JP3391562B2 - プレキャストコンクリート階段及びその構築方法 - Google Patents
プレキャストコンクリート階段及びその構築方法Info
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Description
好適であるが内部階段にも充分適用可能な階段に係り、
特に、耐力壁に片持ち梁形式ではねだすように階段部を
支持させるプレキャストコンクリート階段及びその構築
方法に関するものである。
して構築する片持ち梁形式の階段は、従来、図10及び
図11に示すように、耐力壁30に階段部31が張り出
すように支持されて構築されている。なお、図中、32
は手摺りを、33は踊場部を示している。その従来の構
築にあっては、鉄筋コンクリート造り(RC造り)の構
造物の施工法が一般に採用されている。
複雑な形状に鉄筋及び型枠を加工して、組み立て、コン
クリート打設という一連の作業によって実施されてい
る。
ような従来の階段の構築では、鉄筋工事においては、階
段部構築のための稲妻筋の加工、組み立て及び柱と接合
する部分など比較的部材厚の小さい部位での作業となっ
ており、かぶり厚の確保や位置精度の確保など困難な場
合が多い。
めの複雑な型枠の組み立て、及び階段部と壁部との接合
部における型枠の組み立ては、複雑な形状に起因する位
置精度の確保や堅固な型枠強度の確保など品質に関わる
問題が多く、また、コンクリート打設後の型枠解体時に
おいても、容易に解体が出来ないなど問題が多い。ま
た、コンクリート打設については、このような部位の充
填性、作業性、安全性について困難点が多く、品質面で
も問題がある。
実開平5−40459号公報に開示れたものがあるが、
この従来例では、壁と踊場とが一体成形されたPC部材
を使用しているため、PC部材としての形状が単純でな
く、製作が困難である。また、上記PC部材製作後の養
生においても、形状が不安定であるため、仮設のサポー
ト等の施設が必要となる。
されていると、形状が不安定であり、現場に運搬するに
際し、荷姿が不安定となって、安全上,問題がある。さ
らに、壁と踊場とが一体成形されているために、この部
材と階段部との1ピース当たりの重量バランスがとれて
いない。また壁と踊場が一体成形されたPC部材は、重
量が過大となり、これらの部材を組み立てる揚重機とし
て大型の揚重機が要求される。
なされたもので、現場での作業において、熟練を必要と
せず且つ良質な階段を構築可能なことを目的としてい
る。
に、本発明のプレキャストコンクリート階段は、上下に
延在する耐力壁の両面に、片持ち梁形式で形成される階
段であって、上記耐力壁は、耐力壁本体を構成しプレキ
ャスト鉄筋コンクリート部材からなるPC耐力壁部と、
そのPC耐力壁部の左右両端部にそれぞれ一体的に連続
して設けられる現場打ちコンクリート壁部とからなり、
また、階段部分はプレキャスト鉄筋コンクリート部材で
あるPC階段部からなり、そのPC階段部における上下
両端部分が、それぞれ上記現場打ちコンクリート壁部に
接合されていることを特徴としている。
に、上記PC耐力壁部及びPC階段部から、それぞれ現
場打ちコンクリート壁部に向けてアンカー筋が突設さ
れ、そのアンカー筋は、現場打ちコンクリート壁部内に
定着していることを特徴とするとよい。また、請求項1
又は請求項2に記載された構成に対して、請求項3に記
載されているように、上記現場打ちコンクリート壁部の
幅が、PC階段部の端部における複数段分と対向可能な
幅に設定され、その対向部分によって両者が接合されて
いることを特徴とする。
記載された構成に対して、請求項4に記載されているよ
うに、上記PC耐力壁部における両端部のうち、PC階
段部の端部と対向する部分のみが切り欠かれて現場打ち
用切欠き部が形成され、該現場打ち切欠き部位置に、現
場打ちコンクリート壁部が構築されていることを特徴と
する。
記載された構成に対して、請求項5に記載されているよ
うに、上記PC階段部は、その上端部若しくは下端部の
少なくとも一方に、踊場部が一体成形されたプレキャス
ト鉄筋コンクリート部材であることを特徴とする。ま
た、請求項1から請求項4のいずれかに記載された構成
に対して、請求項6に記載されているように、踊場部を
ハーフPC床版から構成すると共に、上記PC階段部の
最上段部及び最下段部に、上記ハーフPC床版を係合可
能な,あご欠きを設けたことを特徴とする。
階段の構築方法は、請求項7に記載されているように、
上記PC耐力壁部及びPC階段部を設置位置に配設した
後に、現場打ちコンクリート壁部を構築する位置に、所
定の配筋の後,場所打ちコンクリートを打設して現場打
ちコンクリート壁部を構築することを特徴としている。
また、請求項7に記載された構成に対して、請求項8に
記載されているように、PC階段部のあご切欠きに踊場
部用のハーフPC床版を支持させた後に、場所打ちコン
クリートを打設して両者を一体化することを特徴とす
る。
予め、工場等で構成したPC耐力壁部及びPC階段部
を、設置位置に配設した後に、場所打ちコンクリートに
よって現場打ちコンクリート壁部を構築することで、P
C階段部が現場打ちコンクリート壁部を介して耐力壁に
支持される。
コンクリート(以下,PCと略称する)部材で予め成形
している。このため、現場において、階段部構築のため
に行う、複雑な稲妻筋の加工,組み立て等や型枠工事が
不要となる。また、耐力壁の本体もPC部材で作製する
ことによって、耐力壁構築が容易となると共に、その両
側部分の壁部だけを、配筋及び場所打ちコンクリートの
打設によって構築するだけで、PC部材で構築したPC
階段部を耐力壁に容易に支持させることが可能となる。
即ち、現場での作業は壁部の端部のみに限定される。
されている従来の発明とは相違し、耐壁部と踊場の部材
とが別のPC部材となっている。そして、各PC部材の
形状が比較的単純な形状であるので、製作しやすい上、
養生についても特に問題がなく、また、各PC部材を積
み重ねておくことも可能となる。この点から、上記従来
発明に比べて、養生スペースの有効利用ができ、経済的
となる。また、各PC部材の形状が比較的単純であるの
で、運搬上も有利である。また、各PC部材当たりの重
量が軽いと共に安定した形状であるので、比較的小型の
揚重機で組み立てることが可能となる。
予め、アンカー筋をPC耐力壁及びPC階段部に設けて
おくと、該アンカー筋がアンカーとなって、現場打ちコ
ンクリート壁部の構築のための配筋及び場所打ちコンク
リートの打設のみによって、PC階段部が場所打ちコン
クリート壁部に所定剛性をもって接合する。即ち、PC
階段部の場所打ちコンクリート壁部への接合位置の調整
や接合自身が容易に実施される。
分を介して場所打ちコンクリートに接合する場合には、
接合面積を稼いで所定の支持剛性を確保するために梁型
を設ける必要があるが、請求項3に記載されているよう
に、複数段分を場所打ちコンクリート壁部位置に対向さ
せることで、梁型を設けることなく、接合面積が稼ぐこ
とができ所定の支持剛性を確保することが可能となる。
ることで、現場で作製する現場打ちコンクリート壁部の
部分が縮小されて、現場作業量が軽減される。また、請
求項5に記載されているように、PC階段部に踊場部を
一体成形しておくと、現場において、PC階段部と踊場
部とを接合する施工が不要となる。また、現場への運搬
等を考慮して、PC階段部と踊場部とを別体としている
場合には、請求項6に記載されているように、踊場部に
ハーフPC床版を採用し、そのハーフPC床版を係合し
て載置可能なあご欠きをPC階段部に設けておくこと
で、容易に両者を結合させることが可能なり、請求項8
に記載されているように、ハーフPC床版をあご欠きに
支持させたの後に、所定の配筋を行い場所打ちコンクリ
ートを行うことで、両者は接合される。
まず構成を説明すると、図1から図4に示すように、一
枚の耐力壁1を挟んで、階段部2が該耐力壁1の両面に
片持ち梁形式ではねだして構成されたもので、耐力壁
1、階段部2、及び踊場部3を、主要な構成要素として
いる。
らなり、予め、工場等において、一階分若しくは複数階
分を一ユニットとした、複数のPC耐力壁4に分割され
て構成されている。その各PC耐力壁4の上下両端面に
は、PC耐力壁4同士の接合のために、コッター5、ま
たは、図示しないスプライススリーブやアンカー等から
なる接合用金具が設けられている。そして、このコッタ
ー5又は図示しない接合用金具を介して、上下のPC耐
力壁4同士が接合されている。
は、それぞれコッター6が形成されていると共にアンカ
ー筋7が突設している。そのPC耐力壁4の左右両端面
に連続して、それぞれ現場打ちコンクリート壁部8が設
けられている。該現場打ちコンクリート壁部8は、上記
アンカー筋7を埋設して上記PC耐力壁4と一体となっ
ている。
踊場部3まで,若しくは廊下側の踊場部3から踊場部3
までの半階分を1ユニットとして作製されたPC部材か
らなるPC階段である。そのPC階段部2における最上
段部及び最下段部の側面から、図1及び図4に示すよう
に、それぞれ、上記現場打ちコンクリート壁部8に向け
てアンカー筋9が突設している。その各アンカー筋9は
上記対向する現場打ちコンクリート壁部8内に埋設され
て該現場打ちコンクリート壁部8と一体となっている。
には、図1及び図5に示すように、それぞれあご欠き1
0が形成されている。また、該あご欠き10の上側には
鉄筋用インサート11が打ち込まれている。そして、あ
ご欠き10に、踊場部3を構成する踊場部3用ハーフP
C床版12の端部が載置され、また、そのハーフPC床
版12の上に場所打ちコンクリート13が打設されて、
階段部2と踊場部3が一体となっている。
の構築方法を説明する。まず、PC耐力壁4を所定の位
置に建てる。このとき、該PC耐力壁4は、図示しない
斜めサポート部材により支持させるか、または、仮設保
持材によって下階のPC耐力壁4に仮止めして支持す
る。ここで、上下に重なるPC耐力壁4の接合は、両P
C耐力壁4の上下対向面のコッター5部にモルタルを充
填して接合したり、両PC耐力壁4の上下対向面に設け
られたスプライススリーブ等の接合用金物間の接合によ
って実施する。
の片面に沿って所定位置に配置し、仮設支持部材を用い
て支持させる。この状態では、該PC階段部2の最上段
部及び最下段部、PC耐力壁4の左右両端面から、それ
ぞれPC耐力壁4の左右両端部の空間に向けて、アンカ
ー筋7,9が突出した状態に設定される。
て踊場部3用ハーフPC床版12を載置し、該ハーフP
C床版12の上にスラブ上筋19を配筋し、アンカー筋
18をPC階段の鉄筋用インサート11に接続し、ま
た、型枠を組んだ後に、場所打ちコンクリート13を打
設する。これによって、PC階段部2と踊場部3とを一
体化する。
現場打ちコンクリート壁部8の構築位置に、該壁部の構
築のための配筋15を行うと共に該壁部構築のための型
枠を組み、場所打ちコンクリートを打設する。これによ
って、現場打ちコンクリート壁部8が構築される。そし
て、該現場打ちコンクリート壁部8内に、PC耐力壁4
及びPC階段から突設しているアンカー筋7,9が埋設
されて、PC階段部2が、耐力壁1に片持ち梁形状に固
定され、片持ち梁形式の階段が構築される。
場部3用ハーフPC床版12とが別体として説明してい
るが、図6に示すように、該PC階段部17aと踊場部
用ハーフPC床版17bとが、一つのPC部材17とし
て、工場等で予め一体に成形しておいてもよい。この場
合には、現場における、PC階段部17aと踊場部用ハ
ーフPC床版17b2との接合の施工が不要となる。な
お、図7に示すように、左右の踊場間18は、場所打ち
コンクリートを打設する。
お、同一部材には上記と同一の符号を付ける。第2実施
例の基本構成は、上記実施例と同様であるが、耐力壁1
の構成が相違している。即ち、図8に示すように、上記
PC耐力壁4の両端部における、PC階段部2の上下端
部を接合する部分のみが切り欠かれて、現場打ち用切欠
き部20が形成されている。その切欠き部20の端面に
は、コッター5が形成されていると共にアンカー筋7が
突設し、さらに、アンカー筋7となると共に耐力壁1の
主筋となる縦筋が突設している。
現場打ちコンクリート壁部8が設けられて耐力壁1が構
成されている。現場打ちコンクリート壁部8は、上記ア
ンカー筋7を埋設して上記PC耐力壁4と一体となって
いる。他の構成は、上記第1実施例と同様である。この
第2実施例の構築方法は、まず、PC耐力壁4を所定の
位置に建てる。このとき、該PC耐力壁4は、図示しな
い斜めサポート部材により支持させるか、または、仮設
保持材によって下階のPC耐力壁4に仮止めして支持す
る。
は、両PC耐力壁4の上下対向面のコッター5部にモル
タルを充填して接合するか、両PC耐力壁4の上下対向
面に設けられた図示しないスプライススリーブ等の接合
用金物間の接合によって実施する。次に、PC階段部2
を、上記PC耐力壁4の片面に沿って所定位置に配置
し、仮設支持部材を用いて支持させる。
びPC耐力壁4の左右両端面から、PC耐力壁4の左右
両端部の空間に向けて、それぞれアンカー筋7,9が突
出した状態に設定される。次に、PC階段のあご欠き1
0に対して踊場部3用ハーフPC床版12を載置し、該
ハーフPC床版12の上にスラブ上筋を配筋し、アンカ
ー筋7をPC階段の鉄筋用インサート11に接続し、ま
た、型枠を組んだ後に、コンクリートを打設する。これ
によって、PC階段と踊場部3とを一体化する。
た現場打ち切欠き部20位置に、配筋を行う。このと
き、該現場打ち切欠き部20から突設している縦筋やア
ンカー筋7と、該配筋される鉄筋とを、ラップジョイン
トやスリーブジョイント、又は溶接によって接合する。
次いで、現場打ち壁部である切欠き位置に、壁部構築の
ための型枠を組み、コンクリートを打設する。
8が構築される。そして、該現場打ちコンクリート壁部
8内に、PC耐力壁4及びPC階段から突設しているア
ンカー筋7が埋設されて、PC階段部2が、耐力壁1に
片持ち梁形状に固定され、階段が構築される。なお、上
記実施例では、PC階段部2と踊場部用ハーフPC床版
12とが別体として説明しているが、該PC階段部と踊
場部用ハーフPC床版とを、予め一つのPC部材として
一体成形しておいてもよい。
ト階段では、第1実施例と比較して、現場で構築する現
場打ちコンクリート壁部8の量が小さくなり、現場作業
量を軽減させることが可能となる。次に、第3実施例に
ついて説明する。なお、上記実施例と同一部材には同一
の符号を付ける。
壁1における現場打ちコンクリート壁部8の階段に沿っ
た幅を、PC階段部2端部の複数段と対向可能な幅とな
るように広く設定した。また、該PC階段部2側から突
設されるアンカー筋7も、その対向する段位置にも設け
た。他の構成は、上記第1又は第2実施例と同様であ
る。
するPC階段部2の支持面積が増加するので、上記実施
例のように、支持面積を稼ぐために、最上段、最下段に
梁型30(図5参照)を設ける必要がなくなる。この梁
型が不要となることで、階段使用上の高さを確保する上
で有利となり、階段歩行にとっての圧迫感発生が回避さ
れる。
キャストコンクリート階段では、請求項1又は請求項7
に記載された構成とすることで、現場において、階段部
構築のための複雑な鉄筋の加工,組立や型枠の組立等が
不要となり、現場での作業において熟練した作業員が必
要としない。また、予め、階段部は工場等で良好な形状
に成形されていると共に、現場打ちコンクリート壁部の
構築によって自動的に所望の位置にPC階段部が固定さ
れるので、短時間の施工で良好な階段を提供することが
可能となる。
るので製作や運搬が容易であり、さらに、現場での作業
が、壁部における端部のみに限定されると共に、比較的
単純な形状のPC部材で階段を合理的に構築することが
できる。このとき、請求項2に記載されている構成とす
ることで、予めアンカー筋を突設させておくことで、P
C階段部を容易に耐力壁に接合可能となる。
とで、PC階段部の上下端部に接合のための梁型を設け
る必要がなくなり、階段使用上の高さを確保する上で有
利となり、階段歩行者にとって圧迫感発生を回避するこ
とができるという効果がある。また、請求項4に記載さ
れている構成とすることで、請求項1に記載された構成
の発明に比べて、更に現場作業量の軽減を図ることがで
きるという効果がある。
ることで、現場での階段部と踊場部との接合のための作
業が軽減される。また、請求項6及び請求項8に記載さ
れている構成のようにすることで、階段部と踊場部とが
別体に成形した場合における現場での接合作業が簡単に
実施される。
リート階段を示す一部透視的に記載した斜視図である。
リート階段を示す側面図である。
リート階段を示す平面図である。
リート階段におけるPC階段部の端部と耐力壁との接合
状態を示す図である。
リート階段におけるPC階段部と踊場部との接合を示す
側面図である。
リート階段におけるPC階段部の別の例を示す側面図で
ある。
トコンクリート階段を示す平面図である。
リート階段を示す側面図である。
リート階段におけるPC階段部端部と現場打ちコンクリ
ート壁部との接合を示す側面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 上下に延在する耐力壁の両面に、片持ち
梁形式で形成される階段であって、上記耐力壁は、耐力
壁本体を構成しプレキャスト鉄筋コンクリート部材から
なるPC耐力壁部と、そのPC耐力壁部の左右両端部に
それぞれ一体的に連続して設けられる現場打ちコンクリ
ート壁部とからなり、また、階段部分はプレキャスト鉄
筋コンクリート部材であるPC階段部からなり、そのP
C階段部における上下両端部分が、それぞれ上記現場打
ちコンクリート壁部に接合されていることを特徴とする
プレキャストコンクリート階段。 - 【請求項2】 上記PC耐力壁部及びPC階段部から、
それぞれ現場打ちコンクリート壁部に向けてアンカー筋
が突設され、そのアンカー筋は、現場打ちコンクリート
壁部内に定着していることを特徴とする請求項1に記載
されたプレキャストコンクリート階段。 - 【請求項3】 上記現場打ちコンクリート壁部の幅が、
PC階段部の端部における複数段分と対向可能な幅に設
定され、その対向部分によって両者が接合されているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたプ
レキャストコンクリート階段。 - 【請求項4】 上記PC耐力壁部における両端部のう
ち、PC階段部の端部と対向する部分のみが切り欠かれ
て現場打ち用切欠き部が形成され、該現場打ち切欠き部
位置に、現場打ちコンクリート壁部が構築されているこ
とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
されたプレキャストコンクリート階段。 - 【請求項5】 上記PC階段部は、その上端部若しくは
下端部の少なくとも一方に、踊場部が一体成形されたプ
レキャスト鉄筋コンクリート部材であることを特徴とす
る請求項1から請求項4のいずれかに記載されたプレキ
ャストコンクリート階段。 - 【請求項6】 踊場部をハーフPC床版から構成すると
共に、上記PC階段部の最上段部及び最下段部に、上記
ハーフPC床版を係合可能な,あご欠きを設けたことを
特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載され
たプレキャストコンクリート階段。 - 【請求項7】 請求項1に記載のプレキャストコンクリ
ート階段を構築する方法であって、上記PC耐力壁部及
びPC階段部を設置位置に配設した後に、現場打ちコン
クリート壁部を構築する位置に、所定の配筋の後,場所
打ちコンクリートを打設して現場打ちコンクリート壁部
を構築することを特徴とするプレキャストコンクリート
階段の構築方法。 - 【請求項8】 PC階段部のあご切欠きに踊場部用のハ
ーフPC床版を支持させた後に、場所打ちコンクリート
を打設して両者を一体化することを特徴とする請求項7
に記載されたプレキャストコンクリート階段の構築方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15999594A JP3391562B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | プレキャストコンクリート階段及びその構築方法 |
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JP15999594A JP3391562B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | プレキャストコンクリート階段及びその構築方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0827983A JPH0827983A (ja) | 1996-01-30 |
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1994
- 1994-07-12 JP JP15999594A patent/JP3391562B2/ja not_active Expired - Fee Related
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