JPH05165375A - 搬送ローラのクリーニング装置 - Google Patents

搬送ローラのクリーニング装置

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JPH05165375A
JPH05165375A JP3331959A JP33195991A JPH05165375A JP H05165375 A JPH05165375 A JP H05165375A JP 3331959 A JP3331959 A JP 3331959A JP 33195991 A JP33195991 A JP 33195991A JP H05165375 A JPH05165375 A JP H05165375A
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Japan
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roller
brush
sponge
paper
cleaning device
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JP3331959A
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Yoshifumi Okauchi
慶文 岡内
Masamitsu Yamane
正光 山根
Koyo Ito
幸洋 伊藤
Masaki Kadota
雅樹 門田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙粉の回収効率を高めるとともに耐久性を向
上させる。 【構成】 クリーニング装置30は、回転することによ
り用紙を搬送する搬送ローラ23aに隣接して設けられ
る。このクリーニング装置30は、搬送ローラ23aの
表面に先端が接触する絶縁性のブラシ32と、ブラシ3
2よりもローラ回転方向下流側に配置されかつ搬送ロー
ラ23aの表面に圧接するスポンジ33とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーニング装置、特
に、複写機の給紙経路等に設けられる搬送ローラのクリ
ーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】複写機等の画像形成装置に
おいて、用紙を画像形成部等へ搬送するための給紙経路
には、一般に搬送ローラが配置されている。この搬送ロ
ーラには用紙の切り屑等からなる紙粉が付着しやすいの
で、搬送ローラに隣接してクリーニング装置を設けるこ
とが従来より行われている。
【0003】例えば実開昭63−73774号に示され
ている装置では、1対の搬送ローラの一方に接して紙粉
を回収するブラシ状の部材が設けられている。また、実
開昭63−39258号に示されている装置では、1対
の搬送ローラの一方に圧接して紙粉を回収するスポンジ
状部材が設けられている。しかし、これらの構成では、
ブラシあるいはスポンジのみをクリーニング部材として
用いるので、清掃機能が十分に得られない。
【0004】実開昭61−119170号には、1対の
搬送ローラの一方に接して紙粉を回収するために、樹脂
シートとスポンジとが設けられている。この構成では、
2種類の部材が清掃機能を発揮するので、前記従来の構
成よりも清掃機能は高い。しかし、その装置では、まず
樹脂シートで大きな紙粉が除去され、スポンジへは細か
な紙粉のみがもとの分散状態のまま到達する。このた
め、その構成では、スポンジが早期に目詰まりし易く、
耐久性に問題がある。
【0005】本発明の目的は、紙粉の回収効率を高める
とともに耐久性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクリーニン
グ装置は、回転することにより用紙を搬送する搬送ロー
ラのクリーニング装置である。このクリーニング装置
は、搬送ローラの表面に先端が接触する絶縁性のブラシ
と、ブラシよりもローラ回転方向下流側に配置され、搬
送ローラの表面に圧接するスポンジとを備えている。
【0007】
【作用】本発明に係るクリーニング装置は次のように作
用するものと、本願発明者は推論する。搬送ローラの回
転に伴って搬送ローラ上の紙粉がブラシに付着する。こ
のとき、ブラシは絶縁性であり、また紙粉は一般に帯電
している。この結果、ブラシに付着した紙粉は互いに凝
集し、当初細かかった紙粉でも、やがて大きな塊とな
る。大きな紙粉及び大きな塊となった紙粉は静電気力に
打ち勝ってブラシを通過し、搬送ローラの回転方向下流
側に配置されたスポンジに捕らえられる。これにより、
ブラシとスポンジとの組合せによる高い紙粉回収効率が
達成できる。しかも、細かい紙粉がブラシ部分で凝集し
た後にスポンジに達するので、細かい紙粉によるスポン
ジの目詰まりが生じ難くなり、耐久性が向上する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例が採用された複写機
を示している。図において、複写機本体1の上面には原
稿載置台2が固定されている。原稿載置台2の上部には
原稿押さえ3が開閉自在に装着されている。一方、複写
機本体1の図中右側部には、バイパストレイ4と給紙カ
セット5,6とが着脱自在に装着されており、左側部に
は、複写済の用紙が排出される排紙トレイ7が装着され
ている。複写機本体1の内部において、その上部には原
稿読取りのための光学系8が設けられている。この光学
系8は、光源,ミラー等から構成されている。また、装
置本体1の略中央には、その表面に静電潜像が形成され
る感光体ドラム9が配置されている。感光体ドラム9の
周囲には、感光体ドラム9を所定の電荷に帯電させる主
帯電用コロナ放電器10、感光体ドラム9にトナーを供
給する現像装置11、用紙にトナー像を転写するための
転写用コロナ放電器12、感光体ドラム9から用紙を分
離するための分離用コロナ放電器13、及び感光体ドラ
ム9上の残留トナー等を除去するトナー除去装置14が
配設されている。
【0009】給紙カセット5,6の先端上方には、給紙
ローラ16a,16bが設けられている。ローラ16
a,16bと画像形成部との間には、画像形成部に用紙
を搬送するための給紙装置17が設けられている。画像
形成部の下流側には搬送装置18が設けられている。こ
の搬送装置18と排出ローラ19との間には、搬送され
てきた用紙上の転写像を定着するための定着装置20が
設けられている。
【0010】給紙装置17は、図2に示すように、用紙
の搬送方向に沿って延在する1対の上ガイド板上21及
び下ガイド板22を有している。両ガイド板21,22
の途中には用紙を搬送するための搬送ローラ23(レジ
ストローラ)が配置されている。搬送ローラ23は、互
いに圧接する上下1対の上ローラ23a及び下ローラ2
3bから構成されている。上ローラ23aは図示しない
駆動系に接続され、下ローラ23bは上ローラ23aに
従動して回転する。1対のローラ23a,23bは、例
えば、ウレタンゴム,クロロプレンゴム等のゴム類やウ
レタン樹脂等によって形成されている。
【0011】上ローラ23aの用紙搬送方向上流側にお
いて、上ガイド板21の上面にはクリーニング装置30
が固定されている。クリーニング装置30は、ホルダ3
1と、ホルダ31の上部に固定されたブラシ32と、ホ
ルダ31の下部に固定されたスポンジ33とを備えてい
る。ホルダ31は、板金製であり、その基部が上ガイド
板21に固定されている。また、ホルダ31は、その中
央部(ブラシ32とスポンジ33の間)に凹所からなる
回収部30aを有している。
【0012】ブラシ32は、ホルダ31の上端部下面に
固定されている。このブラシ32は、上ローラ23aに
付着した紙粉を植毛先端部に付着させて除去するととも
に、細かい紙粉を凝集させて大きく成長させるために設
けられている。ブラシ32の材質は、例えば、アクリル
繊維,レーヨン等の絶縁性に優れたものからなる。毛の
太さは、2〜12デニール、好ましくは3〜10デニー
ルである。なお、同一太さの毛からブラシ32が構成さ
れていてもよいし、複数種の毛からブラシ32が構成さ
れていてもよい。植毛密度は、250〜15000本/
in2 が好ましく、前記毛の太さに応じて適宜設定され
る。
【0013】スポンジ33は、多孔質の軟質部材で構成
され、端面が上ローラ23aに圧接している。スポンジ
33は、ブラシ32に対し、上ローラ23aの軸心を中
心として略直角をなす位置に配置されており、両者間に
形成されるホルダ31内の空間が前記回収部30aとな
っている。スポンジ33の上端面は、上ローラ23a側
からホルダ30側へ行くにしたがって下降する方向に傾
斜している。これにより、回収部30aでは、回収され
た紙粉が回収部30aの奥側に溜まり、再流出を抑える
ことができる。
【0014】次に、動作について説明する。複写動作が
開始されると、原稿載置台2上の原稿の画像が光学系8
により感光体ドラム9上に静電潜像として形成される。
形成された静電潜像は現像装置11により現像され、ト
ナー像となる。一方、給紙カセット5,6等から用紙が
給紙装置17へ供給される。給紙装置17において、図
2の両ガイド板21,22間を搬送された用紙は、先端
が搬送ローラ23(レジストローラ)に当接することに
より一旦停止する。そして、感光体ドラム9上のトナー
画像の移動と同期するように搬送ローラ23が駆動さ
れ、両ローラ23a,23bの回転によって用紙が画像
形成部へ供給される。
【0015】画像形成部へ供給された用紙には、感光体
ドラム9上のトナー像が転写される。そして、用紙は、
定着装置20に送られて定着処理され、排出ローラ19
によって排出トレイ7側に排出される。上述の動作にお
いて、ローラ23a,23bが回転して用紙を送り出す
際に、用紙からの紙粉がローラ23aに付着する。紙粉
の付着は、材質の関係で、特に上ローラ23aに多い。
【0016】上ローラ23aに付着した紙粉は、まずブ
ラシ32の先端部で掻きとられる。このとき、比較的細
かい紙粉は静電力によりブラシ32の毛の表面に付着
し、次第に凝集して大きく成長する。比較的大きい紙粉
及び大きく成長した紙粉は、やがてブラシ32の毛間を
通過し、スポンジ33によって掻き取られる。スポンジ
33によって掻き取られた紙粉は回収部30a内に貯留
される。ここでスポンジ33に接触する紙粉は寸法の大
きいものであり、細かい紙粉はブラシ32の毛に捕捉さ
れているので、スポンジ33は目詰まりを起こしにく
い。
【0017】このように、本実施例では、ブラシ32と
スポンジ33との組合せにより紙粉の除去が効率よく行
える。また、細かい紙粉がブラシ32で凝集した後にス
ポンジ33に達するので、細かい紙粉によるスポンジ3
3の目詰まりが生じ難くなり、耐久性が向上する。な
お、必要に応じ、下ローラ23b用にもクリーニング装
置30を設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明では、ブラシとスポンジとの組合
せにより高い紙粉回収効率が達成できる。しかも、細か
い紙粉がブラシ部分で凝集した後にスポンジに達するの
で、細かい紙粉によるスポンジの目詰まりが生じ難くな
り、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した複写機の縦断面概
略構成図。
【図2】前記複写機の搬送ローラ部を示す縦断面図。
【符号の説明】
17 搬送装置 23a,23b 搬送ローラ 30 クリーニング装置 32 ブラシ 33 スポンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門田 雅樹 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転することにより用紙を搬送する搬送ロ
    ーラのクリーニング装置であって、 前記搬送ローラの表面に先端が接触する絶縁性のブラシ
    と、 前記ブラシよりもローラ回転方向下流側に配置され、前
    記搬送ローラの表面に圧接するスポンジと、を備えた搬
    送ローラのクリーニング装置。
JP03331959A 1991-12-16 1991-12-16 搬送ローラのクリーニング装置 Expired - Fee Related JP3114029B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000169008A (ja) * 1998-12-04 2000-06-20 Toshiba Corp 券類処理装置
KR20040051161A (ko) * 2002-12-12 2004-06-18 삼성전자주식회사 지분제거수단을 구비한 용지급지장치
JP2008273645A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Kyocera Mita Corp 用紙搬送装置および画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000169008A (ja) * 1998-12-04 2000-06-20 Toshiba Corp 券類処理装置
KR20040051161A (ko) * 2002-12-12 2004-06-18 삼성전자주식회사 지분제거수단을 구비한 용지급지장치
JP2008273645A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Kyocera Mita Corp 用紙搬送装置および画像形成装置

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