JP3381682B2 - 押出成形パネル材の結合構造 - Google Patents
押出成形パネル材の結合構造Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミ合金等の軽量
金属材料からなる押出成形パネル材の結合構造に関す
る。
金属材料からなる押出成形パネル材の結合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両にあっては、例えば特開
平9−99870号公報に示されているように、車体の
軽量化と剛性確保の両立を狙ってフロアパネルをアルミ
合金等の軽量金属材料により車体前後方向に閉断面構造
に押出成形したものが知られている。
平9−99870号公報に示されているように、車体の
軽量化と剛性確保の両立を狙ってフロアパネルをアルミ
合金等の軽量金属材料により車体前後方向に閉断面構造
に押出成形したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車体の軽量化および剛
性確保を図るためには、フロアパネルだけにとどまらず
該フロアパネルの前端に結合されるダッシュクロスメン
バや、フロアパネルの後端に結合されるリヤシートクロ
スメンバ等のクロスメンバもフロアパネルと同様の軽量
金属材料により車幅方向に閉断面構造に押出成形したも
のを用いることが望ましいが、これらクロスメンバを閉
断面構造の押出成形パネル材とした場合でも、フロアパ
ネルとクロスメンバとを直線状に突き合わせて溶接接合
する際には、通常の接合作業時と同様に専用の組付治具
が必要となる。
性確保を図るためには、フロアパネルだけにとどまらず
該フロアパネルの前端に結合されるダッシュクロスメン
バや、フロアパネルの後端に結合されるリヤシートクロ
スメンバ等のクロスメンバもフロアパネルと同様の軽量
金属材料により車幅方向に閉断面構造に押出成形したも
のを用いることが望ましいが、これらクロスメンバを閉
断面構造の押出成形パネル材とした場合でも、フロアパ
ネルとクロスメンバとを直線状に突き合わせて溶接接合
する際には、通常の接合作業時と同様に専用の組付治具
が必要となる。
【0004】また、前述のようにフロアパネルとクロス
メンバの閉断面押出方向が直交状態となっているため、
これら両者を直線状に突き合わせて溶接接合しただけで
は、継目部分に応力が集中し易いことから補強対策が必
要となり、また、溶接時の熱歪によってパネル材相互が
反り変形しないような工夫を施す必要がある。
メンバの閉断面押出方向が直交状態となっているため、
これら両者を直線状に突き合わせて溶接接合しただけで
は、継目部分に応力が集中し易いことから補強対策が必
要となり、また、溶接時の熱歪によってパネル材相互が
反り変形しないような工夫を施す必要がある。
【0005】そこで、本発明は簡単な構造によって、押
出方向が直交する2つの閉断面構造の押出成形パネル材
を専用の組付治具を用いることなく溶接結合できると共
に、それらの継目部分を補強することができ、しかも、
パネル材相互の熱歪による反り変形を防止することもで
きる押出成形パネル材の結合構造を提供するものであ
る。
出方向が直交する2つの閉断面構造の押出成形パネル材
を専用の組付治具を用いることなく溶接結合できると共
に、それらの継目部分を補強することができ、しかも、
パネル材相互の熱歪による反り変形を防止することもで
きる押出成形パネル材の結合構造を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、押出方向が直交する2つの閉断面構造の押出成形パ
ネル材を、一方のパネル材と同じ押出方向に押出成形し
たジョイント部材で接続すると共に継目部分を結合した
構造であって、前記ジョイント部材は、一方のパネル材
とは相互に係着する係着部を介して抜止め接続してある
と共に、該ジョイント部材は他方のパネル材の閉断面開
口部に嵌合して該閉断面開口部を矯正するパネル矯正部
を備えて、該パネル矯正部を介して他方のパネル材と接
続し、かつ、該ジョイント部材のパネル矯正部は、上下
面にほぼ水平な矯正面部と、先端部に上下方向に先細に
傾斜した挿入ガイド部とを備えた中空の突起として形成
し、その高さを、他方のパネル材の閉断面開口部の側部
高さとほぼ同一に設定し、前記パネル矯正部の成形基部
に、他方のパネル材の端面に係合してパネル矯正部の挿
入規制をするストッパ部を形成したことを特徴としてい
る。
は、押出方向が直交する2つの閉断面構造の押出成形パ
ネル材を、一方のパネル材と同じ押出方向に押出成形し
たジョイント部材で接続すると共に継目部分を結合した
構造であって、前記ジョイント部材は、一方のパネル材
とは相互に係着する係着部を介して抜止め接続してある
と共に、該ジョイント部材は他方のパネル材の閉断面開
口部に嵌合して該閉断面開口部を矯正するパネル矯正部
を備えて、該パネル矯正部を介して他方のパネル材と接
続し、かつ、該ジョイント部材のパネル矯正部は、上下
面にほぼ水平な矯正面部と、先端部に上下方向に先細に
傾斜した挿入ガイド部とを備えた中空の突起として形成
し、その高さを、他方のパネル材の閉断面開口部の側部
高さとほぼ同一に設定し、前記パネル矯正部の成形基部
に、他方のパネル材の端面に係合してパネル矯正部の挿
入規制をするストッパ部を形成したことを特徴としてい
る。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のジョイント部材と一方のパネル材とを相互に係着す
る係着部を、ジョイント部材に設けた溝部と、一方のパ
ネル材に設けられて前記溝部に係着する係止突起とで構
成したことを特徴としている。
載のジョイント部材と一方のパネル材とを相互に係着す
る係着部を、ジョイント部材に設けた溝部と、一方のパ
ネル材に設けられて前記溝部に係着する係止突起とで構
成したことを特徴としている。
【0011】請求項3の発明にあっては、請求項2に記
載のジョイント部材と一方のパネル材とを相互に係着す
る係着部が、これらジョイント部材と一方のパネル材の
上壁同志を係着する上側係着部と、下壁同志を係着する
下側係着部とからなり、上側係着部のジョイント部材側
の溝部を、上方に円弧中心を持って溝奥部が斜め上方に
せり上がる円弧状に形成し、一方のパネル材側の係止突
起を該円弧状の溝部に見合う円弧状突起として形成し
て、該円弧状の係止突起を斜め上方から溝部に挿入・回
動して係着するようにしてあり、下側係着部はジョイン
ト部材側の溝部と、一方のパネル材側の係止突起とがほ
ぼ水平方向で係着して抜止め機能するようにしたことを
特徴としている。
載のジョイント部材と一方のパネル材とを相互に係着す
る係着部が、これらジョイント部材と一方のパネル材の
上壁同志を係着する上側係着部と、下壁同志を係着する
下側係着部とからなり、上側係着部のジョイント部材側
の溝部を、上方に円弧中心を持って溝奥部が斜め上方に
せり上がる円弧状に形成し、一方のパネル材側の係止突
起を該円弧状の溝部に見合う円弧状突起として形成し
て、該円弧状の係止突起を斜め上方から溝部に挿入・回
動して係着するようにしてあり、下側係着部はジョイン
ト部材側の溝部と、一方のパネル材側の係止突起とがほ
ぼ水平方向で係着して抜止め機能するようにしたことを
特徴としている。
【0012】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載の他方のパネル材がフロア中央部にトンネル部を
備えると共にフロアサイド部にサイドシル部を備えて閉
断面構造に前後方向に押出成形されたフロアパネルであ
り、かつ、一方のパネル材が閉断面構造に車幅方向に押
出成形されると共に車幅方向中央部にフロアパネルのト
ンネル部に嵌合するトンネル嵌合部が切欠形成され、前
記フロアパネルの前端又は後端に接続されるクロスメン
バであって、フロアパネルのトンネル部とサイドシル部
との間のフロア一般部をジョイント部材によりクロスメ
ンバに接続したことを特徴としている。
に記載の他方のパネル材がフロア中央部にトンネル部を
備えると共にフロアサイド部にサイドシル部を備えて閉
断面構造に前後方向に押出成形されたフロアパネルであ
り、かつ、一方のパネル材が閉断面構造に車幅方向に押
出成形されると共に車幅方向中央部にフロアパネルのト
ンネル部に嵌合するトンネル嵌合部が切欠形成され、前
記フロアパネルの前端又は後端に接続されるクロスメン
バであって、フロアパネルのトンネル部とサイドシル部
との間のフロア一般部をジョイント部材によりクロスメ
ンバに接続したことを特徴としている。
【0013】請求項5の発明にあっては、請求項4に記
載のフロアパネルのフロア一般部とトンネル部およびサ
イドシル部とをそれぞれ別体に押出成形し、これらフロ
ア一般部とトンネル部およびサイドシル部とを、相互に
係合する嵌合部を介して車幅方向に嵌合すると共に溶接
して結合したことを特徴としている。
載のフロアパネルのフロア一般部とトンネル部およびサ
イドシル部とをそれぞれ別体に押出成形し、これらフロ
ア一般部とトンネル部およびサイドシル部とを、相互に
係合する嵌合部を介して車幅方向に嵌合すると共に溶接
して結合したことを特徴としている。
【0014】請求項6の発明にあっては、請求項4,5
に記載のフロアパネルのトンネル部およびクロスメンバ
のトンネル嵌合部は上側が幅狭となるテーパ状に形成し
てあると共に、これら両者間の許容クリアランスをトン
ネル上側部でタイトになるように設定したことを特徴と
している。
に記載のフロアパネルのトンネル部およびクロスメンバ
のトンネル嵌合部は上側が幅狭となるテーパ状に形成し
てあると共に、これら両者間の許容クリアランスをトン
ネル上側部でタイトになるように設定したことを特徴と
している。
【0015】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ジョイ
ント部材と一方のパネル材とは係着部により抜止め接続
され、該ジョイント部材と他方のパネル材とはジョイン
ト部材のパネル矯正部が他方のパネル材の閉断面開口部
に嵌合して接続され、ジョイント部材によって一方のパ
ネル材と他方のパネル材とが仮組付けされるため、専用
の組付治具を用いることなく継目部分を溶接して結合す
ることができる。
ント部材と一方のパネル材とは係着部により抜止め接続
され、該ジョイント部材と他方のパネル材とはジョイン
ト部材のパネル矯正部が他方のパネル材の閉断面開口部
に嵌合して接続され、ジョイント部材によって一方のパ
ネル材と他方のパネル材とが仮組付けされるため、専用
の組付治具を用いることなく継目部分を溶接して結合す
ることができる。
【0016】また、パネル矯正部が他方のパネル材の閉
断面開口部に嵌合することによって、該閉断面開口部の
上下壁の押出成形時の歪による開口部内側への撓み変形
を矯正できて、仮組付けと同時に継目部分のパネル面整
合を行えて接合を適正に行うことができ、かつ、ジョイ
ント部材と一方のパネル材および他方のパネル材とを係
着部およびパネル矯正部によってそれぞれ有機的に接続
した上で継目部分を接合するため、接合強度を格段に高
められると共に、これら係着部およびパネル矯正部で接
続部の曲げ剛性,ねじり剛性が高められるため、接合時
の歪によるパネル材相互の反り変形を防止することがで
きる。
断面開口部に嵌合することによって、該閉断面開口部の
上下壁の押出成形時の歪による開口部内側への撓み変形
を矯正できて、仮組付けと同時に継目部分のパネル面整
合を行えて接合を適正に行うことができ、かつ、ジョイ
ント部材と一方のパネル材および他方のパネル材とを係
着部およびパネル矯正部によってそれぞれ有機的に接続
した上で継目部分を接合するため、接合強度を格段に高
められると共に、これら係着部およびパネル矯正部で接
続部の曲げ剛性,ねじり剛性が高められるため、接合時
の歪によるパネル材相互の反り変形を防止することがで
きる。
【0017】更に、ジョイント部材のパネル矯正部が他
方のパネル材の閉断面開口部に嵌合して、押出方向が直
交する継目部分で該パネル矯正部が他方のパネル材とオ
ーバーラップして補強メンバとして機能するため、この
押出方向が直交する継目部分への応力集中を回避するこ
とができて結合剛性を高めることができる。
方のパネル材の閉断面開口部に嵌合して、押出方向が直
交する継目部分で該パネル矯正部が他方のパネル材とオ
ーバーラップして補強メンバとして機能するため、この
押出方向が直交する継目部分への応力集中を回避するこ
とができて結合剛性を高めることができる。
【0018】このジョイント部材のパネル矯正部は中空
の突起としてあるから軽量でかつ高い剛性が得られ、他
方のパネル材との接続部の補強効果を高めることができ
る。
の突起としてあるから軽量でかつ高い剛性が得られ、他
方のパネル材との接続部の補強効果を高めることができ
る。
【0019】また、該パネル矯正部はその上下面をほぼ
水平な矯正面部としてあるため、他方のパネル材の閉断
面開口部に嵌合した際にその上下壁面に矯正面部がほぼ
一様に面接触して、これら上下壁面の撓み変形を確実に
矯正することができ、しかも、先端部は上下方向に先細
に傾斜した挿入ガイド部としてあるため、前記閉断面開
口部への嵌合をスムーズに行わせることができる。
水平な矯正面部としてあるため、他方のパネル材の閉断
面開口部に嵌合した際にその上下壁面に矯正面部がほぼ
一様に面接触して、これら上下壁面の撓み変形を確実に
矯正することができ、しかも、先端部は上下方向に先細
に傾斜した挿入ガイド部としてあるため、前記閉断面開
口部への嵌合をスムーズに行わせることができる。
【0020】しかも、ジョイント部材のパネル矯正部の
高さを、他方のパネル材の閉断面開口部の中でも、リブ
壁によって押出成形時の熱歪による寸法変化が抑制され
る開口側部の高さとほぼ同一に設定してあるため、該パ
ネル矯正部が閉断面開口部にきっちりと嵌合してパネル
矯正効果を高めることができる。
高さを、他方のパネル材の閉断面開口部の中でも、リブ
壁によって押出成形時の熱歪による寸法変化が抑制され
る開口側部の高さとほぼ同一に設定してあるため、該パ
ネル矯正部が閉断面開口部にきっちりと嵌合してパネル
矯正効果を高めることができる。
【0021】また、このようにパネル矯正部と閉断面開
口部との嵌合度合いが高められるため、パネル材相互の
仮組付けを確実に行うことができると共に、補強効果を
高めることができる。
口部との嵌合度合いが高められるため、パネル材相互の
仮組付けを確実に行うことができると共に、補強効果を
高めることができる。
【0022】また、ジョイント部材のパネル矯正部を他
方のパネル材の閉断面開口部に嵌合した際に、ストッパ
部が該パネル材の端面に係合してパネル矯正部の挿入規
制を行って前後方向の位置決めが行われるから、パネル
材相互の接続方向の組付寸法精度を確保することができ
る。
方のパネル材の閉断面開口部に嵌合した際に、ストッパ
部が該パネル材の端面に係合してパネル矯正部の挿入規
制を行って前後方向の位置決めが行われるから、パネル
材相互の接続方向の組付寸法精度を確保することができ
る。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ジョイント部材と一方のパネル
材とを相互に係着する係着部を、ジョイント部材側の溝
部と、これに係着する一方のパネル材側の係止突起との
簡単な構造としてあるため成形性が良く、また、設計の
自由度を高めることができる。
の発明の効果に加えて、ジョイント部材と一方のパネル
材とを相互に係着する係着部を、ジョイント部材側の溝
部と、これに係着する一方のパネル材側の係止突起との
簡単な構造としてあるため成形性が良く、また、設計の
自由度を高めることができる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明の効果に加えて、一方のパネル材と他方のパネル
材との仮組付けに際しては、予めジョイント部材をその
パネル矯正部を介して他方のパネル材に嵌合固定してお
き、このジョイント部材に対して一方のパネル材を斜め
上方からあてがって上側係着部の円弧状の係止突起を、
対応する円弧状の溝部に差し入れると共に該一方のパネ
ル材の自重で下側へ回動することで該上側係着部が係着
すると同時に、下側係着部の係止突起と溝部とが水平方
向に係着して抜止め機能し、以て、上,下側の係着部が
確実に係着して両パネル材の仮組付けを行えるから、係
着操作力を軽減できて接続作業(仮組付作業)を容易に
行うことができる。
の発明の効果に加えて、一方のパネル材と他方のパネル
材との仮組付けに際しては、予めジョイント部材をその
パネル矯正部を介して他方のパネル材に嵌合固定してお
き、このジョイント部材に対して一方のパネル材を斜め
上方からあてがって上側係着部の円弧状の係止突起を、
対応する円弧状の溝部に差し入れると共に該一方のパネ
ル材の自重で下側へ回動することで該上側係着部が係着
すると同時に、下側係着部の係止突起と溝部とが水平方
向に係着して抜止め機能し、以て、上,下側の係着部が
確実に係着して両パネル材の仮組付けを行えるから、係
着操作力を軽減できて接続作業(仮組付作業)を容易に
行うことができる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、比較的面積の大きなフロア
パネルとその前,後端部に接続されるクロスメンバであ
っても、ジョイント部材長さを大きく確保できるフロア
一般部で該ジョイント部材を介してクロスメンバと結合
できるため、車両の前後衝突時におけるこれらフロアパ
ネルとクロスメンバとの接続部の応力集中による折れ変
形を抑制することができる。
〜3の発明の効果に加えて、比較的面積の大きなフロア
パネルとその前,後端部に接続されるクロスメンバであ
っても、ジョイント部材長さを大きく確保できるフロア
一般部で該ジョイント部材を介してクロスメンバと結合
できるため、車両の前後衝突時におけるこれらフロアパ
ネルとクロスメンバとの接続部の応力集中による折れ変
形を抑制することができる。
【0026】また、トンネル部とトンネル嵌合部との係
合によって、フロアパネルとクロスメンバ相互の車幅方
向および上下方向の位置決めを行えるから、ジョイント
部材によるこれらフロアパネルとクロスメンバとの接続
作業を容易に行うことができる。
合によって、フロアパネルとクロスメンバ相互の車幅方
向および上下方向の位置決めを行えるから、ジョイント
部材によるこれらフロアパネルとクロスメンバとの接続
作業を容易に行うことができる。
【0027】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
の発明の効果に加えて、フロアパネルのフロア一般部と
トンネル部およびサイドシル部とを別体に押出成形する
ため、それぞれの成形精度を高めることができる。
の発明の効果に加えて、フロアパネルのフロア一般部と
トンネル部およびサイドシル部とを別体に押出成形する
ため、それぞれの成形精度を高めることができる。
【0028】また、嵌合部によってこれらフロア一般部
とトンネル部およびサイドシル部の3部材を仮組付けで
きると共に、フロアパネルの前,後端において前記3部
材をジョイント部材で車幅方向に一体的に連結して仮組
付けできるため、3部材の継目部分の溶接作業を容易に
行えると共に、これら3部材が継目部分の溶接による熱
歪で相互に反り変形するのを防止することができる。
とトンネル部およびサイドシル部の3部材を仮組付けで
きると共に、フロアパネルの前,後端において前記3部
材をジョイント部材で車幅方向に一体的に連結して仮組
付けできるため、3部材の継目部分の溶接作業を容易に
行えると共に、これら3部材が継目部分の溶接による熱
歪で相互に反り変形するのを防止することができる。
【0029】請求項6に記載の発明によれば、請求項
4,5の発明の効果に加えて、トンネル部とトンネル嵌
合部との間の許容クリアランスをトンネル上側部でタイ
トになるように設定してあるから、トンネル部に対して
トンネル嵌合部を上方から落し込み嵌合することで、フ
ロアパネルとクロスメンバの車幅方向および上下方向の
位置決め精度を出すことができ、特に、フロアパネルの
フロア一般部にジョイント部材を予め嵌合固定しておい
て、該ジョイント部材に対してクロスメンバを斜め上方
より下向きに回転させて係着部による接続を行わせる場
合に有効となる。
4,5の発明の効果に加えて、トンネル部とトンネル嵌
合部との間の許容クリアランスをトンネル上側部でタイ
トになるように設定してあるから、トンネル部に対して
トンネル嵌合部を上方から落し込み嵌合することで、フ
ロアパネルとクロスメンバの車幅方向および上下方向の
位置決め精度を出すことができ、特に、フロアパネルの
フロア一般部にジョイント部材を予め嵌合固定しておい
て、該ジョイント部材に対してクロスメンバを斜め上方
より下向きに回転させて係着部による接続を行わせる場
合に有効となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を一方の
パネル材としてクロスメンバとしてのダッシュクロスメ
ンバを、および他方のパネル材としてフロアパネルを例
に採って図面と共に詳述する。
パネル材としてクロスメンバとしてのダッシュクロスメ
ンバを、および他方のパネル材としてフロアパネルを例
に採って図面と共に詳述する。
【0031】図1において、1は平坦なフロア一般部1
Aと、フロア中央部のトンネル部1Bと、フロアサイド
部のサイドシル部1Cとを一体に備えたフロアパネルを
示し、該フロアパネル1はアルミ合金等の軽量金属材料
により内壁2と外壁3とを有する閉断面構造に前後方向
に押出成形してあり、これら内,外壁2,3間には前後
方向に延びる複数のリブ壁4を介在させて剛性を高めて
ある。
Aと、フロア中央部のトンネル部1Bと、フロアサイド
部のサイドシル部1Cとを一体に備えたフロアパネルを
示し、該フロアパネル1はアルミ合金等の軽量金属材料
により内壁2と外壁3とを有する閉断面構造に前後方向
に押出成形してあり、これら内,外壁2,3間には前後
方向に延びる複数のリブ壁4を介在させて剛性を高めて
ある。
【0032】5はフロアパネル1の前端部に結合される
ダッシュクロスメンバを示し、該ダッシュクロスメンバ
5は通常のプレス成形したダッシュロアパネルと同様に
傾斜したトーボード部5Aと該トーボード部5Aから略
垂直に立上がる縦壁部5Bとで構成され、フロアパネル
1と同様の軽量金属材料により内壁6と外壁7とを有す
る閉断面構造に車幅方向に押出成形してあって、これら
内,外壁6,7間に車幅方向に延びる複数のリブ壁8を
介在させて剛性を高めてある。
ダッシュクロスメンバを示し、該ダッシュクロスメンバ
5は通常のプレス成形したダッシュロアパネルと同様に
傾斜したトーボード部5Aと該トーボード部5Aから略
垂直に立上がる縦壁部5Bとで構成され、フロアパネル
1と同様の軽量金属材料により内壁6と外壁7とを有す
る閉断面構造に車幅方向に押出成形してあって、これら
内,外壁6,7間に車幅方向に延びる複数のリブ壁8を
介在させて剛性を高めてある。
【0033】ダッシュクロスメンバ5のトーボード部5
Aの略中央部には、前記トンネル部1Bに嵌合するトン
ネル嵌合部5Cを切欠形成してある。
Aの略中央部には、前記トンネル部1Bに嵌合するトン
ネル嵌合部5Cを切欠形成してある。
【0034】トンネル部1Bとトンネル嵌合部5Cは上
側が幅狭となるテーパ状に形成してあり、また、これら
トンネル部1Bとトンネル嵌合部5Cとの間には組付性
を考慮して、例えば図10にも示すように所要の許容ク
リアランスCが設定されるが、この許容クリアランスC
はトンネル上側部でタイトになるように設定してある。
側が幅狭となるテーパ状に形成してあり、また、これら
トンネル部1Bとトンネル嵌合部5Cとの間には組付性
を考慮して、例えば図10にも示すように所要の許容ク
リアランスCが設定されるが、この許容クリアランスC
はトンネル上側部でタイトになるように設定してある。
【0035】前記トーボード部5Aの下端にはフロア一
般部1Aと同一幅で、該フロア一般部1Aへの接続部5
Dをほぼ水平に延設してある。
般部1Aと同一幅で、該フロア一般部1Aへの接続部5
Dをほぼ水平に延設してある。
【0036】これらフロアパネル1とダッシュクロスメ
ンバ5は、トンネル部1Bにトンネル嵌合部5Cを嵌合
すると共に、トーボード部5Aの側縁をサイドシル部1
Cの前端部に内接させて、それぞれの継目部分をレーザ
ー溶接やミグ溶接等により溶接して結合されるが、フロ
ア一般部1Aと接続部5Dはジョイント部材10を介し
て接続した上でそれらの継目部分を同様に溶接して結合
される。
ンバ5は、トンネル部1Bにトンネル嵌合部5Cを嵌合
すると共に、トーボード部5Aの側縁をサイドシル部1
Cの前端部に内接させて、それぞれの継目部分をレーザ
ー溶接やミグ溶接等により溶接して結合されるが、フロ
ア一般部1Aと接続部5Dはジョイント部材10を介し
て接続した上でそれらの継目部分を同様に溶接して結合
される。
【0037】ジョイント部材10はフロアパネル1およ
びダッシュクロスメンバ5と同様の軽量金属材料によ
り、該ダッシュクロスメンバ5と同じく車幅方向に押出
成形してある。
びダッシュクロスメンバ5と同様の軽量金属材料によ
り、該ダッシュクロスメンバ5と同じく車幅方向に押出
成形してある。
【0038】このジョイント部材10は図2〜5に示す
ように、ダッシュクロスメンバ5の接続部5Dとは相互
に係着する係着部11を介して抜止め接続してある。
ように、ダッシュクロスメンバ5の接続部5Dとは相互
に係着する係着部11を介して抜止め接続してある。
【0039】また、該ジョイント部材10はフロアパネ
ル1のフロア一般部1Aの閉断面開口部Sに嵌合して該
閉断面開口部Sを矯正するパネル矯正部12を備えてい
て、該パネル矯正部12を介してフロア一般部1Aと接
続してある。
ル1のフロア一般部1Aの閉断面開口部Sに嵌合して該
閉断面開口部Sを矯正するパネル矯正部12を備えてい
て、該パネル矯正部12を介してフロア一般部1Aと接
続してある。
【0040】パネル矯正部12は上下面にほぼ水平な矯
正面部12aと、先端部に上下方向に先細に傾斜した挿
入ガイド部12bとを備えた中空の突起として形成して
ある。
正面部12aと、先端部に上下方向に先細に傾斜した挿
入ガイド部12bとを備えた中空の突起として形成して
ある。
【0041】このパネル矯正部12には、パネル一般部
1Aの閉断面を仕切るリブ壁4に対応する位置にスリッ
ト12cを形成してあって、該パネル矯正部12の高さ
は閉断面開口部Sのリブ壁4近傍の側部高さとほぼ同一
に設定してある。
1Aの閉断面を仕切るリブ壁4に対応する位置にスリッ
ト12cを形成してあって、該パネル矯正部12の高さ
は閉断面開口部Sのリブ壁4近傍の側部高さとほぼ同一
に設定してある。
【0042】また、ジョイント部材10のパネル矯正部
12の成形基部には、フロア一般部1Aの端面に係合し
てパネル矯正部12の挿入規制をするストッパ部13を
有段成形してある。
12の成形基部には、フロア一般部1Aの端面に係合し
てパネル矯正部12の挿入規制をするストッパ部13を
有段成形してある。
【0043】一方、前記係着部11は、ジョイント部材
10に設けた溝部16と、ダッシュクロスメンバ5の接
続部5Dに設けられて前記溝部16に係着する係止突起
17とで構成してある。
10に設けた溝部16と、ダッシュクロスメンバ5の接
続部5Dに設けられて前記溝部16に係着する係止突起
17とで構成してある。
【0044】本実施形態ではこの係着部11を、ジョイ
ント部材10と接続部5Dの上壁14,6同志を係着す
る上側係着部11Uと、下壁15,7同志を係着する下
側係着部11Lとして上,下2つを設定してある。
ント部材10と接続部5Dの上壁14,6同志を係着す
る上側係着部11Uと、下壁15,7同志を係着する下
側係着部11Lとして上,下2つを設定してある。
【0045】上側係着部11Uの溝部16Uはジョイン
ト部材10の上壁14の端末部に設けてあって、該溝部
16Uは上方に円弧中心を持って溝奥部が斜め上方にせ
り上がる円弧状に形成してある一方、該上側係着部11
Uの係止突起17Uは接続部5Dの上壁6の端末部に前
記円弧状の溝部16Uに見合う円弧状突起として形成し
て、該円弧状の係止突起17Uを斜め上方から溝部16
Uに挿入・回動して係着するようにしてある。
ト部材10の上壁14の端末部に設けてあって、該溝部
16Uは上方に円弧中心を持って溝奥部が斜め上方にせ
り上がる円弧状に形成してある一方、該上側係着部11
Uの係止突起17Uは接続部5Dの上壁6の端末部に前
記円弧状の溝部16Uに見合う円弧状突起として形成し
て、該円弧状の係止突起17Uを斜め上方から溝部16
Uに挿入・回動して係着するようにしてある。
【0046】また、下側係着部11Lの溝部16Lはジ
ョイント部材10の下壁15の内面側に段差状に形成し
てある一方、該下側係着部11Lの係止突起17Lは接
続部5Dの下壁7の端末部に、前記溝部16Lに対して
水平方向で係着して相互に抜止めし得るようにフック状
に形成してある。
ョイント部材10の下壁15の内面側に段差状に形成し
てある一方、該下側係着部11Lの係止突起17Lは接
続部5Dの下壁7の端末部に、前記溝部16Lに対して
水平方向で係着して相互に抜止めし得るようにフック状
に形成してある。
【0047】本実施形態では前記上側係着部11Uの円
弧状の溝部16Uの下縁部を上縁部よりも若干外方へ張
り出して設けて、円弧状の係止突起17Uの挿入ガイド
を行えるようにしてある。
弧状の溝部16Uの下縁部を上縁部よりも若干外方へ張
り出して設けて、円弧状の係止突起17Uの挿入ガイド
を行えるようにしてある。
【0048】また、前記上側係着部11Uの円弧状の溝
部16Uの下縁部と下壁15とに亘ってリブ壁18を設
けて、該溝部16Uを補強している。
部16Uの下縁部と下壁15とに亘ってリブ壁18を設
けて、該溝部16Uを補強している。
【0049】以上の実施形態の構造によれば、フロアパ
ネル1とダッシュクロスメンバ5との結合に際しては、
予めジョイント部材10をそのパネル矯正部12をフロ
アパネル1のフロア一般部1A前端の閉断面開口部Sに
挿入嵌合して取付けておき、ダッシュクロスメンバ5の
接続部5Dと該ジョイント部材10とを係着部11によ
り相互に抜止め係着すると共に、トンネル嵌合部5Cを
トンネル部1Bに嵌合し、かつ、サイドシル部1Cの前
端部をトーボード部5Aの側縁に摺接嵌合させて、これ
らフロアパネル1とダッシュクロスメンバ5とを接続
し、そして、ジョイント部材10との接続部分を含めて
これら3部材の継目部分を溶接して結合する。
ネル1とダッシュクロスメンバ5との結合に際しては、
予めジョイント部材10をそのパネル矯正部12をフロ
アパネル1のフロア一般部1A前端の閉断面開口部Sに
挿入嵌合して取付けておき、ダッシュクロスメンバ5の
接続部5Dと該ジョイント部材10とを係着部11によ
り相互に抜止め係着すると共に、トンネル嵌合部5Cを
トンネル部1Bに嵌合し、かつ、サイドシル部1Cの前
端部をトーボード部5Aの側縁に摺接嵌合させて、これ
らフロアパネル1とダッシュクロスメンバ5とを接続
し、そして、ジョイント部材10との接続部分を含めて
これら3部材の継目部分を溶接して結合する。
【0050】このようにジョイント部材10とダッシュ
クロスメンバ5とは係着部11により抜止め係着され、
該ジョイント部材10とフロアパネル1とはジョイント
部材10のパネル矯正部12がフロア一般部1Aの閉断
面開口部Sに嵌合して接続され、ジョイント部材10に
よってダッシュクロスメンバ5とフロアパネル1とが仮
組付けされるため、専用の組付治具を用いることなく継
目部分の溶接を容易に行うことができ、従って、設備の
軽減化を行えてコスト的に有利に得ることができる。
クロスメンバ5とは係着部11により抜止め係着され、
該ジョイント部材10とフロアパネル1とはジョイント
部材10のパネル矯正部12がフロア一般部1Aの閉断
面開口部Sに嵌合して接続され、ジョイント部材10に
よってダッシュクロスメンバ5とフロアパネル1とが仮
組付けされるため、専用の組付治具を用いることなく継
目部分の溶接を容易に行うことができ、従って、設備の
軽減化を行えてコスト的に有利に得ることができる。
【0051】前述のフロアパネル1のパネル一般部1A
の閉断面開口部Sは、その中央部分で上壁(内壁)2と
下壁(外壁)3とが押出成形時の熱歪によって図2に示
すように開口部内側へ撓み変形する傾向にあるが、ジョ
イント部材10のパネル矯正部12が該閉断面開口部S
に嵌合することによって、前記上下壁2,3の撓み変形
を矯正できて、クロスメンバ5とフロアパネル1との仮
組付けと同時にそれらの継目部分のパネル面整合を行え
て溶接接合を適正に行うことができる。
の閉断面開口部Sは、その中央部分で上壁(内壁)2と
下壁(外壁)3とが押出成形時の熱歪によって図2に示
すように開口部内側へ撓み変形する傾向にあるが、ジョ
イント部材10のパネル矯正部12が該閉断面開口部S
に嵌合することによって、前記上下壁2,3の撓み変形
を矯正できて、クロスメンバ5とフロアパネル1との仮
組付けと同時にそれらの継目部分のパネル面整合を行え
て溶接接合を適正に行うことができる。
【0052】また、このジョイント部材10とダッシュ
クロスメンバ5の接続部5Dおよびフロア一般部1Aと
を、係着部11およびパネル矯正部12によってそれぞ
れ有機的に接続した上で継目部分を溶接するため、接合
強度を高められると共に、これら係着部11およびパネ
ル矯正部12で接続部の曲げ剛性,ねじり剛性が高めら
れるため、溶接時の熱歪による接続部5D,フロア一般
部1A相互の反り変形を防止することができる。
クロスメンバ5の接続部5Dおよびフロア一般部1Aと
を、係着部11およびパネル矯正部12によってそれぞ
れ有機的に接続した上で継目部分を溶接するため、接合
強度を高められると共に、これら係着部11およびパネ
ル矯正部12で接続部の曲げ剛性,ねじり剛性が高めら
れるため、溶接時の熱歪による接続部5D,フロア一般
部1A相互の反り変形を防止することができる。
【0053】特に、このようにジョイント部材10の長
さを大きく確保できるフロア一般部1Aの部分で、該ジ
ョイント部材10を介してダッシュクロスメンバ5の接
続部5Dと接続することと併せて、パネル矯正部12は
中空の突起として形成して軽量でかつ高い剛性が得ら
れ、このパネル矯正部12がフロア一般部1Aの閉断面
開口部Sに嵌合して、押出方向が直交する部分でパネル
矯正部12がフロア一般部1Aとオーバーラップして補
強メンバとして機能することによって、この押出方向が
直交する継目部分への応力集中を回避することができて
結合剛性を高めることができ、従って、車両の前面衝突
時にダッシュクロスメンバ5とフロアパネル1との接続
部の応力集中による折れ変形を抑制することができる。
さを大きく確保できるフロア一般部1Aの部分で、該ジ
ョイント部材10を介してダッシュクロスメンバ5の接
続部5Dと接続することと併せて、パネル矯正部12は
中空の突起として形成して軽量でかつ高い剛性が得ら
れ、このパネル矯正部12がフロア一般部1Aの閉断面
開口部Sに嵌合して、押出方向が直交する部分でパネル
矯正部12がフロア一般部1Aとオーバーラップして補
強メンバとして機能することによって、この押出方向が
直交する継目部分への応力集中を回避することができて
結合剛性を高めることができ、従って、車両の前面衝突
時にダッシュクロスメンバ5とフロアパネル1との接続
部の応力集中による折れ変形を抑制することができる。
【0054】また、パネル矯正部12によるフロア一般
部1Aのパネル矯正に関しては、該パネル矯正部12の
上下面をほぼ水平な矯正面部12aとしてあると共に、
その高さをフロア一般部1Aの閉断面開口部Sの中で
も、リブ壁4によって押出成形時の熱歪による寸法変化
が抑制される開口側部の高さ寸法とほぼ同一に設定して
あるから、該パネル矯正部12が閉断面開口部Sにきっ
ちりと嵌合して、パネル矯正面部12aが閉断面開口部
Sの上下壁2,3面にほぼ一様に面接触して、これら上
下壁2,3面の撓み変形を確実に矯正することができる
と共に、嵌合度合いが高められるため、ダッシュクロス
メンバ5とフロアパネル1の仮組付けを確実に行うこと
ができると共に、接続部分の補強効果を高めることがで
きる。
部1Aのパネル矯正に関しては、該パネル矯正部12の
上下面をほぼ水平な矯正面部12aとしてあると共に、
その高さをフロア一般部1Aの閉断面開口部Sの中で
も、リブ壁4によって押出成形時の熱歪による寸法変化
が抑制される開口側部の高さ寸法とほぼ同一に設定して
あるから、該パネル矯正部12が閉断面開口部Sにきっ
ちりと嵌合して、パネル矯正面部12aが閉断面開口部
Sの上下壁2,3面にほぼ一様に面接触して、これら上
下壁2,3面の撓み変形を確実に矯正することができる
と共に、嵌合度合いが高められるため、ダッシュクロス
メンバ5とフロアパネル1の仮組付けを確実に行うこと
ができると共に、接続部分の補強効果を高めることがで
きる。
【0055】また、このパネル矯正部12の先端部は上
下方向に先細に傾斜した挿入ガイド部12bとしてある
ため、フロア一般部1Aの閉断面開口部Sへの嵌合をス
ムーズに行わせることができ、かつ、該パネル矯正部1
2の成形基部に有段成形したストッパ部13がフロア一
般部1Aの端面に係合して、パネル矯正部12の挿入規
制を行って前後方向の位置決めが行われるから、ダッシ
ュクロスメンバ5とフロアパネル1の前後方向の組付寸
法精度を確保することができる。
下方向に先細に傾斜した挿入ガイド部12bとしてある
ため、フロア一般部1Aの閉断面開口部Sへの嵌合をス
ムーズに行わせることができ、かつ、該パネル矯正部1
2の成形基部に有段成形したストッパ部13がフロア一
般部1Aの端面に係合して、パネル矯正部12の挿入規
制を行って前後方向の位置決めが行われるから、ダッシ
ュクロスメンバ5とフロアパネル1の前後方向の組付寸
法精度を確保することができる。
【0056】このダッシュクロスメンバ5とフロアパネ
ル1の車幅方向および上下方向の位置決めは、トンネル
部1Bとトンネル嵌合部5Cとのテーパ嵌合によって行
われるが、これら両者間の許容クリアランスCはトンネ
ル上側部でタイトになるように設定してあるため、トン
ネル部1Bに対してトンネル嵌合部5Cを上方から落し
込み嵌合することで、フロアパネル1とダッシュクロス
メンバ5の車幅方向および上下方向の位置決め精度を出
すことができる。
ル1の車幅方向および上下方向の位置決めは、トンネル
部1Bとトンネル嵌合部5Cとのテーパ嵌合によって行
われるが、これら両者間の許容クリアランスCはトンネ
ル上側部でタイトになるように設定してあるため、トン
ネル部1Bに対してトンネル嵌合部5Cを上方から落し
込み嵌合することで、フロアパネル1とダッシュクロス
メンバ5の車幅方向および上下方向の位置決め精度を出
すことができる。
【0057】一方、前述のジョイント部材10とダッシ
ュクロスメンバ5の接続部5Dとを相互に係着する係着
部11は、ジョイント部材10側の溝部16と、これに
係着する接続部5D側の係止突起17との簡単な構造と
してあるため成形性が良く、また、設計の自由度を高め
ることができる。
ュクロスメンバ5の接続部5Dとを相互に係着する係着
部11は、ジョイント部材10側の溝部16と、これに
係着する接続部5D側の係止突起17との簡単な構造と
してあるため成形性が良く、また、設計の自由度を高め
ることができる。
【0058】特に、本実施形態ではこの係着部11を、
ジョイント部材10と接続部5Dの上壁14,6同志を
係着する上側係着部11Uと、下壁15,7同志を係着
する下側係着部11Lとして上,下2つを設定し、上側
係着部11Uの溝部16Uおよび係止突起17Uを円弧
状に形成して該係止突起17Uを溝部16Uに対して上
方から挿入・回動して係着するように構成し、下側係着
部11Lは溝部16Lと係止突起17Lとがほぼ水平方
向で係着して抜止め機能するように構成してあるから、
前述のように予めジョイント部材10をフロア一般部1
Aにパネル矯正部12を介して嵌合固定しておいて、該
ジョイント部材10に接続部5Dを接続する際に、ダッ
シュクロスメンバ5の重量を利用した回動操作で容易に
接続することができる。
ジョイント部材10と接続部5Dの上壁14,6同志を
係着する上側係着部11Uと、下壁15,7同志を係着
する下側係着部11Lとして上,下2つを設定し、上側
係着部11Uの溝部16Uおよび係止突起17Uを円弧
状に形成して該係止突起17Uを溝部16Uに対して上
方から挿入・回動して係着するように構成し、下側係着
部11Lは溝部16Lと係止突起17Lとがほぼ水平方
向で係着して抜止め機能するように構成してあるから、
前述のように予めジョイント部材10をフロア一般部1
Aにパネル矯正部12を介して嵌合固定しておいて、該
ジョイント部材10に接続部5Dを接続する際に、ダッ
シュクロスメンバ5の重量を利用した回動操作で容易に
接続することができる。
【0059】即ち、ダッシュクロスメンバ5を斜め上方
よりジョイント部材10にあてがって、上側係着部11
Uの円弧状の係止突起17Uを、対応する円弧状の溝部
16Uに差し入れると共に該ダッシュクロスメンバ5の
自重で下側へ回動することで該上側係着部11Uが係着
すると同時に、下側係着部11Lの係止突起17Lと溝
部16Lとが水平方向に係着して抜止め機能し、以て、
上,下側の係着部11U,11Lが確実に係着してダッ
シュクロスメンバ5とフロアパネル1との仮組付けを行
えるから、係着操作力を軽減できて接続作業(仮組付作
業)を容易に行うことができる(図5,8参照)。
よりジョイント部材10にあてがって、上側係着部11
Uの円弧状の係止突起17Uを、対応する円弧状の溝部
16Uに差し入れると共に該ダッシュクロスメンバ5の
自重で下側へ回動することで該上側係着部11Uが係着
すると同時に、下側係着部11Lの係止突起17Lと溝
部16Lとが水平方向に係着して抜止め機能し、以て、
上,下側の係着部11U,11Lが確実に係着してダッ
シュクロスメンバ5とフロアパネル1との仮組付けを行
えるから、係着操作力を軽減できて接続作業(仮組付作
業)を容易に行うことができる(図5,8参照)。
【0060】このダッシュクロスメンバ5の自重による
下側への回動操作時には、前述のようにトンネル嵌合部
5Cがトンネル部1Bに落ち込み嵌合して、ダッシュク
ロスメンバ5とフロアパネル1との上下方向および車幅
方向の位置決め精度を出すことができる。
下側への回動操作時には、前述のようにトンネル嵌合部
5Cがトンネル部1Bに落ち込み嵌合して、ダッシュク
ロスメンバ5とフロアパネル1との上下方向および車幅
方向の位置決め精度を出すことができる。
【0061】図6〜10は本発明の第2実施形態を示す
もので、本実施形態にあっては前記第1実施形態におけ
るフロアパネル1のフロア一般部1Aとトンネル部1B
およびサイドシル部1Cとを、それぞれ別体に前後方向
に閉断面構造に押出成形してある。
もので、本実施形態にあっては前記第1実施形態におけ
るフロアパネル1のフロア一般部1Aとトンネル部1B
およびサイドシル部1Cとを、それぞれ別体に前後方向
に閉断面構造に押出成形してある。
【0062】これらフロア一般部1A,トンネル部1
B、およびサイドシル部1Cの分割端部には相互に係合
する嵌合部20を設けてあり、これら嵌合部20を介し
て車幅方向に嵌合すると共に継目部分を溶接して結合す
るようにしてある。
B、およびサイドシル部1Cの分割端部には相互に係合
する嵌合部20を設けてあり、これら嵌合部20を介し
て車幅方向に嵌合すると共に継目部分を溶接して結合す
るようにしてある。
【0063】この実施形態のようにフロアパネル1を、
フロア一般部1Aとトンネル部1Bおよびサイドシル部
に分割して別体に押出成形することによって、それぞれ
の成形精度を高めることができる。
フロア一般部1Aとトンネル部1Bおよびサイドシル部
に分割して別体に押出成形することによって、それぞれ
の成形精度を高めることができる。
【0064】また、このフロアパネル1は左右のフロア
一般部1Aとトンネル部1Bおよび左右のサイドシル部
1Cとを一体的に結合してサブアッセンブリした状態
で、前記第1実施形態と同様にジョイント部材10を介
してダッシュクロスメンバ5と接続して、それらの継目
部分を溶接して結合されるが、フロアパネル1のサブア
ッセンブリに際しては、嵌合部20によってフロア一般
部1Aとトンネル部1Bおよびサイドシル部1Cの3部
材を仮組付けできると共に、フロアパネル1の前端にお
いてジョイント部材10のパネル矯正部12を前述と同
様にフロア一般部1Aの閉断面開口部Sに嵌合すること
により、これら3部材1A,1B,1Cをジョイント部
材10で車幅方向に一体的に連結して仮組付けできるた
め、前述の溶接作業を容易に行えると共に、3部材1
A,1B,1Cがそれらの継目部分で溶接による熱歪で
図9に破線で示すように相互に反り変形するのを防止す
ることができる。
一般部1Aとトンネル部1Bおよび左右のサイドシル部
1Cとを一体的に結合してサブアッセンブリした状態
で、前記第1実施形態と同様にジョイント部材10を介
してダッシュクロスメンバ5と接続して、それらの継目
部分を溶接して結合されるが、フロアパネル1のサブア
ッセンブリに際しては、嵌合部20によってフロア一般
部1Aとトンネル部1Bおよびサイドシル部1Cの3部
材を仮組付けできると共に、フロアパネル1の前端にお
いてジョイント部材10のパネル矯正部12を前述と同
様にフロア一般部1Aの閉断面開口部Sに嵌合すること
により、これら3部材1A,1B,1Cをジョイント部
材10で車幅方向に一体的に連結して仮組付けできるた
め、前述の溶接作業を容易に行えると共に、3部材1
A,1B,1Cがそれらの継目部分で溶接による熱歪で
図9に破線で示すように相互に反り変形するのを防止す
ることができる。
【0065】前記各実施形態ではジョイント部材10と
ダッシュクロスメンバ5とを相互に係着する係着部11
を、上側係着部11Uと下側係着部11Lの2つを設け
た最も好ましい例を示しているが、これは図11に示す
ように下側係着部11L(図では溝部16のみを示して
いる)だけであってもよい。
ダッシュクロスメンバ5とを相互に係着する係着部11
を、上側係着部11Uと下側係着部11Lの2つを設け
た最も好ましい例を示しているが、これは図11に示す
ように下側係着部11L(図では溝部16のみを示して
いる)だけであってもよい。
【0066】また、クロスメンバとしてダッシュクロス
メンバ5を例示したが、フロアパネル1の後端に結合さ
れる図外のリヤシートクロスメンバとの結合部に適用し
て前述と同様の効果を得ることができる。
メンバ5を例示したが、フロアパネル1の後端に結合さ
れる図外のリヤシートクロスメンバとの結合部に適用し
て前述と同様の効果を得ることができる。
【0067】更に、本発明は自動車のフロアパネルとク
ロスメンバ2の結合構造に限定されることはなく、押出
方向が直交する2つの閉断面構造の押出成形パネル材の
結合構造に適用できることは勿論である。
ロスメンバ2の結合構造に限定されることはなく、押出
方向が直交する2つの閉断面構造の押出成形パネル材の
結合構造に適用できることは勿論である。
【0068】又、本実施例はいずれも金属製押出しパネ
ルを用いたが、金属以外の樹脂製等の押出パネルを用い
ることも出来る。
ルを用いたが、金属以外の樹脂製等の押出パネルを用い
ることも出来る。
【0069】更に継目部分を溶接結合したが、接着等溶
接以外の接合方法を用いることも出来る。
接以外の接合方法を用いることも出来る。
【図1】本発明の1実施形態を示す分解斜視図。
【図2】本発明の1実施形態のフロア一般部とジョイン
ト部材との関係を示す分解斜視図。
ト部材との関係を示す分解斜視図。
【図3】図2のA−A線相当部の断面図。
【図4】図2のフロア一般部とジョイント部材とを嵌合
した状態を示す斜視図。
した状態を示す斜視図。
【図5】本発明の1実施形態のフロアパネルとダッシュ
クロスメンバとの接続状態を示す断面図。
クロスメンバとの接続状態を示す断面図。
【図6】本発明の第2実施形態におけるフロアパネルと
ジョイント部材との関係を示す分解斜視図。
ジョイント部材との関係を示す分解斜視図。
【図7】図6のフロアパネルとジョイント部材とを嵌合
した状態を示す斜視図。
した状態を示す斜視図。
【図8】本発明の第2実施形態におけるフロアパネルと
ダッシュクロスメンバとの接続途上を示す斜視図。
ダッシュクロスメンバとの接続途上を示す斜視図。
【図9】本発明の第2実施形態におけるフロアパネルの
溶接熱歪による反り変形を説明する略示的断面説明図。
溶接熱歪による反り変形を説明する略示的断面説明図。
【図10】本発明の第2実施形態におけるフロアパネル
とダッシュクロスメンバとを分離して示す後面図。
とダッシュクロスメンバとを分離して示す後面図。
【図11】ジョイント部材の異なる例を示す斜視図。
1 フロアパネル(他方のパネル材)
1A フロア一般部
1B トンネル部
1C サイドシル部
5 クロスメンバ(一方のパネル材)
5C トンネル嵌合部
10 ジョイント部材
11 係着部
11U 上側係着部
11L 下側係着部
12 パネル矯正部
12a 矯正面部
12b 挿入ガイド部
13 ストッパ部
16 溝部
17 係止突起
S 閉断面開口部
C 許容クリアランス
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B62D 25/20
Claims (6)
- 【請求項1】 押出方向が直交する2つの閉断面構造の
押出成形パネル材を、一方のパネル材と同じ押出方向に
押出成形したジョイント部材で接続すると共に継目部分
を結合した構造であって、前記ジョイント部材は、一方
のパネル材とは相互に係着する係着部を介して抜止め接
続してあると共に、該ジョイント部材は他方のパネル材
の閉断面開口部に嵌合して該閉断面開口部を矯正するパ
ネル矯正部を備えて、該パネル矯正部を介して他方のパ
ネル材と接続し、かつ、該ジョイント部材のパネル矯正
部は、上下面にほぼ水平な矯正面部と、先端部に上下方
向に先細に傾斜した挿入ガイド部とを備えた中空の突起
として形成し、その高さを、他方のパネル材の閉断面開
口部の側部高さとほぼ同一に設定し、前記パネル矯正部
の成形基部に、他方のパネル材の端面に係合してパネル
矯正部の挿入規制をするストッパ部を形成したことを特
徴とする押出成形パネル材の結合構造。 - 【請求項2】 ジョイント部材と一方のパネル材とを相
互に係着する係着部を、ジョイント部材に設けた溝部
と、一方のパネル材に設けられて前記溝部に係着する係
止突起とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の
押出成形パネル材の結合構造。 - 【請求項3】 ジョイント部材と一方のパネル材とを相
互に係着する係着部が、これらジョイント部材と一方の
パネル材の上壁同志を係着する上側係着部と、下壁同志
を係着する下側係着部とからなり、 上側係着部のジョイント部材側の溝部を、上方に円弧中
心を持って溝奥部が斜め上方にせり上がる円弧状に形成
し、一方のパネル材側の係止突起を該円弧状の溝部に見
合う円弧状突起として形成して、該円弧状の係止突起を
斜め上方から溝部に挿入・回動して係着するようにして
あり、 下側係着部はジョイント部材側の溝部と、一方のパネル
材側の係止突起とがほぼ水平方向で係着して抜止め機能
するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の押出
成形パネル材の結合構造。 - 【請求項4】 他方のパネル材がフロア中央部にトンネ
ル部を備えると共にフロアサイド部にサイドシル部を備
えて閉断面構造に前後方向に押出成形されたフロアパネ
ルであり、かつ、一方のパネル材が閉断面構造に車幅方
向に押出成形されると共に車幅方向中央部にフロアパネ
ルのトンネル部に嵌合するトンネル嵌合部が切欠形成さ
れ、前記フロアパネルの前端又は後端に接続されるクロ
スメンバであって、フロアパネルのトンネル部とサイド
シル部との間のフロア一般部をジョイント部材によりク
ロスメンバに接続したことを特徴とする請求項1〜3の
何れかに記載の押出成形パネル材の結合構造。 - 【請求項5】 フロアパネルのフロア一般部とトンネル
部およびサイドシル部とをそれぞれ別体に押出成形し、
これらフロア一般部とトンネル部およびサイドシル部と
を、相互に係合する嵌合部を介して車幅方向に嵌合する
と共に溶接して結合したことを特徴とする請求項4に記
載の押出成形パネル材の結合構造。 - 【請求項6】 フロアパネルのトンネル部およびクロス
メンバのトンネル嵌合部は上側が幅狭となるテーパ状に
形成してあると共に、これら両者間の許容クリアランス
をトンネル上側部でタイトになるように設定したことを
特徴とする請求項4,5に記載の押出成形パネル材の結
合構造。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP29743899A JP3381682B2 (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 押出成形パネル材の結合構造 |
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DE60016694T DE60016694T2 (de) | 1999-10-19 | 2000-10-19 | Fahrzeugaufbaukonstruktion |
EP00309194A EP1093995B1 (en) | 1999-10-19 | 2000-10-19 | Vehicle body structure |
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JP29743899A JP3381682B2 (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 押出成形パネル材の結合構造 |
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---|---|
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JP3381682B2 true JP3381682B2 (ja) | 2003-03-04 |
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ID=17846534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP5577237B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-08-20 | トヨタ自動車株式会社 | 車体構造 |
-
1999
- 1999-10-19 JP JP29743899A patent/JP3381682B2/ja not_active Expired - Fee Related
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