JP3370374B2 - 吸着用活性炭およびその用途 - Google Patents
吸着用活性炭およびその用途Info
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Description
除去に有用な新規な活性炭とその用途に関する。さらに
詳しくは、コンテナ、自動車、病院、老人ホーム、会議
室、事務所、家庭、ホテル、飲食店、カラオケボック
ス、動物飼育室、ペットショップ、冷蔵庫、冷蔵室、ゲ
タ箱、押入れ、物置、食器棚、ごみ箱、汚物を取扱う部
屋、トイレ、産業排気ガスなどから発生する臭気成分や
有害物質の吸着除去に利用できる活性炭、この活性炭を
用いたガス処理装置およびガス処理方法に関する。特
に、本発明の活性炭は、トイレや冷蔵庫などの脱臭用ガ
ス処理装置およびガス処理方法に利用するのに有用であ
る。
め、粒状活性炭、繊維状活性炭などの充填層に臭気成分
や有害物質を含むガスを流通する方法および装置が知ら
れている。このガスには、硫化水素、メルカプタン類、
スルフィッド類などのイオウ含有化合物、アンモニア、
アミン類などの窒素化合物、アルデヒド類、カルボン酸
類、炭化水素類などの種々の臭気成分や有害物質が含ま
れている。
気中に極低濃度で存在し、前記活性炭単独では、全ての
臭気成分や有害物質を選択的に吸着除去できず、除去速
度および除去容量も非常に小さい。そのため、臭気成分
や有害物質を吸着除去するためには多量の活性炭を必要
とする。また、活性炭充填層の通気抵抗が大きいため、
臭気成分や有害物質を円滑に除去できず、送風手段によ
る通気のための電気代も増大する。さらに劣化した活性
炭の交換も厄介である。
去するため、活性炭に薬品を担持させることが行なわれ
ている。例えば、酸担持活性炭に関して、特開昭59−
151963号公報には、クエン酸又はクエン酸のアル
カリ金属塩を担持した活性炭が開示されている。特開昭
59−227704号公報には、リン酸系化合物を1〜
20重量%担持した活性炭が提案されている。さらに、
特開昭61−172561号公報には、活性炭50〜9
3重量%、固体酸5〜30重量%および有機結合剤2〜
20重量%を含有する成形体からなるハニカム状などの
脱臭剤が開示されている。
硫化水素、メルカプタン類などの硫黄含有化合物に対す
る吸着能が小さい。
性炭ハニカムに、酸、アルカリや、ハロゲン化鉄などの
弱酸性薬品を担持した薬品担持活性炭ハニカムが提案さ
れている。また、特開昭52−63882号公報には、
酸又はアルカリを0.1〜20重量%添着した活性炭が
記載されている。これらでは、硫酸などの酸性薬品の担
持により、アンモニアを除去でき、アルカリ性薬品の担
持により、硫化水素などを除去できる。
性炭に同時に担持させると塩が生成し、酸及びアルカリ
の機能が発揮されず、窒素含有化合物および硫黄含有化
合物の双方に対する吸着能が著しく低下する。そのた
め、酸担持活性炭とアルカリ担持活性炭とを個別に用い
る必要がある。さらに、硫化水素などのイオウ含有化合
物を除去するためアルカリ性薬品を担持させると、引火
点が低下し、実用上難点がある。一方、難燃剤を添加す
ると、単位比表面積当りの吸着量が減少し吸着効率が低
下する。
例えば、英国特許1090306号明細書にはヨウ素や
ヨウ化アンモニウムを担持した活性炭が記載され、特公
昭62−9377号公報には、ヨウ素の酸化物及び/又
はヨウ素のオキソ酸を活性炭に担持させた脱臭剤が開示
されている。
アンモニア、アミン類に対する除去能が小さく、複数種
の臭気成分が混在する通常のガスは脱臭できない。
ムでも、担持された薬品の種類により吸着除去できる臭
気成分や有害物質が限定され、多数の臭気成分や有害物
質を含む被処理ガスを、1つの活性炭で同時に効率よ
く、しかも長期に亘り吸着除去するのが困難である。
とを担持した活性炭も公知である。特開昭50−131
847号公報(特公昭57−2368号公報)には、ヨ
ウ素又はヨウ素化合物と、ホウ酸又はリン酸とを担持し
た活性炭が提案されている。この活性炭には、活性炭1
00g当り0.2〜4g(0.06〜1.22mg当量
/1g活性炭)のリン酸を担持させている。
メルカプタンなどのイオウ化合物の除去、ヨウ素類を担
持した活性炭の再生、および再生処理によるヨウ素やヨ
ウ素化合物の脱落防止を目的とするものであり、複数の
臭気成分を同時に除去することを目的としていない。事
実、前記特定量のリン酸を同時に担持させると、ヨウ素
又はヨウ素化合物による吸着能力が短時間内に著しく低
下する。しかも、リン酸を担持しているにも拘らず、ア
ンモニアやアミン類などの窒素含有化合物を長期に亘り
吸着除去できない。このように、リン酸の担持により、
ヨウ素やヨウ素化合物による吸着能力が低下すること
は、当業者間の常識となっている。そのため、リン酸の
担持量は、ヨウ素やヨウ素化合物の脱落防止及び活性炭
を再生可能とするために必要な量しか検討されておら
ず、それ以上のリン酸の量は何ら考慮されていない。
去するための活性炭として、唯一、特開昭61−681
36号公報においてのみ、活性炭に、硫酸とヨウ素のオ
キソ酸とを担持させた吸着剤が開示されている。
して発火点が著しく低い。加えて、この吸着剤では、ヨ
ウ素のオキソ酸がヨウ化水素として活性炭から脱離し、
吸着能が早期に低下する。さらに、吸着剤の乾燥時に臭
気が発生したり、使用時に刺激臭が発生するだけでな
く、吸着剤を収容する容器を腐蝕する虞がある。そのた
め、このような吸着剤を日常生活品へ応用することは極
めて困難である。
ヨウ素のオキソ酸と、リン酸が属する無機酸の硫酸を担
持させているので、ヨウ素化合物とリン酸とを担持させ
た前記活性炭と同様に、硫化水素、メチルメルカプタン
などのイオウ含有化合物に対する吸着除去能が高いと予
想される。しかし、この吸着剤は、予想に反して、イオ
ウ含有化合物に対する吸着能力が小さく、しかも短時間
内に著しく低下する。
同時に添着すると、一方の薬品が他方の薬品による除去
能を低下させる。そのため、異なる種類の薬品を同時に
添着して、多種類の臭気成分や有害物質を長期に亘り吸
着除去することは、通常、困難である。
は、被処理ガス中の多数の臭気成分や有害物質を効率よ
く長期に亘り除去できる吸着用活性炭を提供することに
ある。
の臭気成分や有害物質を効率よく長期に亘り円滑に除去
できると共に、通気抵抗が小さく、交換が容易な吸着用
活性炭を提供することにある。
れた特性を有する吸着用活性炭を用いたガス処理装置お
よびガス処理方法を提供することにある。
鎖系空間であっても、長期に亘り効率よく処理できるガ
ス処理装置およびガス処理方法を提供することにある。
意検討した結果、ヨウ素化合物と無機酸を担持した活性
炭において、(1)ヨウ素化合物と組合せる成分とし
て、数ある無機酸のなかでリン酸が極めて優れているこ
と、(2)アルカリ金属のヨウ化物とリン酸とを単に担
持しただけでは複数種の臭気成分や有害成分に対する吸
着除去能力が小さいのに対して、該ヨウ化物およびリン
酸をそれぞれ特定量均一に担持させたときに、複数種の
成分に対して高い吸着除去能を長期に亘り維持できると
いう顕著な効果が得られること、(3)ハニカム状の活
性炭においても、前記ヨウ化物とリン酸との均一な担持
が可能であること、および(4)特にハニカム形状の活
性炭は、粒状炭よりも取扱いが容易で、日常生活品への
応用が可能であることを知見し、本発明を完成した。
ウ素として0.015〜1.5mg原子のアルカリ金属
のヨウ化物と、1.4〜7.0mg当量のリン酸とが均
一に担持されている吸着用活性炭を提供する。前記活性
炭はハニカム形状であってもよい。
口に至るガス流路内に、前記吸着用活性炭と、被処理ガ
スをガス導入口からガス排出口へ流通させる送風手段と
を備えたガス処理装置を提供する。
担持活性炭などの活性炭と組合せてガス流路内に配置し
てもよい。吸着用活性炭はガス導入口側に、送風手段は
ガス排出口側に配置されていてもよい。
る。また、送風手段を駆動させるための駆動手段の動力
源が乾電池である場合には、電源のとりにくい閉鎖系空
間内のガスを処理することができる。
活性炭に接触させるガス処理方法を提供する。この方法
は、臭気成分、例えば、イオウ含有化合物、窒素含有化
合物および有機カルボン酸類などから選ばれた少なくと
も一種の成分を含有する被処理ガスを脱臭したり、閉鎖
系空間内のガスを処理する上で有用である。被処理ガス
がさらに芳香族炭化水素類、アルデヒド類などを含有す
る場合、前記吸着用活性炭と薬品無担持活性炭などの活
性炭とを組合せて用い、処理してもよい。薬品無担持活
性炭などの活性炭は、吸着用活性炭の上流側に配設して
もよい。
は、活性炭の形態に応じて、協働して機能する態様で活
性炭に共存して担持されていればよい。特に、それぞれ
が均一に担持されているのが重要である。すなわち、活
性炭が粉粒状炭の集合物である場合、粉粒状炭にアルカ
リ金属のヨウ化物とリン酸とが一緒に均一に担持されて
いればよい。また、活性炭が例えばハニカム状などの成
形品である場合も、アルカリ金属のヨウ化物とリン酸と
が成形品に均一に担持されていればよい。
効成分がさらに担持されていてもよい。前記有効成分に
は、例えば、プラチナや臭素などが含まれる。さらに
は、他の吸着剤などと組合せて、本発明の吸着用活性炭
を用いてもよい。
は、オルトリン酸に限らず、縮合リン酸、メタリン酸、
ピロリン酸なども含む意味に用いる。
持される活性炭の種類は、特に限定されず、例えば、木
炭、コークス、ヤシガラ、天然繊維、ポリアクリロニト
リル、レーヨン、フェノール樹脂などの合成樹脂、ピッ
チなどを原料として用い、慣用の方法で得られた活性炭
が使用できる。また、活性炭の形態は、例えば、粉末
状、顆粒状、ペレット状、マカロニ状、繊維状、ハニカ
ム状などのいずれであってもよい。活性炭のうち、ペレ
ット状、繊維状、ハニカム状活性炭が好ましく、特に、
ハニカム状活性炭は、圧力損失が小さく、被処理ガスと
の接触表面積が大きいので好ましい。
どを含有していてもよい。活性炭としては、活性炭含量
が約30重量%以上のものであれば使用できる。
00〜4000m2 /g、好ましくは400〜3500
m2 /g、特に好ましくは500〜3000m2 /gで
ある。ハニカム状活性炭のBET比表面積は、通常、3
00〜3000m2 /g、好ましくは400〜2500
m2 /g程度である。このような比表面積を有する活性
炭を用いると、吸着能を高めることができる。
性炭ハニカムのセル数は10〜1500個/inch2 、好
ましくは20〜1000個/inch2 、さらに好ましくは
25〜750個/inch2 程度である。このようなセル数
を有する活性炭ハニカムを用いると、吸着能を低下させ
ることなく通気抵抗を小さくできる。活性炭ハニカムは
1個のハニカムで形成されていてもよく、複数個のハニ
カムで形成されていてもよい。複数個のハニカムは、必
要に応じて厚み方向とともに、縦及び/又は横方向に配
置してもよい。活性炭ハニカムの厚みは、吸着除去効率
が低下しない範囲で選択でき、例えば、1個当り、5m
m以上、好ましくは7.5mm以上(例えば7.5〜2
00mm程度)、さらに好ましくは10mm以上(例え
ば10〜30mm程度)である。
な電源を有する場合には、ハニカム状活性炭の通気断面
積は、1層当り、2〜200cm2 、好ましくは5〜1
50cm2 、さらに好ましくは10〜100cm2 程度
である。さらに、ハニカム状活性炭の開口率は50〜8
0%、好ましくは55〜75%程度である。
ウ化物とリン酸とが担持され、吸着用活性炭が構成され
ている。本発明の活性炭は、前記ヨウ化物とリン酸とを
均一に担持していても、複数種の臭気成分や有害成分に
対する吸着除去能の低下が長期に亘り認められないとい
う特色がある。すなわち、本発明においては、活性炭
に、アルカリ金属のヨウ化物とリン酸とを単に組合せて
担持させるだけでなく、前記成分を特定の割合で担持さ
せる。特に特定量のリン酸を担持させることが肝要であ
る。
iI、NaI、KI、KI3 、RbI、CsIなどが挙
げられる。好ましいアルカリ金属のヨウ化物には、ヨウ
化カリウムが含まれる。このアルカリ金属のヨウ化物
は、一種または二種以上使用できる。
物の担持量は、ヨウ素換算で、0.015〜1.5mg
原子、好ましくは0.02〜1.25mg原子、さらに
好ましくは0.04〜1.1mg原子程度である。アル
カリ金属ヨウ化物の担持量が前記範囲を外れると、吸着
除去効果が早期に低下する。
メタリン酸、ポリリン酸(ピロリン酸などの鎖状ポリリ
ン酸、三メタリン酸、四メタリン酸などの環状ポリリン
酸、無限鎖状メタリン酸など)などが挙げられる。好ま
しいリン酸にはオルトリン酸が含まれる。リン酸も一種
又は二種以上使用できる。
1.4〜7.0mg当量、好ましくは2.0〜7.0m
g当量、さらに好ましくは2.5〜6.5mg当量程度
である。リン酸の担持量が前記範囲を外れると、吸着除
去効果を長期に亘り維持できなくなる。リン酸の担持量
を前記範囲とすることにより、アルカリ金属のヨウ化物
との同時添着が可能となる。
化物およびリン酸を活性炭に均一に担持させると、意外
にも、窒素含有化合物、イオウ含有化合物などの複数種
の臭気成分及び/又は有害成分を高い吸着除去能を同時
に、しかも長期に亘り維持できる。さらに、乾燥時や使
用時に刺激臭を発することがなく、活性炭の発火点が低
くなることもない。そのため、本発明の吸着用活性炭を
日常生活品に応用しても安全性が高い。
属のヨウ化物の担持量が多くなるにつれて、硫化水素、
メルカプタン類などの硫黄含有化合物などに対する吸着
能が高くなり、リン酸などの酸の担持量が多くなるにつ
れて、アンモニアやアミン類などの窒素含有化合物に対
する吸着能が高くなると予測される。しかし、アルカリ
金属のヨウ化物とリン酸とを組合せて活性炭に担持させ
る場合、前記成分の担持量が前記範囲を外れると、意外
にも、吸着除去能が早期に低下する。
慣用の方法で行なうことができる。例えば、アルカリ金
属のヨウ化物を、水、アルコール類などの有機溶媒に溶
解又は分散し、前記活性炭に散布、含浸又は浸漬した担
持させ、必要に応じて乾燥又は焼成する。次いで、リン
酸単独で又はリン酸を水溶液、分散液の形態で前記活性
炭に散布、含浸または浸漬して担持させ、必要に応じて
乾燥又は焼成する。また、上記の方法とは逆に、上記と
同様にして、リン酸を担持させた後、アルカリ金属のヨ
ウ化物を担持させてもよい。さらに、アルカリ金属のヨ
ウ化物と、リン酸とを、水、アルコール類などの有機溶
媒に溶解又は分散し、前記活性炭に散布、含浸又は浸漬
した担持させ、必要に応じて乾燥又は焼成してもよい。
の場合、アルカリ金属のヨウ化物の溶液にヨウ素を溶解
し、該ヨウ化物と共に、活性炭に、散布、含浸又は浸漬
することにより担持させてもよい。この場合、アルカリ
金属のヨウ化物とヨウ素の量は、前記のヨウ素換算量の
範囲内であればよい。
化物と、リン酸とを溶液や微粉末の形で原料として練合
して成形し、活性炭に担持させてもよい。この方法は、
顆粒状、ペレット状、マカロニ状などの活性炭、特に活
性炭ハニカムの製造に適している。
含有化合物、窒素含有化合物、有機カルボン酸類、アル
デヒド類や芳香族炭化水素類などの種々の臭気成分や有
害物質に対する消臭・吸着能が高い。特に、硫化水素、
メチルメルカプタンなどのメルカプタン類、スルフィド
類などのイオウ含有化合物;アンモニア、モノメチルア
ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミンなどのアミン
類などの窒素含有化合物;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、
酪酸、吉草酸などの有機カルボン酸類などの多数の臭気
成分や有害物質に対する除去効果を長期に亘り発揮す
る。そのため、一種の活性炭のみで、効率よく吸着除去
でき、従来の活性炭を使用する場合に比べて、活性炭の
量を1/3〜1/10程度に低減できる。特に、吸着用
活性炭がハニカム状である場合には、通気抵抗が小さ
く、円滑に吸着除去できるだけでなく、脱臭装置などの
コンパクト化、低コスト化が可能となる。
トルエン、キシレン、スチレン、ナフタレン、フェノー
ル、キシロールなどの芳香族炭化水素類;ギ酸、酢酸、
プロピオン酸、酪酸、吉草酸などの有機カルボン酸類;
ホルマリン、アセトアルデヒドなどのアルデヒド類を含
む場合がある。ガスがこれらの成分を多く含む場合、本
発明の吸着用活性炭(ハニカム)と薬品無担持活性炭
(ハニカム)とを組合せて吸着除去するのが好ましい。
脱臭効果を高めるため、好ましい薬品無担持活性炭はハ
ニカム構造を有し、前記吸着用活性炭よりも上流側のガ
ス流路に配設される。
用活性炭に接触させて処理する。被処理ガスとしては、
種々の臭気成分や有害物質を含むガスが使用できる。臭
気成分や有害物質には、前記例示のイオウ含有化合物、
窒素含有化合物、アルデヒド類、炭化水素類およびカル
ボン酸類から選ばれた少なくとも一種の成分が含まれ
る。
ともイオウ含有化合物と窒素含有化合物とを含む被処理
ガスを吸着用活性炭に接触させる。
着能が損われない範囲であればよく、−50〜100
℃、好ましくは−30〜80℃、さらに好ましくは−2
0〜65℃程度である。
記活性炭に接触させる場合、被処理ガスの線流速は、例
えば、1〜200cm/秒、好ましくは2〜150cm
/秒、より好ましくは5〜100cm/秒程度である。
また、被処理ガスの空間速度は、例えば、20〜50
0,000hr-1、好ましくは50〜250,000h
r-1、より好ましくは100〜150,000hr-1程
度である。
物質を除去する種々の用途に使用できる。例えば、化学
工場などにおける脱臭用ガス処理装置や廃ガス処理装
置、壁掛け型、据置き型などの室内の脱臭用ガス処理装
置、トイレの脱臭用ガス処理装置、冷蔵庫、ゲタ箱、食
器棚などの電源のとりにくい空間の脱臭剤や脱臭用ガス
処理装置に利用できる。
口に至るガス流路内に、前記アルカリ金属のヨウ化物と
リン酸とを担持した吸着用活性炭、好ましくは活性炭ハ
ニカムと、被処理ガスをガス導入口からガス排出口へ流
通させるための送風手段とを備えている。
適所に配置することができ、例えば、吸着用活性炭を送
風手段よりも上流側、すなわちガス導入口側に配置する
こともできる。また、吸着用活性炭を位置を異にしてガ
ス流路内に配置する場合には、複数の吸着用活性炭の間
のガス流路内に送風手段を配置してもよい。
により被処理ガスを確実に流通させると共に、送風手段
の腐蝕などを防止するため、吸着用活性炭がガス導入口
側に配置され、送風手段がガス排出口側に配置される。
なお、吸着用活性炭と送風手段とが配置される位置は、
相対的なものであり、吸着用活性炭と送風手段は互いに
近接して配置されてもよく、離れて配置されてもよい。
すなわち、好ましい装置において、吸着用活性炭よりも
下流側、すなわちガス排出口側に送風手段が配置され
る。
るのが好ましく、このファンはモータなどの回転駆動手
段により回転駆動させることができる。
性炭よりも上流側のガス流路には、除塵フィルタや帯電
フィルタを配設してもよい。さらに、用途によっては、
ガス導入口及び/又はガス排出口に、送風手段の作動に
応答して、ガス流路を開閉するダンパーなどの開閉手段
を設けてもよい。
側に、ガス排出口が便器の外側に配置可能であり、ガス
導入口から便器内のガスを吸引し、該ガスを吸着用活性
炭に接触させることにより脱臭処理を行なうガス処理装
置を用いることができる。また、トイレの脱臭には、便
器の使用中ないし使用後における便器内の臭気を脱臭処
理するガス処理装置を用いるのが有用である。このよう
なガス処理装置は、便座への着座及び便座からの離座を
検出するセンサと、このセンサの着座検出信号に応答し
てガス流路内に設けられた送風手段を駆動する駆動手段
と、前記センサの離座検出信号に応答して前記駆動手段
の作動時間を制御する制御手段とを備えているのが好ま
しい。
処理装置の一例を示す概略斜視図であり、図2は前記図
1の脱臭用ガス処理装置を備えた便器の概略断面図であ
る。
出口4とが形成されたケーシング2と、前記ガス導入口
3から排出口4に至るガス流路5に、ワンタッチ式で装
脱着可能なカートリッジ6とを備えている。このカート
リッジ6内には、アルカリ金属のヨウ化物とリン酸とが
担持された活性炭ハニカム7が収容されている。また、
前記ガス流路5の下流側には、モータ(図示せず)によ
り回転駆動されるファン8が設けられている。
器本体の上端部と接触可能な凸部を備え、かつ着座され
る便座23、および便器本体22の開口部を覆うカバー
(図示せず)を備えている。前記便座23は便器本体2
2に対して回動自在に取付けられている。
いて、前記ケーシング2のガス導入口3からカートリッ
ジ6の装着部に至る部位は、断面U字状に湾曲し、この
湾曲部は便器本体22の上端周縁部に装着可能である。
そのため、ガス導入口3は便器本体22の内側に、ガス
排出口4は便器本体22の外側に配置可能である。
便器本体22に対して着脱自在な取付け手段が設けられ
ている。この例では、取付け手段は、ケーシング2の下
部内面に伸縮自在に取付けられた支持部材9と、この支
持部材9に取付けられ、便器本体22の側面に取付け可
能な吸盤10とで構成されている。なお、前記支持部材
9は回動自在であってもよい。
には、スポンジ、発泡プラスチックなどの緩衝部材から
なるスペーサ11が取付けられている。スペーサ11は
便器本体22の上部側面に当接する。従って、ケーシン
グ2の湾曲部を、便器本体22の周縁部に装着する際、
スペーサ11の弾性により脱臭装置1を便器本体22に
緊密かつ容易に嵌合させて取付けることができる。ま
た、前記取付け手段により、脱臭装置1の位置を容易に
固定できる。しかも、スペーサ11の弾性により、便器
本体22の縁部などの幅が多少異なっていても、便器本
体22のいずれの箇所にも容易に取付けることができ
る。
23への着座および便座23からの離座を検出する光セ
ンサ12が位置していると共に、前記活性炭ハニカム7
の寿命が過ぎたことを報知するため、報知手段としての
ランプ13が位置している。前記光センサ12の感知方
向は、便器21の外方から内方に向って斜め上方に設定
されているので、便器本体22の左右いずれの箇所に脱
臭装置1を取付けても、便座23への着座および便座2
3からの離座を非接触式に確実に検出できる。
し尿臭などの臭気成分は、モータの作動と共にファン8
によりガス導入口3から吸引され、活性炭ハニカム7と
接触し、ガス排出口4から排出される。その際、活性炭
がハニカム状であるため、通気抵抗が小さく、ガスの流
れを均一化でき、活性炭ハニカム7に被処理ガスを円滑
に供給できる。
ウ化物とリン酸とが担持された1つの活性炭ハニカム7
により、臭気成分を略完全に除去できる。また、前記活
性炭ハニカム7よりも下流側のガス流路5に位置するモ
ータ及びファン8の腐蝕を防止でき、高い脱臭効率を長
期に亘り維持できる。しかも、ケーシング2のガス排出
口側のファン8で吸引するので、ケーシング2と前記ハ
ニカム7との間に隙間が生じていたり、ケーシング2に
割れやピンホールなどが生じていても、臭気成分を確実
に吸引して処理でき、臭気成分が装置外に流出すること
がない。また、カートリッジ6の装着及び脱着だけでな
く、活性炭ハニカム7の交換も容易である。
は、モータの駆動回路に与えられ、モータの作動に伴な
ってファン8が回転する。また、センサ12からの離座
検出信号は、ケーシング2内に内蔵されたタイマー(図
示せず)に与えられる。タイマーは離座検出信号に応答
して作動し、モータの作動時間を制御する。そのため、
用便及び用尿中だけでなく、用便又は用尿後も、便器2
1内に残留する臭気成分を脱臭処理できる。
を検出できる限り種々のセンサ、例えば、光センサ、圧
力スイッチ、圧力センサ、匂いセンサ、温度センサ、超
音波センサなどであってもよい。好ましいセンサには、
赤外線センサなどの光センサが含まれる。特に、便座へ
の着座及び便座からの離座を検出するセンサは、感知方
向が、便器の外方から内方に向って斜め上方に設定され
た光センサであるのが好ましい。
便座からの離座検出信号に基づいて、駆動手段を少なく
とも10秒間作動させるタイマ手段であるのが好まし
い。
作させるタイマ手段と、センサの着座検出信号に応答し
て前記タイマ手段をリセットし、前記センサの離座検出
信号に応答して前記タイマ手段をセットするセット/リ
セット手段を備えているのが好ましい。前記セット/リ
セット手段は、センサにより検出された着座及び離座検
出信号がS端子に与えられると共に、インバータを介し
てR端子にも与えられるフリップフロップで構成でき
る。
ファンを回転駆動できると共に、フリップフロップのQ
端子から与えられるリセット信号に応答してタイマーを
リセットできる。また、便座からの離座により、フリッ
プフロップのQバー端子から与えられるスタート信号に
応答して、タイマーを作動させ、用便又は用尿後もファ
ンを一定時間回転駆動でき、効率よく脱臭できる。
装置などは、活性炭の寿命や交換時期を報知するための
報知手段を備えていてもよい。例えば、前記装置は、駆
動手段の累積作動時間をカウントするカウント手段(例
えば、モータの回転数を検出する回転数検出器など)
と、このカウント手段のカウント値と活性炭による処理
可能な時間に対応した基準値とを比較する比較手段と、
前記カウント手段のカウント値が前記基準値よりも大き
い場合、前記活性炭の寿命を報知する報知手段(例えば
ランプやブザーなど)とを備えていてもよい。
るセンサと、このセンサの検出信号に応答して、ガス流
路内に設けられたファンを駆動するモータなどの駆動手
段とを備えていてもよい。また、臭気成分を検出するセ
ンサと、このセンサによる検出値と嗅覚により検知でき
る臭気成分の濃度に対応して設定された基準値とを比較
する比較手段と、前記検出値が基準値よりも大きいと
き、ガス流路内に設けられたファンを駆動する駆動手段
とを備えていてもよい。
ーシング2内に侵入するのを規制するため、通気可能な
保護部材が設けられていてもよい。
流、直流いずれも使用できる。直流電源としては、乾電
池、充電可能な蓄電池、太陽電池などを用いることがで
きる。特に冷蔵庫、ゲタ箱、押入れ、トイレ、自動車、
食器棚などのように、電源をとりにくい閉鎖系空間、中
でも容積が小さな閉鎖系空間では、電池を用いるのが好
ましい。
する装置は、前記と同様に、ガス導入口からガス排出口
に至るガス流路内に、吸着用活性炭、好ましくは活性炭
ハニカムと、送風手段とが配設されているだけでなく、
前記送風手段を駆動させるためのモータなどの駆動の動
力源が電池、好ましく乾電池で構成されている。また、
好ましい装置においては、被処理ガスの吸引方向と排出
方向とが異なるように前記ガス導入口とガス排出口とが
配置されている。
理装置を示す部分切欠斜視図である。この例では、冷蔵
庫などの電源のとりにくい閉鎖系空間を脱臭するために
有用なガス処理装置が示されている。
2の上端面にはガス導入口33が形成され、下部側壁に
はガス排出口34が形成されている。ガス導入口33に
対応するケーシング32の上端面は若干膨出し、ガス排
出口34に対応する両側壁は外方へ湾曲している。前記
ケーシング32内には、ガス導入口33とガス排出口3
4との間のガス流路を形成する筒体35が配されてい
る。この筒体35の下部側面には、前記ガス排出口34
と通じる開口部(図示せず)が形成されている。
ヨウ化物とリン酸とが担持された活性炭ハニカム36が
装着されている。一方、筒体35の下部には、小型モー
タ37により回転されるファン38が配設されている。
前記ファン38の回転に伴なって、被処理ガスは、ガス
導入口33から吸引され、前記活性炭ハニカム36によ
り脱臭処理され、ガス排出口34から排出する。なお、
前記ケーシング32の側壁には、ファン38の回転を確
認するための窓39が形成されている。
材(図示せず)に保持され、かつ乾電池42が装着され
る一対の導電性金属板40a,40bが配設されてい
る。これらの導電性金属板40a,40bは、リード4
1a,41bを介して、前記モータ37に接続されてい
る。また、前記導電性金属板40a,40bは折曲げら
れており、乾電池42の正極と陰極とに弾性的に接触す
る。
自在な蓋体43が形成されている。この蓋体43は、前
記乾電池42の交換、および活性炭ハニカム36が装着
された筒体35の取出しに利用される。なお、筒体35
の下部側面に形成された前記開口部が、モータ37及び
ファン38よりも大きく形成されているので、ケーシン
グ32から筒体35の取出し及びケーシング32内への
装着に支障を来すことはない。
引方向と排気方向とが異なるケーシング32の部位に、
ガス導入口33およびガス排出口34が形成されている
ので、冷蔵庫などの空間内の物品により塞がれることが
ない。また、電池42及びモータ37により、ファン3
8を回転させることができるので、強制的に被処理ガス
をガス導入口33からガス排出口34へ流通させること
ができる。そのため、冷蔵庫や下駄箱などの電源のない
閉鎖系空間内の臭気成分や有害成分を円滑かつ確実に除
去できる。また、前記窓39を通じてファン38の回転
の有無を確認することにより、電池42の寿命および交
換時期を判断できると共に、蓋体43により電池42及
び筒体35の交換も容易である。
シングは、被処理空間内に立てて配置する必要はなく、
例えば、細長状のケーシングを被処理空間内に横わらせ
て配置してもよい。この場合、ガス導入口とガス排出口
とが、被処理ガスの吸引方向と排気方向とが異なる前記
細長状のケーシングの部位に形成され、ガス導入口から
ガス排出口に至るガス流路内に、活性炭ハニカム、ファ
ン及びモータ、少なくとも1つの電池が適当な順序、好
ましくは順次配設されていてもよい。
体と電池が装着可能であればよく、例えば、ケーシング
のうち、活性炭ハニカム又は筒体の装着部と電池の装着
部とに対応するそれぞれの領域が、ケーシング本体にヒ
ンジ式に取付けられた蓋体により開閉可能であってもよ
い。
のファンと駆動手段としてのモータの下流側のケーシン
グの周壁の適所に形成することができ、ファンの下流側
のケーシングの周壁に形成されているのが好ましい。ガ
ス流路のうちファンの下流側には、ガスをガス排出口に
案内するガイド部材を設けてもよい。この場合、前記活
性炭ハニカムにより処理されたガスをガス排出口から円
滑に排出できる。
スの吸引・排出を損わない範囲で、前記被処理ガスの吸
引方向と排出方向とが異なるケーシングの部位、例え
ば、ケーシングの端面と上面、端面と側面などに形成で
きる。ガス導入口とガス排出口は、好ましくはケーシン
グの同一面又は互いに隣設する面に形成される。さら
に、ガス導入口とガス排出口は、被処理空間内の物品に
より塞がれないケーシングの部位に形成すればよく、例
えば、ガスが通過可能な断面波形などに形成されたケー
シングの部位に形成してもよい。
てもよい。前記のように、吸着用活性炭は、この活性炭
よりも上流側に配設された薬品無担持活性炭ハニカムと
組合せて使用できる。
動状態を確認できる適所に形成することができる。ま
た、ファンの作動状態を容易に確認するため、ファンに
異なる着色を施してもよく、ファンの羽根に異なる着色
を施したり、ファンの表裏面に異なる着色を施してもよ
い。さらに、前記ケーシングのガス導入口側には、除塵
フィルタや帯電フィルタを交換可能に配設してもよい。
め、ケーシングの適所に電池をON−OFFさせるため
のスイッチを設けてもよい。電池は、少なくとも1つ使
用すればよい。さらに、電池が消耗したとき、電池の寿
命および交換時期を知らせる報知手段をケーシングに設
けてもよい。
脱臭装置において、電池の寿命との関係から風量を大き
くするのが困難である。活性炭ハニカムのセル数は、電
源電圧などに応じて適当に選択できるが、風量の小さな
脱臭装置において、活性炭ハニカムのセル数には適正な
値が存在する。例えば、風量が80〜700L/hr程
度と小さい場合、好ましい活性炭ハニカムのセル数は、
例えば、10〜500セル/ inch.2 、好ましくは20
〜200セル/ inch.2 、さらに好ましくは22〜15
0セル/ inch.2 、特に25〜125セル/ inch.2 程
度である。好ましい風量は、100〜500L/hr、
さらに好ましくは150〜400L/hr程度である。
装置に用いると、セル数が少なく、被処理ガスとの接触
面積が小さくても、ファンに大きな負荷を作用させるこ
となく、略ワンパスで臭気成分を完全にしかも円滑に除
去できる。また、万一、ワンパスで臭気成分を完全に除
去できないとしても、短時間内に臭気成分を除去でき、
臭気成分の除去効率が高い。そのため、前記ガス処理装
置は、密閉系空間、例えば、冷蔵庫、下駄箱、押入れ、
食器棚、タンス、車などの空間を処理する上で有用であ
る。
処理装置にも有用である。この装置は、ごみが収容可能
なごみ箱本体と、このごみ箱本体の開口部を覆うための
蓋体とを備えている。また、この装置において、ガス処
理装置のガス導入口は前記ごみ箱本体に通じている。
ガス処理装置を示す概略斜視図、図5は図4に示す装置
の概略側面図、図6は図4に示す装置の蓋体を示す断面
斜視図である。この例では、ごみ箱用脱臭装置が示され
ている。
る横断面円筒状のボックス51と、このボックス51に
ヒンジ部56で回動自在に取付けられ、前記ボックス5
1の開口部を覆う蓋体57とを備えている。
が設けられている。このペダル52からは、ボックス5
1の下部空間を横断し、かつ支持部材54に枢着された
シャフト53が延びている。このシャフト53の他方の
端部に形成された枢着部53aには、ボックス51の側
壁に沿って延びる連結棒55の端部が枢着され、連結棒
55の他方の端部は、前記ヒンジ部56のピン56aに
取付けられている。そのため、前記ペダル52を踏む
と、シャフト53が支持部材54との枢着部を支点にし
て回動し、連結棒55が持上げられ、蓋体57が前記ヒ
ンジ部56を中心として上方へ回動し、ボックス51の
開口部が開放される。
部を覆う中空の蓋体本体58と、この蓋体本体58の内
面中央部に形成された複数のスリット59と、前記蓋体
本体58の内面に周方向に形成されたリング状スペーサ
60を介して取付けられ、かつ前記ボックス51の開口
部よりも外径が小さな遮蔽板62とを備えている。前記
リング状スペーサ60には、蓋体本体58のスリット5
9と連通する複数のスリット61が所定間隔毎に形成さ
れている。
構成するケーシング71のガス導入口72とは、可撓性
を有するホース63により連通して接続されている。前
記ケーシング71のガス導入口72からガス排出口73
に至るガス流路内には、前記の装置と同様に、アルカリ
金属のヨウ化物とリン酸とが担持された活性炭ハニカム
75、ファン76及びモータ77が順次配設されてい
る。前記モータ77は、電池などの直流電源や交流電源
を利用して駆動させることができる。
する蓋体本体58の周縁部の適所には、前記ボックス5
1と蓋体本体58との接触を検出するスイッチ(図示せ
ず)が取付けられ、このスイッチの検出信号に応答し
て、前記モータ77を所定時間駆動させるためのタイマ
ー(図示せず)が作動する。
ル52を踏んで蓋体57を開放させ、ボックス51内に
ごみを投入した後、ペダル52を解放すると、蓋体57
がボックス51の開口部を塞ぐ。その際、蓋体57に
は、遮蔽板62が取付けられているので、塵芥や飛散し
た汚水などが前記蓋体本体58の中空部内に直接至るの
を抑制できる。また、ビニール袋や紙袋などに収容して
ごみを投入する場合であっても、前記袋などにより蓋体
本体58のスリット59が塞がれることがない。なお、
ボックス51の開口部は、前記蓋体57により完全に密
閉されることはなく、通常、ボックス51と蓋体本体5
8との間には若干の隙間がある。
口部を閉塞したことを前記スイッチが検出すると、スイ
ッチからの検出信号に応答して、タイマーはモータ77
を所定時間駆動させる。モータ77の駆動により、ボッ
クス51内の臭気成分は、前記リング状スペーサ60の
スリット61、蓋体本体58のスリット59、およびホ
ース63を経て脱臭装置のケーシング71内に吸引さ
れ、前記活性炭ハニカム75により処理される。臭気成
分が除去された清浄なガスは、ケーシング71のガス排
出口73から排出される。
スは蓋体本体の端部に取付けられているが、ホースは、
蓋体本体の中空部と連通している限り、適所に取付ける
ことができる。
例を示す断面図である。この例では、蓋体本体82の略
中央部に、ホース86が取付けられている。すなわち、
蓋体81は、内面にスリット83が形成された中空の蓋
体本体82と、この蓋体本体の内面に所定間隔毎に形成
されたスペーサ84と、このスペーサに取付けられた遮
蔽板85とを備えている。
体82の中空部と連通してホース86が接続されてい
る。蓋体本体82の内部には、前記スリット83の外周
部から前記ホース86の接続部に向う斜め方向に、被処
理ガスを案内する案内板87が設けられている。
て、ボックスや蓋体の形状は特に制限されず、例えば、
四角形状などであってもよい。また、ボックス自体をご
み箱としてもよく、このボックス内に、ごみ箱として機
能するケースを取出し可能に配してもよい。後者の場
合、ごみを収容したケースをボックスから取出すことが
できるので、ボックス全体を移送する必要がなく、ごみ
の廃棄などに際して便利である。また、ペダルにより蓋
体を開閉させる機構は、前記の構造に限らず、種々の機
械的機構を組合せて構成できる。また、蓋体のスペーサ
及び遮蔽板は必ずしも必要ではなく、前記蓋体本体に飛
沫などの侵入を抑制できる細幅のスリットや孔を形成し
てもよい。
に取付けてもよく、ボックス内に装着可能に内蔵しても
よい。また、ボックスの側部にガス処理装置を設ける場
合、必要に応じて前記ホースとともに、ガス処理装置を
カバーで覆ってもよい。さらに、前記ガス処理装置にお
いて、ケーシングのガス導入口の上流側には、防塵フィ
ルタを設けてもよい。
処理装置を取付けてもよい。この場合、ファンは電池な
どで作動させてもよく、蓋体本体のスリットは不要であ
る。
ず、ペダル、ボックスの上端面、蓋体の内面に取付けた
圧電センサ、連結棒の一方の端部に設けられた接触セン
サなどの種々のセンサやスイッチが使用できる。
ことなく、ファンを常時作動させてもよい。
のヨウ化物およびリン酸が特定の量で均一に担持されて
いるので、被処理ガス中の多数の臭気成分や有害物質に
対する吸着除去能が高く、数の臭気成分や有害物質を効
率よく長期に亘り除去できる。
合には、前記の効果に加えて、通気抵抗が小さく、多数
の臭気成分や有害物質をさらに円滑に除去できると共
に、交換が容易な吸着用活性炭を提供することにある。
によれば、前記の如き優れた特性を有する吸着用活性炭
で被処理ガスを処理できるので、多数の臭気成分や有害
物質を効率よく長期に亘り除去できる。
力源が乾電池である場合には、電源のとりにくい閉鎖系
空間内のガスを長期に亘り効率よく処理できる。
明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に
より限定されるものではない。
面積1150m2 /g)を用いた。
し、ヨウ化カリウムを2重量%(ヨウ素として0.12
0mg原子/1g活性炭)を担持させ、含水率25重量
%の活性炭を得た。
酸を15重量%(H3PO4 4.59mg当量/1g活
性炭)を担持させ、含水率25重量%の活性炭を得た。
水溶液を散布し、ヨウ化カリウムを2重量%(ヨウ素と
して0.120mg原子/1g活性炭)、リン酸を15
重量%(H3 PO4 4.59mg当量/1g活性炭)担
持させ、含水率25重量%の活性炭を得た。
れ内径4cmφのポリ塩化ビニル製カラムに、層の高さ
30cmとなるように充填した。
水素、0.6ppmのメチルメルカプタン、1.2pp
mのアンモニアおよび0.13ppmのトリメチルアミ
ンを含有する大気(相対湿度80%)を、線速度30c
m/秒で流通させ、カラム出口からのガスの臭気を嗅覚
により調べると共に、ガスクロマトグラフィーによりリ
ーク成分を調べた。結果を表1に示す。なお、ヨウ化カ
リウムを担持した活性炭とリン酸を担持した活性炭とを
混合した吸着用活性炭を用いた後述する比較例10の結
果も併せて表1に示す。
を担持させることにより、多数の臭気成分や有害物質を
長時間に亘り除去できる。
2 、直径50mmφおよび厚さ25mmの活性炭ハニカ
ムを用いた場合の試験結果も表2に示した。
との水溶液を散布し、ヨウ化カリウムを1重量%(ヨウ
素として0.060mg原子/1g活性炭)、リン酸を
4重量%(H3 PO4 1.223mg当量/1g活性
炭)担持させ、110℃で乾燥し、活性炭ハニカムを得
た。
との水溶液を散布し、ヨウ化カリウムを1重量%(ヨウ
素として0.060mg原子/1g活性炭)、リン酸を
10重量%(H3 PO4 3.058mg当量/1g活性
炭)担持させ、110℃で乾燥し、活性炭ハニカムを得
た。
との水溶液を散布し、ヨウ化カリウムを2重量%(ヨウ
素として0.120mg原子/1g活性炭)、リン酸を
15重量%(H3 PO4 4.587mg当量/1g活性
炭)担持させ、110℃で乾燥し、活性炭ハニカムを得
た。
との水溶液を散布し、ヨウ化カリウムを3重量%(ヨウ
素として0.181mg原子/1g活性炭)、リン酸を
25重量%(H3 PO4 7.645mg当量/1g活性
炭)担持させ、110℃で乾燥し、活性炭ハニカムを得
た。
カムを、内径50mmφのポリ塩化ビニル製カラム内に
挿入した。
水素、85ppbのメチルメルカプタン、および180
ppbのモノメチルアミンを含有する大気(相対湿度8
0%)を、線速度50cm/秒で流通させ、カラム出口
からのガスの臭気を嗅覚により調べると共に、ガスクロ
マトグラフィーによりリーク成分を調べた。結果を表2
に示す。
量で担持させた実施例2および3の活性炭を使用する
と、複数の臭気成分や有害物質を長時間に亘り除去でき
る。
h2 、サイズ50mmφ、厚さ20mmの活性炭ハニカ
ムに、ヨウ化カリウムとリン酸との水溶液を散布し、ヨ
ウ化カリウムを1重量%(ヨウ素として0.060mg
原子/1g活性炭)、リン酸を10重量%(H3 PO4
3.058mg当量/1g活性炭)担持させ、110℃
で乾燥し、活性炭ハニカムを得た。
(1.5V)、モータ及びファンを備えた図3に示す装
置に装着し、脱臭用ガス処理装置を作製した。
2L)に入れ、3ppmの硫化水素(H2 S)と3pp
mのメチルメルカプタン(M.M)とを含むガスを注入
し、ガスクロマトグラフィーにより冷蔵庫内の各臭気成
分の残存濃度を経時的に測定した。結果を表3及び表4
に示す。その際の風量および線速度も併せて、表3に示
した。
H3 )を含むガスを注入し、上記と同様にして冷蔵庫内
のアンモニアの残存濃度を経時的に測定した結果を表4
に示す。
成分の残存濃度(比較例7)、および顆粒状活性炭を含
む市販の冷蔵庫用脱臭剤(アメリカンドラッグコーポレ
ーション製、「キムコTM」)を用いた場合の各臭気成分
の残存濃度(比較例8)も同様に測定し、その結果を表
3及び表4に示した。
属のヨウ化物とリン酸とを担持した活性炭ハニカムを用
いると、セル数が少なくても臭気成分を短時間内に効率
よく除去できる。
(KI)とリン酸との混合水溶液を均一に散布し、4.
98重量%のKI(ヨウ素として0.3mg原子/g活
性炭)および16.35重量%のリン酸(酸当量:5.
0mg当量/g活性炭)を同時に担持させ、110℃で
乾燥した。
かった。また、JISに規定する測定法により、得られ
た活性炭ハニカムの発火点を測定したところ、700℃
においても発火せず、発火点は700℃以上であった。
(HIO3 )と硫酸との混合水溶液を均一に散布し、
5.28重量%のHIO3 (ヨウ素として0.3mg原
子/g活性炭)および24.5重量%の硫酸(酸当量:
5.0mg当量/g活性炭)を同時に担持させて乾燥し
た。
また、JISに規定する測定法により、得られた活性炭
ハニカムの発火点を測定したところ、365℃であっ
た。
それぞれ内径50mmφのポリ塩化ビニル製カラム内に
挿入し、各カラムに、300ppbの硫化水素(H
2 S)、300ppbのメチルメルカプタン(M.M)
および300ppbのトリメチルアミンを含有するガス
(相対湿度:80%)を線速度50cm/秒で流通させ
た。
覚により調べると共に、ガスクロマトグラフィーにより
リーク成分を調べたところ、表5に示す結果を得た。
使用した系からは、ヨウ化水素(HI)が検出された。
これは、担持されているHIO3 がHIとして脱離した
ものである。一方、実施例6の活性炭ハニカムの系から
は、ヨウ素の脱離を示唆するような物質は検出されなか
った。
積1150m2 /g)にヨウ化カリウム4重量%(ヨウ
素として0.240mg原子/1g活性炭)を担持さ
せ、含水率25重量%の活性炭Aを得た。
0重量%(H3 PO4 9.174mg当量/1g活性
炭)担持させ、含水率25重量%の活性炭Bを得た。
混合し、活性炭Cを調製した。この活性炭Cは、見掛
上、ヨウ化カリウムを2重量%(ヨウ素として0.12
0mg原子/1g活性炭)、リン酸を15重量%(H3
PO4 4.587mg当量/1g活性炭)担持してい
る。
ビニル製カラム内に、層の高さ30cmとなるように充
填し、試験例1と同様にして、消臭性能を調べたとこ
ろ、ガス流通開始から32日目にガス出口でメチルメル
カプタンがリークし始め、著しい臭気が感じられた。
ナトリウムとリン酸との混合水溶液を散布し、ヨウ化ナ
トリウムを2.70重量%(ヨウ素として0.180m
g原子/1g活性炭)、リン酸を10重量%(H3 PO
4 3.06mg当量/1g活性炭)担持させ、110℃
で乾燥し、活性炭ハニカムを得た。
様の消臭試験に供したところ、200時間以上、カラム
出口で臭気成分のリークがなく、かつ嗅覚試験でも臭気
が認められず、良好な消臭ができた。
h2 、サイズ30mmφ、厚さ40mmの活性炭ハニカ
ムに、ヨウ化カリウムとリン酸との水溶液を散布し、1
10℃で乾燥し、表6及び表7に示すような所定量のヨ
ウ化カリウムとリン酸とを担持した活性炭ハニカムを得
た。
φのポリ塩化ビニル製カラム内に挿入し、各カラムに、
300ppbの硫化水素(H2 S)、300ppbのメ
チルメルカプタン(M.M)および300ppbのトリ
メチルアミン((CH3 )3N)を含有するガス(相対
湿度:80%)を線速度25cm/秒で流通させた。
覚により調べると共に、ガスクロマトグラフィーにより
リーク成分を調べたところ、表6および表7に示す結果
を得た。
h2 、サイズ50mmφ、厚さ20mmの活性炭ハニカ
ムに、ヨウ化カリウムとリン酸との水溶液を散布し、ヨ
ウ化カリウム1重量%(ヨウ素として0.060mg原
子/g活性炭)およびリン酸8重量%(H3 PO4 2.
446mg当量/1g活性炭)を担持させ、吸着用活性
炭ハニカムを調製した。
780m2 /g、セル数150個/inch2 、サイズ50
mmφ、厚さ20mm)、上記で得られた吸着用活性炭
ハニカム、単一乾電池(1.5V)、モーター及びファ
ンを、図3に示す装置に配設し、脱臭用ガス処理装置を
作製した。
冷蔵庫(内容量112L)に入れ、3ppmの硫化水
素、3ppmのメチルメルカプタン、2.5ppmのト
リメチルアミン、8ppmのスチレンおよび5ppmの
イソ吉草酸とを含むガスを注入し、臭気成分を含有する
ガスを、前記薬品無担持活性炭ハニカムから吸着用活性
炭ハニカムの順に線速度6.6cm/秒で流通させ、消
臭試験を行なった。
蔵庫内の各臭気成分の残存濃度を経時的に測定したとこ
ろ、90分後には、各臭気成分とも残存濃度が検出限界
値(0.05ppm以下)となり、24時間後では無臭
であった。
一例を示す概略斜視図である。
概略断面図である。
置の部分切欠斜視図である。
処理装置を示す概略斜視図である。
である。
理装置の蓋体の他の例を示す断面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 活性炭1g当り、ヨウ素として0.01
5〜1.5mg原子のアルカリ金属のヨウ化物と、1.
4〜7.0mg当量のリン酸とが均一に担持されている
吸着用活性炭。 - 【請求項2】 アルカリ金属のヨウ化物がヨウ化カリウ
ムである請求項1記載の吸着用活性炭。 - 【請求項3】 活性炭がハニカム状の形状である請求項
1記載の吸着用活性炭。 - 【請求項4】 ハニカムのセル数が10〜1500個/
inch2 である請求項3記載の吸着用活性炭。 - 【請求項5】 ハニカムの開口率が50〜80%である
請求項3記載の吸着用活性炭。 - 【請求項6】 BET比表面積400〜2500m2 /
g、セル数20〜1000個/inch2 、厚み7.5〜2
00mm、開口率55〜75%の活性炭ハニカムに、活
性炭1g当り、ヨウ素として0.02〜1.25mg原
子のアルカリ金属のヨウ化物と、2.5〜6.5mg当
量のリン酸とが均一に担持されている請求項1記載の吸
着用活性炭。 - 【請求項7】 ガス導入口からガス排出口に至るガス流
路内に、活性炭1g当り、ヨウ素として0.015〜
1.5mg原子のアルカリ金属のヨウ化物、および1.
4〜7.0mg当量のリン酸とが均一に担持されている
吸着用活性炭と、被処理ガスをガス導入口からガス排出
口へ流通させる送風手段とを備えたガス処理装置。 - 【請求項8】 吸着用活性炭がハニカム形状である請求
項7記載のガス処理装置。 - 【請求項9】 ガス導入口が便器の内側に、ガス排出口
が便器の外側に配置可能な装置であって、便座への着座
及び便座からの離座を検出するセンサと、このセンサの
着座検出信号に応答してガス流路内に設けられた送風手
段を駆動する駆動手段と、前記センサの離座検出信号に
応答して前記駆動手段の作動時間を制御する制御手段と
を備え、該ガス導入口から便器内のガスを吸引し、該ガ
スを吸着用活性炭に接触させることにより、便器の使用
中ないし使用後における便器内の臭気を脱臭可能とした
請求項7記載のガス処理装置。 - 【請求項10】 被処理ガスの吸引方向と排出方向とが
異なるガス流路内に、風量70〜800リットル/hr
の送風能力を有する送風手段と、この送風手段を駆動さ
せるための駆動手段の動力源としての乾電池と、セル数
10〜500セル/inch2 のハニカム状吸着用活性炭と
を備えている請求項7記載のガス処理装置。 - 【請求項11】 活性炭1g当り、ヨウ素として0.0
15〜1.5mg原子のアルカリ金属のヨウ化物、およ
び1.4〜7.0mg当量のリン酸とが均一に担持され
ている吸着用活性炭に、被処理ガスを接触させるガス処
理方法。 - 【請求項12】 ハニカム形状の吸着用活性炭を用いる
請求項11記載のガス処理方法。 - 【請求項13】 イオウ含有化合物、窒素含有化合物、
有機カルボン酸類、アルデヒド類および芳香族炭化水素
類から選ばれた少なくとも一種の臭気成分を含有する被
処理ガスを脱臭する請求項11記載のガス処理方法。
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