JP3389013B2 - 粉粒体供給装置 - Google Patents

粉粒体供給装置

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JP3389013B2
JP3389013B2 JP18203396A JP18203396A JP3389013B2 JP 3389013 B2 JP3389013 B2 JP 3389013B2 JP 18203396 A JP18203396 A JP 18203396A JP 18203396 A JP18203396 A JP 18203396A JP 3389013 B2 JP3389013 B2 JP 3389013B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄、高炉、微粉
炭ボイラ、石炭ガス化炉等における微粉炭供給システ
ム、又はセメント、化学、食品関係における材料、製品
(微粉粒体)供給システム等における粉粒体を定量供給
するための粉粒体供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の定量供給装置例を図に示す。粉
粒体6を収容するホッパ1は、円形断面、四角形断面等
形の胴部1aと下方に行くに従って断面積が縮小す
る円錐形、四角錐形等の錐部1bよりなり、同ホッパ下
部の錐部1の出口側には定量供給装置2が設けられてい
る。 【0003】この定量供給装置2は、円柱の外周部には
ね状の仕切2bを設けたロータ2aを回転する構造(例
えばロータリフィーダ、テーブルフィーダ)となってお
り、図に示すロータリフィーダ型式のものでは、ロー
タ2aは水平軸まわりに回転し、ロータ2aの上側の部
分でロータ2aの仕切2b間の空間に粉粒体6が充填さ
れ、ロータ2aが回転し胴部が下側に来時点で粉粒体
6は重力により定量供給装置2の下方に連接された排出
管3へ落下払い出されるようになっている。 【0004】また、粉粒体供給運転時に排出粉粒体と同
体積分のガスを排出管3側からホッパ1の上部側へ補充
するように均圧管4を設けたり、ホッパ錐部の層内粉体
圧の均一化及び粉粒体架橋現象を防止するための頂点を
上側に配置したプリズム5を錐部1b内に設けたものも
ある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記の従来の粉粒体供
給装置には、次のような問題点があった。即ち、粉粒体
6の供給は、ホッパ1下部(錐部出口)に設けられた定
量供給装置2によって行なわれるが、この定量供給装置
2は円柱の外周部にはね状の仕切2bを設けたロータ2
aを回転する構造となっており、粉粒体6の排出は、ロ
ータ2a上側の上側の部分でロータ2aの仕切2b間の
空間に粉粒体6が充填され、ロータ2aが回転し胴部が
下側に来時点で粉粒体6は重力により排出管3へ落下払
い出されることによって行なわれるものである。つま
り、定量供給装置2による粉粒体6の流量は、ロータ2
aへの充填粉粒体容積をロータ2aの回転数により制御
するものであり、同粉粒体6の充填密度によりロータ2
aの回転数が一定でも粉粒体6の供給量が変化するおそ
れがあった。 【0006】ここで粉粒体6の充填密度(空隙率)は、
(1)ホッパ1内の粉粒体6の収容量による層内粉体圧
変化及び、(2)定量供給装置2のロータ2aに粉粒体
6が充填されるときに入れ替わる排出粉粒体6aの置換
ガス8がホッパ1内の粉粒体6内に包括され空隙率が増
加すること、により変化する。 【0007】このため、前記のように、粉粒体供給装置
はホッパの錐部1bの層内粉体圧の均一化のためのプリ
ズム5を錐部1b内に設けて定量供給装置2の入口部で
粉粒体圧力変化を小さくしたり、排出粉粒体6aと同体
積分のガスを排出管3側からホッパ1側へ補充するよう
に均圧管4を設けることにより、粉粒体6の充填密度
(空隙率)変化を防止する対策を実施した例があるが、
粉粒体6の内部包括気泡による充填密度変化を解決する
ことはできていない。そのため、従来は、ホッパ1の重
量をロードセル7等により測定して同重量の時間変化を
求めることによって、粉粒体6の流量を計測し(勿論粉
体流量計等により粉粒体の流量の計測も可能)、同供給
量計測値により随時定量供給装置2のロータ2aの回転
数を調整制御していた。 【0008】本発明は、ホッパに収容された粉粒体のホ
ッパ内粉粒体充填密度(空隙率)を均一に保ち、定量供
給装置のロータ回転数一定運転時において供給量変化の
ない粉粒体供給装置を提供しようとするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の粉粒体供給装置
は、次の手段を講じた。 【0010】形の胴部と同胴部下部に連設された錐部
とを有するホッパと、同ホッパの下方に粉粒体の定量供
給装置をそなえる粉粒体供給装置において、同粉粒体供
給装置の定量供給装置の粉粒体受入側に粉粒体の置換ガ
スをホッパ上部に排出する機構を持つ。 【0011】そして、前記粉粒体の置換ガスをホッパ上
部に排出する機構は、前記ホッパ内の定量供給装置の上
方の粉粒体受入側に頂点を上側に配置し下部が開放され
た中空のプリズムを設け、同プリズムにプリズム内と前
記ホッパの上部に連通させる連通管を接続してなること
を特徴とする。 【0012】 【0013】本発明では、ホッパ内の定量供給装置の粉
粒体受入側に置換ガスをホッパ上部に排出する機構を採
用している。その機構は、ホッパ内の定量供給装置の上
方の粉粒体受入側に頂点を上側に配置し下部が開放され
た中空のプリズムを設け、プリズムにプリズム内をホッ
パ上部に連通させる連通管を接続している。 【0014】従って、本発明では、粉粒体がホッパに充
填されるときに入れ替わる粉粒体の置換ガスは、圧力損
失が小さい連通管等の置換ガスの排出機構によって確実
にホパ上部に排出されることによる。これによって、本
発明では、前記置換ガスが粉粒体内に包括されて空隙率
が増加することを防止し、定量供給装置の入口部におけ
る粉粒体の充填密度(空隙率)の変化を防止することが
できる。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1に
よって説明する。本実施の形態は、図に示す従来の粉
粒体供給装置を次のように改良したものであり、以下変
更のあった部分のみを説明し、図1において変更のない
部分は図におけると同一の符号を付し、その説明を省
略する。 【0016】即ち、本実施の形態では、定量供給装置2
の上方の粉粒体の受入側であるホッパ1の錐部1b内
に、頂点を上側に配置し下部が開放された中空の三角錐
形、円錐形又は多角錐形のプリズム5(図示のものは円
錐形)を配置し、同プリズム5の頂点にプリズム5内を
ホッパ1の上部に連通させる連通管9を接続している。 【0017】以上のように構成された本実施の形態で
は、プリズム5の設置により、ホッパ1内に収容された
粉粒体6の量による粉体圧を分散させプリズム5下部で
の層内粉体圧を均一に保つことができる。また、開放さ
れた中空のプリズム5の下部より、定量供給装置2のロ
ータ2aに粉粒体6が充填されるときに入れ替わる粉粒
体6の置換ガス8を、該プリズム5の頂点に接続された
連通管9によりホッパ1の上部へ通気排出させることに
より、粉粒体6内の置換ガス気泡8aの包括量増加を抑
え、定量供給装置2入口部粉体の充填密度(空隙率)変
化を防止することができる。 【0018】これにより、本実施の形態における粉体供
給量は、ホッパ内収容粉粒体量及び運転時間によらず定
量供給装置2の回転数により精度良く制御されることに
なる。 【0019】本実施の形態によれば平均粒径100μm
以下の付着性粉体及び透過性の大きい粉粒体の定量供給
装置において、粉粒体層内部の充填密度(空隙率)変化
をおさえ、定量精度が良い粉粒体の供給を行なうことが
できる。 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】 【0024】 【0025】 【0026】 【0027】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粉粒体供給装置を、筒形の胴部と同胴部下部に連設され
た錐部とを有するホッパと、同ホッパの下方に粉粒体の
定量供給装置をそなえる粉粒体供給装置において、同粉
粒体供給装置の定量供給装置の粉粒体受入側に粉粒体の
置換ガスをホッパ上部に排出する機構を持ち、同粉粒体
の置換ガスをホッパ上部に排出する機構は、前記ホッパ
内の定量供給装置の上方の粉粒体受入側に頂点を上側に
配置し下部が開放された中空のプリズムを設け、同プリ
ズムにプリズム内と前記ホッパの上部に連通させる連通
管を接続してなるように構成したので、定量供給装置の
入口部における粉粒体の充填密度(空隙率)の変化を防
止することができ、平均粒径が小さく付着性ある粉粒
体、もしくは透過係数の大きい粉粒体の定量供給装置に
おいて、粉粒体層内部の充填密度(空隙率)変化による
定量供給装置の回転数変化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の縦断面図である。 【図2】従来の粉粒体供給装置の縦断面図である。 【符号の説明】 1 ホッパ 1a 胴部 1b 錐部 2 定量供給装置 2a ロータ 2b 仕切 3 排出管 4 均圧管 5 プリズム 6 粉粒体 6a 排出粉粒体 7 ロードセル 8 置換ガス 8a 置換ガス気泡 9 連通
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−59148(JP,U) 実公 昭27−10731(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 65/30 - 65/48 B65G 53/00 - 53/28 B65G 53/32 - 53/66

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 筒形の胴部と同胴部下部に連設された錐
    部とを有するホッパと、同ホッパの下方に粉粒体の定量
    供給装置をそなえる粉粒体供給装置において、同粉粒体
    供給装置の定量供給装置の粉粒体受入側に粉粒体の置換
    ガスをホッパ上部に排出する機構を持ち、同粉粒体の置
    換ガスをホッパ上部に排出する機構は、前記ホッパ内の
    定量供給装置の上方の粉粒体受入側に頂点を上側に配置
    し下部が開放された中空のプリズムを設け、同プリズム
    にプリズム内と前記ホッパの上部に連通させる連通管を
    接続してなることを特徴とする粉粒体供給装置。
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