JP3387241B2 - 嫌気性処理法 - Google Patents
嫌気性処理法Info
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Description
に、メタン生成細菌を用いた上向流嫌気性汚泥床法(Up
flow Anaerobic Sludge Blanket Process;以下「UAS
B法」と称す。)における処理において、高負荷時にお
けるグラニュール(造粒汚泥)の浮上、流出を防止する
ことにより、安定した効率の良い処理を可能とする方法
に関する。 【0002】 【従来の技術】UASB法は 汚泥保持濃度が高く、高
負荷処理が可能であることから、近年、食品排水を中心
に急速に普及している。即ち、UASB法は、原水を反
応槽の下部より上向流として流入させ、菌の付着担体を
用いることなく、汚泥をブロック化又は粒状化させてグ
ラニュール汚泥の汚泥床(スラッジブランケット)を形
成させ、反応槽中に高濃度の微生物を保持して、高負荷
処理を行う方法であり、好気性活性汚泥法に比べて、反
応槽容積当りの有機物負荷が10kg−CODcr/m3
/day以上と高い。しかも、曝気のためのエネルギー
が不要である、メタンガスとしてエネルギーの回収が可
能である、更に、余剰汚泥発生量が少ないといった優れ
た特長も備えている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、UASBの処
理性能はグラニュール汚泥の沈降性に大きく依存してお
り、汚泥の沈降性が悪化した場合、汚泥保持量が低下し
て処理不可能な状態に陥ることもある。即ち、グラニュ
ール汚泥の粒径が増加するとグラニュール内部に浸透す
る基質量が少なくなるため、内部の細菌は飢餓状態に陥
り、死滅ないし自己分解する。その結果、グラニュール
汚泥内部に空隙を生じ、この空隙に、発生したガスが溜
まることにより浮力が生じて汚泥が浮上することがあ
る。こうした浮上現象は、特に高負荷時、即ち汚泥当り
のガス発生量が大きいときに頻繁に起こり、著しい場合
には汚泥が浮上、流出して、反応槽内に処理に必要な汚
泥量を維持できなくなることがある。 【0004】グラニュール汚泥の浮上現象はまた、原水
に有機性SSが比較的高濃度に含まれる場合に、SSを
包含しながらグラニュールが成長すると、トラップされ
たSSが長期的に生物分解され、ここに空隙を生じ、上
記と同様な現象が起こることによっても生起する。 【0005】このようなことから、グラニュール汚泥の
浮上防止策は、UASB法の安定処理には欠かせない重
要事項といえるが、従来、グラニュール汚泥の浮上防止
策として具体的な対策は殆ど検討されていないのが現状
である。 【0006】本発明は上記従来の実情に鑑みてなされた
ものであって、UASB法による処理において、グラニ
ュール汚泥の浮上、流出を防止して、安定した高負荷処
理を可能とする嫌気性処理法を提供することを目的とす
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の嫌気性処理法
は、グラニュール汚泥で形成されたスラッジブランケッ
トに有機性排水を上向流通水して嫌気性処理する方法に
おいて、前記有機性排水にカルシウム化合物又は鉄塩を
添加して、グラニュール汚泥内部の空隙にCaCO3 又
はFeSを生成させ、グラニュール汚泥の浮上を防止す
ることを特徴とする。 【0008】即ち、本発明者らは、グラニュール汚泥の
浮上現象に注目し、その対策を検討してきたが、特に、
グラニュール汚泥粒子内の物質移動、pH変化等を詳細
に検討した結果、カルシウム化合物又は鉄塩を添加し
て、グラニュール汚泥内部の空隙にCaCO3 又はFe
Sを生成させることにより、グラニュールの浮上を防止
できることを見出し、本発明を完成させた。 【0009】以下に本発明を詳細に説明する。 【0010】本発明の方法においては、グラニュール汚
泥のスラッジブランケットに上向流通水して嫌気性処理
する有機性排水(原水)に、カルシウム化合物又は鉄塩
を添加する。 【0011】原水にカルシウム化合物を添加する場合、
カルシウム化合物としては、CaCl2 、Ca(OH)
2 等が好適に用いられ、その添加量は、増殖する余剰菌
体量との関係から、原水のCODcr濃度に対してCa換
算で0.5〜5重量%程度、特に2〜3重量%とするの
が好ましい。 【0012】なお、この場合、pHは、UASB反応槽
の入り口において過度に高いと、反応槽内への導入配管
や、反応槽底部にスケールが成長してしまうため、反応
槽入口のpHは6〜8、特に6.5〜7.2となるよう
にするのが好ましい。 【0013】また、汚泥に対する有機物負荷が高い場合
には、グラニュール汚泥内部のpHもバルク液中のpH
も殆ど差異がなくなるが、汚泥負荷が低い場合には、グ
ラニュール汚泥内部のpHはより高くなり易いことか
ら、このような条件では結晶の成長がより顕著となる。
好ましい汚泥負荷量は、CODcr負荷で0.8kg/k
g−VSS/day以下である。 【0014】このような条件で原水にカルシウム化合物
を添加することにより、グラニュール汚泥の空隙にCa
CO3 の結晶を生成させて、汚泥の比重を高め、その沈
降性を改善することができる。 【0015】一方、鉄塩を添加する場合、鉄塩として
は、FeCl3 、FeSO4 等が好適に用いられ、その
添加量は原水のCODcr濃度に対してFe換算で0.5
〜5重量%、特に1〜2重量%とするのが好ましい。 【0016】なお、この場合、必要に応じて鉄塩とほぼ
等モルのNa2 SO4 ,H2 SO4等の硫酸塩を(SO4
2- イオン)を添加し、これにより、グラニュール汚泥
内にFeSの結晶を成長させて、汚泥の比重を高め、そ
の沈降性を改善することができる。 【0017】 【作用】本発明の嫌気性処理法によるグラニュール汚泥
の浮上防止の基本的原理は、グラニュール汚泥内部にお
いては、基質濃度はバルク液中よりも低く、代謝物質濃
度はバルク液中の濃度よりも高いという現象に基いてい
る。 【0018】即ち、本発明者らは、グラニュール汚泥の
浮上防止を図るべく、グラニュール汚泥粒子内の物質移
動、pH変化等を詳細に検討した結果、次のような知見
を得た。 【0019】メタン発酵の基質である有機酸は、グラニ
ュール汚泥の表面から内部に浸透、拡散し、その過程に
おいてメタンに変換される。従って、グラニュール汚泥
内部では基質の有機酸濃度は外側の液中濃度よりも低
く、逆に、生成物であるメタン、CO2 濃度(当然、H
CO3 -と平衡状態にある。)は高い。また、有機酸濃度
が低いことから、グラニュール汚泥内部のpHはバルク
液中よりも若干高い。 【0020】また、グラニュール汚泥中には硫酸塩還元
菌が生息し、排水中の硫酸塩を硫化水素に還元すると同
時に、プロピオン酸、乳酸などの基質の酸化を行う。従
って、この種の微生物が生息し、排水中に硫酸塩、亜硫
酸塩が存在する場合は、グラニュール汚泥内部において
は、その代謝物である硫化水素濃度がバルク液中よりも
高いものとなる。 【0021】このようなことから、本発明においては、
これらの現象を利用して、グラニュール汚泥内部及び発
生した空洞部に炭酸カルシウム、ヒドロキシアパタイ
ト、硫化鉄などの結晶を生成させ、これにより、グラニ
ュール汚泥の浮上性を低下させる。 【0022】即ち、処理すべき有機性排水中にCaCl
2 などのカルシウム化合物を適量添加し、UASB反応
槽入り口のpHを適切に制御することにより、グラニュ
ール汚泥粒子中における上述の特性を利用して、グラニ
ュール汚泥内部に炭酸カルシウム(CaCO3 )のスケ
ールを成長させる。また、鉄塩を添加して硫化鉄(Fe
S)の結晶を生成させる。 【0023】このようにしてグラニュール汚泥内部の空
隙にCaCO3 又はFeSを生成させることにより、グ
ラニュール汚泥の比重が増大し、その沈降性が高められ
ることから、グラニュール汚泥の浮上、流出が防止され
る。 【0024】なお、特開平4−310293号公報に
は、グラニュールを生成させるために、有機性排水とC
a化合物又は鉄塩を添加する方法、即ち、排水中にCa
2+,Fe2+を添加して、生成するCaCO3 やFeSの
粒子を核としてグラニュールを生成させることにより、
スラッジブランケットの生成を促進する方法が開示され
ているが、この方法は、グラニュールの形成に係るもの
であり、従って、グラニュールが形成された後に、既に
生成しているグラニュール汚泥を安定して維持すること
を目的として、グラニュールの存在下において、排水濃
度に応じてCa2+,Fe2+を添加する本発明の方法とは異
なる。 【0025】 【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明する。 【0026】実施例1 ビール工場のUASB反応槽から採取したグラニュール
汚泥(平均粒径約1.5mm)を用い、カルシウム化合
物の添加効果を調べた。 【0027】まず、内径10cm、高さ100cmの実
験用UASB反応槽(容量9リットル)1を準備し、こ
れらに上記の汚泥を約2リットル充填した。原水として
は、グルコースとエタノールを混合した下記水質の合成
基質(CODcr濃度約3000mg/l)を用い、この
原水を配管11より酸生成槽(容量2.5リットル)2
にて処理した後、配管12よりUASB反応槽1に導入
し、配管13より処理水を系外に取り出すと共に、処理
水の一部を配管14より酸生成槽2に循環した。処理条
件は下記の通りとした。 【0028】基質組成(mg/l) グルコース :2250 エタノール : 750 酵母エキス : 30 KH2 PO4 : 26 NH4 Cl : 145処理条件 酸生成槽流入原水量:1Q(=20〜36 リットル/
day) UASB反応槽流入水量:2Q 循環水量 :1Q UASB反応槽CODcr容積負荷:6〜8kg/m3 /
day 酸生成槽出口水(UASB反応槽入口水)pH:7.0 温度 :30℃ このような処理において、酸生成槽2の流出水にCaC
l2 ・2H2 OをCa換算で75mg/l(原水COD
cr濃度に対して2.5重量%)添加して約3ケ月間連続
運転し、UASB反応槽内のグラニュール汚泥の浮上ポ
テンシャルと保持汚泥量に対応する溶解性CODcr除去
率の経時変化を調べ、結果を表1及び図2に示した。 【0029】なお、浮上ポテンシャルとは汚泥の浮上傾
向を数値化したもので、酢酸基質1000mg/l入り
フラスコにグラニュール汚泥を適量入れ、24時間,3
5℃の条件で嫌気的に静置培養した後、浮上汚泥と沈澱
汚泥のVSS重量を測定して、浮上汚泥の全体に占める
割合を重量%で示したものである。 【0030】実施例2 鉄塩及び硫酸塩の添加効果を調べるために、CaCl2
・2H2 Oに代えて、FeCl3 ・6H2 OをFe換算
で50mg/l(原水CODcr濃度に対して1.7重量
%)及び硫酸イオン(SO4 2- )を約100mg/l添
加したこと以外は、実施例1と同様に行って、UASB
反応槽内のグラニュール汚泥の浮上ポテンシャルと保持
汚泥量に対応する溶解性CODcr除去率の経時変化を調
べ、結果を表1及び図2に示した。 【0031】比較例1 比較のため、CaCl2 ・2H2 Oを添加しなかったこ
と以外は、実施例1と同様に行って、UASB反応槽内
のグラニュール汚泥の浮上ポテンシャルと保持汚泥量に
対応する溶解性CODcr除去率の経時変化を調べ、結果
を表1及び図2に示した。 【0032】 【表1】【0033】表1及び図2より、次のことが明らかであ
る。 【0034】即ち、実施例1(Ca系)、実施例2(F
e系)のいずれも3カ月間継続的に安定した処理水が得
られ、溶解性CODcrの除去率は90〜95%であっ
た。Ca系とFe系を比較するとCOD除去率はCa系
の方が若干良好であった。これに対して、Ca,Fe無
添加の比較例1では、運転当初から汚泥が継続的に浮
上、流出し、汚泥量は徐々に低下した。その結果、3カ
月後のCODcr除去率は80%以下に低下した。 【0035】一方、浮上ポテンシャルは、比較例1では
常に22〜28%あったが、実施例1,2のCa系、F
e系では徐々に低下し、8週間目で10〜14%、12
週間後では5〜8%に低下し、汚泥の改質効果が確認さ
れた。 【0036】なお、CaCl2 ・2H2 O添加量をCa
換算で14.4mg/l(原水CODcr濃度に対して
0.48重量%)としたこと以外は実施例1と同様に行
ったところ、グラニュール汚泥の浮上ポテンシャルは5
5日目で17%、86日目で11%であり、また、溶解
性CODcrの除去率も92〜95%であり、実施例1の
場合に比べて効果が若干劣るものとなった。 【0037】また、FeCl3 ・6H2 OをFe換算で
14.4mg/l(原水CODcr濃度に対して0.48
重量%)としたこと以外は実施例2と同様に行ったとこ
ろ、グラニュール汚泥の浮上ポテンシャルは55日目で
18%、86日目で10%であり、また、溶解性COD
crの除去率も90〜94%であり、実施例2の場合に比
べて効果が若干劣るものとなった。 【0038】 【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の嫌気性処理
法によれば、UASB法による有機性排水の処理におい
て、グラニュール汚泥の沈降性を高め、汚泥の浮上、流
出を防止してUASB反応槽内の汚泥保持量を高く維持
することにより、高負荷処理を安定して行うと共に、処
理水中への汚泥の流入を防止して、高水質処理水を得る
ことが可能となる。
示す系統図である。 【図2】実施例1,2及び比較例1における溶解性CO
Dcr除去率の経時変化を示すグラフである。 【符号の説明】 1 UASB反応槽 2 酸生成槽
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 グラニュール汚泥で形成されたスラッジ
ブランケットに有機性排水を上向流通水して嫌気性処理
する方法において、 前記有機性排水にカルシウム化合物又は鉄塩を添加し
て、グラニュール汚泥内部の空隙にCaCO3 又はFe
Sを生成させ、グラニュール汚泥の浮上を防止すること
を特徴とする嫌気性処理法。
Priority Applications (1)
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JP28790794A JP3387241B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 嫌気性処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28790794A JP3387241B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 嫌気性処理法 |
Publications (2)
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JPH08141590A JPH08141590A (ja) | 1996-06-04 |
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Family
ID=17723275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28790794A Expired - Lifetime JP3387241B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 嫌気性処理法 |
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-
1994
- 1994-11-22 JP JP28790794A patent/JP3387241B2/ja not_active Expired - Lifetime
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