JP3383598B2 - パネル用枠体の取付構造 - Google Patents

パネル用枠体の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パネル用枠体の取
付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、パネル用枠体の取付構造の一形態
として、パネル本体の側縁部にパネル用枠体をビス止め
して取付けるようにしたものがある。 【0003】この際、パネル用枠体には、伸延方向に多
数のビス孔を一定の間隔を開けて形成しており、各ビス
孔にビスを挿通して、同ビスによりパネル本体にパネル
用枠体を締付け固定している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したパ
ネル用枠体の取付構造では、多数のビスを工具により螺
着する作業に手間を要する上に、ビスの頭部がパネル用
枠体の外周面に露出して、美感を損っているという不具
合がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、パネ
ル本体の少なくとも側縁部に取付けるパネル用枠体の取
付構造であって、パネル本体は、その側縁部の端面に被
係止部を外方へ向けて突設する一方、パネル用枠体は、
略面略コ字状に形成した枠体本体の内面に、上記被係止
部に嵌合させて係止する係止部を設けたパネル用枠体の
取付構造において、パネル用枠体は、前後側面部と端面
部とから断面略コ字状に形成した枠体本体と、同枠体本
体の前後側面部の先端部にそれぞれ形成してパネル本体
の端面に係合する係合部と、枠体本体の端面部の内面に
突設して、前記被係止部に係止される係止部とを具備
し、係合部は、前後側面部の内面下部より内方へ対向状
態に突出させた係合片と、前後側面部の下部とから形成
し、係合片がパネル本体の端面に当接し、かつ、前後側
面部の下部がパネル本体の前後側面に当接して係合すべ
く形成し、係止部は、弾性力を有する前後一対の係止片
支柱と、各係止片支柱の先端より内方へ突出状に形成し
た係止片とから形成し、被係止部は、被係止片支柱の先
端部に前後方向に張出し状の被係止片を形成すると共
に、被係止片の前後間隔は、前後一対の係止片の前後幅
よりも幅広に形成して、係合部がパネル本体の端面に係
合する位置にて、被係止片が両係止片の弾性力に抗して
両係止片間に嵌入すると共に、同被係止片に両係止片が
係止されて、枠体本体をパネル本体に固定することがで
きるように構成したことを特徴とするパネル用枠体の取
付構造を提供せんとするものである。 【0006】 【0007】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。 【0008】すなわち、本発明に係るパネル用枠体の取
付構造は、パネル本体は、その側縁部の端面に被係止部
を外方へ向けて突設する一方、パネル用枠体は、略面略
コ字状に形成した枠体本体の内面に、上記被係止部に嵌
合させて係止する係止部を設けている。 【0009】このようにして、パネル本体の被係止部に
パネル用枠体の係止部を嵌合させることにより係止させ
ることができて、パネル用枠体をワンタッチにて楽に取
付けることができる。 【0010】しかも、ビス止めすることがないために、
同ビスの頭部がパネル用枠体の外周面に露出して美感を
損なうということもなく、美感の向上が図れる。 【0011】そして、パネル用枠体は、前後側面部と端
面部とから断面略コ字状に形成した枠体本体と、同枠体
本体の前後側面部の先端部にそれぞれ形成してパネル本
体の端面に係合する係合部と、枠体本体の端面部の内面
に突設して、前記被係止部に係止される係止部とを具備
し、係止部は、弾性力を有する前後一対の係止片支柱
と、各係止片支柱の先端より内方へ突出状に形成した係
止片とから形成して、係合部がパネル本体の端面に係合
する位置にて両係止片が被係止部に係止されて、枠体本
体をパネル本体に固定することができるように構成して
いる。 【0012】このようにして、パネル用枠体を構造簡易
にして確実にパネル本体に係止して取付けることができ
る。 【0013】従って、パネル用枠体の取付作業能率を向
上させることができると共に、パネルの製造コストを低
減させることができる。 【0014】しかも、被係止部は、被係止片支柱の先端
部に前後方向の張出し状の被係止片を形成すると共に、
被係止片の前後間隔は、前後一対の係止片の前後幅より
も幅広に形成して、同被係止片が両係止片の弾性力に抗
して、両係止片間に嵌入して、同被係止片に両係止片が
係止されるべく構成している。 【0015】このようにして、パネル用枠体をパネル本
体の側縁部に押し込むだけで、被係止片に係止片が嵌合
すると共に係止して、係止片支柱の弾性力を係止方向に
保持させることができ、その結果、パネル用枠体を、い
わゆる嵌め殺し状態にして、取付構造を強固なものとな
すことができる。 【0016】 【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 【0017】図1は、仕切壁Hの正面図、図2は、同仕
切壁Hの断面平面図である。 【0018】そして、仕切壁Hは、図1及び図2に示す
ように、本発明に係るパネル用枠体1をパネル本体2の
周縁部に取付けて構成した三枚のパネルP,P,Pを具
備しており、左右側のパネルP,Pを床部Fと左右側壁
部K,Kとに固定して固定側パネルとなし、中間のパネ
ルPを右側のパネルPに蝶番10を介して開閉自在に取付
けて可動側パネル(ドア)となしている。11はロック用
係止片、12はロック用係止片受体、13は可動側パネル受
体、14は脚体である。 【0019】まず、パネル本体2について説明すると、
同パネル本体2は、図1〜図4に示すように、一対の前
後板材3,3間に周縁材4を介設して形成している。 【0020】そして、パネル本体2の周縁材4には、一
定の間隔を開けて被係止部としてのビス5を、周縁材4
の端面に直交状態に螺着して、同ビス5の被係止片支柱
としてのビス本体5aの基部に形成した被係止片としての
頭部5bを、周縁材4の端面より一定の間隔L1を開けて突
出させている。 【0021】また、パネル用枠体1は、図1〜図5に示
すように、前後側面部6a,6a と端面部6bとから断面略コ
字状に形成した枠体本体6と、同枠体本体6の前後側面
部6a,6a の先端部にそれぞれ形成して、パネル本体2の
端面に係合する係合部7と、枠体本体6の端面部6bに突
設して、前記ビス5に係止される係止部8とを具備して
いる。 【0022】ここで、パネル用枠体1は、金属性素材や
合成樹脂性素材により一体成形することができ、弾性力
を保有させることができれば、素材の種類はこれらに限
るものではない。 【0023】係合部7は、前後側面部6a,6aの内面下部
より内方へ対向状態に突出させた係合片7a,7a と、前後
側面部6a,6aの下部とから形成しており、同係合片7a,7a
がパネル本体2の端面2aに当接し、かつ、前後側面部6
a,6aの下部がパネル本体2の前後側面に当接して係合す
べく形成している。 【0024】係止部8は、弾性力を有する前後一対の係
止片支柱8a,8a と、各係止片支柱8a,8a の先端より内方
へ突出状に形成した係止片8b,8b とから形成している。 【0025】ここで、ビス5の頭部5bの前後幅W1は、前
後一対の係止片支柱8a,8a の間隔W2よりも幅広に形成し
ている。 【0026】しかも、図5に示すように、ビス5の頭部
5bに係止片8b,8b が当接した状態において、係止片8b,8
b の先端とビス5の頭部5bの下面との間隔L2と、係合片
7aの下面とパネル本体2の端面2aとの間隔L3とを同一と
なしている。 【0027】さらに、図4に示すように、ビス5の頭部
5bに係止片8b,8b が係止した状態において、係止片8b,8
b の基端とパネル本体2の端面2aとの間に一定の間隔L4
が形成されるようにしている。 【0028】このようにして、図5に示す被係止状態か
らパネル用枠体1をパネル本体2側へ押込むことによ
り、図4に示す係止状態となした際に、係止片8b,8b が
勢いよくパネル本体2の端面2a側へ押されるが、係合片
7aがパネル本体2の端面2aに当接して、パネル用枠体1
の押込み方向への動きが規制されるために、前記パネル
用枠体1の押込み力を解除すると、枠体本体6の弾性復
元力と係止片支柱8a,8aの弾性復元力とにより、ビス5
の頭部5bの下面に係止片8b,8b が係止されて静止する。 【0029】その結果、パネル用枠体1は、パネル本体
2に対して進退が規制されて、取付状態が、いわゆる嵌
め殺し状態に保持される。 【0030】図6は、係止片8bの変容例を示しており、
同係止片8bには、ビス5の頭部5bの上面に当接する拡開
用滑動面8cと、係止状態にてビス5の頭部5bの下端縁に
当接する縮閉用滑動面8dとを形成すると共に、拡開滑動
面8cは、パネル本体2の端面2aに向って外側方へひろが
り状の傾斜面となす一方、縮閉用滑動面8dは、パネル本
体2の端面2aに向って内側方へすぼまり状の傾斜面とな
している。 【0031】このようにして、ビス5の頭部5bの上面を
拡開用滑動面5c,5c が滑動してスムーズに係止片支柱8
a,8a が拡開すると共に、ビス5の頭部5bの下端縁を縮
閉用滑動面5d,5d が滑動してスムーズに係止片支柱8a,8
a が縮閉して、係止片8b,8b を頭部5bの下面に楽に係止
させることができる。 【0032】 【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 【0033】すなわち、本発明では、パネル用枠体をパ
ネル本体の側縁部に押し込むだけで、係合部がパネル本
体の端面に係合する位置にて、被係止片が両係止片の弾
性力に抗して両係止片間に嵌入すると共に、同被係止片
に両係止片が係止されて、枠体本体をパネル本体に固定
することができる。 【0034】この際、係止片支柱の弾性力を係止方向に
保持させることができ、その結果、パネル用枠体を、い
わゆる嵌め殺し状態にして、取付構造を強固なものとな
すことができる。 【0035】しかも、パネル用枠体をワンタッチにて楽
に取付けることができて、同パネル用枠体の取付作業能
率を向上させることができると共に、パネルの製造コス
トを低減させることができる。 【0036】さらには、ビス止めすることがないため
に、同ビスの頭部がパネル用枠体の外周面に露出して美
感を損なうということもなく、美感の向上が図れる。 【0037】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るパネル用枠体の取付構造を具備す
る仕切壁の正面図。 【図2】同仕切壁の断面平面図。 【図3】本発明に係るパネル用枠体の取付構造を示すパ
ネルの一部切欠説明図。 【図4】図3のI-I 線拡大断面図。 【図5】パネル用枠体の被係止状態の断面平面図。 【図6】係止片の変容例を示す断面平面図。 【符号の説明】 P パネル 1 パネル用枠体 2 パネル本体 3 前後板材 4 周縁材 5 ビス 6 枠体本体

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 パネル本体の少なくとも側縁部に取付け
    るパネル用枠体の取付構造であって、パネル本体は、そ
    の側縁部の端面に被係止部を外方へ向けて突設する一
    方、パネル用枠体は、略面略コ字状に形成した枠体本体
    の内面に、上記被係止部に嵌合させて係止する係止部を
    設けたパネル用枠体の取付構造において、 パネル用枠体は、前後側面部と端面部とから断面略コ字
    状に形成した枠体本体と、同枠体本体の前後側面部の先
    端部にそれぞれ形成してパネル本体の端面に係合する係
    合部と、枠体本体の端面部の内面に突設して、前記被係
    止部に係止される係止部とを具備し、 係合部は、前後側面部の内面下部より内方へ対向状態に
    突出させた係合片と、前後側面部の下部とから形成し、
    係合片がパネル本体の端面に当接し、かつ、前後側面部
    の下部がパネル本体の前後側面に当接して係合すべく形
    成し、 係止部は、弾性力を有する前後一対の係止片支柱と、各
    係止片支柱の先端より内方へ突出状に形成した係止片と
    から形成し、 被係止部は、被係止片支柱の先端部に前後方向に張出し
    状の被係止片を形成すると共に、被係止片の前後間隔
    は、前後一対の係止片の前後幅よりも幅広に形成して、 係合部がパネル本体の端面に係合する位置にて、被係止
    片が両係止片の弾性力に抗して両係止片間に嵌入すると
    共に、同被係止片に両係止片が係止されて、枠体本体を
    パネル本体に固定することができるように構成した こと
    を特徴とするパネル用枠体の取付構造。
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