JPH0348603Y2 - - Google Patents

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JPH0348603Y2
JPH0348603Y2 JP11298285U JP11298285U JPH0348603Y2 JP H0348603 Y2 JPH0348603 Y2 JP H0348603Y2 JP 11298285 U JP11298285 U JP 11298285U JP 11298285 U JP11298285 U JP 11298285U JP H0348603 Y2 JPH0348603 Y2 JP H0348603Y2
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は複写機、フアクシミリ、プリンター等
における転写紙の粉回収(除去)装置に関する。
(従来技術) 第2図は複写機の転写紙搬送系を中心とした概
略機構図であるが、この図を基に本考案の係わる
問題点を説明する。
給紙部1より給紙された転写紙は、搬送路2を
通りレジストローラ3に至り、感光体ドラム5上
の画像と同期を取つて転写部4へと送り出される
ようになつているのであるが、給紙部1または搬
送路2において、転写紙の表面に搬送コロ6やガ
イド板7などの摩擦接触により紙粉が発生する。
特に給紙部1での給紙コロ6による紙粉発生は
著しい。この様にして発生した紙粉は様々なトラ
ブルを引き起こす。
搬送性のトラブルについては、紙粉により搬送
コロ6がスリツプし、転写紙のタイミング遅れを
きたす。また、感光体ドラム5のクリーニング装
置が、ブレードによりクリーニングを行うブレー
ドクリーニング装置8の場合、紙粉が転写部4で
ドラム5に付着し、そのままブレードと感光体ド
ラム5との間に留まり、クリーニング不良が発生
することによる画像面でのトラブルもある。また
クリーニングで回収したトナーを現像装置9に戻
してリサイクル使用を行う場合、クリーニング内
に混入された紙粉によりトナー粒子が粗大化した
り、また、紙粉が現像スリーブ上のトナーを均一
にするドクターと現像スリーブとの間に詰まり、
濃度ムラやその他異常画像を発生させる不都合も
生じていた。
以上のトラブルを防止する為に、これまで転写
紙上の紙粉を取る技術が種々提案されているが、
大別すると次の4通りの機構方法となる。
1 フアンにより紙粉を吸引したり、吹き飛ば
す。
2 回転ブラシやガイド板に植毛したりして紙粉
を掻き落とす。
3 転写紙に圧接されたローラ表面上の紙粉を取
ることで転写紙上の紙粉を取る。
4 静電気力により紙粉をクリーナに吸着させて
取る。
上記4通りのいずれも一長一短が有る。1は装
置が大掛かりとなり、コストアツプとなる。2は
紙粉回収性が悪い。3は紙粉除去効率が悪く、4
は転写紙搬送性が悪い。
そのために、搬送路における搬送コロの表面を
絶縁被覆し、この表面に弾性部材を摺接させて搬
送コロ表面に摩擦電気を起こさせ、紙粉を付着さ
せると共にこの弾性部材でこの紙粉を掻き取り、
更に掻き取つた紙粉を弾性部材近傍に設けた回収
容器に回収するようにしたものも既に同一出願人
から出願されている。
更に、弾性部材の下流側において搬送コロと摺
接するスポンジ状の軟質部材を設け、ジヤム時搬
送コロが逆転した際の逆流紙粉を回収しようとす
るものも同一出願人から出願されている。
しかしながら搬送コロが逆転すると、弾性部材
によつて掻き取られていた紙粉が搬送コロの表面
に更付着して搬送路に落下し、これが転写紙によ
つて転写部、クリーニング部へと運ばれ、トラブ
ルが発生する。搬送コロの逆転により、スポンジ
状の軟質部材まで達成して回収される紙粉はごく
僅かである。
この様に軟質部材の効果は完全とは言えなかつ
た。
(目的) 本考案はこの様な背景に基づいてなされたもの
であり、転写紙ジヤム処理時、紙粉回収装置から
の紙粉こぼれを防止し、紙粉による各種のトラブ
ルを未然に防止することを目的とする。
(構成) そのために本考案は、弾性部材により掻き取ら
れた紙粉を回収するだけでなく、搬送コロに逆転
防止機構を設けたことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は一実施例に係る紙粉回収装置の概略を
示す正面図である。
図において10,11は搬送コロ対を構成する
上コロ及び下コロであり、給紙部から転写部まで
の搬送路12中に位置する。上コロ10は金属の
表面に絶縁物質、例えばテフロン(商品名)をコ
ーテイング処理またはチユーブ皮膜処理してあ
る。
これによつて上コロ10の表面は帯電し易くな
つている。13は例えばポリステルフイルムで構
成される弾性部材(帯電部材)であり、一端を紙
粉の回収容器14の下ケース14bに固定し、他
端の自由端を前記上コロ10の表面に摺接してい
る。この弾性部材13と上コロ10が摺接するこ
とによつて表面が帯電し、転写紙17が上コロ1
0と下コロ11により搬送される間に、転写紙表
面の紙粉が上コロ10の表面に静電吸着されるよ
うになる。そして、上コロ10に付着(吸着)さ
れた紙粉は、弾性部材13によりコロ表面より掻
き取られ回収容器14に回収される。14aは上
ケースであり、一端を受台16にねじ15により
固定している。18は一方向クラツチであり、搬
送コロ10の片側の軸端部を支持し、搬送コロ1
0の逆転を防止している。これにより、ジヤム紙
処理時、搬送コロ10の逆転による紙粉回収容器
14bからの紙粉こぼれを防止し、紙粉による各
種のトラブルを未然に防止する。
第3図は他の実施例を示している。19,20
は爪車機構を構成しており、第1図に示す実施例
と同様の働きをする。
(効果) 本考案は以上述べた通りのものであり、本考案
に係る紙粉回収装置によれば、搬送コロの逆転を
防止する機構(一方向クラツチ、あるいは爪車)
を設けることにより、ジヤム処理時、紙粉回収装
置からの紙粉こぼれを防止し、紙粉による各種の
トラブルを未然に防止するとが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る紙粉回収装置
の概略図、第2図は一般的な複写機の転写紙搬送
系を示す概略図、第3図は他の実施例に係る紙粉
回収装置の概略図である。 10…搬送コロ、13…弾性部材、14…回収
容器、18,19,20…逆転防止機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給紙部から転写紙に至る搬送路において、一対
    のコロの内少なくとも一方の表面が絶縁部材で覆
    われている搬送コロと、その搬送コロに接触し摩
    擦帯電を起こす作用とその搬送コロに付着した紙
    粉を掻き取る作用とを行う弾性部材と、さらに掻
    き取られた紙粉を回収する回収容器とにより構成
    され、前記搬送コロに逆転防止機構を設けたこと
    を特徴とする複写機の紙粉回収装置。
JP11298285U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0348603Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11298285U JPH0348603Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JP11298285U JPH0348603Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6222669U JPS6222669U (ja) 1987-02-10
JPH0348603Y2 true JPH0348603Y2 (ja) 1991-10-17

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JPS6222669U (ja) 1987-02-10

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