JP3371293B2 - 包装体 - Google Patents
包装体Info
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- JP3371293B2 JP3371293B2 JP25552692A JP25552692A JP3371293B2 JP 3371293 B2 JP3371293 B2 JP 3371293B2 JP 25552692 A JP25552692 A JP 25552692A JP 25552692 A JP25552692 A JP 25552692A JP 3371293 B2 JP3371293 B2 JP 3371293B2
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- JP
- Japan
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- case
- cut tape
- exterior film
- film
- cut
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディスクカ
セットやテープカセット等の収納容器を外装フィルムで
包み、その重なり部分を加熱接着して封じた包装体に関
する。 【0002】 【従来の技術】図11にディスクカセットとしていわゆ
る3.5インチマイクロフロッピーディスク(MFD)
を収納するケース(容器)を示す。即ちこのケース1
は、ケース本体2と、このケース本体2に対しヒンジ部
3を介して開閉回動自在に枢着連結される蓋体4とによ
りなり、この蓋体4にはポケット部5が設けられ、この
ポケット部5に3.5インチマイクロフロッピーディス
ク(以下単にフロッピーディスクという)6を挿入した
状態で蓋体4を開閉することにより、ケース本体2に対
するフロッピーディスク6の出し入れが容易に行なえる
ようになっている。 【0003】このフロッピーディスク6を収納するケー
ス1は一般にアクリルスチロールやGPスチロール等の
透明材料によって成形されており、製品化工程において
はこのケース1に一枚のフロッピーディスク6を収納し
た後、図15に示すように通常オーバーラップフィルム
と呼ばれる外装フィルム7でケース1の全体を包んだ状
態で商品として出荷するようにしている。尚、この外装
フィルム7には通常厚さ30〜40μmのポリプロピレ
ン製フィルムが用いられ、製品の意匠性向上のため表面
にカラー印刷が施されたものや、透明フィルムのままで
使用される場合もある。 【0004】この外装フィルム7によるケース1の包装
工程を説明すると、先ず図13に示すようにケース1を
包むに充分な大きさにカットした外装フィルム7でケー
ス1の上下面を覆い、この状態から外装フィルム7の余
剰部分を折り畳んでその一部を重ねてケース側面を包
み、この外装フィルムの重なり部分に図14に示す如く
加熱ヒーター8を押し当ててフィルム同士を溶融接着す
ることにより、図15に示すような外装フィルム7によ
ってケース1を密封包装した製品が得られる。 【0005】ところで、このケース1を包装する外装フ
ィルム7には、その内面側にカットテープ9が貼り付け
られている。即ち、このカットテープ9は幅が2〜3m
m、厚さが50〜60μmで、かつ外装フィルム7がケ
ース1を包んだ状態でケース1を一周回するように設け
られ、さらにその末端部9aは外装フィルム7の端縁よ
り所定長さ突出されており、開封時にはこの末端部9a
を爪で引掛けてカットテープ9を引き回すことにより外
装フィルム7を容易に破いて剥がすことができるもので
ある。尚、このカットテープ9の末端部9aの両側には
外装フィルム7に切込線10a,10bが形成されてお
り、これによって開封の際にカットテープ9に沿って外
装フィルム7が破れ易いようにしてある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このようにカットテー
プ9を有する外装フィルム7でケース1を包装する場
合、上述した加熱ヒーターによる外装フィルムの加熱接
着時に同時にカットテープ9の末端部9aが外装フィル
ム上に強く接着してしまうことがあり、このため開封時
にユーザーがこのカットテープ9をうまく引くことがで
きなかったり、あるいは末端部9aが切れてしまい有効
にカットテープ9を利用できず、結果として外装フィル
ム7を剥がすのに大きな手間がかかってしまうことにな
る。本発明はこのような問題点を改善することを目的と
してなされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、内面側にカットテープを有する外装フィ
ルムで容器(ケース)を包み、その重なり部分を加熱接
着して封じてなり、開封時にはカットテープによって外
装フィルムを破いて剥がすようにした包装体において、
容器におけるカットテープの末端部に対応する面に、少
なくともカットテープの幅より広く、かつカットテープ
の厚みより深い凹状の段差を設け、外装フィルムの加熱
接着時にカットテープの末端部に加熱ヒーターの圧力が
加わらない構造としたものである。 【0008】 【作用】このように容器に段差部を設けたことにより、
外装フィルムの加熱接着時に加熱ヒーターが押し当てら
れてもこの加熱ヒーターの圧力は段差部で逃げる状態と
なってカットテープの末端部には加わることがなく、従
ってカットテープの末端部が外装フィルムと接着してし
まうようなことはない。 【0009】 【実施例】以下、図1〜図10を参照しながら本発明の
実施例を説明するに、上述した図11〜図16の従来例
と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。上述したように、外装フィルム7の加熱接着時にカ
ットテープ9の末端部9aが外装フィルム7と接着され
てしまう問題は、加熱ヒーターがカットテープ9の末端
部9aをも加熱圧着してしまうことによるものである。
そこで本発明は、外装フィルムの加熱接着時にカットテ
ープ9の末端部9aに加熱ヒーターの圧力が加わらない
構造としたものである。 【0010】図1は図15に示したようにケース1の側
面に外装フィルム7の接着部(合わせ目)がある場合の
実施例で、ケース1におけるカットテープ9の末端部9
aに対応する面(この例ではケース1の側面)に凹状の
段差部10を設けてある。この段差部10の形状として
は、図2に示すような底部が傾斜面となされたテーパ凹
形状や、図3のように全面を一律の深さとした完全段差
形状、その他の形状が考えられるが、何れもこの段差部
10の幅Wは少なくともカットテープ9の幅(2〜3m
m)より広く、かつ深さ(段差量)Dはカットテープ9
の厚み(50〜60μm)より深く形成する必要があ
る。 【0011】このようにケース1に段差部10を設けた
ことにより、外装フィルム7の加熱接着時に加熱ヒータ
ーが押し当てられても、この加熱ヒーターの圧力は段差
部10で逃げる状態となってカットテープ9の末端部9
aには加わらない。加熱ヒーターの熱は通常外装フィル
ムにポリプロピレンフィルムを使用する場合160〜1
70℃の温度となるが、圧力が加わらない場合その部分
は接着せず、従ってカットテープ9の末端部9aが外装
フィルム7と接着してしまうことはない。 【0012】また図4は外装フィルム7の接着部(合わ
せ目)がケース1の中央部にある場合の実施例で、この
場合も上記図1〜図3の実施例と同様に、ケース1にお
けるカットテープ9の末端部9aに対応する面(この例
ではケース1の中央平面)に少なくとも幅Wがカットテ
ープ9の幅より広く、かつ深さDがカットテープ9の厚
みより深い段差部10を設けることにより、外装フィル
ム7の加熱接着時にカットテープ9の末端部9aが接着
してしまうことはない。尚、この段差部10の形状とし
ては、図5に示すような底面がV字状に傾斜する凹形
状、図6の如き底面が円弧状面となされた凹形状、ある
いは図7のように全面を一律の深さとした完全段差形状
等、種々の形状が考えられる。これら図1〜図3及び図
4〜図7に示した実施例は、何れもケース1の成形金型
の形状を若干変更するだけで容易に実現できるものであ
る。 【0013】また図8はビデオテープカセット11の保
管に用いるブック型のケースの実施例を示している。こ
のケース12は通常厚さ0.5〜0.8mm程度のポリ
プロピレン、発泡ポリプロピレンあるいは板紙等により
なるシート13を図9に示す如く所定の形状に切断し、
これに熱及び圧力をかけてケイ線と呼ばれる折目線14
を形成してこれを折り曲げ、図9で示す13a,13b
の面を夫々13c,13dの面と重ね合わせて接着剤で
接着するか、超音波溶着で接合することにより組み立て
られるものである。尚、このシート13の折目線14
は、図10に示す如く加熱治具15と凹型16の間にシ
ート13を挟み込み、加熱治具15で圧力を加えること
によって形成されるものである。 【0014】そしてこのようなケース12において、上
述した実施例と同様に、カットテープの末端部と対応す
る位置に段差部10を設けることにより、外装フィルム
の加熱接着時におけるカットテープの末端部の外装フィ
ルムへの接着を防止できる。この場合、段差部10は上
記折目線14と同様に加熱治具で圧力をかけることによ
って形成されるもので、従ってこの実施例は折目線14
を入れる加熱治具の形状を若干変更するだけで容易に実
現できるものである。 【0015】以上、外装フィルムによって包装される容
器としてフロッピーディスクケース及びビデオカセット
ケースの実施例を示したが、本発明はこれらに限ること
なく種々の容器の包装構造に適用可能であることは言う
までもない。 【0016】 【発明の効果】以上に説明した如く本発明は、カットテ
ープを有する外装フィルムで包装される容器におけるカ
ットテープの末端部に対応する面に、少なくともカット
テープの幅より広く、かつカットテープの厚みより深い
段差を設けたことにより、外装フィルムの加熱接着時に
カットテープの末端部が外装フィルムと接着してしまう
ことはなく、従って開封時にユーザーがカットテープに
よって外装フィルムを容易に剥がすことができる。そし
てこの発明は、現在使用されている包装材料、包装機械
装置等を変更することなく、容器を成形する金型の形状
等を若干変更するだけで容易に実現できるものである。
セットやテープカセット等の収納容器を外装フィルムで
包み、その重なり部分を加熱接着して封じた包装体に関
する。 【0002】 【従来の技術】図11にディスクカセットとしていわゆ
る3.5インチマイクロフロッピーディスク(MFD)
を収納するケース(容器)を示す。即ちこのケース1
は、ケース本体2と、このケース本体2に対しヒンジ部
3を介して開閉回動自在に枢着連結される蓋体4とによ
りなり、この蓋体4にはポケット部5が設けられ、この
ポケット部5に3.5インチマイクロフロッピーディス
ク(以下単にフロッピーディスクという)6を挿入した
状態で蓋体4を開閉することにより、ケース本体2に対
するフロッピーディスク6の出し入れが容易に行なえる
ようになっている。 【0003】このフロッピーディスク6を収納するケー
ス1は一般にアクリルスチロールやGPスチロール等の
透明材料によって成形されており、製品化工程において
はこのケース1に一枚のフロッピーディスク6を収納し
た後、図15に示すように通常オーバーラップフィルム
と呼ばれる外装フィルム7でケース1の全体を包んだ状
態で商品として出荷するようにしている。尚、この外装
フィルム7には通常厚さ30〜40μmのポリプロピレ
ン製フィルムが用いられ、製品の意匠性向上のため表面
にカラー印刷が施されたものや、透明フィルムのままで
使用される場合もある。 【0004】この外装フィルム7によるケース1の包装
工程を説明すると、先ず図13に示すようにケース1を
包むに充分な大きさにカットした外装フィルム7でケー
ス1の上下面を覆い、この状態から外装フィルム7の余
剰部分を折り畳んでその一部を重ねてケース側面を包
み、この外装フィルムの重なり部分に図14に示す如く
加熱ヒーター8を押し当ててフィルム同士を溶融接着す
ることにより、図15に示すような外装フィルム7によ
ってケース1を密封包装した製品が得られる。 【0005】ところで、このケース1を包装する外装フ
ィルム7には、その内面側にカットテープ9が貼り付け
られている。即ち、このカットテープ9は幅が2〜3m
m、厚さが50〜60μmで、かつ外装フィルム7がケ
ース1を包んだ状態でケース1を一周回するように設け
られ、さらにその末端部9aは外装フィルム7の端縁よ
り所定長さ突出されており、開封時にはこの末端部9a
を爪で引掛けてカットテープ9を引き回すことにより外
装フィルム7を容易に破いて剥がすことができるもので
ある。尚、このカットテープ9の末端部9aの両側には
外装フィルム7に切込線10a,10bが形成されてお
り、これによって開封の際にカットテープ9に沿って外
装フィルム7が破れ易いようにしてある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このようにカットテー
プ9を有する外装フィルム7でケース1を包装する場
合、上述した加熱ヒーターによる外装フィルムの加熱接
着時に同時にカットテープ9の末端部9aが外装フィル
ム上に強く接着してしまうことがあり、このため開封時
にユーザーがこのカットテープ9をうまく引くことがで
きなかったり、あるいは末端部9aが切れてしまい有効
にカットテープ9を利用できず、結果として外装フィル
ム7を剥がすのに大きな手間がかかってしまうことにな
る。本発明はこのような問題点を改善することを目的と
してなされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、内面側にカットテープを有する外装フィ
ルムで容器(ケース)を包み、その重なり部分を加熱接
着して封じてなり、開封時にはカットテープによって外
装フィルムを破いて剥がすようにした包装体において、
容器におけるカットテープの末端部に対応する面に、少
なくともカットテープの幅より広く、かつカットテープ
の厚みより深い凹状の段差を設け、外装フィルムの加熱
接着時にカットテープの末端部に加熱ヒーターの圧力が
加わらない構造としたものである。 【0008】 【作用】このように容器に段差部を設けたことにより、
外装フィルムの加熱接着時に加熱ヒーターが押し当てら
れてもこの加熱ヒーターの圧力は段差部で逃げる状態と
なってカットテープの末端部には加わることがなく、従
ってカットテープの末端部が外装フィルムと接着してし
まうようなことはない。 【0009】 【実施例】以下、図1〜図10を参照しながら本発明の
実施例を説明するに、上述した図11〜図16の従来例
と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。上述したように、外装フィルム7の加熱接着時にカ
ットテープ9の末端部9aが外装フィルム7と接着され
てしまう問題は、加熱ヒーターがカットテープ9の末端
部9aをも加熱圧着してしまうことによるものである。
そこで本発明は、外装フィルムの加熱接着時にカットテ
ープ9の末端部9aに加熱ヒーターの圧力が加わらない
構造としたものである。 【0010】図1は図15に示したようにケース1の側
面に外装フィルム7の接着部(合わせ目)がある場合の
実施例で、ケース1におけるカットテープ9の末端部9
aに対応する面(この例ではケース1の側面)に凹状の
段差部10を設けてある。この段差部10の形状として
は、図2に示すような底部が傾斜面となされたテーパ凹
形状や、図3のように全面を一律の深さとした完全段差
形状、その他の形状が考えられるが、何れもこの段差部
10の幅Wは少なくともカットテープ9の幅(2〜3m
m)より広く、かつ深さ(段差量)Dはカットテープ9
の厚み(50〜60μm)より深く形成する必要があ
る。 【0011】このようにケース1に段差部10を設けた
ことにより、外装フィルム7の加熱接着時に加熱ヒータ
ーが押し当てられても、この加熱ヒーターの圧力は段差
部10で逃げる状態となってカットテープ9の末端部9
aには加わらない。加熱ヒーターの熱は通常外装フィル
ムにポリプロピレンフィルムを使用する場合160〜1
70℃の温度となるが、圧力が加わらない場合その部分
は接着せず、従ってカットテープ9の末端部9aが外装
フィルム7と接着してしまうことはない。 【0012】また図4は外装フィルム7の接着部(合わ
せ目)がケース1の中央部にある場合の実施例で、この
場合も上記図1〜図3の実施例と同様に、ケース1にお
けるカットテープ9の末端部9aに対応する面(この例
ではケース1の中央平面)に少なくとも幅Wがカットテ
ープ9の幅より広く、かつ深さDがカットテープ9の厚
みより深い段差部10を設けることにより、外装フィル
ム7の加熱接着時にカットテープ9の末端部9aが接着
してしまうことはない。尚、この段差部10の形状とし
ては、図5に示すような底面がV字状に傾斜する凹形
状、図6の如き底面が円弧状面となされた凹形状、ある
いは図7のように全面を一律の深さとした完全段差形状
等、種々の形状が考えられる。これら図1〜図3及び図
4〜図7に示した実施例は、何れもケース1の成形金型
の形状を若干変更するだけで容易に実現できるものであ
る。 【0013】また図8はビデオテープカセット11の保
管に用いるブック型のケースの実施例を示している。こ
のケース12は通常厚さ0.5〜0.8mm程度のポリ
プロピレン、発泡ポリプロピレンあるいは板紙等により
なるシート13を図9に示す如く所定の形状に切断し、
これに熱及び圧力をかけてケイ線と呼ばれる折目線14
を形成してこれを折り曲げ、図9で示す13a,13b
の面を夫々13c,13dの面と重ね合わせて接着剤で
接着するか、超音波溶着で接合することにより組み立て
られるものである。尚、このシート13の折目線14
は、図10に示す如く加熱治具15と凹型16の間にシ
ート13を挟み込み、加熱治具15で圧力を加えること
によって形成されるものである。 【0014】そしてこのようなケース12において、上
述した実施例と同様に、カットテープの末端部と対応す
る位置に段差部10を設けることにより、外装フィルム
の加熱接着時におけるカットテープの末端部の外装フィ
ルムへの接着を防止できる。この場合、段差部10は上
記折目線14と同様に加熱治具で圧力をかけることによ
って形成されるもので、従ってこの実施例は折目線14
を入れる加熱治具の形状を若干変更するだけで容易に実
現できるものである。 【0015】以上、外装フィルムによって包装される容
器としてフロッピーディスクケース及びビデオカセット
ケースの実施例を示したが、本発明はこれらに限ること
なく種々の容器の包装構造に適用可能であることは言う
までもない。 【0016】 【発明の効果】以上に説明した如く本発明は、カットテ
ープを有する外装フィルムで包装される容器におけるカ
ットテープの末端部に対応する面に、少なくともカット
テープの幅より広く、かつカットテープの厚みより深い
段差を設けたことにより、外装フィルムの加熱接着時に
カットテープの末端部が外装フィルムと接着してしまう
ことはなく、従って開封時にユーザーがカットテープに
よって外装フィルムを容易に剥がすことができる。そし
てこの発明は、現在使用されている包装材料、包装機械
装置等を変更することなく、容器を成形する金型の形状
等を若干変更するだけで容易に実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すケース(容器)の斜視図である。
【図2】図1の要部(段差部)の拡大図である。
【図3】段差部の他の形状例である。
【図4】他の実施例を示すケースの斜視図である。
【図5】図4の要部(段差部)の拡大図である。
【図6】段差部の他の形状例である。
【図7】段差部の他の形状例である。
【図8】ビデオカセットケースの実施例を示す斜視図で
ある。 【図9】ビデオカセットケースの展開図である。 【図10】折目線の形成の説明図である。 【図11】フロッピーディスクケースの斜視図で、Aは
開いた状態、Bは閉じた状態である。 【図12】外装フィルムの平面図である。 【図13】外装フィルムによるケースの包装の説明図で
ある。 【図14】外装フィルムの加熱接着の説明図である。 【図15】外装フィルムによって包装されたケースの斜
視図である。 【図16】図15の要部(カットテープの末端部)の拡
大図である。 【符号の説明】 1 ケース(容器) 7 外装フィルム 9 カットテープ 9a 末端部 10 段差部
ある。 【図9】ビデオカセットケースの展開図である。 【図10】折目線の形成の説明図である。 【図11】フロッピーディスクケースの斜視図で、Aは
開いた状態、Bは閉じた状態である。 【図12】外装フィルムの平面図である。 【図13】外装フィルムによるケースの包装の説明図で
ある。 【図14】外装フィルムの加熱接着の説明図である。 【図15】外装フィルムによって包装されたケースの斜
視図である。 【図16】図15の要部(カットテープの末端部)の拡
大図である。 【符号の説明】 1 ケース(容器) 7 外装フィルム 9 カットテープ 9a 末端部 10 段差部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65D 85/575
B29C 65/02
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内面側にカットテープを有する外装フィ
ルムで容器を包み、その重なり部分を加熱接着して封じ
てなり、開封時には上記カットテープによって外装フィ
ルムを破いて剥がすようにした包装体において、上記容
器における上記カットテープの末端部に対応する面に、
少なくとも上記カットテープの幅より広く、かつ上記カ
ットテープの厚みより深い凹状の段差を設け、上記外装
フィルムの加熱接着時に上記カットテープの末端部に加
熱ヒーターの圧力が加わらない構造としたことを特徴と
する包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25552692A JP3371293B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25552692A JP3371293B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680182A JPH0680182A (ja) | 1994-03-22 |
JP3371293B2 true JP3371293B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=17279968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25552692A Expired - Fee Related JP3371293B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3371293B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP25552692A patent/JP3371293B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0680182A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122 Year of fee payment: 5 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122 Year of fee payment: 7 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |