JP3368582B2 - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP3368582B2
JP3368582B2 JP21138599A JP21138599A JP3368582B2 JP 3368582 B2 JP3368582 B2 JP 3368582B2 JP 21138599 A JP21138599 A JP 21138599A JP 21138599 A JP21138599 A JP 21138599A JP 3368582 B2 JP3368582 B2 JP 3368582B2
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哲弥 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置本体に
一又は複数の給紙ユニットを連設配置してなる画像形成
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機、プリンタ等を形成する
画像形成装置においては、装置本体自体の機能を極力最
小限に抑え、ユーザの使用目的により給紙カセットが収
納された給紙ユニット、両面印刷を行なうために印刷後
の記録紙を反転させて装置本体に戻入させる紙反転ユニ
ット、及び印刷後の記録紙の仕分けを行なうソータ等を
夫々ユニット化し、該ユニットを適宜選択して装置本体
側に装着する事により、使用目的に合致した画像形成シ
ステムが形成し得るように構成したものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて前記システムの
内、給紙ユニットとともに紙反転ユニットを装着したシ
ステムにおいては、装置本体より排出された記録紙が、
該ユニット内でスイッチバックした後、再度装置本体に
戻入される構成を取るために、その搬送距離が無用に延
び、時間当たりのプリント枚数が大幅に低下するという
欠点がある。この為例えば実公平2−29063号に示
す如く、搬送路が最も長くなる紙反転ユニットを装置本
体に隣接配置し、一方給紙ユニットはその下方に配置
し、全体としての搬送速度のバランスを取っているが、
この様に構成すると、紙反転ユニットの搬送距離の無用
な増長を抑える代りに、給紙カセットを収納した給紙ユ
ニット内と装置本体間距離が大になり、両面印刷を行わ
ない場合の時間当たりのプリント枚数が大幅に低下す
る。かかる欠点を解消するために、前記印字速度自体を
速くすると、装置本体内に配設した潜像書込み、現像、
転写、及び定着等の各プロセス手段の品質要求が厳しく
なり、コストアップにつながる。
【0004】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、給
紙ユニットを装置本体の下側に連設し、前記給紙ユニッ
トより下方にどんな種類のユニットが配置されても、前
記搬送路を介して前記装置本体側へ記録紙を搬送させ得
る画像形成システムを提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】係る本発明の要旨は、画
像形成装置本体(以下、装置本体)下面に一又は複数の
給紙ユニットを連設配置し前記給紙ユニットの下面に用
紙処理ユニットを配置してなる画像形成システムにおい
て、前記給紙ユニットに給紙カセットを装脱着自在に構
成するとともに、前記用紙処理ユニットと前記装置本体
間の2つの導通路を設け、前記給紙カセットの一側に搬
送路を設け、該搬送路を一の前記導通路とした事を特徴
とする。
【0006】本発明は、画像形成装置本体下面に一又は
複数の給紙ユニットを連設配置してなる画像形成システ
ムに適用されるものであり、前記給紙ユニットの下方に
どのようなユニットでも配置可能であり、用紙処理ユニ
ットとしては、給紙ユニット、紙反転ユニット、ソータ
ユニット等がある。
【0007】そして、かかる技術手段によれば、前記給
紙ユニットに給紙カセットを装脱着自在に構成するとと
もに、前記用紙処理ユニットと前記装置本体間に2つの
導通路を設け、前記給紙カセットの一側に搬送路を設
け、該搬送路を一の前記導通路としたので、前記給紙カ
セット内の記録紙載置部分を避け、さらにその外側の搬
送路を用いて装置本体の前壁側と後壁側とに配置された
前記給紙導通路及び前記排紙導通路により前記装置本体
との記録紙の給紙及び排紙を行うことができ、良好な記
録紙の搬送を行うことができるとともに、前記給紙ユニ
ットより下方にどんな種類の用紙処理ユニットが配置さ
れても、前記搬送路を介して前記装置本体側へ記録紙を
搬送させ得、前記装置本体側から記録紙が搬送され得る
画像形成システムを提供する事ができる。
【0008】また、請求項1に係る発明は、画像形成装
置本体(以下、装置本体)の下側に記録紙を収納した給
紙ユニットを一又は複数重ねて積載し、前記給紙ユニッ
トから前記装置本体に前記記録紙を供給するとともに、
供給された前記記録紙を前記装置本体の前壁側から記録
部に供給し、記録された前記記録紙を前記装置本体から
排紙するように構成された画像形成システムに適応する
ものであり、前記給紙ユニットの下方にどのような用紙
処理ユニットでも配置可能である。
【0009】そして、かかる技術手段によれば、例え
ば、図1に示すように、前記装置本体1は、下側の前記
給紙ユニット3Aから供給される前記記録紙を受け入れ
る本体側入口1c(給送ローラ32Aと上方から対面す
るローラユニット6の下面側)と、該本体側入口1cか
ら前記装置本体1の前壁1aに沿って形成した本体側給
紙通路1bと、該本体側給紙通路1bから供給された前
記記録紙に画像を形成した後、前記装置本体1から排紙
する本体側出口2cとを有している。
【0010】また、かかる技術手段によれば、例えば、
図1に示すように、前記給紙ユニット3Aは、底面に形
成され、下側から供給される前記記録紙を受け入れる給
紙ユニット下側入口3Acと、該給紙ユニット下側入口
3Acから前記装置本体1の前壁1aと同じ側のユニッ
ト前壁3Aaに沿って形成された給紙ユニット側給紙通
路(給送路72)と、上面に形成され、前記給紙ユニッ
ト側給紙通路72からの前記記録紙を排紙する給紙ユニ
ット上側出口(符号なし、給送ローラ32Aが対面する
ローラユニット6の下面と対面する)と、上面に形成さ
れ、前記本体側出口2cから排紙された前記記録紙を受
け入れる給紙ユニット上側入口3Adと、該給紙ユニッ
ト上側入口3Adから前記装置本体1の後壁(パスユニ
ット2の壁面2a)と同じ側のユニット後壁3Aeに沿
って形成された給紙ユニット側排紙通路(搬送路73)
と、底面に形成され、該給紙ユニット側排紙通路73か
ら前記記録紙を排紙する給紙ユニット下側出口(符号な
し、給紙ユニット3Bの上側入口3Bdと対面する)と
を有している。
【0011】このように構成されているので、前記装置
本体1と複数の給紙ユニット3A,3Bを積載させて画
像形成システムを構成した場合に、前記給紙ユニット下
側入口3Acから前記装置本体1の前壁1aと同じ側の
ユニット前壁3Aaに沿って形成された給紙ユニット側
給紙通路(給送路72)を通って、前記装置本体1を介
して前記給紙ユニット側排紙通路73から前記記録紙を
排紙する給紙ユニット下側出口(符号なし、給紙ユニッ
ト3Bの上側入口3Bdと対面する)にかけて記録紙の
経路を形成することができ、良好な記録紙の搬送を行う
ことができるとともに、前記給紙ユニットより下方にど
んな種類の用紙処理ユニットが配置されても、前記搬送
路を介して前記装置本体側へ記録紙を搬送させ得、前記
装置本体側から記録紙が搬送され得る画像形成システム
を提供する事ができる。
【0012】又、前記給紙ユニット側給紙通路が前記本
体側入口と連通状態で略垂直状に形成されるとともに、
前記給紙ユニット側排紙通路が前記本体側出口と連通状
態で略垂直状に形成するように構成することも本発明の
有効な手段である。このように給紙ユニット側の給紙、
排紙通路を略垂直状に形成することによって、前記装置
本体側の前壁及び後壁に沿って給紙、排紙通路を形成で
き、複雑な形状に設計する必要がないので、記録紙を直
線的に前記装置本体に搬送、また、前記装置本体側から
排紙搬送ができ、ジャムなどの誤動作を極力排除するこ
とができる。
【0013】又、請求項1に記載の発明ともに、前記給
紙ユニットを装置本体と紙反転ユニット間に介装した場
合、最も問題となるのが該ユニット内に内蔵した給紙カ
セットである。即ち給紙カセットは記録紙交換若しくは
ジャム処理の為に、適宜ユニットより引出さざるを得
ず、この為該給紙カセット収納部を迂回して搬送路を形
成せねばならず、結果として搬送距離が増加しやすい。
【0014】そこで、給紙カセット内に直接搬送路を設
け、該搬送路を用紙処理ユニット(例えば紙反転ユニッ
ト)を給紙ユニットの下に連設した際には、装置本体側
へ記録紙を搬送させる導通路として用いるために、前記
導通路を迂回させる事なく最も短距離で前記導通路が形
成できる。又ジャム等が発生した場合においても前記カ
セット取り出しにより容易に導通路が開放され、ジャム
処理が可能となる。
【0015】また、本発明は、最も使用頻度の高い給紙
ユニットを装置本体下面に直接連設させて、その下に紙
反転ユニットを積層配置することができる。かかる構成
によれば、従来技術とは逆に紙反転ユニットと装置本体
間の距離が大になるが、使用頻度の高い給紙ユニット側
の給送距離が小になる為に使用頻度を加味したトータル
としての搬送時間は大幅に減少する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形
態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発
明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明
例に過ぎない。
【0017】図1及び図2は本発明の実施の形態に係る
システムプリンタで、上方よりパスユニット2が排紙側
に取付けられた装置本体1、一又は複数の給紙ユニット
3A、3B、紙反転ユニット4、及びソータユニット5
を位置決めピン9を介して順次積層配置されている。
尚、6は給紙ユニット3A、3B内の小サイズの紙を給
紙する場合に必要なローラユニット、7はエンベロップ
フィーダ兼用の手差し給紙ユニット、8は排紙トレーで
パスユニット2若しくは装置本体1の排出口に選択的に
接続される。
【0018】次に記録紙の流れに従って各ユニットを説
明するに、装置本体1は内蔵カセット11と手差し給紙
ユニット7若しくは下段側の給紙ユニット3A、3Bよ
り選択的に給紙ローラ13を介してレジスト位置まで記
録紙を給紙された後、感光体ドラム14のトナー像に同
期させてレジストローラ15を回転させる事により該記
録紙が転写位置に導かれ、前記トナー像を転写器16に
より転写させた後、定着ローラ17に挿通させながら画
像定着を行ない、排紙ローラ18を介して分岐位置に導
かれる。そして分岐レバー61のレバー操作により反転
排紙ガイド19若しくはパスユニット2側に排紙され
る。反転排紙ガイド19に挿通された記録紙はそのまま
上面の排紙トレー部20に挿通され、反転排紙される。
【0019】一方パスユニット2に挿通された記録紙は
レバー62の操作によりそのまま排紙トレー8に排紙さ
れるか、若しくは搬送ローラ22を介して給紙ユニット
3Aの搬送路73側に挿通されるか選択され、給紙ユニ
ット3A側に選択された場合は第1の給紙ユニット3A
の搬送ローラ31A、第2の給紙ユニット3Bの搬送ロ
ーラ31Bを介して、紙反転ユニット4の搬送ローラ4
1より分岐レバー63位置に導かれる。
【0020】そして前記記録紙が片面印刷を行なう場合
は、そのまま搬送ローラ51を介してソータユニット5
側に導かれ、搬送ローラ56及び57を介してソータユ
ニット5の各ビン54に挿通され順次仕分け作業を行な
うか、若しくは他の搬送ローラ52を介してストッカ5
5に排紙される。
【0021】一方両面印刷を行なう場合は前記分岐レバ
ー63の切換えによりスイッチバック路42に導かれ、
スイッチバックローラ43により一旦該バック路42内
に退避させた後、レバー44の切換えと同時に前記スイ
ッチバックローラ43を反転させ、中間ローラ45、4
6及び排出ローラ47を介して前面側の給紙ユニット3
Bの給送路74に導き、該前面側に位置する給紙ユニッ
ト3A、3Bの給送ローラ32A、32Bを介して装置
本体1のレジストローラ15入口端に導く。
【0022】一方、給紙ユニット3A、3B内には適宜
サイズの用紙が収納可能なカセット30A、30Bが内
蔵されており、給紙ローラ34A、34Bの駆動回転に
より夫々給送路側に導かれ、装置本体1側に給送可能に
構成している。そして装置本体1内の内蔵カセット11
は前壁1aより、又給紙ユニット3A、3Bについては
カセット30A、30Bが、更に紙反転ユニット4につ
いてはそのユニット要部40が夫々前壁3Aa,3B
a,4aより引出し可能に構成され、記録紙の交換とジ
ャム処理の容易化を図っている。
【0023】次に前記給紙ユニット3A,3Bの構成に
ついて図3に基づいて説明する。前記したように給紙ユ
ニット3A,3Bは、ユニット後壁側に夫々記録紙が挿
通されるスリット81を開口すると共に、該スリット8
1の所定箇所にローラ31(A,B)を配設し、排紙側
の記録紙搬送路となすとともに、該ローラの駆動力の伝
達が紙反転ユニット4側より取れるように、歯車列31
1をユニット下面側まで延設し、紙反転ユニット4側の
伝導系(不図示)と歯合可能に構成する。そして前記後
壁側のスリット81の前方には仕切壁83を介してカセ
ット収納空間が形成されており、不図示のガイド手段を
利用して給紙カセット30(A,B)が前壁より引き出
し可能に構成されている。
【0024】そして前記仕切壁83とカセット後壁面間
には、カセットを前方に付勢する一対のコイルバネ84
と、カセット後壁面301に固設したコの字状係合輪3
02に係合可能な係合爪85が配設され、前記係合爪8
5は支軸86及びリンク部材87を介してソレノイド8
0と連結させる。そして該ソレノイド80は、カセット
前面に設けたカセット取り出しボタン303のボタン操
作により通電制御可能に構成し、これにより該ボタン操
作によりソレノイド80がONされるとリンク部材87
を介して前記係合爪85が揺動して係合輪302との係
合が解除され、コイルバネ84の付勢力により自動的に
前記カセット30が前方に飛出し、カセットの取り出し
が可能となる。又前記カセット30の前壁とユニット3
上下両壁には記録紙を紙反転ユニット4側から装置本体
1側に給送する為のスリット82が開口されるととも
に、該上壁側のスリット開口82とカセット30側のス
リット開口82の間には該ユニット内のモ−タM3によ
り駆動制御されるローラ部材32(A,B)を配してい
る。
【0025】次に前記各ユニットの紙検知センサの配設
位置について説明する。該センサは主としてパス切換え
タイミング制御とともに、ジャム検出、更には後記する
搬送速度の切換え制御に用いるもので、省部品化を図る
ためにその為装置本体1側と紙反転ユニット4、及びソ
ータユニット5にのみ配設し、給紙ユニット3A、3B
には配設しない。その配設位置を簡単に説明するに、
は手差し給送ローラの入口側に配したプリンタの給紙セ
ンサ、はレジストローラの入口側に配したレジストセ
ンサで、該センサ検知によりレジスト動作を開始させる
と共に、対応するユニットの搬送速度の切換え制御を行
なう。は定着ローラ17の出口側に配設した排紙セン
サで、ジャム検知と共に分岐レバー61、62のタイミ
ング制御を行ない、更に記録紙の後端が該排紙センサ
を通過した時点で対応するユニットの搬送速度の切換え
制御を行なう。はパスユニット2の排紙センサ、は
紙反転ユニット4の給紙センサで分岐レバー63のタイ
ミング制御と反転整合準備を行なう。は紙反転ユニッ
ト4の給紙/再給紙センサで整合動作と再給紙完了検知
を行なう反転検知センサである。はソータユニット5
の給紙センサで分岐レバー64のタイミング制御とソー
ト動作準備を行なう。及びはソータユニット5のビ
ン給紙センサである。
【0026】さて、前記各ユニット内には夫々CPUよ
りの制御信号に基づいて印加電圧を切換え可能な駆動モ
−タが内蔵されており、クラッチ及び歯車列等により構
成される伝導系を介して、前記した各搬送ローラを駆動
制御可能に構成されている。その構成及び作用を図4に
基づいて説明する。装置本体1内に内蔵されたモ−タM
1は印字速度に対応する電圧が印加され、レジストロー
ラ15、感光体ドラム14、定着ローラ17、排紙ロー
ラ18等を駆動制御しながら所定の電子写真プロセスに
基づく印字動作を行なう。そして前記印字動作中、パス
ユニット2内の駆動モ−タM2も駆動しているが、その
印加電圧は印字速度に対応する電圧V1に設定され、前
記印字速度と同期して回転している。そして前記定着ロ
ーラ17の出口側に位置するセンサが記録紙の後端を
検知した段階で、CPU90を介して速度切換え用の制
御信号をパスユニット2のモ−タ駆動回路S2に送出
し、その印加電圧をV1からV2に変更し、例えば印字
速度(60mm/sec)の3〜5倍の高速搬送速度
(250mm/sec)に切換える。と同時に紙反転ユ
ニット4及びソータユニット5の駆動モ−タM4、M5
もCPU90より駆動回路S4、S5に送出される制御
信号に基づき、高速搬送速度に対応する電圧V2が印加
され駆動が開始される。
【0027】そして前記記録紙をソータユニット5側に
搬送する際は、前記紙反転ユニット4の伝導系D4内の
クラッチD41の制御により第1及び第2の給紙ユニッ
ト3A、3Bの搬送ローラ31A、31Bと紙反転ユニ
ット4の搬送ローラ41のみを駆動させ、そのまま搬送
ローラ51を介してソータユニット5側に導き、高速搬
送速度でクラッチD51,D52の制御により前記した
ソーティング動作を行なう。
【0028】一方両面印刷を行なう場合は前記レバー6
3切換えと同期させて前記クラッチD41を連結させる
事により、スイッチバック路42内のローラ43が駆動
し、高速搬送速度で一旦該バック路42内に退避させた
後、レバー44の切換えと同時に反転クラッチ等D42
を利用して前記スイッチバックローラ43を反転させ、
中間ローラ45、46及び排出ローラ47を介して給紙
ユニット3Bの給送路74に導き、給紙ユニット3A、
3Bの給送ローラ32A、32Bを介して装置本体1内
にレジストローラ15入口側に導く。尚、給紙ユニット
3A、3Bの給送ローラ32A、32Bは反転検知セン
サの信号に基づいて駆動回路S3A、S3B、モ−タ
M3A、M3B及び伝導系D3A、D3Bを介して高速
搬送速度に対応する回転速度で駆動が開始される訳であ
るが、この際給紙ローラ34A、34BはクラッチD3
1のON状態にあるために駆動力の伝達が解除されてお
り、回転はしない。
【0029】そして記録紙始端が前記レジストローラ1
5入口端で検知センサを作動させると、CPU90を
介して速度切換え用の制御信号を紙反転ユニット4及び
給紙ユニット3A、3Bのモ−タ駆動回路S4、S3
A、S3Bに送出し、その印加電圧をV2からV1に変
更し、高速搬送速度から印字速度に切換える。これによ
り反転ユニット4から所定記録紙間隔をおいて給送され
る後位の記録紙の給送速度がダウンし、レジスト位置で
の重合を避ける事が出来る。
【0030】一方、給紙ユニット3A、3B内のカセッ
ト30A、30Bより記録紙を給送する場合は、給紙ユ
ニット3A、3Bと装置本体1間が連設して上下に積層
配置しているために、前記した速度切り換えを必ずしも
行なわなくてもよいが、記録紙始端が前記レジストロー
ラ15入口端で検知センサを作動させるまで高速給紙
を行なうようにしてもよい。尚、給紙ユニットのカセッ
ト30は前記給紙及び排紙動作中若しくは反転動作中C
PU90を介して前記ソレノイド駆動回路91にロック
信号を送出する事により、前記カセット取り出しボタン
303のボタン操作によってもソレノイド80が作動し
ないように構成し、カセット30の取り出しを阻止す
る。
【0031】そして前記ソレノイド80のロックは、ソ
ータユニット5入口側に配したセンサを記録紙が通過
するまで継続し、該センサを記録紙が通過した後、C
PU90を介して前記ソレノイド駆動回路91にロック
解除信号を送出し、前記カセット30取り出しを許容さ
せる。
【0032】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明によれば、給紙
ユニットを装置本体の下側に連設し、前記給紙ユニット
より下方にどんな種類の用紙処理ユニットが配置されて
も、前記搬送路を介して前記装置本体側へ記録紙を搬送
させ得、前記装置本体側から記録紙が搬送され得ること
ができる。また、最も使用頻度の高い給紙ユニットを装
置本体下面に直接連設させて積層配置しているので、使
用頻度の高い給紙ユニット側の給送距離が小になる為に
使用頻度を加味したトータルとしての搬送時間は大幅に
減少する。また、給紙カセット内に直接搬送路を設け、
該搬送路を用紙処理ユニット(例えば紙反転ユニット)
より装置本体側へ記録紙を搬送させる導通路を形成した
ために、前記導通路を迂回させる事なく最も短距離で前
記導通路が形成できるとともに、ジャム等が発生した場
合においても前記カセット取り出しにより容易に導通路
が開放され、ジャム処理が可能となる。等の種々の著効
を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るプリンタシステムの内
部構成を示す全体図である。
【図2】 図1に示すプリンタシステムの個々のユニッ
トの取付け状態を示す外観図である。
【図3】 図2に使用する給紙ユニットの内部状態を示
す分解斜視図である。
【図4】 図1に示すプリンタシステムにおける搬送系
のブロック図である。
【符号の説明】
1 装置本体 3A、3B 給紙ユニット 4 紙反転ユニット 5 ソータユニット 30 給紙カセット 72〜77 搬送路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−231324(JP,A) 特開 平3−267226(JP,A) 特開 平5−208741(JP,A) 特開 昭61−86337(JP,A) 特開2000−62972(JP,A) 実開 昭62−194634(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/00 310 B65H 29/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体(以下、装置本体)の
    下側に記録紙を収納した給紙ユニットを一又は複数重ね
    て積載し、前記給紙ユニットから前記装置本体に前記記
    録紙を供給するとともに、供給された前記記録紙を前記
    装置本体の前壁側から記録部に供給し、記録された前記
    記録紙を前記装置本体から排紙するように構成された画
    像形成システムにおいて、 前記装置本体は、 下側の前記給紙ユニットから供給される前記記録紙を受
    け入れる本体側入口と、 該本体側入口から前記装置本体の前壁に沿って形成した
    本体側給紙通路と、 該本体側給紙通路から供給された前記記録紙に画像を形
    成した後、前記装置本体から排紙する本体側出口とを有
    し、 前記給紙ユニットは、 底面に形成され、下側から供給される前記記録紙を受け
    入れる給紙ユニット下側入口と、 該給紙ユニット下側入口から前記装置本体の前壁と同じ
    側のユニット前壁に沿って形成された給紙ユニット側給
    紙通路と、 上面に形成され、前記給紙ユニット側給紙通路からの前
    記記録紙を排紙する給紙ユニット上側出口と、 上面に形成され、前記本体側出口から排紙された前記記
    録紙を受け入れる給紙ユニット上側入口と、 該給紙ユニット上側入口から前記装置本体の後壁と同じ
    側のユニット後壁に沿って形成された給紙ユニット側排
    紙通路と、 底面に形成され、該給紙ユニット側排紙通路から前記記
    録紙を排紙する給紙ユニット下側出口とを有し、 前記装置本体と給紙ユニットを積載させて画像形成シス
    テムを構成した場合に、前記給紙ユニット下側入口から
    前記装置本体を介して前記給紙ユニット下側出口にかけ
    て記録紙の経路を形成したこと を特徴とする画像形成シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記給紙ユニット側給紙通路が前記本体
    側入口と連通状態で 略垂直状に形成されるとともに、前
    記給紙ユニット側排紙通路が前記本体側出口と連通状態
    で略垂直状に形成されることを特徴とする請求項1記載
    画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記給紙ユニットに給紙カセットを装着
    または脱着する方向と前記給紙カセットからの記録紙搬
    送方向とが同一となるように装脱着可能に構成するとと
    もに、前記給紙カセットの前記装脱着方向の少なくとも
    一端側であって、記録紙載置部分の外側に前記記録紙の
    導通路を設け、該導通路を前記給紙ユニット側給紙通路
    または前記給紙ユニット側排紙通路としたことを特徴と
    する請求項1、または2記載の画像形成システム。
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