JP3384446B2 - 表示パネル製造方法及び表示パネル移載方法 - Google Patents

表示パネル製造方法及び表示パネル移載方法

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JP3384446B2 JP00254599A JP254599A JP3384446B2 JP 3384446 B2 JP3384446 B2 JP 3384446B2 JP 00254599 A JP00254599 A JP 00254599A JP 254599 A JP254599 A JP 254599A JP 3384446 B2 JP3384446 B2 JP 3384446B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示パネル製造
方法及び表示パネル移載方法に関し、詳しくは、特に液
晶パネル等の表示パネルの製造方法及び表示パネルが収
納されている第1のカセットから第2のカセットに表示
パネルを移し替える表示パネル移載方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器の出力表示体としては
表示パネルが使用されており、表示パネルの中でも特に
液晶パネルは、低消費電力、薄型軽量、低電圧駆動など
の特徴を活かし、パーソナルコンピュータやワードプロ
セッサなどのディスプレイとして広く使用されている。
液晶パネルは図9の斜視図及び正面図に示すように、2
枚のガラス基板であるTFT基板1とカラーフィルタ基
板2とがシール3により内部に5〜6μmほどの隙間
(ギャップ)が形成されるように貼り合わされて構成さ
れており、このギャップに液晶が封入されている。な
お、液晶パネルの下端面には液晶注入口4が設けられて
おり、この部分にはシール3は施されていない。
【0003】通常、このような液晶パネルは図10のブ
ロック図に示す各工程により製造される。まず、1つの
大面積のガラス基板に、洗浄・乾燥・配向膜印刷・ラビ
ング・シール印刷等の工程からなるTFT基板形成工程
5を施すことにより、TFT基板1を作成する。一方、
別の大面積のガラス基板に、洗浄・乾燥・配向膜印刷・
ラビング・スペーサ配布等の工程からなるカラーフィル
タ基板形成工程6を施すことにより、カラーフィルタ基
板2を作成する。次に、でき上がったTFT基板1とカ
ラーフィルタ基板2とをギャップを設けて貼り合わせる
重ね合わせ工程7を行い、2枚のガラス基板を貼り合わ
せる。
【0004】このようにして貼り合わせた大面積のガラ
ス基板を、切断工程8にて表示部のサイズ、例えば12
型〜15型等のサイズに適合した大きさの複数の液晶パ
ネルに切断する。切断は、ダイヤモンドカッターにより
TFT基板1とカラーフィルタ基板2の表面にスクライ
ブした後、衝撃を加えて、スクライブに沿って液晶パネ
ルを分離する方法で行われる。切断された液晶パネルは
図9に示した形状となる。切断工程8終了後、液晶注入
工程9にて液晶パネルのギャップ内に液晶材料を注入す
る。この液晶注入工程9は以下に示すように行われる。
まず、図11に示すように複数の液晶パネルPと、液晶
材料10が入っている液晶皿11とを真空槽12内に入
れて、真空槽12内を排気する。次に、真空槽12内の
圧力が十分低くなったら、液晶パネルPの液晶注入口4
を液晶皿11の液晶材料10に浸し、真空槽12内を大
気圧にする。このように減圧下にて液晶パネルPを液晶
材料10に浸し、その後、真空槽12内を加圧すること
により、液晶材料10は毛細管現象及び液晶パネルP内
の圧力と真空槽12内との圧力差によってギャップ内に
充填される。
【0005】液晶注入工程9により液晶材料10の充填
が完了すると、封孔工程13にて液晶パネルPの液晶注
入口4を封孔し、液晶材料10を密閉する。封孔工程1
3は、拭き取り・UV樹脂塗布・UV照射等の工程から
なる。その後は、研磨・偏光板貼付・検査等の諸工程が
施され液晶パネルが完成する。
【0006】なお、以上の諸工程を行う製造ラインにお
いて、特に切断工程8後は液晶パネルを保管、搬送、処
理するために液晶パネル収納用のカセットが使用され
る。一般にこのカセットはその外形が同型のカセットが
使用されている。このように外形が同型のカセットを使
用するのは、上述のように液晶パネルには種々のサイズ
あるが、液晶パネルの品種ごとにカセットの外形サイズ
を変えていては製造ラインの自動化が阻害されるためで
ある。また、サイズの異なるパネルを製造ラインに載せ
る場合には、仕切りである保持板を移動させたりするこ
とによってパネルを収納している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶パネル製造工程では以下に示すような問題が生じて
いた。近年、液晶パネルは利用分野の多様化等により大
型化が要求され、また、広視野角の確保や表示速度の応
答性向上等のため狭ギャップ化が要求されているが、こ
れらパネルの大型化、狭ギャップ化により、単位パネル
枚数当たりの液晶注入時間が他の工程と比較して大幅に
増大することとなった。例えば、液晶注入工程9は切断
工程8、封孔工程13等に比べ4〜5倍の時間を要する
ようになった。従って、液晶パネルの製造ラインにおい
ては液晶注入工程9の時間効率向上の必要性が生じてい
た。ここで、液晶注入工程9の時間効率向上を図るに
は、例えば一般に高価な液晶注入装置の台数を増加する
こと等が考えられる。しかし、これらは液晶注入工程の
時間効率向上が図れたとしても他の既存の工程や製造ラ
インに影響を与える場合があり、またコスト面等から勘
案すると好ましくなく、実際には製造工程、製造ライン
全体としての製造効率向上を図る必要がある。
【0008】本発明は以上に示した従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、ラインの自動化が行われてお
り、各工程にて規格化されたカセットを使用する表示パ
ネル製造ラインにおいても、大型化、狭ギャップ化され
た多品種の表示パネルを単一の製造ラインで製造するに
あたっての製造工程、製造ラインの効率向上を図ること
ができる表示パネル製造方法及び表示パネル移載方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め提供する本願第1の発明にかかる表示パネル製造方法
は、その直前の処理工程と比較して、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する1の処理工程を有する表示
パネル製造方法において、前記直前の処理工程で使用さ
れた表示パネルを収納したカセットから、そのカセット
と同型の外型サイズをなす前記1の処理工程で使用され
るカセットへ表示パネルの処理単位数を増加して表示パ
ネルを移し替える移載工程を有することを特徴とする表
示パネル製造方法である。
【0010】かかる表示パネルの製造方法によれば、例
えば液晶パネルの製造工程において、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する液晶注入工程での液晶パネ
ルの処理単位数を、その直前の処理工程である切断工程
での液晶パネルの処理単位数より多くすることができ
る。従って、従来の製造ラインをそのまま利用する場合
であっても、特には液晶注入装置の台数を増加させる必
要はなく、また、外型サイズが同型のカセット同士を用
いているので他の既存の工程や製造ラインに影響を与え
ることなく、液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率
向上を図ることができる。
【0011】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第2の発明にかかる表示パネル製造方法は、その直
後の処理工程と比較して、単位パネル枚数当たりの処理
時間を多く要する1の処理工程を有する表示パネル製造
方法において、前記1の処理工程で使用された、表示パ
ネルを収納したカセットから、そのカセットと同型の外
型サイズをなす前記直後の処理工程で使用されるカセッ
トへ表示パネルの処理単位数を減少して表示パネルを移
し替える移載工程を有することを特徴とする表示パネル
製造方法である。
【0012】かかる表示パネルの製造方法によれば、例
えば液晶パネルの製造工程において、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する液晶注入工程での液晶パネ
ルの処理単位数を、その直後の処理工程である封孔工程
での液晶パネルの処理単位数より多くすることができ
る。従って、従来の製造ラインをそのまま利用する場合
であっても、特には液晶注入装置の台数を増加させる必
要はなく、また、外型サイズが同型のカセット同士を用
いているので他の既存の工程や製造ラインに影響を与え
ることなく、液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率
向上を図ることができる。
【0013】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第3の発明にかかる表示パネル製造方法は、その直
前の処理工程及びその直後の処理工程と比較して、単位
パネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程
を有する表示パネル製造方法において、前記直前の処理
工程で使用された表示パネルを収納したカセットから、
そのカセットと同型の外型サイズをなす前記1の処理工
程で使用されるカセットへ表示パネルの処理単位数を増
加して表示パネルを移し替える移載工程を有することを
特徴とする表示パネル製造方法である。
【0014】かかる表示パネルの製造方法によれば、例
えば液晶パネルの製造工程において、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する液晶注入工程での液晶パネ
ルの処理単位数を、その直前の処理工程である切断工程
及びその直後の処理工程である封孔工程での液晶パネル
の処理単位数より多くすることができる。従って、従来
の製造ラインをそのまま利用する場合であっても、特に
は液晶注入装置の台数を増加させる必要はなく、また、
外型サイズが同型のカセット同士を用いているので他の
既存の工程や製造ラインに影響を与えることなく、液晶
パネルの製造工程、製造ラインの効率向上を図ることが
できる。
【0015】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第4の発明にかかる表示パネル製造方法は、その直
前の処理工程及びその直後の処理工程と比較して、単位
パネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程
を有する表示パネル製造方法において、前記1の処理工
程で使用された、表示パネルを収納したカセットから、
そのカセットと同型の外型サイズをなす前記直後の処理
工程で使用されるカセットへ表示パネルの処理単位数を
減少して表示パネルを移し替える移載工程を有すること
を特徴とする表示パネル製造方法である。
【0016】かかる表示パネルの製造方法によれば、従
来の製造ラインをそのまま利用する場合であっても、特
には液晶注入装置の台数を増加させる必要はなく、ま
た、外型サイズが同型のカセット同士を用いているので
他の既存の工程や製造ラインに影響を与えることなく、
液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率向上を図るこ
とができる。
【0017】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第5の発明にかかる表示パネル製造方法は、その直
前の処理工程と比較して、単位パネル枚数当たりの処理
時間を多く要する1の処理工程を有する表示パネル製造
方法において、前記1の処理工程へ供給するカセットに
収納した表示パネルの処理単位数が前記直前の処理工程
から排出する前記カセットと同型の外型サイズをなすカ
セットに収納した表示パネルの処理単位数より多いこと
を特徴とする表示パネル製造方法である。
【0018】かかる表示パネルの製造方法によれば、例
えば液晶パネルの製造工程において、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する液晶注入工程での液晶パネ
ルの処理単位数を、その直前の処理工程である切断工程
での液晶パネルの処理単位数より多くすることができ
る。従って、従来の製造ラインをそのまま利用する場合
であっても、特には液晶注入装置の台数を増加させる必
要はなく、また、外型サイズが同型のカセット同士を用
いているので他の既存の工程や製造ラインに影響を与え
ることなく、液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率
向上を図ることができる。
【0019】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第6の発明にかかる表示パネル製造方法は、その直
後の処理工程と比較して、単位パネル枚数当たりの処理
時間を多く要する1の処理工程を有する表示パネル製造
方法において、前記1の処理工程から排出するカセット
に収納した表示パネルの処理単位数が前記直後の処理工
程へ供給する前記カセットと同型の外型サイズをなすカ
セットに収納した表示パネルの処理単位数より多いこと
を特徴とする表示パネル製造方法である。
【0020】かかる表示パネルの製造方法によれば、例
えば液晶パネルの製造工程において、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する液晶注入工程での液晶パネ
ルの処理単位数を、その直後の処理工程である封孔工程
での液晶パネルの処理単位数より多くすることができ
る。従って、従来の製造ラインをそのまま利用する場合
であっても、特には液晶注入装置の台数を増加させる必
要はなく、また、外型サイズが同型のカセット同士を用
いているので他の既存の工程や製造ラインに影響を与え
ることなく、液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率
向上を図ることができる。
【0021】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第7の発明にかかる表示パネル製造方法は、その直
前の処理工程及びその直後の処理工程と比較して、単位
パネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程
を有する表示パネル製造方法において、前記1の処理工
程へ供給するカセットに収納した表示パネルの処理単位
数が前記直前の処理工程から排出する前記カセットと同
型の外型サイズをなすカセットに収納した表示パネルの
処理単位数より多いことを特徴とする表示パネル製造方
法である。
【0022】かかる表示パネルの製造方法によれば、例
えば液晶パネルの製造工程において、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する液晶注入工程での液晶パネ
ルの処理単位数を、その直前の処理工程である切断工程
及びその直後の処理工程である封孔工程での液晶パネル
の処理単位数より多くすることができる。従って、従来
の製造ラインをそのまま利用する場合であっても、特に
は液晶注入装置の台数を増加させる必要はなく、また、
外型サイズが同型のカセット同士を用いているので他の
既存の工程や製造ラインに影響を与えることなく、液晶
パネルの製造工程、製造ラインの効率向上を図ることが
できる。
【0023】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第8の発明にかかる表示パネル製造方法は、その直
前の処理工程及びその直後の処理工程と比較して、単位
パネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程
を有する表示パネル製造方法において、前記1の処理工
程から排出するカセットに収納した表示パネルの処理単
位数が前記直後の処理工程へ供給する前記カセットと同
型の外型サイズをなすカセットに収納した表示パネルの
処理単位数より多いことを特徴とする表示パネル製造方
法である。
【0024】かかる表示パネルの製造方法によれば、従
来の製造ラインをそのまま利用する場合であっても、特
には液晶注入装置の台数を増加させる必要はなく、ま
た、外型サイズが同型のカセット同士を用いているので
他の既存の工程や製造ラインに影響を与えることなく、
液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率向上を図るこ
とができる。
【0025】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第9の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願第
1乃至本願第8のいずれか一の発明にかかる表示パネル
製造方法において、移載工程が、表示パネルが収納され
ている第1カセットから表示パネルをその上端面と下端
面とを支持して上方向に取り出す第1動作と、第1カセ
ットから取り出した表示パネルをその下端面と側端面と
を保持する第2動作と、表示パネルを保持したまま第1
カセットの上部位置から表示パネルを移し替える第2カ
セットの上部位置まで横送りする第3動作と、第2カセ
ットに表示パネルをその上端面と下端面とを支持して下
方向に収納する第4動作と、からなる表示パネル移載方
法を有することを特徴とする。
【0026】かかる表示パネルの製造方法によれば、表
示パネルの上端面、下端面、両側端面を支持しながらカ
セット内の表示パネルを複数枚一括して移し替えること
ができるため、表示パネルの表面を傷つけることなく安
定して一括移載することができる。
【0027】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第10の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第9の発明にかかる表示パネル製造方法における第1動
作において、表示パネルの上端面を支持する際に表示パ
ネル上端面のピッチを修正することを特徴とする。
【0028】かかる表示パネルの製造方法によれば、表
示パネルを揃えてカセットから取り出し、及び収納する
ことができるため、表示パネルの破損等の事故を防止す
ることができる。
【0029】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第11の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第9の発明にかかる表示パネル製造方法における第2動
作において、表示パネルの側端面を支持する際に表示パ
ネル側端面のピッチを修正することを特徴とする。
【0030】かかる表示パネルの製造方法によれば、表
示パネルを揃えてカセットに収納することができるた
め、表示パネルの破損等の事故を防止することができ
る。
【0031】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第12の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第9乃至本願第11のいずれか一の発明にかかる表示パ
ネル製造方法における第1動作において、表示パネルを
収納した第1カセットが実カセット供給機構によって表
示パネルの取り出しステーションに供給され、表示パネ
ルが取り出された空の第1カセットは空カセット排出機
構によって排出され、第4動作において、空の第2カセ
ットが空カセット供給機構によって表示パネルの収納位
置であるステーションに供給され、表示パネルが収納さ
れた第2カセットは実カセット排出機構によって排出さ
れることを特徴とする。
【0032】かかる表示パネルの製造方法によれば、表
示パネルが取り出された空のカセットを自動で排出し、
かつ表示パネルを収納する空のカセットを自動で供給す
ることができるので、効率的に表示パネルの移し替えを
することができる。
【0033】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第13の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第12の発明にかかる表示パネル製造方法において、移
載工程で使用される表示パネル移載装置のほぼ中央部に
配置された表示パネル移載ユニットを挟んで、装置の一
方側の端部側から実カセットを供給及び排出し、装置の
他方側の端部側から空カセットを供給及び排出すること
を特徴とする。
【0034】かかる表示パネルの製造方法によれば、表
示パネル移載装置を製造ラインに組み込む場合、表示パ
ネルが収納されたカセットを取り扱うエリアと、空のカ
セットを取り扱うエリアとを分けることができるため、
製造ラインの効率化を図ることができる。
【0035】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第14の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第12又は本願第13の発明にかかる表示パネル製造方
法において、第4動作前後に、第2カセットを水平面内
で90°回動させることを特徴とする。
【0036】かかる表示パネルの製造方法によれば、カ
セットに対する表示パネルの収納方向の自由度が増す。
【0037】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第15の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第12乃至本願第14のいずれか一の発明にかかる表示
パネル製造方法において、第1動作前後に、第1カセッ
トを水平面内で90°回動させることを特徴とする。
【0038】かかる表示パネルの製造方法によれば、カ
セットに対する表示パネルの取り出し方向の自由度が増
す。
【0039】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第16の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第1乃至本願第15のいずれか一の発明にかかる表示パ
ネル製造方法において、一対の外部フレーム間に複数の
スライドシャフトを架設し、一対のパネル保持板のうち
少なくとも一方を、スライドシャフト上を摺動自在でか
つ任意の位置に固定できるカセットを用いることを特徴
とする。
【0040】かかる表示パネルの製造方法によれば、あ
らゆるサイズの表示パネルの収納に対応することができ
るため、サイズの異なる表示パネルを製造する際におい
ても、表示パネル製造ラインの自動化を阻害することな
く、製造工程、製造ラインの効率アップを図ることがで
きる。
【0041】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第17の発明にかかる表示パネル製造方法は、本願
第1乃至本願第16のいずれか一の発明にかかる表示パ
ネル製造方法において、前記1の処理工程が、液晶注入
工程であることを特徴とする。
【0042】かかる表示パネルの製造方法によれば、従
来の製造ラインをそのまま利用する場合であっても、特
には液晶注入装置の台数を増加させる必要はなく、ま
た、他の既存の工程や製造ラインに影響を与えることな
く、液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率向上を図
ることができる。
【0043】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第18の発明にかかる表示パネル移載方法は、表示
パネルが収納されている第1カセットから表示パネルを
その上端面と下端面とを支持して上方向に取り出す第1
動作と、第1カセットから取り出した表示パネルをその
下端面と側端面とを保持する第2動作と、表示パネルを
保持したまま第1カセットの上部位置から表示パネルを
移し替える第2カセットの上部位置まで横送りする第3
動作と、前記第1カセットと外型サイズが同型の第2カ
セットに表示パネルをその上端面と下端面とを支持して
下方向に収納する第4動作とからなることを特徴とす
る。
【0044】かかる表示パネルの移載方法によれば、表
示パネルの上端面、下端面、両側端面を支持しながらカ
セット内の表示パネルを複数枚一括して移し替えること
ができるため、表示パネルの表面を傷つけることなく安
定して一括移載することができる。
【0045】また、外型サイズが同型のカセットを用い
ているので、表示パネル製造ラインの自動化を阻害する
ことなく、製造工程、製造ラインの効率アップを図るこ
とができる。
【0046】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第19の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第18の発明にかかる表示パネル移載方法にかかる第1
動作において、表示パネルの上端面を支持する際に表示
パネル上端面のピッチを修正することを特徴とする。
【0047】かかる表示パネルの製造方法によれば、表
示パネルを揃えてカセットから取り出し、及び収納する
ことができるため、表示パネルの破損等の事故を防止す
ることができる。
【0048】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第20の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第18又は本願第19の発明にかかる表示パネル移載方
法における第2動作において、表示パネルの側端面を支
持する際に表示パネル側端面のピッチを修正することを
特徴とする。
【0049】かかる表示パネルの移載方法によれば、表
示パネルを揃えてカセットに収納することができるた
め、表示パネルの破損等の事故を防止することができ
る。
【0050】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第21の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第18乃至本願第20のいずれか一の発明にかかる表示
パネル移載方法における第1動作において、表示パネル
を収納した第1カセットが実カセット供給機構によって
表示パネルの取り出しステーションに供給され、表示パ
ネルが取り出された空の第1カセットは空カセット排出
機構によって排出され、第4動作において、空の第2カ
セットが空カセット供給機構によって表示パネルの収納
位置であるステーションに供給され、表示パネルが収納
された第2カセットは実カセット排出機構によって排出
されることを特徴とする。
【0051】かかる表示パネルの移載方法によれば、表
示パネルが取り出された空のカセットを自動で排出し、
かつ表示パネルを収納する空のカセットを自動で供給す
ることができるので、効率的に表示パネルの移し替えを
することができる。
【0052】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第22の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第21の発明にかかる表示パネル移載方法において、移
載工程で使用される表示パネル移載装置のほぼ中央部に
配置された表示パネル移載ユニットを挟んで、装置の一
方側の端部側から実カセットを供給及び排出し、装置の
他方側の端部側から空カセットを供給及び排出すること
を特徴とする。
【0053】かかる表示パネルの移載方法によれば、表
示パネル移載装置を製造ラインに組み込む場合、表示パ
ネルが収納されたカセットを取り扱うエリアと、空のカ
セットを取り扱うエリアとを分けることができるため、
製造ラインの効率化を図ることができる。
【0054】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第23の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第21又は本願第22の発明にかかる表示パネル移載方
法において、第4動作前後に、第2カセットを水平面内
で90°回動させることを特徴とする。
【0055】かかる表示パネルの移載方法によれば、カ
セットに対する表示パネルの収納方向の自由度が増す。
【0056】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第24の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第21乃至本願第23のいずれか一の発明にかかる表示
パネル移載方法において、第1動作前後に、第1カセッ
トを水平面内で90°回動させることを特徴とする。
【0057】かかる表示パネルの移載方法によれば、カ
セットに対する表示パネルの取り出し方向の自由度が増
す。
【0058】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第25の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第18乃至本願第24のいずれか一の発明にかかる表示
パネル移載方法において、一対の外部フレーム間に複数
のスライドシャフトを架設し、一対のパネル保持板のう
ち少なくとも一方を、スライドシャフト上を摺動自在で
かつ任意の位置に固定できるカセットを用いることを特
徴とする。
【0059】かかる表示パネルの移載方法によれば、あ
らゆるサイズの表示パネルの収納に対応することができ
るため、サイズの異なる表示パネルを製造する際におい
ても、表示パネル製造ラインの自動化を阻害することな
く、製造工程、製造ラインの効率アップを図ることがで
きる。
【0060】また、以上の課題を解決するため提供する
本願第26の発明にかかる表示パネル移載方法は、本願
第18乃至本願第25のいずれか一の発明にかかる表示
パネル移載方法において、表示パネルが−液晶パネルで
あることを特徴とする。
【0061】かかる表示パネルの移載方法によれば、従
来の製造ラインをそのまま利用する場合であっても、特
には液晶注入装置の台数を増加させる必要はなく、ま
た、他の既存の工程や製造ラインに影響を与えることな
く、液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率向上を図
ることができる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態にか
かる表示パネル製造方法及び表示パネル移載方法につい
て、まず、これらの方法において使用される表示パネル
移載装置の説明をし、その後、表示パネル製造ラインと
の関係を説明する。本発明の一実施の形態にかかる表示
パネル製造方法及び表示パネル移載方法において使用さ
れる表示パネル移載装置は図1の斜視図に示すように、
大きく分けて表示パネル21を縦方向に収納した実カセ
ット22a、22bを搬送する実カセット搬送ユニット
23と、空カセット24a、24bを搬送する空カセッ
ト搬送ユニット25と、実カセット22aから表示パネ
ル21を取り出し、空カセット24aに表示パネル21
を収納する表示パネル移載ユニット26とから構成され
る。そして表示パネル移載ユニット26を表示パネル移
載装置の中央部に配置し、この表示パネル移載ユニット
26を挟んで図中手前側に実カセット搬送ユニット23
を配置し、図中奥側に空カセット搬送ユニット25を配
置する。
【0063】実カセット搬送ユニット23は図中その右
側に、表示パネル移載ユニット26へ実カセット22a
を供給する実カセット供給機構27を備え、図中その左
側に、表示パネル移載ユニット26で表示パネル21が
移し替えられた実カセット22bを排出する実カセット
排出機構28を備えている。実カセット供給機構27
は、表示パネル移載ユニット26へ実カセット22aを
供給する際に実カセット22aが一旦停止する場所とな
る第1ステーションST1、第2ステーションST2、
及び第3ステーションST3を有し、実カセット22a
は第1ステーションST1→第2ステーションST2→
第3ステーションST3の順に搬送される。なお、実カ
セット22aの搬送には図示しないが間欠送り搬送機構
が使用される。第1ステーションST1及び第2ステー
ションST2にはそれぞれ実カセット22aの受け台と
なるカセット保持台29が設置され、第3ステーション
ST3には実カセット22aの向きを水平面上で変える
ことができる円板状のカセット回動機構30が設置され
ている。なお、第3ステーションST3においては、こ
のようにカセット回動機構30により実カセット22a
の向きを変えて表示パネル移載ユニット26へ搬送する
ことが可能であるが、カセット回動機構30を作動させ
ずに、すなわち、実カセット22aの向きを変えずに表
示パネル移載ユニット26へ搬送することも可能であ
る。
【0064】同様に、実カセット排出機構28は、表示
パネル移載ユニット26から実カセット22bを排出す
る際に実カセット22bが一旦停止する場所となる第1
6ステーションST16、第17ステーションST1
7、及び第18ステーションST18を有する。但し、
実カセット排出機構28においては、実カセット22b
は第16ステーションST16→第17ステーションS
T17→第18ステーションST18の順に、すなわ
ち、実カセット供給機構27とは逆の流れで搬送され
る。なお、実カセット供給機構27と同様に、第17ス
テーションST17及び第18ステーションST18に
はそれぞれ実カセット22bの受け台となるカセット保
持台29が設置され、第16ステーションST16には
実カセット22bの向きを水平面上で変えることができ
る円板状のカセット回動機構30が設置されている。
【0065】一方、空カセット搬送ユニット25は図中
その左側に、表示パネル移載ユニット26へ空カセット
24aを供給する空カセット供給機構31を備え、図中
その右側に、表示パネル移載ユニット26で表示パネル
21が取り出された空カセット24bを排出する空カセ
ット排出機構32を備えている。空カセット供給機構3
1は、その基本的構成を実カセット供給機構27とほぼ
同じくしており、表示パネル移載ユニット26へ空カセ
ット24aを供給する際に空カセット24aが一旦停止
する場所となる第10ステーションST10、第11ス
テーションST11、及び第12ステーションST12
(便宜上、図示せず)を有し、空カセット24aは第1
0ステーションST10→第11ステーションST11
→第12ステーションST12の順に搬送される。ま
た、実カセット供給機構27と同様に、第10ステーシ
ョンST10及び第11ステーションST11にはそれ
ぞれ空カセット24aの受け台となるカセット保持台2
9が設置され、第12ステーションST12には空カセ
ット24aの向きを水平面上で変えることができる円板
状のカセット回動機構30が設置されている。
【0066】同様に、空カセット排出機構32は、表示
パネル移載ユニット26から空カセット24bを排出す
る際に空カセット24bが一旦停止する場所となる第7
ステーションST7、第8ステーションST8、及び第
9ステーションST9を有する。そして、空カセット排
出機構32においては、空カセット24bは第7ステー
ションST7→第8ステーションST8→第9ステーシ
ョンST9の順に、すなわち、空カセット供給機構31
とは逆の流れで搬送される。なお、空カセット供給機構
31と同様に、第8ステーションST8及び第9ステー
ションST9にはそれぞれ空カセット24bの受け台と
なるカセット保持台29が設置され、第7ステーション
ST7には空カセット24bの向きを水平面上で変える
ことができる円板状のカセット回動機構30が設置され
ている。
【0067】次に、表示パネル移載ユニット26につい
て説明する。表示パネル移載ユニット26は、設置台3
3と、この設置台33に組み込まれた表示パネル移載機
構34とから構成され、表示パネル移載ユニット26は
図1に示すように、空カセット搬送ユニット25側に1
°程度傾倒して設置されている。このように表示パネル
移載ユニット26を空カセット搬送ユニット25側に1
°程度傾倒して設置することにより、重力により縦方向
に並んでいる表示パネル21は一方向に全部傾倒してい
るので、後述するようにカセット内に収納されている表
示パネル21のピッチが一定になる。設置台33は、図
中その上面右側に、実カセット22a及び空カセット2
4bを搬送するカセット搬送機構35を備え、図中その
上面左側に、空カセット24a及び実カセット22bを
搬送するカセット搬送機構36を備えている。カセット
搬送機構35は第4ステーションST4、第5ステーシ
ョンST5(取り出しステーション)、及び第6ステー
ションST6を有し、実カセット22aは図示しない間
欠送り搬送機構により第4ステーションST4→第5ス
テーションST5→第6ステーションST6の順に搬送
される。ここで、第5ステーションST5には後述する
表示パネル移載機構34の表示パネル上下動機構45が
上下動できるように長方形の孔部37が設けられてお
り、この第5ステーションST5において実カセット2
2aから表示パネル21が取り出される。従って、第4
ステーションST4から第5ステーションST5に搬送
された実カセット22aは表示パネル21が取り出され
た後、空カセット24bとなり第6ステーションST6
に搬送される。なお、第4ステーションST4及び第6
ステーションST6にはそれぞれ実カセット22a又は
空カセット24bの受け台となるカセット保持台29が
設置される。さらに、第5ステーションST5には、第
5ステーションST5での実カセット22aの位置を表
示パネルのピッチ方向(表示パネル移載装置の長手方
向)にずらすことができるカセット送り機構(図示せ
ず)が設けられている。このカセット送り機構で実カセ
ット22aの位置を変えることにより、後述する表示パ
ネル移載機構34が1サイクルの動作で取り出す実カセ
ット22a内の表示パネル21の枚数を増減することが
できる。
【0068】一方、カセット搬送機構36は、その基本
的構成をカセット供給機構35とほぼ同じくしており、
第13ステーションST13、第14ステーションST
14(収納ステーション)、及び第15ステーションS
T15を有し、空カセット24aは図示しない間欠送り
搬送機構により第13ステーションST13→第14ス
テーションST14→第15ステーションST15の順
に搬送される。第14ステーションST14には第5ス
テーションST5と同様、孔部38が設けられており、
この第14ステーションST14において後述する表示
パネル移載機構34により空カセット24aへ表示パネ
ル21が収納される。従って、第13ステーションST
13から第14ステーションST14に搬送された空カ
セット24aは表示パネル21を収納した後、実カセッ
ト22bとなり第15ステーションST15に搬送され
る。なお、カセット供給機構35と同様に、第13ステ
ーションST13及び第15ステーションST15には
それぞれ空カセット24a又は実カセット22bの受け
台となるカセット保持台29が設置される。さらに、第
5ステーションST5と同様に第14ステーションST
14にもカセット送り機構(図示せず)が設けられてい
る。このカセット送り機構で空カセット24aの位置を
変えることにより、後述する表示パネル移載機構34が
1サイクルの動作で収納する空カセット24a内の表示
パネル21の枚数を増減することができる。
【0069】また、以上に説明した設置台33は、図中
その上面中央部で第5ステーションST5と第14ステ
ーションST14との間に、カセット位置決め機構39
を備えている。このカセット位置決め機構39は、セン
サー40により側方から第5ステーションST5又は第
14ステーションST14に停止する実カセット22a
又は空カセット24aの側板に設けられた溝を検知する
ことで、実カセット22a又は空カセット24aの停止
位置の補正を行う。なお、この補正のための実カセット
22a又は空カセット24aの移動は、上述したカセッ
ト送り機構(図示せず)により行う。さらに、設置台3
3は後述する表示パネル移載機構34の保持ブロック4
1の2本の脚部42に、後述する下面受けローラ62に
付着する液晶等の汚れを除去する拭き取り機構43をそ
れぞれ備えている。但し、図1においては説明の便宜
上、1つの拭き取り機構43しか記載していない。この
拭き取り機構43については後述する。また、設置台3
3は第5ステーションST5及び第14ステーションS
T14の下部に同様の拭き取り機構44をそれぞれ備え
ているが、この拭き取り機構44についても後述する。
【0070】次に、設置台33に組み込まれた表示パネ
ル移載機構34について説明する。表示パネル移載機構
34は図1乃至図3の斜視図に示すように、第5ステー
ションST5の下部に配置した表示パネル上下動機構4
5と、表示パネル移載機構34の保持ブロック41に設
けられた横送り機構46と、この横送り機構46に取り
付けられた表示パネル上部支え機構47、表示パネル保
持機構48、表示パネル側面ピッチ補正機構49とから
構成される。表示パネル上下動機構45は図3の斜視図
及び図4の正面図に示すように、上下2本の表示パネル
支えローラ50を備えた一対のローラガイド51と、表
示パネル21の下端面に接する一対の表示パネル支えロ
ーラ50の間隔を調節するローラ幅調節機構52と、ロ
ーラガイド51を回転させるローラガイド回転機構53
と、図示しない駆動モータとを有している。ローラガイ
ド回転機構53は、タイミングベルトTBを介して駆動
モータの駆動力をローラガイド51の回転軸55に伝達
することによりローラガイド51を回転させる。また、
表示パネル上下動機構45全体は図示しない駆動モータ
により、設置台33に設けられた横移動スライドガイド
54の溝に沿って第5ステーションST5の下部と第1
4ステーションST14の下部の間を横移動することが
できる。この表示パネル上下動機構45は、第5ステー
ションST5に停止した実カセット22a内の表示パネ
ル21を取り出す際、その下端面を一対の表示パネル支
えローラ50にて支え、駆動モータにより表示パネル上
下動機構45全体を上昇させることによって表示パネル
21を持ち上げる役割を果たす。また、第14ステーシ
ョンST14に停止した空カセット24aに表示パネル
21を収納する際、その下端面を一対の表示パネル支え
ローラ50にて支え、駆動モータにより表示パネル上下
動機構45全体を下降させることによって表示パネル2
1を下げる役割を果たす。
【0071】なお、表示パネル上下動機構45において
は、ローラ幅調節機構52により表示パネル21の下端
面に接する一対の表示パネル支えローラ50の間隔を調
節することができるので、表示パネル21の下端面に設
けられた液晶注入口を避けて表示パネル21を持ち上げ
ることができる。従って、液晶注入口にゴミ等が付着す
るのを防止することができる。また、図1に示すように
設置台33には第5ステーションST5及び第14ステ
ーションST14の下部に、ロール状の拭き取りシート
56を有する拭き取り機構44を設けてあるので、パネ
ル支えローラ50に液晶等の汚れが付いた場合にはロー
ラガイド回転機構53を作動させてローラガイド51を
半回転させ、次に、ローラ幅調節機構52を作動させて
ロール状の拭き取りシート56へ汚れたローラガイド5
1を当接させることにより、液晶等の汚れを吸い取り、
あるいは拭き取って除去することができる。
【0072】横送り機構46は、表示パネル移載機構3
4の保持ブロック41の横送り用スライドガイド57に
取り付けられ、図示しない駆動モータにより横送り用ス
ライドガイド57の溝に沿って第5ステーションST5
の上部と第14ステーションST14の上部の間を横移
動することができる。この横送り機構46には、表示パ
ネル上部支え機構47、表示パネル保持機構48、表示
パネル側面ピッチ補正機構49が取り付けられている。
表示パネル上部支え機構47は、図2に示すように2枚
重ねの櫛歯状の板58を備えた表示パネル上面ピッチ補
正機構59を有し、板58が長溝60に沿って上下動す
る。なお、2枚重ねの櫛歯状の板58は図5に示すよう
に、板58aに対して板58bが微小距離だけスライド
する。また、表示パネル保持機構48と、表示パネル側
面ピッチ補正機構49は表示パネル上部支え機構47を
挟んでその両側に各々1組(又は1個) 配置され、横送
り機構46のスライドガイド61にそれぞれが横方向に
スライドできるように設けられている。表示パネル保持
機構48は下面受けローラ62と側面受けローラ63を
備えた保持部64と、保持部64をその両端に取り付け
た回転機構65と、アーム66とから構成され、回転機
構65により保持部64は軸67を軸として水平面内で
回転する。なお、前述したように図1に示した設置台3
3には表示パネル移載機構34の保持ブロック41の2
本の脚部42に、下面受けローラ62に付着する液晶等
の汚れを除去する拭き取り機構43をそれぞれ備えてい
る。(但し、図1においては説明の便宜上、1つの拭き
取り機構43しか記載していない。)この拭き取り機構
43は前述の拭き取り機構44とほぼ構成を同じくする
ものであり、このように拭き取り機構43を設けてある
ので、表示パネル21の下端面を支える下面受けローラ
62に液晶等の汚れが付いた場合には回転機構65を作
動させて保持部64を半回転させ、次に、アーム66を
スライドさせて拭き取り機構43のロール状の拭き取り
シート68へ汚れた下面受けローラ62を当接させるこ
とにより、液晶等の汚れを吸い取り、あるいは拭き取っ
て除去することができる。一方、表示パネル側面ピッチ
補正機構49は図5に示した表示パネル上部支え機構4
7と同様、2枚重ねの櫛歯状の板69を有し、板69a
に対して板69bが微小距離だけスライドする。また、
横送り機構46には、図示しないがカセット位置決め機
構が備えられ、センサーにて上方から第5ステーション
ST5又は第14ステーションST14に停止する実カ
セット22a又は空カセット24aの側板に設けられた
エッジを検知することで、実カセット22a又は空カセ
ット24aの停止位置の補正を行う。
【0073】ところで、以上に説明した本実施の形態に
かかる表示パネル移載装置において使用されるカセット
を図6(a)及び(b)の平面図に示す。図6(a)に
示したカセットは図1の実カセット22a及び空カセッ
ト24bであり、これは図3の斜視図にも、後述するロ
ック機構73等を省略した形で簡略化して表されてい
る。また、図6(b)に示したカセットは図1の実カセ
ット22b及び空カセット24aである。図6(a)に
示すように、実カセット22a及び空カセット24b
は、一対の外部フレーム70と、この、一対の外部フレ
ーム70間に架設した複数のスライドシャフト71と、
表示パネルを保持する一対の表示パネル保持板72とか
ら構成される。各表示パネル保持板72の両端部にはそ
れぞれロック機構73が設けられ、このロック機構73
はスライドシャフト71上に設置されている。ロック機
構73により、スライドシャフト71上を摺動する一対
の表示パネル保持板72を任意の位置でロックすること
ができるため、表示パネルのサイズに応じて一対の表示
パネル保持板72の間隔を変えることができ、種々のサ
イズの表示パネルを収納することができる。また、図7
の斜視図に示すように表示パネル保持板72には複数の
凹状の溝74が設けられ、表示パネル21は各溝74に
挿入されて溝74の終端部75にて保持される。そし
て、図6(b)に示すように、実カセット22b及び空
カセット24aはほぼその構成を図6(a)に示した実
カセット22a及び空カセット24bと同じくし、それ
ぞれの外形は同じであるが、図6(a)に示した実カセ
ット22a及び空カセット24bは表示パネル保持板7
2がカセットの長手方向に摺動するように構成され、図
6(b)に示した実カセット22b及び空カセット24
aは表示パネル保持板72がカセットの長手方向と垂直
の向きに摺動するように構成される。
【0074】なお、本実施の形態に示した表示パネル移
載装置においては、実カセットの供給口及び排出口の位
置、すなわち、図1における第1ステーションST1又
は第18ステーションST18の位置は本実施の形態に
示した位置に限られるものではなく、後述する製造ライ
ンのエリアの配置等により、カセットの搬送が効率的と
なるよう設定することができる。
【0075】次に、以上に示した本発明の一実施の形態
にかかる表示パネル移載装置について、表示パネル製造
ラインとの関係及びその動作を説明する。図1に示した
表示パネル移載装置は、例えば図8(a)の液晶パネル
製造ラインのブロック図に示すように、ガラス基板を液
晶パネルのサイズに切断する切断工程エリア81、液晶
パネルに液晶を注入する注入工程エリア82、液晶が注
入された表示パネルの液晶注入口を封孔する封孔工程エ
リア83の近傍に設けられた移載工程エリア84に、移
載装置A及び移載装置Bとして設置される。移載装置A
及び移載装置Bのカセット供給口85及びカセット排出
口86はそれぞれ図1に示した表示パネル移載装置の第
1ステーションST1及び第18ステーションST18
であり、カセット供給口87及びカセット排出口88は
それぞれ図1に示した表示パネル移載装置の第10ステ
ーションST10及び第9ステーションST9である。
移載装置Aは切断工程エリア81から排出された例えば
液晶パネルが40枚入った2個のカセットから、注入工
程エリア82へ供給される空のカセットに液晶パネルを
80枚にして移し替える動作を行い、移載装置Bは注入
工程エリア82から排出された液晶パネルが80枚入っ
たカセットから、封孔工程エリア83へ供給される空の
2個のカセットに液晶パネルをそれぞれ40枚にして移
し替える動作を行う。
【0076】以上に示した動作を移載工程エリア84に
て行うことにより、切断工程及び封孔工程で従来処理し
ていた液晶パネルの処理枚数(40枚)を変化させるこ
となく、液晶注入工程で処理する液晶パネル処理枚数を
効率よく増加させることができる。これにより、特に液
晶注入装置の台数を増加させることなく、また、他の既
存の工程や製造ラインに影響を与えることなく、すなわ
ち、従来の製造ラインをそのまま利用して液晶パネルの
製造工程、製造ラインの効率アップを図ることができ
る。なお、移載装置と液晶パネル製造ラインとの関係に
おいては、図8(b)の液晶パネル製造ラインのブロッ
ク図に示すように、移載工程エリア84に一台の移載装
置Cを設置してもよい。この場合、切断工程エリア81
から排出された液晶パネルが40枚入った2個のカセッ
トから、注入工程エリア82へ供給される空のカセット
に液晶パネルを80枚にして移し替える動作と、注入工
程エリア82から排出された液晶パネルが80枚入った
カセットから、封孔工程エリア83へ供給される空の2
個のカセットに液晶パネルをそれぞれ40枚にして移し
替える動作とを一台の移載装置Cで行う。このように移
載装置の設置台数及び設置場所は、液晶パネル製造ライ
ンにおける製造効率を考慮して選択的に決定することが
できる。
【0077】次に、以上に示した液晶パネル製造ライン
に配置される表示パネル移載装置の動作について、図8
(a)の液晶パネル製造ラインに配置された場合を例に
して説明する。まず、切断工程エリア81から排出され
た実カセット22aが移載装置Aに搬送される。すなわ
ち、図1に示すように表示パネル21が移載装置Aの長
手方向に40枚収納された実カセット22aを、実カセ
ット供給機構27の第1ステーションST1に載せる。
第1ステーションST1に載せられた実カセット22a
は図示しない間欠送り搬送機構により順次第5ステーシ
ョンST5まで搬送される。第5ステーションST5ま
で搬送された実カセット22aは設置台33に設けられ
たカセット位置決め機構39と、横送り機構46に設け
られた図示しないカセット位置決め機構により停止位置
の補正が行われる。次に、図3に示すように、第5ステ
ーションST5の下部に配置した表示パネル上下動機構
45が実カセット22a内の表示パネル21の下端面ま
で上昇し、40枚の表示パネル21の下端面を支持す
る。また、表示パネル上部支え機構47の板58が下降
し、表示パネル21の上端面における各表示パネル同士
の間隙に2枚重ねの櫛歯状の板58の櫛歯がそれぞれ差
し込まれる。ここで、表示パネル移載ユニット26は空
カセット搬送ユニット25側に1°程度傾倒して設置さ
れているので、板58の櫛歯の差し込みを容易に行うこ
とができる。そして、板58aに対して板58bが微小
距離だけスライドすることにより、表示パネル21の上
端面のピッチを揃えると共に表示パネル21の上端面が
支持される。このようにピッチを揃えることにより、カ
セットから表示パネル21を取り出し、又は収納する際
に、図7に示す表示パネル保持板72の溝74に表示パ
ネル21が接触しないため、表示パネル21は割れ欠け
等の破損を生じることなくスムーズに移載される。
【0078】次に、表示パネル21の下端面及び上端面
を支持しながら表示パネル上下動機構45と表示パネル
上部支え機構47の板58とが同期して上昇する。その
後、図2に示すように表示パネル保持機構48がスライ
ドし、下面受けローラ62と側面受けローラ63にて表
示パネル21の下端面及び側端面を支持する。また、表
示パネル側面ピッチ補正機構49もスライドし、表示パ
ネル21の側端面における各表示パネル同士の間隙に2
枚重ねの櫛歯状の板69の櫛歯がそれぞれ差し込まれ
る。そして、板69aに対して板69bが微小距離だけ
スライドすることにより、表示パネル21の側端面のピ
ッチを揃える。このようにピッチを揃えることにより、
カセットから表示パネル21を取り出し、又は収納する
際に、図7に示す表示パネル保持板72の溝74に表示
パネル21が接触しないため、表示パネル21は割れ欠
け等の破損を生じることなくスムーズに移載される。こ
のように表示パネル21の上端面、下端面、両側端面を
支持した後、表示パネル上下動機構45が下降して実カ
セット22aからの表示パネル21の一括取り出しが完
了する。表示パネル21が取り出された空カセット24
bは、順次第9ステーションST9まで搬送され、表示
パネル移載装置から運び出される。なお、下降した表示
パネル上下動機構45は、設置台33に設けられたスラ
イドガイド54の溝に沿って、第14ステーションST
14の下部に移動する。
【0079】次に、以上の状態で表示パネル21を支持
したまま、横送り機構46が第14ステーションST1
4の上部までスライドする。一方、第10ステーション
ST10に載せられた空カセット24aは順次第14ス
テーションST14まで搬送される。但し途中、第12
ステーションST12においてカセット回動機構30に
より空カセット24aの向きを90°変える。第14ス
テーションST14まで搬送された空カセット24aは
実カセット22aと同様、設置台33に設けられたカセ
ット位置決め機構39と、横送り機構46に設けられた
図示しないカセット位置決め機構により停止位置の補正
が行われる。ここで、空カセット24aは、第14ステ
ーションST14の上部で支持されている40枚の表示
パネル21が下降した際に、空カセット24aの進行方
向側半分部分に40枚の表示パネル21が収納される位
置に停止する。空カセット24aへの収納動作は、ま
ず、第14ステーションST14の下部に移動してきた
表示パネル上下動機構45が上昇し、表示パネル21の
下端面を支持する。次いで、表示パネル保持機構48及
び表示パネル側面ピッチ補正機構49が外側へスライド
した後、表示パネル上下動機構45と表示パネル上部支
え機構47の板58とが同期して下降する。そして、表
示パネル上部支え機構47における2枚重ねの櫛歯状の
板58のロックが解除され、板58が上昇し、また、表
示パネル上下動機構45が下降して40枚の表示パネル
21の収納動作が完了する。次に、進行方向側半分部分
に40枚の表示パネル21が収納された空カセット24
aが、カセット全長の1/2の距離だけ進行方向に進
む。その後、第5ステーションST5に搬送された次の
実カセット22aに収納された40枚の表示パネル21
について、以上に示した表示パネル移載機構34の移し
替え動作が再度行われることにより、空カセット24a
に80枚の表示パネル21が収納され、空カセット24
aは実カセット22bとなる。そして、80枚の表示パ
ネル21が収納された実カセット22bは、16ステー
ションST16にて90°向きが変えられ、順次第18
ステーションST18まで搬送され、そこから取り出さ
れた実カセット22bは注入工程エリア82へ供給され
る。
【0080】以上の動作により80枚の表示パネル21
が収納された実カセット22bは、注入工程エリア82
にて液晶注入が行われる。液晶注入が行われた表示パネ
ル21を収納した実カセット22bは、移載装置Bに搬
送される。すなわち、図示しないが実カセット22bは
移載装置Bの第1ステーションST1に載せられる。な
お、移載装置Bの構成は移載装置Aと同じである。移載
装置Bでは80枚の表示パネル21が収納された実カセ
ット22bから、40枚づつ2個の空カセットに表示パ
ネル21が移し替えられる。移し替えの動作はほぼ移載
装置Aの場合と同様であるので省略するが、表示パネル
移載機構34の1サイクルの移し替え動作における表示
パネル21の枚数を40枚としているため、それに合わ
せたカセット回動機構30によるカセットの回動動作等
のカセットの動きには若干の相違はある。また、移載装
置Bにて移し替えられる表示パネル21には注入工程に
てその下端面に液晶が付着しているので、適宜、前述し
た拭き取り機構43、44にて下面受けローラ62及び
表示パネル支えローラ50に付着する液晶を拭き取る。
以上の移載装置Bの移載動作により移し替えられ、40
枚の表示パネル21が収納された実カセットは、封孔工
程エリア83へ搬送され封孔工程が行われる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる表
示パネル製造方法及び表示パネル移載方法によれば、例
えば液晶パネルの製造工程において、単位パネル枚数当
たりの処理時間を多く要する液晶注入工程での液晶パネ
ルの処理単位数を、その直前の処理工程である切断工程
及びその直後の処理工程である封孔工程での液晶パネル
の処理単位数より多くすることができる。また、効率的
に表示パネルの移し替えをすることができる。従って、
従来の製造ラインをそのまま利用する場合であっても、
特には液晶注入装置の台数を増加させる必要はなく、ま
た、他の既存の工程や製造ラインに影響を与えることな
く、液晶パネルの製造工程、製造ラインの効率向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる表示パネル移載装置を示す斜
視図である。
【図2】 本発明にかかる表示パネル移載装置の表示パ
ネル移載機構を示す斜視図である。
【図3】 本発明にかかる表示パネル移載装置の第5ス
テーションST5に置かれたカセットを示す斜視図であ
る。
【図4】 本発明にかかる表示パネル移載装置の表示パ
ネル上下動機構を示す正面図である。
【図5】 本発明にかかる表示パネル移載装置における
2枚重ねの櫛歯状の板のスライド状態を示す正面図であ
る。
【図6】 本発明にかかる表示パネル移載装置において
使用されるカセットを示す平面図である。
【図7】 本発明にかかる表示パネル移載装置において
使用されるカセットの表示パネル保持板を示す斜視図で
ある。
【図8】 本発明にかかる表示パネル移載装置と表示パ
ネル製造ラインとの関係を示すブロック図である。
【図9】 表示パネルを示す斜視図及び正面図である。
【図10】 表示パネルの製造工程を示すブロック図で
ある。
【図11】 表示パネルの液晶注入工程を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
21 表示パネル 23 実カセット搬送ユニット 25 空カセット搬送ユニット 26 表示パネル移載ユニット 33 設置台 34 表示パネル移載機構 84 移載工程エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−10454(JP,A) 特開 平10−41369(JP,A) 特開 平7−41071(JP,A) 特開 平9−244038(JP,A) 特開 平8−274144(JP,A) 特開 平3−28821(JP,A) 特開 平6−51260(JP,A) 特開 平9−104986(JP,A) 特開 平10−335425(JP,A) 特開 昭56−43718(JP,A) 特開 昭64−57730(JP,A) 特開 平9−115868(JP,A) 特開 平8−198405(JP,A) 特開 平10−245123(JP,A) 特開 平7−235582(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00 G02F 1/1341 H01L 21/68

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その直前の処理工程と比較して、単位パ
    ネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程を
    有する表示パネル製造方法において、前記直前の処理工
    程で使用された表示パネルを収納したカセットから、そ
    のカセットと同型の外型サイズをなす前記1の処理工程
    で使用されるカセットへ表示パネルの処理単位数を増加
    して表示パネルを移し替える移載工程を有することを特
    徴とする表示パネル製造方法。
  2. 【請求項2】 その直後の処理工程と比較して、単位パ
    ネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程を
    有する表示パネル製造方法において、前記1の処理工程
    で使用された、表示パネルを収納したカセットから、そ
    のカセットと同型の外型サイズをなす前記直後の処理工
    程で使用されるカセットへ表示パネルの処理単位数を減
    少して表示パネルを移し替える移載工程を有することを
    特徴とする表示パネル製造方法。
  3. 【請求項3】 その直前の処理工程及びその直後の処理
    工程と比較して、単位パネル枚数当たりの処理時間を多
    く要する1の処理工程を有する表示パネル製造方法にお
    いて、前記直前の処理工程で使用された表示パネルを収
    納したカセットから、そのカセットと同型の外型サイズ
    をなす前記1の処理工程で使用されるカセットへ表示パ
    ネルの処理単位数を増加して表示パネルを移し替える移
    載工程を有することを特徴とする表示パネル製造方法。
  4. 【請求項4】 その直前の処理工程及びその直後の処理
    工程と比較して、単位パネル枚数当たりの処理時間を多
    く要する1の処理工程を有する表示パネル製造方法にお
    いて、前記1の処理工程で使用された、表示パネルを収
    納したカセットから、そのカセットと同型の外型サイズ
    をなす前記直後の処理工程で使用されるカセットへ表示
    パネルの処理単位数を減少して表示パネルを移し替える
    移載工程を有することを特徴とする表示パネル製造方
    法。
  5. 【請求項5】 その直前の処理工程と比較して、単位パ
    ネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程を
    有する表示パネル製造方法において、前記1の処理工程
    へ供給するカセットに収納した表示パネルの処理単位数
    が前記直前の処理工程から排出する前記カセットと同型
    の外型サイズをなすカセットに収納した表示パネルの処
    理単位数より多いことを特徴とする表示パネル製造方
    法。
  6. 【請求項6】 その直後の処理工程と比較して、単位パ
    ネル枚数当たりの処理時間を多く要する1の処理工程を
    有する表示パネル製造方法において、前記1の処理工程
    から排出するカセットに収納した表示パネルの処理単位
    数が前記直後の処理工程へ供給する前記カセットと同型
    の外型サイズをなすカセットに収納した表示パネルの処
    理単位数より多いことを特徴とする表示パネル製造方
    法。
  7. 【請求項7】 その直前の処理工程及びその直後の処理
    工程と比較して、単位パネル枚数当たりの処理時間を多
    く要する1の処理工程を有する表示パネル製造方法にお
    いて、前記1の処理工程へ供給するカセットに収納した
    表示パネルの処理単位数が前記直前の処理工程から排出
    する前記カセットと同型の外型サイズをなすカセットに
    収納した表示パネルの処理単位数より多いことを特徴と
    する表示パネル製造方法。
  8. 【請求項8】 その直前の処理工程及びその直後の処理
    工程と比較して、単位パネル枚数当たりの処理時間を多
    く要する1の処理工程を有する表示パネル製造方法にお
    いて、前記1の処理工程から排出するカセットに収納し
    た表示パネルの処理単位数が前記直後の処理工程へ供給
    する前記カセットと同型の外型サイズをなすカセットに
    収納した表示パネルの処理単位数より多いことを特徴と
    する表示パネル製造方法
  9. 【請求項9】 移載工程が、表示パネルが収納されてい
    る第1カセットから表示パネルをその上端面と下端面と
    を支持して上方向に取り出す第1動作と、第1カセット
    から取り出した表示パネルをその下端面と側端面とを保
    持する第2動作と、表示パネルを保持したまま第1カセ
    ットの上部位置から表示パネルを移し替える第2カセッ
    トの上部位置まで横送りする第3動作と、第2カセット
    に表示パネルをその上端面と下端面とを支持して下方向
    に収納する第4動作と、からなる表示パネル移載方法を
    有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    か一に記載のパネル製造方法。
  10. 【請求項10】 第1動作において、表示パネルの上端
    面を支持する際に表示パネル上端面のピッチを修正する
    ことを特徴とする請求項9に記載の表示パネル製造方
    法。
  11. 【請求項11】 第2動作において、表示パネルの側端
    面を支持する際に表示パネル側端面のピッチを修正する
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の表示
    パネル製造方法。
  12. 【請求項12】 第1動作において、表示パネルを収納
    した第1カセットが実カセット供給機構によって表示パ
    ネルの取り出しステーションに供給され、表示パネルが
    取り出された空の第1カセットは空カセット排出機構に
    よって排出され、第4動作において、空の第2カセット
    が空カセット供給機構によって表示パネルの収納位置で
    あるステーションに供給され、表示パネルが収納された
    第2カセットは実カセット排出機構によって排出される
    ことを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか一
    に記載の表示パネル製造方法。
  13. 【請求項13】 移載工程で使用される表示パネル移載
    装置のほぼ中央部に配置された表示パネル移載ユニット
    を挟んで、装置の一方側の端部側から実カセットを供給
    及び排出し、装置の他方側の端部側から空カセットを供
    給及び排出することを特徴とする請求項12に記載の表
    示パネル製造方法。
  14. 【請求項14】 第4動作前後に、第2カセットを水平
    面内で90°回動させることを特徴とする請求項12又
    は請求項13に記載の表示パネル移載方法。
  15. 【請求項15】 第1動作前後に、第1カセットを水平
    面内で90°回動させることを特徴とする請求項12乃
    至請求項14のいずれか一に記載の表示パネル移載方
    法。
  16. 【請求項16】 一対の外部フレーム間に複数のスライ
    ドシャフトを架設し、一対のパネル保持板のうち少なく
    とも一方を、スライドシャフト上を摺動自在でかつ任意
    の位置に固定できるカセットを用いることを特徴とする
    請求項1乃至請求項15のいずれか一に記載の表示パネ
    ル製造方法。
  17. 【請求項17】 前記1の処理工程が、液晶注入工程で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれ
    か一に記載の表示パネル製造方法。
  18. 【請求項18】 表示パネルが収納されている第1カセ
    ットから表示パネルをその上端面と下端面とを支持して
    上方向に取り出す第1動作と、第1カセットから取り出
    した表示パネルをその下端面と側端面とを保持する第2
    動作と、表示パネルを保持したまま第1カセットの上部
    位置から表示パネルを移し替える第2カセットの上部位
    置まで横送りする第3動作と、前記第1カセットと外型
    サイズが同型の第2カセットに表示パネルをその上端面
    と下端面とを支持して下方向に収納する第4動作とから
    なることを特徴とする表示パネル移載方法。
  19. 【請求項19】 第1動作において、表示パネルの上端
    面を支持する際に表示パネル上端面のピッチを修正する
    ことを特徴とする請求項18に記載の表示パネル移載方
    法。
  20. 【請求項20】 第2動作において、表示パネルの側端
    面を支持する際に表示パネル側端面のピッチを修正する
    ことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の表
    示パネル移載方法。
  21. 【請求項21】 第1動作において、表示パネルを収納
    した第1カセットが実カセット供給機構によって表示パ
    ネルの取り出しステーションに供給され、表示パネルが
    取り出された空の第1カセットは空カセット排出機構に
    よって排出され、第4動作において、空の第2カセット
    が空カセット供給機構によって表示パネルの収納位置で
    あるステーションに供給され、表示パネルが収納された
    第2カセットは実カセット排出機構によって排出される
    ことを特徴とする請求項18乃至請求項20のいずれか
    一に記載の表示パネル移載方法。
  22. 【請求項22】 移載工程で使用される表示パネル移載
    装置のほぼ中央部に配置された表示パネル移載ユニット
    を挟んで、装置の一方側の端部側から実カセットを供給
    及び排出し、装置の他方側の端部側から空カセットを供
    給及び排出することを特徴とする請求項21に記載の表
    示パネル移載方法。
  23. 【請求項23】 第4動作前後に、第2カセットを水平
    面内で90°回動させることを特徴とする請求項21又
    は請求項22に記載の表示パネル移載方法。
  24. 【請求項24】 第1動作前後に、第1カセットを水平
    面内で90°回動させることを特徴とする請求項21乃
    至請求項23のいずれか一に記載の表示パネル移載方
    法。
  25. 【請求項25】 一対の外部フレーム間に複数のスライ
    ドシャフトを架設し、一対のパネル保持板のうち少なく
    とも一方を、スライドシャフト上を摺動自在でかつ任意
    の位置に固定できるカセットを用いることを特徴とする
    請求項18乃至請求項24のいずれか一に記載の表示パ
    ネル移載方法。
  26. 【請求項26】 表示パネルが、液晶パネルであること
    を特徴とする請求項18乃至請求項25のいずれか一に
    記載の表示パネル移載方法。
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