JP3391426B2 - スタータモータの減速ギアの取付構造 - Google Patents
スタータモータの減速ギアの取付構造Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の始動系
においてスタータモータとクランクシャフト間に介在す
る減速ギアの取付構造に関する。
においてスタータモータとクランクシャフト間に介在す
る減速ギアの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の始動系の構造の例(特
公平5−68398号公報)を図12および図13に図
示する。同例は、ユニットスイング内燃機関を備えた自
動二輪車の例であり、図12は該内燃機関の概略側断面
図であり、図13は始動系の要部の構造が示されている
図12のXIII−XIII線に沿って切断した断面図である。
公平5−68398号公報)を図12および図13に図
示する。同例は、ユニットスイング内燃機関を備えた自
動二輪車の例であり、図12は該内燃機関の概略側断面
図であり、図13は始動系の要部の構造が示されている
図12のXIII−XIII線に沿って切断した断面図である。
【0003】クランクケースも一部に兼ねるユニットス
イングケース01の前部中央にクランク軸02が左右水平に
配設され、上方にシリンダ04を延出させて内燃機関03が
設けられている。ユニットスイングケース01の後部には
図示されないが後輪が軸支され、クランク軸の駆動はベ
ルト伝達機構を介して後輪に伝達される。
イングケース01の前部中央にクランク軸02が左右水平に
配設され、上方にシリンダ04を延出させて内燃機関03が
設けられている。ユニットスイングケース01の後部には
図示されないが後輪が軸支され、クランク軸の駆動はベ
ルト伝達機構を介して後輪に伝達される。
【0004】ユニットスイングケース01の前壁からはハ
ンガーブラケット05が前方に突設されてその先端が車体
フレームにピボット軸06により枢支され、同ピボット軸
06を中心にユニットスイングケース01は後輪とともに上
下に揺動可能であり、ユニットスイングケース01の後端
とその上方の車体フレーム間には緩衝手段が介装されて
いる。
ンガーブラケット05が前方に突設されてその先端が車体
フレームにピボット軸06により枢支され、同ピボット軸
06を中心にユニットスイングケース01は後輪とともに上
下に揺動可能であり、ユニットスイングケース01の後端
とその上方の車体フレーム間には緩衝手段が介装されて
いる。
【0005】スタータモータ07は、ユニットスイングケ
ース01の前部において、クランク軸02のクランクピン02
aと同じ左右方向位置(クランクセンターC)にあって
クランクピン02aの前方でシリンダ04と支持ブラケット
05との間に、駆動軸07aをクランク軸02と平行にしてユ
ニットスイングケース01に取付けられている。
ース01の前部において、クランク軸02のクランクピン02
aと同じ左右方向位置(クランクセンターC)にあって
クランクピン02aの前方でシリンダ04と支持ブラケット
05との間に、駆動軸07aをクランク軸02と平行にしてユ
ニットスイングケース01に取付けられている。
【0006】スタータモータ07は、ユニットスイングケ
ース01の前部にクランクセンターC側(右側)から取付
けられ、ユニットスイングケース01と左側ケースカバー
08との間に架設された減速ギア軸09に回動自在に嵌合し
た減速ギア011 の大径ギア011aにスタータモータ07の駆
動軸07aに形成された駆動ギア010 が噛合し、減速ギア
011 の小径ギア011bはクランク軸02側の始動系ギア012
に噛合している。
ース01の前部にクランクセンターC側(右側)から取付
けられ、ユニットスイングケース01と左側ケースカバー
08との間に架設された減速ギア軸09に回動自在に嵌合し
た減速ギア011 の大径ギア011aにスタータモータ07の駆
動軸07aに形成された駆動ギア010 が噛合し、減速ギア
011 の小径ギア011bはクランク軸02側の始動系ギア012
に噛合している。
【0007】スタータモータ07の駆動軸07a側にはモー
タブラケット015 が嵌着されており、同モータブラケッ
ト015 は駆動軸07aを中心にした円筒状嵌合部015aが形
成され、他方ユニットスイングケース01の前部には円筒
状嵌合部015aに対応した円開口01aが形成されていて、
同円開口01aに円筒状嵌合部015aを嵌入してスタータモ
ータ07がユニットスイングケース01に位置決めされ固定
される。
タブラケット015 が嵌着されており、同モータブラケッ
ト015 は駆動軸07aを中心にした円筒状嵌合部015aが形
成され、他方ユニットスイングケース01の前部には円筒
状嵌合部015aに対応した円開口01aが形成されていて、
同円開口01aに円筒状嵌合部015aを嵌入してスタータモ
ータ07がユニットスイングケース01に位置決めされ固定
される。
【0008】同スタータモータ07の駆動軸07aの駆動ギ
ア010 と噛合する減速ギア011 を軸支する減速ギア軸09
は、一端がユニットスイングケース01側の軸受穴01bに
支持され、他端が左側ケースカバー08側の軸受穴08aに
支持され、途中カラー016 を貫通して減速ギア011 を位
置決めしている。
ア010 と噛合する減速ギア011 を軸支する減速ギア軸09
は、一端がユニットスイングケース01側の軸受穴01bに
支持され、他端が左側ケースカバー08側の軸受穴08aに
支持され、途中カラー016 を貫通して減速ギア011 を位
置決めしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の例は以
上のような始動系の構造をしており、ユニットスイング
ケース01に対してスタータモータ07がモータブラケット
015 を介して円筒嵌合部015aを円開口01aに嵌合させて
位置決め固定されるのとは別に、減速ギア軸09はユニッ
トスイングケース01と左側カバー08の軸受穴01b,08a
間に架設されるので、減速ギア軸09の軸受アライメント
の高い組付精度が期待できず、また減速ギア011 の組付
性も良くない。
上のような始動系の構造をしており、ユニットスイング
ケース01に対してスタータモータ07がモータブラケット
015 を介して円筒嵌合部015aを円開口01aに嵌合させて
位置決め固定されるのとは別に、減速ギア軸09はユニッ
トスイングケース01と左側カバー08の軸受穴01b,08a
間に架設されるので、減速ギア軸09の軸受アライメント
の高い組付精度が期待できず、また減速ギア011 の組付
性も良くない。
【0010】またユニットスイングケース01においてス
タータモータ07を嵌合支持する円開口01aと減速ギア軸
09を支持する軸受穴01bとは、別個に加工されるので、
加工工数が多いとともに加工アライメント精度を高める
のが難しい。
タータモータ07を嵌合支持する円開口01aと減速ギア軸
09を支持する軸受穴01bとは、別個に加工されるので、
加工工数が多いとともに加工アライメント精度を高める
のが難しい。
【0011】特に減速ギア軸09は、一端が左側カバー08
の軸受穴08aに支持されているので、ユニットスイング
ケース01と左側カバー08との間にずれが生じると、減速
ギア軸09の軸線が傾いてしまう。また当然に左側ケース
カバー08をフローティング支持構造とすることはできず
振動低減効果は期待できない。
の軸受穴08aに支持されているので、ユニットスイング
ケース01と左側カバー08との間にずれが生じると、減速
ギア軸09の軸線が傾いてしまう。また当然に左側ケース
カバー08をフローティング支持構造とすることはできず
振動低減効果は期待できない。
【0012】そこで減速ギア軸の一端を別途用意した専
用のホルダーで支持する例(実公平2−12306号)
があるが、部品点数が多くなるとともにスタータモータ
の支持と減速ギアの支持とは別個になされており前記課
題は解消されていない。
用のホルダーで支持する例(実公平2−12306号)
があるが、部品点数が多くなるとともにスタータモータ
の支持と減速ギアの支持とは別個になされており前記課
題は解消されていない。
【0013】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、特別に専用ホルダーを要せず
減速ギアの組付精度および組付性を向上させることがで
き、軸受および嵌合部の加工が容易かつ加工精度の向上
が期待できるスタータモータの減速ギアの取付構造を供
する点にある。
で、その目的とする処は、特別に専用ホルダーを要せず
減速ギアの組付精度および組付性を向上させることがで
き、軸受および嵌合部の加工が容易かつ加工精度の向上
が期待できるスタータモータの減速ギアの取付構造を供
する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スタータモータに一体に固着されスター
タモータをクランクケースに固定支持するモータブラケ
ットに、減速ギア軸の一端を支持するブラケット側軸受
を設け、かつ同モータブラケットに前記ブラケット側軸
受の周囲にブラケット側嵌合部を形成し、前記クランク
ケースに前記減速ギア軸の他端を支持するケース側軸受
を設け、かつ同クランクケースに前記ケース側軸受の周
囲に前記ブラケット側嵌合部に対し一方が他方に嵌入す
るケース側嵌合部を形成したスタータモータの減速ギア
の取付構造とする。
に、本発明は、スタータモータに一体に固着されスター
タモータをクランクケースに固定支持するモータブラケ
ットに、減速ギア軸の一端を支持するブラケット側軸受
を設け、かつ同モータブラケットに前記ブラケット側軸
受の周囲にブラケット側嵌合部を形成し、前記クランク
ケースに前記減速ギア軸の他端を支持するケース側軸受
を設け、かつ同クランクケースに前記ケース側軸受の周
囲に前記ブラケット側嵌合部に対し一方が他方に嵌入す
るケース側嵌合部を形成したスタータモータの減速ギア
の取付構造とする。
【0015】減速ギア軸の軸受をスタータモータと一体
のモータブラケットおよびクランクケースの双方に設
け、同軸受の周囲に一方が他方に嵌入する嵌合部を形成
して、両嵌合部の嵌合によりスタータモータをクランク
ケースに位置決め固定するので、同時に組付けられる減
速ギア軸の軸受アライメントは両嵌合部の嵌合により高
い組付精度が期待できるとともに、減速ギアが同時に組
付けられるので、組付工数が少なく組付性が向上する。
のモータブラケットおよびクランクケースの双方に設
け、同軸受の周囲に一方が他方に嵌入する嵌合部を形成
して、両嵌合部の嵌合によりスタータモータをクランク
ケースに位置決め固定するので、同時に組付けられる減
速ギア軸の軸受アライメントは両嵌合部の嵌合により高
い組付精度が期待できるとともに、減速ギアが同時に組
付けられるので、組付工数が少なく組付性が向上する。
【0016】またクランクケースおよびモータブラケッ
トの双方とも、減速ギア軸の軸受の周囲に嵌合部を形成
しており、軸受加工時に嵌合部を同時に加工可能で、加
工工数の削減と加工精度の向上を図ることができる。
トの双方とも、減速ギア軸の軸受の周囲に嵌合部を形成
しており、軸受加工時に嵌合部を同時に加工可能で、加
工工数の削減と加工精度の向上を図ることができる。
【0017】減速ギア軸の軸受に専用のホルダーを必要
とせず、カバーのフローティング支持構造とすることが
でき、振動低減効果が期待できる。
とせず、カバーのフローティング支持構造とすることが
でき、振動低減効果が期待できる。
【0018】前記モータブラケット側のブラケット側嵌
合部を円柱状または円筒状とし、同ブラケット側嵌合部
の中心に前記ブラケット側軸受を設け、前記クランクケ
ース側のケース側嵌合部を前記ブラケット側嵌合部の外
径に略等しい内径を有する円穴とし、同円穴の中心に前
記ケース側軸受を設けたスタータモータの減速ギアの取
付構造とすることで、クランクケースおよびモータブラ
ケットの双方とも、減速ギア軸の軸受加工時に同時に嵌
合部を加工することが容易にできるとともに、加工精度
をより一層向上させることができる。
合部を円柱状または円筒状とし、同ブラケット側嵌合部
の中心に前記ブラケット側軸受を設け、前記クランクケ
ース側のケース側嵌合部を前記ブラケット側嵌合部の外
径に略等しい内径を有する円穴とし、同円穴の中心に前
記ケース側軸受を設けたスタータモータの減速ギアの取
付構造とすることで、クランクケースおよびモータブラ
ケットの双方とも、減速ギア軸の軸受加工時に同時に嵌
合部を加工することが容易にできるとともに、加工精度
をより一層向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図10に図示した
本発明の実施の一形態について説明する。図1は、本発
明に係るユニットスイング内燃機関を備えたスクータ型
自動二輪車1の側面図である。車体前部2と車体後部3
とが低いフロアー部4を介して連結されており、車体の
骨格をなす車体フレーム5は、車体前部を下降した後2
本に分岐してフロアー部4の下方を後方へ延び、次いで
車体後部3を上方かつ後方へ延長している。
本発明の実施の一形態について説明する。図1は、本発
明に係るユニットスイング内燃機関を備えたスクータ型
自動二輪車1の側面図である。車体前部2と車体後部3
とが低いフロアー部4を介して連結されており、車体の
骨格をなす車体フレーム5は、車体前部を下降した後2
本に分岐してフロアー部4の下方を後方へ延び、次いで
車体後部3を上方かつ後方へ延長している。
【0020】車体後部3の上部にシート6が設けられ、
その前方車体前部2の上部にハンドル7を備えたステア
リングヘッド8が設けられている。車体前部2にはフロ
ントフォーク9を介して前輪10が懸架され、ハンドル7
によって操向される。
その前方車体前部2の上部にハンドル7を備えたステア
リングヘッド8が設けられている。車体前部2にはフロ
ントフォーク9を介して前輪10が懸架され、ハンドル7
によって操向される。
【0021】そして車体フレーム5の後部の斜め上方に
立ち上がる傾斜部の上方位置にブラケット11が左右とも
に立設され、両ブラケット11,11間に枢軸12が架設さ
れ、同枢軸12に一端を枢着されたリンク13の他端がスイ
ングユニット15のユニットスイングケース16の前部上方
に突設された左右一対のハンガーブラケット17にピボッ
ト軸18を介して連結されて、スイングユニット15は前部
をリンク13に支持されて上下に揺動自在とするととも
に、リンク13より後方において車体フレーム5との間に
リアクッション19が介装されている。
立ち上がる傾斜部の上方位置にブラケット11が左右とも
に立設され、両ブラケット11,11間に枢軸12が架設さ
れ、同枢軸12に一端を枢着されたリンク13の他端がスイ
ングユニット15のユニットスイングケース16の前部上方
に突設された左右一対のハンガーブラケット17にピボッ
ト軸18を介して連結されて、スイングユニット15は前部
をリンク13に支持されて上下に揺動自在とするととも
に、リンク13より後方において車体フレーム5との間に
リアクッション19が介装されている。
【0022】スイングユニット15の前部には、内燃機関
20が一体に設けられ、後部には後輪21が軸支され、内燃
機関20の動力は自動変速機能付きのベルト伝達機構22に
より後輪21に伝達される。燃料タンク23はフロアー部4
の下部に車体フレーム5に固定されて搭載されている。
20が一体に設けられ、後部には後輪21が軸支され、内燃
機関20の動力は自動変速機能付きのベルト伝達機構22に
より後輪21に伝達される。燃料タンク23はフロアー部4
の下部に車体フレーム5に固定されて搭載されている。
【0023】内燃機関20は、2サイクル内燃機関であ
り、シリンダ25がユニットスイングケース16の前部から
前方に若干上向きに突出しており、同シリンダ25は前記
リンク13より下方にあって左右の車体フレーム5間を貫
通している。また該内燃機関20は、クランクケース部に
リードバルブ26が設けられたクランクケースリードバル
ブ方式を採用しており、ユニットスイングケース16のク
ランクケース部の上部から吸気管27が延出し気化器28に
接続され、気化器28にはユニットスイングケース16の後
部に搭載されるエアクリーナ29から空気が導入される。
り、シリンダ25がユニットスイングケース16の前部から
前方に若干上向きに突出しており、同シリンダ25は前記
リンク13より下方にあって左右の車体フレーム5間を貫
通している。また該内燃機関20は、クランクケース部に
リードバルブ26が設けられたクランクケースリードバル
ブ方式を採用しており、ユニットスイングケース16のク
ランクケース部の上部から吸気管27が延出し気化器28に
接続され、気化器28にはユニットスイングケース16の後
部に搭載されるエアクリーナ29から空気が導入される。
【0024】内燃機関20のシリンダ25の下部から下方へ
延出した排気管30は、クランクケース部下方を後方へか
つ右側へ迂回して車体右側に配設されたマフラー31に接
続している。なお車体フレーム5のフロアー部4の後部
にはブラケット32が後方に突設されて、スイングユニッ
ト15の前部下方に位置するブラケット32の先端にスタン
ド33が枢着されている。
延出した排気管30は、クランクケース部下方を後方へか
つ右側へ迂回して車体右側に配設されたマフラー31に接
続している。なお車体フレーム5のフロアー部4の後部
にはブラケット32が後方に突設されて、スイングユニッ
ト15の前部下方に位置するブラケット32の先端にスタン
ド33が枢着されている。
【0025】図2は、スイングユニット15を図1の概ね
II−II線に沿って切断し展開した断面図である。ユニッ
トスイングケース16は、前側クランクケース部16aにお
いて左側ユニットケース16Lと右側ユニットケース16R
とに分割されており、両ケース16L,16Rをボルト35で
締結している。かかるユニットスイングケース16の前部
がクランクケース部16aに相当し、その前部にシリンダ
25が突設されている。
II−II線に沿って切断し展開した断面図である。ユニッ
トスイングケース16は、前側クランクケース部16aにお
いて左側ユニットケース16Lと右側ユニットケース16R
とに分割されており、両ケース16L,16Rをボルト35で
締結している。かかるユニットスイングケース16の前部
がクランクケース部16aに相当し、その前部にシリンダ
25が突設されている。
【0026】クランクケース部16a内にはクランク軸36
が、右ケース16Rに装着された主軸受37Rと左側ユニッ
トケース16Lに装着された主軸受37Lとに回転自在に
支持されて、左右方向に延び、その両端はクランクケー
ス部16aから外方へ突出している。シリンダ25のシリン
ダ孔25aを往復動するピストン24とクランク軸36のクラ
ンクピン36aとをコネクティングロッド34が連結してい
る。
が、右ケース16Rに装着された主軸受37Rと左側ユニッ
トケース16Lに装着された主軸受37Lとに回転自在に
支持されて、左右方向に延び、その両端はクランクケー
ス部16aから外方へ突出している。シリンダ25のシリン
ダ孔25aを往復動するピストン24とクランク軸36のクラ
ンクピン36aとをコネクティングロッド34が連結してい
る。
【0027】図3を参照してシリンダ孔25aにピストン
24により開閉される排気口25bおよび掃気口25cが設け
られ、ピストン24の上昇行程によりクランケース部16a
内に生じる負圧により前記リードバルブ26が開き、混合
気が前記気化器28からクランケース部16a内に吸入さ
れ、ピストン24の下降行程により圧縮され、掃気通路25
dを通って掃気口25cからシリンダ孔25aに供給され
る。
24により開閉される排気口25bおよび掃気口25cが設け
られ、ピストン24の上昇行程によりクランケース部16a
内に生じる負圧により前記リードバルブ26が開き、混合
気が前記気化器28からクランケース部16a内に吸入さ
れ、ピストン24の下降行程により圧縮され、掃気通路25
dを通って掃気口25cからシリンダ孔25aに供給され
る。
【0028】リードバルブ26は、クランクピン36aが位
置する左右方向のクランク中心Cに略配設されており、
よって同リードバルブ26に連なる吸気管27は図4に図示
するように略クランク中心Cから上方斜め左側に延出し
て気化器28に接続される。
置する左右方向のクランク中心Cに略配設されており、
よって同リードバルブ26に連なる吸気管27は図4に図示
するように略クランク中心Cから上方斜め左側に延出し
て気化器28に接続される。
【0029】一方クランク軸36の右端部には発電機38お
よび冷却ファン39が取り付けられ、左端にはベルト伝達
機構22のドライブプーリ40が取り付けられるとともにド
ライブプーリ40の右側にはスタータワンウェイクラッチ
41が設けられている。スタータワンウェイクラッチ41
は、ローラ型ワンウェイクラッチで、スタータドリブン
ギア42が一体に内輪42aを形成し、一方で内輪42aとベ
アリング43を介して相対的に回転しクランク軸36と一体
の外輪44が内周面にカム面を形成してローラ45を内輪42
aとの間に介在させたものである。
よび冷却ファン39が取り付けられ、左端にはベルト伝達
機構22のドライブプーリ40が取り付けられるとともにド
ライブプーリ40の右側にはスタータワンウェイクラッチ
41が設けられている。スタータワンウェイクラッチ41
は、ローラ型ワンウェイクラッチで、スタータドリブン
ギア42が一体に内輪42aを形成し、一方で内輪42aとベ
アリング43を介して相対的に回転しクランク軸36と一体
の外輪44が内周面にカム面を形成してローラ45を内輪42
aとの間に介在させたものである。
【0030】左側ユニットケース16Lは、クランクケー
ス部16aから後方に伝動ケース壁16bが延び、左側開放
面はパッキン46を介して伝動ケースカバー47により覆わ
れ、その内部にベルト伝達機構22が納められ、クランク
軸36の回転がドライブプーリ40、Vベルト48、ドリブン
プーリ49、クラッチ50を経て従動軸51に伝えられ、従動
軸51の回転がさらに減速歯車装置52を介して後端の後車
軸53に伝達される。
ス部16aから後方に伝動ケース壁16bが延び、左側開放
面はパッキン46を介して伝動ケースカバー47により覆わ
れ、その内部にベルト伝達機構22が納められ、クランク
軸36の回転がドライブプーリ40、Vベルト48、ドリブン
プーリ49、クラッチ50を経て従動軸51に伝えられ、従動
軸51の回転がさらに減速歯車装置52を介して後端の後車
軸53に伝達される。
【0031】前記したようにクランクケース部16aから
後方へ伝動ケース壁16bが延びた前後に長尺のユニット
スイングケース16の左側ユニットケース16Lは、図5お
よび図6に図示するように左側開口の周囲を外周壁16c
が囲み、外周壁16cの端面が合わせ面16dとなってお
り、外周壁16cの所々に外方に突出してボルトボス部16
eが形成されている。
後方へ伝動ケース壁16bが延びた前後に長尺のユニット
スイングケース16の左側ユニットケース16Lは、図5お
よび図6に図示するように左側開口の周囲を外周壁16c
が囲み、外周壁16cの端面が合わせ面16dとなってお
り、外周壁16cの所々に外方に突出してボルトボス部16
eが形成されている。
【0032】図6を参照して左側ユニットケース16Lの
クランクケース部16aは、クランク軸36を支持する主軸
受37Lが嵌合される円孔を中心に円形に展開した側壁60
とその円周壁とで前記スタータワンウェイクラッチ41を
納める円形空間61が形成され、その上方に外周壁16cが
三角形状に膨出し三角形状の側壁62とともに後述するス
タータモータ80を納める三角空間63が形成されている。
なお三角空間63を形成する外周壁16cから前方に前記左
側のハンガーブラケット17が突出している。
クランクケース部16aは、クランク軸36を支持する主軸
受37Lが嵌合される円孔を中心に円形に展開した側壁60
とその円周壁とで前記スタータワンウェイクラッチ41を
納める円形空間61が形成され、その上方に外周壁16cが
三角形状に膨出し三角形状の側壁62とともに後述するス
タータモータ80を納める三角空間63が形成されている。
なお三角空間63を形成する外周壁16cから前方に前記左
側のハンガーブラケット17が突出している。
【0033】円形空間61を形成する側壁60は、三角空間
63を形成する側壁62より奥側(右側)にあって段差があ
り、この段差部に沿って三角空間63を形成する側壁62に
中間段差のほぼ半円形の側壁64が形成され、その周囲を
円筒壁65が形成され、その内部を円穴66としている。
63を形成する側壁62より奥側(右側)にあって段差があ
り、この段差部に沿って三角空間63を形成する側壁62に
中間段差のほぼ半円形の側壁64が形成され、その周囲を
円筒壁65が形成され、その内部を円穴66としている。
【0034】円穴66および円筒壁65は、円形空間61によ
り略下半部を欠くとともに、上方の一部を半円形に欠い
た小円形部67が形成されている。円穴66を形成する側壁
64の中心に軸受穴68が形成されている。また三角空間63
の側壁62には円穴66の前方斜め上と後方にボルト孔69a
,70aを左右方向に指向して形成するボルトボス部69,
70が突設されている。
り略下半部を欠くとともに、上方の一部を半円形に欠い
た小円形部67が形成されている。円穴66を形成する側壁
64の中心に軸受穴68が形成されている。また三角空間63
の側壁62には円穴66の前方斜め上と後方にボルト孔69a
,70aを左右方向に指向して形成するボルトボス部69,
70が突設されている。
【0035】一方左側ユニットケース16Lの左側開口を
覆う伝動ケースカバー47は、図2,図7および図10に
図示するように、左側ユニットケース16Lの左側開口に
対応した右側開口を有し、前後に長尺の側壁47aの周囲
に左側ユニットケース16Lの外周壁16cに対応して外周
壁47c、合わせ面16dに対向して合わせ面47d、ボルト
ボス部16eに対向してボルトボス部47eが形成されてい
る。
覆う伝動ケースカバー47は、図2,図7および図10に
図示するように、左側ユニットケース16Lの左側開口に
対応した右側開口を有し、前後に長尺の側壁47aの周囲
に左側ユニットケース16Lの外周壁16cに対応して外周
壁47c、合わせ面16dに対向して合わせ面47d、ボルト
ボス部16eに対向してボルトボス部47eが形成されてい
る。
【0036】外周壁47cの前部も、上方に膨出して三角
空間73を形成し、その三角形状の前後2辺のうち後辺上
部に切欠き75が形成されている。三角空間73を形成する
側壁の中央部が円形に若干外方に膨出して円形空間74を
形成している。
空間73を形成し、その三角形状の前後2辺のうち後辺上
部に切欠き75が形成されている。三角空間73を形成する
側壁の中央部が円形に若干外方に膨出して円形空間74を
形成している。
【0037】そして伝動ケースカバー47には、その外周
壁47cの前壁部に前後方向に指向した円筒76が貫通する
形で一体に形成されて、円筒76は前方に開口して外気導
入口77として伝動ケースカバー47の前方の空気を伝動ケ
ース内部に導入する。
壁47cの前壁部に前後方向に指向した円筒76が貫通する
形で一体に形成されて、円筒76は前方に開口して外気導
入口77として伝動ケースカバー47の前方の空気を伝動ケ
ース内部に導入する。
【0038】また側壁47aの中央より若干後方寄りに四
角筒体78が、内側中央高さ位置に開口を有し後方斜め下
向きに指向して外周壁47cの下壁部を貫通し下向きの排
気口79を形成している。前方の外気導入口77から導入さ
れた空気は、伝動ケース内のVベルト48による伝動機構
を冷却して排気口79から排出される構造となっている。
角筒体78が、内側中央高さ位置に開口を有し後方斜め下
向きに指向して外周壁47cの下壁部を貫通し下向きの排
気口79を形成している。前方の外気導入口77から導入さ
れた空気は、伝動ケース内のVベルト48による伝動機構
を冷却して排気口79から排出される構造となっている。
【0039】左側ユニットケース16Lのクランクケース
部16aの三角空間63と対応する伝動ケースカバー47の三
角空間73とに配設されるスタータモータ80は、図8ない
し図10に図示するように円筒状アウター81の内部にイ
ンナーロータ82が駆動軸83を中心に回転自在に支持され
ており、駆動軸83が突出するアウター開口側にモータブ
ラケット85がアウターフランジ部81aにネジ84によって
一体に固着されている。
部16aの三角空間63と対応する伝動ケースカバー47の三
角空間73とに配設されるスタータモータ80は、図8ない
し図10に図示するように円筒状アウター81の内部にイ
ンナーロータ82が駆動軸83を中心に回転自在に支持され
ており、駆動軸83が突出するアウター開口側にモータブ
ラケット85がアウターフランジ部81aにネジ84によって
一体に固着されている。
【0040】駆動軸83のモータブラケット85より外方に
突出する部分には、ドライブギア83aが形成されてい
る。モータブラケット85の駆動軸83が突出する側面85a
には、図9に示すように駆動軸83に外周縁がかかるよう
に円柱状嵌合部86が突出して形成されている。
突出する部分には、ドライブギア83aが形成されてい
る。モータブラケット85の駆動軸83が突出する側面85a
には、図9に示すように駆動軸83に外周縁がかかるよう
に円柱状嵌合部86が突出して形成されている。
【0041】該嵌合部86は、外径が前記左側ユニットケ
ース16Lの三角空間63に設けられた円穴66の内径にほぼ
等しく、中心の軸受穴68に対向して同様に中心に軸受穴
87が形成され、また円穴66と同様に下方の一部を欠くと
ともに小円形部67に対応して上方の一部を半円形に欠い
て駆動軸83の通路とした小円形部88が形成されている。
ース16Lの三角空間63に設けられた円穴66の内径にほぼ
等しく、中心の軸受穴68に対向して同様に中心に軸受穴
87が形成され、また円穴66と同様に下方の一部を欠くと
ともに小円形部67に対応して上方の一部を半円形に欠い
て駆動軸83の通路とした小円形部88が形成されている。
【0042】なおモータブラケット85の側面85aには、
駆動軸83を中心にほぼ対称位置にボルト貫通孔89,90が
穿設されており、同ボルト貫通孔89,90は左側ユニット
ケース16Lのボルトボス部69,70のボルト孔69a ,70a
に対応している。
駆動軸83を中心にほぼ対称位置にボルト貫通孔89,90が
穿設されており、同ボルト貫通孔89,90は左側ユニット
ケース16Lのボルトボス部69,70のボルト孔69a ,70a
に対応している。
【0043】モータブラケット85の周面の一部に形成さ
れた開口を蓋板91が塞ぐとともに、蓋板91にスタータモ
ータ85から延出するコードの接続部92が設けられて、接
続部92からコード93が外方に延びている。
れた開口を蓋板91が塞ぐとともに、蓋板91にスタータモ
ータ85から延出するコードの接続部92が設けられて、接
続部92からコード93が外方に延びている。
【0044】左側ユニットケース16Lの軸受穴68と対向
するモータブラケット85の軸受穴87に減速ギア軸95の両
端がそれぞれ嵌入され、両嵌入部間に減速ギア96が軸受
ブッシュ97を介して回転自在に支持されるようになって
いる(図10参照)。減速ギア96は、大径ギア96aと小
径ギア96bとが同軸一体に構成されたものである。
するモータブラケット85の軸受穴87に減速ギア軸95の両
端がそれぞれ嵌入され、両嵌入部間に減速ギア96が軸受
ブッシュ97を介して回転自在に支持されるようになって
いる(図10参照)。減速ギア96は、大径ギア96aと小
径ギア96bとが同軸一体に構成されたものである。
【0045】したがってモータブラケット85を一体に固
着したスタータモータ80を左側ユニットケース16Lに取
り付ける場合、まず軸受ブッシュ97を介して減速ギア96
が嵌合された減速ギア軸95の右端を、左側ユニットケー
ス16Lの軸受穴68に嵌入し、同時に小径ギア96bをクラ
ンク軸36に嵌合されたスタータワンウェイクラッチ41の
スタータドリブンギア42に噛合させる。
着したスタータモータ80を左側ユニットケース16Lに取
り付ける場合、まず軸受ブッシュ97を介して減速ギア96
が嵌合された減速ギア軸95の右端を、左側ユニットケー
ス16Lの軸受穴68に嵌入し、同時に小径ギア96bをクラ
ンク軸36に嵌合されたスタータワンウェイクラッチ41の
スタータドリブンギア42に噛合させる。
【0046】そしてモータブラケット85を右側にし駆動
軸83を左右水平方向に指向させた姿勢で、スタータモー
タ80を、左側ユニットケース16Lの三角空間63に左側か
ら取り付ける。その際、軸受穴68に一端を嵌入させた減
速ギア軸95の他端を、モータブラケット85の軸受穴87に
嵌入させ、かつスタータモータ80の突出した駆動軸83を
小円形部67に合わせて、円穴66にモータブラケット85の
円柱状嵌合部86を嵌入して位置決め当接すると、駆動軸
83の先端部のドライブギア83aが減速ギア96の大径ギア
96aに噛合する。
軸83を左右水平方向に指向させた姿勢で、スタータモー
タ80を、左側ユニットケース16Lの三角空間63に左側か
ら取り付ける。その際、軸受穴68に一端を嵌入させた減
速ギア軸95の他端を、モータブラケット85の軸受穴87に
嵌入させ、かつスタータモータ80の突出した駆動軸83を
小円形部67に合わせて、円穴66にモータブラケット85の
円柱状嵌合部86を嵌入して位置決め当接すると、駆動軸
83の先端部のドライブギア83aが減速ギア96の大径ギア
96aに噛合する。
【0047】減速ギア軸95を中心にモータブラケット85
を若干回動しながら調整し、前後のボルト穴69a,70a
にボルト貫通孔89,90を一致させ、それぞれボルト98,
99を貫通し螺合してスタータモータ80を左側ユニットケ
ース16Lに取り付ける。
を若干回動しながら調整し、前後のボルト穴69a,70a
にボルト貫通孔89,90を一致させ、それぞれボルト98,
99を貫通し螺合してスタータモータ80を左側ユニットケ
ース16Lに取り付ける。
【0048】こうして取り付けられたスタータモータ80
の駆動軸83のドライブギア83aは減速ギア96の大径ギア
96aに噛合し、大径ギア96aに一体の小径ギア96bはス
タータワンウェイクラッチ41のスタータドリブンギア42
に噛合しているので(図10参照)、スタータモータ80
の駆動は、減速ギア96,スタータワンウェイクラッチ41
を介してクランク軸36に伝達され内燃機関20の始動に供
せられる。
の駆動軸83のドライブギア83aは減速ギア96の大径ギア
96aに噛合し、大径ギア96aに一体の小径ギア96bはス
タータワンウェイクラッチ41のスタータドリブンギア42
に噛合しているので(図10参照)、スタータモータ80
の駆動は、減速ギア96,スタータワンウェイクラッチ41
を介してクランク軸36に伝達され内燃機関20の始動に供
せられる。
【0049】左側ユニットケース16Lに取り付けられた
スタータモータ80は、図10に示すようにベルト伝達機
構22のドライブプーリ40の上方に近接して位置し、左半
分が左側ユニットケース16Lより左側に飛び出してい
る。次に左側ユニットケース16Lの左側に伝動ケースカ
バー47が、合わせ面16d,47d間にパッキン46を挟んで
被せられる。
スタータモータ80は、図10に示すようにベルト伝達機
構22のドライブプーリ40の上方に近接して位置し、左半
分が左側ユニットケース16Lより左側に飛び出してい
る。次に左側ユニットケース16Lの左側に伝動ケースカ
バー47が、合わせ面16d,47d間にパッキン46を挟んで
被せられる。
【0050】パッキン46は、断面がコ字状をしており、
先に伝動ケースカバー47の合わせ面47dに嵌合してお
き、左側ユニットケース16Lの合わせ面16dに当接す
る。左側ユニットケース16Lの外周壁16cの周囲に複数
設けられたボルトボス部16eに、伝動ケースカバー47側
のボルトボス部47eを一致させてボルト100 で貫通螺合
して、左側ユニットケース16Lに対してパッキン46を介
して伝動ケースカバー47をフローティング支持構造をな
して取り付ける。
先に伝動ケースカバー47の合わせ面47dに嵌合してお
き、左側ユニットケース16Lの合わせ面16dに当接す
る。左側ユニットケース16Lの外周壁16cの周囲に複数
設けられたボルトボス部16eに、伝動ケースカバー47側
のボルトボス部47eを一致させてボルト100 で貫通螺合
して、左側ユニットケース16Lに対してパッキン46を介
して伝動ケースカバー47をフローティング支持構造をな
して取り付ける。
【0051】なおパッキン46の前部上方の一部がグロメ
ット46aをなしており、同グロメット46aは伝動ケース
カバー47の外周壁47cに設けられた切欠き75に嵌合し
(図4参照)、スタータモータ80に接続されるコード93
が同グロメット46aから外に延出される。
ット46aをなしており、同グロメット46aは伝動ケース
カバー47の外周壁47cに設けられた切欠き75に嵌合し
(図4参照)、スタータモータ80に接続されるコード93
が同グロメット46aから外に延出される。
【0052】本実施の形態のスタータモータ80は、以上
のように取付け配設される。左側ユニットケース16Lお
よびスタータモータ80と一体のモータブラケット85の双
方に減速ギア軸95の端部を支持する軸受穴68,87を有
し、同軸受穴68,87を中心に周囲に円穴66と円柱状嵌合
部86とをそれぞれ互いに対応させて設けており、減速ギ
ア96を伴い減速ギア軸95を軸受穴68,87に支持させて円
穴66に円柱状嵌合部86を嵌入させてスタータモータ80を
左側ユニットケース16Lに位置決め固定するので、減速
ギア軸95の組付精度は極めて高く、また組付工数が少な
く組付性に優れている。
のように取付け配設される。左側ユニットケース16Lお
よびスタータモータ80と一体のモータブラケット85の双
方に減速ギア軸95の端部を支持する軸受穴68,87を有
し、同軸受穴68,87を中心に周囲に円穴66と円柱状嵌合
部86とをそれぞれ互いに対応させて設けており、減速ギ
ア96を伴い減速ギア軸95を軸受穴68,87に支持させて円
穴66に円柱状嵌合部86を嵌入させてスタータモータ80を
左側ユニットケース16Lに位置決め固定するので、減速
ギア軸95の組付精度は極めて高く、また組付工数が少な
く組付性に優れている。
【0053】さらに左側ユニットケース16Lにおいて円
穴66の中心に軸受穴68を有するので、軸受穴68の加工時
に同時に円穴66および円筒壁65の加工ができ、加工工数
を削減できるとともに加工アライメント精度を向上させ
ることができる。同様にモータブラケット85について
も、その軸受穴87と円柱状嵌合部86の加工を同時に行う
ことができ、加工工数の削減と加工アライメント精度の
向上を図ることがきる。
穴66の中心に軸受穴68を有するので、軸受穴68の加工時
に同時に円穴66および円筒壁65の加工ができ、加工工数
を削減できるとともに加工アライメント精度を向上させ
ることができる。同様にモータブラケット85について
も、その軸受穴87と円柱状嵌合部86の加工を同時に行う
ことができ、加工工数の削減と加工アライメント精度の
向上を図ることがきる。
【0054】左側ユニットケース16Lの軸受穴68に一端
を支持された減速ギア軸95の他端は、スタータモータ80
と一体のモータブラケット85の軸受穴87に支持され、専
用のホルダーを必要とせず、また伝動ケースカバー47に
支持させることをしないので、伝動ケースカバー47のず
れにより減速ギア軸95の軸線に傾きを生じさせることは
なく減速ギア軸95の位置が高い精度で固定される。さら
に本実施の形態のように伝動ケースカバー47をフローテ
ィング支持構造とすることができ、振動低減効果を期待
できる。
を支持された減速ギア軸95の他端は、スタータモータ80
と一体のモータブラケット85の軸受穴87に支持され、専
用のホルダーを必要とせず、また伝動ケースカバー47に
支持させることをしないので、伝動ケースカバー47のず
れにより減速ギア軸95の軸線に傾きを生じさせることは
なく減速ギア軸95の位置が高い精度で固定される。さら
に本実施の形態のように伝動ケースカバー47をフローテ
ィング支持構造とすることができ、振動低減効果を期待
できる。
【0055】以上の実施の形態では、スタータモータ80
をユニットスイングケース16内に配設する例であった
が、一般的なクランクケースにスタータモータが外付け
される場合の例を、次に図11に示し説明する。
をユニットスイングケース16内に配設する例であった
が、一般的なクランクケースにスタータモータが外付け
される場合の例を、次に図11に示し説明する。
【0056】図11は、クランクケース110 にスタータ
モータ120 が取付けられる要部の断面図であり、スター
タモータ120 と一体に取付けられたモータブラケット12
5 にはスタータモータ120 の駆動軸121 とは中心がずれ
た偏平円柱状の嵌合部126 が形成されており、同円柱状
嵌合部126 の中心部が若干膨出していて、かかる円柱状
嵌合部126 の中心に軸受穴127 が形成されている。
モータ120 が取付けられる要部の断面図であり、スター
タモータ120 と一体に取付けられたモータブラケット12
5 にはスタータモータ120 の駆動軸121 とは中心がずれ
た偏平円柱状の嵌合部126 が形成されており、同円柱状
嵌合部126 の中心部が若干膨出していて、かかる円柱状
嵌合部126 の中心に軸受穴127 が形成されている。
【0057】一方クランクケース110 の前壁は、左側周
壁110aが前方に膨出して右側を開口しており、同開口の
内縁が一部円孔嵌合部111 を形成しており、同開口をモ
ータブラケット125 が塞ぐようにしてスタータモータ12
0 が取付けられ、その時クランクケース110 側の円孔嵌
合部111 にモータブラケット125 の円柱状嵌合部126を
嵌入させて位置決めする。
壁110aが前方に膨出して右側を開口しており、同開口の
内縁が一部円孔嵌合部111 を形成しており、同開口をモ
ータブラケット125 が塞ぐようにしてスタータモータ12
0 が取付けられ、その時クランクケース110 側の円孔嵌
合部111 にモータブラケット125 の円柱状嵌合部126を
嵌入させて位置決めする。
【0058】クランクケース110 の膨出した左側周壁11
0aからは内側に内壁110cが延出しており、同内壁110cの
前記円孔嵌合部111 の中心位置に軸受穴112 が形成され
ており、減速ギア131 を軸支する減速ギア軸130 の一端
が嵌入支持され、減速ギア軸130 の他端は前記モータブ
ラケット125 の軸受穴127 に嵌入支持される。
0aからは内側に内壁110cが延出しており、同内壁110cの
前記円孔嵌合部111 の中心位置に軸受穴112 が形成され
ており、減速ギア131 を軸支する減速ギア軸130 の一端
が嵌入支持され、減速ギア軸130 の他端は前記モータブ
ラケット125 の軸受穴127 に嵌入支持される。
【0059】したがって減速ギア131 を備えた減速ギア
軸130 の一端をクランクケース110側の軸受穴112 に嵌
入支持させるとともに減速ギア131 の小径ギア131bをス
タータワンウェイクラッチのスタータドリブンギア135
に噛合させておき、スタータモータ120 を取り付けるに
あたり、モータブラケット125 の軸受穴127 に減速ギア
軸130 の他端を嵌入させ、クランクケース110 側の円孔
嵌合部111 にモータブラケット125 の円柱状嵌合部126
を嵌入させて位置決め固定する。
軸130 の一端をクランクケース110側の軸受穴112 に嵌
入支持させるとともに減速ギア131 の小径ギア131bをス
タータワンウェイクラッチのスタータドリブンギア135
に噛合させておき、スタータモータ120 を取り付けるに
あたり、モータブラケット125 の軸受穴127 に減速ギア
軸130 の他端を嵌入させ、クランクケース110 側の円孔
嵌合部111 にモータブラケット125 の円柱状嵌合部126
を嵌入させて位置決め固定する。
【0060】なおクランクケース110 の開口縁とモータ
ブラケット125 との当接面にはパッキン115 が介装され
て防水構造としている。またクランクケース110 の左側
は、パッキン117 を挟んで左側ケースカバー116 が取付
けられる。
ブラケット125 との当接面にはパッキン115 が介装され
て防水構造としている。またクランクケース110 の左側
は、パッキン117 を挟んで左側ケースカバー116 が取付
けられる。
【0061】前記スタータモータ120 の組付けでスター
タモータ120 の駆動軸121 の先端部に形成されたドライ
ブギア121aは、減速ギア131 の大径ギア131aに噛合す
る。こうしてスタータモータ120 の駆動は減速ギア131
を介してスタータドリブンギア135 およびクランク軸に
伝達される。
タモータ120 の駆動軸121 の先端部に形成されたドライ
ブギア121aは、減速ギア131 の大径ギア131aに噛合す
る。こうしてスタータモータ120 の駆動は減速ギア131
を介してスタータドリブンギア135 およびクランク軸に
伝達される。
【0062】以上のようにスタータモータ120 がクラン
クケース110 に外付けされる場合でも、クランクケース
110 とモータブラケット125 の双方に、円孔嵌合部111
と円柱状嵌合部126 を形成し、両嵌合部111 ,126 の中
心に軸受穴112 ,127 を有するので、減速ギア軸130 を
軸受支持しながら円孔嵌合部111 に円柱状嵌合部126を
嵌入させてスタータモータ120 をクランクケース110 に
位置決め固定するので、減速ギア軸130 の組付精度は高
く、また組付工数も少ない。
クケース110 に外付けされる場合でも、クランクケース
110 とモータブラケット125 の双方に、円孔嵌合部111
と円柱状嵌合部126 を形成し、両嵌合部111 ,126 の中
心に軸受穴112 ,127 を有するので、減速ギア軸130 を
軸受支持しながら円孔嵌合部111 に円柱状嵌合部126を
嵌入させてスタータモータ120 をクランクケース110 に
位置決め固定するので、減速ギア軸130 の組付精度は高
く、また組付工数も少ない。
【0063】クランクケース110 とモータブラケット12
5 の双方とも、軸受穴112 ,127 の加工と同時に円孔嵌
合部111 ,円柱状嵌合部126 の加工ができ加工工数の削
減と加工アライメント精度の向上を図ることができる。
減速ギア軸130 の支持に専用のホルダーを必要とせず、
減速ギア軸の位置が高い精度で固定され、左側ケースカ
バー116 もフローティング支持構造とすることができ
る。
5 の双方とも、軸受穴112 ,127 の加工と同時に円孔嵌
合部111 ,円柱状嵌合部126 の加工ができ加工工数の削
減と加工アライメント精度の向上を図ることができる。
減速ギア軸130 の支持に専用のホルダーを必要とせず、
減速ギア軸の位置が高い精度で固定され、左側ケースカ
バー116 もフローティング支持構造とすることができ
る。
【0064】
【発明の効果】本発明は、減速ギア軸の軸受をスタータ
モータと一体のモータブラケットおよびクランクケース
の双方に設け、同軸受の周囲に一方が他方に嵌入する嵌
合部を形成して、両嵌合部の嵌合によりスタータモータ
をクランクケースに位置決め固定するので、同時に組付
けられる減速ギア軸の軸受アライメントは両嵌合部の嵌
合により高い組付精度が期待できるとともに、減速ギア
が同時に組付けられるので、組付工数が少なく組付性が
向上する。
モータと一体のモータブラケットおよびクランクケース
の双方に設け、同軸受の周囲に一方が他方に嵌入する嵌
合部を形成して、両嵌合部の嵌合によりスタータモータ
をクランクケースに位置決め固定するので、同時に組付
けられる減速ギア軸の軸受アライメントは両嵌合部の嵌
合により高い組付精度が期待できるとともに、減速ギア
が同時に組付けられるので、組付工数が少なく組付性が
向上する。
【0065】またクランクケースおよびモータブラケッ
トの双方とも、減速ギア軸の軸受の周囲に嵌合部を形成
しており、軸受加工時に嵌合部を同時に加工可能で、加
工工数の削減と加工精度の向上を図ることができる。
トの双方とも、減速ギア軸の軸受の周囲に嵌合部を形成
しており、軸受加工時に嵌合部を同時に加工可能で、加
工工数の削減と加工精度の向上を図ることができる。
【0066】減速ギア軸の軸受に専用のホルダーを必要
とせず、カバーのフローティング支持構造とすることが
でき、振動低減効果が期待できる。
とせず、カバーのフローティング支持構造とすることが
でき、振動低減効果が期待できる。
【0067】モータブラケット側のブラケット側嵌合部
を円柱状または円筒状とし、同ブラケット側嵌合部の中
心にブラケット側軸受を設け、クランクケース側のケー
ス側嵌合部をブラケット側嵌合部の外径に略等しい内径
を有する円穴とし、同円穴の中心にケース側軸受を設け
ることで、クランクケースおよびモータブラケットの双
方とも、減速ギア軸の軸受加工時に同時に嵌合部を加工
することが容易にできるとともに、加工工数を減らし加
工精度をより一層向上させることができる。
を円柱状または円筒状とし、同ブラケット側嵌合部の中
心にブラケット側軸受を設け、クランクケース側のケー
ス側嵌合部をブラケット側嵌合部の外径に略等しい内径
を有する円穴とし、同円穴の中心にケース側軸受を設け
ることで、クランクケースおよびモータブラケットの双
方とも、減速ギア軸の軸受加工時に同時に嵌合部を加工
することが容易にできるとともに、加工工数を減らし加
工精度をより一層向上させることができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係るスクータ型自動二
輪車の側面図である。
輪車の側面図である。
【図2】該スクータ型自動二輪車の内燃機関の図1にお
けるII−II線に沿って切断した断面図である。
けるII−II線に沿って切断した断面図である。
【図3】同内燃機関のクランクセンターで切断した側断
面図である。
面図である。
【図4】同内燃機関の一部上面図である。
【図5】同内燃機関の伝動ケースカバーを外した状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図6】左側ユニットケースのクランクケース部の側面
図である。
図である。
【図7】伝動ケースカバーの右側面図である。
【図8】スタータモータの側面図である。
【図9】図8におけるIX矢視図である。
【図10】図5におけるX−X線に沿って切断した断面
図である。
図である。
【図11】別の実施の形態の要部断面図である。
【図12】従来のスタータモータの取付配置構造を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図13】図12におけるXIII−XIII線に沿って切断し
た断面図である。
た断面図である。
1…スクタータ型自動二輪車、2…車体前部、3…車体
後部、4…フロアー部、5…車体フレーム、6…シー
ト、7…ハンドル、8…ステアリングヘッド、9…フロ
ントフォーク、10…前輪、11…ブラケット、12…枢軸、
13…リンク、15…スイングユニット、16…ユニットスイ
ングケース、17…ハンガーブラケット、18…ピボット
軸、19…リアクッション、20…内燃機関、21…後輪、22
…ベルト伝達機構、23…燃料タンク、24…ピストン、25
…シリンダ、26…リードバルブ、27…吸気管、28…気化
器、29…エアクリーナ、30…排気管、31…マフラー、32
…ブラケット、33…スタンド、34…コネクティングロッ
ド、35…ボルト、36…クランク軸、37…主軸受、38…発
電機、39…冷却ファン、40…ドライブプーリ、41…スタ
ータワンウェイクラッチ、42…スタータドリブンギア、
43…ベアリング、44…外輪、45…ローラ、46…パッキ
ン、47…伝動ケースカバー、48…Vベルト、49…ドリブ
ンプーリ、50…クラッチ、51…従動軸、52…減速歯車装
置、53…後車軸、60…側壁、61…円形空間、62…側壁、
63…三角空間、64…側壁、65…円筒壁、66…円穴、67…
小円形部、68…軸受穴、69,70…ボルトボス部、73…三
角空間、74…円形空間、75…切欠き、76…円筒、77…外
気導入口、78…四角筒体、79…排気口、80…スタータモ
ータ、81…アウター、82…インナーロータ、83…駆動
軸、84…ネジ、85…モータブラケット、86…嵌合部、87
…軸受穴、88…小円形部、89,90…ボルト貫通孔、91…
蓋板、92…接続コード、95…減速ギア軸、96…減速ギ
ア、97…軸受ブッシュ、98,99,100 …ボルト、110 …
クランクケース、111 …円孔嵌合部、112 …軸受穴、11
5 …パッキン、116 …左側ケースカバー、117 …パッキ
ン、120 …スタータモータ、121 …駆動軸、125 …モー
タブラケット、126 …円柱状嵌合部、127 …軸受穴、13
0 …減速ギア軸、131 …減速ギア、135 …スタータドリ
ブンギア。
後部、4…フロアー部、5…車体フレーム、6…シー
ト、7…ハンドル、8…ステアリングヘッド、9…フロ
ントフォーク、10…前輪、11…ブラケット、12…枢軸、
13…リンク、15…スイングユニット、16…ユニットスイ
ングケース、17…ハンガーブラケット、18…ピボット
軸、19…リアクッション、20…内燃機関、21…後輪、22
…ベルト伝達機構、23…燃料タンク、24…ピストン、25
…シリンダ、26…リードバルブ、27…吸気管、28…気化
器、29…エアクリーナ、30…排気管、31…マフラー、32
…ブラケット、33…スタンド、34…コネクティングロッ
ド、35…ボルト、36…クランク軸、37…主軸受、38…発
電機、39…冷却ファン、40…ドライブプーリ、41…スタ
ータワンウェイクラッチ、42…スタータドリブンギア、
43…ベアリング、44…外輪、45…ローラ、46…パッキ
ン、47…伝動ケースカバー、48…Vベルト、49…ドリブ
ンプーリ、50…クラッチ、51…従動軸、52…減速歯車装
置、53…後車軸、60…側壁、61…円形空間、62…側壁、
63…三角空間、64…側壁、65…円筒壁、66…円穴、67…
小円形部、68…軸受穴、69,70…ボルトボス部、73…三
角空間、74…円形空間、75…切欠き、76…円筒、77…外
気導入口、78…四角筒体、79…排気口、80…スタータモ
ータ、81…アウター、82…インナーロータ、83…駆動
軸、84…ネジ、85…モータブラケット、86…嵌合部、87
…軸受穴、88…小円形部、89,90…ボルト貫通孔、91…
蓋板、92…接続コード、95…減速ギア軸、96…減速ギ
ア、97…軸受ブッシュ、98,99,100 …ボルト、110 …
クランクケース、111 …円孔嵌合部、112 …軸受穴、11
5 …パッキン、116 …左側ケースカバー、117 …パッキ
ン、120 …スタータモータ、121 …駆動軸、125 …モー
タブラケット、126 …円柱状嵌合部、127 …軸受穴、13
0 …減速ギア軸、131 …減速ギア、135 …スタータドリ
ブンギア。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭54−59532(JP,A)
特開 平5−68398(JP,A)
実開 昭53−125014(JP,U)
実開 平2−12306(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F02N 11/00
B62M 7/06
F02B 67/00
F02N 15/02
Claims (2)
- 【請求項1】 スタータモータに一体に固着されスター
タモータをクランクケースに固定支持するモータブラケ
ットに、減速ギア軸の一端を支持するブラケット側軸受
を設け、かつ同モータブラケットに前記ブラケット側軸
受の周囲にブラケット側嵌合部を形成し、 前記クランクケースに前記減速ギア軸の他端を支持する
ケース側軸受を設け、かつ同クランクケースに前記ケー
ス側軸受の周囲に前記ブラケット側嵌合部に対し一方が
他方に嵌入するケース側嵌合部を形成したことを特徴と
するスタータモータの減速ギアの取付構造。 - 【請求項2】 前記モータブラケット側のブラケット側
嵌合部を円柱状または円筒状とし、同ブラケット側嵌合
部の中心に前記ブラケット側軸受を設け、 前記クランクケース側のケース側嵌合部を前記ブラケッ
ト側嵌合部の外径に略等しい内径を有する円穴とし、同
円穴の中心に前記ケース側軸受を設けたことを特徴とす
る請求項1記載のスタータモータの減速ギアの取付構
造。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22280395A JP3391426B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | スタータモータの減速ギアの取付構造 |
TW84113473A TW305012B (ja) | 1995-08-09 | 1995-12-16 | |
ES96110318T ES2114754T3 (es) | 1995-08-09 | 1996-06-26 | Estructura de montaje de un reductor de motor de arranque. |
EP96110318A EP0758051B1 (en) | 1995-08-09 | 1996-06-26 | Structure for mounting reduction gear of starter motor |
CN96109305A CN1069871C (zh) | 1995-08-09 | 1996-08-05 | 起动马达的减速齿轮的安装结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22280395A JP3391426B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | スタータモータの減速ギアの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953548A JPH0953548A (ja) | 1997-02-25 |
JP3391426B2 true JP3391426B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=16788146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22280395A Expired - Fee Related JP3391426B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | スタータモータの減速ギアの取付構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0758051B1 (ja) |
JP (1) | JP3391426B2 (ja) |
CN (1) | CN1069871C (ja) |
ES (1) | ES2114754T3 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3613368B2 (ja) * | 1997-02-10 | 2005-01-26 | 本田技研工業株式会社 | ユニットスイング内燃機関のスタータモータ取付構造 |
JP4007863B2 (ja) * | 2002-06-19 | 2007-11-14 | 本田技研工業株式会社 | パワーユニットにおけるスタータ用ピニオン支持軸の支承構造 |
US7237638B2 (en) * | 2003-09-30 | 2007-07-03 | Honda Motor Co., Ltd. | V-belt type continuously variable transmission |
DE102005036087A1 (de) * | 2005-08-01 | 2007-02-08 | Ktm-Sportmotorcycle Ag | Elektrische Startvorrichtung einer Brennkraftmaschine |
JP4776500B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2011-09-21 | 本田技研工業株式会社 | パワーユニット |
JP2008196355A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
CN107651097B (zh) * | 2017-09-25 | 2023-06-16 | 浙江雅迪机车有限公司 | 一种电动车的侧挂电机 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR533404A (fr) * | 1920-12-01 | 1922-03-02 | Eclipse Machine Co | Perfectionnements apportés aux démarreurs |
JPS60179383A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | ヤマハ発動機株式会社 | ユニツトスイング式車輌のエンジン |
JP2582275Y2 (ja) * | 1993-12-28 | 1998-09-30 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車用エンジンのスタータ支持装置 |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP22280395A patent/JP3391426B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-26 ES ES96110318T patent/ES2114754T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-26 EP EP96110318A patent/EP0758051B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-05 CN CN96109305A patent/CN1069871C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0953548A (ja) | 1997-02-25 |
CN1069871C (zh) | 2001-08-22 |
EP0758051A1 (en) | 1997-02-12 |
EP0758051B1 (en) | 1998-03-04 |
CN1143032A (zh) | 1997-02-19 |
ES2114754T3 (es) | 1998-06-01 |
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