JP3371238B2 - 模様付き床材 - Google Patents

模様付き床材

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JP3371238B2
JP3371238B2 JP27642895A JP27642895A JP3371238B2 JP 3371238 B2 JP3371238 B2 JP 3371238B2 JP 27642895 A JP27642895 A JP 27642895A JP 27642895 A JP27642895 A JP 27642895A JP 3371238 B2 JP3371238 B2 JP 3371238B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾性に優れたオ
レフィン系樹脂製の模様付き床材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルやマンションのフローリ
ングには、塩化ビニル樹脂製の床材が多用されている。
塩化ビニル樹脂製の床材には、ホモジニアスタイプのも
のやラミネートタイプのものなどがあるが、いずれのタ
イプの床材も天然石調の模様を付けたものが主流となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塩化ビ
ニル樹脂製の床材は、火災時に有害な塩化水素ガスを含
んだ煙を多量に発生するため、人体に悪影響を及ぼし、
避難行動や消火活動を妨げるという問題がある。
【0004】また、フロアを高速バフマシンで磨くドラ
イメンテナンスを不適正に行うと、塩化ビニル樹脂製の
床材は表面光沢が低下し、模様の美しさが損なわれると
いう問題がある。しかも磨耗が早いため、ラミネートタ
イプの床材では、表面層や模様層が短期間のうちに磨滅
し、模様が消失するという問題もある。
【0005】本発明は上記の問題に対処すべくなされた
もので、火災時に有害な塩化水素ガスを発生することが
なく、ドライメンテナンスによって模様の美しさが損な
われたり短期間のうちに模様が消失したりする心配のな
い、接着性に優れた模様付き床材を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の模様付き床材は、オレフィン系
樹脂に無機質充填材とロジンを含有させた裏面層と、オ
レフィン系樹脂にワックスを含有させた透明な表面層を
積層一体化して成る床材であって、表面層のオレフィン
系樹脂は、1〜10メルトインデックスのポリプロピレ
ンと、35重量%以下の酢酸ビニルを含むエチレン−酢
酸ビニル共重合体とを7:3〜4:6の重量比で混合し
たものであり、裏面層の上面又は表面層の下面に模様を
形成したことを特徴とし、請求項2の模様付き床材は、
オレフィン系樹脂に無機質充填材とロジンを含有させた
裏面層と、オレフィン系樹脂に無機質充填材を含有させ
た中間層と、オレフィン系樹脂にワックスを含有させた
透明な表面層を、この順で積層一体化して成る床材であ
って、表面層のオレフィン系樹脂は、1〜10メルトイ
ンデックスのポリプロピレンと、35重量%以下の酢酸
ビニルを含むエチレン−酢酸ビニル共重合体とを7:3
〜4:6の重量比で混合したものであり、中間層の上面
又は表面層の下面に模様を形成したことを特徴とし、請
求項3の模様付き床材は、オレフィン系樹脂に無機質充
填材とロジンを含有させた裏面層と、片面に模様を形成
した樹脂フィルムと、オレフィン系樹脂にワックスを含
有させた透明な表面層を、この順で積層一体化して成る
床材であって、表面層のオレフィン系樹脂は、1〜10
メルトインデックスのポリプロピレンと、35重量%以
下の酢酸ビニルを含むエチレン−酢酸ビニル共重合体と
を7:3〜4:6の重量比で混合したものであることを
特徴とし、請求項4の模様付き床材は、オレフィン系樹
脂に無機質充填材とロジンを含有させた裏面層と、オレ
フィン系樹脂に無機質充填材を含有させた中間層と、片
面に模様を形成した樹脂フィルムと、オレフィン系樹脂
にワックスを含有させた透明な表面層を、この順で積層
一体化して成る床材であって、表面層のオレフィン系樹
脂は、1〜10メルトインデックスのポリプロピレン
と、35重量%以下の酢酸ビニルを含むエチレン−酢酸
ビニル共重合体とを7:3〜4:6の重量比で混合した
ものであることを特徴とし、請求項5の模様付き床材
は、上記の各床材において、表面層のワックス含有率が
1〜10重量%であることを特徴とするものである。
【0007】本発明の模様付き床材は、各層(表面層、
中間層、裏面層)を構成する樹脂が塩素原子を含まない
オレフィン系樹脂であるから、火災時に有害な塩化水素
ガスを発生することがなく安全である。
【0008】また、オレフィン系樹脂は耐傷性、耐汚染
性、耐磨耗性の良好な樹脂であるから、本発明の模様付
き床材は表面層に傷や汚れが生じにくく、高速バフマシ
ンで磨いても表面層の磨耗が僅かであり、表面光沢はむ
しろ向上する。従って、本発明の模様付き床材は短期間
のうちに表面層が磨滅することがなく、光沢のある透明
な表面層を通して床材内部の模様を視認できるので、模
様の美しさが損なわれたり模様が消えたりする心配はな
い。特に、請求項5の模様付き床材のように表面層にワ
ックスを1〜10重量%含有させてあると、該ワックス
が分散状態で表面に露出するため艶のある表面光沢が得
られ、歩行等によって表面光沢が低下しても、バフマシ
ンで磨くたびに表面が僅かに磨耗してワックスの分散し
た新しい研磨面が露出するため、艶のある表面光沢を復
元させることができる。従って、この模様付き床材はド
ライメンテナンス性が抜群であり、長期間にわたって模
様の美しさを維持することができる。
【0009】また、裏面層に1〜10重量%含まれるロ
ジンはオレフィン系樹脂との相溶性が良く、裏面層に含
まれる無機質充填材との密着性も良いため、接着剤との
接着性が高い無機質充填材を裏面層にしっかり保持して
裏面層の脆弱化を抑制するという補強作用を発揮する。
このような理由で、ロジンの添加により裏面層と接着剤
との接着力が高まるため、本発明の模様付き床材はプラ
イマー処理をしなくても、市販の各種の床材用接着剤
(ゴム系、酢酸ビニル系、ウレタン系、エポキシ系、ア
クリル系等の接着剤)を用いて床地面に強固に貼付ける
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明する。
【0011】図1は本発明の模様付き床材の最も基本的
な実施形態を示す断面図であって、裏面層1と表面層2
が積層一体化され、裏面層1の上面又は表面層2の下面
に模様3が形成された二層構造のタイル状の模様付き床
材(床タイル)を示している。
【0012】裏面層1はオレフィン系樹脂に無機質充填
材とロジンを均一に含有させた層であり、その好ましい
厚みは0.1〜5mm程度であるが、特に限定されるも
のではない。
【0013】裏面層1のオレフィン系樹脂の占める割合
は15〜50重量%程度であることが望ましく、15重
量%未満では裏面層1が脆くなり、接着強度が低下す
る。一方、50重量%を越えると、樹脂分が多すぎるた
め成形時に裏面層1が収縮し、床材に反りを生じる恐れ
が出てくる。
【0014】裏面層1のオレフィン系樹脂としては、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエ
チレン等が使用されるが、これらの中ではエチレン−酢
酸ビニル共重合体が好ましく、特に35〜75重量%の
酢酸ビニルを含むエチレン−酢酸ビニル共重合体は、そ
れ単独で又は他のオレフィン系樹脂と混合して極めて好
適に使用される。このようなエチレン−酢酸ビニル共重
合体を基材樹脂とする裏面層1は柔軟性があり、極性を
有する酢酸ビニルが多く、共重合体の分子長が適当で接
着剤との相溶性に富むため、ポリ塩化ビニル等と同等も
しくはそれ以上の接着強度を得ることができる。酢酸ビ
ニルが35重量%未満の共重合体は、柔軟性や接着性が
今一歩であり、酢酸ビニルが75重量%より多い共重合
体は、耐水性や耐アルカリ性が良くないのであまり好ま
しくない。
【0015】上記のエチレン−酢酸ビニル共重合体を他
のオレフィン系樹脂と混合して使用する場合は、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体の混合比率を30重量%以上と
することが望ましい。混合比率が30重量%未満では裏
面層1が硬く脆くなり、接着性が低下するという不都合
を生じる。
【0016】裏面層1に含有させる無機質充填材の種類
は特に限定されないが、炭酸カルシウムや水酸化アルミ
ニウムの粉末が適しており、特に10μm以下の平均粒
径を有する混練性の良い微粉末が好適に使用される。水
酸化アルミニウム粉末は熱分解によって水を放出する優
れた難燃剤であるから、これを炭酸カルシウム粉末と混
合して裏面層1に含有させると、裏面層1の難燃性が向
上する。
【0017】裏面層1の無機質充填材の含有率は50〜
85重量%の範囲内とすることが望ましい。無機質充填
材の含有率は接着強度と相関性があり、裏面層1が脆弱
化しなければ、含有率が高くなるほど裏面層2の接着強
度が向上する傾向がある。無機質充填材の含有率が50
重量%未満では裏面層1の接着強度が充分とは言い難
く、また樹脂分が多すぎるため成形時に裏面層1が収縮
して床材に反りを生じる恐れもでてくる。しかし、無機
質充填材の含有率があまり高すぎると、裏面層1が脆弱
化するため接着強度は逆に低下するようになる。
【0018】そこで、この裏面層1には、特徴的な成分
として前記のロジンを含有させている。このロジンはエ
チレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィン系樹脂と
の相溶性が良く、無機質充填材との密着性にも優れるた
め、無機質充填材を裏面層1にしっかり保持して裏面層
1の脆弱化を抑制する補強剤として働くものであり、こ
のロジンがないと裏面層1の接着強度も機械的強度も大
幅に向上させることが困難になる。この模様付き床材
は、かかるロジンを裏面層1に含有させてあるため、そ
の補強作用によって裏面層1の機械的強度が向上し、無
機質充填材を上記のように85重量%まで含有させても
裏面層1の脆弱化を抑制することが可能となって、接着
強度を大幅に向上させることができたものである。
【0019】ロジンの含有率は1〜10重量%程度が適
当であり、1重量%未満では裏面層1の脆弱化を充分に
抑制し難いため、接着力を実質的に向上させることが困
難となる。一方、10重量%より多量に含有させても、
接着力の向上が一定の限度以上には認められず、かえっ
て抗張力の低下や色相の不安定化など他の物性に悪影響
を与えることになる。
【0020】この模様付き床材の表面層2はオレフィン
系樹脂より成る透明な層であり、その好ましい厚みは
1.0〜5.0mm程度であるが、特に限定されるもの
ではない。
【0021】表面層2のオレフィン系樹脂としては、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエ
チレン等が使用され、好ましくはポリプロピレンとエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を7:3〜4:6の重量比で
混合したものが使用される。ポリプロピレンの混合比が
上記の範囲を上回ると、表面層2が硬く脆くなり、逆に
上記の範囲を下回ると、表面層2が柔軟になって耐へこ
み性や耐摩耗性の低下を招く恐れが出てくる。
【0022】特に、1〜10メルトインデックスを有す
るポリプロピレンと、35重量%以下の酢酸ビニルを含
むエチレン−酢酸ビニル共重合体を上記の混合比で混合
したものは、表面層2の樹脂として極めて好適である。
前者のポリプロピレンは、硬度や衝撃強度と伸び等との
性質のバランスが良く、後者のエチレン−酢酸ビニル共
重合体は、結晶化度が低く加工性や寸法安定性が良いた
め、これらの混合樹脂を使用すると、床材に極めて適合
した物性の表面層2を形成することができる。
【0023】この表面層2には、ワックスを1〜10重
量%含有させることが望ましい。ワックスとしては、低
分子量ポリエチレン、脂環式飽和炭化水素、石油樹脂の
いずれか単独又は2種以上の混合物が好適に使用され
る。
【0024】このようにワックスを表面層2に含有させ
ると、ワックスが分散状態で表面に露出するため艶のあ
る表面光沢が得られ、歩行等によって表面光沢が低下し
ても、バフマシンで磨くたびに表面が僅かに磨耗してワ
ックスの分散した新しい研磨面が露出するので、艶のあ
る表面光沢を復元させることができる。そして、ワック
スの潤滑性により、表面層2の耐傷性、耐汚染性、耐磨
耗性なども向上する。従って、ワックスを表面層2に含
有させた模様付き床材は、ドライメンテナンス性が抜群
で、短期間のうちに表面層2が磨滅することがなく、光
沢のある透明な表面層2を通して内部の模様3を視認で
きるので、模様3の美しさが損なわれたり模様3が消え
たりする心配はなく、長期間にわたって美感を維持する
ことができる。
【0025】ワックスの含有率は、上記のように1〜1
0重量%の範囲内とするのが望ましく、1重量%未満の
場合は、表面層2をバフマシンで磨いても表面光沢が顕
著に向上せず、耐傷性、耐汚染性、耐磨耗性等の向上も
殆ど見られない。一方、10重量%を上回る場合は、耐
汚染性が再び低下し、力学的性質や耐熱及び耐候性も低
下するようになるので、やはり満足な床材を得ることが
困難となる。ワックスのより好ましい含有率は1〜7重
量%の範囲である。
【0026】この表面層2には、必要に応じて過酸化系
の架橋剤、ビスアマイド等の滑剤、フェノール系の酸化
防止剤、ベンゾフェノン系の光安定剤など、各種の添加
剤を含有させてもよく、また、前述の裏面層1にも同様
の添加剤や顔料等の着色剤を含有させてもよい。添加剤
や着色剤の含有率は多くても1重量%迄であり、通常は
0.5重量%以下である。
【0027】模様3は、例えば印刷用インキを用いて印
刷するか、模様転写用フィルムを用いて転写することに
より、裏面層1の上面又は表面層2の下面に形成される
ものである。床材に好ましい模様3は、大理石、御影
石、その他の天然石調の模様であるが、これに限定され
るものではなく、梨地模様や幾何学模様など床材に適し
た所望の模様を形成すればよいことは言うまでもない。
【0028】以上のような構成の模様付き床材は、種々
の方法によって製造することができる。その一例を説明
すると次の通りであるが、これに限定されるものではな
い。
【0029】まず、既述したオレフィン系樹脂に無機質
充填材とロジンと必要に応じて添加剤とを既述した配合
比率(含有率)で配合し、押出機でシーティングして、
裏面層1となるシートをつくり、このシートの上面に模
様3を印刷又は転写する。一方、既述したオレフィン系
樹脂にワックスと必要に応じて添加剤とを既述した配合
比率(含有率)で配合し、押出機で造粒して表面層形成
用の粉粒体を得る。そして、この粉粒体をシートの上に
積層して加熱によりゲル化させ、加圧ロール等で加圧し
て表面層を一体に積層すると、二層構造の模様付き床材
を得ることができる。
【0030】図2は本発明の他の実施形態を示す断面図
であって、この模様付き床材は、裏面層1と中間層4と
表面層2がこの順で積層一体化され、中間層4の上面又
は表面層2の下面に模様3が形成されたものである。
【0031】中間層4はオレフィン系樹脂に無機質充填
材を含有させたもので、必要に応じて前述の各種の添加
剤や着色剤を1重量%以下(通常は0.5重量%以下)
の割合で含有させてもよい。中間層4のオレフィン系樹
脂としては、前述した裏面層1や表面層2のオレフィン
系樹脂と同様のものが使用され、無機質充填材も前述し
た裏面層1の無機質充填材と同様のものが使用される。
【0032】中間層4の無機質充填材の含有率は、前述
した裏面層1の無機質充填材の含有率と同様にしてもよ
いが、この中間層4にはロジンが含まれないので、含有
率の上限を80重量%程度まで下げて中間層の脆弱化を
防止することが望ましい。
【0033】中間層4の好ましい厚みは1〜5mm程度
であるが、特に限定されるものではない。また、このよ
うな中間層4を設けた床材では、裏面層2を厚く形成す
る必要がないので、裏面層2の厚さについては、接着性
を向上させるために必要な最小限の厚さ(0.1〜0.
5mm程度)とすればよい。
【0034】尚、裏面層1や表面層2の構成は前述した
模様付き床材のものと同様であり、模様3も同様である
ので、説明を省略する。
【0035】このような模様付き床材も、前述した模様
付き床材と同様に接着性が良く、バフマシンによるドラ
イメンテナンス性が抜群で表面光沢があり、模様3の美
しさを長期間に亘って維持することができる。
【0036】図3は本発明の更に他の実施形態を示す断
面図であって、この模様付き床材は裏面層1と、片面に
模様3を形成した樹脂フィルム5と、表面層2をこの順
で積層一体化したものである。
【0037】樹脂フィルム5としては、片面に天然石調
の模様3やその他の模様を印刷したオレフィン系の樹脂
フィルム、例えばポリプロピレンフィルムやポリエチレ
ンフィルムなどが好適に使用される。このようなオレフ
ィン系樹脂フィルムを使用すると、裏面層1及び表面層
2に対して強固に接合するので、裏面層1と表面層2の
剥離を防止することができる。また、裏面層1や表面層
2のオレフィン系樹脂との相溶性に富むオレフィン系樹
脂以外の樹脂フィルム、例えばポリエステル系の樹脂フ
ィルム等も使用することができる。
【0038】この模様付き床材の裏面層1や表面層2
は、前述した図1の模様付き床材のものと同様であるの
で、説明を省略する。
【0039】図4は本発明のもう一つの実施形態を示す
断面図であって、この模様付き床材は、裏面層1と、中
間層4と、片面に模様3を形成した樹脂フィルム5と、
表面層2をこの順で積層一体化したものである。
【0040】この模様付き床材の裏面層1、中間層4、
表面層2は前述した図2の模様付き床材のものと同様で
あり、また、片面に模様3を形成した樹脂フィルム5も
前述の図3の模様付き床材のものと同様であるので、説
明を省略する。
【0041】これら図3及び図4に示す模様付き床材
も、図1及び図2に示す模様付き床材と同様に接着性が
良く、バフマシンによるドライメンテナンス性が抜群で
表面光沢があり、模様3の美しさを長期間に亘って維持
することができる。
【0042】
【実施例】次に、本発明の模様入り床材の更に具体的な
実施例と比較例を説明する。
【0043】[実施例1]ポリプロピレン(メルトイン
デックス:10)を11重量%、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(酢酸ビニル50重量%含有、メルトインデッ
クス20)を13.4重量%、炭酸カルシウム粉末(平
均粒径3μm)を73.1重量%、ロジンを2.4重量
%、酸化防止剤と光安定剤と顔料を0.1重量%配合し
て押出機でシーティングし、厚さ2mmの裏面層となる
シートを得た。そして、このシートの上面に大理石調の
模様を転写した。
【0044】一方、上記のポリプロピレンを14重量
%、エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル15重
量%含有、メルトインデックス:7)を14重量%、ワ
ックスとして脂環式飽和炭化水素樹脂(荒川化学(株)
製のアルコンP−140)を1.7重量%、熱安定剤及
び光安定剤を0.3重量%配合して押出機で造粒し、表
面層形成用の粉粒体(平均粒径:約0.5mm)を得
た。
【0045】この粉粒体を上記シートの上に積層し、加
熱、加圧して厚さ1mmの透明な表面層を形成したの
ち、これを切断して450×450mmのタイル状の模
様付き床材を作製した。
【0046】この床材のドライメンテナンス性の良否を
判定するために、高速バフマシン(アマノ(株)製のク
リーンスターD−430)を用いて、床材の表面を15
秒間磨いたとき、20秒間磨いたとき、30秒間磨いた
ときの、それぞれの表面層の光沢、磨耗、膨れの有無を
調べた。その結果を下記の表1に示す。
【0047】更に、高速バフマシンによる20秒間の研
磨を1回行ったとき、2回行ったとき、3回行ったとき
の、それぞれの表面層の光沢、磨耗、膨れの有無を調べ
た。その結果を下記の表2に示す。尚、光沢はJIS
K 7105(光沢度測定)の方法によって測定したも
のであり、磨耗、膨れの有無は肉眼で観察したものであ
る。
【0048】また、この床材の耐傷性を調べるために、
厚さ0.5mmのステンレス鋼板のエッジ部を使用し、
1回目2.5kgf、2回目5.0kgf、3回目10
kgfの荷重をかけて引掻き傷を付ける耐傷性試験を行
い、その引掻き傷の深さを測定すると共に、JIS L
1021に準拠して耐汚染性試験を行った。その結果
を下記の表3に示す。
【0049】[実施例2]ワックスとして低分子量ポリ
エチレン(三井石油化学(株)製の三井ハイワックス)
を使用した以外は実施例1と同様にして、表面層形成用
の粉粒体を得た。そして、実施例1で得た裏面層シート
の上に、大理石調の模様を片面に印刷したポリプロピレ
ンフィルム(厚さ50μm)と上記の粉粒体を積層し、
加熱、加圧して厚さ1mmの透明な表面層を形成したの
ち、これを切断して450×450mmのタイル状の模
様付き床材を作製した。
【0050】この床材について、実施例1と同様の高速
バフマシンによる研磨試験、耐傷性試験、耐汚染性試験
を行った。その結果を下記の表1、表2、表3に示す。
【0051】[実施例3]ワックスとして石油樹脂(三
井石油化学(株)製のハイレッツ)を使用した以外は実
施例1と同様にして、表面層形成用の粉粒体を得た。
【0052】一方、ポリプロピレン(メルトインデック
ス:10)を14重量%、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(酢酸ビニル15重量%含有、メルトインデックス
7)を14重量%、炭酸カルシウム粉末(平均粒径3μ
m)を70重量%、酸化防止剤と光安定剤と顔料を0.
1重量%配合し、これを実施例1の裏面層シートと共に
二層共押出してシーティングし、厚さ2mmの積層シー
トを得た。そして、この積層シートの上面に大理石調の
模様を転写した。
【0053】この積層シートの上に上記の粉粒体を積層
し、加熱、加圧して厚さ3mmの透明な表面層を形成し
た後、これを切断して450×450mmのタイル状の
模様付き床材を作製した。
【0054】この模様付き床材について実施例1と同様
の高速バフマシンによる研磨試験、耐傷性試験、耐汚染
性試験を行った結果を下記の表1、表2、表3に示す。
【0055】[実施例4]高密度ポリエチレン(メルト
インデックス:7)を14重量%、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(酢酸ビニル15重量%含有、メルトインデ
ックス:7)を14重量%、ワックスとして実施例2で
用いた低分子量ポリエチレンを3.5重量%、熱安定剤
及び光安定剤を0.3重量%配合して押出機で造粒し、
表面層形成用の粉粒体(平均粒径:約0.5mm)を得
た。
【0056】そして、実施例3で得た積層シートの上
に、実施例2で用いた大理石調の模様入りポリプロピレ
ンフィルムと上記の粉粒体を積層し、加熱、加圧して厚
さ1mmの透明な表面層を形成したのち、これを切断し
て450×450mmのタイル状の模様付き床材を作製
した。
【0057】この模様付き床材について実施例1と同様
の高速バフマシンによる研磨試験、耐傷性試験、耐汚染
性試験を行った結果を下記の表1、表2、表3に示す。
【0058】[実施例5]ワックスを配合しない表面層
形成用の粉粒体(ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、添加物の割合は実施例1と同じもの)を造
粒し、実施例1の粉粒体に代えて、このワックス無配合
の粉粒体を使用した以外は実施例1と同様にして、タイ
ル状の模様付き床材を作製した。
【0059】この模様付き床材について実施例1と同様
の高速バフマシンによる研磨試験、耐傷性試験、耐汚染
性試験を行った結果を下記の表1、表2、表3に示す。
【0060】[比較例1]塩化ビニル樹脂製の床材につ
いて、実施例1と同様の高速バフマシンによる研磨試
験、耐傷性試験、耐汚染性試験を行った。その結果を下
記の表1、表2、表3に示す。
【0061】[比較例2]ワックスとして、実施例2で
使用した低分子量ポリエチレンを12重量%となるよう
に配合した以外は実施例1と同様にしてタイル状の床材
を作製し、実施例1と同様の高速バフマシンによる研磨
試験、耐傷性試験、耐汚染性試験を行った。その結果を
下記の表1、表2、表3に示す。
【0062】
【表1】
【表2】
【表3】
【0063】上記の表1、表2、表3から判るように、
表面層にワックスを1〜10重量%の範囲内で含有させ
た実施例1〜4の模様入り床材は、高速バフマシンによ
る研磨時間が長くなるほど、また、研磨を繰り返す回数
が多くなるほど、表面層の光沢が顕著に向上し、いずれ
も表面層の磨耗が目立たず、膨れを生じることもない。
そして、耐傷性試験の引掻き傷の深さが小さく、耐汚染
性試験の結果も良好である。従って、実施例1〜4の模
様入り床材は、高速バフマシンによるドライメンテナン
ス性が極めて良好で優れた光沢を保持し、表面層の磨
耗、損傷、汚染などによって短期間のうちに模様の美し
さが損なわれたり、模様が消失する心配がなく、長期間
に亘って優れた装飾性を維持することができる。また、
表面層にワックスを含まない実施例5の床材も、高速バ
フマシンによる研磨時間が長くなるほど、また、研磨を
繰り返す回数が多くなるほど、表面層の光沢が少しづつ
増加し、磨耗が少なく、膨れを生じることもないので、
実施例1〜4の床材よりは劣るが模様の美しさを充分維
持することができる。
【0064】これに対し、比較例1の塩化ビニル樹脂製
の床材は、本発明の床材とほぼ同等の耐傷性や耐汚染性
を有するが、高速バフマシンによる研磨時間が長くなる
ほど、また、研磨を繰り返す回数が多くなるほど、表面
光沢が顕著に低下し、磨耗、膨れ等が大きくなる。従っ
て、塩化ビニル樹脂製の床材はドライメンテナンスに適
さないものであり、表面光沢の低下や磨耗などによって
比較的短期間のうちに模様の美しさが損なわれたり、模
様が消失する恐れのあることが判る。
【0065】また、ワックスを表面層に10重量%以上
含有させた比較例2の模様付き床材は、表1,2に示す
ように表面光沢の増加は大きいが、表3に示すように耐
汚染性が低下する。このことから、ワックスの好ましい
含有率は10重量%以下であることが判る。
【0066】[実施例6〜13]下記表4の実施例6〜
13に示した組成を有する厚さ2mmのシート(裏面層
となるシート)を押出機でそれぞれ作製した。そして、
このシートの上に、実施例2で使用した模様入りポリプ
ロピレンフィルムと、実施例1で造粒した表面層形成用
の粉粒体を積層し、加熱、加圧して厚さ1mmの透明な
表面層を形成したのち、これを切断して450×450
mmのタイル状の模様付き床材を得た。
【0067】得られた実施例6〜13の各床材につい
て、JIS K 6854の試験方法に基づいて接着性
試験を行い、接着性の良否を評価した。その結果を下記
の表4に示す。
【0068】尚、表4において、「EVA(VA:60
重量%)」は酢酸ビニルを60重量%含んだエチレン−
酢酸ビニル共重合体であり、「EVA(VA:20重量
%)」は酢酸ビニルを20重量%含んだエチレン−酢酸
ビニル共重合体であり、「ポリプロピレン」はメルトイ
ンデックスが10のポリプロピレンであり、「添加剤」
は熱安定剤である。
【0069】また、表4の接着性の評価は、市販の床用
接着剤の殆ど全てに対して床材として必要な強度を有す
るものを「特に良好」とし、市販の一部の床用接着剤に
対しては床材として必要な強度を有しないものを「良
好」とし、市販の一部の床用接着剤に対しては床材とし
て必要な強度を有さず、しかもその安全率が低いものを
「やや良好」とし、市販の一部の床用接着剤に対しての
み床材として必要な強度を有するものを「やや不良」と
し、市販の床用接着剤の殆ど全てに対して床材として必
要な強度を有しないものを「不良」として評価した。
【0070】[比較例3]下記表4の比較例3に示した
組成を有する厚さ2mmのロジン無配合のシートを押出
機で作製した。そして、実施例6〜13のシートに代え
てこのロジン無配合をシートを用いた以外は実施例6〜
13と同様にして450×450mmのタイル状の模様
付き床材を得た。
【0071】得られた比較例3の床材について実施例6
〜13と同様に接着性試験を行い、接着性の良否を評価
した。その結果を表4に示す。
【0072】
【表4】
【0073】この表4を見ると、裏面層のオレフィン系
樹脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体又は該重合体
とポリプロピレンとの混合樹脂を使用し、これに無機質
充填材(炭酸カルシウム粉末)とロジンを含有させた実
施例6〜13の床材は、いずれも接着性試験による評価
が「特に良好」、「良好」又は「やや良好」であるのに
対し、ロジンを含まない比較例3の床材は評価が「不
良」であり、ロジンが接着性の向上に大きく寄与してい
ることが判る。
【0074】次に、実施例6,7,12,13の床材と
実施例8,9の床材を対比すると、炭酸カルシウム粉末
を50〜85重量%の範囲内で含有する実施例6,7,
12,13の床材は評価が「特に良好」であるのに対
し、炭酸カルシウム粉末の含有率が40重量%と少ない
実施例8の床材や、炭酸カルシウム粉末の含有率が90
重量%と多い実施例9の床材は、判定が「良好」であ
る。このことから、より優れた接着性を得るためには、
炭酸カルシウム等の無機質充填材の含有率を上記の範囲
に設定すればよいことが判る。
【0075】また、実施例7,13の床材と実施例10
の床材は、いずれも裏面層の樹脂としてエチレン−酢酸
ビニル共重合体とポリプロピレンとの混合樹脂を用いた
ものであるが、エチレン−酢酸ビニル共重合体の混合比
率を3割以上にした実施例7,12の床材は、評価が
「特に良好」であるのに対し、エチレン−酢酸ビニル共
重合体の混合比率が約2割と少ない実施例10の床材
は、評価が「良好」である。このことから、裏面層の樹
脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体とポリプロピレ
ンとの混合樹脂を用いる場合は、共重合体の混合比率を
3割以上にすることが接着性を向上させる上で有利であ
ることが判る。
【0076】更に、実施例7,13と実施例11の床材
を対比すると、酢酸ビニルを35重量%以上含むエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体とポリプロピレンとの混合樹脂
を用いた実施例7,13の床材は、評価が「特に良好」
であるのに対し、酢酸ビニルを20重量%含む共重合体
とポリプロピレンとの混合樹脂を用いた実施例11の床
材は、評価が「やや良好」である。そして、酢酸ビニル
を35重量%以上含むエチレン−酢酸ビニル共重合体を
単独で用いた実施例6,12の床材も、評価が「特に良
好」である。このことから、接着性を顕著に向上させる
ためには、裏面層の樹脂として、酢酸ビニル含有率が3
5重量%以上と高いエチレンー酢酸ビニル共重合体を単
独で、又は他のオレフィン系樹脂と混合して使用すれば
よいことが判る。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の模様付き床材は、オレフィン系樹脂を基材樹脂とする
床材であるにもかかわらず優れた接着性を有するため、
プライマー処理をしなくても市販の各種接着剤を用いて
床地面に強固に接着することができ、しかも、ドライメ
ンテナンス性が良好で表面層の光沢の低下、磨耗、損
傷、膨れなどを生じないため、短期間のうちに模様の美
しさが損なわれたり模様が消失したりすることがなく、
長期間にわたって優れた装飾性と美感を維持することが
できるといった顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の模様付き床材の一実施形態を示す断面
図である。
【図2】本発明の模様付き床材の他の実施形態を示す断
面図である。
【図3】本発明の模様付き床材の更に他の実施形態を示
す断面図である。
【図4】本発明の模様付き床材のもう一つの実施形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 裏面層 2 表面層 3 模様 4 中間層 5 樹脂フィルム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−224842(JP,A) 特開 昭45−19781(JP,A) 特開 昭63−235583(JP,A) 特表 平4−504384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/10 104 B32B 1/00 - 35/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系樹脂に無機質充填材とロジ
    ンを含有させた裏面層と、オレフィン系樹脂にワックス
    を含有させた透明な表面層を積層一体化して成る床材で
    あって、表面層のオレフィン系樹脂は、1〜10メルト
    インデックスのポリプロピレンと、35重量%以下の酢
    酸ビニルを含むエチレン−酢酸ビニル共重合体とを7:
    3〜4:6の重量比で混合したものであり、裏面層の上
    面又は表面層の下面に模様を形成したことを特徴とする
    模様付き床材。
  2. 【請求項2】 オレフィン系樹脂に無機質充填材とロジ
    ンを含有させた裏面層と、オレフィン系樹脂に無機質充
    填材を含有させた中間層と、オレフィン系樹脂にワック
    スを含有させた透明な表面層を、この順で積層一体化し
    て成る床材であって、表面層のオレフィン系樹脂は、1
    〜10メルトインデックスのポリプロピレンと、35重
    量%以下の酢酸ビニルを含むエチレン−酢酸ビニル共重
    合体とを7:3〜4:6の重量比で混合したものであ
    り、中間層の上面又は表面層の下面に模様を形成したこ
    とを特徴とする模様付き床材。
  3. 【請求項3】 オレフィン系樹脂に無機質充填材とロジ
    ンを含有させた裏面層と、片面に模様を形成した樹脂フ
    ィルムと、オレフィン系樹脂にワックスを含有させた透
    明な表面層を、この順で積層一体化して成る床材であっ
    て、表面層のオレフィン系樹脂は、1〜10メルトイン
    デックスのポリプロピレンと、35重量%以下の酢酸ビ
    ニルを含むエチレン−酢酸ビニル共重合体とを7:3〜
    4:6の重量比で混合したものであることを特徴とする
    模様付き床材。
  4. 【請求項4】 オレフィン系樹脂に無機質充填材とロジ
    ンを含有させた裏面層と、オレフィン系樹脂に無機質充
    填材を含有させた中間層と、片面に模様を形成した樹脂
    フィルムと、オレフィン系樹脂にワックスを含有させた
    透明な表面層を、この順で積層一体化して成る床材であ
    って、表面層のオレフィン系樹脂は、1〜10メルトイ
    ンデックスのポリプロピレンと、35重量%以下の酢酸
    ビニルを含むエチレン−酢酸ビニル共重合体とを7:3
    〜4:6の重量比で混合したものであることを特徴とす
    る模様付き床材。
  5. 【請求項5】 表面層のワックス含有率が1〜10重量
    %であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
    ずれかに記載の模様付き床材。
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