモリを2個用いた場
合で説明したが、例えば画像メモリを3個にすることに
より、2つの画像メモリにより動画を表示している間
に、他の1つのメモリに対して次に表示されるべき部分
動画を書込むことができる。これにより、これらの動画
用メモリを交互に読出すことにより、部分動画を連続し
て表示できる。
合で説明したが、例えば画像メモリを3個にすることに
より、2つの画像メモリにより動画を表示している間
に、他の1つのメモリに対して次に表示されるべき部分
動画を書込むことができる。これにより、これらの動画
用メモリを交互に読出すことにより、部分動画を連続し
て表示できる。
以上説明したように本実施例によれば、静止画表示を
用いて部分的に動画を表示することができる。
用いて部分的に動画を表示することができる。
なお、本実施例では、放送された画像信号に対して処
理を行う装置の場合で説明したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、他の装置例えばテレビ電話等にも適
用できることはもちろんである。
理を行う装置の場合で説明したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、他の装置例えばテレビ電話等にも適
用できることはもちろんである。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、大量の画像デー
タを受信した時と同等な動画像データを、少ないデータ
量の画像データで再現することができる。つまり、大量
の動画像データが伝送できないような狭い伝送帯域を用
いても送信側が意図する動画像を再現することができ
る。
タを受信した時と同等な動画像データを、少ないデータ
量の画像データで再現することができる。つまり、大量
の動画像データが伝送できないような狭い伝送帯域を用
いても送信側が意図する動画像を再現することができ
る。
第1図(A)は実施例の静止画受信装置の概略構成を示
すブロツク図、 第1図(B)は画面制御データエリアのデータ構成例を
示す図、 第2図は実施例の静止画受信装置における受信画像の出
力処理を示すフローチヤート、そして 第3図(A)〜(D)は本実施例の静止画受信装置より
出力される画像データの表示例を示す図である。 図中、210……入力端子、203……受信回路、205……復
号回路、207……画面制御信号抽出回路、209,211……画
像メモリ、213……スイツチ、215……システムコントロ
ーラ、217……出力端子、221……CPU、222……ROM、223
……RAM、223a……画面制御データエリア、231,232……
動画領域アドレス、233……表示時間、234……動画表示
テーブルである。
すブロツク図、 第1図(B)は画面制御データエリアのデータ構成例を
示す図、 第2図は実施例の静止画受信装置における受信画像の出
力処理を示すフローチヤート、そして 第3図(A)〜(D)は本実施例の静止画受信装置より
出力される画像データの表示例を示す図である。 図中、210……入力端子、203……受信回路、205……復
号回路、207……画面制御信号抽出回路、209,211……画
像メモリ、213……スイツチ、215……システムコントロ
ーラ、217……出力端子、221……CPU、222……ROM、223
……RAM、223a……画面制御データエリア、231,232……
動画領域アドレス、233……表示時間、234……動画表示
テーブルである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 樫田 素一
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ
ヤノン株式会社内
(56)参考文献 特開 昭63−143676(JP,A)
特開 昭64−78378(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】固定画像データと、画面上の一部の領域の
画像を示す複数の変動画像データと、少なくとも前記複
数の変動画像データの夫々の表示領域及び表示時間を含
む画面制御情報とを含む伝送信号を外部装置から受信す
る受信手段と、 前記受信手段により受信された前記伝送信号を復号して
前記固定画像データ、複数の変動画像データ及び画面制
御情報を発生する復号手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記固定画像デ
ータを記憶する第1記憶手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記変動画像デ
ータを記憶する第2記憶手段と、 前記復号手段により復号して発生された前記画面制御情
報を記憶する第3記憶手段と、 前記第1記憶手段から読み出された前記固定画像データ
と前記第2記憶手段から読み出された前記変動画像デー
タとを、前記第3記憶手段から読み出された前記画面制
御情報に従って合成して1画面の画像データを順次形成
し、表示手段に供給する表示制御手段と、 を有することを特徴とする画像表示制御装置。 - 【請求項2】固定画像データと、画面上の一部の領域の
画像を示す複数の変動画像データと、少なくとも前記複
数の変動画像データの夫々の表示領域及び表示時間を含
む画面制御情報とを含む伝送信号を外部装置から受信す
る受信工程と、 前記受信工程で受信された前記伝送信号を復号して前記
固定画像データ、複数の変動画像データ及び画面制御情
報を発生する復号工程と、 前記復号工程で発生された前記固定画像データを第1メ
モリ部に記憶する工程と、 前記復号工程で発生された前記変動画像データを第2メ
モリ部に記憶する工程と、 前記復号工程で発生された前記画面制御情報を第3メモ
リ部に記憶する工程と、 前記第1メモリ部から読み出された前記固定画像データ
と前記第2メモリ部から読み出された前記変動画像デー
タとを、前記第3メモリ部から読み出された前記画面制
御情報に従って合成して1画面の画像データを順次形成
し、表示手段に供給する工程と、 を有することを特徴とする画像表示制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 1990-04-04 JP JP08818290A patent/JP3391786B2/ja not_active Expired - Fee Related
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