JP3376871B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP3376871B2
JP3376871B2 JP22533897A JP22533897A JP3376871B2 JP 3376871 B2 JP3376871 B2 JP 3376871B2 JP 22533897 A JP22533897 A JP 22533897A JP 22533897 A JP22533897 A JP 22533897A JP 3376871 B2 JP3376871 B2 JP 3376871B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるい
は業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、例えば、図7
に示されるような構成であった。図において、1は上面
が開口する円筒上のボディで、このボデイ1内部には、
内鍋収納部である保護枠2が配設され、かつこの保護枠
2は非金属材料により有底円筒状に成形され、保護枠2
の上端部は前記ボデイ1の上端部内周囲に係合されてい
る。
【0003】3は上端開口部に外方に突出するフランジ
4を形成した内鍋で、この内鍋3はフランジ4を上枠2
3の上面に懸架状態に載置するとにより、保護枠2内に
着脱自在に配設されている。保護枠2の外側には誘導コ
イル5が配設され、この誘導コイル5は、内鍋3の外周
面までの距離が一定となるように、前記保護枠2の外周
下部に耐熱性樹脂材料で成形されたコイルカバー6によ
り支持されている。
【0004】7は合成樹脂性の外蓋で、この外蓋7は上
枠23の上部に一体成形されたヒンジ部材8にピン9を
介して回動自在に支持されている。10は内カバーで、
この内カバー10は外蓋7の内面に固着されている。こ
の内カバ−10には発熱体である放熱板11が固定され
ており、この放熱板11の上部にはコイル支持台13に
支持されている誘導コイル12が位置している。この誘
導コイル12の電磁作用により放熱板11が発熱するの
である。そして、この放熱板11には放熱板11の温度
検知用のセンサ−14がアルミテ−プにより直接貼り付
けられており、放熱板11の温度を調節しているのであ
る。
【0005】16はヒンジ部材8と反対側に位置して保
護枠2の上端部に一体成形された係合部材で、この係合
部材16と対向するように外蓋7に係合レバ−17がピ
ン18を介して回動可能に指示されている。そして、鍋
パッキン20は、前記外蓋を閉じたときに内鍋3のフラ
ンジ4に圧接してその内鍋3を密閉するようになってい
る。
【0006】また、24は蒸気筒であり、おねばが外部
に吹きこぼれるのを防止している。25は、制御基板で
あり、誘導コイル12への通電状態や操作表示部26の
信号を入出力制御している。また、27は冷却ファンで
あり、制御基板25や誘導コイル5を冷却している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
炊飯器では、炊飯器の内鍋に対する本体の大きさが大き
く、持ち運び、設置性が悪いという課題があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、コ
ンパクトな構造の炊飯器を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体と、前記本体内に着脱自在に収納さ
れる内鍋と、前記内鍋を加熱する発熱体と、前記発熱体
への電力の供給を制御する制御部と、前記本体の上部を
覆う蓋と、前記内鍋内に連道した経路に配設されたおね
ば検出手段とを備え、前記制御部は、前記おねば検出手
段の検知状態に応じて、前記発熱体への電力供給量を制
御し、前記おねば検出手段は、フロ−トとフロ−ト検知
部とにより形成され、前記フロ−トが、内鍋内で発生し
たおねばの膨張収縮時に、5〜15度の傾斜面を転がる
ことにより検出してなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、本体と、
前記本体内に着脱自在に収納される内鍋と、前記内鍋を
加熱する発熱体と、前記発熱体への電力の供給を制御す
る制御部と、前記本体の上部を覆う蓋と、前記内鍋内に
連道した経路に配設されたおねば検出手段とを備え、前
記制御部は、前記おねば検出手段の検知状態に応じて、
前記発熱体への電力供給量を制御し、前記おねば検出手
段は、フロ−トとフロ−ト検知部とにより形成され、前
記フロ−トが、内鍋内で発生したおねばの膨張収縮時
に、5〜15度の傾斜面を転がることにより検出して
る事により、コンパクトな蓋のサイズでおねばのふきこ
ぼれを効果的に防止することができる。
【0011】さらに、前記フロ−トが、おねばにより転
がることができる。
【0012】請求項記載の発明は、フロ−トが転がる
通路形状が、蓋に配設された蒸気筒内に略筒状に配設さ
れた蒸気流路で、前記フロ−トおよび蒸気流路形状は、
前記フロ−トは、外形が円形であり、前記蒸気流路は上
下面に溝を配設し、前記フロ−トと前記蒸気流路の側壁
面が接触しないよう形成され、前記蒸気流路とフロ−ト
のクリアランスをフロ−ト上部に広く設け、前記蒸気流
路の吹き出し口を、側面と下面に配設することにより、
簡素な構成で、フロ−トが蒸気によっては移動せず、お
ねばの通過により移動し、おねばと蒸気の区別を確実な
ものとし、また、フロ−トの蒸気流路側面との表面張力
等による動作の鈍化を防ぎ、フロ−トが転がりやすくな
りスム−ズに移動することができる。
【0013】請求項記載の発明は、蒸気筒を蓋より着
脱自在にすることにより、フロ−トしゅう動部である蒸
気流路のお手入れを簡単に行うことができる。
【0014】請求項記載の発明は、フェライトにより
形成してなるフロ−トの表面を弾力性のあるゴム等で覆
うことにより、フロ−ト移動時の衝撃を低減させ、フロ
−トの割れ・欠けを防止し、移動に発生する音を低くす
ることができる。
【0015】請求項記載の発明は、蒸気筒の底面に傾
斜部を設け、その傾斜部下方が蒸気流路の上口部より高
位置にすることにより、蒸気筒の底面に還流弁を設ける
必要がなく簡素な構成とすることができる。
【0016】請求項記載の発明は、蓋の蒸気筒近傍で
かつ本体前面側にリ−ドスイッチにより形成されるフロ
−ト検知部を有し、蒸気流路を前記フロ−ト検知部へ下
方傾斜するよう形成し、蒸気筒は蓋へは一方向のみの取
り付け方向となるよう鍔部を後方に形成し、発熱体への
電力を供給する制御部は炊飯機能の選択を指示するため
の操作部を備え、操作部は蒸気筒が蓋へ取り付けられて
いない場合および蓋が開放されている場合は操作信号入
力を禁止としてなる事により、蒸気筒無時および蓋開時
の誤動作を確実に防止することができる。
【0017】請求項記載の発明は、フロ−ト検知部
を、フロ−トが蒸気流路内移動距離の約1/3を移動し
た位置においてフロ−トの移動の有無を検知するよう形
成したことにより、少量炊飯時等の勢いの弱いおねばに
おいても、おねば検知を確実なものとすることができ
る。
【0018】請求項記載の発明は、フロ−ト検知部で
あるリ−ドスイッチを蒸気筒に沿うよう略八の字に形成
することにより、フロ−ト検知部の検知精度を向上させ
ることができる。
【0019】請求項記載の発明は、蒸気筒の天面の蒸
気口を斜め上方でかつ本体の後方向きに形成し蒸気を本
体後方に排出することにより、蓋前方に配設してなる操
作部への蒸気の結露および飛沫の滴下を防止することが
できる。
【0020】請求項10記載の発明は、本体と蓋とを継
合するヒンジ部を本体後方に有する炊飯器において、蒸
気口を蒸気筒上の本体前方側に配設することにより、蓋
開放時に蒸気筒内に結露した水滴の蒸気筒外への滴下を
防止することができる
【0021】
【実施例】(実施例1) 本発明の第1の実施例について、図1〜図5を用いて説
明する。図に開示されるように本発明の特徴は、蓋のコ
ンパクト化を実現するための工夫点である。工夫点につ
いて説明する。蓋35の高さ方向を低く抑えるために、
蒸気筒36も従来より縦方向に低く抑えるとともに、蓋
35の開閉状態および蒸気筒有無を検知する複合機能を
備えさせている。
【0022】具体的には、蓋35を開閉した際に移動可
能なフロート38を内部に有する蒸気筒36と、当該フ
ロート38の移動および有無を検知するフロート検知部
41を蒸気筒36周辺の本体前方に配設し、フロート3
8は、蓋35が開いた際にヒンジ部47側に移動するの
を利用して、蓋35の開閉を検知し、また、フロ−トの
存在の有無により蒸気筒の着脱を検知している。
【0023】また、フロート38は、蓋35が閉まった
状態では、蒸気の吹き出し口51の上部を覆うように配
設しており、フロート38を円筒状、または球状の接触
抵抗少ない形状の磁石により形成し、一方、蒸気筒36
にはフロ−ト38上部側にクリアランスを広く確保した
蒸気流路37を設け、フロ−ト38は、蒸気流路37内
を移動するよう形成し、蒸気流路37の上下面にフロー
ト38の移動をガイドする溝52を設け、フロート38
に取り付けられた当該窪んだ溝52にガイドされる凸部
を全周に渡って設けている。蒸気流路37のおねばの吹
き出し口51は、底面だけでなく側面にも配設すること
により、側面からの蒸気圧によりフロ−ト38は転がり
やすくなる。また、当該溝52は、おねば発生時に当該
おねばの通過道を形成するとともに、フロート38がお
ねばによって移動不可能となるのを防止する役目も担う
ものである。
【0024】また、当該フロート38等の構成に関して
は、例えば、フロート38に磁気性のものを使用して、
フロート検知部41にリードスイッチ44を用いたり、
あるいは、光センサーをフロート検知部41に使用し、
フロート38の存在をその反射の有無等により検知する
等の方法が考えられるが、いずれにしても、フロート3
8が蒸気のみによっては移動不可能せず、おねばの上昇
に伴い移動するような重量、蒸気筒36の底部の傾斜角
度、及び蒸気流路37とフロ−ト38とのクリアランス
としている。当該重量等とおねばとの関係は、実験によ
れば、円柱状(直径14mm幅10mm)のフロートを
使用した場合、フロ−ト38と蒸気流路37とのクリア
ランスを約75m とし、底面角度を約12度程度にす
れば、2〜4グラム程度の重量が炊飯時のふきこぼれの
おねばの上昇に対して適正に動作し、また、上記の条件
においては、クリアランスはおよそ60〜90mm、底
面角度はおよそ5〜15度の範囲内であれば誤検知なく
動作するとの結果が得られた。
【0025】さらに、蒸気筒36の下面に傾斜部40を
蒸気流路37上部に設けることにより、蒸気筒36内に
溜まったおねばは蒸気流路37より内鍋32内へ還流す
ることとなり、蒸気筒36の下面に還流弁を配設しなく
てもよい構成としている。
【0026】また、蒸気筒36の内容積は、コンパクト
化の為に小さくしているものの、フロート検知部41に
より、フロート38の動きを検知し、その検知内容に応
じて発熱体への電力の供給を制御するのだが、本実施例
では加熱コイル33への高周波電力の供給を制御するよ
う形成しており、当該構成により、従来よりも小スペー
スな蒸気筒36を使用することが可能となった。即ち、
おねばの蒸気流路37内への上昇に伴い、フロート38
の下部におねばが溜まり蒸気流露37を塞ぐことにろ
り、内部圧力が上昇し、フロート38が移動し、フロー
ト検知部41がフロ−トの動作を検知することにより、
上記効果が得られるものである。
【0027】このときおねばによって蒸気流路37を塞
がれた内部圧力は、上記構成においては水柱圧2〜3
程度であり、高圧力による蓋の変形等の恐れはない。
【0028】なお、本実施例では、おねばと蒸気との違
いをフロートの運動等により検知しているが、当該検知
は、必ずしも、力学的な移動等を利用するもので無くと
も、おねばの粘性や熱容量等の物性的な相違を利用する
ものであっても良い。
【0029】また、蓋35の急激な開閉によるフロート
38の急激な動きによって、フロ−ト38と、蒸気筒3
6および蒸気流路37の内部とが破損することが無いよ
うに、フロート38の表面をゴム等の弾性部材で覆い、
またフロ−ト38の移動の最終点付近の蒸気筒36側面
部には、リブを設けて補強している。当該構成により、
蒸気筒36、蒸気流路37、フロ−ト38の破損を防止
し、また、フロ−ト38を弾性部材で覆ったことによ
り、フロート38の移動に発生する音を低く抑えること
ができる。
【0030】また、蒸気筒36は、従来同様に取り外し
可能として、使用者が自由に丸洗いすることを可能とし
ているが、蒸気筒36取り付け時のフロ−ト38とフロ
−ト検知部41が常に対向するように、蒸気筒36上面
に鍔部42を、蓋35には鍔部42に対応した凹部53
を配設することにより、おねばの検知精度を確保するこ
とができ、また、前方の操作部43を広く形成すること
ができる。さらに、吹き出し口51が底面の最下点に設
けられていることから、水洗い後の水が蒸気筒36内に
残り難く、この点でも清潔性を確保することができる。
【0031】また、フロ−ト検知部41は、フロ−ト3
8が蒸気流路37内の移動距離の約1/3を上昇した移
動距離の短いポイントでフロ−ト38の移動の検知をす
ることにより、少量炊飯時及び低加熱で炊飯する柔らか
めコ−スやお粥コ−ス炊飯においても、おねばを検知す
ることができる。
【0032】また、リ−ドスイッチ44は、リ−ドスイ
ッチケ−ス45に収納されシリコンゴム等の弾性部材を
充填することにより固定され蒸気筒36近傍に配設され
ているが、リ−ドスイッチは周知のとおり磁性体の磁力
が強いほど、また磁性体との距離が近いほど検知しやす
いのであるが、リ−ドスイッチ44を略八の字に形成す
ることにより、フロ−ト38とリ−ドスイッチ44との
距離が縮まり、リ−ドスイッチ44の検知精度が向上す
ることにより、おねば検知をより確実なものとすること
ができる。
【0033】また、蒸気筒36の上面に配設された蒸気
口46であるが、開口方向を斜め上方でかつ本体31の
後方向きに形成し、蒸気筒36上面の本体前方側に配設
することにより、炊飯時に発生する蒸気を本体31の後
方に排泄することにより、蓋35に配設された操作部4
3への蒸気の結露及び飛沫の滴下と、蒸気筒36内に結
露した水滴の蓋35開放時の蒸気筒36内からの滴下を
防止することができる。
【0034】(実施例2) 次に、内鍋32収納部周辺の構造について図1,図6を
用いて説明する。内鍋32は本体31内に配設される保
護枠50へ収納されるのだが、収納した際、内鍋32は
保護枠50上端部に3ヵ所均等に配設された上枠キャッ
プ48によって支持され、保護枠50内周中部に3ヵ所
均等に配設された鍋回り止めゴム49によって位置決め
されている。ここで、上記上枠キャップ48と鍋回り止
めゴム49が60度交互配置するよう形成したことによ
り、内鍋32を片寄りなく保護枠50へ収納でき、内鍋
32と加熱コイル33との距離が各部均等となることに
より、内鍋32内の局部的な勢いの強い泡状のおねばの
発生を低減させ、蒸気筒36へのおねばの上昇を減らす
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明は、
本体と、前記本体内に着脱自在に収納される内鍋と、前
記内鍋を加熱する発熱体と、前記発熱体への電力の供給
を制御する制御部と、前記本体の上部を覆う蓋と、前記
内鍋内に連道した経路に配設されたおねば検出手段とを
備え、前記制御部は、前記おねば検出手段の検知状態に
応じて、前記発熱体への電力供給量を制御し、前記おね
ば検出手段は、フロ−トとフロ−ト検知部とにより形成
され、前記フロ−トが、内鍋内で発生したおねばの膨張
収縮時に、5〜15度の傾斜面を転がることにより検出
してなる事により、コンパクトな蓋のサイズでおねばの
ふきこぼれを効果的に防止することができる。
【0036】さらに、前記フロ−トが、おねばにより転
がることができる。
【0037】また、請求項第記載の発明は、フロ−ト
が転がる通路形状が、蓋に配設された蒸気筒内に略筒状
に配設された蒸気流路で、前記フロ−トおよび蒸気流路
形状は、前記フロ−トは、外形が円形であり、前記蒸気
流路は上下面に溝を配設し、前記フロ−トと前記蒸気流
路の側壁面が接触しないよう形成され、前記蒸気流路と
フロ−トのクリアランスをフロ−ト上部に広く設け、前
記蒸気流路の吹き出し口を、側面と下面に配設すること
により、簡素な構成で、フロ−トが蒸気によっては移動
せず、おねばの通過により移動し、おねばと蒸気の区別
を確実なものし、また、フロ−トの、蒸気流路壁面との
表面張力等による動作の鈍化を防ぎ、フロ−トが転がり
やすくなりスム−ズに移動することができる。
【0038】また、請求項第記載の発明は、蒸気筒を
蓋より着脱自在にすることにより、フロ−トしゅう動部
である蒸気流路のお手入れを簡単に行うことができる。
【0039】また、請求項第記載の発明は、フェライ
トにより形成してなるフロ−トの表面を弾力性のあるゴ
ム等で覆うことにより、フロ−ト移動時の衝撃を低減さ
せ、フロ−トの割れ・欠けを防止し、移動に発生する音
を低くすることができる。
【0040】また、請求項第記載の発明は、蒸気筒の
底面に傾斜部を設け、その傾斜部下方が蒸気流路の上口
部より高位置にすることにより、蒸気筒の底面に還流弁
を設ける必要がなく簡素な構成とすることができる。
【0041】また、請求項第記載の発明は、蓋の蒸気
筒近傍でかつ本体前面側にリ−ドスイッチにより形成さ
れフロ−ト検知部を有し、蒸気流路を前記フロ−ト検知
部へ下方傾斜するよう形成し、蒸気筒を蓋より着脱可能
としさらに蓋へは一方向のみの取り付け方向となるよう
鍔部を後方に形成し、発熱体への電力を供給する制御部
は炊飯機能の選択を指示するための操作部を備え、操作
部は蒸気筒が蓋へ取り付けられていない場合および蓋が
開放されている場合は操作信号入力を禁止としてなる事
により、蒸気筒無時および蓋開時の誤動作を確実に防止
することができる。
【0042】また、請求項第記載の発明は、フロ−ト
検知部を、フロ−トが蒸気流路内移動距離の約1/3を
移動した位置においてフロ−トの移動の有無を検知する
よう形成したことにより、少量炊飯時等の勢いの弱いお
ねばにおいても、おねば検知を確実なものとすることが
できる。
【0043】また、請求項第記載の発明は、フロ−ト
検知部であるリ−ドスイッチを蒸気筒に沿うよう略八の
字に形成することにより、フロ−ト検知部の検知精度を
向上させることができる。
【0044】また、請求項第記載の発明は、蒸気筒の
天面の蒸気口を斜め上方でかつ本体の後方向きに形成し
蒸気を本体後方に排出することにより、蓋前方に配設し
てなる操作部への蒸気の結露および飛沫の滴下を防止す
ることができる。
【0045】また、請求項第10記載の発明は、本体と
蓋とを継合するヒンジ部を本体後方に有する炊飯器にお
いて、蒸気口を蒸気筒上の本体前方側に配設することに
より、蓋開放時に蒸気筒内に結露した水滴の蒸気筒外へ
の滴下を防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器の要部縦断面図
【図2】同、炊飯器の蒸気筒の要部断面図
【図3】同、炊飯器の蒸気流路の要部断面図
【図4】同、炊飯器の蒸気筒付近の要部外観図
【図5】同、炊飯器のフロ−ト検知部周辺の概要図
【図6】本発明の第2の実施例の炊飯器の内鍋収納部付
近の要部外観図
【図7】従来の炊飯器の要部断面図
【符号の説明】
31 本体 32 内鍋 33 発熱体(加熱コイル) 34 制御部 35 蓋 36 蒸気筒 37 蒸気流路 38 フロ−ト 39 弾性部材 40 傾斜部 41 フロ−ト検知部 42 鍔部 43 操作部 44 リ−ドスイッチ 46 蒸気口 47 ヒンジ部 48 上枠キャップ 49 鍋回り止めゴム 50 保護枠 51 吹き出し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 政博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−181715(JP,A) 特開 平10−5129(JP,A) 特開 昭63−264021(JP,A) 特開 平11−262(JP,A) 特開 昭61−95253(JP,A) 特開 平7−236567(JP,A) 特開 平6−126(JP,A) 実開 昭62−163761(JP,U) 実開 平6−3220(JP,U) 実公 平6−32020(JP,Y2) 実公 平5−30664(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体内に着脱自在に収納さ
    れる内鍋と、前記内鍋を加熱する発熱体と、前記発熱体
    への電力の供給を制御する制御部と、前記本体の上部を
    覆う蓋と、前記内鍋内に連道した経路に配設されたおね
    ば検出手段とを備え、前記制御部は、前記おねば検出手
    段の検知状態に応じて、前記発熱体への電力供給量を制
    御し、前記おねば検出手段は、フロ−トとフロ−ト検知
    部とにより形成され、前記フロ−トが、内鍋内で発生し
    たおねばの膨張収縮時に、5〜15度の傾斜面を転がる
    ことにより検出してなる炊飯器。
  2. 【請求項2】 フロ−トが転がる通路形状は、蓋に配設
    された蒸気筒内に略筒状に配設された蒸気流路で、前記
    フロ−トおよび蒸気流路形状は、前記フロ−トは、外形
    が円形であり、前記蒸気流路は上下面に溝を配設し、前
    記フロ−トと前記蒸気流路の側壁面が接触しないよう形
    成され、前記蒸気流路とフロ−トのクリアランスをフロ
    −ト上部に広く設け、前記蒸気流路の吹き出し口を、側
    面と下面に配設した請求項記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 蒸気筒は、蓋より着脱自在に配設してな
    る請求項記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 フロ−トは、表面にゴム等の弾性部材を
    有してなるフェライトにより形成してなる請求項記載
    の炊飯器。
  5. 【請求項5】 蒸気筒は、その底面に傾斜部を有し、前
    記傾斜部下方が蒸気流路の上口部より高位置に形成され
    てなる請求項記載の炊飯器。
  6. 【請求項6】 蓋は、蒸気筒近傍でかつ本体前面側にリ
    −ドスイッチにより形成されるフロ−ト検知部を有し、
    蒸気流路は前記フロ−ト検知部へ下方傾斜するよう形成
    され、蒸気筒は前記蓋へは一方向のみの取り付け方向と
    なるよう鍔部を後方に形成し、発熱体への電力を供給す
    る制御部は炊飯機能の選択を指示するための操作部を備
    え、前記操作部は前記蒸気筒が蓋へ取り付けられていな
    い場合および蓋が開放されている場合は操作信号入力を
    禁止としてなる請求項記載の炊飯器。
  7. 【請求項7】 フロ−ト検知部は、フロ−トが蒸気流路
    内移動距離の約1/3を移動した位置において前記フロ
    −トの移動の有無を検知するよう形成してなる請求項
    記載の炊飯器。
  8. 【請求項8】 リ−ドスイッチは、蒸気筒に沿うよう略
    八の字に形成してなる請求項記載の炊飯器。
  9. 【請求項9】 蒸気筒は、その天面に蒸気口を有し、前
    記蒸気口は斜め上方でかつ本体の後方向きに形成されて
    なる請求項3または5記載の炊飯器。
  10. 【請求項10】 蒸気口が、蒸気筒上の本体前方側に配
    設され、本体と蓋とを継合するヒンジ部を本体後方に有
    する請求項3または5記載の炊飯器。
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