JP3386178B2 - 駆動機構 - Google Patents

駆動機構

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JP3386178B2
JP3386178B2 JP10214293A JP10214293A JP3386178B2 JP 3386178 B2 JP3386178 B2 JP 3386178B2 JP 10214293 A JP10214293 A JP 10214293A JP 10214293 A JP10214293 A JP 10214293A JP 3386178 B2 JP3386178 B2 JP 3386178B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、駆動機構、詳しくは、
駆動源により複数の被駆動部材を駆動する駆動機構に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、シャッタ駆動やフィルム巻き上
げ,巻き戻しおよび自動焦点調整駆動を行うカメラの駆
動機構の駆動位置検出装置に関して、種々提案されてい
る。そのうち実開平2−58221号公報、または、実
開昭64−43332号公報に開示のシャッタ装置は、
一つのフォトインタラプタ(以下、PIと記載する)を
用いて、撮影レンズの駆動位置とシャッタ羽根の開放位
置との双方を検出して、シャッタとレンズの駆動を行う
装置である。 【0003】また、通常のカメラにおいては、フィルム
移送駆動時の移送量は1コマスイッチ(以下、1K S
Wと記載する)、もしくは、フォトリフレクタ(以下、
FRと記載する)で検出される。そして、撮影レンズの
自動焦点調整移動量は上記1K SW,FRとは別の検
出スイッチを設けて検出するように構成されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の実開
平2−58221号公報、または、実開昭64−433
32号公報に開示のシャッタ装置においては、1つの検
出手段であるPIにより2種類の被駆動部材の駆動位置
を検出するように構成しているが、構成する部材が複雑
になってしまい検出精度が低下する虞がある。また、機
構が大型化してしまう不具合もあった。 【0005】また、上記通常のカメラにおいて、フィル
ム移送量検出用とレンズ移動量検出用として、それぞれ
別の検出手段を設けるものは、部品コスト上不利となる
ばかりでなく、配設スペ−ス的にも不利となり、カメラ
の小型化に支障が生じる。 【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数の被駆動部材に駆動力を伝達する駆動機
構において、より少ない検出手段で該複数の被駆動部材
の移動位置を高精度で検出可能とし、スペ−ス上も有利
である駆動機構を提供することを目的する。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明による駆動機構
は、駆動源と、付勢手段と、上記付勢手段の付勢力によ
り常に中立位置に回動される回動部材と、上記駆動源に
より駆動される第1の被駆動部材と、上記駆動源により
駆動される第2の被駆動部材と、上記第1の被駆動部材
が駆動されている際の動きを、上記回動部材の中立位置
から所定量の回動として伝達可能であって、所定の角度
範囲は上記回動部材と係合可能に配された第1の伝達手
段と、上記第2の被駆動部材が駆動されている際の動き
を、上記回動部材の中立位置から所定量の回動として伝
達可能であって、所定の角度範囲は上記回動部材と係合
可能に配された第2の伝達手段と、上記回動部材が所定
角度回動したことを検出する検出手段と、を具備してお
り、上記第1、第2の伝達手段のうちの一方の伝達手段
から上記回動部材に回動入力されている際には、他方の
伝達手段は上記係合可能な角度範囲外に位置し、上記回
動部材の所定量回動から中立位置への動作を、上記検出
手段により検出することにより、上記被駆動部材の駆動
量の制御を行うことを特徴とする。 【0008】 【作用】上記構成により、本発明の駆動機構は、上記回
動部材の所定量回動から中立位置への復帰動作を、上記
検出手段により被駆動部材の移動位置を検出し、上記複
数の被駆動部材の駆動制御を行う。また、本発明の駆動
機構は、被駆動部材が駆動源によって駆動されることに
より移動部材が移動され、この移動部材の移動により上
記被駆動部材の駆動量を検出手段が検出する。そして、
この検出手段の出力に応じて制御手段が上記複数の被駆
動部材の駆動制御を行う。 【0009】 【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を説明す
る。 【0010】図1は、本発明の一実施例を示す駆動機構
を内蔵するカメラのAF(オートフォーカス)カム駆動
機構部とフィルム給送機構部の拡大斜視図である。本図
に示すように本フィルム給送機構の駆動源たるモータM
407は、正逆回転可能なモータであり、その出力軸に
はピニオンギヤー21が一体的に取り付けられている。
このモータM407は、フィルム巻上げ用スプール40
の中空部に配設されている。 【0011】上記ピニオンギヤー21は、減速系ギヤー
列22aを介してギヤー22を回転させるようになって
いる。このギヤー22はギヤー23と噛合しており、か
つ、ギヤー23は太陽ギヤー23aと同軸で一体化され
ている。従って、上記モータM407の回動力は、該太
陽ギヤー23aに伝達される。 【0012】遊星ギヤー(遊星歯車)24は、上記太陽
ギヤー23aと噛合した状態でギヤーアーム25に支持
されている。また、該遊星ギヤー24は、上記ギヤーア
ーム25の下面との間に若干の摩擦力を与えるフリクシ
ョン部材(図示せず)を有しており、また上述したよう
に、太陽ギヤー23aとも噛合しているので、該ギヤー
アーム25は太陽ギヤー23aが回転する方向に公転す
る。そして、上記遊星ギヤー24の公転軌跡上に、各々
所定の間隔で合焦駆動用のAFギヤー30,ギヤー5
0,スプール40のギヤー部40aなどの被駆動歯車が
配設されている。 【0013】上記ギヤー50の回転は、減速ギヤー5
1,ギヤー52を介してギヤー53に伝達される。更
に、このギヤー53に一体的に取り付けられている駆動
力伝達軸53aを介して上端部に一体的に取り付けられ
ているギヤー54に伝達される。また更に、ギヤー55
を介してその回転力がギヤー56に伝達される。このギ
ヤー56には、パトローネ内のスプール軸に係合してフ
ィルム90を巻き戻すツメ57が、下方に向けて突設さ
れている。 【0014】また、上記スプール40には、その周面に
図示しない爪が設けられていて、この爪でフィルム90
のパーフォレーション90aを引っ掛けてスプール40
に巻き付けて、フィルム90を巻き上げる構成となって
いる。リワインド(以下、RWと記す)ストッパ27
は、軸27aに回動自在に軸支されていて、且つ、引っ
張りバネ26により、図中、CW(時計回り)方向に付
勢されている。このRWストッパ27は、その一端部に
凸部27bが、他端部に爪27cがそれぞれ設けられて
いる。 【0015】上記AFギヤー30は、その上面側にRW
ストッパ出入用カム31が一体的に形成されていて、こ
のRWストッパ出入用カム31の外周側面上には凸部3
1aが突設されている。該RWストッパ出入用カム31
のカム外周面には上記RWストッパ27の凸部27bが
当接していて、AFギヤー30が回転して、RWストッ
パ出入用カム31の凸部31aが該凸部27bを押圧す
ることにより、RWストッパ27を図中CCW(反時計
回り)方向に回動させる。この回動によりRWストッパ
27の爪27cが上記ギヤーアーム25の回転軌跡内に
入り込むよう構成されている。 【0016】また、上記AFギヤー30は、RWストッ
パ出入用カム31を挟持した状態で、被駆動部材である
AFカム33を上面側に固着しているギヤー32と結合
されている。従って、AFギヤー30の回転に連動し
て、AFカム33も一体的に回転することになる。な
お、上記AFカム33は、一回転で撮影レンズを∞(無
限遠距離)から至近距離の合焦位置まで繰り出しを行う
カムである。更に、上記ギヤー32にはギヤー60が噛
合し、このギヤー60には、回動一体に設けられている
伝達手段である欠歯ギヤー61が固着されている。 【0017】一方、フィルム90により駆動される被駆
動部材であるスプロケット80は、その周面から8つの
爪80aを突設していて、この爪80aがフィルム90
のパーフォレーション90aに係合している。従って、
フィルム90が移動するとスプロケット80が回転す
る。該スプロケット80は、その下部にギヤー81が一
体で形成されていて、このギヤー81は、ギヤー82と
噛合している。ギヤー82には伝達手段である欠歯ギヤ
ー83が固着して配設されている。なお、上記欠歯ギヤ
ー60と83とは、回動部材であるレバー70の両側に
配設されている。 【0018】上記レバー70は、その基板70gに植設
された軸部70fを介して本体に軸支されている。ま
た、該レバー70の軸部70fにはトーションバネ71
が挿入されており、該トーションバネ71の両腕71
a、71bがバネストッパ72に閉じ方向の力を有した
まま当て付けられている。また、レバー70の基板部7
0gにはピン70c、70dが植設されており、該ピン
70c、70dが上記バネストッパ72により位置規制
されたトーションバネ71の腕71aと71bの内側に
位置して立てられているため、通常、レバー70は、図
1,2に示すような中立位置に保たれる。 【0019】そして、レバー70の両腕の先端部には1
歯ギヤー70aと1歯ギヤー70bが配設され、該1歯
ギヤー70aは、対向して配される欠歯ギヤー61の歯
部61a、また、該1歯ギヤー70bは、同じく対向し
て配される欠歯ギヤー83の歯部83aとの回転軌跡内
に位置しており、互いに所定角度の範囲は係合可能とな
っている。 【0020】このような状態において、欠歯ギヤー61
または83が回転し、ギヤー61aまたは83aによ
り、1歯ギヤー70aまたは70bが押され、レバー7
0に回転力が与えられた場合、レバー70のピン70c
または70dがトーションバネの腕を押しながらレバー
70が回転する。そして、所定角度回動後、欠歯ギヤー
61または83がギヤー61aまたは83aから外れた
ときには、トーションバネ71の腕71aまたは71b
がレバー70のピン70cまたは70dを押し、レバー
70を上記中立位置に復帰する。 【0021】更に、上記レバー70には検出手段である
PI405のパルス検出用のスリット70eが配設され
ていて、レバー70が上記所定の角度回転することによ
り上記PI405の検出パルスが出力されるようになっ
ている。 【0022】以上のように構成された本実施例のカメラ
のAFカム駆動部、および、フィルム給送機構の動作に
ついて、図1,図3を参照して説明する。なお、図3
は、鏡枠をくり出すAF用のカムAF33とRWストッ
パ出入用カム31とPI405の出力パルスとの関係を
示すタイムチャートである。モータM407が回転し、
太陽ギヤー23aが図中CW方向に回転すると、ギヤー
アーム25も図中CW方向に回転し、ギヤーアーム25
が図示しないストッパに当接して、遊星ギヤー24の公
転運動が自転運動に変換される。その回動力がAFギヤ
ー30に伝達され、AFカム33を回転させる。 【0023】通常撮影の場合、AFカム33を測距結果
に対応する∞〜至近のいずれかの位置まで回転駆動し、
撮影レンズを繰り出してモータM407を停止させる。
その後、露光を行うと、モータM407は太陽ギヤー2
3aを図中CW方向に回転し、AFカム33を初期位置
へリセットし、該AFカム33が初期位置まで回転した
時点でモータM407を停止する。その後、フィルムを
1コマ分巻き上げるためにモータM407を逆転させ、
太陽ギヤー23aを図中CCW方向に回転する。この
時、RWストッパ27はRWストッパ出入用カム31の
凸部31a以外の所に当接しているため、RWストッパ
27の爪27cはギヤーアーム25の軌跡外に位置して
おり、爪27cにギヤーアーム25が係止されることは
ない。 【0024】更に、太陽ギヤー23aを図中CCW方向
に回転すると、ギヤーアーム25も図中CCW方向に回
転して図示しないストッパに当接し、遊星ギヤー24が
回動位置24′まで回動し、スプール40のギヤー部4
0aが噛合する。この状態にて、モータM407の回転
力がフィルム巻上げスプール40に伝達され、該スプー
ル40が回転してフィルム90を1コマ分巻き上げる。 【0025】一方、フィルム90を巻戻す場合には、モ
ータM407が回転して太陽ギヤー23aを図中CW方
向に回転させ、AFカム33を図3に示す巻戻し位置R
Wまで回転させる。そして、モータM407を逆転させ
る。この状態では、RWストッパ27の凸部27bはR
Wストッパ出入用カム31の凸部31aに当接してい
て、これにより、RWストッパ27が図中CCW方向に
回転して、その爪27cがギヤーアーム25の軌跡内に
入る。 【0026】そして、モータM407を逆転すると、太
陽ギヤー23aが図中CCW方向に回転し、ギヤーアー
ム25も同方向に回転する。この回転の途中で該ギヤー
アーム25は、RWストッパ27の爪27cにより回転
を止められ、遊星ギヤー24が回動位置24″に位置
し、ギヤー50と噛合する。そして、回転力が該ギヤー
50に伝送される。ギヤー50に伝達された回転力は、
ギヤー51,52,53,54,55,56に順次伝達
され、爪57を回転させる。そして、フィルム90をパ
トローネ内に巻き戻す。 【0027】フィルム90が全てパトローネ内に巻き戻
されると、モータM407は太陽ギヤー23aを図中C
W方向に回転し、ギヤーアーム25が図示しないストッ
パに当接してAFギヤー30を回転し、AFカム33が
初期位置まで回転した時点でモータM407を停止す
る。 【0028】なお、フィルム90をオートロードする場
合は、AFカム33を図3の位置RW以外、例えば、初
期位置に位置させて、RWストッパ27をその爪27c
がギヤーアーム25の軌跡外に退避させ、モータM40
7を逆転してフィルム90を巻き上げる。 【0029】次に、AFカム33の回転位置とPI40
5の出力の関係について図3等を用いて説明する。通
常、AFカム33は初期位置にある。AF動作を行うに
は、測距結果に応じ、適正なカム段を選択してAFカム
33を回して鏡枠を繰り出す。そして、該AFカム33
の停止位置は、欠歯ギヤー61のギヤー61aがレバー
70の1歯ギヤー70aに接触していない範囲、つま
り、レバー70が中立位置にあり、スリット70eがP
I405の光を遮らない状態(透光状態)の範囲であ
る。 【0030】上記AFカム33がCW方向に回転し、欠
歯ギヤー61がCCW方向に回動すると、欠歯ギヤー6
1のギヤー61aがレバー70の1歯ギヤー70aを押
してレバー70をCW方向に動かし、それによりスリッ
ト70eがPI405から離れ、PI405の光を遮断
し、その出力が立ち上がる。更に、AFカム33がCW
回転し、欠歯ギヤー61がCCW回転すると、欠歯ギヤ
ー61のギヤー61aからレバー70の1歯ギヤー70
aが外れ、レバー70はトーションバネ71の力により
中立位置に戻され、スリット70eがPI405の透光
域に入って、その出力が立ち下がる。この動作をくり変
えすことによりAFカム33の位置をPI405の上記
立ち下がり信号を検出し、所定のカム段に到達したら、
モータを停止し、AFカム33を停止する。 【0031】次に、フィルム給送状態とPI405の出
力との関係について説明する。まず、フィルム90のオ
ートロード時には、カメラにパトローネをセットしてフ
ィルム90を巻き上げ始めると、スプロケット80が回
転を始め、欠歯ギヤー83がCCW方向に回転する。
欠歯ギヤー83のギヤー83aがレバー70のギヤー7
0bを押してレバー70をCW方向に動かす。それによ
りスリット70eがPI405から離れ、PI405の
光を遮断する。更に、スプロケット80が所定角回転
し、欠歯ギヤー83のギヤー83aからレバー70の1
歯ギヤー70bが外れ、レバー70はトーションバネ7
1の力により中立位置に戻される。その状態ではスリッ
ト70eがPI405の中に入り、PI405を透光状
態にし、その出力が立ち下がる。以上の動作を繰り換え
し、オートロードに必要な所定のパルス数を検出してモ
ータM407の制御を行う。 【0032】また、通常撮影におけるフィルム1コマ送
りの場合には、上記オートロード時と同様にレバー70
でスプロケット80の動きをPI405により検出し、
フィルム1コマ分のパルスを検出する。そして、フィル
ムエンドの状態では、モータM407に駆動電流を流し
てもフィルム90が移動せず、スプロケット80も回転
しないので、レバー70の回動に基づく、PI407の
出力のパターン検出ができない。従って、スプロケット
80の停止時間が所定値をオーバーしたことを判別し
て、フィルムエンドであることを検出する。 【0033】また、フィルム巻き戻しの場合には、フィ
ルム90の移動により、スプロケット80が回転してP
I405で信号が検出されるが、フィルム90が全てパ
トローネ内に巻戻された状態では、上記と同様にスプロ
ケット80が回転しない。そして、レバー70の回動に
基づく、PI405の出力のパターン検出できない状態
となり、その時間が所定時間をオーバーしたことを判別
してフィルム90が全てパトローネ内に巻き戻されたこ
とを検出する。 【0034】次に、本実施例のカメラにおける制御動作
について、図4の主要制御回路図を用いて説明する。但
し、本実施例の説明に必要のない部分は省略してある。
本カメラにおけるカメラシステムは、CPU403によ
り全体の動作を制御されている。その主な制御は、AF
(自動合焦)/AE(自動露光)演算、LCD/LED
表示制御、ストロボ制御、デート写し込み制御、スイッ
チ入力(何れも図示せず)、および、シーケンス制御で
ある。 【0035】本カメラシステムおいては、電池401に
より電力が供給されるが、モーター等による負荷駆動時
には、DC/DCコンバータ402により安定化した電
圧をCPU403,PI405およびPI信号処理用の
コンパレータ404等に供給するようになっている。ま
た、トランジスタ406a〜406dは、ブリッジ回路
を構成しており、この内の2つを選択的にオン状態にす
ることにより、モータM407を正転、逆転駆動、若し
くは、短絡状態にして制動を掛ける等の制御を行う。 【0036】また、前述したようにAFカム33を回
転、或いは、フィルム90を給送すると、欠歯ギヤー6
1,83を介してレバー70が回動し、PI405の透
過/遮光を繰り返すが、このとき、PI405の光トラ
ンジスタのコレクタ電位をコンパレータ404を介して
2値化し、CPU403で読み込むことにより上記機構
部の動きに同期したPI信号を得ることができる。更
に、トランジスタ408は、ソレノイド409を駆動さ
せるためのもので、このソレノイド409の作動に応じ
て、シャッターの開/閉を行う。 【0037】なお、上記CPU403の端子403a
は、DC/DCコンバータ402の制御用であり、端子
403b〜403eは、上記ブリッジ回路の制御用であ
る。また、端子403fは、上記トランジスタ408の
制御用である。更に、端子403gは、PI405の出
力パルスの入力用であり、端子403h,403iは、
PI405の制御用である。 【0038】次に、本実施例のカメラにおけるレンズ繰
り出し制御を行うAFレンズセット処理について、図5
のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、
前記図3で示したようにAFカム33を初期位置、リワ
インド(RW)位置、撮影位置4段(∞〜至近)の任意
の位置へ回動させる制御に関するものである。 【0039】まず、ステップS601では目標位置まで
のAF駆動段数に対応するパルス数をCPU403内の
レジスタに値Rを書き込む。ステップS602ではDC
/DCコンバータ402を駆動して、CPU403およ
びPI405への供給電圧を安定させる。ステップS6
03ではモータM407の通電を開始する。更に、ステ
ップS604では、PI405を作動状態にする。ステ
ップS605ではPI405の出力をモニタし、立ち下
がりエッジ(遮光→透過)を検出する毎に目標パルス数
である該レジスタの値Rを減算する(ステップS60
6)。 【0040】そして、ステップS607で上記目標パル
スを示す上記値Rをチェックする。値Rが0となり、駆
動が終了したことを検知すると、所定時間モータM40
7をショートブレーキを掛けた後オフ状態とし、更に、
PI405もオフ状態にして、本ルーチンを終了する
(ステップS608〜S611)。なお、上記レジスタ
の値Rが0より大きいときは、ステップS605に戻
る。この後に、測光に応じた時間、露光をして、レンズ
を初期位置にリセットする。リセット動作は、繰り出し
制御と全く同様に行うことができる。 【0041】次に、本実施例のカメラの撮影後のフィル
ムの1コマ送り制御について図6のフローチャートを用
いて説明する。まず、ステップS301でDC/DCコ
ンバータ402を起動させた後、ステップS302では
モータM407をレンズ駆動とは逆方向に回転させる。
ステップS303ではPI405をオン状態とし、ステ
ップS304ではフィルム90の1コマ分のパルス数を
カウンタに設定し、更に、1コマ巻き上げの制限時間を
タイマに設定して、計時をスタートさせる。 【0042】ステップS305ではPI405の出力信
号をモニタし、立ち下がりエッジを検出すると、ステッ
プS306に進み、カウンタを減算する。そして、ステ
ップS307で所定パルス数の送りが終了したことを検
知したときは、ステップS308〜S311で、モータ
M407を停止させ、本ルーチンを終了する。一方、ス
テップS305で立ち下がりエッジを検出されなかった
場合、ステップS312にジャンプする。そこで、フィ
ルムを所定時間内に、所定パルス数巻き上げられないと
き、即ち、タイマがオーバーフローしたときにはフィル
ムエンドと判断して巻き戻し処理に移行する。 【0043】以上説明したように、本実施例のカメラの
AFカム駆動、および、フィルム給送機構部において
は、AFカム33とRWストッパ出入用カム31の回動
位置、並びに、フィルムの給送量と給送状態が欠歯ギヤ
ー61と83を介して、レバー70を繰り返し所定角回
動させたときのPI405の出力に基づき、上記AFカ
ム,フィルム給送部双方の駆動状態が検出可能とする。
従って、1つの検出部であるPIを用いるだけで、AF
カムとフィルム給送部の駆動状態を高精度で検出するこ
とができ、大きなスペ−スを必要とせず、また、コスト
上も有利となる。 【0044】 【発明の効果】以上述べたように、本発明による駆動機
構は、複数の被駆動部材の動きを伝達手段と回動手段を
介して検出手段で検出するように構成したものであり、
より少ないスペ−スで複数の被駆動部材の動きを精度よ
く検出でき、かつ、低コストの駆動機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の駆動機構を内蔵するカメラ
のAFカム駆動機構部、および、フィルム給送機構部を
示す拡大斜視図。 【図2】上記図1のカメラの駆動位置検出機構部の配置
図。 【図3】上記図1のカメラのAFカムとRWストッパ出
入カムとPI出力信号との関係を示すタイムチャ−ト。 【図4】上記図1のカメラの主要制御回路図。 【図5】上記図1のカメラのAFレンズ駆動制御を行う
AFレンズセット処理のフローチャート。 【図6】上記図1のカメラのフィルム給送制御における
1コマ送り処理のフローチャート。 【符号の説明】 33…………………AFカム(被駆動部材) 61,83…………欠歯ギヤー(伝達手段) 71…………………トーションバネ(付勢手段) 70…………………レバー(回動部材) 80…………………スプロケット(被駆動部材) 405………………PI(検出手段) 407………………モータM(駆動源)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動源と、付勢手段と、 上記 付勢手段の付勢力により常に中立位置に回動される
    回動部材と、 上記駆動源により駆動される第1の被駆動部材と、上記駆動源により駆動される第2の被駆動部材と、 上記第1の 被駆動部材が駆動されている際の動きを、上
    記回動部材の中立位置から所定量の回動として伝達可能
    であって、所定の角度範囲は上記回動部材と係合可能に
    配された第1の伝達手段と、上記第2の被駆動部材が駆動されている際の動きを、上
    記回動部材の中立位置から所定量の回動として伝達可能
    であって、所定の角度範囲は上記回動部材と係合可能に
    配された第2の伝達手段と、 上記回動部材が所定角度回動したことを検出する検出手
    段と、 を具備しており、上記第1、第2の伝達手段のうちの一
    方の伝達手段から上記回動部材に回動入力されている際
    には、他方の伝達手段は上記係合可能な角度範囲外に位
    置し、上記回動部材の所定量回動から中立位置への動
    を、上記検出手段により検出することにより、上記被駆
    動部材の駆動量の制御を行うことを特徴とする駆動機
    構。
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