JP3381430B2 - 車両衝突試験装置におけるクランパーの戻り止め装置 - Google Patents

車両衝突試験装置におけるクランパーの戻り止め装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牽引用ワイヤロープの
駆動力をクランパーを介してテスト車両に伝達して、こ
のテスト車両を走行させて衝突試験などを行う車両衝突
試験装置におけるクランパーの戻り止め装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この車両衝突試験装置(以下、単に「試
験装置」という)は、自動車などのテスト車両を、ガイ
ドレールに冠着したスケーターにより直進するように誘
導しつつ、ワイヤロープ方式により牽引走行させて、所
定の速度に達した時点において、このテスト車両をワイ
ヤロープから切り離して自走状態で衝突バリアに衝突、
或いは接触させて、その状況を試験して調査するための
ものである。この試験装置では、牽引用のワイヤロープ
の駆動力をテスト車両に伝達することが不可欠となり、
その手段として、牽引用ワイヤロープに解除可能に咬合
されるクランパーを使用するものが開発されている。こ
のクランパーを用いた試験装置では、牽引用ワイヤロー
プの駆動力は、該クランパー及び前記スケーターを介し
てテスト車両に伝達されて、該テスト車両が走行する。
なお、ワイヤロープ牽引方式としては、エンドレスの牽
引用ワイヤロープを周回走行させるもの、エンド部を有
する牽引用ワイヤロープを巻出ドラムから巻き出して巻
取ドラムに巻き取るものなどがあるが、本発明において
は牽引方式自体は問題とはならない。
【0003】従来装置では、単体のクランパーを牽引用
ワイヤロープに直接に咬合させていたので、以下のよう
な諸欠点があった。 (1)制動用の後側クランパーを有する試験装置におい
ては、テスト車両の始動時などにおいて、該テスト車両
の車高が下がることにより、駆動力伝達用の前側のクラ
ンパーが下がって、牽引用ワイヤロープの張力が低下
し、これが原因となって後側クランパーと牽引用ワイヤ
ロープとの咬合が解かれて、非常時においてテスト車両
に制動が加えられなくなる恐れがあった。 (2)テスト車両の衝突直前において、クランパーをス
トライカーに衝突させて、該クランパーと牽引用ワイヤ
ロープとの咬合を解除して、慣性力によりテスト車両を
走行させて衝突バリアに衝突させているのであるが、ク
ランパーが単体であるために、ストライカーに衝突した
後に、このクランパーが、前記ガイドレールと、これが
配設されている溝部との間に挟まって、牽引用ワイヤロ
ープを損傷させたり、或いはこのクランパー自身を損傷
させることがあった。 (3)クランパーがストライカーに衝突した後に、この
クランパーがテスト車両などにぶつかることがあって、
衝突後の加速度測定に悪影響を与えることがあった。
【0004】そこで、本出願人は、テスト車両を直進走
行させるための直進走行用のスケーターを冠着している
ガイドレールに別のクランパー用スケーターを冠着し
て、このクランパー用スケーターにクランパーを装着す
ることによって、上記した各欠点を一掃できる技術を開
発して、特許出願を行った。この技術を用いた試験装置
は、クランパー用、及び直進誘導用の各スケーターをそ
れぞれガイドレールに冠着し、クランパーを構成する可
動咬合体をクランパー用スケーターに支承ピンを介して
回動可能に支承すると共に、その固定咬合体を該クラン
パー用スケーターに固定し、モータなどにより駆動され
る牽引用ワイヤロープを該クランパーの可動咬合体と固
定咬合体との間で解除可能に咬合し、該牽引用ワイヤロ
ープの駆動力を前記クランパー及び前記直進誘導用スケ
ーターを介してテスト車両に伝達して、該テスト車両を
直進走行させ、テスト車両の衝突直前においてクランパ
ー用スケーターをストライカーに衝突させることにより
クランパーの可動咬合体を回動させて、該牽引用ワイヤ
ロープとクランパーとの咬合を解除して、慣性力により
走行するテスト車両を障害物に衝突させる構成である。
【0005】ガイドレールに装着されたクランパー用ス
ケーターにクランパーを装着した上記試験装置において
も、クランパー用スケーターがストライカーに衝突した
直後には、クランパーを構成する可動咬合体の慣性力に
よって、該可動咬合体が支承ピンを中心にして咬合を解
除する方向に回動するが、その後に該可動咬合体が戻っ
て(咬合方向に回動して)、固定咬合体との間で牽引用
ワイヤロープを再度挟んで(咬合して)しまうことがあ
る。このような事態が発生すると、クランパー用スケー
ターは、ストライカーの存在によって前方には移動でき
ないので、走行している牽引用ワイヤロープによってク
ランパーの咬合部が損壊されるか、牽引用ワイヤロープ
自体が大きく傷付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガイドレー
ルに冠着されたクランパー用スケーターにクランパーが
装着された構成の車両衝突試験装置において、このクラ
ンパー用スケーターがストライカーに衝突して、クラン
パーと牽引用ワイヤロープとの咬合が解除された後に、
このクランパーが咬合状態に戻るのを防止することを課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、ガイドレールに冠着された
クランパー用スケーターにクランパーが装着された構成
の車両衝突試験装置において、クランパーを構成する可
動咬合体が咬合を解除する方向にのみ回動して、その逆
方向に回動するのを防止するための逆転防止機構をクラ
ンパー用スケーターに装着したことである。この逆転防
止機構の最適例としては、クランパーを構成する可動咬
合体をクランパー用スケーターに支承している支承ピン
に取付けられたラチェットと、クランパー用スケーター
に取付けられて該ラチェットと係合するラチェット爪と
から成るラチェット機構が挙げられる。
【0008】
【発明の作用】逆転防止機構がラチェット機構である場
合には、クランパー用スケーターがストライカーに衝突
すると、クランパーを構成する可動咬合体は、慣性力に
より支承ピンを中心にして咬合が解除される方向に回動
すると共に、該支承ピンに取付けられたラチェットと、
クランパー用スケーターに取付けられたラチェット爪と
の係合によって、可動咬合体が戻る(咬合方向に回動す
る)ことはない。このため、クランパー用スケーターが
ストライカーに衝突した後には、クランパーと牽引用ワ
イヤロープとの咬合が確実に解除される。
【0009】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。図1は、本発明に係る試験装置の主要部材の
配置を示す概略側面図であり、図2は、同じく概略正面
断面図であり、図3は、ガイドレール2に冠着したクラ
ンパー用スケーターS1 にクランパーCが装着された状
態の斜視図であり、図4は、同じく平面図であり、図5
は、同じく断面図であり、図6は、クランパー用及び直
進誘導用の各スケーターS1,2 がストライカー33に
衝突する前の状態の斜視図であり、図7は、同じく衝突
後の斜視図であり、図8は、クランパーCの作用説明図
である。図1,図2及び図6に示されるように、テスト
車両の走行路には、その走行方向に沿って直線状の溝部
1が設けられて、この溝部1にガイドレール2が敷設さ
れ、クランパー用及び直進誘導用の各スケーターS1,
2 は、ガイドレール2のフランジ部2aに対応した断面
形状をそれぞれ有していて、このフランジ部2aにそれ
ぞれ冠着される。クランパー用スケーターS1 には、ク
ランパーCが装着されている。
【0010】次に、図3〜図5を参照にして、スケータ
ーS1 にクランパーCが装着された状態について説明す
る。スケーターS1 の上板部3aにおける長手方向に沿
った中央部には、切欠き3bが形成され、該上板部3a
の上面に一対の取付ブロック4及び別の取付ブロック5
を介してクランパー装着板6が一体に取付けられてい
る。従って、スケーターS1 の上板部3aとクランパー
装着板6との間には、該取付ブロック4,5の厚さに対
応する隙間が形成される。クランパーCは、可動咬合体
7と、固定咬合体8と、レバー9とで構成される。この
可動咬合体7は、スケーターS1 の上板部3aとクラン
パー装着板6との間に配設されて、支承ピン11を介し
てクランパー装着板6に回動可能に支承されていると共
に、可動咬合体7と支承ピン11とは、キー12を介し
て一体となっている。この可動咬合体7は、ベルクラン
ク状をしていて、その一方のクランク部の先端部が咬合
部7aとなっていると共に、他方のクランク部の先端部
とレバー9とが連結ピン13を介して連結されている。
このレバー9は、スケーターS1 の上板部3aとクラン
パー装着板6との隙間を通って後方に延出している。ク
ランパー装着板6の裏面における前記可動咬合体7の咬
合部7aと相対向する部分には、固定咬合体8が一体に
固着されている。この固定咬合体8の内側面が凹状に形
成されて、咬合部8aとなっている。
【0011】クランパーCを構成するレバー9が後方に
引っ張られると、可動咬合体7は、支承ピン11を中心
にして自身の咬合部7aが固定咬合体8の咬合部8aに
近接する方向に回動して、該固定咬合体8と可動咬合体
7の各咬合部8a,7aの間で牽引用ワイヤロープWa
が咬合される。一方、前記レバー9に、これを後方に引
っ張る力が作用しなくなると、牽引用ワイヤロープWa
を咬合する力がなくなると共に、可動咬合体7が咬合方
向と逆方向に所定角度だけ回動されると、両咬合部7
a,8aの間で咬合されていた牽引用ワイヤロープWa
は、自重により下方に落下する。また、咬合直前におい
て牽引用ワイヤロープWaが落下したり、或いは走行途
中に何らかの原因で咬合部の咬合力が低下した場合に、
牽引用ワイヤロープWaが落下するのを防止するための
落下防止板14が前記可動咬合体7の下面に取付けられ
ている。
【0012】また、前記支承ピン11におけるクランパ
ー装着板6の上方に突出した小径部11aには、ラチェ
ット15が嵌め込まれていると共に、該ラチェット15
と支承ピン11とは、キー16を介して一体となってい
る。支承ピン11の下端部の大径部11bの一部が可動
咬合体7の下面に設けられた凹部7bに入り込んでいる
と共に、該支承ピン11の上端部の小径部11aには、
前記ラチェット15の抜け止めを行うためのナット17
が螺合されている。このように、支承ピン11には、キ
ー12を介して可動咬合体7が一体に取付けられている
と共に、キー16を介してラチェット15が一体に取付
けられているために、可動咬合体7とラチェット15と
は、支承ピン11を介して一体となって回動する。ま
た、クランパー装着板6の上面には、前記ラチェット1
5と係合するラチェット爪18が支持ピン19を介して
回動可能に支持されている。クランパー装着板6の上面
に取付けたブラケット21に板バネ22が取付けられ、
この板バネ22により、ラチェット爪18は、ラチェッ
ト15と係合する方向に付勢されている。この構造によ
って、可動咬合体7は、牽引用ワイヤロープWaとの咬
合を解除する方向(固定咬合体8から離れる方向)には
回動可能であるが、その逆方向には回動しなくなる。
【0013】図1及び図6に示されるように、ガイドレ
ール2には、クランパー用及び直進誘導用の各スケータ
ーS1,2 が相前後して冠着され、スケーターS1 に装
着されたクランパーCを構成するレバー9の環体部9a
と、直進誘導用のスケーターS2 の前部の連結部23と
が連結ベルト24を介して連結されている。また、スケ
ーターS2 の後部の連結部25と、テスト車両Vの前部
の連結フック26とが連結ワイヤー27を介して連結さ
れている。このため、クランパーCに咬合されている牽
引用ワイヤロープWaが走行すると、その駆動力は、ク
ランパーC,連結ベルト24,直進誘導用のスケーター
2 及び連結ワイヤー27を介してテスト車両Vに伝達
されて、このテスト車両Vは、スケーターS2 に直進誘
導されて走行する。なお、直進誘導用のスケーターS2
の前端側部には、後述のストライカー33に衝突させ
て、これを停止させるための衝突板28が設けられてい
ると共に、スケーターS2 の連結部25には、連結ワイ
ヤー27の一部を挿通したボビン29が挿入され、連結
ワイヤー27は、このボビン29を介してスケーターS
2 の連結部25に連結されている。
【0014】また、図1及び図6に示されるように、ガ
イドレール2の終端部と所定の間隔をおいて衝突バリア
31が設けられ、両者の間にピット32が設けられてい
る。このガイドレール2の終端部には、前記各スケータ
ーS1,2 を衝突停止させるためのストライカー33が
嵌め込まれて固定されている。クランパーCを装着した
スケーターS1 は、ストライカー33の本体部33aに
衝突し、直進誘導用のスケーターS2 の衝突板28は、
この本体部33aの背面に後方に向けて突設されたロッ
ド部33bの先端面に衝突する。なお、図2において、
Wbは、牽引用ワイヤロープにおけるテスト車両Vの走
行方向と逆方向に走行する部分を示す。
【0015】そして、モータなどによって、停止してい
た牽引用ワイヤロープWaが駆動されて走行を開始する
と、該牽引用ワイヤロープWaの駆動力は、クランパー
C,連結ベルト24,スケーターS2 及び連結ワイヤー
27を経てテスト車両Vに伝達されて、このテスト車両
Vが走行を開始する。
【0016】テスト車両Vが衝突バリア31の手前側の
所定位置に達すると、図7に示されるように、スケータ
ーS1 及び同S2 がそれぞれストライカー33の本体部
33a及びロッド部33bに衝突して停止する。スケー
ターS1 がストライカー33の本体部33aに衝突して
停止すると、クランパーCを構成するレバー9は、慣性
力によって更に前方に移動するために、可動咬合体7
は、図8で実線で示される位置から2点鎖線で示される
位置に支承ピン11を中心にして回動すると共に、ラチ
ェット15は、可動咬合体7と一体となって回動する。
このラチェット15には、ラチェット爪18が係合して
いるために、可動咬合体7が上記と逆方向に回動して戻
されることはない。これにより、可動咬合体7と固定咬
合体8との各咬合部7a,8aの間隔が広くなって、こ
の間で咬合されていた牽引用ワイヤロープWaは、自重
により落下して、該ワイヤロープWaに対するクランパ
ーCの咬合が確実に解除される。
【0017】上記のように、クランパーCを装着したス
ケーターS1 がストライカー33の本体部33aに衝突
して停止すると、テスト車両Vに対する牽引力はなくな
って、該テスト車両Vは慣性力によりそのまま自走し
て、衝突バリア31に衝突する。なお、スケーターS2
の衝突板28がストライカー33のロッド部33bに衝
突して停止した後であって、テスト車両Vの衝突前にお
いて、連結ワイヤー27は、スケーターS2 の連結部2
5から外される。
【0018】なお、上記実施例では、スケーターS1
ストライカー33に衝突した後において、クランパーC
を構成する可動咬合体7が逆転するのを防止するための
逆転防止機構として、ラチェット機構を使用したが、本
発明においては、この逆転防止機構は、ラチェット機構
に限定されず、いかなる機構であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、牽引用ワイヤロープの駆動力
をテスト車両に伝達するためのクランパーをガイドレー
ルに冠着したスケーターに装着してある構成の車両衝突
試験装置において、このスケーターがストライカーに衝
突して、クランパーと牽引用ワイヤロープとの咬合が解
除された後に、このクランパーが逆転するのを防止する
ためのラチェット機構などの逆転防止機構を備えている
ので、クランパーを装着したスケーターがストライカー
に衝突して、このクランパーと牽引用ワイヤロープとの
咬合が解除された後において、クランパーが戻ることが
なくなって、クランパーと牽引用ワイヤロープとの咬合
を解除した状態が確実に維持される。このため、従来装
置のように、スケーターの衝突後においてクランパーが
戻ることにより、クランパーの咬合部が損壊されたり、
或いは牽引用ワイヤロープ自体が大きく傷付けられるの
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る試験装置の主要部材の配置を示す
概略側面図である。
【図2】同じく概略正面断面図である。
【図3】ガイドレール2に冠着したスケーターS1 にク
ランパーCが装着された状態の斜視図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】同じく断面図である。
【図6】クランパー用及び直進誘導用の各スケーターS
1,2 がストライカー33に衝突する前の状態の斜視図
である。
【図7】同じく衝突後の斜視図である。
【図8】クランパーCの作用説明図である。
【符号の説明】
C:クランパー S1 :クランパー用スケーター S2 :直進誘導用スケーター V:テスト車両 Wa:牽引用ワイヤロープ 2:ガイドレール 7:可動咬合体 8:固定咬合体 11:支承ピン 15:ラチェット 18:ラチェット爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 7/08 B66C 1/48 B66C 1/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランパー用、及び直進誘導用の各スケ
    ーターがそれぞれガイドレールに冠着され、クランパー
    を構成する可動咬合体がクランパー用スケーターに支承
    ピンを介して回動可能に支承されていると共に、その固
    定咬合体が該クランパー用スケーターに固定されて、モ
    ータなどにより駆動される牽引用ワイヤロープが該クラ
    ンパーの可動咬合体と固定咬合体との間で解除可能に咬
    合され、該牽引用ワイヤロープの駆動力を前記クランパ
    ー及び前記直進誘導用スケーターを介してテスト車両に
    伝達して、該テスト車両を直進走行させ、テスト車両の
    衝突直前においてクランパー用スケーターをストライカ
    ーに衝突させることによりクランパーの可動咬合体を回
    動させて、該牽引用ワイヤロープとクランパーとの咬合
    を解除して、慣性力により走行するテスト車両を障害物
    に衝突させるなどの試験を行う構成の車両衝突試験装置
    において、 前記クランパーを構成する可動咬合体が咬合を解除する
    方向にのみ回動して、その逆方向に回動するのを防止す
    るための逆転防止機構を前記クランパー用スケーターに
    装着したことを特徴とする車両衝突試験装置におけるク
    ランパーの戻り止め装置。
  2. 【請求項2】 逆転防止機構は、支承ピンに取付けられ
    たラチェットと、クランパー用スケーターに取付けられ
    て該ラチェットと係合するラチェット爪とから成るラチ
    ェット機構であることを特徴とする請求項1に記載の車
    両衝突試験装置におけるクランパーの戻り止め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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