JPH0730862Y2 - 間仕切りパネルの端部間のシール構造 - Google Patents

間仕切りパネルの端部間のシール構造

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JPH0730862Y2
JPH0730862Y2 JP1988023400U JP2340088U JPH0730862Y2 JP H0730862 Y2 JPH0730862 Y2 JP H0730862Y2 JP 1988023400 U JP1988023400 U JP 1988023400U JP 2340088 U JP2340088 U JP 2340088U JP H0730862 Y2 JPH0730862 Y2 JP H0730862Y2
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JP
Japan
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cushion
partition panel
elastic pressing
partition
cushions
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JP1988023400U
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JPH01130492U (ja
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三男 寺園
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、部屋内や部屋間を間仕切るために用いられる
間仕切りパネルの端部間のシール構造に関するものであ
る。
【従来の技術】
間仕切りパネル1は一対のパネル板20,20をヒンジ具21
で水平回動自在に連結して形成されるものであり、第5
図(a)(b)に示すようにヒンジ具21で折り畳み・延
展することができるようにしてある。そして間仕切りパ
ネル1は上下のレール22,23間に配設され、間仕切りパ
ネル1の両端部の上端面に設けたランナー24を上レール
22に走行自在に取り付けると共に間仕切りパネル1の両
端部の下端面に設けたピボット25を下レール23にスライ
ド自在に取り付けることによって、第4図に示すように
上下のレール22,23間に間仕切りパネル1を取り付ける
ようにしてある。第4図は2枚の間仕切りパネル1,1を
用いて間仕切りをおこなうようにした例を示すものであ
る。 そして、第5図に示すように間仕切りパネル1の一方の
端部には凹のクッション2が、他方の端部には凸のクッ
ション3がそれぞれ取り付けてあり、各間仕切りパネル
1,1を延展して第4図のように間仕切りをおこなう際
に、各間仕切りパネル1,1のクッション2,3を弾接させ、
両間仕切りパネル1,1間の気密が保たれるようにしてあ
る。
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのような間仕切りパネル1にあって、間仕切る
箇所の幅寸法Wと、間仕切りパネル1を延展した状態で
の両間仕切りパネル1,1の各幅寸法wの合計寸法とが正
確に一致しないと、例えばWよりもwの合計寸法が小さ
いとクッション2,3が接触せず両者間に隙間が生じ、間
仕切りパネル1,1の突き合わせ端部間の気密が保てなく
なるおそれがあり、またWよりwの合計寸法が大きいと
間仕切りパネル1を延展することができなくなるおそれ
がある。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、間仕切
る箇所の幅寸法と間仕切りパネル1の幅の合計寸法とが
正確に一致しない場合でも間仕切りパネル1,1間の気密
を保つことができると共に支障なく間仕切りパネル1を
延展させることができる間仕切りパネルの端部間のシー
ル構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る間仕切りパネルの端部間のシール構造は、
間仕切りパネル1の前端部と他の間仕切りパネル2の前
端部にそれぞれ端部材4,5を取り付けると共に各端部材
4,5にクッション2,3を取り付け、両クッション2,3を弾
接させて両間仕切りパネル1,1の端部間をシールするに
あたって、端部材4,5の前面に嵌合凹部6を開口させて
設け、この嵌合凹部6にクッション2,3の基部を前後方
向に進退自在に取り付け、クッション2,3の前部の両側
に背方へ向けて屈曲自在な弾性押さえ片7,8を延出する
と共に弾性押さえ片7,8の先端部を端部材4,5の嵌合凹部
6の開口縁に弾接させ、弾性押さえ片7、8の弾性力に
よってクッション2、3を嵌合凹部6から前方へ進出自
在に形成すると共に弾性押さえ片7、8の弾性力に抗し
てクッション2、3を嵌合凹部6に退入自在に形成し、
各間仕切りパネル1、1に設けたクッション2、3の弾
性押さえ片7、8同士を弾接自在に形成して成ることを
特徴とするものである。
【作用】
本考案にあっては、端部材4,5の嵌合凹部6内にクッシ
ョン2,3が後退する状態で両クッション2,3を弾接させる
ことができ、間仕切る箇所の幅寸法Wと間仕切りパネル
1の幅wの合計寸法との間の寸法誤差を、弾性押さえ片
7,8の屈曲によるクッション2,3の後退寸法の変化の大小
で吸収することができる。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 第1図は本考案の一実施例を示すものであり、間仕切り
パネル1の両端部にはそれぞれ上下全長に亘って端部材
4,5が取り付けてあり、各端部材4,5にはその前面に嵌合
凹部6,6が全長に亘って形成してあり、嵌合凹部6,6の両
側の開口縁には係止突片10,10が突設してある。クッシ
ョン2,3はそれぞれ軟質合成樹脂やゴムなど弾性変形性
を有する材料で形成されるものであり、クッション2,3
のうち一方は凹クッション2、他方は凸クッション3と
して形成してある。凹クッション2はその前面側に開口
する凹所15を上下全長に亘って設けることによって形成
してあり、また凹クッション2の裏面の両側端部には係
合突片11が突設してある。凹クッション2はその後部を
嵌合凹部6にはめ込んで前進後退自在に端部材4に取り
付けるようにしてあり、係止突片10に係合突片11が係止
されることによって嵌合凹部6から前方に凹クッション
2が抜けないようにしてある。そして凹クッション2の
両側の前端部には全長に亘って弾性押さえ片7,7が背方
に折り返し屈曲して一体に設けてあり、この弾性押さえ
片7,7の先端部は端部材4の嵌合凹部6の両側の開口縁
の前面に弾接させてあって、第1図(a)のように凹ク
ッション2は弾接押さえ片7の弾性力で嵌合凹部6から
突出する状態になっている。また凸クッション3はその
前面を凸面として形成してあって中空部12が全長に亘っ
て設けてあり、凸クッション3の裏面の両側端部には係
合突片11が突設してある。凸クッション3はその後部を
嵌合凹部6にはめ込んで前進後退自在に端部材5に取り
付けるようにしてあり、係止突片10に係合突片11が係止
されることによって嵌合凹部6から前方に凸クッション
3が抜けないようにしてある。そして凸クッション3の
両側の前端部には全長に亘って弾性押さえ片8,8が斜め
背方に向けて突出するように一体に設けてあり、この弾
性押さえ片8,8の先端部は端部材5の嵌合凹部6の両側
の開口縁の前面に弾接させてあって、第1図(a)のよ
うに凸クッション3は弾性押さえ片7の弾性力で嵌合凹
部6から突出する状態になっている。 しかして、間仕切りパネル1を延展して第4図のように
間仕切りをおこなうにあたって、隣合う間仕切りパネル
1,1の凹クッション2と凸クッション3とは第1図
(a)(b)の態様で弾接させることができる。すなわ
ち、間仕切る箇所の幅寸法Wより間仕切りパネル1の幅
wの合計寸法が小さ目のときには、第1図(a)のよう
に弾性押さえ片7,8はあまり変形されず各クッション2,3
はあまり端部材4,5の嵌合凹部6,6内に後退することなく
弾接し合い、凹クッション2と凸クッション3との間の
気密が確保される。また間仕切る箇所の幅寸法Wより間
仕切りパネル1の幅wの合計寸法が大き目のときには、
第1図(b)のように弾性押さえ片7,8がそれぞれ大き
く変形して各クッション2,3は端部材4,5の嵌合凹部6,6
内に引っ込んで大きく後退し、この状態で両クッション
2,3は弾接し合い、間仕切りパネル1を延展できなくな
るようなことが防止される。このように間仕切る箇所の
幅寸法Wと間仕切りパネル1の幅wの合計寸法との間の
寸法誤差は弾性押さえ片7,8が変形してクッション2,3が
後退する寸法の変化で吸収されるものであり、例えば4m
m〜6mm程度の幅で寸法誤差を吸収することができる。 第2図の実施例では凸クッション3の先部に突出部13が
全長に亘って設けてあり、突出部13の基部は薄肉部14と
してある。そしてこのものでは、間仕切る箇所の幅寸法
Wより間仕切りパネル1の幅wの合計寸法が小さ目で両
クッション2,3間の弾接圧力が小さいときには、第2図
(a)のようにクッション2,3はその両側部で弾接し合
うと共に突出部13においても弾接し合い、両クッション
2,3間の気密性を高めることができる。また間仕切る箇
所の幅寸法Wより間仕切りパネル1の幅wの合計寸法が
大き目でクッション2,3の弾性押さえ片7,8がそれぞれ大
きく変形するときには、第2図(b)のように薄肉部14
で変形して突出部13は引っ込んだ状態になる。第3図の
実施例では凸クッション3を中実に形成してある。また
この実施例では凸クッション3は弾性押さえ片8以外は
変形性を有する必要がなく、弾性押さえ片8以外の部分
は硬質合成樹脂などで形成することが可能である。
【考案の効果】
上述のように本考案にあっては、間仕切りパネルに取り
付けた端部材の前面に嵌合凹部を開口させて設け、この
嵌合凹部にクッションの基部を前後方向に進退自在に取
り付け、クッションの前部の両側に背方へ向けて屈曲自
在な弾性押さえ片を延出すると共に弾性押さえ片の先端
部を端部材の嵌合凹部の開口縁に弾接させ、弾性押さえ
片の弾性力によってクッションを嵌合凹部から前方へ進
出自在に形成すると共に弾性押さえ片の弾性力に抗して
クッションを嵌合凹部に退入自在に形成するようにした
ので、弾性押さえ片の屈曲変形によって端部材の嵌合凹
部内にクッションが後退する状態でクッション同士を弾
接させることができるものであり、間仕切る箇所の幅寸
法と間仕切りパネルの幅の合成寸法との間の寸法誤差を
クッションの後退寸法の変化の大小で吸収することがで
き、間仕切りパネル間の気密を保つことができると共
に、また支障なく間仕切りパネルを延展させることがで
きるものである。しかも各間仕切りパネルに設けたクッ
ションの弾性押さえ片同士を弾接自在に形成したので、
クッションを前方へ進出させるように付勢するために設
けた弾性押さえ片同士を弾接させることによって、間仕
切りパネルの端部間の表裏両側において弾性押さえ片同
士の弾接によるシール効果を得ることができ、クッショ
ンを前方へ進出させるように付勢する弾性押さえ片を利
用して間仕切りパネルの端部間の気密をより一層確実な
ものにすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の一実施例の一部の水平断
面図、第2図(a)(b)は本考案の他の実施例の一部
の水平断面図、第3図は本考案のさらに他の実施例の一
部の水平断面図、第4図は間仕切りの全体を示す縮小し
た正面図、第5図(a)(b)は従来の間仕切りパネル
の縮小した水平断面図である。 1は間仕切りパネル、2,3はクッション、4,5は端部材、
6は嵌合凹部、7,8は弾性押さえ片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間仕切りパネルの前端部と他の間仕切りパ
    ネルの前端部にそれぞれ端部材を取り付けると共に各端
    部材にクッションを取り付け、両クッションを弾接させ
    て両間仕切りパネルの端部間をシールするにあたって、
    端部材の前面に嵌合凹部を開口させて設け、この嵌合凹
    部にクッションの基部を前後方向に進退自在に取り付
    け、クッションの前部の両側に背方へ向けて屈曲自在な
    弾性押さえ片を延設すると共に弾性押さえ片の先端部を
    端部材の嵌合凹部の開口縁に弾接させ、弾性押さえ片の
    弾性力によってクッションを嵌合凹部から前方へ進出自
    在に形成すると共に弾性押さえ片の弾性力に抗してクッ
    ションを嵌合凹部に退入自在に形成し、各間仕切りパネ
    ルに設けたクッションの弾性押さえ片同士を弾接自在に
    形成して成る間仕切りパネルの端部間のシール構造。
JP1988023400U 1988-02-24 1988-02-24 間仕切りパネルの端部間のシール構造 Expired - Lifetime JPH0730862Y2 (ja)

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JPH01130492U JPH01130492U (ja) 1989-09-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48102840U (ja) * 1972-03-03 1973-12-03
JPS58128297U (ja) * 1982-02-24 1983-08-31 日本建鐵株式会社 サツシ用パツキン
JPS60159187U (ja) * 1984-03-30 1985-10-23 松下電工株式会社 折畳み建具の突合せ部隙間閉塞装置

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