JP2003087790A - 画像データの圧縮方法、および画像データ出力装置 - Google Patents

画像データの圧縮方法、および画像データ出力装置

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JP2003087790A
JP2003087790A JP2001280916A JP2001280916A JP2003087790A JP 2003087790 A JP2003087790 A JP 2003087790A JP 2001280916 A JP2001280916 A JP 2001280916A JP 2001280916 A JP2001280916 A JP 2001280916A JP 2003087790 A JP2003087790 A JP 2003087790A
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Hirobumi Tani
博文 谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像サイズが小さい画像の圧縮に適し、また圧
縮された画像データの伸長にかかる時間が短い画像デー
タの圧縮方法を提供する。 【解決手段】画像データにおける左上角の画素を出発点
画素とし、出発点画素から水平方向に連続する該出発点
画素と同じ画像データの画素数を得る。さらに、ここで
得た画素数の画素の次の画素、すなわち上記出発点画素
から走査方向に連続する画素の中で最初に出発点画素の
画素データと異なる画素データの画素、を新たな出発点
画素とし、水平方向に連続する該出発点画素と同じ画像
データの画素数を得る動作を繰り返す。これにより、各
出発点画素の画素データと該出発点画素から画素データ
が同じである画素が走査方向に連続する個数とを対にし
た複数のデータからなる圧縮データを得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データ、特
にオンスクリーンディスプレイ(OSD)機能により表
示されるOSD画像の画像データ、を圧縮する画像デー
タの圧縮方法、およびこの方法で圧縮された画像データ
を伸長し出力する画像データ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オンスクリーンディスプレイ(O
SD)機能を実行する画像データ出力装置が実用化され
ている。OSD機能は、ユーザの操作性を向上させるた
めの機能であり、具体的にはこの画像データ出力装置を
適用した装置本体の動作状態や、操作方法等を示す画像
を装置本体に接続された表示装置の表示画面に表示させ
る機能である。
【0003】上記OSD機能を備えた画像データ出力装
置は、テレビ放送を受信する受信装置、所謂セットトッ
プボックス、やDVD(Digital Versat
ile Disk)に記録されているデータを再生する
DVD装置等、色々な装置に適用されている。セットト
ップボックスに適用されている画像データ出力装置は、
例えば本体で現在受信しているチャンネルのチャンネル
番号を示すOSD画像を表示装置に表示させる。また、
DVD装置に適用されている画像データ出力装置は、再
生の一時停止、早送り、巻き戻し等、再生動作の状態を
示すOSD画像を表示装置に表示させる。
【0004】画像データ出力装置は、OSD機能により
表示装置の画面上に表示させるOSD画像データを記憶
したOSD用メモリを有し、このOSD用メモリに記憶
しているOSD画像データをそのときの状態に応じて読
み出し、出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像データ出力装置は、OSD用メモリにOSD画像デ
ータを圧縮することなく記憶させる構成であったため、
記憶容量が大きいOSD用メモリを用いなければならず
高価であった。
【0006】OSD用メモリの記憶容量を低減し、画像
データ出力装置のコストダウンを図る方法として、OS
D用メモリに圧縮したOSD画像データを記憶させるこ
とが考えられる。例えば、ハフマン符号化等の公知の圧
縮方法により圧縮したOSD画像データをOSD用メモ
リに記憶させることが考えられる(特開2001−86
424参照)。
【0007】しかし、以下に示す,の問題があり、
圧縮したOSD画像データをOSD用メモリに記憶させ
るだけでは十分ではなかった。
【0008】OSD画像の画像サイズ(横×縦)は大
きくても100画素×100画素程度であり、平均的な
画像サイズは20画素×20画素である。このように、
OSD画像は、その画像サイズが小さいことから、圧縮
後の容量が圧縮前の容量よりも大きくなることがあっ
た。特に、ハフマン符号化による圧縮はサイズの小さい
画像の圧縮効率が良くない。
【0009】圧縮方法を複雑にして圧縮後の容量を小
さくしても、表示させる際に圧縮されている画像データ
の伸長に要する時間が長くなる。このため、ユーザの操
作に対してリアルタイムでOSD画像が表示できなくな
り、ユーザの操作性を低下させる。
【0010】この発明の目的は、画像サイズが小さい画
像、特にOSD画像、の圧縮に適し、また圧縮された画
像データの伸長にかかる時間が短い画像データの圧縮方
法を提供することにある。
【0011】また、この発明は、上記画像データの圧縮
方法を適用することにより、装置本体のコストダウンを
図り、且つOSD表示がユーザの操作に対してリアルタ
イムで行える画像データ出力装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の画像データの
圧縮方法は、上記課題を解決するために以下の構成を備
えている。
【0013】(1)画像データを圧縮する画像データの
圧縮方法において、画像データの圧縮開始時に予め決め
られている画素を出発点画素とする第1のステップと、
決定された前記出発点画素の画素データと、この出発点
画素から所定の方向に連続する該出発点画素と同じ画素
データの画素数を得る第2のステップと、出発点画素か
ら上記第2のステップで得た画素数の画素の次の画素を
新たな出発点画素とする第3のステップと、を備え、上
記第2のステップおよび上記第3のステップを繰り返
し、第2のステップで得た画素データと画素数を得た順
番に並べたデータを圧縮データとする。
【0014】この構成では、第1のステップにより圧縮
する画像データに対して出発点画素が決定される。この
出発点画素は、例えばこの画像データにおける左上角の
画素である。第2のステップがこの出発点画素から所定
の方向に連続する該出発点画素と同じ画像データの画素
数を得る。所定の方向とは、例えば水平方向や垂直方向
である。また、所定の方向を右方向とした場合、右端の
画素に連続する画素はその1行下の左端の画素とすれば
よい。一方、下方向とした場合、下端の画素に連続する
画素はその1列隣の上端の画素とすればよい。
【0015】さらに、第3のステップにより、第2のス
テップで得た画素数の画素の次の画素、すなわち上記出
発点画素から所定の方向に連続する画素の中で最初に出
発点画素の画素データと異なる画素データの画素、が新
たな出発点画素とされる。圧縮する画像データの全ての
画素について、上記第2のステップ、第3のステップを
繰り返す。そして、第2のステップで得た順番に並べた
出発点画素の画素データおよび連続する画素数からなる
データを圧縮された画像データとして得る。
【0016】この圧縮方法では、所定の方向に連続する
同じ画素データの複数の画素を、その画素データと連続
する画素数を示すデータに圧縮できる。
【0017】この圧縮方法は、画素データが同じ画素が
所定の方向に連続している画像ほど圧縮効率が良い。
【0018】ここで、オンスクリーンディスプレイ(O
SD)機能により表示されるOSD画像は、画素データ
(色)の種類が少なく、また同じ画素データの画素が固
まっているものが多く、この圧縮方法で圧縮するのに適
した画像である。
【0019】また、このように簡単な方法で圧縮してい
るので、伸長にかかる時間も短い。具体的には、圧縮さ
れた画像データは画素データと画素数とを対にした複数
のデータで構成されている。したがって、圧縮された画
像データにおいて、画素データを対になっている画素数
ずつ、所定の方向に並べることにより、圧縮された画像
データが伸長される。
【0020】(2)画像データを圧縮する画像データの
圧縮方法において、画像データの圧縮開始時に予め決め
られている画素を出発点画素とする第1のステップと、
決定された前記出発点画素の画素データと、この出発点
画素から水平方向に連続する該出発点画素と同じ画素デ
ータの画素数を得る第2のステップと、出発点画素から
上記第2のステップで得た画素数の画素の次の画素を新
たな出発点画素とする第3のステップと、を備え、上記
第2のステップおよび上記第3のステップを繰り返し、
第2のステップで得た画像データと画素数を得た順番に
並べたデータを第1の圧縮データとし、また、画像デー
タの圧縮開始時に予め決められている画素を出発点画素
とする第4のステップと、決定された前記出発点画素の
画素データと、この出発点画素から垂直方向に連続する
該出発点画素と同じ画素データの画素数を得る第5のス
テップと、出発点画素から上記第5のステップで得た画
素数の画素の次の画素を新たな出発点画素とする第6の
ステップと、を備え、上記第5のステップおよび上記第
6のステップを繰り返し、第5のステップで得た画像デ
ータと画素数を得た順番に並べたデータを第2の圧縮デ
ータとし、さらに、上記第1の圧縮データと上記第2の
圧縮データとのデータ量を比較し、データ量がより小さ
い方を圧縮データとする。
【0021】この構成では、上記(1)における所定の
方向を水平方向とした場合と、垂直方向とした場合とで
圧縮された画像データを獲得し、ここで獲得した2つの
圧縮された画像データの容量が小さい方を最終的に圧縮
された画像データとするので、圧縮効率を一層向上させ
ることができる。
【0022】(3)さらに、この発明の画像データ出力
装置は、上記(1)から(6)のいずれかの方法で圧縮
された画像データを記憶した画像メモリと、上記画像メ
モリに記憶している圧縮された画像データを伸長する制
御部と、上記制御部が伸長した画像データを出力する出
力部と、を備えている。
【0023】この構成では、画像メモリの記憶容量を抑
えることができ、装置本体を安価にできるとともに、画
像メモリに記憶されている圧縮された画像データの伸長
にかかる時間も短く、OSD表示がリアルタイムで行
え、ユーザの操作性を低下させることもない。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る画像データ出力装置が適用されたテレビ放送の受信装
置、所謂セットトップボックスの構成を示すブロック図
である。
【0025】この実施形態の受信装置1には、本体の動
作を制御する本体制御部2と、アンテナ20で受信した
テレビ放送信号から選択されているチャンネルの放送信
号を取り出す受信部3と、後述する画像データ出力装置
10から出力されたOSD画像と受信部3で取り出した
放送信号による画像(以下、受信画像と言う。)とを合
成するOSD画像合成部4と、OSD画像合成部4〜入
力された画像信号を出力する出力部5と、を備えてい
る。
【0026】OSD画像合成部4は、画像データ出力装
置10からOSD画像が入力されないときには、受信部
3で取り出した受信画像をそのまま出力する。表示装置
21は、出力部5から入力された画像を表示する。
【0027】画像データ出力装置10は、OSD制御部
11と、OSD画像データを記憶したOSD用メモリ1
2と、OSD画像を出力するOSD画像出力部13と、
を備えている。OSD用メモリ12には、圧縮されたO
SD画像データが記憶されている。OSD制御部11
は、必要に応じてOSD用メモリ12に記憶されている
圧縮されたOSD画像データを読み出し、伸長したOS
D画像データをOSD画像出力部13からOSD画像合
成部4に入力する。
【0028】OSD画像には、受信部3で取り出してい
る放送信号のチャンネル番号を示す画像等がある。OS
D画像の多くは、以下に示す〜の特徴をもってい
る。
【0029】画像サイズ(横×縦)が小さい。 色が数種類(2〜3種類)である。 同じ色の画素が固まっている。 周囲が同じ色の画素である。
【0030】以下、OSD用メモリ12に記憶させるO
SD画像の圧縮方法について説明する。
【0031】図2は、OSD画像の圧縮方法を示すフロ
ーチャートである。ここでは、図3に示すチャンネル番
号「1」のOSD画像を例にして圧縮方法を説明する。
図3に示すOSD画像は、縦10画素、横10画素の画
像である。図3においてハッチングで示す画素の色が黒
であり、その他の画素の色が白である。このOSD画像
は2色の画像である。
【0032】この圧縮方法は、走査方向(この発明で言
う所定の方向)を左から右への水平方向としている。
【0033】なお、このOSD画像の圧縮は図示してい
ない装置で実行され、OSDメモリ12には該装置で得
られた圧縮されたOSD画像データが記憶される。
【0034】圧縮するOSD画像の画像サイズを読み取
り(s1)、カウンタをリセットする(s2)。このカ
ウンタは画素数をカウントするためのカウンタである。
次に、出発点画素を決定する(s3)。s3では、図3
における左上角の画素を出発点画素に決定する。そし
て、出発点画素の画素データ(色)を記憶し(s4)、
上記カウンタをインクリメントする(s5)。さらに、
判定対象の画素が圧縮するOSD画像の最後の画素(図
3における右下角の画素)であるかどうかを判定する
(s6)。
【0035】上記判定対象の画素は、s7で出発点画素
から搬送方向に並んでいる隣の画素に順々に移動され
る。
【0036】s6で最後の画素でないと判定すると、右
隣の画素を判定対象の画素とし(s7)、判定対象の画
素の画素データとs4で記憶した出発点画素の画素デー
タとが同じであるかどうかを判定する(s8)。s8で
同じであると判定すると、上記s5に戻って上記処理を
繰り返す。
【0037】なお、現在の判定対象の画素が右端の画素
である場合、s7ではその画素の1つ下の行で左端の画
素を判定対象の画素とする。
【0038】s8で、判定対象の画素の画素データとs
4で記憶した出発点画素の画素データとが同じでないと
判定すると、そのときのカウンタの値をs4で記憶した
出発点画素の画素データに対応付けて記憶し(s9)、
さらに判定対象の画素を新たな出発点画素に決定し(s
10)、s4に戻る。
【0039】上記s6で最後の画素であると判定する
と、現在のカウンタの値をs4で記憶した出発点画素の
画素データに対応付けて記憶し(s11)、本処理を終
了する。
【0040】上記圧縮処理により作成される圧縮された
OSD画像データは、各出発点画素の画素データと該出
発点画素から画素データが同じである画素が走査方向に
連続する個数とを対にした複数のデータからなる。
【0041】図4は、図3に示すOSD画像について上
記圧縮処理を実行し、得られた圧縮されたOSD画像デ
ータの構成を示す図である。OSD画像は、画像サイ
ズ、走査方向、および画素データと連続する画素の個数
とを対にした15組のデータに圧縮される。この圧縮さ
れたOSD画像データの大きさは、元のOSD画像デー
タの約1/5である。
【0042】なお、画素データと連続する画素の個数と
を対にしたデータは上記図2に示す処理で得られた順番
に並べられる。また、図2に示す圧縮方法は、上記OS
D画像の特徴である〜を有する画像であれば、OS
D画像以外の用途の画像の圧縮にも効果的な方法であ
る。
【0043】ところで、上記説明では走査方向を水平方
向としたが、垂直方向にしてもよい。走査方向を垂直方
向にした場合、図3に示すOSD画像について得られる
圧縮されたOSD画像データの構成を図5に示す。走査
方向を垂直方向にした場合、圧縮されたOSD画像デー
タは、画像サイズ、走査方向、および画素データと連続
する画素の個数とを対にした7組のデータに圧縮され
る。この圧縮されたOSD画像データの大きさは、元の
OSD画像データの約1/10であり、走査方向を水平
方向にした場合の約1/2である。
【0044】このように、図3に示すOSD画像の場
合、走査方向を水平方向にするよりも、垂直方向にした
ほうが圧縮効率がよい。
【0045】なお、走査方向を垂直方向にする場合、図
2に示すs7で判定画素を右隣の画素に移動するのでは
なく、同じ列の1つ下の画素に移動する。また、下端の
画素が判定画素であるときには、右隣の列の上端の画素
に移動する。このように、判定画素を垂直方向に移動さ
せるだけで、その他の処理については上記処理と同じで
ある。また、圧縮効率がよりよい走査方向が、水平方向
となるか垂直方向となるかについては、圧縮するOSD
画像による。
【0046】圧縮されたOSD画像データを図6に示す
処理で得るようにすれば、圧縮効率を一層向上させるこ
とができる。
【0047】なお、図6は図2と同じ処理については同
じステップ番号を付しており、またs3〜s10の処理
については図示を省略している。
【0048】図6に示す圧縮方法は、s1で画像サイズ
を読み取ると、走査方向を水平方向とし、上記図2に示
したs2以降の処理を実行する。s11でカウント値を
記憶し、走査方向を水平方向とした場合における圧縮さ
れたOSD画像データを得ると、s22で走査方向を垂
直方向とし、再度s2以降の処理を実行する。そして、
s11でカウント値を記憶し、走査方向を垂直方向とし
た場合における圧縮されたOSD画像データを得ると、
s23で走査方向が水平方向である圧縮されたOSD画
像データと、走査方向が垂直方向であるOSD画像デー
タとの、大きさ(容量)を比較し、より小さいほうを最
終的に圧縮されたOSD画像データとする。
【0049】このように、OSD画像の圧縮効率を一層
向上させることができるので、OSD用メモリ12に必
要な記憶容量を一層低減することができる。
【0050】図1に示すOSD用メモリ12には、上記
の圧縮方法により圧縮されたOSD画像データが記憶さ
れるので、該OSD用メモリ12の容量を低減すること
ができ、装置本体のコストダウンが図れる。
【0051】次に、OSD用メモリ12に記憶されてい
る圧縮されたOSD画像データを伸長する処理について
説明する。図4および図5に示したように圧縮されたO
SD画像データは、出発点画素毎にその画素データと走
査方向に連続する該出発点画素と同じ画素データの個数
を対にした複数のデータで構成されている。また、OS
D画像の画像サイズおよび走査方向も含まれている。
【0052】伸長処理は、圧縮されたOSD画像データ
において、出発点画素の画素データと走査方向に連続す
る画素数とを対にしたデータごとに、出発点画素の画素
データをその画素数ずつ走査方向に並べていく処理であ
る。このとき、画素データを並べる方向は圧縮時の走査
方向であり、画素データを並べる行または列については
画像サイズに基づいて制御される。
【0053】OSD用制御部11が上記伸長処理を実行
する。伸長されたOSD画像はOSD画像出力部13か
ら出力される。OSD画像合成部4は、OSD画像出力
部13から入力されたOSD画像と受信部3から入力さ
れた受信画像とを合成し、OSD画像を合成した受信画
像を出力部5を介して出力する。表示装置21では、O
SD画像が合成された受信画像が表示される。
【0054】このように、OSD用メモリ12に記憶さ
れている圧縮されたOSD画像データの伸長処理が極め
て簡単な処理であることから、この伸長処理にかかる時
間が短く、表示装置21におけるOSD画像の表示がリ
アルタイムで行える。したがって、ユーザの操作性を低
下させることもない。
【0055】なお、この発明にかかる画像データの圧縮
方法、および画像データ出力装置は、セットトップボッ
クス、DVD再生装置等色々な装置に適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、画
像、特にOSD画像を、効率よく圧縮することができ、
OSD画像を記憶させるメモリの容量を低減できる。こ
れにより、OSD機能を有する装置本体のコストダウン
が図れる。
【0057】また、圧縮されたOSD画像の伸長にかか
る時間も短いので、リアルタイムでOSD画像を表示さ
せることができ、ユーザの操作性を低下させることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である画像データ出力装置
を適用したセットトップボックスの構成を示すブロック
図である。
【図2】OSD画像の圧縮方法を示すフローチャートで
ある。
【図3】OSD画像の例を示す図である。
【図4】圧縮されたOSD画像の画像データの構成を示
す図である。
【図5】圧縮されたOSD画像の画像データの構成を示
す図である。
【図6】OSD画像の圧縮方法を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1−受信装置 10−画像データ出力装置 11−OSD制御部 12−OSD用メモリ 13−OSD画像出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 7/46 H04N 5/278 5C082 H04N 1/41 5/445 Z 5J064 5/278 7/13 Z 5/445 G09G 5/00 555A Fターム(参考) 5B057 AA20 BA23 CE09 CG01 CH11 DA16 DA17 5C023 AA18 AA34 AA36 AA37 AA38 CA06 DA02 5C025 BA27 BA28 CA09 CB05 5C059 KK08 MA45 ME05 ME08 PP02 SS00 TA17 TB00 TC18 TC27 TD11 UA31 5C078 AA01 BA22 CA27 CA31 DA01 DA02 DA05 DB17 EA04 5C082 AA02 BA02 BA12 BA27 BA41 BB03 BB15 BB25 BB44 CA56 DA22 DA26 DA53 MM02 MM07 MM09 5J064 AA03 BA08 BA09 BC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンスクリーンディスプレイ画像の画像
    データを圧縮する画像データの圧縮方法において、 画像データの圧縮開始時に予め決められている画素を出
    発点画素とする第1のステップと、 決定された前記出発点画素の画素データと、この出発点
    画素から水平方向に連続する該出発点画素と同じ画素デ
    ータの画素数を得る第2のステップと、 出発点画素から上記第2のステップで得た画素数の画素
    の次の画素を新たな出発点画素とする第3のステップ
    と、を備え、 上記第2のステップおよび上記第3のステップを繰り返
    し、第2のステップで得た画素データと画素数を得た順
    番に並べたデータを第1の圧縮データとし、 また、画像データの圧縮開始時に予め決められている画
    素を出発点画素とする第4のステップと、 決定された前記出発点画素の画素データと、この出発点
    画素から垂直方向に連続する該出発点画素と同じ画素デ
    ータの画素数を得る第5のステップと、 出発点画素から上記第5のステップで得た画素数の画素
    の次の画素を新たな出発点画素とする第6のステップ
    と、を備え、 上記第5のステップおよび上記第6のステップを繰り返
    し、第5のステップで得た画素データと画素数を得た順
    番に並べたデータを第2の圧縮データとし、 さらに、上記第1の圧縮データと上記第2の圧縮データ
    とのデータ量を比較し、データ量がより小さい方を圧縮
    データとする画像データの圧縮方法。
  2. 【請求項2】 画像データを圧縮する画像データの圧縮
    方法において、 画像データの圧縮開始時に予め決められている画素を出
    発点画素とする第1のステップと、 決定された前記出発点画素の画素データと、この出発点
    画素から所定の方向に連続する該出発点画素と同じ画素
    データの画素数を得る第2のステップと、 出発点画素から上記第2のステップで得た画素数の画素
    の次の画素を新たな出発点画素とする第3のステップ
    と、を備え、 上記第2のステップおよび上記第3のステップを繰り返
    し、第2のステップで得た画素データと画素数を得た順
    番に並べたデータを圧縮データとする画像データの圧縮
    方法。
  3. 【請求項3】 画像データの画像サイズを得るステップ
    を有し、 上記圧縮データには、上記画像サイズが含まれている請
    求項2に記載の画像データの圧縮方法。
  4. 【請求項4】 上記所定の方向は、水平方向または垂直
    方向である請求項2または3に記載の画像データの圧縮
    方法。
  5. 【請求項5】 上記画像データは、オンスクリーンディ
    スプレイ画像の画像データである請求項2〜4に記載の
    画像データの圧縮方法。
  6. 【請求項6】 画像データを圧縮する画像データの圧縮
    方法において、 画像データの圧縮開始時に予め決められている画素を出
    発点画素とする第1のステップと、 決定された前記出発点画素の画素データと、この出発点
    画素から水平方向に連続する該出発点画素と同じ画素デ
    ータの画素数を得る第2のステップと、 出発点画素から上記第2のステップで得た画素数の画素
    の次の画素を新たな出発点画素とする第3のステップ
    と、を備え、 上記第2のステップおよび上記第3のステップを繰り返
    し、第2のステップで得た画素データと画素数を得た順
    番に並べたデータを第1の圧縮データとし、 また、画像データの圧縮開始時に予め決められている画
    素を出発点画素とする第4のステップと、 決定された前記出発点画素の画素データと、この出発点
    画素から垂直方向に連続する該出発点画素と同じ画素デ
    ータの画素数を得る第5のステップと、 出発点画素から上記第5のステップで得た画素数の画素
    の次の画素を新たな出発点画素とする第6のステップ
    と、を備え、 上記第5のステップおよび上記第6のステップを繰り返
    し、第5のステップで得た画素データと画素数を得た順
    番に並べたデータを第2の圧縮データとし、 さらに、上記第1の圧縮データと上記第2の圧縮データ
    とのデータ量を比較し、データ量がより小さい方を圧縮
    データとする画像データの圧縮方法。
  7. 【請求項7】 上記請求項1から6のいずれかの方法で
    圧縮された画像データを記憶した画像メモリと、 上記画像メモリに記憶している圧縮された画像データを
    伸長する制御部と、 上記制御部が伸長した画像データを出力する出力部と、
    を備えた画像データ出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011007772A (ja) * 2009-03-30 2011-01-13 Evk Di Kerschhaggl Gmbh 移動する物体を光学的に検出するための方法、照明機器およびシステム
CN114785975A (zh) * 2022-04-27 2022-07-22 珠海鸿芯科技有限公司 视频osd显示方法、计算机装置及计算机可读存储介质

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