JP3369744B2 - 搬送ローラのクリーニングシート - Google Patents

搬送ローラのクリーニングシート

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JP3369744B2
JP3369744B2 JP19617794A JP19617794A JP3369744B2 JP 3369744 B2 JP3369744 B2 JP 3369744B2 JP 19617794 A JP19617794 A JP 19617794A JP 19617794 A JP19617794 A JP 19617794A JP 3369744 B2 JP3369744 B2 JP 3369744B2
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cleaning
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の原稿送りに
使用される複数の搬送ローラを一括して清掃するための
クリーニングシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等においては、原稿の読み
取りのために、複写すべき原稿を移動プラテン上に載置
してプラテンを走査し、あるいは原稿を固定プラテン上
に載置して光学系を走査させるなどの構成が採られてい
た。近年、かかる構成に代えて、複写すべき原稿自体を
移送させて走査を行う、いわゆる原稿移動型の構成が実
施されている。原稿移動型の構成は、A0,A1サイズ
といった大判原稿を使用する装置において特に有用であ
り、プラテンや光学系などの重量のある装置を走査する
ための精密な機構を不要とすることから、装置の構成を
簡単に且つ小型化することができるといった複数の利点
を有している。
【0003】図2はこの種の原稿移動型の原稿搬送装置
の一例を示し、原稿の移送路に沿って配置された複数個
の大径の駆動ローラ1と、駆動ローラ1を挟んでその上
下から駆動ローラ1と圧接するように配置された複数の
従動ローラ2と、からなる複数の搬送ローラ対を有す
る。駆動ローラ1(および従動ローラ2)はそれぞれ紙
面と垂直の方向に、即ち移送すべき原稿の幅方向にわた
って複数個が同軸上にそれぞれ適当な間隔を隔てて配置
されている。
【0004】搬送すべき原稿は図の右手方向から左手に
向かって挿入され、駆動ローラ1と下部従動ローラ2と
の間を通って符号3で示す露光位置に運ばれ、そこを通
過した後、Uターン路4を通って駆動ローラ1と上部従
動ローラ2との間に送られ、装置の外部へと排出され
る。露光位置3を通過する原稿は、その下に配置された
ランプ5および光学系6により画像露光され、その像は
周知のように画像形成のために電子写真感光体7へ投射
され、あるいはデジタル情報として利用される。各駆動
ローラ1と上部従動ローラ2との各ニップの出口には、
原稿移送路から退避した第1位置と、原稿移送路に突出
する第2位置とに切り替えが可能な複数の爪8が配置さ
れ、これら爪8は、常態においては原稿移送路から退避
した第1位置にあり、オペレータによる選択信号に基づ
き指定された爪が第2位置へと切り替えられ、上部搬送
路に沿って送られてくる原稿を再び下部搬送路へと案内
して次の画像露光のために循環させる。
【0005】図より明らかなように、原稿はその画像面
を下に向けた状態で挿入される。このため従動ローラ2
は原稿の画像面と接触してそれを移送することとなり、
例えば、図面などの鉛筆書きの原稿を多数枚移送する場
合には画像の鉛筆粉が従動ローラの周面に付着して蓄積
され、この蓄積された鉛筆粉が次に通過する原稿に転写
して画像面を汚してしまうといった問題を生じる。ま
た、かかる汚れたローラはその摩擦係数を低下させるた
めに原稿の安定した走行を阻害するといった原因にもな
る。このためサービスマンまたはユーザーは搬送ローラ
を適宜にクリーニングする作業を要求される。
【0006】従来、最も多く行われていたクリーニング
方法は、原稿搬送装置のカバーを開けてローラの表面を
布や紙で清掃する方法であるが、極めて繁雑な作業であ
り、また、狭い範囲内に手を差し入れて行わなければな
らないなど、効率の良い作業ではなかった。
【0007】これらに鑑み、特公平1−25064号公
報、実公平1−32054号公報などにおいて、粘着性
を有する表面を持ったクリーニングシートを原稿に代え
て搬送させることにより搬送ローラの汚れをクリーニン
グシートの粘着性表面に写してローラを清掃すべくした
方法が提案されている。前者のクリーニングシートは、
シートの前半部に非粘着性のリード紙部分を、後半部に
粘着性のクリーニング部分を形成した構成よりなり、リ
ード紙部分を形成することにより搬送ローラへのクリー
ニングシートの巻き付けを防止したことを特徴とする。
一方、後者のクリーニングシートは、選択した搬送ロー
ラに対応する帯状粘着性部分を表面に、裏面に残りの搬
送ローラに対応する帯状粘着性部分を形成した構成より
なり、これら表裏面を順に通過させることにより全ての
ローラのクリーニングを完了する構成よりなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクリーニングシートにおいて、前者の構成に
あっては、リード紙部分といった直接にクリーニングに
携わらない付加の部分を必要としなければならず、また
後者の構成にあっては、表裏2回の作業を必要としなけ
ればならないなど、シートサイズが大きくなる、あるい
は作業効率が悪いなど、未だ十分に満足し得る構成では
ない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記点に鑑み
てなされたもので、幅方向に配設した複数の搬送ローラ
により原稿シートを搬送する複写機等における搬送ロー
ラのクリーニングシートにおいて、該クリーニングシー
トは粘着剤を塗布したベース紙に離型紙を重ね合わせた
構成よりなり、該離型紙は前記複数の各搬送ローラに対
応する位置にベース紙に対して引き剥し可能とし、且つ
前記搬送ローラを複数のグループに区分けし、これらグ
ループ毎に順に接するように原稿シートの送り方向に延
びたストリップを形成して有し、該ストリップを引き剥
がすことにより搬送ローラをクリーニングするための帯
状の粘着部を形成することを特徴とする。
【0010】特には、前記ストリップは、引き続くグル
ープに連続して形成され一括して引き剥し可能とし、ま
た更にはストリップはベース紙の先端から後端に向けて
千鳥っまたは枝分かれ状に連続して形成されることが好
ましい。更に、前記ストリップは、シートの前端側が中
部に対して少なく形成することが好ましい。
【0011】
【作用】このような構成により、使用時にストリップを
引き剥すことによりベース紙の粘着剤を露出して搬送ロ
ーラに対応した帯状の粘着部を形成する。ストリップ部
を引き剥した粘着部は、各搬送ローラのグループ毎にシ
ートの進行方向に従い順に接するように千鳥または枝分
かれ状に形成されているため、当該グループに属する搬
送ローラには粘着部が接してその粘着により表面クリー
ニングを行うが、同時に、粘着部に対面しないその他の
搬送ローラは非粘着の離型紙に接して上記の粘着力以上
の力でシートを強制的に搬送するように作用し、シート
がローラに巻き込まれることを防止する。また、シート
の前端側のストリップ(粘着部)の数を中部に対して少
なくすることにより、特にシートの前端側において生じ
易い上記した巻き込みが十分に防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照と
して説明する。図2は、本発明によるクリーニングシー
トの一例を示す。符号10はベース紙上に粘着剤を塗布
し、その上に離型紙11を重ね合わせた構成よりなるク
リーニングシートである。ベース紙は、例えば厚さ90
μmの上質紙からなるシート材を用いることができ、当
該原稿搬送装置が搬送可能な最大サイズの幅を有するこ
とが好ましい。また離型紙11は、ベース紙とほぼ同じ
形およびサイズをなし、ベース紙の全面を覆うように重
ね合わされている。離型紙11としては例えば、厚さ1
50μmのシリコン処理上質紙のシート材を用いること
ができ、また、粘着剤としては、アクリル系接着剤など
の不乾性粘着剤が好ましく使用できる。勿論、これらの
材料に限定されることなく、その他の材料によって作製
することができる。
【0013】離型紙11には、原稿搬送装置の複数の各
搬送ローラに対応する位置に、ベース紙に対して引き剥
し可能となるように切り込まれたストリップ12a〜1
2cが形成されている。ストリップ12a〜12cは搬
送ローラの幅よりも幾分か広い幅を有し且つ同一の搬送
ローラを少なくとも1周以上にわたって接するに十分な
長さだけ原稿シートの送り方向に延びている。このスト
リップ12a〜12cを引き剥すことにより搬送ローラ
をクリーニングするための帯状の粘着部を形成すること
ができる。
【0014】全ての搬送ローラを同時に粘着部によりク
リーニングすると、その粘着力によりシートがローラに
巻き込まれるというとトラブルを生じる。このため、本
発明においては、搬送ローラを複数のグループに区分け
し、これらグループ毎にクリーニングシートの粘着部が
順に接するように、ストリップを図の12a、12b、
12cに示すように、シートの送り方向に従いグループ
毎に順に形成する。これにより、当該グループの搬送ロ
ーラが粘着部により粘着されている時に他の過半数の搬
送ローラは非粘着部である離型紙と接してシートを強制
的搬送するように作用するため、上記のようなローラへ
の巻き込みを防止することができる。
【0015】また、限定するものでないが、ストリップ
は、シートの前端側のストリップ12aが中部のストリ
ップ12bに対して少なくなるように形成することが好
ましく、これによりシート先端側で生じ易い上記した巻
き込みを更に十分に防止することができる。
【0016】このような構成に加えて、ストリップの引
き剥しを簡易とするために、各ストリップ12a〜12
cは連続して形成されており、一括して引き剥しができ
る。図示の例ではストリップ12a〜12cはベース紙
の前端から後端に向けて千鳥または枝分かれ状に連続し
て形成されており、更に、このストリップの引き剥しを
容易にするためにストリップの前端12dはベース紙の
前端よりも僅かに突出して形成され、前端12dを持っ
て容易に引き剥すことができるように構成されている。
【0017】
【発明の効果】以上本発明によれば、従来のようなリー
ド紙部分を必要としないのでコンパクトサイズとするこ
とができ、また一方の面のみの搬送でクリーニングを行
うことができるの作業が極めて簡易である。更に、使用
時にのみストリップを引き剥す構成としたので保管時の
取扱いが非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるクリーニングシートの一例を示
す図。
【図2】 上記クリーニングシートを使用可能な原稿搬
送装置の一例を示す図。
【符号の説明】
1 駆動ローラ 2 従動ローラ(搬送装置) 10 クリーニングシート 11 離型紙 12a〜12c ストリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/00 107 B65H 5/00 - 5/38 G03G 15/00 510 - 534

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に配設した複数の搬送ローラによ
    り原稿シートを搬送する複写機等における搬送ローラの
    クリーニングシートにおいて、該クリーニングシートは
    粘着剤を塗布したベース紙に離型紙を重ね合わせた構成
    よりなり、該離型紙は前記複数の各搬送ローラに対応す
    る位置にベース紙に対して引き剥し可能とし、且つ前記
    搬送ローラを複数のグループに区分けし、これらグルー
    プ毎に順に接するように原稿シートの送り方向に延びた
    ストリップを形成して有し、該ストリップを引き剥がす
    ことにより搬送ローラをクリーニングするための帯状の
    粘着部を形成することを特徴とする搬送ローラのクリー
    ニングシート。
  2. 【請求項2】 前記ストリップは引き続くグループに連
    続して形成され一括して引き剥し可能であることを特徴
    とする請求項1記載の搬送ローラのクリーニングシー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記ストリップはベース紙の先端から後
    端に向けて千鳥または枝分かれ状に連続して形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の搬送ローラのクリ
    ーニングシート。
  4. 【請求項4】 前記ストリップは、シートの前端側が中
    部に対して少なく形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至3いずれか記載のクリーニングシート。
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