JP3387986B2 - センターベアリングサポートとその製造方法 - Google Patents

センターベアリングサポートとその製造方法

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JP3387986B2 JP25895493A JP25895493A JP3387986B2 JP 3387986 B2 JP3387986 B2 JP 3387986B2 JP 25895493 A JP25895493 A JP 25895493A JP 25895493 A JP25895493 A JP 25895493A JP 3387986 B2 JP3387986 B2 JP 3387986B2
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孝良 高津佐
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エヌ・オー・ケー・ビブラコースティック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等においてプロ
ペラシャフトを回転自在にかつ弾性的に支持するセンタ
ーベアリングサポートとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、共に金属
製の内環21と外環22をベロー状を呈するゴム状弾性
材製の弾性体23を介して接続し、内環21の内周側に
第一のダストシール24、ベアリング25およびベアリ
ング押え環26を嵌着するとともにベアリング押え環2
6の内周側に第二のダストシール27を嵌着したセンタ
ーベアリングサポートが知られており(例えば、実開平
4−54724号公報参照)、このセンターベアリング
サポートは以下の手順により製造されている。
【0003】すなわち、先ず、図4に示すように、内環
21の内周側に第一のダストシール24を嵌合し、これ
とは別に、図5に示すように、ベアリング押え環26の
内周側に第二のダストシール27を嵌合する。次いで、
図6に示すように、内環21の内周側にベアリング25
をセットした状態で、ベアリング押え環26を嵌合す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって上記従来の
製造方法によると、センターベアリングサポート一つを
製造するのに嵌合工程が三回必要であるために、製造に
多くの手間がかかり、また多くの嵌合治具が必要である
問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、請求項1に
示すように、内環の内周側に第一のシール、ベアリン
グ、第二のシールおよびベアリング押え環を設けたセン
ターベアリングサポートにおいて、前記内環に環状の段
部を設けるとともに前記第一および第二のシールにそれ
ぞれ外向きのフランジを設け、前記第一のシールのフラ
ンジを前記段部と前記ベアリングの間に挾み込むことに
より前記第一のシールを前記段部と前記ベアリングの間
に取り付けるとともに、前記第二のシールのフランジを
前記ベアリングと前記ベアリング押え環の間に挾み込む
ことにより前記第二のシールを前記ベアリングと前記ベ
アリング押え環の間に取り付けたことを特徴とするセン
ターベアリングサポートを提供する。
【0006】また請求項2に示すように、内環の内周側
に第一のシール、ベアリング、第二のシールおよびベア
リング押え環を設けたセンターベアリングサポートの製
造方法において、前記内環に環状の段部を設けるととも
に前記第一および第二のシールにそれぞれ外向きのフラ
ンジを設け、前記内環の内周側に前記段部を位置決めと
して前記第一のシール、前記ベアリング、前記第二のシ
ールおよび前記ベアリング押え環を同時に嵌合し、前記
嵌合をもって前記第一のシールのフランジを前記段部と
前記ベアリングの間に挾み込むことにより前記第一のシ
ールを前記段部と前記ベアリングの間に取り付けるとと
もに、前記第二のシールのフランジを前記ベアリングと
前記ベアリング押え環の間に挾み込むことにより前記第
二のシールを前記ベアリングと前記ベアリング押え環の
間に取り付けることを特徴とするセンターベアリングサ
ポートの製造方法を提供する。
【0007】
【作用】請求項1に示した構造をもって請求項2に示し
たように製造すれば、センターベアリングサポート一つ
を製造するのに嵌合工程を唯の一回で済ませられる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0009】図1に示すように、共に金属製の内環1と
外環2がベロー状を呈するゴム状弾性材製の弾性体3を
介して接続されており、内環1の内周側に、図上左か
ら、第一のシール4、ベアリング5、第二のシール6お
よびベアリング押え環7が軸方向に直列に嵌着されてい
る。すなわち、先ず、内環1には環状の段部1aが設け
られている。また第一および第二のシール4,6の金属
製の取付環4a,6aにはそれぞれ外向きのフランジ4
b,6bが設けられている。そして第一のシール4のフ
ランジ4aが段部1aとベアリング5のアウターレース
5aの間に挾み込まれるとともに第二のシール6のフラ
ンジ6bがベアリング5のアウターレース5aとベアリ
ング押え環7の間に挾み込まれている。
【0010】上記構成のセンターベアリングサポートは
以下の手順により製造される。すなわち、先ず、内環1
を成形する過程でこの内環1に環状の段部1aを設ける
とともに第一および第二のシール4,6を成形する過程
でその取付環4a,6aにそれぞれ外向きのフランジ4
b,6bを設ける。次いで、図2に示すように下側の嵌
合治具8に内環1を嵌め、この嵌合治具8と内環1の間
に第一のシール4とベアリング5をセットするとともに
上側の嵌合治具9に第二のシール6とベアリング押え環
7を嵌め、この図示した状態から、内環1の内周側に段
部1aを位置決めとして第一のシール4、ベアリング
5、第二のシール6およびベアリング押え環7を同時に
嵌合し、この嵌合をもって第一のシール4のフランジ4
bを段部1aとベアリング5のアウターレース5aの間
に挾み込むとともに第二のシール6のフランジ6bをベ
アリング5のアウターレース5aとベアリング押え環7
の間に挾み込む。したがってこの方法によれば、センタ
ーベアリングサポート一つを製造するのに嵌合工程を一
回で済ませることができ、これに伴って製造にかかる手
間を削減することができる。また嵌合治具8,9も図2
に示した一組があれば良い。
【0011】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。すなわ
ち、請求項1に示した構造をもって請求項2に示したよ
うに製造すれば、センターベアリングサポート一つを製
造するのに嵌合工程を一回で済ませることができるため
に、製造にかかる手間を削減することができるととも
に、必要とされる嵌合治具の数を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るセンターベアリングサポ
ートの半裁断面図
【図2】本発明の実施例に係るセンターベアリングサポ
ートの製造方法の手順を示す説明図
【図3】従来例に係るセンターベアリングサポートの半
裁断面図
【図4】従来例に係るセンターベアリングサポートの製
造方法の手順を示す説明図
【図5】従来例に係るセンターベアリングサポートの製
造方法の手順を示す説明図
【図6】従来例に係るセンターベアリングサポートの製
造方法の手順を示す説明図
【符号の説明】
1 内環 1a 段部 2 外環 3 弾性体 4 第一のシール 4a,6a 取付環 4b,6b フランジ 5 ベアリング 5a アウターレース 6 第二のシール 7 ベアリング押え環 8,9 嵌合治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 21/00 - 27/08 F16C 33/72 - 43/08 B60K 17/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内環(1)の内周側に第一のシール
    (4)、ベアリング(5)、第二のシール(6)および
    ベアリング押え環(7)を設けたセンターベアリングサ
    ポートにおいて、 前記内環(1)に環状の段部(1a)を設けるとともに
    前記第一および第二のシール(4)(6)にそれぞれ外
    向きのフランジ(4b)(6b)を設け、 前記第一のシール(4)のフランジ(4b)を前記段部
    (1a)と前記ベアリング(5)の間に挾み込むことに
    より前記第一のシール(4)を前記段部(1a)と前記
    ベアリング(5)の間に取り付けるとともに、前記第二
    のシール(6)のフランジ(6b)を前記ベアリング
    (5)と前記ベアリング押え環(7)の間に挾み込むこ
    とにより前記第二のシール(6)を前記ベアリング
    (5)と前記ベアリング押え環(7)の間に取り付けた
    ことを特徴とするセンターベアリングサポート。
  2. 【請求項2】 内環(1)の内周側に第一のシール
    (4)、ベアリング(5)、第二のシール(6)および
    ベアリング押え環(7)を設けたセンターベアリングサ
    ポートの製造方法において、 前記内環(1)に環状の段部(1a)を設けるとともに
    前記第一および第二のシール(4)(6)にそれぞれ外
    向きのフランジ(4b)(6b)を設け、 前記内環(1)の内周側に前記段部(1a)を位置決め
    として前記第一のシール(4)、前記ベアリング
    (5)、前記第二のシール(6)および前記ベアリング
    押え環(7)を同時に嵌合し、前記嵌合をもって前記第
    一のシール(4)のフランジ(4b)を前記段部(1
    a)と前記ベアリング(5)の間に挾み込むことにより
    前記第一のシール(4)を前記段部(1a)と前記ベア
    リング(5)の間に取り付けるとともに、前記第二のシ
    ール(6)のフランジ(6b)を前記ベアリング(5)
    と前記ベアリング押え環(7)の間に挾み込むことによ
    り前記第二のシール(6)を前記ベアリング(5)と前
    記ベアリング押え環(7)の間に取り付けることを特徴
    とするセンターベアリングサポートの製造方法。
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