JP2003139648A - 走行車両の追突試験方法、及び車両衝突試験装置 - Google Patents

走行車両の追突試験方法、及び車両衝突試験装置

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JP2003139648A
JP2003139648A JP2001340117A JP2001340117A JP2003139648A JP 2003139648 A JP2003139648 A JP 2003139648A JP 2001340117 A JP2001340117 A JP 2001340117A JP 2001340117 A JP2001340117 A JP 2001340117A JP 2003139648 A JP2003139648 A JP 2003139648A
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vehicle
test
traveling
collision
towing
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JP2001340117A
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Kazutoshi Suzuki
和俊 鈴木
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先行して走行するテスト車両に、後続車両を追
突させる試験ができるようにすることである。 【解決手段】2台のテスト車両T1,T2 を、走行路Ra
の走行方向に所定の間隔をおいて設置すると共に、前記
走行路Raに配置された2本の牽引用ワイヤロープWa,
Wiを、前記2台のテスト車両T1,T2 を連結する各ス
ケータS1,S2 に咬合させ、各牽引用ワイヤロープWa,
Wi を異なる速度で、しかも、独立して駆動走行させる
ことにより、前側のテスト車両T1 の走行速度V1 より
も後側のテスト車両T 2 の走行速度V2 を大きくさせた
状態で各テスト車両T1,T2 を牽引走行させ、ピット1
上の設定衝突地点Pにおいて追突させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先行して走行する
車両に、後続する車両を追突させて試験を行なう方法、
及びその方法を実施するための車両衝突試験装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】車両衝突試験装置は、自動車等のテスト
車両を、エンドレスのワイヤロープで牽引することによ
って所定の速度で走行させ、該テスト車両を衝突壁に衝
突させて、その損壊の状況を試験したり、撮影したりす
るための装置である。従来の車両衝突試験装置A’につ
いて説明する。図9に示されるように、テスト車両T’
が、連結用ワイヤロープU’を介してスケータS’に連
結されている。前記スケータS’は、牽引用ワイヤロー
プW’に解除可能に咬合されていて、前記牽引用ワイヤ
ロープW’がウインチ装置51によって駆動走行され、
それに伴い、テスト車両T’が、走行路R’の走行方向
に沿って牽引走行される。そして、前記走行路R’に埋
設されたガイドレールG’の終端部に取付けられたスト
ライカQ’に衝突することにより、前記スケータS’と
前記牽引用ワイヤロープW’との咬合が解除され、惰性
走行するテスト車両T’が衝突壁52に衝突する。前記
衝突壁52の直前には、ピット53が形成されていて、
該ピット53に撮影用のカメラ(図示せず)等が収容さ
れている。そして、該ピット53は、ピットカバー53
aによって覆われている。なお、図9において、54
は、牽引用ワイヤロープW’のテンションを調整するた
めのテンション装置である。この車両衝突試験装置A’
を使用して衝突試験を行なう場合、テスト車両T’を衝
突壁52に衝突させる試験(壁面衝突試験)のみを行な
うことができる。
【0003】また、従来の車両衝突試験装置A”とし
て、図10に示されるものがある。即ち、ピット55上
の設定衝突地点Pを中心にして、複数本(この場合、8
本)の走行路Ra〜Rhが、放射状に配設されているも
のである。各走行路Ra〜Rhには、それぞれ牽引用ワ
イヤロープWa〜Whが配置されていて、各走行路Ra
〜Rhの走行方向に沿って2台のテスト車両T1',T2'
を牽引走行させることができる。この車両衝突試験装置
A”を使用して衝突試験を行なう場合、壁面衝突試験だ
けでなく、2台のテスト車両T1',T2'を正面衝突させ
る試験(正面衝突試験)、及び2台のテスト車両T1',
2'を側面(傾斜面を含む)から衝突させる試験(側面
衝突試験)を行なうことができる。なお、図10におい
て、C’は、選択された2本の牽引用ワイヤロープを駆
動走行させるためのクラッチ装置である。
【0004】従来の車両衝突試験装置の場合、各走行路
に配置された牽引用ワイヤロープは、1本だけである。
このため、各走行路を牽引走行されるテスト車両は、1
台だけである。この結果、従来の車両衝突試験装置を使
用して、テスト車両の追突試験を行なう場合、走行路の
途中に静止状態で設置されたテスト車両に、別のテスト
車両を走行させて追突させている。
【0005】近時、より実際の状況に近い形態で追突試
験を行ないたいという要求がある。しかし、従来の車両
衝突試験装置では、静止中のテスト車両に、別のテスト
車両を追突させることはできても、先行して走行するテ
スト車両に後続するテスト車両を追突させるという試験
を行なうことは不可能である。
【0006】また、従来の車両衝突試験装置A”を使用
して、テスト車両T1'のロールオーバー試験(図8参
照)を行なう場合がある。ここで、ロールオーバー試験
とは、車両が横転したときの該車両の強度、及び乗員の
安全性を調査するために行なわれるものである。車両衝
突試験装置A”を使用してロールオーバー試験が行なわ
れる場合、走行路Raが使用される。このとき、テスト
車両T1'が転動する距離は、10〜20mに及ぶため、
走行路Raの途中でテスト車両T1'を転動せざるを得な
い。このため、テスト車両T1'が所定の走行速度に達す
るまでの走行距離を長くとることが困難であり、その結
果、牽引用ワイヤロープWaを駆動走行させる駆動モー
タの容量を大きくしなければならない。また、前記テス
ト車両T1'が転動する際に、ピットカバー55aを損傷
するおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、走行中のテスト車両に、別のテスト車両を
追突させる試験、及び走行距離を長くした状態でロール
オーバー試験ができるようにすることを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、走行路の走行方向に沿って
配置された牽引装置により、テスト車両を牽引走行させ
て、前記テスト車両を衝突させる車両衝突試験装置を使
用して、相前後して走行する複数台のテスト車両を設定
衝突地点で追突させる試験方法であって、同一の前記走
行路に、独立駆動されて、前記複数台のテスト車両を個
別に牽引走行させるための複数の牽引手段を配置して、
前記同一走行路の始端部で、前記走行路の異なる位置に
設置された複数台のテスト車両を、前記設定衝突地点で
先行車両に対して後続車両が追突可能なように、各牽引
手段の駆動速度を異ならしめることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明
を前提として、前記牽引手段は、牽引用ワイヤロープで
あることを特徴としている。
【0009】本発明に係る追突試験方法により、テスト
車両の追突試験をするときは、次のようにして行なう。
複数本の牽引手段(牽引用ワイヤロープ)が配置された
走行路に、その走行方向に所定の間隔をおいて、複数台
のテスト車両を設置する。前側のテスト車両を牽引走行
するスケータと、一方側の牽引手段とを解除可能に咬合
させ、後側のテスト車両を牽引走行するスケータと、他
方側の牽引手段とを解除可能に咬合させる。各牽引手段
の駆動走行速度は、それぞれ独立して駆動される。駆動
手段を作動させ、各牽引手段を駆動走行させる。このと
き、前側のスケータに咬合された牽引手段の駆動速度
(即ち、前側のテスト車両の走行速度)は、後側のスケ
ータに咬合された牽引手段のそれ(即ち、後側のテスト
車両の走行速度)よりも遅いため、走行中の複数台のテ
スト車両の間隔は徐々に狭くなる。そして、走行路の終
端部に取付けられたストライカにより、各スケータから
切り離された複数台のテスト車両は、そのまま自走し、
設定衝突地点において、先行するテスト車両に後続する
テスト車両が追突する。このように、走行中の先行車両
に後続車両を追突させる試験を行なうことができる。ま
た、前記牽引手段が、牽引用ワイヤロープである場合、
安価である。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、走行路の
走行方向に沿って配置された牽引装置により、テスト車
両を牽引走行させて、前記テスト車両を衝突させる車両
衝突試験装置において、前記走行路の始端部で、前記走
行路の異なる位置に設置された複数台のテスト車両を、
前記設定衝突地点で先行車両に対して後続車両が追突可
能なように、前記走行路に、独立駆動されて、前記複数
台のテスト車両を個別に牽引走行させるための複数の牽
引手段が、異なる速度で駆動走行可能に配置されている
ことを特徴としている。また、請求項4に記載の発明
は、請求項3に記載の発明を前提として、前記牽引手段
は、牽引用ワイヤロープであることを特徴としている。
このため、走行中の先行車両に後続車両を追突させる試
験を行なうことができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明を前提として、設定衝突地点をほぼ中点とする直
線上に配設された2本の走行路を備え、各走行路には、
両走行路に共通の1本の牽引用ワイヤロープと、各走行
路ごとに個別の牽引用ワイヤロープとの計3本が配置さ
れていることを特徴としている。このため、追突試験、
壁面衝突試験、正面衝突試験に加えて、走行路が1本の
場合よりも、長い走行長でもってロールオーバー試験を
行なうことができる。その結果、牽引用ワイヤロープの
駆動走行手段の容量を小さくすることができると共に、
ピットカバー上でテスト車両を転動させる必要がないた
め、該ピットカバーを損傷させることはない。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明を前提として、設定衝突地点をほぼ中点とする直
線上に配設された2本の走行路を含んで、前記設定衝突
地点を中心にして放射状に配設された複数本の走行路を
備えていることを特徴としている。このため、上記した
各試験に加えて、2台のテスト車両の側面衝突試験、及
び有効走路長を約2倍にした状態での壁面衝突試験を行
なうことができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項4ないし
6のいずれかに記載の発明を前提として、前記各牽引用
ワイヤロープは、クラッチ装置を介して連結された1基
の駆動モータにより駆動走行されることを特徴としてい
る。このため、駆動モータが1基で済み、駆動手段全体
の大きさをコンパクトにすることができる。また、各牽
引用ワイヤロープを同期して駆動走行させることができ
るため、追突位置の精度を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。図1は本発明に係る車両衝突試験
装置Aの平面図、図2は車両衝突試験装置Aにおける0
°の走行路Raの部分と、180°の走行路Rhの部分
を模式的に示す正面図、図3はガイドレールGaの側面
断面図、図4はクラッチ装置Cの平面図、図5はクラッ
チ装置単体Ca1,Ca2の正面断面図、図6はクラッチ装
置単体Ca1,Cb1の斜視図である。最初に、車両衝突試
験装置Aの全体構成について説明する。図1に示される
ように、ピット1のピットカバー1a上に設けられた設
定衝突地点Pを中心として、複数本(本実施例の場合、
8本)の走行路Ra〜Rhが放射状にして配設されてい
る。各走行路Ra〜Rhには、それぞれガイドレールG
a〜Ghが埋設されていて、各ガイドレールGa〜Gh
に牽引用ワイヤロープWa〜Whが配置されている。こ
れらの牽引用ワイヤロープWa〜Whは、各走行路Ra
〜Rhの始端部に設置されたテスト車両を牽引走行させ
るためのものである。更に、本実施例の車両衝突試験装
置Aでは、0°の走行路Raと180°の走行路Rhと
に連続して牽引用ワイヤロープWiが配置されている。
ここで、放射状に配設された各走行路Rb〜Rgの構成
は、0°の位置に配設された走行路Raの構成と殆ど同
一なので、本明細書では、0°の位置に配設された走行
路Raと、180°の位置に配設された走行路Rhの各
構成についてのみ説明する。
【0015】図1及び図2に示されるように、前記設定
衝突地点Pを、ほぼ中点として、相対向する2本の走行
路Ra,Rh が一直線状に配設されている。図2におい
て、設定衝突地点Pよりも右側に配設された走行路Ra
には、該走行路Raの走行方向に沿って2本の牽引用ワ
イヤロープWa,Wi が配置されている。前記走行路Ra
の始端部には、各牽引用ワイヤロープWa,Wi を掛装し
て、その駆動走行方向を180度転換させるためのリタ
ーンシーブ2a,2b が取付けられている。前記2本の牽
引用ワイヤロープWa,Wi のうち、一方側の牽引用ワイ
ヤロープWiは、設定衝突地点Pを超えて、相対向する
走行路Rhの走行方向に沿って配置され、その始端部ま
で延設されている。同様に、設定衝突地点Pよりも左側
に配設された走行路Rhにも、該走行路Raの走行方向
に沿って2本の牽引用ワイヤロープ、即ち、牽引用ワイ
ヤロープWhと、走行路Raから延設された牽引用ワイ
ヤロープWiとが配置されている。そして、前記走行路
Rhの始端部には、各牽引用ワイヤロープWh,Wi を掛
装して、その駆動走行方向を180度転換させるための
リターンシーブ3a,3b が取付けられている。各牽引用
ワイヤロープWa,Wh,Wi は、各ガイドレールGa,Gh
の終端部に取付けられたガイドシーブ4〜6に掛装され
て、その駆動走行方向を90度転換されて、クラッチ装
置C(後述)に連結されている。このクラッチ装置C
は、歯車変速装置Dを介して駆動モータMに接続されて
いる。なお、図1において、7は、各牽引用ワイヤロー
プWa〜Wiの張力を調整するためのテンション装置で
ある。
【0016】ガイドレールGa〜Ghについて説明す
る。図1に示されるように、各走行路Ra,Rh の部分に
は、それぞれガイドレールGa,Gh が埋設されていて、
前記ガイドレールGaの部分に、その走行方向に所定の
間隔をおいて2基のスケータS 1,S2 が取付けられてい
る。ここで、各スケータS1,S2 の構成、及び各ガイド
レールGa,Gh の構成は全く同一なので、以降、スケー
タS1 とガイドレールGaについてのみ説明する。図3
に示されるように、このガイドレールGaは、相対向し
て地中に埋設された一対の溝形鋼8から構成されてい
る。前記一対の溝形鋼8の間には、2本の牽引用ワイヤ
ロープWa,Wi が配置されている。そして、前記一対の
溝形鋼8の上側フランジ部8aどうしの間に形成された
開口部に、スケータS1 が取付けられている。このスケ
ータS1 は、フレーム9の上部に回転自在にして支承さ
れた各ガイドローラ11が、前記一対の溝形鋼8の上側
フランジ部8aに冠着されることによって支持されてい
る。
【0017】そして、前記フレーム9の下部には、一対
の咬合体12,13、及び前記咬合体12を上下させ
て、その高さ方向の位置を調整するための高さ調整ボル
ト14が取付けられている。前記一対の咬合体12,1
3により、牽引用ワイヤロープWaの一方側(テスト車
両T1 を設定衝突地点Pに向かって牽引走行させる側)
が咬合される。この状態で、牽引用ワイヤロープWaが
駆動走行されると、スケータS1 がガイドレールGaの
長手方向に沿って走行される。なお、牽引用ワイヤロー
プWaの他方側は、リターン側である。前記スケータS
1 が、走行路Raの終端部まで走行されると、当該部分
に取付けられたストライカQ(図2参照)にトリガレバ
ー15が衝突して、前記咬合体13を、支点ピン13a
を中心に垂直面内で回動させるため、牽引用ワイヤロー
プWaとの咬合が解除される。
【0018】図2に示されるように、各スケータS1,S
2 は、それぞれ連結用ワイヤロープU1,U2 を介して、
各テスト車両T1,T2 と連結されている。このため、前
記牽引用ワイヤロープWa,Wi を駆動走行させると、各
テスト車両T1,T2 が、ガイドレールGaの長手方向に
沿って牽引走行される。なお、図2においては、図示を
容易にするため、各ガイドレールGa,Gh の部分では、
各スケータS1,S2 、及び各牽引用ワイヤロープWa,W
i の高さ位置を異ならした正面図として図示してあり、
クラッチ装置Cの部分では、平面図として図示してあ
る。
【0019】次に、駆動手段について説明する。図4な
いし図6に示されるように、駆動力を大きくするため
に、直列に連結された2台の駆動モータMのモータ軸1
6は、カップリング17を介して歯車変速装置Dに連結
されている。この歯車変速装置Dにおける前記駆動モー
タMと反対側の面からは、該駆動モータMのモータ軸1
6に直結された第1駆動軸Jaと、該第1駆動軸Jaか
ら分岐された第2駆動軸Jbとが突出されている。前記
第2駆動軸Jbの回転数Nbは、歯車変速装置Dの内部
に設けられた歯車機構(図示せず)により、第1駆動軸
Jaの回転数Naよりも多い。そして、前記第1及び第
2の各駆動軸Ja,Jb は、クラッチ装置Cに接続されて
いる。こうすることにより、2本の駆動軸Ja,Jb に対
して、駆動モータMが1基で済むため、安価であると共
に、駆動手段全体の大きさをコンパクトにすることがで
きる。
【0020】次に、クラッチ装置Cについて説明する。
図4に示されるように、第1駆動軸Jaには、それぞれ
独立して作動される複数基(本実施例の場合、9基)の
クラッチ装置単体Ca1〜Ca9が、直列に装着されてい
る。同様に、第2駆動軸Jbには、それぞれ独立して作
動される9基のクラッチ装置単体Cb1〜Cb9が、直列に
装着されている。各駆動軸Ja,Jb に装着されるクラッ
チ装置単体Ca1〜Ca9,Cb1〜Cb9の個数は、各走行路
Ra〜Rhに配置された牽引用ワイヤロープWa,Wh、
及び相対向して配設された2本の走行路Ra,Rh に連続
して配置された牽引用ワイヤロープWiの総数に対応し
ている。図4においては、図示を容易にするため、牽引
用ワイヤロープWa,Wh,Wi が掛装されたクラッチ装置
単体のみを示している。即ち、各クラッチ装置単体Ca1
〜Ca9,Cb1〜Cb9のうち、クラッチ装置単体Ca1,C
b1には、前側のテスト車両T1 を牽引走行させるための
牽引用ワイヤロープWaが連続状態で掛装されていて、
同じくクラッチ装置単体Ca2,Cb2には、後側のテスト
車両T2 を牽引走行させるための牽引用ワイヤロープW
iが連続状態で掛装されていて、同じくクラッチ装置単
体Ca9,Cb9には、走行路Rhに配置された牽引用ワイ
ヤロープWhが連続状態で掛装されている。
【0021】ここで、各クラッチ装置単体Ca1〜Ca9
Cb1〜Cb9の構成は、全く同一なので、クラッチ装置単
体Ca1の構成についてのみ説明する。図5に示されるよ
うに、第1駆動軸Jaに、駆動クラッチ板18が、2本
のキー19によって一体に取付けられている。また、前
記第1駆動軸Jaには、牽引用ワイヤロープWaが掛装
される溝付ドラム21が軸受22を介して回転自在に装
着されている。前記溝付ドラム21には、スリップを防
止するため、牽引用ワイヤロープWaが多数回に亘って
掛装されている。前記溝付ドラム21において、前記駆
動クラッチ板18の側には、被動クラッチ板23が第1
駆動軸Jaの軸心方向に沿ってスライド可能にして装着
されている。この被動クラッチ板23が、図示しない空
気圧シリンダ等のスライド手段によって駆動クラッチ板
18の側にスライドされると、両クラッチ板18,23
の相対向する面に設けられた各かみ合い爪18a,23a
が噛合されるため、クラッチ装置単体Ca1と第1駆動軸
Jaとが接続される。そして、該第1駆動軸Jaの駆動
力が被動クラッチ板23を介して溝付ドラム21に伝達
され、該溝付ドラム21が駆動回転される。この結果、
溝付ドラム21に掛装された牽引用ワイヤロープWaが
周回走行される。
【0022】本実施例のクラッチ装置Cの場合、牽引用
ワイヤロープWaは、図6に示されるように、第1及び
第2の各駆動軸Ja,Jb に装着された各溝付ドラム21
に、連続状態で掛装されている。駆動モータMが作動さ
れると、第1及び第2の各駆動軸Ja,Jb が、それぞれ
所定の回転数Na,Nb で同方向に回転される。この状態
で、一方側のクラッチ装置単体Ca1のみが第1駆動軸J
aと接続されて、その溝付ドラム21が回転し、該溝付
ドラム21に掛装された牽引用ワイヤロープWaが駆動
走行される。このとき、他方側のクラッチ装置単体Cb1
は第2駆動軸Jbと非接続状態であるため、その溝付ド
ラム21は、前記牽引用ワイヤロープWaの駆動走行に
伴って連れ回りされるのみである。
【0023】本実施例の車両衝突試験装置Aの作用につ
いて説明する。図1及び図2に示されるように、走行路
Raに、2台のテスト車両T1,T2 が、その走行方向に
所定の間隔をおいて設置される。各テスト車両T1,T2
は、各連結用ワイヤロープU 1,U2 を介してスケータS
1,S2 に連結されている。図2及び図3に示されるよう
に、スケータS1 に牽引用ワイヤロープWaを咬合さ
せ、スケータS2 に牽引用ワイヤロープWiを咬合させ
る。続いて、クラッチ装置Cを作動させる。本実施例の
場合、図4ないし図6に示されるように、牽引用ワイヤ
ロープWaが掛装されたクラッチ装置単体Ca1,Cb1
うち、クラッチ装置単体Ca1と第1駆動軸Jaとを接続
する。即ち、駆動クラッチ板18のかみ合い爪18a
と、クラッチ装置単体Ca1を構成する被動クラッチ板2
3のかみ合い爪23aとを噛合させる。クラッチ装置単
体Cb1と第2駆動軸Jbとは、非接続状態である。全く
同様にして、牽引用ワイヤロープWiが掛装されたクラ
ッチ装置単体Ca2,Cb2のうち、クラッチ装置単体Cb2
と第2駆動軸Jbとを接続する。クラッチ装置単体Ca2
と第1駆動軸Jaとは、非接続状態である。
【0024】この状態で、駆動モータMを作動させる。
すると、クラッチ装置単体Ca1を構成する溝付ドラム2
1が、第1駆動軸Jaと一体に、回転数Naで低速回転
されると共に、クラッチ装置単体Ca2を構成する溝付ド
ラム21が連れ回りされる。同様に、クラッチ装置単体
Cb1を構成する溝付ドラム21が連れ回りされると共
に、クラッチ装置単体Cb2を構成する溝付ドラム21
が、第2駆動軸Jbと一体に、回転数Nbで高速回転さ
れる。ここで、回転数Na<回転数Nbである。この結
果、図1及び図2に示されるように、前側のテスト車両
1 は、走行速度V 1 で牽引走行されると共に、後側の
テスト車両T2 は、走行速度V2 で牽引走行される。こ
こで、走行速度V1 <走行速度V2 である。この結果、
先行して走行するテスト車両T1 と、後続するテスト車
両T2 との間は、徐々に狭くなる。
【0025】そして、各スケータS1,S2 が走行路Ra
の終端部まで走行されると、各スケータS1,S2 を構成
するそれぞれのトリガレバー15が、順に、ストライカ
Qに衝突し、各スケータS1,S2 と牽引用ワイヤロープ
Wa,Wi との咬合が解除される。更に、各スケータS1,
2 と連結用ワイヤロープU1,U2 との咬合が解除さ
れ、各テスト車両T1,T2 はそのまま惰性走行する。そ
して、図7に示されるように、設定衝突地点Pにおい
て、先行して走行するテスト車両T1 に、後続するテス
ト車両T2 が追突する。このときの状況が、ピット1内
に設置された撮影カメラ(図示せず)等により撮影され
る。
【0026】次に、本実施例の車両衝突試験装置Aを使
用して、ロールオーバー試験を行なう場合について説明
する。ロールオーバー試験は、図8に示されるように、
スケータS3 により、テスト車両T3 を斜めに搭載した
台車24を牽引走行させ、該台車24をストッパ25に
衝突させて急停止させ、前記テスト車両T3 を落下させ
て転動させることによって行なう。本実施例の車両衝突
試験装置Aは、走行路Raの走行方向に沿って配置され
た牽引用ワイヤロープWa,Wi のうち、一方側の牽引用
ワイヤロープWaが、ピット1を超えて、反対側の走行
路Rhにまで延設されている。このため、台車24を、
両方の走行路Ra,Rh を通して走行させることができ
る。即ち、台車24の走行距離を長くすることができ
る。この結果、駆動モータMの容量が小さくても構わな
い。また、走行路Rhの位置(ピットカバー1aを超え
た位置)でテスト車両T3 を転動させることができるた
め、ピットカバー1aを損傷するおそれは全くない。
【0027】本実施例の車両衝突試験装置Aは、走行路
Raに2本の牽引用ワイヤロープWa,Wi が配置されて
いるため、いずれかの牽引用ワイヤロープWa,Wi が損
傷しても、他の牽引用ワイヤロープWa,Wi を使用し
て、通常の車両衝突試験を行なうことができる。また、
本実施例の車両衝突試験装置Aでは、走行路Raの始端
部に設置されたテスト車両T1 を、設定衝突地点Pを超
えて、走行路Rhの始端部に設けられた衝突壁(図示せ
ず)に衝突させることもできる。この場合、前記テスト
車両T1 の有効走路長を長く(約2倍)することができ
るため、駆動モータMの容量を小さくできる。
【0028】本実施例の車両衝突試験装置Aは、設定衝
突地点Pをほぼ中点とする直線上に配設された2本の走
行路Ra,Rh を含んで、複数本の走行路Ra〜Rhが放
射状に設けられた場合である。このため、直線走行する
2台のテスト車両T1,T2 の追突試験だけでなく、斜め
追突試験も行うことができる。しかし、1本の走行路R
aのみが配設された場合、或いは、設定衝突地点Pをほ
ぼ中点として2本の走行路Ra,Rh のみが、相対向して
配設されている場合であっても構わない。また、走行さ
せるテスト車両は、2台以上であっても構わない。
【0029】本実施例の車両衝突試験装置Aにおける牽
引手段は、各牽引用ワイヤロープWa〜Wiであるが、
これ以外のものであっても構わない。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る走行車両の追突試験方法
は、走行路の走行方向に沿って配置された牽引装置によ
り、テスト車両を牽引走行させて、前記テスト車両を衝
突させる車両衝突試験装置を使用して、相前後して走行
する複数台のテスト車両を設定衝突地点で追突させる試
験方法であって、同一の前記走行路に、独立駆動され
て、前記複数台のテスト車両を個別に牽引走行させるた
めの複数の牽引手段を配置して、前記同一走行路の始端
部で、前記走行路の異なる位置に設置された複数台のテ
スト車両を、前記設定衝突地点で先行車両に対して後続
車両が追突可能なように、各牽引手段の駆動速度を異な
らしめることを特徴としている。このため、走行中の先
行車両に、後続車両を追突させる試験を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両衝突試験装置Aの平面図であ
る。
【図2】車両衝突試験装置Aにおける0°の走行路Ra
の部分と、180°の走行路Rhの部分を模式的に示す
正面図である。
【図3】ガイドレールGaの側面断面図である。
【図4】クラッチ装置Cの平面図である。
【図5】クラッチ装置単体Ca1,Ca2の正面断面図であ
る。
【図6】クラッチ装置単体Ca1,Cb1の斜視図である。
【図7】先行して走行するテスト車両T1 に、後続する
テスト車両T2 が追突した状態の平面図である。
【図8】車両衝突試験装置Aを使用して、ロールオーバ
ー試験を行なう状態の概略正面図である。
【図9】従来の車両衝突試験装置A’の概略正面図であ
る。
【図10】従来の車両衝突試験装置A”の概略正面図で
ある。
【符号の説明】 A:車両衝突試験装置 C:クラッチ装置 P:設定衝突地点 Ra〜Rh:走行路 T1 〜T3 :テスト車両 Wa〜Wi:牽引用ワイヤロープ(牽引手段) 24:台車 25:ストッパ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路の走行方向に沿って配置された牽
    引装置により、テスト車両を牽引走行させて、前記テス
    ト車両を衝突させる車両衝突試験装置を使用して、相前
    後して走行する複数台のテスト車両を設定衝突地点で追
    突させる試験方法であって、 同一の前記走行路に、独立駆動されて、前記複数台のテ
    スト車両を個別に牽引走行させるための複数の牽引手段
    を配置して、 前記同一走行路の始端部で、前記走行路の異なる位置に
    設置された複数台のテスト車両を、前記設定衝突地点で
    先行車両に対して後続車両が追突可能なように、各牽引
    手段の駆動速度を異ならしめることを特徴とする走行車
    両の追突試験方法。
  2. 【請求項2】 前記牽引手段は、牽引用ワイヤロープで
    あることを特徴とする請求項1に記載の走行車両の追突
    試験方法。
  3. 【請求項3】 走行路の走行方向に沿って配置された牽
    引装置により、テスト車両を牽引走行させて、前記テス
    ト車両を衝突させる車両衝突試験装置において、 前記走行路の始端部で、前記走行路の異なる位置に設置
    された複数台のテスト車両を、前記設定衝突地点で先行
    車両に対して後続車両が追突可能なように、前記走行路
    に、独立駆動されて、前記複数台のテスト車両を個別に
    牽引走行させるための複数の牽引手段が、異なる速度で
    駆動走行可能に配置されていることを特徴とする車両衝
    突試験装置。
  4. 【請求項4】 前記牽引手段は、牽引用ワイヤロープで
    あることを特徴とする請求項3に記載の車両衝突試験装
    置。
  5. 【請求項5】 設定衝突地点をほぼ中点とする直線上に
    配設された2本の走行路を備え、各走行路には、両走行
    路に共通の1本の牽引用ワイヤロープと、各走行路ごと
    に個別の牽引用ワイヤロープとの計3本が配置されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の車両衝突試験装
    置。
  6. 【請求項6】 設定衝突地点をほぼ中点とする直線上に
    配設された2本の走行路を含んで、前記設定衝突地点を
    中心にして放射状に配設された複数本の走行路を備えて
    いることを特徴とする請求項5に記載の車両衝突試験装
    置。
  7. 【請求項7】 前記各牽引用ワイヤロープは、クラッチ
    装置を介して連結された1基の駆動モータにより駆動走
    行されることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか
    に記載の車両衝突試験装置。
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