JP3379613B2 - 蛍光ランプ装置および照明装置 - Google Patents

蛍光ランプ装置および照明装置

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JP3379613B2
JP3379613B2 JP07653195A JP7653195A JP3379613B2 JP 3379613 B2 JP3379613 B2 JP 3379613B2 JP 07653195 A JP07653195 A JP 07653195A JP 7653195 A JP7653195 A JP 7653195A JP 3379613 B2 JP3379613 B2 JP 3379613B2
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光ランプとインバー
タ回路を口金を有する外囲器に収納した蛍光ランプ装置
および照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鞍形のガラスチューブにより内部
に全体として1本の蛇行形の放電路を形成した蛍光ラン
プをもつコンパクト形の蛍光ランプが普及されつつあ
る。そして、このインバータ回路を内蔵した電球形の蛍
光ランプ装置は、たとえば特開昭61一168856号
公報にその構成が開示されている。
【0003】この電球形の蛍光ランプ装置は、プラスチ
ック製の基体部に白熱電球用のねじ込み形の口金を装着
し、基体部に仕切盤を設けて仕切盤内にインバータ回路
を装着している。また、仕切盤の外側にガラスチューブ
を鞍形に屈曲形成し、この鞍形のガラスチューブの両端
にエミッタを有する電極を配設した蛍光ランプを取り付
けている。この蛍光ランプは、電極近傍を基体部に形成
された保持部に取り付け固定される。さらに、蛍光ラン
プを内包するグローブを基体部に取り付けている。そし
て、電極の両端には外部リード線が形成され、この外部
リード線が仕切盤内のインバータ回路に接続されて、イ
ンバータ回路により電極間に電圧を印加し、蛍光ランプ
を点灯させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記蛍
光ランプ装置は、蛍光ランプのいずれか一方の電極のエ
ミッタが消耗され、寿命末期になると、電極が異常に温
度上昇し、プラスチック製の保持部が加熱され熱劣化す
る問題がある。最悪の場合、プラスチックが溶融した
り、発煙または発火事故につながるおそれがある。
【0005】本発明は、寿命末期のプラスチック部品の
溶融、発煙または発火のおそれを低減した蛍光ランプ装
置および照明装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プ装置は、線径が8MG〜12MGに相当するタングス
テンを主体とする線材から構成され、エミッタを有し、
エミッタが消耗した際にグロー放電の加熱により断線す
るフィラメントコイルからなる一対の電極を備えた蛍光
ランプと;前記対をなす電極のそれぞれの一端に接続さ
れ、ランプ電流が250mA〜350mAとなるように
前記蛍光ランプを点灯させるとともに、一対の電極の他
端間に接続されて常時通電される共振用コンデンサを含
み、この共振用コンデンサへの通電が停止すると発振が
停止するインバータ回路と;前記蛍光ランプおよびイン
バータ回路を収納し、少なくとも一部が透光性の外囲器
と;を具備したことを特徴とする。
【0007】エミッタとは、熱電子が放出しやすいよう
に塗布される物質である。例えば、バリウム炭酸塩など
が常用されている。
【0008】共振用コンデンサは、蛍光ランプの始動の
前後とも、インバータ回路の共振回路の一部を構成する
が、インバータ回路の主要部側からみて、蛍光ランプと
並列的に接続されている。このため蛍光ランプの始動の
前後とも常時通電されるが、始動後は、共振用コンデン
サに流れる電流値はちいさくなる。
【0009】透光性の外囲器は、球形、筒形など、種々
の形状が許容される。全部または一部が透光性であれば
よい。
【0010】8MG〜12MGとは、200mmの長さ
当りの重さが8mg〜12mgであることを意味する。
従って数値が大きい方が線径が太いことを意味する。こ
の線径は、ランプ電流が250mA〜350mAのとき
の従来の線径よりも細い。
【0011】請求項2記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1において、フィラメントコイルがトリプルコイルで構
成されていることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の蛍光ランプ装置は、請求項
2において、フィラメントコイルの冷抵抗値が2Ω〜4
Ωであり、インバータ回路の出力端および共振用コンデ
ンサ間をそれぞれ5Ωの抵抗体で短絡した場合、前記イ
ンバータ回路の出力端子間電圧が実効値で260V以上
であることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、タング
ステンを主体とする線材であって、線径が8MG〜12
MGに相当するとともに冷抵抗値が2Ω〜4Ωのフィラ
メントコイルにエミッタが被着され、エミッタが消耗し
た際に自己発熱により断線する一対の電極を備えた蛍光
ランプと;前記対をなす電極のそれぞれの一端に出力端
が接続される主要回路部と、一対の電極の他端間に接続
されて常時通電される共振用コンデンサと、を含み、出
力端および共振用コンデンサ間をそれぞれ5Ωの抵抗体
で短絡した場合、出力端子間電圧が実効値で260V以
上になるとともに、前記蛍光ランプを250mA〜35
0mAのランプ電流で点灯し,共振用コンデンサへの通
電が停止すると発振が停止するインバータ回路と;前記
蛍光ランプおよびインバータ回路を収納し、少なくとも
一部が透光性の外囲器と;を具備したことを特徴とす
る。
【0014】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4いずれか一において、フィラメントコイルの
断線により共振用コンデンサへの通電が停止することを
特徴とする。
【0015】請求項6記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし5いずれか一において蛍光ランプ装置を器具本
体に装着したことを特徴とする。
【0016】
【作用】 請求項1記載の蛍光ランプ装置は、電源投入
により電極間にインバータ回路の出力が印加される。こ
のとき、共振用コンデンサは、インバータ回路の一部分
として機能する。共振用コンデンサには電流が流れ、電
極を予熱する。電極の予熱により熱電子が放射され、速
やかに電極間に放電が開始される。放電開始後は、蛍光
ランプと共振用コンデンサが並列的に接続されているの
で、蛍光ランプに放電電流が流れるとともに、共振用コ
ンデンサにも電流が流れて、インバータ回路の発振を維
持し、蛍光ランプの放電が維持される。
【0017】この蛍光ランプの寿命末期時には、エミッ
タが消耗されるが、引続き電極間にインバータ回路の出
力電圧が印加される。この時エミッタが消耗されている
ので、グロー放電状態となり、そのためイオン衝撃が大
きくなって電極温度が一時的に高くなり、溶断する。電
極が溶断すると、共振用コンデンサに流れる電流が遮断
され、インバータ回路の発振が止まる。この結果、蛍光
ランプを支持しているプラスチック部品が溶融、発煙ま
たは発火するおそれがない。
【0018】特に、フィラメントコイルからなる電極の
線材は線径が8MG〜12MGに相当するタングステン
を主体とするものであり、ランプ電流は250mA〜3
50mAであるので、電極のフィラメントコイルの線径
はランプ電流に対して細目に構成されていて、エミッタ
消耗時、より確実に短時間で電極を断線させることがで
きる。また、請求項2のようにフィラメントコイルをト
リプルコイルとすることで、フィラメントコイルを最適
化できる。
【0019】請求項3記載の蛍光ランプ装置は、請求項
2記載の蛍光ランプ装置と同様の作用を、より確実に行
うことができる。
【0020】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし3の蛍光ランプ装置と同様の作用を行うことが
できる。
【0021】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4の蛍光ランプ装置の作用をより確実に行うこ
とができる。
【0022】請求項6記載の照明装置は、請求項1ない
し5いずれか記載の蛍光ランプ装置を器具本体に装着し
たので、請求項1ないし5いずれか記載の蛍光ランプ装
置と同様の作用を有する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例の蛍光ランプ装置お
よびこの蛍光ランプ装置を用いた照明装置について図面
を参照して説明する。
【0024】図1は、蛍光ランプ装置BFL の一部切り欠
き正面図であり、図2は、この蛍光ランプ装置BFL の分
解斜視図である。図1および2に示す蛍光ランプ装置BF
L において、1はカバーで、このカバー1はPBT樹脂
などの耐熱性合成樹脂にて形成され、このカバー1の一
端には円筒部2が一体に形成されており、この円筒部2
にはエジソンタイプのE26形などのようなねじ込み形
の口金3が被着され、この口金3は円筒部2に形成され
たねじ山にねじ込まれた後、口金3の側面にポンチが打
ち込まれて円筒部2に固定されている。接着剤などによ
り固定してもよい。
【0025】また、カバー1の他端は仕切盤4により閉
塞され、この仕切盤4はたとえばPBT樹脂のような耐
熱性合成樹脂によって形成され、ほぼ円形の皿形をなし
ている。さらに、この仕切盤4は、図2に示されるよう
に、立上がり形状の側壁5の上端閉口縁にフランジ部6
が形成されており、このフランジ部6には周方向に離間
して、たとえば4個の係止舌片7が形成されている。そ
して、これら係止舌片7は、フランジ部6に形成したス
リット8により、このフランジ部6を周方向に分断する
ようにして形成されている。このため、これら係止舌片
7は径方向へ弾性変形可能となっている。
【0026】さらに、カバー1の内面にはこれら係止舌
片7に対応し、これら係止舌片7を係止する係止突起9
が一体に形成されている。すなわち、カバー1と仕切盤
4とを突き合わせると、係止舌片7が弾性変形して係止
突起9を乗り越え、カバー1と仕切盤4とを係止舌片7
と係止突起9との係合により結合する。
【0027】また、仕切盤4のフランジ部6には固定爪
11が形成されており、仕切盤4の他の位置の底壁から他
の固定爪11が立上がり形成されている。そして、これら
固定爪11には、高周波点灯装置としてのインバータ回路
12のプリント回路基板13が係止されている。
【0028】さらに、インバータ回路12は、カバー1に
て覆われる空間内に位置して、仕切盤4に取り付けられ
ており、このインバータ回路12は、回路基板13にトラン
ジスタインバー夕を用いた高周波点灯用の回路部品14を
実装して構成されている。
【0029】また、プリント回路基板13の一端部には、
接続端子15が突設されており、これら接続端子15は回路
部品14に電気的に接続されているものであり、鞍形の蛍
光ランプ21の外部リード線22が巻き付けられて接続され
る。なお、蛍光ランプ21はU字形、W字形などいずれで
もよい。
【0030】そして、仕切盤4の下面には、保持部とし
てのランプ取付筒部23が一体に形成されている。これら
ランプ取付筒部23には蛍光ランプ21が取り付けられてお
り、この蛍光ランプ21は、消費電力約13.5Wでラン
プ電流は約280mAである。なお、明るさとしては6
0Wの白熱電球程度である。
【0031】また、蛍光ランプ21は、内面に図示しない
蛍光発光層が形成され内部に水銀およびアルゴンなどの
希ガスが封入されたガラスバルブ25の両端部26が互いに
接近して並設され、口金3方向に向けて位置されてお
り、これら両端部26の間にU字形に屈曲された中央屈曲
部27を有しており、この中央屈曲部27は両端部26と同一
方向を向くように屈曲形成されている。さらに、ガラス
バルブ25の両端部26にはフィラメントコイルの電極28が
封装されており、これら電極28にはそれぞれ補助アマル
ガム29が取り付けられている。そして、これら電極28に
接続された一対の外部リード線22がそれぞれガラスバル
ブ25の端部26から外部に導かれ、接続端子15にたとえば
複数回巻回して接続されている。
【0032】電極28はトリプルコイルで構成されてい
る。図3は電極28のトリプルコイルの製造工程を説明す
るための一次コイルの一部正面図、図4は電極28のトリ
プルコイルの二次コイルの一部正面図、図5はトリプル
コイルとして構成された電極28の正面図である。
【0033】この電極28は図3に示すように、6.3M
Gの第1のモリブデンワイヤM1に対して平行に9.0M
Gのメインワイヤ28a を配置するとともに、これら第1
のモリブデンワイヤM1およびメインワイヤ28a に1.8
MGのサブワイヤ28b を0.08mmピッチで巻回す
る。なお、第1のモリブデンワイヤM1は後で酸に入れて
溶かす。また、単位MGは、長さ200mm当たりのm
gで表される重量を示す。
【0034】次に、この図3で形成されたコイルを、図
4に示すように、100MGの第2のモリブデンワイヤ
M2に0.2mmピッチで巻回する。この第2のモリフデ
ンワイヤM2についても後で酸で溶かす。
【0035】次ぎに上記コイルを直径1.0mmのピア
ノ線に0.7mmピッチに数ターン巻き付ける。そして
ピアノ線を抜き取り、その後、第1のモリブデンワイヤ
M1と第2のモリフデンワイヤM2を酸で溶かし、図5に示
すように、所定長さ当たりのターン数が3で直径1.0
mmでの電極28を形成する。
【0036】また、この電極28は、周囲温度25℃の冷
抵抗値が2.6Ωに設定されている。
【0037】さらに、ガラスバルブ25の両端部26には細
管31が突出されており、これら細管31の少なくとも一方
には点灯中の水銀蒸気圧を制御するアマルガム32が収容
されている。
【0038】アマルガム32は、ビスマス(Bi)−イン
ジウム(In)−鉛(Pb)−水銀(Hg)にて構成さ
れ、各金属の比率は47.0wt%≦Bi≦59.0w
t%、1.5wt%≦In≦4.5wt%、35.0w
t%≦Pb≦47.0wt%および2.5wt%≦Hg
≦6.0wt%であり、好ましくは、50.6wt%≦
Bi≦52.6wt%、2.6wt%≦In≦3.2w
t%、39.5wt%≦Pb≦41.5wt%および
3.6wt%≦Hg≦4.4wt%である。
【0039】また、電極28の近傍の、内部リード線には
補助アマルガム29が抵抗溶接されている。補助アマルガ
ム29は、ニッケル板の表面にIn金属を蒸着したものを
蛍光ランプ21に設置したものであり、In金属が蛍光ラ
ンプ21内の水銀を吸収してアマルガム化している。アマ
ルガム32は、回路基板13よりも口金3側に位置してい
る。
【0040】蛍光ランプ21は、両端部26が上切盤4に形
成されたランプ取付筒部23に、仕切盤4の下から差し込
まれ、これら端部26とランプ取付筒部23との間に充填さ
れたシリコーン系などの熱硬化性接着剤33によって仕切
盤4に固定されている。また、蛍光ランプ21の中央屈曲
部27は、シリコーン系などの熱硬化性接着剤34によって
仕切盤4の下面に接合されている。このため、蛍光ラン
プ21は、両端部26と中央屈曲部27の合計3箇所により仕
切盤4に固定されている。
【0041】蛍光ランプ21は、たとえば外囲器の一部を
構成するガラス製のグローブ35により覆われており、ガ
ラス製のグローブ35は上端が開口したカップ形状をなし
ている。なお、グローブ35は、透明または光拡散性の合
成樹脂もしくはガラスからなり、このグローブ35は上端
開口部を若干径を小さくしてストレート形の首部36を有
してもよい。さらに、この首部36の開口端部には、全周
に亘り連続して肉溜まり部37が形成され、この肉溜まり
部37は、グローブ35の上端閉口部を加熱して軟化させる
ことにより溶融した肉が集まって肉溜まりとなったもの
である。なお、カバー1とグローブ35とで外囲器が構成
されている。
【0042】カバー1、口金3およびグローブ35からな
る外囲器の容積は、消費電力1ワット当りの容積が18
cm3 以上、28cm3 以下になっている。特にこの実
施例では全体の消費電力が約15Wであるのに対し、容
積330cm3 である。従って、消費電力1ワット当り
の容積は、22cm3 である。この実施例ではグローブ
35は筒形であるのに対し、球形では容積410cm3
(消費電力1ワット当りの容積は、約27cm3 )であ
る。従来のビスマス(Bi)−インジウム(In)アマ
ルガムを使用し、筒形グローブを有する蛍光ランプ装置
の場合、消費電力17W、容積500cm3 であった。
【0043】グローブ35の首部36は、図1に示すよう
に、カバー1の内面と仕切壁4の立上がり側壁5との間
に形成されたリング形状の隙間に差し込まれるようにな
っており、このグローブ35はシリコーン系などの熱硬化
性接着剤41によってカバー1の内面および仕切盤4の立
上がり側壁5の両者に接合されている。なお、熱硬化性
接着剤41は、カバー1の内面または仕切盤4の立上がり
側壁5の少なくとも一方に接合するようにすればよい。
【0044】なお、この熱硬化性接着剤41は、たとえば
シリコーン系が使用されており、硬化時点の硬度は20
以上、50以下であり、シリコーン系の場合には、シリ
コーンに混合される硬化剤の混合割合を調整することに
より、硬度の変更が可能である。硬度が20未満だと固
定強度が弱く、また50を超えると硬化時の接着剤41の
歪みによりグローブ35に応力がかかり、グローブ35
が破損するおそれがある。
【0045】次に蛍光ランプ装置の組立の順序を説明す
る。まず、仕切盤4の上面に、予め高周波点灯の回路部
品14が実装されたプリント回路基板13を固定爪11を介し
て係止する。また、この仕切盤4の下面に蛍光ランプ21
を固定し、この蛍光ランプ21は、端部26を仕切盤4に形
成したランプ取付筒部23に差し込み、これらガラスバル
ブ25の端部26とランプ取付筒部23を熱硬化性接着剤33に
より固定する。また、ガラスバルブ25の中央屈曲部27
を、熱硬化性接着剤33によって仕切盤4の下面に接合す
る。このようにすれば、蛍光ランプ21はガラスバルブ25
の端部26がランプ取付筒部23に挿入された状態で熱硬化
性接着剤33にて固定されるとともに、中央屈曲部27が熱
硬化性接着剤34により仕切盤4の下面に接合されるの
で、合計3箇所により仕切盤4に固定される。
【0046】この状態で、仕切盤4をカバー1に取り付
ける。この作業は、仕切盤4のフランジ部6に形成した
係止舌片7をカバー1に形成した係止突起9を乗り越え
させ、係止舌片7が弾性変形して係止突起8に係止し、
カバー1と仕切盤4とが結合される。
【0047】次に、インバータ回路12と口金3とを電気
的に接続し、この口金3を力バー1の円筒部2に固定す
る。
【0048】このような組み付けが終わると、仕切盤4
の立上がり側壁5の外周面と、カバー1の閉口部内直と
の間に、熱硬化性接着剤41を充填する。この熱硬化性接
着剤41は仕切盤4とカバー1を接合するようになるか
ら、仕切盤4はカバー1に接着され、抜け出しが防止さ
れる。そして、この熱硬化性接着剤41が未だ硬化しない
うちに、蛍光ランプ21にグローブ35を被せ、このグロー
ブ35の開口端部を仕切盤4の立上がり側壁5の外周面と
カバー1の開口部内面との間に差し込み、ここに充填さ
れている熱硬化性接着剤41の中に埋め込む。すると、熱
硬化性接着剤41は、グローブ35の首部36の内面および外
面に亘って接着し、この状態で熱硬化性接着剤41の乾燥
を持つ。
【0049】そして、熱硬化性接着剤41が乾燥すると、
グローブ35はこの熱硬化性接着剤41を介して仕切盤4の
立上がり側壁5およびカバー1の開口部内面に接合され
る。以上のように構成された蛍光ランプ装置は、カバー
1、口金3およびグローブ35からなる外囲器の容積が、
消費電力1ワット当り18cm3 以上、28cm3以下
になっているので、外囲器内の温度、特にアマルカム32
の設置されている細管31の管壁温度が約90℃と低くな
る。すなわち従来のビスマス(Bi)−インジウム(I
n)アマルガムを使用し、消費電力17W、外囲器容積
が590cm3 の筒形グローブを有する蛍光ランプ装置
の場合の約100℃から120℃に対して低くなる。こ
の結果、使用するアマルガムとしては、従来のビスマス
(Bi)−インジウム(In)アマルガムよりもビスマ
ス(Bi)−インジウム(In)−鉛(Pb)アマルガ
ムが適切となる。このため、従来のビスマス(Bi)−
インジウム(In)アマルガムに代わってビスマス(B
i)−インジウム(In)−鉛(Pb)アマルガムが使
用でき、その結果、本蛍光ランプ装置を効率よく点灯で
きる。
【0050】消費電力1ワット当りの外囲器の容積が2
8cm3 を越えると、外囲器内の温度が低過ぎて、従来
のビスマス(Bi)−インジウム(In)アマルガムは
もちろんのこと、ビスマス(Bi)−インジウム(I
n)−鉛(Pb)アマルガムですら、水銀蒸気圧が最適
値よりも低くなってしまう。また、逆に消費電力1ワッ
ト当りの外囲器の容積が18cm3 未満となると、温度
が高くなり、ビスマス(Bi)−インジウム(In)−
鉛(Pb)アマルガムの最適条件を外れてくる。
【0051】図6はアマルガムの水銀蒸気圧の温度特性
図である。温度が80℃ないし90℃前後にあっては、
管内の水銀蒸気圧は、ビスマス(Bi)−インジウム
(In)−鉛(Pb)アマルガムの方が従来のビスマス
(Bi)−インジウム(In)アマルガムよりも最適値
に近い値を示している。
【0052】また、細管31の管壁温度が低下するのと同
様に、カバー1の内部の温度も低下するので、グレード
の低い安価な部品を使用しても回路部品の信頼性を低下
させずにすみ、製造コストを低減できる。
【0053】また、この蛍光ランプ装置は、全体の消費
電力が15Wに対し、回路部分の消費電力は約1.5W
である。この実施例のように回路の消費電力が全体の消
費電力の15%以下が好ましい。回路の消費電力が全体
の消費電力の15%を越えると、回路の発熱が大きくな
り過ぎ、カバー内の温度が上昇し過ぎる。この結果、回
路基板よりも口金側に位置しているアマルガムの温度が
高くなり、水銀蒸気圧の維持が難しくなる。
【0054】なお、インバータ回路12を用いて蛍光ラン
プ21を点灯させると管壁負荷の上昇による透過紫外線量
が増大して、これが退色の原因として無視できなくな
る。このため、この実施例ではグローブ35の内面には図
示しない紫外線吸収性の拡散膜が形成されている。この
拡散膜はたとえば蛍光ランプから放射される紫外線を吸
収する酸化チタンや酸化亜鉛などのような紫外線吸収微
粒子金属酸化物を含有している。紫外線吸収微粒子金属
酸化物は、平均粒径が1μm未満としており、このた
め、直線透過率が高くなり、可視光拡散効果が小さくな
るとともに、揮発成分が付着してより直線透過率が高く
なり内部が透けてしまう。このため、可視光散乱用に平
均粒径1μm以上の無機微粒子を混入してある。さら
に、単に平均粒径を大きくするのみでは、膜肌が悪化し
て陰を作ってしまうので、平均粒子径が1μm未満のも
のを30%以上含むとともに、平均粒子径が1μm以上
のものを30%以上含み、粒子径の分布を広く分散させ
てもよい。
【0055】なお、グローブ35内をコーティングするに
際しては、表1に示すような材料を混合すればよい。
【0056】
【表1】 このように、グローブ35の拡散膜内に紫外線吸収剤を混
入することにより、外部に放射されていた365nm近
傍の紫外線を吸収できる。外部に放射される紫外線のス
ペクトルを図7および8に示す。ここで図7は従来のグ
ローブを透過する紫外線スペクトル分布特性図を示し、
図8は、本発明のグローブ35の拡散膜内に紫外線吸収剤
を混入した蛍光ランプ装置のグローブを透過する紫外線
スペクトル分布特性図を示す。このように、グローブ35
の拡散膜内に紫外線吸収剤を混入した蛍光ランプ装置は
紫外線透過量を減少させて可視光線を中心に照射するこ
とができる。
【0057】図9は、上記蛍光ランプ装置を装着した照
明装置の斜視図である。図9に示すように、蛍光ランプ
装置BFL は、白熱電球を取り付けるエジソンソケットを
有する照明器具61に取り付けられている。この照明器具
61は、下面解放形のセード62を有している。密閉形で
は、セード62内の温度が高くなり、蛍光ランプ装置の外
囲器内の温度も高くなり過ぎて、適切な動作が得られな
いおそれがある。
【0058】上記実施例の蛍光ランプ装置は、高周波点
灯回路を採用しているので、従来のチョーク安定器より
も温度的に弱い部品を使用している。このため寿命末期
に、異常放電が継続して発火事故が起こらないような構
成を備えており、これを図10を参照して説明する。
【0059】図10は、上記実施例の蛍光ランプ装置の
回路構成図である。この回路は商用交流電源Eの両端に
ヒューズF1を介してコンデンサC1を接続し、このコンデ
ンサC1の両端子間にインダクタL1を介して全波整流器51
の入力端子を接続する。そして、この全波整流器5lの出
力端子間に、電解コンデンサC2を接続し、この電解コン
デンサC2の両端子間に電界効果トランジスタQIのドレイ
ン、ソース、および、電界効果トランジスタQ2のドレイ
ン、ソースを接続する。さらに、電界効果トランジスタ
Q1のソースおよび電界効果トランジスタQ2のドレイン間
に、可飽和電流トランスCTの入力巻線CT1 の一端を接続
する。
【0060】また、電界効果トランジスタQ1のゲート、
ソース間に可飽和電流トランスCTの制御巻線CT2 を接続
し、電界効果トランジスタQ2のゲート、ソース間に可飽
和電流トランスCTの制御巻線CT3 を接続する。さらに、
電界効果トランジスタQ2のゲート、ソース間にツェナダ
イオードZD1 およびツェナダイオードZD2 を逆特性で接
続した直列回路と、抵抗R1およびコンデンサC3の直列回
路とを並列に接続する。
【0061】さらに、電界効果トランジスタQ2のゲート
に抵抗R2およびトリガ素子Q3の直列回路を接続し、抵抗
R2およびトリガ素子Q3の接続点と、全波整流器5lの負
極との問にコンデンサC4を接続する。また、ヒューズF2
および電界効果トランジスタQIのソース間に抵抗R3を接
続し、抵抗R2および抵抗R3の問にダイオードD1を接続す
る。
【0062】そして、可飽和電流トランスCTは、0.6
4mHの共振用のチョークコイルL2および333μFの
直流カット用のコンデンサC4を介して端子aが接続さ
れ、全波整流器5lの負極には端子bが桜給され、端子a
および端子bにはそれぞれ電極28の一端が接続されてい
る。また、123μFの共振用コンデンサC5の両端には
端子cおよび端子dが接続され、これら端子cおよび端
子dには電極28の他端が接続されている。
【0063】なお、端子aおよび端子c間と、端子bお
よび端子d間の電極28の冷抵抗値は2Ω〜4Ωに設定
される。また、端子aおよび端子c間と、端子bおよび
端子d間を抵抗値が5Ωで短絡すると、端子aおよび端
子b間に260V以上の電圧が生ずる。
【0064】次に蛍光ランプ21の点灯動作について図1
0を参照して説明する。まず、商用交流電源Eの交流電
圧を全波整流器5lで全波整流し、電界効果トランジスタ
Q2で平滑し、コンデンサC4を充電してコンデンサC4が所
定電圧値以上になるとトリガ素子Q3をオンし、このトリ
ガ素子Q3のオン動作によりコンデンサC3を充電し、コン
デンサC3の電圧を上昇させることにより電界効果トラン
ジスタQ2のゲートに電圧を印加して、電界効果トランジ
スタQ2をオンする。そして、可飽和電流トランスCTの飽
和に従い、制御巻線CT2 および制御巻線CT3 で電界効果
トランジスタQIのゲートおよび電界効果トランジスタQ2
のゲートに交互に電圧を印加し、高周波交流を発生させ
て蛍光ランプ21を始動、点灯させ、すなわち電極28問で
40V程度のアーク放電を行なわせるとともに、電極28
を常時予熱する。
【0065】そして、たとえば寿命末期などになり、い
ずれかの電極28のエミッタが消耗すると、電極28間で1
00V程度の片側グロ−放電が生じ、イオンの衝撃が大
きくなりエミッタが消耗した側の電極28が加熱して焼損
して断線し、端子aおよび端子c間、あるいは、端子b
および端子d間が開放されて、チョークコイルし2およ
び共振用コンデンサC5が開放されるため共振が停止し、
インバータ回路l2が発振を停止する。
【0066】なお、電極28にエンドグローが生じた状態
で、端子aおよび端子b間は実効電圧値で約270V
で、電極28の実効電圧値は12Vで、実効電流値は2A
である。すなわち、両側の電極28にエミッタが塗布され
ている場合には、確実にアーク放電に移行できる。
【0067】したがって、蛍光ランプ21の寿命末期時に
電極28間でグロー放電をし続けることがなくなり、電極
28の周辺が必要以上に温度上昇することを防止できるの
で、蛍光ランプ12のガラスバルブ25の端部26を保持する
ランプ取付筒部23が焼損するおそれを防止できる。
【0068】なお、インバータ回路12の出力を上昇させ
るため、電極28の抵抗値を減少させることも考えられる
が、電極28の全長を短くするとエミッタの保持量が減少
するので好ましくない。また、MGが極端に小さいとス
ポット温度が異常上昇してエミッタの蒸発が早まり短寿
命となり、反対に、MGが極端に大きいとスポットが
成されにくくスパッタにより短寿命となる。
【0069】ここで、表2に示すように、実験によれ
ば、メインワイヤ28a が6MG以下の場合には電極28の
抵抗が上がり、端子aおよび端子b間に印加される電圧
が低下されるためグロ−放電せず、2つの電極28は通電
加熱されつづけ、ランプ取付筒部23が熱損傷する。一
方、メインワイヤ28a が14MG以上の場合には断線す
るまでの時間が長すぎてランプ収付筒部23が熱損傷する
おそれがある。したがって、メインワイヤ28aは8MG
以上12MG以下が好ましいと考えられる。
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光ランプ装置によれ
ば、寿命末期時のエミッタが消耗された際にも対をなす
電極間にインバータ回路より電圧が印加され、グロー放
電が行なわれる。グロー放電により電極が加熱される
が、フィラメントコイルの線径がランプ電流に対して細
目に構成されており、寿命末期に溶断するため、共振用
コンデンサに流れる電流が遮断され、インバータ回路の
発振が止まる。この結果、蛍光ランプを支持しているプ
ラスチック部品が溶融、発煙または発火するおそれがな
い。
【0072】請求項2記載の蛍光ランプ装置によれば、
電極のフィラメントコイルがトリプルコイルであるの
で、フィラメントコイルを最適化できる。
【0073】請求項3記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項2記載の蛍光ランプ装置の奏する効果をより確実
に得られる。
【0074】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし3の蛍光ランプ装置と同様の効果を得られる。
【0075】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4の蛍光ランプ装置の奏する効果をより確実に
得られる。
【0076】請求項6記載の照明装置は、請求項1ない
し5いずれか記載の蛍光ランプ装置を器具本体に装着し
たので、請求項1ないし5いずれか記載の蛍光ランプ装
置と同様の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプ装置の一実施例を示す一部
切り欠き正面図である。
【図2】図1の蛍光ランプ装置のグローブを除いた分解
斜視図である。
【図3】図1の蛍光ランプ装置に使用される蛍光ランプ
の電極の製造過程の一部正面図である。
【図4】図1の蛍光ランプ装置に使用される蛍光ランプ
の電極の次の製造過程における一部正面図である。
【図5】図1の蛍光ランプ装置に使用される蛍光ランプ
の電極の正面図である。
【図6】図1の蛍光ランプ装置に使用されるアマルガム
の蒸気圧特性図である。
【図7】図1の蛍光ランプ装置のグローブに紫外線吸収
剤を含まない場合の分光特性図である。
【図8】図1の蛍光ランプ装置のグローブに紫外線吸収
剤を含む場合の分光特性図である。
【図9】図1の蛍光ランプ装置が装着された照明装置の
斜視図である。
【図10】図1の蛍光ランプ装置に使用されるインバー
タ回路の回路構成図である。
【符号の説明】
3…口金 12…高周波点灯装置としてのインバータ回路 13…回路基板 14…回路部品 21…蛍光ランプ 25…ガラスバルブ 28…電極 C5…共振用コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/68 H01J 61/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線径が8MG〜12MGに相当するタン
    グステンを主体とする線材から構成され、エミッタを有
    し、エミッタが消耗した際にグロー放電の加熱により断
    線するフィラメントコイルからなる一対の電極を備えた
    蛍光ランプと; 前記対をなす電極のそれぞれの一端に接続され、ランプ
    電流が250mA〜350mAとなるように前記蛍光ラ
    ンプを点灯させるとともに、一対の電極の他端間に接続
    されて常時通電される共振用コンデンサを含み、この共
    振用コンデンサへの通電が停止すると発振が停止するイ
    ンバータ回路と; 前記蛍光ランプおよびインバータ回路を収納し、少なく
    とも一部が透光性の外囲器と;を具備したことを特徴と
    する蛍光ランプ装置。
  2. 【請求項2】 フィラメントコイルは、トリプルコイル
    で構成されていることを特徴とする請求項1記載の蛍光
    ランプ装置。
  3. 【請求項3】 フィラメントコイルの冷抵抗値は2Ω〜
    4Ωであり、インバータ回路の出力端および共振用コン
    デンサ間をそれぞれ5Ωの抵抗体で短絡した場合、前記
    インバータ回路の出力端子間電圧が実効値で260V以
    上であることを特徴とする請求項2記載の蛍光ランプ装
    置。
  4. 【請求項4】 タングステンを主体とする線材であっ
    て、線径が8MG〜12MGに相当するとともに冷抵抗
    値が2Ω〜4Ωのフィラメントコイルにエミッタが被着
    され、エミッタが消耗した際に自己発熱により断線する
    一対の電極を備えた蛍光ランプと; 前記対をなす電極のそれぞれの一端に出力端が接続され
    る主要回路部と、一対の電極の他端間に接続されて常時
    通電される共振用コンデンサと、を含み、出力端および
    共振用コンデンサ間をそれぞれ5Ωの抵抗体で短絡した
    場合、出力端子間電圧が実効値で260V以上になると
    ともに、前記蛍光ランプを250mA〜350mAのラ
    ンプ電流で点灯し、共振用コンデンサへの通電が停止す
    ると発振が停止するインバータ回路と; 前記蛍光ランプおよびインバータ回路を収納し、少なく
    とも一部が透光性の外囲器と;を具備したことを特徴と
    する蛍光ランプ装置。
  5. 【請求項5】 フィラメントコイルの断線により共振用
    コンデンサへの通電が停止することを特徴とする請求項
    1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか一記載の蛍光
    ランプ装置を器具本体に装着したことを特徴とする照明
    装置。
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