JP3385354B2 - テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンとその製造方法 - Google Patents
テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンとその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含ケイ素ポリマーのモ
ノマーとなる、テトラキス[ビス(トリフルオロメタン
スルホニルオキシ)シリル]ベンゼン類に関するもので
ある。テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニ
ルオキシ)シリル]ベンゼン類は、それ自身がモノマー
となって官能基を有する含ケイ素ポリマーが得られるほ
かに、各種置換基を有するテトラキス(シリル)ベンゼ
ン類の原料となる。テトラキス(シリル)ベンゼン類か
ら合成される含ケイ素ポリマーは、一般に耐熱性材料や
発光・光電変換材料として有用なものである。また、テ
トラキス(シリル)ベンゼン類及びそれを含むポリマー
は、シリコンカーバイドセラミックスの原料としても用
いられる。
ノマーとなる、テトラキス[ビス(トリフルオロメタン
スルホニルオキシ)シリル]ベンゼン類に関するもので
ある。テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニ
ルオキシ)シリル]ベンゼン類は、それ自身がモノマー
となって官能基を有する含ケイ素ポリマーが得られるほ
かに、各種置換基を有するテトラキス(シリル)ベンゼ
ン類の原料となる。テトラキス(シリル)ベンゼン類か
ら合成される含ケイ素ポリマーは、一般に耐熱性材料や
発光・光電変換材料として有用なものである。また、テ
トラキス(シリル)ベンゼン類及びそれを含むポリマー
は、シリコンカーバイドセラミックスの原料としても用
いられる。
【0002】
【従来の技術】テトラキス(シリル)ベンゼン類は、ケ
イ素上の置換基としてアルキル基のみを有するもの、及
び水素とアルキル基のみを有するものは知られている。
J. Organomet. Chem., 84, 165 (1975)には、1,2,
4,5−テトラクロロベンゼンを、HMPT中、マグネ
シウム金属の共存下にトリメチルクロロシランによって
シリル化することによる、1,2,4,5−テトラキス
(トリメチルシリル)ベンゼンの合成が開示されてい
る。Tetrahedron Lett., 911 (1973)には、1,2,
4,5−テトラキス(トリメチルシリル)ベンゼンの光
分解による異性化で、1,2,3,5−テトラキス(ト
リメチルシリル)ベンゼンが生成することが記載されて
いる。また、Helv. Chim. Acta, 57, 1010 (1974)に
は、1,2,4,5−テトラブロモベンゼンを、THF
中、マグネシウム金属の共存下にジメチルクロロシラン
と反応させて、1,2,4,5−テトラキス(ジメチル
シリル)ベンゼンが得られる反応が報告されている。一
方、Chem. Lett., 471 (1998)によれば、1,2,4,
5−テトラブロモベンゼンを、触媒量のシアン化第一銅
の共存下、マグネシウム金属と共にジイソプロピルクロ
ロシランと反応させることにより、1,2,4,5−テ
トラキス(ジイソプロピルシリル)ベンゼンが得られ
る。さらに、Organometallics, 17, 5830 (1998)におい
ては、THF中で、1,2,4,5−テトラブロモベン
ゼンをジエチルフルオロシランと反応させることによ
り、1,2,4,5−テトラキス(ジエチルシリル)ベ
ンゼンが得られる合成反応が開示されている。特開平1
0−120791においては、1,2,4,5−テトラ
キス(ジメチルシリル)ベンゼンが開示されている。即
ち、ケイ素上の置換基として、水素のほかに、他の官能
基を有するテトラキス(シリル)ベンゼンは、これまで
知られていなかった。
イ素上の置換基としてアルキル基のみを有するもの、及
び水素とアルキル基のみを有するものは知られている。
J. Organomet. Chem., 84, 165 (1975)には、1,2,
4,5−テトラクロロベンゼンを、HMPT中、マグネ
シウム金属の共存下にトリメチルクロロシランによって
シリル化することによる、1,2,4,5−テトラキス
(トリメチルシリル)ベンゼンの合成が開示されてい
る。Tetrahedron Lett., 911 (1973)には、1,2,
4,5−テトラキス(トリメチルシリル)ベンゼンの光
分解による異性化で、1,2,3,5−テトラキス(ト
リメチルシリル)ベンゼンが生成することが記載されて
いる。また、Helv. Chim. Acta, 57, 1010 (1974)に
は、1,2,4,5−テトラブロモベンゼンを、THF
中、マグネシウム金属の共存下にジメチルクロロシラン
と反応させて、1,2,4,5−テトラキス(ジメチル
シリル)ベンゼンが得られる反応が報告されている。一
方、Chem. Lett., 471 (1998)によれば、1,2,4,
5−テトラブロモベンゼンを、触媒量のシアン化第一銅
の共存下、マグネシウム金属と共にジイソプロピルクロ
ロシランと反応させることにより、1,2,4,5−テ
トラキス(ジイソプロピルシリル)ベンゼンが得られ
る。さらに、Organometallics, 17, 5830 (1998)におい
ては、THF中で、1,2,4,5−テトラブロモベン
ゼンをジエチルフルオロシランと反応させることによ
り、1,2,4,5−テトラキス(ジエチルシリル)ベ
ンゼンが得られる合成反応が開示されている。特開平1
0−120791においては、1,2,4,5−テトラ
キス(ジメチルシリル)ベンゼンが開示されている。即
ち、ケイ素上の置換基として、水素のほかに、他の官能
基を有するテトラキス(シリル)ベンゼンは、これまで
知られていなかった。
【0003】テトラキス(シリル)ベンゼン類のケイ素
上の水素は、触媒を用いる脱水素ダブルシリル化、ヒド
ロシリル化、脱水素シリル化等の反応によって不飽和有
機化合物と反応させ、各種の有機基に置換することがで
きる。また、単独で脱水素縮合を行うか、二官能性の不
飽和有機化合物と反応させることによって、含ケイ素ポ
リマーを合成することができる(特開平10−1207
91参照)。従って、ケイ素上の置換基として、水素の
ほかに、官能基を有するテトラキス(シリル)ベンゼン
を合成すれば、その官能基を置換することにより、種々
の置換基を有する含ケイ素ポリマーを合成することが可
能となる。こうして、その溶解性、物性、耐熱性等を制
御することができる。これらの構造を有する含ケイ素ポ
リマーは、耐熱性、力学強度等が極めて高い材料や、セ
ラミックス収率の高いシリコンカーバイド原料等として
期待される。
上の水素は、触媒を用いる脱水素ダブルシリル化、ヒド
ロシリル化、脱水素シリル化等の反応によって不飽和有
機化合物と反応させ、各種の有機基に置換することがで
きる。また、単独で脱水素縮合を行うか、二官能性の不
飽和有機化合物と反応させることによって、含ケイ素ポ
リマーを合成することができる(特開平10−1207
91参照)。従って、ケイ素上の置換基として、水素の
ほかに、官能基を有するテトラキス(シリル)ベンゼン
を合成すれば、その官能基を置換することにより、種々
の置換基を有する含ケイ素ポリマーを合成することが可
能となる。こうして、その溶解性、物性、耐熱性等を制
御することができる。これらの構造を有する含ケイ素ポ
リマーは、耐熱性、力学強度等が極めて高い材料や、セ
ラミックス収率の高いシリコンカーバイド原料等として
期待される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ケイ素上の
置換基として、水素のほかに、官能性のトリフルオロメ
タンスルホニルオキシ基を有するテトラキス(シリル)
ベンゼン類を提供しようとするものである。
置換基として、水素のほかに、官能性のトリフルオロメ
タンスルホニルオキシ基を有するテトラキス(シリル)
ベンゼン類を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を解決するために鋭意検討した結果、アリール基が
電子供与性置換基を有するフェニル基であるテトラキス
(ジアリールシリル)ベンゼン類のケイ素上のアリール
基を、トリフルオロメタンスルホン酸によってトリフル
オロメタンスルホニルオキシ基に置換することにより、
テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ)シリル]ベンゼンが得られることを見いだした。こ
れらの事実に基づいて、本発明を完成するに至った。
題点を解決するために鋭意検討した結果、アリール基が
電子供与性置換基を有するフェニル基であるテトラキス
(ジアリールシリル)ベンゼン類のケイ素上のアリール
基を、トリフルオロメタンスルホン酸によってトリフル
オロメタンスルホニルオキシ基に置換することにより、
テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ)シリル]ベンゼンが得られることを見いだした。こ
れらの事実に基づいて、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明によれば、一般式(1)
【化4】
で表される、テトラキス[ビス(トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ)シリル]ベンゼンが提供される。
ルホニルオキシ)シリル]ベンゼンが提供される。
【0007】本発明のテトラキス[ビス(トリフルオロ
メタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼン類の四個の
シリル基が置換されたベンゼン核の置換位置は、1,
2,4,5−置換体、1,2,3,5−置換体、及び
1,2,3,4−置換体の三種類が考えられ、原料の一
般式(2)
メタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼン類の四個の
シリル基が置換されたベンゼン核の置換位置は、1,
2,4,5−置換体、1,2,3,5−置換体、及び
1,2,3,4−置換体の三種類が考えられ、原料の一
般式(2)
【化5】
(式中、Rは電子供与性置換基を有するフェニル基を表
す。)で表される、テトラキス(ジアリールシリル)ベ
ンゼン類の選択によって、任意のものが提供される。
す。)で表される、テトラキス(ジアリールシリル)ベ
ンゼン類の選択によって、任意のものが提供される。
【0008】本発明の原料は、一般式(2)
【化6】
(式中、Rは、電子供与性置換基を有するフェニル基を
表す。)で表される、テトラキス(ジアリールシリル)
ベンゼン類である。一般式(2)における電子供与性と
しては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、sec
−ブチル基、t−ブチル基、メトキシ基、ジメチルアミ
ノ基等をあげることができ、一般式(2)における電子
供与性置換基を有するフェニル基を例示すれば、p−ト
リル基、m−トリル基、p−エチルフェニル基、p−イ
ソプロピルフェニル基、p−sec−ブチルフェニル
基、p−t−ブチルフェニル基、p−アニシル基、m−
アニシル基、3,5−ジメチルフェニル基、3,4−ジ
メトキシフェニル基、p−N,N−ジメチルアミノフェ
ニル基等を挙げることができる。
表す。)で表される、テトラキス(ジアリールシリル)
ベンゼン類である。一般式(2)における電子供与性と
しては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、sec
−ブチル基、t−ブチル基、メトキシ基、ジメチルアミ
ノ基等をあげることができ、一般式(2)における電子
供与性置換基を有するフェニル基を例示すれば、p−ト
リル基、m−トリル基、p−エチルフェニル基、p−イ
ソプロピルフェニル基、p−sec−ブチルフェニル
基、p−t−ブチルフェニル基、p−アニシル基、m−
アニシル基、3,5−ジメチルフェニル基、3,4−ジ
メトキシフェニル基、p−N,N−ジメチルアミノフェ
ニル基等を挙げることができる。
【0009】トリフルオロメタンスルホン酸は、テトラ
キス(ジアリールシリル)ベンゼン類の置換するアリー
ル基に対する当量を用いればよいが、多すぎても中心の
ベンゼン核とケイ素との結合が切れることもあり得るの
で、当量の2倍程度にとどめることが望ましい。トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ化の溶媒としては、一般
にアリールシラン類のトリフルオロメタンスルホニルオ
キシ化に用いられる溶媒を用いることができるが、これ
を例示すれば、トルエン等の芳香族炭化水素系溶媒や、
ジクロロメタン等のハロゲン系有機溶媒等を用いること
ができる。反応温度は−80℃から40℃までの温度で
反応させることが可能であるが、反応の選択性等を考慮
すれば、−60℃から室温までの温度範囲が好ましく、
−40℃から0℃がより好ましい。
キス(ジアリールシリル)ベンゼン類の置換するアリー
ル基に対する当量を用いればよいが、多すぎても中心の
ベンゼン核とケイ素との結合が切れることもあり得るの
で、当量の2倍程度にとどめることが望ましい。トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ化の溶媒としては、一般
にアリールシラン類のトリフルオロメタンスルホニルオ
キシ化に用いられる溶媒を用いることができるが、これ
を例示すれば、トルエン等の芳香族炭化水素系溶媒や、
ジクロロメタン等のハロゲン系有機溶媒等を用いること
ができる。反応温度は−80℃から40℃までの温度で
反応させることが可能であるが、反応の選択性等を考慮
すれば、−60℃から室温までの温度範囲が好ましく、
−40℃から0℃がより好ましい。
【0010】こうして得られるテトラキス[ビス(トリ
フルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼン類
は、単離する必要なく、そのままトリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基の置換反応に共することができる。
フルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼン類
は、単離する必要なく、そのままトリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基の置換反応に共することができる。
【0011】本発明において提供されるテトラキス[ビ
ス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベ
ンゼン類は、抽出、再結晶等によって容易に分離精製す
ることができる。
ス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベ
ンゼン類は、抽出、再結晶等によって容易に分離精製す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下に実施例を示して、本発明の態様を明ら
かにするが、本発明は、もとより以下の実施例に限定さ
れるものではない。
かにするが、本発明は、もとより以下の実施例に限定さ
れるものではない。
【0013】実施例1
窒素雰囲気下、1,2,4,5−テトラキス[ジ(p−
トリル)シリル]ベンゼン200mg(0.218mm
ol)をトルエン3mLに溶解し、−20℃でかくはん
しながら、トリフルオロメタンスルホン酸0.24mL
(2.7mmol)を加えた。約2時間−25℃〜−1
5℃でかくはんすると1,2,4,5−テトラキス[ビ
ス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベ
ンゼンが不溶物としてトルエン溶液から分離した。その
後さらに−15℃に22時間保った後、シリンジを用い
−30℃で溶液部分を除去した。さらに不溶物をトルエ
ン2mLで2回洗浄した後、室温で真空乾燥した。収量
270mg(90%)
トリル)シリル]ベンゼン200mg(0.218mm
ol)をトルエン3mLに溶解し、−20℃でかくはん
しながら、トリフルオロメタンスルホン酸0.24mL
(2.7mmol)を加えた。約2時間−25℃〜−1
5℃でかくはんすると1,2,4,5−テトラキス[ビ
ス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベ
ンゼンが不溶物としてトルエン溶液から分離した。その
後さらに−15℃に22時間保った後、シリンジを用い
−30℃で溶液部分を除去した。さらに不溶物をトルエ
ン2mLで2回洗浄した後、室温で真空乾燥した。収量
270mg(90%)
【0014】1,2,4,5−テトラキス[ビス(トリ
フルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンの
スペクトルデータは、次の通りであった。1 H NMR (CD3CN, 499.1 MH
z): δ 5.79 (4H, s、Si−H),
8.27 (2H, s、C−H).
フルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンの
スペクトルデータは、次の通りであった。1 H NMR (CD3CN, 499.1 MH
z): δ 5.79 (4H, s、Si−H),
8.27 (2H, s、C−H).
【0015】
【発明の効果】本発明によって、耐熱性含ケイ素ポリマ
ー製造のためのモノマーとなり、また、他のモノマーの
製造原料となる、テトラキス[ビス(トリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンが提供される。
ー製造のためのモノマーとなり、また、他のモノマーの
製造原料となる、テトラキス[ビス(トリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンが提供される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−233176(JP,A)
Journal of Organo
metallic Chemistr
y,1989,No.378,C1−C5 C
hem.Ber.,1992,No.125,
P47−53
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C07F 7/12
CA(STN)
CAOLD(STN)
REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(1) 【化1】 で表される、テトラキス[ビス(トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ)シリル]ベンゼン。 - 【請求項2】一般式(2) 【化2】 (式中、Rは、電子供与性置換基を有するフェニル基を
表す。)で表される、テトラキス(ジアリールシリル)
ベンゼンをトリフルオロメタンスルホン酸で置換基Rを
トリフルオロメタンスルホニルオキシ置換することを特
徴とする、一般式(1) 【化3】 で表される、テトラキス[ビス(トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ)シリル]ベンゼンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22144399A JP3385354B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22144399A JP3385354B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンとその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001048888A JP2001048888A (ja) | 2001-02-20 |
JP3385354B2 true JP3385354B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=16766825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22144399A Expired - Lifetime JP3385354B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | テトラキス[ビス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)シリル]ベンゼンとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385354B2 (ja) |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP22144399A patent/JP3385354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
Journal of Organometallic Chemistry,1989,No.378,C1−C5 Chem.Ber.,1992,No.125,P47−53 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001048888A (ja) | 2001-02-20 |
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