JP3383311B2 - ポリエステルブレンドから得られる高耐衝撃性製品 - Google Patents

ポリエステルブレンドから得られる高耐衝撃性製品

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、低温において予想外に高い衝撃強さを示
す、冷凍食品用トレイのような熱成形プラスチック製品
に関する。このプラスチック製品は、ポリ(エチレンテ
レフタレート)樹脂88〜99重量%及び1,4−シクロヘキ
サンジメタノールを少なくとも30モル%含むポリ(1,4
−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)樹脂1
〜12重量%を含むポリエステルブレンドから得られる。
発明の背景 ポリエチレンテレフタレート(PET)は、押出用及び
射出成形用樹脂として、家庭電気器具部品、容器及び自
動車部品を含む種々の家庭用または工業用製品の二次加
工に広く用いられている。このような製品の多くは、か
なりの温度変化及び/または物理的酷使に耐えなければ
ならないので、通常は、ノッチ付きアイゾット衝撃値に
よって示される耐衝撃性を改良するために、ポリエチレ
ンテレフタレートを他のポリマー、例えば、α−オレフ
ィンのイオン性コポリマー及びポリオレフィンとブレン
ドしている。一方、PET/ポリマーブレンド中にマトリッ
クス材料としてPETを入れておくと、引張強さ、曲げ弾
性率、伸び%、耐候性及び加熱撓み温度を保持できると
いう利点がある。
PETと1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)を含
むポリエステルまたはコポリエステルとのポリマーブレ
ンドが、米国特許第4,263,364号及び第4,897,448号なら
びにResearch Disclosure(リサーチディスクロージャ
ー)No.25244に開示されている。米国特許第4,263,364
号は、PETとポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテ
レフタレート)のコポリマーとのブレンドから製造され
る、型打ち可能な強化多層シートを開示している。ブレ
ンドは、PETまたはPCTと、35重量%より多量の、CHDMを
5〜50モル%含むPETのコポリマーまたはエチレングリ
コールを20〜50モル%含むPCTのコポリマーとのブレン
ドに限定される。
米国特許第4,897,448号は、ポリエチレンテレフタレ
ート型ポリエステル、ポリ(1,4−シクロヘキシレンジ
メチレンテレフタレート)型ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ならびにエチレン−プロピレンゴム及びアクリ
ル酸コア−シェル型ポリマーから選ばれた耐衝撃性改良
剤を含む耐衝撃性改良ポリエステル−ポリカーボネート
ブレンドを開示している。Research Disclosure No.252
44は、異なるモル%の1.4−シクロヘキサンジメタノー
ルで改質された2種のポリエチレンテレフタレートポリ
エステルをブレンドすることを開示している。
これとは異なり、本発明者らは意外にも、ポリエチレ
ンテレフタレートと、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ルを少なくとも30モル%含むポリエステルまたはコポリ
エステル1〜12重量%を含むポリエステルブレンドから
耐衝撃性フィルム及び製品が得られることを発見した。
発明の要約 従って、本発明の一つの目的は、改良された衝撃強さ
を示す、ポリエチレンテレフタレート/ポリ(1,4−シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレート)ブレンドを
提供することにある。
本発明の別の目的は、耐衝撃性及び耐応力亀裂性のよ
うな優れた機械的性質ならびに耐熱性を示すポリエチレ
ンテレフタレート/ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメ
チレンテレフタレート)ブレンドを提供すること、なら
びに該ブレンドの製造方法を提供することにある。
これらの及び他の目的は、 (A)(1)テレフタル酸少なくとも95モル%からの反
復単位を含むジカルボン酸成分;及び (2)エチレングリコール少なくとも95モル%からの反
復単位を含むジオール成分 からなる(ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル
%基準で)、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリエ
チレンテレフタレート樹脂88〜99重量%;ならびに (B)(1)テレフタル酸またはテレフタル酸ジメチル
少なくとも75モル%からの反復単位を含むジカルボン酸
成分;及び (2)1,4−シクロヘキサンジメタノール少なくとも30
モル%からの反復単位を含むジオール成分 からなる(ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル
%基準で)、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリ
(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)
樹脂1〜12重量%((A)及び(B)の合計重量は100
%である) からなるポリエチレンテレフタレート/ポリ(1,4−シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレート)ブレンドか
ら得られる熱成形品によって達成される。
発明の説明 本発明のポリエステル、成分(A)、は、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)樹脂である。このポリエチレ
ンテレフタレート樹脂は、ジカルボン酸100モル%及び
ジオール100モル%基準で、少なくとも95モル%のテレ
フタル酸及び少なくとも95モル%のエチレングリコール
からの反復単位を含む。
ポリエステルのジカルボン酸成分は場合によっては、
テレフタル酸意外の1種またはそれ以上の異なるジカル
ボン酸またはテレフタル酸ジメチルのような適当な合成
相当物5モル%以下で改質することもできる。このよう
な追加のジカルボン酸としては、炭素数が好ましくは8
〜14の芳香族ジカルボン酸、炭素数が好ましくは4〜12
の脂肪族ジカルボン酸、または炭素数が好ましくは8〜
12の脂環式ジカルボン酸が挙げられる。テレフタル酸と
共に含まれるジカルボン酸の例は、フタル酸、イソフタ
ル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、シクロヘキサ
ンジカルボン酸、シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル−
4,4′−ジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸などである。ポリエス
テルは、2種またはそれ以上の前記ジカルボン酸から製
造できる。
これらの酸の対応する酸無水物、エステル及び酸塩化
物の使用も用語「ジカルボン酸」に含まれることを理解
されたい。
さらに、ポリエステル、成分(A)、は場合によって
は、エチレングリコール以外の1種またはそれ以上の異
なるジオール5モル%以下で改質できる。このような追
加のジオールとしては、炭素数が好ましくは6〜20の脂
環式ジオールまたは炭素数が好ましくは3〜20の脂肪族
ジオールが挙げられる。このようなエチレングリコール
に含ませるジオールの例は:ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,4−ジオー
ル、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオー
ル、3−メチルペンタンジオール−(2,4)、2−メチ
ルペンタンジオール−(1,4)、2,2,4−トリメチルペン
タン−ジオール−(1,3)、2−エチルヘキサンジオー
ル−(1,3)、2,2−ジエチルプロパン−ジオール−(1,
3)、ヘキサンジオール−(1,3)、1,4−ジ−(ヒドロ
キシエトキシ)−ベンゼン、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−プロパン、2,4−ジヒドロキシ
−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、2,2−ビス−
(3−ヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン及び2,
2−ビス−(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プ
ロパンである。ポリエステルは、2種またはそれ以上の
前記ジオールから製造できる。
ポリエチレンテレフタレート樹脂また、少量の三官能
価または四官能価コモノマー、例えば、無水トリメリッ
ト酸、トリメチロールプロパン、ピロメリット酸二無水
物、ペンタエリトリトール及び公知の他のポリエステル
形成性多酸またはポリオールを含むことができる。
本発明の実施に有用なポリエステル、成分(A)、
は、通常はジメチルエステルとして使用されるテレフタ
ル酸とエチレングリコールとの縮合生成物(以下におい
て、ポリエチレンテレフタレートまたはPETと称する)
である。PETは融点(Tm)が255℃±5℃で、ガラス転移
温度(Tg)が80℃±5℃である。PETは、0.4〜1.2のイ
ンヘレント粘度によって確定される比較的広い分子量範
囲を示すことができる。しかしながら、インヘレント粘
度は0.5〜1.0が好ましい。
本発明に使用するのに好ましいポリエステルは、イン
ヘレント粘度が0.90の結晶化ポリエチレンテレフタレー
トであり、Eastman Chemical CompanyからTENITE PET 1
2822として市販されている。
本発明の成分(B)は、ジカルボン酸100モル%及び
ジオール100モル%基準で、テレフタル酸またはテレフ
タル酸ジメチル少なくとも75モル%及び1,4−シクロヘ
キサンジメタノール少なくとも30モル%を含むポリ(1,
4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)樹脂
である。ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレ
フタレート)樹脂はテレフタル酸またはテレフタル酸ジ
メチル以外の1種またはそれ以上のジカルボン酸、及び
1,4−シクロヘキサンジメタノール以外の1種またはそ
れ以上のジオールを含むことができる。たとえば、ポリ
(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)
樹脂、成分(B)、はポリエステルまたはコポリエステ
ルとすることができるが、本明細書中で使用する用語
「ポリエステル」は、「コポリエステル」も含むものと
する。成分(B)として有用なポリ(1,4−シクロヘキ
シレンジメチレンテレフタレート)樹脂はインヘレント
粘度が0.4〜1.2dl/gである。好ましくは、樹脂はインヘ
レント粘度が0.6〜1.0dl/gである。
ポリ(1,4−シクロへキシレンジメチレンテレフタレ
ート)のジカルボン酸成分は場合によっては、25モル%
以下の、テレフタル酸以外の1種またはそれ以上の異な
るジカルボン酸またはテレフタル酸ジメチルのような適
当な合成相当物で改質できる。このうよな追加のジカル
ボン酸としては、炭素数が好ましくは8〜14の芳香族ジ
カルボン酸、炭素数が好ましくは4〜12の脂肪族ジカル
ボン酸、または炭素数が好ましくは8〜12の脂環式ジカ
ルボン酸が挙げられる。テレフタル酸に含ませるジカル
ボン酸の例は:フタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−
2,6−ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シ
クロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸などである。ポリエステルは2種または
それ以上の前記ジカルボン酸から製造できる。
これらの酸の対応する酸無水物、エステル及び酸塩化
物の使用も用語「ジカルボン酸」に含まれることを理解
されたい。
さらに、ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテ
レフタレート)樹脂、成分(B)は場合によっては、70
モル%以下の、1,4−シクロヘキサンジメタノール以外
の1種またはそれ以上の異なるジオールで改質できる。
このような追加のジオールとしては、炭素数が好ましく
は6〜20の脂環式ジオールまたは炭素数が好ましくは2
〜20の脂肪族ジオールが挙げられる。1,4−シクロヘキ
サンジメタノールに含ませるこのようなジオールの例
は:エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、プロパン−1,3−ジオール、ブタ
ン−1,4−ジオール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサ
ン−1,6−ジオール、3−メチルペンタンジオール−
(2,4)、2−メチルペンタンジオール−(1,4)、2,2,
4−トリメチルペンタン−ジオール(1,3)、2−エチル
ヘキサンジオール−(1,3)、2,2−ジエチルプロパン−
ジオール−(1,3)、ヘキサンジオール−(1,3)、1,4
−ジ(ヒドロキシエトキシ)−ベンゼン、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパン、2,4−
ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタ
ン、2,2−ビス−(3−ヒドロキシエトキシフェニル)
−プロパン及び2,2−ビス−(4−ヒドロキシプロポキ
シフェニル)−プロパンである。ポリエステルは2種ま
たはそれ以上の前記ジオールから製造できる。
好ましくは、ジカルボン酸部分はテレフタル酸(また
はテレフタル酸ジメチル)100モル%からなるか、ジカ
ルボン酸部分はテレフタル酸(またはテレフタル酸ジメ
チル)95モル%とイソフタル酸5モル%とからなる。好
ましくは、ジオール部分は1,4−シクロヘキサンジメチ
レン100モル%からなる。
本発明のポリエステル、成分(A)及び(B)、は公
知の常用の重縮合法によって製造できる。このような方
法としては、ジカルボン酸のジオールによる直接縮合ま
たはジカルボン酸ジアルキルを用いたエステル交換が挙
げられる。たとえば、テレフタル酸ジメチルのようなテ
レフタル酸ジアルキルは、高温において触媒の存在下で
ジオールによってエステル交換する。重合度によって
は、ポリエステルは固相重合法を行うこともできる。
本発明のポリエチレンテレフタレート−ポリ(1,4−
シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)ブレンド
の製造方法は、前記方法によるポリエステル樹脂の製造
を含む。次いで、ポリエステル樹脂は、乾燥空気もしく
は乾燥窒素の雰囲気、または減圧下で乾燥させる。ポリ
エステル樹脂は混合してから、例えば、一軸または二軸
スクリュー押出機中で溶融配合する。溶融温度は代表的
には275〜325℃の範囲である。溶融配合の完了後に、押
出物をフィルムまたはシートの形態で取り出す。
ブレンドの組成の範囲は、ポリエチレンテレフタレー
トが88〜99重量%で、ポリ(1,4−シクロヘキシレンジ
メチレンテレフタレート)樹脂が1〜12重量%である。
ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレー
ト)樹脂を12重量%より多量に使用すると、不所望なレ
ベルの曇りが生じると共に、フィルムの結晶性が消失す
る。好ましい組成範囲は、ポリエチレンテレフタレート
が92〜95重量%で、ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメ
チレンテレフタレート)樹脂が5〜8重量%である。
本発明のブレンドは、あらゆる種類の造形品、特にカ
ップ及び食品トレイのような熱成形品の製造のために優
れた出発原料として役立つ。さらに、ブレンドはブリス
ター包装及び蓋用フィルムのような用途にフィルムの形
態で有用である。
成核剤のような添加剤は、本発明のブレンドの結晶化
に有用である。成核剤は組成物の0.01〜5重量%の量で
添加する。添加できる成核剤としては、低密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン及びポリメチルペンテンのようなポリオレフィンが挙
げられる。このような無機成核剤としては、TiO2、タル
ク、炭酸カルシウム、SiO2、カーボンブラック及びゼオ
ライトが挙げられる。特に有用な成核剤は、溶融流量が
1〜3g/10分の線状低密度ポリエチレンである。
さらに、本発明のブレンドと合することができる他の
添加剤としては、耐衝撃性改良剤、充填剤、安定剤、酸
化防止剤、緩衝剤、着色剤、染料、及び顔料が挙げられ
る。このような添加剤、それらの量及びそれらの使用法
は公知である。
本明細書中に示した結果を得るのに使用した材料及び
試験法は以下の通りである: 押出フィルムの衝撃強さは、ASTM D3763のInstrument
ed Impact Strength法を用いて測定した。
インヘレント粘度(I.V.)は、フェノール60重量%及
びテトラクロロエタン40重量%からなる溶媒100ml当た
りポリマー0.50gを用いて23℃において測定した。
以下のポリエステルは、例中で使用したものであり、
Eastman Chemical Companyから入手可能である: A)ポリ(エチレンテレフタレート)、Tenite PET 103
88またはPET 12822; B)1,4−シクロヘキサンジメタノール31モル%で改質
されたポリ(エチレンテレフタレート)、PETG 6763; C)エチレングリコール34モル%で改質されたポリ(シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレート)、PCTG 544
5; D)エチレングリコール19モル%で改質されたポリ(シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレート)、PCTG 101
79; E)イソフタル酸5モル%で改質されたポリ(シクロへ
キシレンジメチレンテレフタレート)、PCTA 6761; F)イソフタル酸17モル%で改質されたポリ(シクロへ
キシレンジメチレンテレフタレート)、Kodar Al50; G)ポリ(シクロへキシレンジメチレンテレフタレー
ト)、PCT 3879。
本発明の方法をさらに、以下の例を考慮してさらに説
明するが、これらの例は本発明を代表するものである。
例中の全ての部及び百分率は特に断らない限り、重量基
準である。
例1 PETホモポリマーからのフィルムの製造 インヘレント粘度が0.90の結晶化ポリエチレンテレフ
タレートのホモポリマーを露点≦−29℃の乾燥性空気中
で150℃において16時間乾燥させた。PETを280℃のKilli
on一軸スクリュー押出機のホッパー中、乾燥N2下に入
れ、厚さ約25milのシートに押出した。フィルムを効果
的に冷却するために、キャスチングロールの表面温度を
約65℃に保持した。フィルムを示差走査熱量法(DSC)
によって結晶化度について試験した。
衝撃強さの結果は、23℃及び−40℃で行った同組成の
10個の反復試験試料から得たものである。10個の反復試
験片の平均破壊エネルギーを測定し、(脆性破壊とは全
く異なる)延性破壊したまたは衝撃穴あけ(puncture)
によって破壊した試験片の百分率を記録した。試験結果
を表Iに要約する。
例2 66モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノールで改質さ
れたPETからのフィルムの製造 インヘレント粘度が0.75の1,4−シクロヘキサンジメ
タノール31モル%で改質されたポリ(エチレンテレフタ
レート)のコポリマーを、露点≦−29℃の乾燥剤乾燥空
気中で70℃において16時間乾燥した。コポリマーを、26
0℃のKillion一軸スクリュー押出機のホッパー中、乾燥
N2下に入れ、厚さ約25milのシートを押出した。例1と
同様にしてフィルムを製造し、分析した。非晶質試験片
の試験結果を表Iに要約する。
例3〜5 ブレンドからのフィルムの製造 例2で使用した1,4−シクロヘキサンジメタノール31
モル%で改質されたポリ(エチレンテレフタレート)の
コポリマー2,5及び10重量%のブレンドを例1のPETポリ
エステルと混合した。混合物をKillion一軸スクリュー
押出機中で280℃において溶融ブレンドし、厚さ約25mil
のフィルムに流延した。例1と同様にしてフィルムを製
造し、分析した。非晶質試験片の試験結果を表Iに要約
する。
表Iの結果から、CHDM含有ポリエステルの添加によっ
て、−40℃における非晶質ブレンドの破壊エネルギー
が、混ぜもののない2種のポリマーの直線補間から予想
される値をはるかに超えて増大されることが明白であ
る。さらに、試験片の破壊様式は、CHDM含有ポリエステ
ル樹脂の添加によって、ポリエチレンテレフタレート及
びポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレ
ート)の終点のプロットから別個に予想されるよりはる
かに高い割合まで延性破壊が増大する。
例6〜10 例3〜5に記載した方法に従って例6〜10を製造し
た。例6は、混ぜもののないPET 10388ホモポリマー、
ポリ(エチレンテレフタレート)のフィルムであり、例
7はCHDM含有コポリエステルPCTG5445の混ぜもののない
フィルムである。
例8〜10は、2,5及び10重量%のCHDM含有コポリエス
テルPCTG5445とPET 10388ホモポリマーとのブレンドの
効果を示す。押出フィルムは、160℃の強制空気炉(for
ced air oven)中に20分間入れることによって結晶化さ
せた。衝撃強さを23℃において測定した。フィルム中に
生じた結晶化度のレベルをDSCによって測定したとこ
ろ、PETホモポリマーとほとんど同レベルの結晶化度(3
0〜35重量%)を含んでいた。試験結果を表1Iに要約す
る。
表IIの結果から、−40℃及び23℃におけるブレンドの
破壊エネルギー及び延性破壊の割合が、CHDM含有ポリエ
ステルの添加によって、混ぜもののない2種のポリマー
の直線補間から予想される値をはるかに超えて増大され
ることが明白である。さらに、試験片の破壊様式は、CH
DM含有ポリエステル樹脂の添加によって、ポリエチレン
テレフタレート及びポリ(1,4−シクロへキシレンジメ
チレンテレフタレート)の終点のプロットから別個に予
想されるよりはるかに高い割合まで延性破壊が増大され
る。
例11〜15 例3〜5に記載した方法に従って、例11〜15を製造し
た。例11は、混ぜもののないPET 10388対照のフィルム
であり、例12は、CHDM含有コポリエステルPCTG 10179の
混ぜもののないフィルムである。例13〜15は、2,5及び1
0重量%のCHDM含有ポリエステルPCTG 10179とPETとのブ
レンドの効果を示す。押出フィルムはさらに、160℃の
強制空気炉中に20分間入れることによって結晶化させ
た。衝撃強さを23℃において測定した。試験結果を表II
Iに要約する。
表IIIの結果から、−40℃及び23℃におけるブレンド
の破壊エネルギー及び延性破壊の割合が、CHDM含有ポリ
エステルの添加によって、混ぜもののない2種のポリマ
ーの直線補間から予想される値をはるかに超えて増大さ
れることが明白である。さらに、CHDM含有ポリエステル
樹脂の添加によって、試験片の破壊様式は、ポリエチレ
ンテレフタレート及びポリ(1,4−シクロヘキシレンジ
メチレンテレフタレート)の終点のプロットから別個に
予想される値よりもはるかに高い割合まで延性破壊が増
大される。
例16〜20 例1〜5に記載した方法に従って、例16〜20を製造し
た。例16は、混ぜもののないPET 10388対照のフィルム
であり、例17はCHDM含有ポリエステルPCT 3879の混ぜも
ののないフィルムである。例18〜20は、2,5及び10重量
%のCHDM含有ポリエステルPCT 3879をPETと共に含むブ
レンドである。押出フィルムは、160℃の強制空気炉中
に20分間入れることによって結晶化させた。衝撃強さを
23℃で測定した。試験結果を表IVに要約する。
表IVの試験結果から、−40℃及び23℃におけるブレン
ドの破壊エネルギー及び延性破壊の割合が、CHDM含有ポ
リエステルの添加によって、混ぜもののない2種のポリ
マーの直線補間から予想される値をはるかに超えて増大
されることが明白である。さらに、CHDM含有ポリエステ
ル樹脂の添加によって、試験片の破壊様式は、ポリエチ
レンテレフタレート及びポリ(1,4−シクロヘキシレン
ジメチレンテレフタレート)の終点のプロットから別個
に予想される値よりもはるかに高い割合まで延性破壊が
増大される。
例21〜25 例1〜5に記載した方法に従って、例21〜25を製造し
た。例21は、混ぜもののないPET 10388対照のフィルム
であり、例22はCHDM含有コポリエステルPCTA 6761の混
ぜもののないフィルムである。例23〜25は、2,5及び10
重量%のCHDM含有コポリエステルPCTA 6761とPETとのブ
レンドである。押出フィルムは、160℃の強制空気炉中
に20分間入れることによって結晶化させた。衝撃強さを
23℃で測定した。試験結果を表Vに要約する。
表Vの試験結果から、−40℃及び23℃におけるブレン
ドの破壊エネルギー及び延性破壊の割合が、CHDM含有コ
ポリエステルの添加によって、混ぜもののない2種のポ
リマーの直線補間から予想される値をはるかに超えて増
大されることが明白である。さらに、CHDM含有ポリエス
テル樹脂の添加によって、試験片の破壊様式は、ポリエ
チレンテレフタレート及びポリ(1,4−シクロヘキシレ
ンジメチレンテレフタレート)の終点のプロットから別
個に予想される値よりもはるかに高い割合まで延性破壊
が増大される。
例26〜30 例1〜5に記載された方法に従って、例26〜30を製造
した。例26は、混ぜもののないPET 10388対照のフィル
ムであり、例27はCHDM含有コポリエステルKodar Al50の
混ぜもののないフィルムである。例28〜30は、2,5及び1
0重量%のCHDM含有コポリエステルKodar Al50とPETとの
ブレンドである。押出フィルムは、160℃の強制空気炉
中に20分間入れることによって結晶化させた。衝撃強さ
を23℃で測定した。試験結果を表VIに要約する。
表VIの試験結果から、−40℃及び23℃におけるブレン
ドの破壊エネルギー及び延性破壊の割合が、CHDM含有コ
ポリエステルの添加によって、混ぜもののない2種のポ
リマーの直線補間から予想される値をはるかに超えて増
大されることが明白である。さらに、CHDM含有ポリエス
テル樹脂の添加によって、試験片の破壊様式は、ポリエ
チレンテレフタレート及びポリ(1,4−シクロヘキシレ
ンジメチレンテレフタレート)の終点のプロットから別
個に予想される値よりもはるかに高い割合まで延性破壊
が増大される。
例31〜32 冷凍食品トレイ 前記3〜5に記載した方法に従って、例31及び32をMP
M一軸スクリュー押出機上で製造し、厚さ30milのフィル
ムに押出した、Hydro−Trim実験室規模熱成型機を使用
し、ブレンドを結晶化するために160℃に加熱された金
型を用いて、フィルムを厚さ約25milのトレイの形状に
熱成形した。トレイの底部を用いて、試験温度−20℃に
おいて衝撃試験を行った。例31は97重量%のPET 12822
及び3重量%の成核剤濃縮物を含む対照製品であった。
成核剤濃縮剤は、86.6重量%の線状低密度ポリエチレ
ン、11.7重量%の熱−酸化安定剤及び1.7重量%の二酸
化チタン(TiO2)からなるものであった。例32は、87重
量%のPET 12822+10重量%のThermx 6761+3重量%の
線状低密度ポリエチレン成核剤濃縮物を含むブレンドか
ら成形された製品であった。これは、低レベルのCHDM含
有ポリエステルの添加の効果を示す。
−20℃における対照例31の平均破壊エネルギーは1.61
ft−1bであり、延性破壊は10%であった。低レベルのTh
ermx 6761を含む例32の−20℃における平均破壊エネル
ギーは、2.87ft−1bであり、30%の延性破壊を示した。
従って、−20℃におけるブレンド(例32)の破壊エネル
ギー及び延性破壊の割合は、CHDM含有コポリエステルブ
レンドの添加によって増大される。さらに、成核剤濃縮
物は製品の結晶化度を増大させた。
前記の詳細な説明に鑑みて、当業者ならば多くの変更
を考えることができる。このような明らかな修正は、添
付した請求の範囲の所期の全範囲に含まれる。
フロントページの続き (56)参考文献 英国特許出願公開1453997(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 67/00 - 67/02 WPI/L(QUESTEL)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(1)テレフタル酸少なくとも95モ
    ル%からの反復単位を含むジカルボン酸成分;及び (2)エチレングリコール少なくとも95モル%からの反
    復単位を含むジオール成分 からなる(ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル
    %基準で)、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリエ
    チレンテレフタレート樹脂88〜99重量%;ならびに (B)(1)テレフタル酸またはテレフタル酸ジメチル
    少なくとも75モル%からの反復単位を含むジカルボン酸
    成分;及び (2)1,4−シクロヘキサンジメタノール少なくとも30
    モル%からの反復単位を含むジオール成分 からなる(ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル
    %基準で)、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリ
    (1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)
    樹脂1〜12重量%((A)及び(B)の合計重量は100
    %である)を含んでなるポリエチレンテレフタレート/
    ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレー
    ト)ブレンドから得られる熱成形品。
  2. 【請求項2】(A)(1)テレフタル酸からの反復単位
    を含むジカルボン酸成分;及び (2)エチレングリコールからの反復単位を含むジオー
    ル成分 からなる、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリエチ
    レンテレフタレート樹脂90〜95重量%;ならびに (B)(1)テレフタル酸またはテレフタル酸ジメチル
    少なくとも95モル%からの反復単位を含むジカルボン酸
    成分;及び (2)1,4−シクロヘキサンジメタノール少なくとも95
    モル%からの反復単位を含むジオール成分 からなる(ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル
    %基準で)、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリ
    (1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)
    樹脂5〜10重量%((A)及び(B)の合計重量は100
    %である)からなるポリエチレンテレフタレート/ポリ
    (1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)
    ブレンドから得られる熱成形品。
  3. 【請求項3】(A)(1)テレフタル酸からの反復単位
    からなるジカルボン酸成分;及び (2)エチレングリコールからの反復単位を含むジオー
    ル成分 からなる、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリエチ
    レンテレフタレート樹脂90〜95重量%;ならびに (B)(1)テレフタル酸またはテレフタル酸ジメチル
    93〜97モル%及びイソフタル酸3〜7モル%からの反復
    単位を含むジカルボン酸成分;及び (2)1,4−シクロヘキサンジメタノールからの反復単
    位を含むジオール成分 からなる(ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル
    %基準で)、インヘレント粘度が0.4〜1.2dl/gのポリ
    (1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)
    樹脂5〜10重量%((A)及び(B)の合計重量は100
    %である)からなるポリエチレンテレフタレート/ポリ
    (1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)
    ブレンドから得られる熱成形容器。
  4. 【請求項4】0.01〜5重量%の成核剤をさらに含む請求
    の範囲第1項の熱成形品。
  5. 【請求項5】前記成核剤が2.5〜3.5重量%の量で存在す
    る請求の範囲第4項の熱成形品。
  6. 【請求項6】前記成核剤が線状低密度ポリエチレンであ
    る請求の範囲第4項の熱成形品。
  7. 【請求項7】0.01〜5重量%の成核剤をさらに含む請求
    の範囲第3項の熱成形容器。
  8. 【請求項8】前記成核剤が2.5〜3.5重量%の量で存在す
    る請求の範囲第7項の熱成形容器。
  9. 【請求項9】前記成核剤が線状低密度ポリエチレンであ
    る請求の範囲第7項の熱成形容器。
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