JP3381502B2 - スポット溶接ガンのガンアーム交換構造および同交換方法 - Google Patents

スポット溶接ガンのガンアーム交換構造および同交換方法

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JP3381502B2 JP02526696A JP2526696A JP3381502B2 JP 3381502 B2 JP3381502 B2 JP 3381502B2 JP 02526696 A JP02526696 A JP 02526696A JP 2526696 A JP2526696 A JP 2526696A JP 3381502 B2 JP3381502 B2 JP 3381502B2
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    • B23K11/30Features relating to electrodes
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Resistance Welding (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロボットアーム
の先端に設けられ、加圧電極を備えたガン本体と、この
ガン本体に対して着脱可能に設けられ、前記加圧電極と
の間でワークを加圧する固定電極を備えたガンアームと
を有するスポット溶接ガンのガンアーム交換構造および
同交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるC型のガンアームを備え
たスポット溶接ガンにおけるガンアーム交換構造として
は、例えば特開昭62−16887号公報に記載された
ものがある。この公報記載のものは、ロボットアームの
先端に設けられて加圧電極を備えたガン本体に対し、加
圧電極との間でワークを加圧する固定電極を備えたガン
アームが着脱可能に設けられている。加圧電極はガン本
体から前方に向けて突出し、この突出した加圧電極に対
向する位置に固定電極が配置されるようガンアームが屈
曲形成されて、全体としてほぼC字形状を呈している。
【0003】ガン本体には、加圧電極を固定電極に向け
て加圧するための加圧手段として加圧シリンダが設けら
れている。この加圧シリンダに隣接した位置のガン本体
の前面側には、加圧電極の加圧方向と同方向に向けてテ
ーパ状の嵌合孔が形成される一方、ガンアームにはこの
嵌合孔に嵌合可能なテーパ状の嵌合端部が形成されてい
る。つまり、ガンアームの固定電極をガン本体の加圧電
極に接近させる方向に移動させつつ、ガンアームの嵌合
端部をガン本体の嵌合孔に挿入して嵌合することで、ガ
ンアームをガン本体に装着するのである。装着後は、ガ
ン本体に設けられたクランプ部材によりガンアームを固
定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のスポット溶接ガンのガンアーム交換構造
では、ガンアームとガン本体との結合部については、ガ
ンアームの嵌合端部をガン本体の嵌合孔に対して加圧電
極の加圧方向と逆方向に挿入して装着する構造であるこ
とから、スポット溶接作業時において、加圧電極の加圧
力が、ガンアームをガン本体から抜き出す方向に付与さ
れることになり、ガンアームとガン本体との間の結合部
における給電部の面圧が弱まり、溶接作業に支障を来す
という問題がある。また、ガンアームをガン本体に装着
する際においては、加圧電極と固定電極との相互の位置
合わせ、すなわち相互間の芯出しが必要であるが、上記
公報の技術では、その位置合わせが充分ではなく、精度
よい溶接作業が期待できないものとなっている。さら
に、ガンアームのガン本体への装着方向が、ガンアーム
の長手方向となっているので、この長手方向の寸法が大
きくなってスポット溶接ガンの大型化を招く。
【0005】そこで、この発明は、ガンアームがガン本
体に対し着脱可能なスポット溶接ガンにおいて、大型化
を招くことなく、精度よい溶接作業を行えるようにする
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、ロボットアームの先端に設け
られ、加圧電極を備えたガン本体と、このガン本体に対
して着脱可能に設けられ、前記加圧電極との間でワーク
を加圧する固定電極を備えたガンアームとを有するスポ
ット溶接ガンのガンアーム交換構造において、前記ガン
本体とガンアームとの相互の結合部における一方側に、
前記加圧電極の固定電極に向かう加圧方向と直交する方
向に向けてテーパ形状となる挿入凹部を設け、他方側
に、この挿入凹部に前記加圧方向と直交する方向から挿
入固定可能なテーパ形状を有する挿入部を設けた構成と
してある。
【0007】第2に、第1の構成において、結合部は、
加圧電極による加圧力を受ける加圧面部を有し、この加
圧面部に、ガン本体からガンアームの固定電極に電流を
供給するために相互に接触する電気的接点を備えた給電
部を設けた構成としてある。
【0008】第3に、第1の構成において、ガン本体
に、挿入部が挿入凹部に挿入固定された状態で、ガンア
ーム側に突出して、ガン本体とガンアームとの間の位置
決めを行う位置決めピンを設けた構成としてある。
【0009】第4に、第1の構成において、結合部は、
加圧電極による加圧力を受ける加圧面部を有し、この加
圧面部に、ガン本体からガンアームの固定電極に電流を
供給するために相互に接触する電気的接点部を設け、前
記ガン本体に、挿入部が挿入凹部に挿入固定された状態
で、ガンアーム側に突出して、ガン本体とガンアームと
の間の位置決めを行う位置決めピンを設け、この位置決
めピンは、ガンアーム側に突出して位置決めする状態
で、ガンアームを押圧して前記加圧面部における面圧を
発生させる構成としてある。
【0010】第5に、ロボットアームの先端に設けら
れ、加圧電極を備えたガン本体と、このガン本体に対し
て着脱可能に設けられ、前記加圧電極との間でワークを
加圧する固定電極を備えたガンアームとを有するスポッ
ト溶接ガンのガンアーム交換方法において、前記ガン本
体とガンアームとの相互の結合部における一方側に設け
られ、前記加圧電極の固定電極に向かう加圧方向と直交
する方向に沿うテーパ面を備えた挿入凹部に、他方側に
設けられてこの挿入凹部に前記加圧方向と直交する方向
から挿入固定可能なテーパ面を備えた挿入部を挿入し
て、ガンアームをガン本体に装着するガンアームの交換
方法としてある。
【0011】
【発明の効果】第1の発明または第5の発明によれば、
ガン本体とガンアームとのいずれか一方の挿入部を他方
の挿入凹部に対し、加圧電極の加圧方向と直交する方向
から挿入することで、ガンアームがガン本体に装着され
るので、加圧電極による加圧力がガンアームをガン本体
から取り外す方向に付与されることはなく、ガンアーム
とガン本体との間の結合部における給電部の面圧が所望
に確保されて、溶接作業を支障なく行うことができると
ともに、結合部を有する構造であっても、ガンアームの
長手方向長さが抑えられ、溶接ガンの大型化を防止でき
る。
【0012】第2の発明によれば、加圧電極による加圧
力は加圧面部に付与され、この加圧面部に設けられた給
電部における面圧が高まり、ガンアームの固定電極への
電流供給が確実になされて溶接作業を支障なく行うこと
ができる。
【0013】第3の発明によれば、位置決めピンによ
り、ガン本体とガンアームとの間の位置決めを行うこと
で、加圧電極と固定電極との位置合わせが可能となり、
精度よい溶接作業が可能となる。
【0014】第4の発明によれば、位置決めに加えて、
給電部の面圧の発生についても、位置決めピンを含む単
一の機構で達成できるので、構造の簡略化が達成でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0016】図1は、この発明の実施の一形態に係わる
スポット溶接ガンのガンアーム交換構造を示す側面図、
図2は図1の上面図である。ガン本体1は、ロボットア
ーム3の先端にガンブラケット5を介して装着されてお
り、このガン本体1には、結合部7を介してC型のガン
アーム9が着脱可能に装着されている。ガン本体1に
は、その前方側に突出するように加圧電極11が設けら
れ、この加圧電極11に対向する位置となるよう固定電
極13がガンアーム9に取付けられている。なお、二点
鎖線で示すガンアーム9aは、ガン本体1から取り外し
た状態のものである。
【0017】加圧電極11の基端側は、ボールねじおよ
びベアリングのユニット部15に接続されている。ユニ
ット部15はタイミングベルト17を介してサーボモー
タ19に連結されており、このサーボモータ19の作動
により、加圧電極11の固定電極13側に向けての加圧
動作がなされる。サーボモータ19の上部側のガン本体
1にはトランス21が設けられている。
【0018】図3は、図1における結合部7周辺の拡大
された断面図、図4は図3のA−A断面図である。結合
部7は、ガン本体1側については、ボルト23により本
体側結合部材25が固定される一方、ガンアーム9側に
ついては、ボルト27によりアーム側結合部材29が固
定されている。本体側およびアーム側の各結合部材25
および29は、いずれも銅合金により形成されている。
【0019】本体側結合部材25は、図5に斜視図で示
すように、加圧電極11の加圧方向(図3および図5中
で矢印P方向)と直交する上下方向に向けて挿入凹部3
1が延長形成され、一方アーム側結合部材29は、図6
に斜視図で示すように、上記挿入凹部31に挿入される
板状の挿入部を構成することになる。
【0020】挿入凹部31は、上面にアーム側結合部材
29を挿入するための挿入口31aが形成され、本体側
結合部材25におけるガンアーム9側には、両サイドに
相互に対向する方向に突出するフランジ25aが形成さ
れることで、ガンアーム9がガン本体1に装着された状
態で挿入凹部31から引き出される逃げ部となる開口部
31bが形成される。
【0021】挿入凹部31内における開口部31bに対
向する面25bは、下端側が上端側より開口部31b側
に近い位置となるような傾斜面を形成しており、この面
25bの両側縁に隣接しかつ相互に対向する面25c,
25dは、相互間の距離が上端側より下端側の方が短く
なるような傾斜面を形成している。これにより、挿入凹
部31は、上端側の挿入口31aから下方に向けて先細
りとなるテーパ状に形成されることになる。
【0022】前記一対のフランジ25aにおける挿入凹
部31内の面25eは、図3に示されるように、矢印P
で示す加圧電極11による加圧方向に直角となっていて
傾斜面を形成しておらず、ガン本体1側からガンアーム
9側の固定電極13に電流を供給するための電気的接点
を備えた給電部を構成している。上記面25b,25e
の上端縁部は、切り欠き面25hとなって、挿入口31
aの開口面積を大きくしている。
【0023】上記挿入凹部31の下端には、底面部25
fが形成され、この底面部25fは、アーム側固定部材
29を挿入凹部31内に挿入した際に、アーム側固定部
材29の下端綿29aが当接して上下方向の位置決めを
行う。アーム側固定部材29は、下端面29aが挿入凹
部31内の底面部25fに当接した状態で、挿入凹部3
1内の前記各面25b,25c,25d,25eに密着
するよう、下端側が先細りとなるテーパ状に形成されて
いる。つまり、アーム側固定部材29は、図6に示すよ
うに、ガンアーム9が装着される面29b側と反対側の
面29cは、下端面29a側が上端側より面29bに近
い位置となるよう傾斜面を形成しており、両サイドの面
29d,29eは、下端面29a側が上端側より相互間
の距離が短くなっていずれも傾斜面を形成している。
【0024】また、上記ガンアーム9が装着される面2
9bは、図3に示されるように、矢印Pで示す加圧電極
11による加圧方向に直角となっていて傾斜面を形成し
ておらず、前記フランジ25aにおける面25eととも
に給電部を構成すべく電気的接点を備えている。つま
り、この面29bと本体側固定部材25の面25eとか
らなる給電部は、加圧電極11による加圧力を受ける加
圧面部に設けられることになる。
【0025】図7は、ガンアーム9を取り外した状態の
ガン本体1側の本体側固定部材25におけるB−B断面
図で、本体側固定部材25の下部側には、ガンアーム9
側に供給する冷却水の通路33,35が形成されてい
る。通路33は、冷却水を、本体側固定部材25内に供
給するための供給口33aと、本体側固定部材25内か
らアーム側固定部材29内に流出せるための流出口33
bとを備えている。また、通路35は、冷却水を、アー
ム側固定部材29内から本体側固定部材25内に流入さ
せる流入口35aと、本体側固定部材25内から外部に
排出させる排出口35bとを備えている。
【0026】一方、アーム側固定部材29の面29cに
は、上記各流出口33bおよび流入口35aにそれぞれ
連通する流入口29fおよび流出口29gが形成され、
これら流入口29fおよび流出口29gは、ガンアーム
9内に形成された図示しない冷却水通路に連通してい
る。また、上記各通路33,35の、供給口33aおよ
び排出口35bには、冷却水配管を脱着するためのメカ
ニカルバルブ37,39がそれぞれ設けられている。
【0027】ガン本体1には、図3および図4に示すよ
うに、ガンアーム9をガン本体1に装着する際の位置決
めを行う位置決めピン39が設けられている。位置決め
ピン39は、ガン本体1および本体側固定部材25にそ
れぞれ形成された摺動孔1a,25g内にて矢印C方向
に摺動可能に挿入され、図3中の左側の先端が、アーム
側固定部材29の位置決め凹部29h内に入り込んで位
置決めがなされる。
【0028】位置決めピン39の基端側は、ガン本体1
内に形成された空間41内に突出して配置され、この突
出端部に連結ピン43を介してローラ45が回転可能に
取付けられている。一方、上記空間41の下方には、図
3に示すように、エアシリンダ47が装着され、エアシ
リンダ47のロッド49は、上記空間41内に突出し
て、その突出端部にカム51が取付けられている。カム
51は、図3中で左側面に、左下りのカム面51aが形
成され、カム51の上昇によりカム面51aがローラ4
5を押圧させつつ回転させることで、位置決めピン39
が図3中で左方向に移動し、先端がガンアーム9の位置
決め凹部29h内に入り込む。この位置決めピン39
は、先端がガンアーム9の位置決め凹部29h内に入り
込んだ状態で、アーム側固定部材29を押圧しており、
これにより給電部における面圧を発生させる構成となっ
ている。上記カム51の上下移動時には、ガン本体1側
に固定されたカムガイド53によってガイドされる。
【0029】図4に示すように、連結ピン43の両端と
ガン本体1の空間41内における図4中で右側の壁面と
の間には、リターンスプリング55が連結され、これに
よりカム51が図3中で下方に移動した際に、位置決め
ピン39が、位置決め凹部29h内から離反すべく図中
で右方向に移動する。
【0030】上記したようなスポット溶接ガンのガンア
ーム交換構造において、ガンアーム9をガン本体1に装
着する際には、図6に示される挿入部であるアーム側固
定部材29を、その下端面29a側から、本体側固定部
材25の挿入凹部31に、その上端側の挿入口31aか
ら挿入する。このとき、挿入凹部31および挿入部(ア
ーム側固定部材29)はいずれも先細りのテーパ形状を
呈しているので、挿入作業は容易であり、挿入完了時に
は、アーム側固定部材29の下端面29aが挿入凹部3
1の底面部25fに当接して挿入方向の位置決めがなさ
れる。
【0031】挿入完了後は、エアシリンダ47を作動さ
せてカム51を、図3の実線で示す位置まで上昇させ、
これに伴い位置決めピン39が摺動孔1a,25g内を
摺動してガンアーム9側の位置決め凹部29h内に入り
込み、ガン本体1とガンアーム9との位置決めがなさ
れ、加圧電極11と固定電極13との相互間の位置合わ
せ、すなわち芯出しがなされる。
【0032】また、挿入完了後は、本体側固定部材25
における挿入凹部31内の面(給電部)25eと、アー
ム側固定部材29における面(給電部)29bとが相互
に密着して電気的接続がなされ、ガン本体1側からガン
アーム9の固定電極13への給電が可能となる。さら
に、冷却水通路についても、ガン本体1側の流出口33
bおよび流入口35aが、ガンアーム9側の流入口29
fおよび流出口29gにそれぞれ連通し、ガン本体1に
接続している冷却水配管により、ガンアーム9側への給
水が可能となる。
【0033】この状態で、加圧電極11と固定電極13
との間にワークを配置して溶接作業を行うのであるが、
このときの加圧電極11による加圧方向は、アーム側固
定部材29のガン本体1における挿入凹部31への挿入
方向に対して直交する方向であるため、加圧力がガンア
ーム9をガン本体1から抜き出す方向には作用せず、溶
接作業は所望になされる。しかも、上記加圧電極11に
よる加圧力は、給電部における面圧を高める方向に作用
するので、給電動作が確実になされ、精度よい溶接作業
が可能となる。
【0034】上記給電部における面圧は、位置決めピン
39がアーム側固定部材29を押圧することで発生して
いるが、この面圧は、上記したように加圧電極11によ
っても付加されているので、位置決めピン39により発
生させる給電部における面圧力は小さくて済み、アクチ
ュエータとして作動するエアシリンダ47の小型、コン
パクト化が達成できる。
【0035】また、ガン本体1とガンアーム9との結合
部7は、ガンアーム9の長手方向(図1中で左右方向)
と直交する方向で、かつこの方向のガン本体1の長さ寸
法内に収まっているので、ガンアーム9をガン本体1に
対して着脱可能な構成としても、スポット溶接ガンとし
ての大型化は回避される。
【0036】図8は、ガン本体1とガンアーム9との結
合部7の変形例を示している。この図は、図3の上方か
ら見た平面図に相当し、本体側固定部材25とアーム側
固定部材29との間の給電部における相互の接触面57
を、斜面としている。これにより、加圧電極11による
加圧動作、すなわち溶接作業動作に伴って、固定電極1
3に対する加圧電極11の位置合わせ、つまり芯出しが
自動的にできることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係わるスポット溶接
ガンのガンアーム交換構造を示す側面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1における結合部の拡大された断面図であ
る。
【図4】図3のA−A断面図である。。
【図5】本体側結合部材の斜視図である。
【図6】アーム側結合部材の斜視図である。
【図7】ガンアームを取り外した状態の本体側固定部材
における図3のB−B断面図である。
【図8】ガン本体とガンアームとの結合部の変形例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ガン本体 3 ロボットアーム 7 結合部 9 ガンアーム 11 加圧電極 13 固定電極 29 アーム側固定部材(挿入部) 31 挿入凹部 39 位置決めピン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 11/11 B25J 15/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームの先端に設けられ、加圧
    電極を備えたガン本体と、このガン本体に対して着脱可
    能に設けられ、前記加圧電極との間でワークを加圧する
    固定電極を備えたガンアームとを有するスポット溶接ガ
    ンのガンアーム交換構造において、前記ガン本体とガン
    アームとの相互の結合部における一方側に、前記加圧電
    極の固定電極に向かう加圧方向と直交する方向に向けて
    テーパ形状となる挿入凹部を設け、他方側に、この挿入
    凹部に前記加圧方向と直交する方向から挿入固定可能な
    テーパ形状を有する挿入部を設けたことを特徴とするス
    ポット溶接ガンのガンアーム交換構造。
  2. 【請求項2】 結合部は、加圧電極による加圧力を受け
    る加圧面部を有し、この加圧面部に、ガン本体からガン
    アームの固定電極に電流を供給するために相互に接触す
    る電気的接点を備えた給電部を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のスポット溶接ガンのガンアーム交換構
    造。
  3. 【請求項3】 ガン本体に、挿入部が挿入凹部に挿入固
    定された状態で、ガンアーム側に突出して、ガン本体と
    ガンアームとの間の位置決めを行う位置決めピンを設け
    たことを特徴とする請求項1記載のスポット溶接ガンの
    ガンアーム交換構造。
  4. 【請求項4】 結合部は、加圧電極による加圧力を受け
    る加圧面部を有し、この加圧面部に、ガン本体からガン
    アームの固定電極に電流を供給するために相互に接触す
    る電気的接点部からなる給電部を設け、前記ガン本体
    に、挿入部が挿入凹部に挿入固定された状態で、ガンア
    ーム側に突出して、ガン本体とガンアームとの間の位置
    決めを行う位置決めピンを設け、この位置決めピンは、
    ガンアーム側に突出して位置決めする状態で、ガンアー
    ムを押圧して前記給電部における面圧を発生させること
    を特徴とする請求項1記載のスポット溶接ガンのガンア
    ーム交換構造。
  5. 【請求項5】 ロボットアームの先端に設けられ、加圧
    電極を備えたガン本体と、このガン本体に対して着脱可
    能に設けられ、前記加圧電極との間でワークを加圧する
    固定電極を備えたガンアームとを有するスポット溶接ガ
    ンのガンアーム交換方法において、前記ガン本体とガン
    アームとの相互の結合部における一方側に設けられ、前
    記加圧電極の固定電極に向かう加圧方向と直交する方向
    に沿うテーパ面を備えた挿入凹部に、他方側に設けられ
    てこの挿入凹部に前記加圧方向と直交する方向から挿入
    固定可能なテーパ面を備えた挿入部を挿入して、ガンア
    ームをガン本体に装着することを特徴とするスポット溶
    接ガンのガンアーム交換方法。
JP02526696A 1996-02-13 1996-02-13 スポット溶接ガンのガンアーム交換構造および同交換方法 Expired - Fee Related JP3381502B2 (ja)

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