JP3374036B2 - 列車検知装置 - Google Patents

列車検知装置

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JP3374036B2 JP07185597A JP7185597A JP3374036B2 JP 3374036 B2 JP3374036 B2 JP 3374036B2 JP 07185597 A JP07185597 A JP 07185597A JP 7185597 A JP7185597 A JP 7185597A JP 3374036 B2 JP3374036 B2 JP 3374036B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新交通システムに
対応した列車検知装置に関し、特に、列車を連続的に検
知する列車検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゴムタイヤ方式等の新交通シス
テムに対応した従来の列車検知装置の一例としては、図
2に示すように、周波数の異なる検知信号F1,F2を
発信するアンテナA1,A2を列車の前部と後部に設
け、閉塞区間Tの列車進入側の境界部分に短小ループ
(以下、CHループとする)10を敷設し、閉塞区間T
の列車進出側の境界部分に隣接してCHループ20を敷
設する。そして、各アンテナA1,A2から発信される
検知信号F1,F2を各CHループ10,20で受信
し、フィルタ11,21及び受信器12,22により検
知処理し、その各受信器12,22の処理結果をメモリ
13,14に記憶して列車検知を行うチェックイン・ チ
ェックアウト方式のものが知られている。
【0003】また、一般の新交通システムでは、上記従
来の列車検知装置の検知結果等に応じて、自動列車制御
(Automatic Train Control;以下ATCとする)が行わ
れることが多い。このATCを行うため、閉塞区間T全
体にはATCループ30が敷設されて、許容運転情報を
示すATC信号が地上側から車上側へ伝送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
列車検知装置で採用されるチェックイン・ チェックアウ
ト方式の列車検知は、列車がCHループ10,20上を
通過したことに基いて、閉塞区間内の列車の在線又は不
在を検知する点検知方式であるため、列車からの検知信
号F1,F2を連続的に受信して列車を検知することが
できない。列車検知の信頼性をより高いものにするため
には、列車の連続検知が望まれる。
【0005】本発明は上記の点に着目してなされたもの
で、従来のチェックイン・ チェックアウト方式に既設の
ATCループを利用した連続受信方式を併用して、簡略
な構成により列車を連続的に検知できる列車検知装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明のうちの
請求項1に記載の発明は、第1検知信号を列車前部から
発信する第1車上アンテナと、前記第1検知信号とは異
なる第2検知信号を列車後部から発信する第2車上アン
テナと、閉塞区間の列車進入側の境界部分に敷設された
進入側短小ループで前記第1検知信号を受信すると、前
記閉塞区間への列車進入を示す進入信号を出力する進入
検知手段と、前記閉塞区間の列車進出側の境界部分に隣
接して敷設された進出側短小ループで前記第2検知信号
を受信すると、前記閉塞区間からの列車進出を示す進出
信号を出力する進出検知手段と、前記閉塞区間の列車進
入側の境界部分から列車進出側の境界部分にわたって敷
設されたATCループで前記第1及び第2検知信号の少
なくとも一方を受信すると、前記閉塞区間内の列車在線
を示す在線信号を出力する在線検知手段と、前記進入信
号及び前記在線信号の少なくとも一方が出力されたこと
により、前記閉塞区間内の列車在線を判別する在線判別
手段と、前記進出信号及び前記在線信号に基いて、前記
閉塞区間からの列車進出を判別する進出判別手段と、を
備えて構成される。
【0007】かかる構成によれば、列車の前部が閉塞区
間に進入すると、第1車上アンテナから発信される第1
検知信号が進入側短小ループ及びATCループで受信さ
れ、進入検知手段から進入信号が出力されると共に、在
線検知手段から在線信号が出力されて、在線判別手段で
列車の在線(進入)が判別される。そして、列車の前部
が進入側短小ループ上を通過して閉塞区間を移動する間
は、第1検知信号が進入側短小ループで受信されなくな
り進入信号の出力はなくなるが、第1検知信号又は第2
車上アンテナから発信される第2検知信号がATCルー
プで受信され、在線検知手段から在線信号が継続して出
力されて、在線判別手段で列車の在線が判別される。次
に、列車の後部が閉塞区間から進出すると、第2検知信
号が進出側進入側短小ループで受信され、進出検知手段
から進出信号が出力される。このとき、ATCループで
は第1及び第2検知信号が受信されなくなり、在線信号
の出力がなくなって在線判別手段で列車の在線が判別さ
れなくなる。加えて、閉塞区間からの列車の進出が、進
出判別手段において進出信号と在線信号とを基に判別さ
れるようになる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の具体的な構成として、前記進入検知手段が、
前記進入側短小ループで受信した信号に含まれる前記第
1検知信号を弁別する第1フィルタ部と、該第1フィル
タ部で弁別された前記第1検知信号を入力して前記進入
信号を出力する第1受信部とを有し、前記進出検知手段
が、前記進出側短小ループで受信した信号に含まれる前
記第2検知信号を弁別する第2フィルタ部と、該第2フ
ィルタ部で弁別された前記第2検知信号を入力して前記
進出信号を出力する第2受信部とを有し、前記在線検知
手段が、前記ATCループで受信した信号に含まれる前
記第1及び第2検知信号を弁別する第3フィルタ部と、
該第3フィルタ部で弁別された信号を入力して前記在線
信号を出力する第3受信部とを有し、前記在線判別手段
が、前記進入信号と前記在線信号との論理和を演算する
論理和演算部を有するものとする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本実施形態の列車検知装置
の構成を示すブロック図である。ただし、図2に示した
従来の列車検知装置と同様の構成には、同じ符号を付し
てある。図1において、本列車検知装置は、地上側の構
成として、複数の閉塞区間(ここでは1つの閉塞区間T
を代表して説明する)の列車進入側の境界部分に進入側
短小ループとしてのCHループ10が敷設され、閉塞区
間Tの列車進出側の境界部分に隣接する進出側短小ルー
プとしてのCHループ20が敷設され、また、閉塞区間
T全体(進入側境界部分から進出側境界部分まで)にわ
たってATCループ30が敷設される。前記CHループ
10には、周波数f1の信号を弁別する第1フィルタ部
としてのフィルタ11を介して第1受信部としての受信
器12が接続され、前記CHループ20には、周波数f
2の信号を弁別する第2フィルタ部としてのフィルタ2
1を介して第2受信部としての受信器22が接続され、
また、前記ATCループ30には、周波数f1及びf2
の信号を弁別する第3フィルタ部としてのフィルタ31
を介して第3受信部としの受信器32が接続される。更
に、受信器12の出力と受信器32の出力との論理和を
演算する在線判別手段としての論理和演算回路41と、
受信器22の出力と受信器32の出力との論理積を演算
する進出判別手段としての論理積演算回路42と、が備
えられる。また、車上側の構成としては、列車の前部で
軌条面に対向させて設けられた第1車上アンテナとして
のアンテナA1と、列車の後部で軌条面に対向させて設
けられた第2車上アンテナとしてのアンテナA2と、を
備える。
【0010】ここでは、CHループ10、フィルタ11
及び受信器12が、進入検知手段として機能し、CHル
ープ20、フィルタ21及び受信器22が、進出検知手
段として機能し、また、ATCループ30、フィルタ3
1及び受信器32が、在線検知手段として機能する。こ
のように本列車検知装置は、従来の列車検知装置の構成
に、既設のATCループ30を利用して、フィルタ3
1、受信器32、論理和演算回路41及び論理積演算回
路42を付加した構成である。
【0011】アンテナA1,A2は、列車上に設けられ
た図示されない検知信号発生部に接続される。その検知
信号発生部では、第1及び第2検知信号である異なる周
波数f1,f2の検知信号F1,F2が発生する。ここ
では、検知信号F1が列車前部のアンテナA1から発信
され、検知信号F2が列車後部のアンテナA2から発信
されるものとする。
【0012】CHループ10,20及びATCループ3
0は、各々の上方を列車のアンテナA1又はアンテナA
2が通過する時に、各アンテナA1,A2から発信され
る検知信号F1,F2を電磁誘導結合方式により受信す
る。フィルタ11は、CHループ10で受信された信号
を入力して、その受信信号に含まれる周波数f1の信
号、即ち、検知信号F1のみを受信器12に伝達する。
受信器12は、フィルタ11を通過した検知信号F1の
入力を受けて、閉塞区間Tへの列車の進入を示す進入信
号S1を発生する。
【0013】フィルタ21は、CHループ20で受信さ
れた信号を入力して、その受信信号に含まれる周波数f
2の信号、即ち、検知信号F2のみを受信器22に伝達
する。受信器22は、フィルタ21を通過した検知信号
F2の入力を受けて、閉塞区間Tからの列車の進出を示
す進出信号S2を発生する。フィルタ31は、ATCル
ープ30で受信された信号を入力して、その受信信号に
含まれる周波数f1,f2の信号、即ち、検知信号F
1,F2を受信器32に伝達する。受信器32は、フィ
ルタ31を通過した検知信号F1又は検知信号F2の入
力を受けて、閉塞区間T内の列車の在線を示す在線信号
S3を発生する。
【0014】論理和演算回路41は、一方の入力端子が
受信器12の出力端子に接続され、他方の入力端子が受
信器32の出力端子に接続される。この論理和演算回路
41では、受信器12からの進入信号S1と受信器32
からの在線信号S3との論理和が演算され、その演算結
果は、閉塞区間Tの列車在線が判別されたことを示す在
線判別信号inとして出力される。
【0015】論理積演算回路42は、一方の入力端子が
受信器22の出力端子に接続され、他方の入力端子が受
信器32の出力端子に接続される。この論理積演算回路
42では、受信器22からの進出信号S2と受信器32
からの在線信号S3との論理積が演算され、その演算結
果は、閉塞区間Tからの列車進出が判別されたたことを
示す進出判別信号out として出力される。
【0016】次に、本実施形態の作用について説明す
る。まず、列車が閉塞区間Tに進入すると、列車前部の
アンテナA1がCHループ10上方を通り、アンテナA
1から発信される検知信号F1がCHループ10で受信
される。受信された検知信号F1はフィルタ11を介し
て受信器12に入力され、受信器12から進入信号S1
が発生する。また、これと同時に、アンテナA1がAT
Cループ30上方に位置して、検知信号F1がATCル
ープ30でも受信される。受信された検知信号F1はフ
ィルタ31を介して受信器32に入力され、受信器32
から在線信号S3が発生する。従って、列車進入時に
は、進入信号S1と在線信号S3とが論理和演算回路4
1に入力して、在線判別信号inが論理和演算回路41か
ら出力される。一方、受信器22からの進出信号S2の
発生はないため、論理積演算回路42には在線信号S3
だけが入力されるので、論理積演算回路42からの進出
判別信号out の出力はない。
【0017】そして、列車が進行してアンテナA1がC
Hループ10上方を完全に通過すると、CHループ10
で検知信号F1が受信されなくなるため、受信器11か
ら論理和演算回路41への進入信号S1の出力はなくな
る。しかし、検知信号F1は、ATCループ30で引続
き受信され、受信器32からの在線信号S3が論理和演
算回路41に入力されるので、在線判別信号inが論理和
演算回路41から継続して出力される。
【0018】更に、列車後部のアンテナA2が閉塞区間
T内に進入すると、アンテナA2から発信される検知信
号F2がCHループ10で受信されると共に、ATCル
ープ30では、アンテナA1,A2から発信される検知
信号F1,F2が受信される。CHループ10で受信さ
れた検知信号F2は、フィルタ11を通過できないので
受信器12には入力されず、受信器12からの進入信号
S1の発生はない。一方、ATCループ30で受信され
た検知信号F1,F2は、フィルタ31を通過して受信
器32に入力し、検知信号F1による在線信号S3に加
えて受信器32から検知信号F2に基づく在線信号S3
が発生する。
【0019】以降、アンテナA2がCHループ10上方
を完全に通過し、列車前部が閉塞区間Tの進出側境界部
分に達するまでは、アンテナA1,A2から発信される
検知信号F1,F2がATCループ30で受信され、在
線判別信号inが論理和演算回路41から継続して出力さ
れる。そして、列車前部のアンテナA1がCHループ2
0上方を通ると、検知信号F1がCHループ20で受信
されるが、フィルタ21を通過できないため受信器22
には入力されず、受信器22の進出信号S2は発生しな
い。このとき、ATCループ30では、アンテナA2か
ら発信される検知信号F2が受信されており、論理和演
算回路41からは在線判別信号inが継続して出力され、
一方、論理積演算回路42からの進出判別信号out の出
力はない。
【0020】更に、列車が進行して、列車後部が閉塞区
間Tの進出側境界部分に到達すると、アンテナA2がC
Hループ20上方を通る。このときの状態を詳しく説明
すると、アンテナA2が閉塞区間Tの進出側境界上に位
置するとき、アンテナA2から発信される検知信号F2
がCHループ20及びATCループ30の両方で受信さ
れる状態が短時間ではあるが存在する。この状態のとき
には、CHループ20で受信された検知信号F2がフィ
ルタ21を介して受信器22に入力され、受信器22か
ら進出信号S2が発生すると共に、ATCループ30で
受信された検知信号F2に基づく在線信号S3が存在し
ている。これにより、論理積演算回路42には進出信号
S2及び在線信号S3が入力されて、進出判別信号out
が論理積演算回路42から出力される。この進出判別信
号out の出力直後に、ATCループ30で検知信号F2
が受信されなくなり、在線信号S3の発生がなくなるた
め、論理和演算回路41からの在線判別信号inの出力及
び論理積演算回路42からの進出判別信号out の出力が
消滅する。
【0021】このように本実施形態によれば、列車から
発信される検知信号F1,F2をCHループ10,20
で受信する(チェックイン・ チェックアウト方式)だけ
でなく、ATCループ30でも連続して受信し(連続受
信方式)、それぞれの受信状態に基いて閉塞区間T内の
列車の在線及び進出を判別する構成としたことによっ
て、従来のチェックイン・ チェックアウト方式と連続受
信方式とが併用されて、閉塞区間T内を移動する列車を
連続的に検知できるようになるため、現行の機器、ルー
プ等の構成を変えないで列車検知の信頼性の向上を図る
ことが可能である。例えば、列車からの検知信号F1を
CHループ10で受信できなかった場合でも、その検知
信号F1をATCループ30で連続的に受信することで
在線判別信号inを発生させることができる。また、従来
のように受信器12,22からの出力を記憶するメモリ
も不要となる。更に、列車検知装置の立ち上げ時では、
従来のチェックイン・ チェックアウト方式だけの点検知
の場合、閉塞区間内のCHループ10と離れた位置にに
停車している列車を検知できなかったが、本列車検知装
置によれば、その列車の在線を検知することが可能であ
る。加えて、閉塞区間Tからの列車進出についても、進
出信号S2及び在線信号S3に基いて判別されるため、
列車の進出検知がより確実なものとなる。
【0022】尚、上述した実施形態では、論理積演算回
路42により、進出信号S2及び在線信号S3の論理積
を演算して進出判別信号out を発生する構成としたが、
本発明で進出信号及び在線信号を基に列車の進出を判別
する構成は、上記の場合に限られるものではない。ま
た、各フィルタを受信器の前段に挿入する構成とした
が、受信器の後段にフィルタを挿入しても構わない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、列車から
発信される第1、2検知信号をATCループで受信して
在線信号を出力する在線検知手段を設け、その在線信号
と進入検知手段から出力される進入信号とに基いて在線
判別手段で閉塞区間内の列車の在線を判別する構成とし
たことによって、従来のチェックイン・ チェックアウト
方式とATCループを利用した連続受信方式とが併用さ
れ、閉塞区間内を移動する列車を連続的に検知できるよ
うになるため、現行の機器、ループ等の構成を変えない
で列車検知の信頼性の向上を図ることが可能である。ま
た、従来装置のように進入及び進出検知結果を記憶する
必要もなくなる。更に、列車検知装置の立ち上げ時に
は、従来のチェックイン・ チェックアウト方式だけの場
合、閉塞区間内に停車している列車を検知できなかった
が、本列車検知装置によれば、その列車の在線を検知す
ることが可能である。加えて、進出判別手段を設けたこ
とによって、閉塞区間からの列車進出が進出信号及び在
線信号に基いて判別されるため、信頼性のより優れた列
車検知装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る列車検知装置の構成を
示すブロックである。
【図2】従来の列車検知装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
A1,A2 アンテナ 10,20 短小ループ(CHループ) 30 ATCループ 11,21,31 フィルタ 12,22,32 受信器 41 論理和演算回路 42 論理積演算回路 T 閉塞区間 S1 進入信号 S2 進出信号 S3 在線信号 in 在線判別信号 out 進出判別信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1検知信号を列車前部から発信する第
    1車上アンテナと、 前記第1検知信号とは異なる第2検知信号を列車後部か
    ら発信する第2車上アンテナと、 閉塞区間の列車進入側の境界部分に敷設された進入側短
    小ループで前記第1検知信号を受信すると、前記閉塞区
    間への列車進入を示す進入信号を出力する進入検知手段
    と、 前記閉塞区間の列車進出側の境界部分に隣接して敷設さ
    れた進出側短小ループで前記第2検知信号を受信する
    と、前記閉塞区間からの列車進出を示す進出信号を出力
    する進出検知手段と、 前記閉塞区間の列車進入側の境界部分から列車進出側の
    境界部分にわたって敷設されたATCループで前記第1
    及び第2検知信号の少なくとも一方を受信すると、前記
    閉塞区間内の列車在線を示す在線信号を出力する在線検
    知手段と、 前記進入信号及び前記在線信号の少なくとも一方が出力
    されたことにより、前記閉塞区間内の列車在線を判別す
    る在線判別手段と、 前記進出信号及び前記在線信号に基いて、前記閉塞区間
    からの列車進出を判別する進出判別手段と、 を備えて構成されたことを特徴とする列車検知装置。
  2. 【請求項2】 前記進入検知手段が、前記進入側短小ル
    ープで受信した信号に含まれる前記第1検知信号を弁別
    する第1フィルタ部と、該第1フィルタ部で弁別された
    前記第1検知信号を入力して前記進入信号を出力する第
    1受信部とを有し、 前記進出検知手段が、前記進出側短小ループで受信した
    信号に含まれる前記第2検知信号を弁別する第2フィル
    タ部と、該第2フィルタ部で弁別された前記第2検知信
    号を入力して前記進出信号を出力する第2受信部とを有
    し、 前記在線検知手段が、前記ATCループで受信した信号
    に含まれる前記第1及び第2検知信号を弁別する第3フ
    ィルタ部と、該第3フィルタ部で弁別された信号を入力
    して前記在線信号を出力する第3受信部とを有し、 前記在線判別手段が、前記進入信号と前記在線信号との
    論理和を演算する論理和演算部を有することを特徴とす
    る請求項1記載の列車検知装置。
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