JP3376908B2 - 膜印刷適性等に優れた樹脂凸版 - Google Patents

膜印刷適性等に優れた樹脂凸版

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配向膜等の各種膜
の印刷適性等に優れた樹脂凸版に関し、特に膜の厚さを
均一に印刷できる樹脂凸版に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂凸版は、従来より、種々の印刷に用
いられている。特に、近年、液晶表示部を作成する際
に、配向膜を印刷するために樹脂凸版が重宝されてい
る。具体的には、ガラス板の表面にポリイミド樹脂より
なる配向膜を印刷するために、樹脂凸版が盛んに用いら
れている。配向膜であるポリイミド樹脂膜が印刷された
ガラス板は二枚準備され、ポリイミド樹脂膜同士が対向
するようにして積層され、この両ポリイミド樹脂膜の間
隙に液晶が封止されて液晶表示部が作成されるのであ
る。従って、ガラス板に印刷されたポリイミド樹脂膜は
均一な厚さであることが要求される。ポリイミド樹脂膜
の厚さが均一でないと、両ポリイミド樹脂膜の間隙に封
止される液晶の量(液晶の厚さ)が不均一になるため、
液晶表示が不鮮明になるからである。また、ポリイミド
樹脂の膜厚が不均一であると、光の透過が不均等にな
り、液晶表示が乱れるからである。
【0003】樹脂凸版を用いて配向膜を印刷するために
は、一般的に、以下の如き手順で行なわれている。即
ち、樹脂凸版の凸部に、ポリイミド樹脂を溶媒に溶解さ
せた塗工液を塗布し、凸部表面に塗工液を保持させた
後、ガラス板に、この塗工液を転写するのである。そし
て、その後、乾燥させて溶媒を除去し、ガラス板上に、
一定の大きさ(凸部表面の大きさに対応する大きさ)の
ポリイミド樹脂膜を形成させるのである。しかしなが
ら、このようにして印刷された一定の大きさのポリイミ
ド樹脂膜は、その中央部に比べて、周辺部において厚さ
が厚くなるということがあった。この理由は、定かでは
ないが、以下のように推測される。
【0004】即ち、樹脂凸版の凸部表面には、全体に亙
って均一な量の塗工液を保持するために、均一な溝部が
形成されている。この均一な溝部は、凸部表面に均一な
大きさ及び密度の微小凸部を設けることによって、形成
されるものである。そして、凸部表面に塗布された均一
な量の塗工液は、そのまま、ガラス板に転写され、ガラ
ス板に転写された塗工液の量も均一である。従って、ガ
ラス板に転写された直後においては、塗工液の厚さは均
一であるが、その後、乾燥するまでの間に、塗工液の表
面張力によって、塗工液が周辺部に引き寄せられると考
えられる。依って、ガラス板上に形成されるポリイミド
樹脂膜の厚さは、中央部が薄く均一で、周辺部において
厚くてパラツキが大きくなると考えられるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、樹
脂凸版の凸部表面に形成されている溝部を均一なものと
せず、凸部中央部においては、比較的多量の塗工液が保
持されるようにし、一方、凸部周辺部においては、比較
的少量の塗工液が保持されるようにして、上記した従来
欠点を生じさせていた表面張力による現象を逆に利用す
ることによって、厚さの均一なポリイミド樹脂膜等の被
膜を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、凸部に
塗布された塗工液を、被印刷体に転写して印刷するため
の樹脂凸版であって、該凸部表面に多数の微小凸部が形
成されていることによって、隣合う該微小凸部相互間
に、該塗工液を保持するための溝部が形成されており、
該凸部中央部においては、隣合う微小凸部相互の間隔は
略一定であり、一方、該凸部周辺部においては、凸部周
辺端に向かうにしたがって、隣合う微小凸部相互の間隔
が漸次狭く、微小凸部先端面の面積が漸次小さく、微小
凸部の数が漸次多くなされていることを特徴とする樹脂
凸版に関するものである。この樹脂凸版においては、隣
合う微小凸部相互の間隔を調整することによって、樹脂
凸版の凸部中央部に比較的多量の塗工液が保持されるよ
うにし、一方、凸部周辺部には比較的少量の塗工液が保
持されるようにしたものである。
【0007】また、本発明は、凸部に塗布された塗工液
を、被印刷体に転写して印刷するための樹脂凸版であっ
て、該凸部表面に多数の微小凸部が形成されていること
によって、隣合う該微小凸部相互間に、該塗工液を保持
するための溝部が形成されており、該凸部中央部におい
ては、溝部の深さは略一定であり、一方、該凸部周辺部
においては、凸部周辺端に向かうにしたがって、溝部の
深さが漸次浅く、微小凸部先端面の面積が漸次小さく、
微小凸部の数が漸次多くなされていることを特徴とする
樹脂凸版に関するものである。この樹脂凸版において
は、隣合う微小凸部相互間に形成される溝部の深さを調
整することによって、樹脂凸版の凸部中央部に比較的多
量の塗工液が保持されるようにし、一方、凸部周辺部に
は比較的少量の塗工液が保持されるようにしたものであ
る。
【0008】
【用語の説明】本発明において、単に「凸部」と言うと
きは、樹脂凸版において塗工液が塗布される箇所のこと
を意味しており、被印刷体の印刷部に対応する箇所のこ
とである。本発明において、「微小凸部」とは、樹脂凸
版の凸部表面に形成された極めて小さな凸部のことを意
味しており、網点とも呼ばれるものである。本発明にお
いて、「溝部」とは、微小凸部相互の間に形成された凹
部のことを意味している。本発明において、「塗工液」
とは、凸版印刷で用いられる溶液のことを意味してお
り、印刷インキ或は塗料とも呼ばれるものである。本発
明において、「被印刷体」とは、樹脂凸版の凸部に保持
されている塗工液が転写される対象物のことを意味して
おり、ガラス板,金属箔,金属板,プラスチック板,プ
ラスチックシート,編織物,不織布,紙等が用いられ
る。特に、本発明は均一な厚さの被膜を形成させること
を目的としているので、塗工液が吸収されにくいガラス
板,金属箔又は金属板を用いるのが好ましい。
【0009】本発明に係る樹脂凸版の基本的形態、材料
及び使用方法のいずれも、従来公知の樹脂凸版と同様で
ある。即ち、基本的には、液状光硬化性樹脂を硬化させ
ることによって形成された凸部1と、この凸部1を担持
している基部2とよりなるものである(図1及び図2参
照)。そして、この凸部1表面に塗工液が塗布され、被
印刷体に塗工液が転写されて印刷されるものである。な
お、液状光硬化性樹脂としては、従来公知のものであれ
ば、どのようなものでも使用でき、例えば、不飽和ポリ
エステル樹脂やポリブタジエン等に光増感剤や熱安定剤
等を添加したもの、又はアクリル,ウレタン,エポキ
シ,ポリエステル等のプレポリマーに不飽和基を導入し
た不飽和樹脂に光増感剤や熱安定剤等を添加したものが
使用される。液状光硬化性樹脂の具体例としては、AP
R(旭化成工業株式会社製)やテビスタ(帝人株式会社
製)等を挙げることができる。
【0010】本発明に係る樹脂凸版の特徴は、凸部表面
に形成されている微小凸部、又は各微小凸部相互間に形
成されている溝部にある。即ち、従来公知の樹脂凸版
は、その凸部表面に、多数の微小凸部が形成されてお
り、且つ微小凸部相互の間には溝部が形成されているも
のであるが、微小凸部の先端面面積や数及び溝部の深さ
は、凸部表面全面に亙って、均一なもの(一定のもの)
であった。これに対して、本発明においては、凸部中央
部において、隣合う微小凸部相互の間隔は略一定である
が、凸部周辺部において、隣合う微小凸部相互の間隔
が、凸部周辺端に向かうにしたがって漸次狭くなってい
ることを特徴とする。どの程度の領域を凸部中央部と
し、どの程度の領域を凸部周辺部とするかは、任意であ
るが、凸部周辺部は概ね周辺端から0.5〜数mm程度
内側の領域とするのが一般的であり、より好ましくは1
mm程度内側の領域とするのが良い。なお、図3は、ハ
ッチングした領域を凸部中央部とし、網状ハッチングし
た領域を凸部周辺部としたものを、模式的に示した図で
ある。従って、網状ハッチングした領域(凸部周辺部)
が、ハッチングした領域(凸部中央部)に比べて、現実
の場合よりも、かなり大きくなっている。
【0011】凸部周辺部においては、図4に示すよう
に、微小凸部相互の間隔が、凸部周辺端に向かうにした
がって漸次狭くなっている。即ち、微小凸部11及び1
2の間は、微小凸部相互の間隔が一番狭く、次いで、微
小凸部12及び13の間が、微小凸部11及び12の間
隔よりも少し広くなっており、以下同様に順次、微小凸
部16と17の間隔に到る迄、微小凸部間の間隔が少し
づつ広くなってゆく。そして、凸部中央部の領域に到る
と、微小凸部17及び18の間隔、微小凸部18と19
の間隔、微小凸部19と20の間隔、微小凸部20と2
1の間隔、及び微小凸部21と22の間隔は、最も広い
間隔で一定となっている。なお、図4においては、微小
凸部先端面の面積は、いずれも同一であって、凸部周辺
端に向かうにしたがって、微小凸部の密度を多くする
(数を多くする)ことによって、微小凸部相互の間隔を
狭くしているが、本発明では、微小凸部先端面の面積を
も漸次小さくしながら、微小凸部相互の間隔を狭く
【0012】また、本発明においては、凸部中央部にお
いて、溝部の深さは略一定であるが、凸部周辺部におい
て、溝部の深さが、凸部周辺端に向かうにしたがって漸
次浅くなっていることを特徴とする場合もある。即ち、
図4に示すように、微小凸部11及び12間に形成され
ている溝部31の深さが一番浅く、次いで、溝部32が
溝部31よりも少し深くなっており、以下同様に順次、
溝部36に到る迄、溝部の深さが少しづづ深くなってゆ
く。そして、凸部中央部の領域に到ると、溝部37,溝
部38,溝部39,溝部40,溝部41の深さは、最も
深い深さで一定となる。なお、図4においては、微小凸
部先端面の面積は、いずれも同一であって、凸部周辺端
に向かうにしたがって、微小凸部の密度を多くする(数
を多くする)しながら、溝部の深さを浅くしているが、
本発明では、微小凸部先端面の面積をも漸次小さくしな
がら、溝部の深さを浅くする
【0013】図4においては、凸部中央部において、隣
合う微小凸部相互間の間隔は略一定であると共に、溝部
の深さも略一定であり、一方、凸部周辺部において、隣
合う微小凸部相互の間隔が、凸部周辺端に向かうにした
がって漸次狭くなっていると共に、溝部の深さも、凸部
周辺端に向かうにしたがって漸次浅くなっている。本発
明において、このような態様は、より好ましいものであ
る。しかしながら、凸部中央部において、隣合う微小凸
部相互の間隔は略一定であると共に、溝部の深さも略一
定であり、一方、凸部周辺部において、隣合う微小凸部
相互の間隔のみが、凸部周辺端に向かうにしたがって漸
次狭くなっており、溝部の深さは変化せずに一定であっ
ても良い。また、凸部周辺部において、隣合う微小凸部
相互の間隔は変化せずに一定であって、溝部の深さのみ
が、凸部周辺端に向かうにしたがって漸次浅くなってい
ても良い。
【0014】微小凸部相互間の間隔をどの程度にする
か、また溝部の深さをどの程度にするかは、任意に決定
しうる事項である。即ち、印刷して得られる被膜の厚さ
を、どの程度にするかで任意に決定しうる事項である。
例えば、本発明に係る樹脂凸版を用いて、ポリイミド樹
脂よりなる配向膜を形成させる場合には、配向膜の厚さ
が500〜1000オングストローム程度であるから、
微小凸部相互の間隔は0.05〜0.1mm程度の範囲
内であれば良い。また、溝部の深さは、0.005〜
0.05mm程度の範囲内であれば良い。
【0015】樹脂凸版の凸部の平面形状も、任意の形状
であって良いが、一般的には、図示したとおり、略四辺
形であるのが好ましく、特に長方形であるのが最も好ま
しい。この理由は、本発明に係る樹脂凸版が、主として
液晶表示部の配向膜の印刷に用いられるからであり、液
晶表示部の形態は四辺形、特に長方形であるのが一般的
だからである。なお、凸部が四辺形である場合、凸部の
周辺部とは、四辺の各々の周辺部ということになる。
【0016】本発明に係る樹脂凸版は、基本的には、以
下の如き製造方法で得ることができる。即ち、まず、製
造しようとする樹脂凸版の凸部に対応する領域におい
て、微小凸部に対応する区域が透明で、溝部に対応する
区域が黒色となっており、樹脂凸版の凸部外に対応する
領域(基部のみに対応する領域)が黒色となっているネ
ガフィルムを準備する。そして、このネガフィルムの上
に、液状光硬化性樹脂を一定厚となるように塗布する。
この後、液状光硬化性樹脂層の上に、更に透明フィルム
を積層する。そして、透明フィルムを通して光照射を行
ない、液状光硬化性樹脂を硬化させ、樹脂凸版の基部を
得る。次いで、ネガフィルムを通して光照射を行ない、
樹脂凸版の凸部を得ると共に、凸部に多数の微小凸部と
溝部とを形成するのである。従って、ネガフィルムの微
小凸部に対応する透明区域と溝部に対応する黒色区域と
を、種々調整することによって、所望の状態で微小凸部
及び溝部を形成することができる。例えば、凸部周辺部
に対応する領域において、透明区域相互の間隔を狭くす
ると、微小凸部相互の間隔が狭くなるのである。なお、
光照射として、通常の紫外線照射を採用すると、この光
は完全に直進せず、一部、ネガフィルムの黒色区域に対
応する液状光硬化性樹脂中にも侵入するため、透明区域
相互の間隔を狭くすればするほど、溝部の深さも浅くな
る傾向が生じる。勿論、直進光を採用すれば、このよう
な事態を防止しうるが、本発明においては、微小凸部相
互の間隔を狭くすると共に、溝部の深さを浅くすること
は好ましいことであるから、あえて直進光を採用しなく
ても良い。
【0017】
【作用】本発明に係る樹脂凸版は、凸部表面に形成され
る多数の微小凸部又は溝部が、以下の如き状態となって
いる。即ち、凸部中央部においては、隣合う微小凸部相
互の間隔は略一定であり、一方、凸部周辺部において
は、隣合う微小凸部相互の間隔が、凸部周辺端に向かう
にしたがって漸次狭くなっている。また、凸部中央部に
おいては、溝部の深さは略一定であり、一方、凸部周辺
部においては、溝部の深さが、凸部周辺端に向かうにし
たがって漸次浅くなっている。従って、このような樹脂
凸版の凸部に塗工液を塗布すると、塗工液は、微小凸部
相互の間である溝部に保持されるものであるため、凸部
周辺部においては、凸部周辺端に向かうにしたがって、
漸次、塗工液の保持量が少なくなる。このような状態
で、塗工液を被印刷体に印刷すると、凸部に対応する被
印刷体の領域において、その領域の周辺部では漸次塗工
液の量が少なくなり、塗工液の厚さを薄くなる。即ち、
被印刷体のこの領域において、中央部は塗工液の厚さが
厚くなっており、周辺部においては、周辺端に向かうに
したがって塗工液の厚さが薄くなっている。しかしなが
ら、塗工液の表面張力によって、塗工液は周辺端に引き
寄せられ、その結果、周辺部の厚さが厚くなってゆき、
塗工液の厚さが全体に亙って均一化するのである。そし
て、この状態で乾燥して被膜を形成させれば、厚さの均
一な被膜を形成しうるのである。
【0018】
【発明の効果】従って、本発明に係る樹脂凸版を用いれ
ば、均一な被膜を形成することができるという効果を奏
する。特に、本発明に係る樹脂凸版を用い、塗工液とし
てポリイミド樹脂溶液を用い、液晶表示部の配向膜を形
成させた場合には、この配向膜の厚さが均一となり、長
期に亙って鮮明な表示を実現しうる液晶表示部が得られ
るという効果を奏する。
【0019】以上、主として、本発明に係る樹脂凸版が
被膜、特に液晶表示部の配向膜の印刷に用いられる場合
について説明したが、本発明に係る樹脂凸版は、被膜形
成用だけでなく、一般の印刷,プリント,捺染等に用い
た場合でも、鮮明な柄表示等が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂凸版の模式的平面図である。
【図2】樹脂凸版の模式的側面図である。
【図3】本発明の一例に係る樹脂凸版の模式的平面図で
ある。
【図4】図3に示した樹脂凸版の円部における模式的断
面図である。
【符号の説明】
1 樹脂凸版の凸部 2 樹脂凸版の基部 11,12,13,・・・20,21,22 微小凸
部 31,32,33,・・・39,40,41 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41N 1/12 B41N 1/06 B41F 17/14 G02F 1/1337

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸部に塗布された塗工液を、被印刷体に
    転写して印刷するための樹脂凸版であって、該凸部表面
    に多数の微小凸部が形成されていることによって、隣合
    う該微小凸部相互間に、該塗工液を保持するための溝部
    が形成されており、該凸部中央部においては、隣合う微
    小凸部相互の間隔は略一定であり、一方、該凸部周辺部
    においては、凸部周辺端に向かうにしたがって、隣合う
    微小凸部相互の間隔が漸次狭く、微小凸部先端面の面積
    が漸次小さく、微小凸部の数が漸次多くなされている
    とを特徴とする樹脂凸版。
  2. 【請求項2】 凸部に塗布された塗工液を、被印刷体に
    転写して印刷するための樹脂凸版であって、該凸部表面
    に多数の微小凸部が形成されていることによって、隣合
    う該微小凸部相互間に、該塗工液を保持するための溝部
    が形成されており、該凸部中央部においては、溝部の深
    さは略一定であり、一方、該凸部周辺部においては、
    部周辺端に向かうにしたがって、溝部の深さが漸次浅
    く、微小凸部先端面の面積が漸次小さく、微小凸部の数
    が漸次多くなされていることを特徴とする樹脂凸版。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の樹脂凸版において、凸部
    中央部においては、隣合う微小凸部相互の間隔は略一定
    であり、一方、該凸部周辺部においては、隣合う微小凸
    部相互の間隔が、該凸部周辺端に向かうにしたがって漸
    次狭くなっている樹脂凸版。
  4. 【請求項4】 凸部の平面形状が略四辺形である請求項
    1乃至3のいずれか一項に記載の樹脂凸版。
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