JP3386108B2 - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド

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JP3386108B2 JP36536497A JP36536497A JP3386108B2 JP 3386108 B2 JP3386108 B2 JP 3386108B2 JP 36536497 A JP36536497 A JP 36536497A JP 36536497 A JP36536497 A JP 36536497A JP 3386108 B2 JP3386108 B2 JP 3386108B2
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    • B41J2202/11Embodiments of or processes related to ink-jet heads characterised by specific geometrical characteristics

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部のインクタン
クに接続するリザーバからインクの供給を受ける圧力発
生室のインクを、圧電振動子や加熱手段により加圧して
ノズル開口からインク滴を吐出させて記録媒体にインク
像を形成するインクジェット式記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録ヘッドは、基本的
には外部のインクタンクに接続するリザーバと、インク
供給口を介してリザーバに接続する複数の圧力発生室
と、各圧力発生室を加圧する圧電振動子や加熱手段等の
圧力発生手段と、圧力発生室で加圧されたインクを液滴
として吐出させるノズル開口とを備えている。このよう
なインクジェット式記録ヘッドは、周知のように圧力発
生手段により圧力発生室で加圧されたインクは、ノズル
開口からインク滴として吐出するだけでなく、一部はイ
ンク供給口を介して圧力発生室にインクを供給するリザ
ーバに逆流する。
【0003】このため、印字密度が急変してインク消費
量が大幅に変動すると、圧力発生室にインクを供給する
リザーバに圧力振動をもたらす。このようなリザーバの
圧力変動は、リザーバを介して接続されている全ての圧
力発生室に伝搬して圧力発生室の圧力をも変動させて吐
出特性に影響を与えたり、またひどい場合には印刷信号
に関係なくインク滴を吐出するクロストークが発生す
る。このような問題は、特に64個以上のノズル開口を
備え、180dpi以上の密度で、20KHz以上の周
波数で駆動できるインクジェット式記録ヘッドには生じ
易い。このような問題を解消するため、特開平9-187932
号公報に見られるようにノズル開口が穿設されたプレー
トと、リザーバを形成する部材と、圧力発生室を形成す
る板材とを積層したインクジェット式記録ヘッドにおい
て、リザーバを形成する板材と圧力発生室を形成する板
材との間に、リザーバに対向する位置に、圧力発生室側
に開口する凹部を形成して薄肉部を作り付け、リザーバ
の一部を圧力発生室から逆流したインクの圧力により薄
肉部の弾性変形で吸収するインクジェット式記録ヘッド
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これによれば、圧力発
生室から逆流したインクによる圧力変動を可及的に吸収
できて、クロストーク等を防止することが可能である反
面、板材への薄肉部の形成が必要となり、構造や製造工
程の複雑化を招き、また十分なコンプライアンスを付与
することが困難である等の問題がある。本発明はこのよ
うな問題に鑑みてなされたものであって、その目的とす
るところは構造の複雑化を招くとこなく、リザーバの圧
力変動を効果的に減衰させてインク滴吐出特性を安定化
させることができるインクジェット式記録ヘッドを提供
することである。また、本発明の第2の目的は、リザー
バの投影面積以上の領域に弾性変形領域を容易に形成す
ることができるインクジェット式記録ヘッドを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
式記録ヘッドは、圧力発生手段によりインクを加圧する
圧力発生室と、外部のインク供給手段に連通するととも
に前記圧力発生室とインク供給口を介して接続する連通
路が形成されたキャビティ形成板と、前記キャビティ形
成板の一方の開口面を封止してインク滴を吐出させるノ
ズル開口を有するノズルプレートと、前記キャビティ形
成板の他方の面を封止するとともに、前記連通路に接続
する接続口を供えた接続板と、を積層するとともに、外
部からインクの供給を受け、また前記接続口を介して
記連通路に連通し、かつバッファ機能を有するバッファ
タンクを前記接続板に積層配置して構成されている。
【0006】
【作用】記録ヘッドのインク流路に接近し、かつ圧力発
生室の配列方向に延びる連通路を介してバッファ機能を
備えたインクタンクが接続されているため、圧力発生室
からの逆流したインクの圧力変動をタンクにより確実に
吸収することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の詳細を実施例に基づ
いて図示して説明する。図1、及び図2は、本発明の第
1実施例を示すものであって、図中符号1は、キャビテ
ィ形成板で、中央線上に圧力発生室3、4の配列領域を
カバーするように延びて形成された連通路2と、この連
通路2を対称線とするように両側に圧力発生室3、4と
が形成され、さらにこれら連通路2と圧力発生室3、4
との間にはこれらを接続するとともに、インク滴吐出に
必要な流路抵抗を備えたインク供給口5、6も形成され
ている。
【0008】キャビティ形成板1は、その一方の開口面
を圧力発生室3、4に対向する領域にインク滴を吐出さ
せるノズル開口7、8を備えたノズルプレート9により
封止され、また他方の開口面を少なくとも圧力発生室
3、4に対向する領域が圧電振動子11、12の変位に
より弾性変形可能に構成され、かつ連通路2と対向する
領域に開口13を備えた蓋部材14により封止されてい
る。
【0009】蓋部材14は、下電極15を形成された上
で、圧力発生室に対向する領域にたわみ変位する圧電振
動子11、12が作り付けられ、圧電振動子11、12
の表面には駆動信号が選択的に印加される上電極16、
17が形成されている。
【0010】蓋部材14の上面には、圧電振動子側を開
口部とし、かつ圧電振動子11、12の変位を阻害しな
い深さを備えた凹部18、19を備え、また中央線上に
貫通孔20を備えた接続板21を介してバッファタンク
22が接続されている。
【0011】バッファタンク22は、これを構成する1
つの面、この実施例においては上面23をインクの圧力
により弾性変形可能に構成され、下端のインク流出口2
4を貫通孔20に接続され、また接続口25を介してイ
ンク供給手段に接続できるように構成されている。
【0012】この実施例において、図示しないインクカ
ートリッジ等のインク供給手段とバッファタンク22と
を接続し、ノズルプレート9をキャップ部材で封止して
ノズル開口7、8に負圧を作用させると、インク供給手
段からのインクは連通路2に流れ込み、さらにインク供
給口5、6を介して圧力発生室3、4に流入し、ノズル
開口7、8からキャップ部材に流出する。
【0013】この強制的なインクの流れにより、連通路
2、さらには圧力発生室3、4に停滞している気泡が外
部に排出される。
【0014】このようにして記録ヘッドへのインクの充
填が終了した段階で、圧電振動子11、12に駆動信号
を印加すると、圧電振動子11、12がたわみ変位して
圧力発生室3、4のインクを加圧する。加圧されたイン
クはノズル開口7、8から液滴として吐出し、また一部
がインク供給口5、6、及び連通路2を介してバッファ
タンク22に逆流する。インクの逆流によりバッファタ
ンク22のインクの圧力が上昇すると、広い面積の上面
25が弾性変形してインクの圧力が上昇するのを可及的
に抑制する。
【0015】また、温度が変化してキャビティ形成板1
と蓋部材14との間に熱膨張差が生じたとしても、接続
板21をキャビティ形成板1とほぼ同一の熱膨張率を備
えた剛性の高い材料で形成しておけば、熱膨張差に起因
する反りを防止することができる。
【0016】なお、上述の実施例においては、筐体に設
置されたインク供給手段からインク供給チューブにより
インクを供給する場合について説明したが、図3に示し
たようにインクカートリッジ26を着脱可能、または記
録ヘッドと一体に固定するものに適用しても同様の作用
を奏する。
【0017】図4、及び図5は、本発明の第2実施例を
示すものであって、図中符号30は、接続板21の上面
に固定されるリザーバ形成基板で、接続板21の開口部
20を中心とするように圧電振動子11、12の形成領
域にまで拡大されてその幅W1が、接続板21の接続板
21の開口部20の幅W2よりも大きく、好ましくは端
部を面取りされたリザーバ31となる通孔が形成され、
少なくともリザーバ31をインクの圧力変動により弾性
変形可能で、かつ遮気性の高い材料からなる弾性付与板
32により封止されている。
【0018】弾性付与板32は、その端部に肉厚部33
が形成されていて、この厚肉部33にリザーバ31に連
通して外部のインク容器からインクの供給を受けるイン
ク導入口34が形成されている。
【0019】この実施例において、図示しないインクカ
ートリッジ等のインク供給手段とインク導入口34とを
チューブ等のインク流路により接続し、ノズルプレート
9をキャップ部材で封止してノズル開口7、8に負圧を
作用させると、インク供給手段からのインクはリザーバ
31から接続板21の通孔20を介してキャビティ形成
板1の連通路2にインクが流れ込み、さらにインク供給
口5、6を介して圧力発生室3、4に流入し、ノズル開
口7、8からキャップ部材に流出する。
【0020】この強制的なインクの流れにより、リザー
バ31や連通路2、さらには圧力発生室3、4に停滞し
ている気泡が外部に排出される。
【0021】このようにして記録ヘッドへのインクの充
填が終了した段階で、圧電振動子11、12に駆動信号
を印加すると、圧電振動子11、12がたわみ変位して
圧力発生室3、4のインクを加圧する。加圧されたイン
クはノズル開口7、8からインク滴として吐出し、また
一部がインク供給口5、6を介してリザーバ31に逆流
する。インクの逆流によりリザーバ31のインクの圧力
が上昇すると、広い面積の弾性付与板32が弾性変形し
て圧力上昇を可及的に抑制する。
【0022】図6は本発明の第3の実施例を示すもので
あって、この実施例においてはリザーバ形成基板30と
キャビティ形成板1とを接続する接続板21は、その接
続開口35がインク導入口側から他端側に断面積が大き
くなるように形成されている。
【0023】この実施例によれば、ノズル開口に負圧を
作用させてインク供給手段のインクを記録ヘッドに充填
したり、また記録ヘッドの気泡を排除する際、リザーバ
内のインクの流速を接続開口35の断面形状によりイン
ク導入口34からの距離に関わりなく一定とすることで
き、インクの停滞を防止してリザーバ31や連通路2の
気泡を確実に排除することができる。
【0024】なお、上述の実施例においては、接続板2
1の接続開口35を略三角形状に形成しているが、図7
(イ)に示したように先端を切り落として平面部35a
を形成したり、また図7(ロ)に示したようにインク
口34から遠い領域に矩形状とした接続開口35’を
形成しても同様の作用を奏する。
【0025】図8は、本発明の他の実施例を示すもので
あって、この実施例においてはインク供給用の開口を複
数の開口36、36、36‥‥とするとともに、その個
数がインク導入口34からの距離とともに多くなるよう
に形成することもできる。
【0026】そして、図9に示したようにインク導入口
34’、34’がリザーバ31の両端に配置された場合
には、リザーバ31の中央部を対称点とするようにし
て、両端側の断面積が小さくなる開口37を形成するの
が望ましい。
【0027】このように2つのインク導入口34’、3
4’を備えたものにあっても、その接続開口37を図1
0(イ)に示したように先端を切り落として平面部37
aを形成したり、また図10(ロ)に示したように中央
領域を矩形状に、両端側を三角形状にした接続開口3
7’を形成したり、さらに図10(ハ)に示したように
複数の開口36、36、36‥‥とするとともに、その
個数が中央領域程多くなる開口37”、37”、37”
‥‥で形成しても同様の作用を奏する。
【0028】ところで、ノズル開口の配列密度が高くな
り、単位時間当たりのインク消費量が多くなると、圧力
発生室にインクを確実に供給するためにはリザーバ31
の容積が必然的に大きくなる。一方、周知のように、外
部のインクタンクから記録ヘッドにインクを充填した
り、また気泡を排除するためにノズル開口をキャッピン
グ手段で封止して負圧を作用させ、ノズル開口からイン
クを吸引することが行われる。このような場合に、リザ
ーバ31の容積が大きいと、リザーバ31のインク導入
口34から離れた領域のインクの流速が低下し、この流
速が低下している領域に気泡が停滞して、ノズル開口か
ら排出するのが困難となる。
【0029】図11は、このような不都合に対処するた
めの実施例を示すものであって、この実施例においては
リザーバ31は、インク導入口34から大きく離れた位
置の幅w1がインク導入口34に近い側の幅w2よりも
狭くなるように絞って形成されている。これによれば、
リザーバ31内でのインクの流速を平均化して気泡の停
滞を防止することができる。
【0030】また1つのリザーバ31の両端にインク導
入口34’、34’を形成して記録ヘッドにあっては、
図12に示したように2つのインク導入口34’、3
4’から最も離れた位置、つまり中央部の幅w3が、端
部側よりも狭くなるように形成すると、やはりリザーバ
31’内のインク流速を平均化し、リザーバ内での気泡
の停滞を防止することができる。
【0031】また、上述の実施例においては圧力発生手
段としてたわみ変位する圧電振動子を用いた場合に例を
採って説明したが、圧力発生手段を圧力発生室に内蔵す
ることができる加熱手段を用いたインクジェット式記録
ヘッドに対しても適用できることは明らかである。
【0032】このように圧力発生室に圧力発生手段であ
る加熱素子38を内蔵することができる構造では、弾性
板21を特に必要としないから図13(イ)、(ロ)に
示したように凹部18、19を有しない接続板39によ
りキャビティ形成板1を封止することができ、構造の簡
素化を図ることができる。
【0033】さらに、上述の実施例においては、キャビ
ティ形成板1と蓋部材14とを別体として構成している
が、図14に示したようにシリコン単結晶基板40の一
方の面に酸化シリコン膜41を形成し、他面から酸化シ
リコン膜41まで異方性エッチングにより圧力発生室4
2、43、連通路44を、またハーフエッチングにより
インク供給口45、46を形成し、さらに連通路44の
領域の酸化シリコン膜をエッチングにより除去すると、
一体物として構成することができる。
【0034】さらに上述の実施例においては、連通路2
の両側に圧力発生室を配置しているが、片側にのみ圧力
発生室を配置しても同様の作用を奏することは明らかで
ある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録ヘッド本体に積層するようにバッファ機能部が設けら
れているため、圧力発生室からの逆流したインクの圧力
を吸収することができ、記録ヘッドの構造の複雑化や、
面積の増大を招くことなく、クロストークを可及的に防
止してインク滴の吐出性能を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を示す断面図である。
【図3】インクカートリッジをキャリッジに搭載する記
録装置に適した記録ヘッドに適用した実施例を示す断面
図である。
【図4】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を示す分解斜視図である。
【図5】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図7】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の他の実
施例を接続板の構造で示す図である。
【図8】本発明の他の実施例を接続板の構造で示す図で
ある。
【図9】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図10】図(イ)乃至(ハ)は、それぞれ本発明の他
の実施例を接続板の構造で示す図である。
【図11】本発明のインクジェット式記録ヘッドの他の
実施例を示す分解斜視図である。
【図12】本発明のインクジェット式記録ヘッドの他の
実施例を示す分解斜視図である。
【図13】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のリザ
ーバ構造を加熱素子を圧力発生手段として使用するイン
クジェット式記録ヘッドに適用した場合の一実施例を示
す図である。
【図14】キャビティ形成板と蓋部材とをシリコン単結
晶基板により構成した実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 キャビティ形成板 2 連通路 3、4 圧力発生室 5、6 インク供給口 7、8 ノズル開口 9 ノズルプレート 11、12 圧電振動子 18、19 凹部 20 貫通孔 21 接続板 22 バッファタンク 23 薄肉部として構成された面 24 インク流出口 30 リザーバ形成板 31 リザーバ 32 弾性付与板 34 インク導入口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−147346(JP,A) 特開 平8−281943(JP,A) 特開 平8−72259(JP,A) 特開 平8−58089(JP,A) 特開 平7−227966(JP,A) 特開 平7−156396(JP,A) 特開 平3−264361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/045 B41J 2/055 B41J 2/16

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力発生手段によりインクを加圧する圧
    力発生室と、外部のインク供給手段に連通するとともに
    前記圧力発生室とインク供給口を介して接続する連通路
    が形成されたキャビティ形成板と、 前記キャビティ形成板の一方の開口面を封止してインク
    滴を吐出させるノズル開口を有するノズルプレートと、 前記キャビティ形成板の他方の面を封止するとともに、
    前記連通路に接続する接続口を供えた接続板と、を積層
    するとともに、 外部からインクの供給を受け、また前記接続口を介して
    前記連通路に連通し、かつバッファ機能を有するバッフ
    タンクを前記接続板に積層配置して構成されたインク
    ジェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記圧力発生手段が前記圧力発生室に内
    蔵された加熱素子により構成されている請求項1に記載
    のインクジェット式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記圧力発生手段が圧電振動子により構
    成され、前記キャビティ形成板の他方の開口面が、少な
    くとも前記圧力発生室と対向する領域が前記圧電振動子
    の変位により弾性変形可能で、前記連通路と対向する領
    域に接続開口を備えた蓋部材により封止され、また前記
    接続板には前記圧電振動子の変位を阻害しない深さを備
    えた凹部が形成されている請求項1に記載のインクジェ
    ット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 圧力発生手段によりインクを加圧する圧
    力発生室と、外部のインク供給手段に連通するとともに
    前記圧力発生室とインク供給口を介して接続する連通路
    が形成されたキャビティ形成板と、 前記キャビティ形成板の一方の開口面を封止してインク
    滴を吐出させるノズル開口を有するノズルプレートと、 前記キャビティ形成板の他方の面を封止するとともに、
    前記連通路と連通する接続開口を備えた接続板と、 前記接続板に積層されて前記接続開口を介して前記連通
    に接続し、かつインク導入口を介して外部からのイン
    クの供給を受けるリザーバを形成する凹部を備えたリザ
    ーバ形成基板と、 インクの圧力変動に応動して弾性変形可能で、かつ前記
    リザーバ形成基板の凹部を封止する弾性付与板 からなるインクジェット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記圧力発生手段が前記圧力発生室に内
    蔵された加熱素子により構成されている請求項4に記載
    のインクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記圧力発生手段が圧電振動子により構
    成され、前記キャビティ形成板の他方の開口面が、少な
    くとも前記圧力発生室と対向する領域が前記圧電振動子
    の変位により弾性変形可能で、前記連通路及び前記リザ
    ーバ形成基板とを接続する開口を備えた蓋部材により封
    止され、また前記接続板には前記圧電振動子の変位を阻
    害しない深さを備えた凹部が形成されている請求項4に
    記載のインクジェット式記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記リザーバの幅が、前記接続開口の幅
    よりも大きく設定されている請求項4に記載のインクジ
    ェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記インク導入口からの距離が大きくな
    るにつれて前記リザーバの幅が狭くなるように形成され
    ている請求項4に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記接続開口の断面積が前記インク導入
    口から距離に応じて大きくなるように形成されている請
    求項4に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記接続開口の端部領域が先細りに絞
    られている請求項4に記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  11. 【請求項11】 前記接続開口の端部領域の先端が切り
    落とされている請求項4に記載のインクジェット式記録
    ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記接続開口の前記インク導入口近傍
    の領域がほぼ矩形状に形成されいる請求項4に記載のイ
    ンクジェット式記録ヘッド。
  13. 【請求項13】 前記インク導入口が、複数設けられて
    いる請求項4に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  14. 【請求項14】 前記インク導入口が、前記接続開口の
    両端に設けられている請求項13に記載のインクジェッ
    ト式記録ヘッド。
  15. 【請求項15】 前記リザーバの中央領域が絞られてい
    る請求項14に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  16. 【請求項16】 前記接続開口が複数の通孔により形成
    されている請求項4に記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  17. 【請求項17】 前記通孔が、前記インク導入口からの
    距離に応じて多くなる請求項1に記載のインクジェッ
    ト式記録ヘッド。
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