JP3373732B2 - リード成形装置およびリード成形方法 - Google Patents

リード成形装置およびリード成形方法

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JP3373732B2 JP17451796A JP17451796A JP3373732B2 JP 3373732 B2 JP3373732 B2 JP 3373732B2 JP 17451796 A JP17451796 A JP 17451796A JP 17451796 A JP17451796 A JP 17451796A JP 3373732 B2 JP3373732 B2 JP 3373732B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂封止型半導体装
置のリード成形装置およびリード成形方法に関し、特に
フラットパッケージのリード成形装置およびリード成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止型半導体装置の1種であるフラ
ットパッケージには、パッケージの対向する2辺からリ
ードが出ているSOP(small outline package)や、
4辺全てからリードが出ているQFP(quad flat pack
age)などがある。そして、フラットパッケージは表面
実装型パッケージであり、配線基板の所定位置表面に平
面的に実装できるように、リードの先端部が略L字型に
折り曲げられている。
【0003】以下、図17〜図21を用いて従来のリー
ド成形装置を用いたリード成形方法について説明する。
まず、図17に示すようにリード1が未成形のQFP3
を準備する。なお図17においては、パッケージ本体2
の1組の対向する2辺から延在するリード1のみを示
し、他の2辺については省略している。
【0004】次に、図18に示す工程において、QFP
3をフォーミングダイ4上に搭載する。フォーミングダ
イ4にはパッケージ本体2の下部面側を収容する凹部が
設けられており、その中にパッケージ本体2の下部面側
を挿入すると、リード1の基部(パッケージ本体2近傍
部分)によってQFP3が支えられることになる。そし
て、フォーミングダイ4の上部からホルダー5およびフ
ォーミングパンチ6が下降してくる。
【0005】ホルダー5にはパッケージ本体2の上部面
側を収容する凹部が設けられており、その中にパッケー
ジ本体2の上部面側が挿入されると、フォーミングダイ
4およびホルダー5によってリード1の基部が挟持され
ることになる。
【0006】そして、図19に示すように、フォーミン
グパンチ6が完全に下降すると、リード1がフォーミン
グパンチ6の輪郭形状に合わせて押し曲げられ、リード
の成形が終了する。なお、その形状はカモメの翼を連想
するのでガルウイング形状と呼称されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来のリード成形装置を用いたリード成形方法において
は、フォーミングダイ4およびホルダー5によってリー
ド1の基部を挟持した状態でフォーミングパンチ6によ
るリード1の成形を行っている(図18、図19)。
【0008】ここで問題となるのはQFP3の製造過程
で生じるパッケージ本体2の歪みである。図20にパッ
ケージ本体2(リードの曲げ加工済み)の歪みの状態を
模式的に示す。なお、パッケージ本体2の歪みのモード
は種々あるが、図20においては簡単化のため上部方向
に反った歪みについて誇張的に示している。
【0009】このようにパッケージ本体2が反ると、そ
の反りに合わせて図20に示すようにリード1の配列も
反ることになる。従って、図18のフォーミングダイ4
およびホルダー5によってリード1の基部を挟持する
と、リード1の配列が一時的に矯正され、直線的な配列
となる。そして、その状態でフォーミングパンチ6によ
るリード1の押し曲げを行うので、押し曲げ後のリード
1の先端部は直線的に並ぶことになるが、リード1の基
部がフォーミングダイ4およびホルダー5による挟持か
ら開放されると再び反りが復活し、リード1のうち先端
部が平面に接触するものは一部だけということになる。
【0010】ここで、図21にリードの曲げ加工後のQ
FP3を模式的に示す。図21において、パッケージ本
体2の略中央に位置するリードL1の先端は平面上に接
触しているが、リードL2およびL3のようにリードL
1から遠ざかるにつれて、すなわちパッケージ本体2の
端縁に近づくにつれて、先端が平面上から離れている。
これは、パッケージ本体2が上部方向に反っているため
であり、先端が平面上から最も離れているリードL3は
パッケージ本体2の最端縁部に位置するリードである。
なお、一般に平面上から最も離れたリード先端の距離d
によってリードの平坦度が規定され、通常は平坦度が1
00μm以下、あるいは50μm以下のものが要求され
ている。
【0011】このようにリードの先端が平面上から離れ
ていると、配線基板との接合の際に接合不良の原因とな
るので、パッケージ本体の歪みを解消しなければならな
いが、完全には解消できていないのが現状である。次善
の方法としてはリードの曲げ加工時にリードの先端を矯
正することが考えられるが、上に説明したように従来の
リード成形装置においてはそのような構成は有しておら
ず、またリードの先端を矯正する工程も有していない。
【0012】また、従来のリード成形装置を用いたリー
ド成形方法においては、図18のフォーミングパンチ6
によってリード1を押し曲げるので、フォーミングパン
チ6がリード1の表面と接触することになる。一般にリ
ード1の表面には配線基板に半田付けするための半田メ
ッキが施されているが、それがフォーミングパンチ6と
の接触により削り取られ、ヒゲ状の半田メッキカスが発
生する。
【0013】半田メッキカスはフォーミングダイ4の上
に落下したり、リード1に付着したまま出荷されたりす
る。特に問題となるのは、フォーミングパンチ6に付着
して上昇し、それが次の加工に際してそのまま下降して
くる場合である。1回の加工により発生する半田メッキ
カスは小さいが、フォーミングパンチ6に付着した状態
で加工を繰り返すことで大きく成長する。そして、ある
程度の大きさに達した段階でフォーミングパンチ6から
脱落し、リード1間を短絡するように付着すると、動作
不良の原因となる。
【0014】また、従来のリード成形装置を用いたリー
ド成形方法においては、リード先端部の成形角度が、フ
ォーミングパンチ6およびフォーミングダイ4の形状に
よって固定的に設定されているので、成形角度を変更す
るにはフォーミングパンチ6およびフォーミングダイ4
そのものを交換する必要があり、成形角度の変更は容易
にはできなかった。
【0015】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、QFPのパッケージ本体の歪みの
影響を受けず、リード先端部の平坦度を改善できるとと
もに、リード表面の半田メッキが剥離することを防止し
て半田メッキカスの発生を低減し、また、リード先端部
の成形角度の変更が容易なリード成形装置およびリード
成形方法を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のリード成形装置は、第1の角度に曲げ加工したフラ
ットパッケージのリードに、さらに曲げ加工を行うリー
ド成形装置であって、前記第1の角度に曲げ加工された
リードを、その主たる部分が第2の角度となり、先端部
が第3の角度となるように曲げ加工するプリベンド手段
と、前記第3の角度に曲げ加工されたリードの先端部
を、第4の角度となるように曲げ加工する2次ベンド手
段とを備え、前記2次ベンド手段は、前記リードがプリ
ベンドされたフラットパッケージのパッケージ本体を搭
載するフォーミングダイと、前記パッケージ本体から延
在するリードの配列に合わせて、前記フォーミングダイ
の周囲に配置されたリードベンド手段と、前記リードの
配列に合わせて配置され、前記第3の角度に曲げ加工さ
れたリードの先端部の2次ベンドに際して、スイングす
るように移動して前記第3の角度に曲げ加工されたリー
ドの先端部に接触するフォーミングパンチとを備え、前
記リードベンド手段は、前記第3の角度に曲げ加工され
たリードの先端部を載置した状態で、その載置面の水平
方向に対する角度を変更できる回転自在の回転レバーを
備え、前記フォーミングパンチが前記第3の角度に曲げ
加工されたリードの先端部に接触した状態で、前記載置
面が前記フォーミングパンチに近づくように前記回転レ
バーを回転させることで、前記第3の角度に曲げ加工さ
れたリードの先端部を、第4の角度に曲げ加工する。
【0017】本発明に係る請求項2記載のリード成形装
置は、前記パッケージ本体は前記リードを境にして、前
記リードの曲げ方向側となる下部面側と、その反対側と
なる上部面側とに区分され、前記2次ベンド手段は、前
記第3の角度に曲げ加工されたリードの先端部の2次ベ
ンドに際して、前記パッケージ本体の前記上部面側の略
中央に接触するパッケージ押え治具を備え、前記フォー
ミングダイは、前記リードがプリベンドされたパッケー
ジ本体の下部面側を収容する凹部を有し、前記凹部は、
前記リードがプリベンドされたパッケージ本体を挿入す
ると、前記リードの基部が前記フラットパッケージを支
えることになる大きさであり、前記第3の角度に曲げ加
工されたリードの先端部の2次ベンドに際しては、前記
リードの基部によって前記フラットパッケージを支える
とともに、前記パッケージ押え治具によって前記パッケ
ージ本体の移動を規制する。
【0018】本発明に係る請求項3記載のリード成形装
置は、前記回転レバーが、円柱をその断面径方向に分割
したうちの、1の分割片からなり、前記リードベンド手
段は、円柱形状をなし、その円筒面と前記回転レバーの
円筒面が合致するように前記回転レバーが一体化し、そ
の回転に伴って前記回転レバーを回転する回転支柱と、
前記回転レバーの円筒面に合致する形状のガイド面を有
し、前記ガイド面によって前記回転レバーを保持するレ
バーガイドとを備え、前記リードベンド手段は、前記パ
ッケージ本体が前記フォーミングダイに搭載された状態
で前記第3の角度に曲げ加工されたリードの先端部が前
記載置面である前記回転レバーの平坦面に接するように
配置されている。
【0019】本発明に係る請求項4記載のリード成形装
置は、前前記リードベンド手段が、前記回転支柱を回転
させる駆動手段を備え、前記駆動手段は前記回転支柱の
端部に接続され、外部からの制御信号に応じて前記回転
支柱を所定角度だけ回転させるモータを有している。
【0020】本発明に係る請求項5記載のリード成形装
置は、前記リードベンド手段が、前記回転支柱を回転さ
せる駆動手段を備え、前記駆動手段は、前記回転支柱の
前記回転レバーが設けられた側とは反対側の円筒側面か
ら水平方向に延在する側面レバーと、前記側面レバーの
上部に配置され、前記側面レバーを押し下げる力を付与
する押し下げ手段とを備え、前記側面レバーを予め定め
た距離だけ押し下げることで前記回転支柱を所定角度だ
け回転させる。
【0021】本発明に係る請求項6記載のリード成形装
置は、上型ダイセットおよび下型ダイセットに大別さ
れ、上型ダイセットが上下動するダイセットをさらに備
え、前記押し下げ手段は、前記側面レバーに接触する伸
縮自在のロッドと、空気圧でロッドを伸縮させるシリン
ダ部とを有し、前記回転レバー、前記レバーガイド、前
記回転支柱は前記下型ダイセットに搭載され、前記シリ
ンダ部は、前記上型ダイセットの前記側面レバーの上部
に対応する位置に配置され、前記第3の角度に曲げ加工
されたリードの2次ベンドに際して前記上型ダイセット
が下降するとともに、前記ロッドが伸長して前記側面レ
バーを押し下げる。
【0022】本発明に係る請求項7記載のリード成形方
法は、リードが未成形のフラットパッケージを、第1の
角度の傾斜を外周側面に有する第1のフォーミングダイ
に搭載し、前記リードを前記第1の角度に曲げ加工する
工程(a)と、前記リードが前記第1の角度に曲げ加工さ
れた前記フラットパッケージを、その搭載面から遠ざか
る方向に順に形成された第2の角度の傾斜面と、第3の
角度の傾斜面とを外周側面に有する第2のフォーミング
ダイに搭載し、スイングするように移動して前記第1の
角度に曲げ加工された前記リードの先端部に接触する第
1のフォーミングパンチによって、前記第1の角度に曲
げ加工された前記リードを、その主たる部分が前記第2
の角度となり、先端部が前記第3の角度となるように曲
げ加工するプリベンド工程(b)と、前記リードがプリベ
ンドされた前記フラットパッケージを、前記第2の角度
の傾斜面を外周側面に有する第3のフォーミングダイに
搭載し、少なくとも前記第2の角度に曲げ加工された前
記リードの主たる部分に接触するように、前記第2のフ
ォーミングパンチをスイングするように移動させるとと
もに、前記第3の角度に曲げ加工された前記リードの前
記先端部のみを第4の角度となるように曲げ加工する2
次ベンド工程(c)とを備え、前記工程(c)は、前記第3
の角度に曲げ加工された前記リードの先端部を載置した
状態で、その載置面の水平方向に対する角度を変更でき
る回転自在の回転レバーを備え、前記パッケージ本体か
ら延在する前記リードの配列に合わせて、前記第3のフ
ォーミングダイの周囲に配置されたリードベンド手段
の、前記載置面に前記第3の角度に曲げ加工された前記
リードの前記先端部を載置し、前記第2のフォーミング
パンチが前記リードの先端部に接触した状態で、前記載
置面が前記第2のフォーミングパンチに近づくように前
記回転レバーを回転させる工程を含んでいる。
【0023】本発明に係る請求項8記載のリード成形方
法は、前記パッケージ本体は前記リードを境にして、前
記リードの曲げ方向側となる下部面側と、その反対側と
なる上部面側とに区分され、前記第3のフォーミングダ
イは、前記パッケージ本体の下部面側を収容する凹部を
有し、前記工程(c)は、前記リードがプリベンドされた
前記フラットパッケージを前記凹部に挿入することで、
前記リードの基部によって前記フラットパッケージを支
えるとともに、前記パッケージ本体の前記上部面側の略
中央に接触するパッケージ押え治具によって前記パッケ
ージ本体の移動を規制する工程を含んでいる。
【0024】本発明に係る請求項9記載のリード成形方
法は、前記第1の角度が、前記第2の角度よりも小さ
く、前記工程(a)は、前記第1の角度の傾斜面に合致す
る傾斜面を有する第3のフォーミングパンチを前記未成
形のリードの上部から下降させ、前記第3のフォーミン
グパンチと前記第1の角度の傾斜面との間に前記未成形
のリードを挟むことで、前記未成形のリードを前記第1
の角度に曲げ加工する工程を含んでいる。
【0025】本発明に係る請求項10記載のリード成形
方法は、前記第1の角度が、前記第2の角度よりも小さ
く、前記工程(a)は、ローラを前記未成形のリードの上
部から下降させ、前記未成形のリードに沿って前記ロー
ラを回転させつつ移動し、前記ローラの円筒面と前記第
1の角度の傾斜面との間に前記未成形のリードを挟むこ
とで、前記未成形のリードを前記第1の角度に曲げ加工
する工程を含んでいる。
【0026】
【発明の実施の形態】
<A.実施の形態1>以下、図1〜図9を用いて、本発
明に係るリード成形装置およびリード成形方法の実施の
形態1について説明する。
【0027】<A−1.リード成形工程>図1〜図6に
リード成形工程を順に示す。まず、図1に示すようにリ
ード1が未成形のQFP3を準備する。なお図1におい
ては、パッケージ本体2の1辺から延在するリード1に
ついてのみ示し、他の3辺については省略している。
【0028】次に、図2に示す工程において、QFP3
を、その端縁外周に第1の角度の傾斜面を有するフォー
ミングダイ11(第1のフォーミングダイ)上に搭載す
る。フォーミングダイ11にはパッケージ本体2の下部
面側(リード1を境にしてリードの曲げ方向側を下部面
側、その反対側を上部面側と呼称)を収容する凹部11
1が設けられており、その中にパッケージ本体2の下部
面側を挿入すると、リード1の基部(パッケージ本体2
の近傍部分)によってQFP3が支えられることにな
る。そして、フォーミングダイ11の上部からホルダー
12およびフォーミングパンチ13(第3のフォーミン
グパンチ)が下降してくる。
【0029】ホルダー12にはパッケージ本体2の上部
面側を収容する凹部121が設けられており、その中に
パッケージ本体2の上部面側が挿入されると、フォーミ
ングダイ11およびホルダー12によってリード1の基
部が挟持されることになる。
【0030】そして、図2に示すように、フォーミング
パンチ13が完全に下降すると、リード1がフォーミン
グパンチ13とフォーミングダイ11との間に挟まれて
押し曲げられることになる。
【0031】ここで、フォーミングダイ11の端縁外周
に設けられた傾斜面の第1の角度、およびフォーミング
パンチ13の先端に設けられた傾斜面の角度(第1の角
度と同じ)は、製品として完成したQFP3のリード1
の曲げ角度よりも緩やかな角度となっている。これは、
フォーミングパンチ13が接触することによって、リー
ド1の表面に設けられた半田メッキが削り取られること
を防止するためである。
【0032】なお、この工程においてはフォーミングパ
ンチ13の代わりに、リード1に沿って回転させつつ移
動するローラを用いても良い。この場合、ローラの移動
に伴って、リード1がローラの円筒側面とフォーミング
ダイ11の端縁外周に設けられた傾斜面との間に挟まれ
て押し曲げられることになる。
【0033】次に、図3に示す工程において、QFP3
をフォーミングダイ21(第2のフォーミングダイ)上
に移し替える。フォーミングダイ21にはパッケージ本
体2の下部面側を収容する凹部211が設けられてお
り、その中にパッケージ本体2の下部面側を挿入する
と、リード1の基部によってQFP3が支えられること
になる。そして、フォーミングダイ21の上部からホル
ダー22が下降してくる。
【0034】ホルダー22にはパッケージ本体2の上部
面側を収容する凹部121が設けられており、その中に
パッケージ本体2の上部面側が挿入されると、フォーミ
ングダイ21およびホルダー22によってリード1の基
部が挟持されることになる。
【0035】そして、図3に示すように、フォーミング
ダイ21の斜め上部からフォーミングパンチ23(第1
のフォーミングパンチ)がスイングするように移動して
きてリード1に接触し、そのままリード1をフォーミン
グダイ21の端縁外周に設けられた傾斜面に押し付ける
ように移動を続ける。そして、リード1がフォーミング
ダイ21とフォーミングパンチ23との間に挟まれるこ
とで、リード1がフォーミングダイ21およびフォーミ
ングパンチ23の形状によって固定的に設定された形状
に成形されることになる。ここまでの工程をプリベンド
工程と呼称する。従って、以上説明したプリベンドを行
うための構成をプリベンド手段と呼称することができ
る。
【0036】なお、フォーミングダイ21の端縁外周に
は傾斜角度の異なる2種類の傾斜面が設けられている。
それは、リード1の主たる部分の傾斜を規定する第2の
角度を有する傾斜面212と、リード1の先端部の傾斜
を規定する第3の角度を有する傾斜面213である。従
って、リード1は2つの屈曲部を有して、ガルウイング
形状となる。
【0037】次に、プリベンド工程が終了したQFP3
を、図4に示すようにフォーミングダイ31(第3のフ
ォーミングダイ)上に移し替える。フォーミングダイ3
1にはパッケージ本体2の下部面側を収容する凹部31
1が設けられており、その中にパッケージ本体2の下部
面側を挿入すると、リード1の基部によってQFP3が
支えられることになる。ここで、フォーミングダイ31
の端縁外周には、リード1の主たる部分の傾斜と同じ第
2の角度を有する傾斜面が設けられている。
【0038】なお、この段階でのリード1の先端部の曲
げ角度δ1(第3の角度)は、水平線に対して10度程
度であり、最終的な曲げ角度よりも大きくなっている。
【0039】次に、図5に示す工程においてフォーミン
グダイ31の上部からホルダー32およびパッケージ押
え治具34が下降してくる。そして、フォーミングダイ
31の斜め上部からフォーミングパンチ33(第2のフ
ォーミングパンチ)がスイングするように移動してく
る。
【0040】ホルダー32にはパッケージ本体2の上部
面側を収容する凹部321が設けられているが、その中
にパッケージ本体2の上部面側を挿入しても、リード1
の基部はフォーミングダイ31およびホルダー32によ
って挟持されることはなく、リード1の基部の上面とホ
ルダー32との間には所定の隙間が設けられるようにな
っている。その代わりに、パッケージ本体2の上部面側
の略中央においてパッケージ押え治具34が接触し、パ
ッケージ本体2の移動を規制している。
【0041】このように、リード1の基部がフォーミン
グダイ31およびホルダー32によって挟持されない構
成となっているのは、リード1の配列が矯正されること
を防止するためである。また、リード1を挟持しないに
も関わらず、ホルダー32を配設するのは、後に説明す
るリード先端部の2次ベンドにおいて、リード1の跳ね
上がりを規制するためである。
【0042】ここで、フォーミングダイ31の周囲に
は、リード1の先端部の2次ベンドを行うためのリード
ベンド装置40がリード1の4つの配列に対応して配置
されている。
【0043】リードベンド装置40は、リード1の先端
部の2次ベンドに寄与する断面形状が4分の1円形状の
回転レバー41と、当該回転レバー41を保持するレバ
ーガイド42とを備えている。そして、QFP3をフォ
ーミングダイ31上に搭載すると、リード1の先端部が
回転レバー41の平坦面411上に接触するように配置
されている。なお、回転レバー41の断面形状は必ずし
も4分の1円である必要はなく、円柱をその断面径方向
に分割したうちの、1の分割片であれば3分の1円、6
分の1円などでも良く、リード1の先端部の2次ベンド
のための機械的強度を備えていれば良い。
【0044】なお、回転レバー41はレバーガイド42
のガイド面421上を摺動するように回転する構成とな
っており、QFP3をフォーミングダイ31上に搭載し
た段階では、回転レバー41の平坦面411は、リード
1の先端部の曲げ角度δ1と略平行になるように配置さ
れている。
【0045】次に、図6に示す工程において、リード1
の先端部の曲げ角度δ1を小さくするように、すなわち
水平に近づけるように回転レバー41が回転するととも
に、フォーミングパンチ33がスイングするように移動
してきてリード1に接触し、リード1が回転レバー41
およびフォーミングダイ31とフォーミングパンチ33
との間に挟まれることでリード1の先端部の再度の成
形、すなわち2次ベンドが完了する。ここで、以上説明
した2次ベンドを行うための構成を2次ベンド手段と呼
称することができる。
【0046】なお、2次ベンド後にはリード1の先端部
の曲げ角度δ2(第4の角度)は2度あるいは4度程度
となるが、図6に示す工程においては、リード1の弾性
によるスプリングバックを考慮して、回転レバー41は
平坦面411が略水平、すなわち略0度になるまで回転
させる。
【0047】<A−2.装置構成>次に、以上説明した
リード先端部の2次ベンド工程を実行するためのリード
成形装置100の構成を図7〜図9を用いて説明する。
【0048】図7は、図1〜図3の工程を経てリード先
端部のプリベンドが終了した状態のQFP3を示す斜視
図であり、リード1の先端部の曲げ角度δ1(図4)
は、水平線に対して10度程度となっている。
【0049】図8は、リード成形装置100の構成を説
明する斜視図であり、外観形状が矩形のフォーミングダ
イ31の周囲に、4つのリードベンド装置40が配置さ
れている。
【0050】図8に示すように、リードベンド装置40
の回転レバー41は回転支柱43から延在する構成とな
っており、その下部にはレバーガイド42が配置され、
回転レバー41を保持することで回転レバー41の撓み
を防止している。
【0051】また、回転支柱43は駆動ユニット44に
接続されている。駆動ユニット44は回転支柱43に回
転力を与える機構、例えばサーボモータを内蔵するとと
もに、当該回転機構の制御装置(モータ制御装置)も有
し、外部から与えられる制御信号に応じて回転支柱43
を所定角度だけ回転させることができる。なお、駆動ユ
ニット44の内部構成などは本発明との関係が薄いので
詳細な説明は省略する。
【0052】これらで構成されるリードベンド装置40
は、隣合うリードベンド装置40の回転支柱43および
駆動ユニット44どうしが互いの配置を阻害しないよう
に図8に示すように互い違いに配置される。
【0053】ここで、フォーミングダイ31(一点鎖線
で記載)の中にパッケージ本体2の下部面側を挿入する
と、リード1の先端部が回転レバー41の平坦面411
上に略平行接触するように、すなわちリード1の先端部
の曲げ角度δ1と略平行になるように回転レバー41の
角度が設定されている。なお、先に説明したようにリー
ド1の配列は歪を有しているので、リード1の先端部は
全てが回転レバー41の平坦面411上に接触するとは
限らないが、それは問題にはならない。
【0054】図9は図5に示す工程を斜視図として示し
た図であり、フォーミングダイ31にはQFP3(図で
は見えない)が搭載され、QFP3を覆うようにホルダ
ー32が配置され、QFP3のパッケージ本体2の上面
中央部にはパッケージ押え治具34が接触した状態とな
っている。そして、フォーミングダイ31の斜め上部か
らリード1の先端部に向けてフォーミングパンチ33が
スイングするように移動しつつある状態を示している。
なお、フォーミングパンチ33は4つのリードベンド装
置40に個々に対応するように配置されているが、図9
においては簡略化のため紙面手前側の2つのフォーミン
グパンチ33については一点鎖線で記載している。
【0055】なお、以上説明したリード成形装置100
はQFP3のリード成形のために4つのリードベンド装
置40を備えた構成となっていたが、SOPのリード成
形のためには、対向するように配置された2つのリード
ベンド装置40備えれば良い。
【0056】<A−3.特徴的作用効果>以上説明した
ように、本発明に係るリード成形装置およびリード成形
方法の実施の形態1によれば、リード1の先端部の曲げ
加工をプリベンド、2次ベンドのように2回に分けて行
い、2次ベンドにおいてはリード1の基部を挟持せず、
リード1の先端部のみを曲げるようにすることで、リー
ド1の配列全体は矯正されず、リード1の先端部のみが
同一平面に接するように矯正されることになるので、リ
ードの平坦度が改善され、配線基板との接合を良好に行
うことができる。
【0057】そして、回転支柱43をサーボモータ等を
内蔵する駆動ユニット44によって回転させるので、回
転の制御が容易であり、また回転支柱44の回転角度を
正確に設定できる。
【0058】また、リード1の先端部のプリベンド工程
においては、まずQFP3のリード1を半田メッキが削
り取られない程度の緩やかな角度に曲げ、次いで、スイ
ング動作するフォーミングパンチ23によって、表面を
擦ることなくリード1を押し曲げるので、リード1の表
面の半田メッキが削り取られることが防止され、半田メ
ッキカスの発生を防止することができる。
【0059】また、リード1の先端部の2次ベンド工程
においては、リードベンド装置40の回転レバー41の
回転角度を調整することでリード1の先端部の成形角度
を容易に変更できる。
【0060】<B.実施の形態2>以下、図10を用い
て、本発明に係るリード成形装置およびリード成形方法
の実施の形態2について説明する。
【0061】なお、本実施の形態におけるリード成形工
程は、図1〜図6を用いて説明した実施の形態1のリー
ド成形工程と同様であり説明は省略する。
【0062】<B−1.装置構成>リード先端部の2次
ベンド工程を実行するためのリード成形装置200の構
成を図10を用いて説明する。
【0063】図10は、リード成形装置200の構成を
説明する斜視図であり、フォーミングダイ31(図示は
省略)の周囲に、4つのリードベンド装置40Aが配置
されている。なお、図8を用いて説明したリードベンド
装置40と同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0064】図10に示すようにリードベンド装置40
Aの回転レバー41は回転支柱43Aから延在する構成
となっており、回転支柱43Aの円筒側面からは側面レ
バー45が水平方向に延在している。なお、側面レバー
45は、回転支柱43Aの回転レバー41が設けられた
側とは反対側の側面から延在している。従って、その端
部を押し下げ手段50で押し下げることで、回転レバー
41の平坦面411がリード1の先端部の曲げ角度δ1
(図5に示す)を小さくするように回転することにな
る。
【0065】また、回転支柱43Aの一端は支持体46
に回転自在に接続されている。支持体46は回転支柱4
3Aを支持するとともに、回転支柱43Aの回転を円滑
にするための構成、例えばベアリング等を内蔵してい
る。なお、支持体46の内部構成などは本発明との関係
が薄いので詳細な説明は省略する。
【0066】ここで、押し下げ手段50は側面レバー4
5を押し下げる方向に力を加えることができる装置であ
れば良い。以下にその構成の例を説明する。
【0067】<B−1−1.押し下げ手段の第1の構成
例>図11はリードベンド装置40A、QFP3、外部
制御装置60の接続関係を示す模式図である。図11に
おいて、側面レバー45の端部上には押し下げ手段50
の第1の構成例として、押し下げユニット51が配置さ
れている。
【0068】押し下げユニット51は、外部からの制御
信号に応じて側面レバー45を所定距離だけ押し下げる
装置であり、側面レバー45に接触する伸縮自在のロッ
ド511と、制御信号に応じてロッド511を伸縮させ
る駆動部512とを備えている。そして、駆動部512
は外部制御装置60に接続されている。
【0069】外部制御装置60はQFP3のリード1の
先端部の2次ベンドに必要な角度を、ロッド511の垂
直移動距離に換算して駆動部512の動作を制御する装
置である。ここで、外部制御装置60はQFP3のリー
ド1の厚みを測定する板厚測定装置90に接続されてい
る。これは、ロッド511が側面レバー45を押し下げ
る力をリード1の厚みに応じて変更したり、リード1の
厚みを考慮して2次ベンドに必要な角度を設定するため
の構成である。
【0070】このように、リードベンド装置40Aのそ
れぞれに対応して押し下げユニット51を配置し、当該
押し下げユニット51によってリードベンド装置40A
の回転レバー41を回転させることにより、リード1の
先端部の2次ベンドを行っても良い。
【0071】<B−1−2.押し下げ手段の第2の構成
例>次に、押し下げ手段50の第2の構成例について図
12および図13を用いて説明する。図12はQFP3
のリード1の成形を行うためのダイセット70を示す図
である。ダイセット70は上型ダイセット71と、下型
ダイセット72に大別でき、上型ダイセット71が支柱
74に沿って上下動する構成となっている。
【0072】下型ダイセット72上には図10を用いて
説明したリード成形装置200が搭載されているが、図
12においては説明を簡略化するために1つのリードベ
ンド装置40Aのみを記載している。
【0073】図12において、側面レバー45の端部下
部にはレバー支柱47が取り付けられ、レバー支柱47
は下型ダイセット72の表面内に設けられた孔部721
に挿入されている。そして、孔部721の上部にはスト
ッパ722が配置され、レバー支柱47はストッパ72
2を貫通して孔部721内に挿入されている。また、側
面レバー45の下面と下型ダイセット72の表面との間
には弾性体723が介挿されている。
【0074】上型ダイセット71には、押し下げ手段5
0の一例として、側面レバー45の端部上部に対応する
位置に、押し下げシリンダ73が配置されている。押し
下げシリンダ73は、側面レバー45に接触する伸縮自
在のロッド711と、空気圧でロッド711を伸縮させ
るシリンダ部712とを備えている。なお、図において
は空気圧を導入するための構成等は省略している。
【0075】また、上型ダイセット71には、下型ダイ
セット72の方向に延在するストッパ713が取り付け
られ、下型ダイセット72には、上型ダイセット71の
方向に延在するストッパ724が取り付けられている。
【0076】次に動作について説明する。QFP3のリ
ード1の先端部の2次ベンドの工程が開始されると、上
型ダイセット71が下降を始める。ストッパ713およ
び724が接触すると上型ダイセット71の下降が停止
し、押し下げシリンダ73のロッド711が伸びて側面
レバー45に接触し、側面レバー45を押し下げる。
【0077】図13に側面レバー45の押し下げが終了
した状態を示す。図13に示すように、側面レバー45
はストッパ722に接触して停止し、それ以上は下がら
なくなる。
【0078】2次ベンドの工程が終了すると上型ダイセ
ット71が上昇し、また、押し下げシリンダ73のロッ
ド711が縮むので、側面レバー45が弾性体723に
付勢されて元の位置に戻る。
【0079】なお、上型ダイセット71には図5に示す
フォーミングパンチ33が取り付けられ、上型ダイセッ
ト71の下降に際してフォーミングパンチ33がスイン
グするように下降してくることは言うまでもない。
【0080】また、押し下げシリンダ73に与える空気
圧力を調整することで、ロッド711が側面レバー45
を押し下げる力をリード1の厚みに応じて変更すること
ができ、ストッパ722の高さを調整することでリード
1の先端部の2次ベンドに必要な角度を調整することが
できる。
【0081】このように、押し下げシリンダ73をダイ
セット70に取り付けることで、現用のリード成形装置
を若干改良することで本発明を実現できる。
【0082】<B−2.特徴的作用効果>以上説明した
ように、押し下げ手段50等から与えられる垂直方向の
力により回転支柱43Aを回転させるので、サーボモー
タ等で回転支柱43Aを回転させる場合に比べて構成を
簡単化できる。特に、押し下げ手段50を第2の構成例
のようにすることで、本発明をより容易に実現すること
ができる。
【0083】<C.実施の形態の変形例>本発明に係る
実施の形態1として、図8を用いて説明したリード成形
装置100においては、リードベンド装置40の駆動ユ
ニット44と外部制御装置との接続関係を特に示さなか
ったが、図14に示すような構成としても良い。
【0084】すなわち、図14において駆動ユニット4
4は外部制御装置80に接続されている。外部制御装置
80はQFP3のリード1の先端部の2次ベンドに必要
な角度だけ回転支柱43を回転させる装置である。
【0085】そして外部制御装置80はQFP3のリー
ド1の厚みを測定する板厚測定装置90に接続されてい
る。これは、回転支柱43の回転トルクをリード1の厚
みに応じて変更したり、リード1の厚みを考慮して2次
ベンドに必要な角度を設定するための構成である。
【0086】ここで、駆動ユニット44はサーボモータ
等の回転機構を内蔵するとともに、当該回転機構の制御
装置(モータ制御装置)も有している構成であったが、
回転機構とモータ制御装置とを分離し、図15に示すよ
うな構成としても良い。
【0087】すなわち、図15に示すように、回転支柱
43はサーボモータMTに接続され、サーボモータMT
はモータ制御装置MCに接続されている。
【0088】このように、モータとモータ制御装置とを
分離することで、駆動ユニット44を小型化でき、例え
ば図12を用いて説明したダイセット70上に搭載する
場合の空間的制約を緩和することができる。
【0089】なお、モータとモータ制御装置とを分離し
た場合には、図14に示す外部制御装置80はモータ制
御装置MCに接続されることは言うまでもない。
【0090】また、図11および図14においてはQF
P3のリード1の厚みを測定する板厚測定装置90を示
したが、これはダイヤルゲージのように接触型の測定装
置であっても良いし、レーザ変位センサなどの非接触型
の測定装置であっても良い。
【0091】以下、レーザ変位センサを使用してQFP
3のリード1の厚みを測定する構成について図16を用
いて説明する。なお、図16はリードベンド装置40A
に適用する場合について示している。
【0092】図16において、レーザ変位センサ91か
ら出射されたレーザ光LLはリード1の表面で反射して
レーザ変位センサ91に戻る。そして、出射されたレー
ザ光LLが戻るまでの時間がレーザ変位センサ91から
数値演算ユニット92に与えられる。数値演算ユニット
92ではその時間に基づいてリード1の表面までの距離
を計算するとともに、予め測定しておいたリード1を載
置する基台SUまでの距離から差引演算をすることでリ
ード1の厚みが分かることになる。
【0093】そして、その演算結果を外部制御装置60
に与えることで、ロッド511が側面レバー45を押し
下げる力をリード1の厚みに応じて変更したり、リード
1の厚みを考慮して2次ベンドに必要な角度を設定する
ことができる。
【0094】
【発明の効果】本発明に係る請求項1記載のリード成形
装置によれば、フォーミングパンチがリードの先端部に
接触した状態で、載置面が前記フォーミングパンチに近
づくように回転レバーを回転させることで、リードの2
次ベンドを行うので、リードの先端部が同一平面に接す
るように成形されることになり、リードの平坦度が改善
される。また、リードベンド手段の回転レバーの回転角
度を調整することでリードの先端部の成形角度を容易に
変更でき、成形角度の変更に伴う手間を低減することが
できる。
【0095】本発明に係る請求項2記載のリード成形装
置によれば、リードの先端部の2次ベンドに際しては、
リードの基部によってフラットパッケージを支えるとと
もに、パッケージ押え治具によってのみパッケージ本体
の移動を規制するので、パッケージ本体の歪みに起因し
てリードの配列も歪んでいるような場合でも、リードの
配列自体は矯正されず、リードの先端部のみを曲げるこ
とができ、リードの配列の歪に関わらずリードの先端部
を確実に同一平面に接するように成形できる。
【0096】本発明に係る請求項3記載のリード成形装
置によれば、回転レバーがレバーガイドによって保持さ
れるので、回転レバーが撓むなどの問題が解消されたリ
ードベンド手段を備えたリード成形装置を得ることがで
きる。
【0097】本発明に係る請求項4記載のリード成形装
置によれば、モータによって回転支柱を所定角度だけ回
転させる回転支柱を回転させるので、回転の制御が容易
であり、また回転支柱の回転角度を正確に設定できる。
【0098】本発明に係る請求項5記載のリード成形装
置によれば、回転支柱から水平方向に延在する側面レバ
ーを、押し下げ手段により、予め定めた距離だけ押し下
げることで回転支柱を所定角度だけ回転させるので、モ
ータ等で回転支柱を回転させる場合に比べて構成を簡単
化できる。
【0099】本発明に係る請求項6記載のリード成形装
置によれば、リード成形装置において一般的に使用され
るダイセットに、リードベンド手段を組み込むので、リ
ード成形装置のより現実的な構成を実現することができ
る。
【0100】本発明に係る請求項7記載のリード成形方
法によれば、リードの先端部の曲げ加工をプリベンド、
2次ベンドの2回に分けて行い、2次ベンドおいては、
第2のフォーミングパンチがリードの先端部に接触した
状態で、載置面が第2のフォーミングパンチに近づくよ
うに回転レバーを回転させて、第3の角度に曲げ加工さ
れたリードの先端部のみを第4の角度となるように曲げ
加工するので、リードの先端部のみを同一平面に接する
ように矯正することができる。また、プリベンド工程お
よび2次ベンド工程においては、スイング動作する第1
および第2のフォーミングパンチを使用するので、リー
ドの表面が損傷することが防止され、特にリードの表面
に半田メッキが施されている場合には、それが削り取ら
れることが防止され、半田メッキカスの発生を防止する
ことができる。
【0101】本発明に係る請求項8記載のリード成形方
法によれば、リードの基部によってフラットパッケージ
を支えるとともに、パッケージ本体の上部面側の略中央
に接触するパッケージ押え治具によってパッケージ本体
の移動を規制するので、パッケージ本体の歪みに起因し
てリードの配列も歪んでいるような場合でも、リードの
配列自体は矯正されず、リードの先端部のみを曲げるこ
とができ、リードの配列の歪に関わらずリードの先端部
を確実に同一平面に接するように成形できる。
【0102】本発明に係る請求項9記載のリード成形方
法によれば、第1の角度を第2の角度よりも小さく、例
えば、第3のフォーミングパンチを未成形のリードの上
部から下降させて曲げ加工を行っても、半田メッキが削
り取られない程度の緩やかな角度とすることで半田メッ
キカスの発生を防止することができる。
【0103】本発明に係る請求項10記載のリード成形
方法によれば、第1の角度を第2の角度よりも小さく、
例えば、ローラを未成形のリードの上部から下降させ、
未成形のリードに沿ってローラを回転させつつ移動させ
て曲げ加工を行っても、半田メッキが削り取られない程
度の緩やかな角度とすることで半田メッキカスの発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリード成形方法のリード成形工
程を説明する図である。
【図2】 本発明に係るリード成形方法のリード成形工
程を説明する図である。
【図3】 本発明に係るリード成形方法のリード成形工
程を説明する図である。
【図4】 本発明に係るリード成形方法のリード成形工
程を説明する図である。
【図5】 本発明に係るリード成形方法のリード成形工
程を説明する図である。
【図6】 本発明に係るリード成形方法のリード成形工
程を説明する図である。
【図7】 プリベンド後のQFPを示す斜視図である。
【図8】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態1
の構成を示す斜視図である。
【図9】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態1
によるQFPの2次ベンド工程を説明する斜視図であ
る。
【図10】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態
2の構成を示す斜視図である。
【図11】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態
2によるQFPの2次ベンド工程を説明する斜視図であ
る。
【図12】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態
2によるQFPの2次ベンド工程を説明する斜視図であ
る。
【図13】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態
2によるQFPの2次ベンド工程を説明する斜視図であ
る。
【図14】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態
の変形例を説明する斜視図である。
【図15】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態
の変形例を説明する斜視図である。
【図16】 本発明に係るリード成形装置の実施の形態
の変形例を説明するブロック図である。
【図17】 従来のリード成形工程を説明する図であ
る。
【図18】 従来のリード成形工程を説明する図であ
る。
【図19】 従来のリード成形工程を説明する図であ
る。
【図20】 QFPのパッケージ本体の歪みを説明する
斜視図である。
【図21】 歪みを有するQFPのプリベンド後の状態
を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 リード、2 パッケージ本体、3 QFP、11,
21,31 フォーミングダイ、12,22,32 ホ
ルダー、13,23,33 フォーミングパンチ、34
パッケージ押え治具、40,40A リードベンド装
置、41 回転レバー、42 レバーガイド、43,4
3A 回転支柱、44 駆動ユニット、45 側面レバ
ー、47 レバー支柱、50 押し下げ手段、51 押
し下げユニット、60 外部制御装置、70 ダイセッ
ト、71 上型ダイセット、72下型ダイセット、73
押し下げシリンダ、90 板厚測定装置、511,7
11 ロッド、712 シリンダ部、713,722,
724 ストッパ、723 弾性体、512 駆動部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−178955(JP,A) 特開 平5−136308(JP,A) 特開 平6−69393(JP,A) 特開 平7−30031(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/50

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の角度に曲げ加工したフラットパッ
    ケージのリードに、さらに曲げ加工を行うリード成形装
    置であって、 前記第1の角度に曲げ加工されたリードを、その主たる
    部分が第2の角度となり、先端部が第3の角度となるよ
    うに曲げ加工するプリベンド手段と、 前記第3の角度に曲げ加工されたリードの先端部を、第
    4の角度となるように曲げ加工する2次ベンド手段とを
    備え、 前記2次ベンド手段は、 前記リードがプリベンドされたフラットパッケージのパ
    ッケージ本体を搭載するフォーミングダイと、 前記パッケージ本体から延在するリードの配列に合わせ
    て、前記フォーミングダイの周囲に配置されたリードベ
    ンド手段と、 前記リードの配列に合わせて配置され、前記第3の角度
    に曲げ加工されたリードの先端部の2次ベンドに際し
    て、スイングするように移動して前記第3の角度に曲げ
    加工されたリードの先端部に接触するフォーミングパン
    チとを備え、 前記リードベンド手段は、前記第3の角度に曲げ加工さ
    れたリードの先端部を載置した状態で、その載置面の水
    平方向に対する角度を変更できる回転自在の回転レバー
    を備え、 前記フォーミングパンチが前記第3の角度に曲げ加工さ
    れたリードの先端部に接触した状態で、前記載置面が前
    記フォーミングパンチに近づくように前記回転レバーを
    回転させることで、前記第3の角度に曲げ加工されたリ
    ードの先端部を、第4の角度に曲げ加工するリード成形
    装置。
  2. 【請求項2】 前記パッケージ本体は前記リードを境に
    して、前記リードの曲げ方向側となる下部面側と、その
    反対側となる上部面側とに区分され、 前記2次ベンド手段は、前記第3の角度に曲げ加工され
    たリードの先端部の2次ベンドに際して、前記パッケー
    ジ本体の前記上部面側の略中央に接触するパッケージ押
    え治具を備え、 前記フォーミングダイは、前記リードがプリベンドされ
    たパッケージ本体の下部面側を収容する凹部を有し、 前記凹部は、 前記リードがプリベンドされたパッケージ本体を挿入す
    ると、前記リードの基部が前記フラットパッケージを支
    えることになる大きさであり、 前記第3の角度に曲げ加工されたリードの先端部の2次
    ベンドに際しては、前記リードの基部によって前記フラ
    ットパッケージを支えるとともに、前記パッケージ押え
    治具によって前記パッケージ本体の移動を規制すること
    を特徴とする請求項1記載のリード成形装置。
  3. 【請求項3】 前記回転レバーは、円柱をその断面径方
    向に分割したうちの、1の分割片からなり、 前記リードベンド手段は、 円柱形状をなし、その円筒面と前記回転レバーの円筒面
    が合致するように前記回転レバーが一体化し、その回転
    に伴って前記回転レバーを回転する回転支柱と、 前記回転レバーの円筒面に合致する形状のガイド面を有
    し、前記ガイド面によって前記回転レバーを保持するレ
    バーガイドとを備え、 前記リードベンド手段は、前記パッケージ本体が前記フ
    ォーミングダイに搭載された状態で前記第3の角度に曲
    げ加工されたリードの先端部が前記載置面である前記回
    転レバーの平坦面に接するように配置される請求項1ま
    たは請求項2記載のリード成形装置。
  4. 【請求項4】 前記リードベンド手段は、前記回転支柱
    を回転させる駆動手段を備え、 前記駆動手段は前記回転支柱の端部に接続され、外部か
    らの制御信号に応じて前記回転支柱を所定角度だけ回転
    させるモータを有することを特徴とする請求項3記載の
    リード成形装置。
  5. 【請求項5】 前記リードベンド手段は、前記回転支柱
    を回転させる駆動手段を備え、 前記駆動手段は、 前記回転支柱の前記回転レバーが設けられた側とは反対
    側の円筒側面から水平方向に延在する側面レバーと、 前記側面レバーの上部に配置され、前記側面レバーを押
    し下げる力を付与する押し下げ手段とを備え、 前記側面レバーを予め定めた距離だけ押し下げることで
    前記回転支柱を所定角度だけ回転させることを特徴とす
    る請求項3記載のリード成形装置。
  6. 【請求項6】 上型ダイセットおよび下型ダイセットに
    大別され、上型ダイセットが上下動するダイセットをさ
    らに備え、 前記押し下げ手段は、 前記側面レバーに接触する伸縮自在のロッドと、 空気圧でロッドを伸縮させるシリンダ部とを有し、 前記回転レバー、前記レバーガイド、前記回転支柱は前
    記下型ダイセットに搭載され、 前記シリンダ部は、前記上型ダイセットの前記側面レバ
    ーの上部に対応する位置に配置され、前記第3の角度に
    曲げ加工されたリードの2次ベンドに際して前記上型ダ
    イセットが下降するとともに、前記ロッドが伸長して前
    記側面レバーを押し下げる請求項5記載のリード成形装
    置。
  7. 【請求項7】 (a)リードが未成形のフラットパッケー
    ジを、第1の角度の傾斜を外周側面に有する第1のフォ
    ーミングダイに搭載し、前記リードを前記第1の角度に
    曲げ加工する工程と、 (b)前記リードが前記第1の角度に曲げ加工された前記
    フラットパッケージを、その搭載面から遠ざかる方向に
    順に形成された第2の角度の傾斜面と、第3の角度の傾
    斜面とを外周側面に有する第2のフォーミングダイに搭
    載し、スイングするように移動して前記第1の角度に曲
    げ加工された前記リードの先端部に接触する第1のフォ
    ーミングパンチによって、前記第1の角度に曲げ加工さ
    れた前記リードを、その主たる部分が前記第2の角度と
    なり、先端部が前記第3の角度となるように曲げ加工す
    るプリベンド工程と、 (c)前記リードがプリベンドされた前記フラットパッケ
    ージを、前記第2の角度の傾斜面を外周側面に有する第
    3のフォーミングダイに搭載し、少なくとも前記第2の
    角度に曲げ加工された前記リードの主たる部分に接触す
    るように、前記第2のフォーミングパンチをスイングす
    るように移動させるとともに、前記第3の角度に曲げ加
    工された前記リードの前記先端部のみを第4の角度とな
    るように曲げ加工する2次ベンド工程とを備え、 前記工程(c)は、 前記第3の角度に曲げ加工された前記リードの先端部を
    載置した状態で、その載置面の水平方向に対する角度を
    変更できる回転自在の回転レバーを備え、前記パッケー
    ジ本体から延在する前記リードの配列に合わせて、前記
    第3のフォーミングダイの周囲に配置されたリードベン
    ド手段の、前記載置面に前記第3の角度に曲げ加工され
    た前記リードの前記先端部を載置し、前記第2のフォー
    ミングパンチが前記リードの先端部に接触した状態で、
    前記載置面が前記第2のフォーミングパンチに近づくよ
    うに前記回転レバーを回転させる工程を含むリード成形
    方法。
  8. 【請求項8】 前記パッケージ本体は前記リードを境に
    して、前記リードの曲げ方向側となる下部面側と、その
    反対側となる上部面側とに区分され、 前記第3のフォーミングダイは、前記パッケージ本体の
    下部面側を収容する凹部を有し、 前記工程(c)は、 前記リードがプリベンドされた前記フラットパッケージ
    を前記凹部に挿入することで、前記リードの基部によっ
    て前記フラットパッケージを支えるとともに、前記パッ
    ケージ本体の前記上部面側の略中央に接触するパッケー
    ジ押え治具によって前記パッケージ本体の移動を規制す
    る工程を含む請求項7記載のリード成形方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の角度は、前記第2の角度より
    も小さく、 前記工程(a)は、 前記第1の角度の傾斜面に合致する傾斜面を有する第3
    のフォーミングパンチを前記未成形のリードの上部から
    下降させ、前記第3のフォーミングパンチと前記第1の
    角度の傾斜面との間に前記未成形のリードを挟むこと
    で、前記未成形のリードを前記第1の角度に曲げ加工す
    る工程を含む請求項8記載のリード成形方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の角度は、前記第2の角度よ
    りも小さく、 前記工程(a)は、 ローラを前記未成形のリードの上部から下降させ、前記
    未成形のリードに沿って前記ローラを回転させつつ移動
    し、前記ローラの円筒面と前記第1の角度の傾斜面との
    間に前記未成形のリードを挟むことで、前記未成形のリ
    ードを前記第1の角度に曲げ加工する工程を含む請求項
    8記載のリード成形方法。
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