JP3197522B2 - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP3197522B2
JP3197522B2 JP21508898A JP21508898A JP3197522B2 JP 3197522 B2 JP3197522 B2 JP 3197522B2 JP 21508898 A JP21508898 A JP 21508898A JP 21508898 A JP21508898 A JP 21508898A JP 3197522 B2 JP3197522 B2 JP 3197522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置本体に
給紙ユニット、紙反転ユニット、ソータユニット又必要
に応じて前記ユニットの一部をなす記録紙搬送ユニット
の内、選択された一又は複数のユニットを積層配置して
なる画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機、プリンタ等を形成する
画像形成装置においては、装置本体自体の機能を極力最
小限に押え、ユーザの使用目的により給紙カセットが収
納された給紙ユニット、両面印刷を行なうために印刷後
の記録紙を反転させて装置本体に戻入させる紙反転ユニ
ット、及び印刷後の記録紙の仕分けを行なうソータ等を
夫々ユニット化し、該ユニットを適宜選択して装置本体
側に装着する事により、使用目的に合致した画像形成シ
ステムが形成し得るように構成したものが存在する。
【0003】さて前記システムにおいては、各ユニット
内に夫々装置本体側より各ユニットに記録紙を搬送させ
る第1の搬送路と、各ユニットより装置本体側に向け記
録紙を搬送させる第2の搬送路を設け、これらのユニッ
ト毎に設けた搬送路の供給口(排出口)が夫々隣接する
ユニットの排出口(供給口)と合致可能に前記ユニット
間を連設し、装置本体より排出された記録紙が、一又は
複数のユニット搬送路を通って目的ユニットへ、又給紙
ユニットや反転ユニットより引出された記録紙が一又は
複数のユニット搬送路を通って装置本体側に夫々戻入可
能に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従ってかかるシステム
においては目的ユニットと装置本体間に挟まれるユニッ
ト数が多くなるほど記録紙搬送距離(時間)が長くな
り、又特に反転排紙ユニットにおいては一旦ユニット内
に収納した印刷済記録紙を反転させて再度装置本体内に
戻入する構成を取るために、その移動時間が無用に長く
なる。この為ユニット搬送路内を記録紙が移動中である
事を知らずに、装置操作者が給紙カセット等を引出す等
の操作を行なってしまう場合があり、このような場合必
然的にジャムが発生する。特に給紙カセットより最後の
紙を引出した後において、給紙カセットの表示がエンプ
ティ表示に切換わった後、直ちに前記カセットを引きだ
そうとする場合等に前記問題が発生しやすい。
【0005】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、前
記給紙ユニット、反転ユニット等のユニット搬送路内を
記録紙が移動中に、装置操作者が誤って前記ユニット内
の給紙カセット、反転ユニット本体等を引出す恐れを完
全に阻止し、これによるジャムを防止して、各種ユニッ
トに対応させて目的とする記録紙印刷の円滑化を図るこ
とを目的とする。また、本発明の他の目的は、給紙カセ
ット、反転ユニット本体等の引き出し以外の理由でジャ
ムが起こった際には、給紙カセット、反転ユニット等の
引き出しを許容する画像形成システムを提供する事を目
的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】請求項1記載の発明は、画
像形成装置本体の下段に少なくとも給紙ユニットと紙反
転ユニットを分割可能に積層配置してなる画像形成シス
テムにおいて、前記画像形成装置本体と紙反転ユニット
との間に前記給紙ユニットを配設するとともに、前記い
ずれかのユニットより記録紙搬送路を含んで引き出し操
作させる脱着部材と、該脱着部材の対応するユニットよ
りの引き出しを阻止する阻止手段とを備え、更に、給紙
ユニット内に形成した記録紙搬送路上における記録紙の
移動およびジャムを検知する検知手段を給紙ユニットに
は配設せず、給紙ユニットが挟まれる装置本体側と紙反
転ユニットに配設し、該給紙ユニットを挟んで記録紙搬
送方向上流に位置する前位側の検知手段から下流側に位
置する次位側の検知手段までの検知時間にもとづいて、
該給紙ユニット内の記録紙の移動とジャム検知を行うと
共に、前記検知手段に基づいて生成される移動検知信号
により、前記阻止手段を駆動制御し、記録紙が移動して
いる記録紙搬送路を含む脱着部材において、該脱着部材
の対応するユニットよりの引き出しを阻止可能に構成し
たことを特徴とするものである。
【0007】即ち、本第1発明の特徴とする所は、図1
及び図3に示すように、 (1)前記画像形成装置本体と紙反転ユニットとの間に
前記給紙ユニットを配設する点、使用頻度の高いユニッ
トである給紙ユニットを装置本体側に近接配置できるの
で、記録紙を供給通路が短くなり、ジャム発生頻度が低
減するとともに、印字速度が向上する。 (2)給紙ユニット内に形成した記録紙搬送路上におけ
る記録紙の移動およびジャムを検知する検知手段を給紙
ユニットには配設せず、給紙ユニットが挟まれる装置本
体側と紙反転ユニットに配設し、該給紙ユニットを挟ん
で記録紙搬送方向上流に位置する前位側の検知手段から
下流側に位置する次位側の検知手段までの検知時間にも
とづいて、該給紙ユニット内の記録紙の移動とジャム検
知を行う点、即ち、省部品化を図るために装置本体側と
紙反転ユニットにのみ検知手段を配設し、給紙ユニット
には配設しない点を特徴とするものである。
【0008】(3)前記検知手段に基づいて生成される
移動検知信号により、前記阻止手段を駆動制御し、記録
紙が移動している記録紙搬送路を含む脱着部材におい
て、該脱着部材の対応するユニットよりの引き出しを阻
止可能に構成した点、前記脱着部材は、前記いずれかの
ユニットより記録紙搬送路を含んで引き出し操作させる
もので、前記脱着部材には、給紙ユニット内の給紙カセ
ット、反転ユニット内のユニット本体等が挙げられる。 (4)前記脱着部材の対応するユニットよりの引き出し
を阻止する阻止手段を具えた点、前記阻止手段は、特に
脱着部材と同一のユニット内に配設する必要はなく、該
対応するユニットと対面する隣接ユニット側に配設して
もよい。この場合、前記搬送路を記録紙が移動中、全て
のユニットの対応する脱着部材を離脱阻止可能に構成し
てもよく、又記録紙が移動中に位置する搬送路と対応す
るユニットのみ若しくはその下流側のユニットの脱着部
材の離脱を阻止可能に構成してもよい。
【0009】また、請求項2記載のように、前記脱着部
材の対応するユニットよりの引き出し阻止を解除する解
除手段を具え、前記検知手段に基づいて生成されるジャ
ム検知信号により前記解除手段を駆動し、前記記録紙搬
送路上でジャムが生じた場合に該記録紙搬送路を含む脱
着部材の引き出しを許容することも本第1発明の有効な
手段である。
【0010】このように構成することにより、前記搬送
路上でジャムが生じると前記対応するユニットの脱着部
材の阻止状態を解除して、給紙カセット、反転ユニット
本体等の脱着部材における解除手段が自動的に前記阻止
状態を解除して、前記給紙カセット、反転ユニット本体
の引き出しを許容して記録紙のジャムを処理することが
できる。
【0011】本第2発明は、記録紙搬送路と一体化され
た給紙カセットが、画像形成装置本体への記録紙の供給
方向に位置する給紙ユニット前壁側より引き出し可能に
構成した給紙ユニットを、画像形成装置本体の下段に、
更に前記給紙ユニットの下段に、給紙ユニット以外の他
のユニットを分割可能に配置してなる画像形成システム
に適用されるもので、前記給紙カセットの記録紙搬送路
上の記録紙の移動およびジャムを検知する検知手段を給
紙ユニットには配設せず、前記装置本体側と他のユニッ
ト側に夫々配設し、給紙ユニットを挟んで記録紙搬送方
向上流に位置する前位側の検知手段から下流側に位置す
る次位側の検知手段までの検知時間にもとづいて給紙ユ
ニット内の移動とジャム検知を行う点は本第1発明と同
様であるが、更に、前記給紙ユニットの前壁側に、前記
他のユニットから画像形成装置本体に至る搬送路を形成
し、該給紙ユニットの前壁側の搬送路における記録紙の
移動中に前記給紙カセットの引き出しを阻止する阻止手
段を設け、該阻止手段の駆動制御を給紙ユニットには配
設しない前記検知手段に基づく移動検知信号により行う
ように構成したことを特徴とする。
【0012】かかる発明によれば、第1発明の効果と共
に、給紙カセットを前壁側から、該記録紙の供給方向に
引き出すことにより、給紙カセットを引き出す際に、記
録紙の紙面が延設される方向と平行であって、記録紙が
搬送される方向と交差する方向に記録紙が引き出される
ことがないので、記録紙の破損を極力防止することがで
きる。
【0013】また、前記給紙カセットの引き出し阻止を
解除する解除手段を備え、給紙ユニットには配設しない
前記検知手段に基づいて生成されるジャム検知信号によ
り前記解除手段を駆動し、給紙カセットの引き出しを許
容可能に構成したことも本第2発明の有効な手段である
ことは第1発明と同様である。
【0014】上述したように、前記カセットの引き出し
を阻止する前記阻止手段や、前記ユニット要部の引き出
しを阻止する前記阻止手段を、ジャムが生じると解除可
能に構成することにより、給紙カセット、反転ユニット
本体等の引き出し以外の理由でジャムが起こった際に
は、前記解除手段が自動的に前記阻止状態を解除して、
前記給紙カセット、反転ユニット等の引き出しを許容し
て記録紙のジャムを処理することができる。
【0015】また、本第3発明は画像形成装置本体の下
段に、給紙カセットが引き出し可能に収納された給紙ユ
ニットと、更に前記給紙ユニットの下段に、該給紙ユニ
ット以外の他のユニットを分割可能に積層配置してなる
画像形成システムにおいて、前記画像形成装置本体と他
のユニットとの間に配設された給紙ユニットの前壁側に
前記他のユニットから画像形成装置本体に至る搬送路
が、又該給紙ユニットの後壁側に画像形成装置本体から
他のユニットに至る搬送路が夫々形成され、該2つの搬
送路の間に給紙カセットの記録紙収納部が位置している
とともに、前記給紙カセットの記録紙搬送路上の記録紙
の移動およびジャムを検知する検知手段を給紙ユニット
には配設せず、前記装置本体側と他のユニット側に夫々
配設し、給紙ユニットを挟んで記録紙搬送方向上流に位
置する前位側の検知手段から下流側に位置する次位側の
検知手段までの検知時間にもとづいて給紙ユニット内の
移動とジャム検知を行うことを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形
態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発
明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明
例に過ぎない。
【0019】図4及び図5は本発明の実施の形態に係る
システムプリンタで、上方よりパスユニット2が排紙側
に取付けられた装置本体1、一又は複数の給紙ユニット
3A、3B、紙反転ユニット4、及びソータユニット5
を位置決めピン9を介して順次積層配置されている。
尚、6は給紙ユニット3A、3B内の小サイズの紙を給
紙する場合に必要なローラユニット、7は葉書フィーダ
兼用の手差し給紙ユニット、8は排紙トレーでパスユニ
ット2若しくは装置本体1の排出口に選択的に接続され
る。
【0020】次に記録紙の流れに従って各ユニットを説
明するに、装置本体1は内蔵カセット11と手差し給紙
ユニット7若しくは下段側の給紙ユニット3A、3Bよ
り選択的に給紙ローラ13を介してレジスト位置まで記
録紙を給紙された後、感光体ドラム14のトナー像に同
期させてレジストローラ15を回転させる事により該記
録紙が転写位置に導かれ、前記トナー像を転写器16に
より転写させた後、定着ローラ17に挿通させながら画
像定着を行ない、排紙ローラ18を介して分岐位置に導
かれる。そして該分岐レバー61のレバー操作により反
転排紙ガイド19若しくはパスユニット2側に排紙され
る。反転排紙ガイド19に挿通された記録紙はそのまま
上面の排紙トレー部20に挿通され、反転排紙される。
【0021】一方パスユニット2に挿通された記録紙は
レバー62の操作によりそのまま排紙トレー8に排紙さ
れるか、若しくは搬送ローラ22を介して給紙ユニット
3Aの搬送路73側に挿通されるか選択され、給紙ユニ
ット3A側に選択された場合は第1の給紙ユニット3A
の搬送ローラ31A、第2の給紙ユニット3Bの搬送ロ
ーラ31Bを介して、紙反転ユニット4の搬送ローラ4
1より分岐レバー63位置に導かれる。
【0022】そして前記記録紙が片面印刷を行なう場合
は、そのままソータユニット5側に導かれ、搬送ローラ
51を介してソータユニット5の各ビン54に挿通され
順次仕分け作業を行なうか、若しくは他の搬送ローラ5
2を介してストッカ55に排紙される。
【0023】一方両面印刷を行なう場合は前記レバー6
3の切換えによりスイッチバック路42に導かれ、スイ
ッチバックローラ43により一旦該バック路42内に退
避させた後、レバー44の切換えと同時に前記スイッチ
バックローラ43を反転させ、中間ローラ45、46及
び排出ローラ47を介して前面側の給紙ユニット3Bの
給送路74に導き、該前面側に位置する第2及び第1の
給紙ユニット3A、3Bの給送ローラ32A、32Bを
介して装置本体1側に導く。
【0024】一方、給紙ユニット3A、3B内には適宜
サイズの用紙が収納可能なカセット30A、30Bが内
蔵されており、給紙ローラ34A、34Bの駆動回転に
より夫々給送路側に導かれ、装置本体1側に給送可能に
構成している。そして装置本体1内の内蔵カセット11
は前壁より、又給紙ユニット3A、3Bについてはカセ
ット30A、30Bが、更に紙反転ユニット4について
はそのユニット要部40が夫々前壁より引出し可能に構
成され、記録紙の交換とジャム処理の容易化を図ってい
る。
【0025】次に前記各ユニットの紙検知センサの配設
位置について説明する。該センサは主としてパス切換え
タイミング制御とともに、ジャム検出、更には後記する
ソレノイド作動(カセット等の離脱阻止手段)用に用い
るもので、省部品化を図るために装置本体1側と紙反転
ユニット4、及びソータユニット5にのみ配設し、給紙
ユニット3A、3Bには配設しない。
【0026】その配設位置を簡単に説明するに、は手
差し給送ローラの入口側に配したプリンタの給紙セン
サ、はレジストローラの入口側に配したレジストセン
サで、印字待機の為に記録紙を一時ストップさせる。
は排紙ローラの入口側で配設した排紙センサで、ジャム
検知と共に分岐レバー61,62のタイミング制御を行
なう。はパスユニット2の排紙センサ、は紙反転ユ
ニット4の給紙センサで分岐レバー63のタイミング制
御と反転整合準備を行なう。は紙反転ユニット4の給
紙/再給紙センサで整合動作と再給紙完了検知を行な
う。はソータユニット5の給紙センサで分岐レバー6
4のタイミング制御とソート動作準備を行なう。及び
はソータユニット5のビン給紙センサで分岐レバー6
4のタイミング制御を行なう。
【0027】従って、前記装置においてはパスユニット
2出口端から2つの給紙ユニット3A、3Bを挟んで紙
反転ユニットの分岐位置に至るセンサと、又ソータ
ユニット5入口側に至るセンサと、更に紙反転ユニ
ット4のスイッチバック後、給紙ユニット3A、3Bを
挟んで装置本体1のレジストローラ15入口端までのセ
ンサとまでの夫々の搬送路間については、何れもセ
ンサが配置されていないが、後記CPUにより、前位の
センサで記録紙の始端(後端)検知後次位のセンサが記
録紙の始端を検知するまでの時間が正規時間を超えたか
否かでジャム判断をする事が出来、又前記、、、
、の各センサの検知信号に基づいて後記するソレノ
イド80が駆動制御可能に構成されている。
【0028】その構成を図1乃至図3に基づいて説明す
る。図1及び図2は、前記ソレノイド80を対応する各
ユニットに組込んだ実施の形態で、前記したようにユニ
ット後壁側と前壁側に夫々記録紙が挿通されるスリット
81、82を開口すると共に、該スリット81、82の
所定箇所にローラ31、32を配設し、記録紙搬送路と
なす。そして前記後壁側のスリット81の前方には仕切
壁83を介してカセット収納空間が形成されており、不
図示のガイド手段を利用して給紙カセット30が前壁よ
り引き出し可能に構成されている。
【0029】そして前記仕切壁83とカセット後壁面3
01間には、カセットを前方に付勢する一対のコイルバ
ネ84と、カセット後壁面301に固設したコの字状係
合輪302に係合可能な係合爪85が配設され、前記係
合爪85は支軸86及びリンク部材87を介してソレノ
イド80と連結し、該ソレノイド80の通電/非通電制
御により前記係合爪85と係合輪302の係合/解除可
能に構成している。前記ソレノイド80は、カセット前
面に設けたカセット取り出しボタン303のボタン操作
により通電され、該通電によりリンク部材87を介して
前記係合爪85が揺動し、これにより係合輪302との
係合が解除され、コイルバネ84の付勢力により自動的
に前記カセット30が前方に飛出し、カセットの取り出
しが可能となる。
【0030】そして本実施の形態においては図3に示す
ように、パスユニット2の出口端に設けたのセンサを
記録紙始端が通過後、CPU90を介して前記ソレノイ
ド駆動回路91にロック信号を送出し、該駆動回路91
内のリレースイッチ92を強制遮断する事により、前記
カセット取り出しボタン303のボタン操作によっても
切電状態を維持、言換えれば、前記係合爪85と係合輪
302との係合を維持し、カセット30取り出しを阻止
する。
【0031】そして前記リレースイッチ92の強制遮断
は、ソータユニット5入口側に配したセンサを記録紙
が通過するまで継続し、該センサを記録紙が通過した
後、CPU90を介して前記ソレノイド駆動回路91に
ロック解除信号を送出し、該駆動回路91内のリレース
イッチ92を復帰させる事により、前記カセット取り出
しボタン303のボタン操作を可能にさせる。又両面印
刷を行なう場合は、前記反転ユニット4内のセンサに
よる記録紙検知後、前記カセットロックを更に継続し装
置本体1のレジストローラ15入口端に配設したセンサ
が記録紙を検知した後、前記ロック解除を行なう。
【0032】一方給紙ユニット3A、3Bより給紙を行
なう場合が、給紙ユニット選択スイッチUswをONし
た後、プリントスイッチPswを押す事によりCPU9
0よりロック信号が送出され、装置本体1のレジストロ
ーラ15の入口端に配設したセンサが記録紙を検知す
るまで前記ロックを継続する。尚前記ロック継続中でも
ジャムが生じた場合はCPU90よりジャム検知信号を
ジャム表示器99に送出し、ジャム表示を行うととも
に、対応するユニット3のロックを解除し、カセット等
の取り出しを可能にする。
【0033】かかる実施の形態によれば、前記給紙ユニ
ット3A、3B、反転ユニット4の後壁若しくは前壁の
搬送路内を記録紙が移動している場合は、装置操作者が
誤って給紙カセット取り出しボタン303を押してもソ
レノイド80が作動する事なくその引出しを阻止し得
る。
【0034】図6は前記ソレノイド80を隣接するユニ
ット側に設けた変形例で、ユニット底面のカセット収納
空間から外れた側部に穴95を穿孔し、一方隣接するユ
ニット4の上面側に前記穴95に係合可能なピストンピ
ン96を配設し、該ピストンピン96はリンク部材98
を介してソレノイド80軸に連結し、前記ピストンピン
96に介装したコイルバネ97に抗して前記穴95に進
入可能に構成する。かかる変形例においても、前記実施
の形態と同様な作用を達成する事が出来る。
【0035】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、給紙ユ
ニットその他のユニット内に設けた搬送路を記録紙が移
動中に、装置操作者が誤って給紙カセット等の引き出し
操作を行なってもこれらの部材が引出される恐れを完全
に阻止し得る。また、給紙カセットの引き出し以外の理
由でジャムが生じた際には、給紙カセットの引き出しが
許容されるので、給紙カセットの引き出し操作により記
録紙のジャムに対処することもできる。等の種々の著効
を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る要部構成を示す斜
視図である。
【図2】 図1の長手方向断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に用いる電気制御ブロッ
ク図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るプリンタシステム
の内部構成を示す全体図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るシステムプリンタ
の分解斜視図である。
【図6】 ユニット間を連結するためのソレノイドの構
造を示す変形例である。
【符号の説明】
1 装置本体 3A、3B 給紙ユニット 4 紙反転ユニット 5 ソータユニット 30 給紙カセット(脱着部材) 40 反転ユニット本体(脱着部材) 72〜77 搬送路 80 ソレノイド(阻止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体の下段に少なくとも給
    紙ユニットと紙反転ユニットを分割可能に積層配置して
    なる画像形成システムにおいて、 前記画像形成装置本体と紙反転ユニットとの間に前記給
    紙ユニットを配設するとともに、前記いずれかのユニッ
    トより記録紙搬送路を含んで引き出し操作させる脱着部
    材と、該脱着部材の対応するユニットよりの引き出しを
    阻止する阻止手段とを備え、 更に、給紙ユニット内に形成した記録紙搬送路上におけ
    る記録紙の移動およびジャムを検知する検知手段を給紙
    ユニットには配設せず、給紙ユニットが挟まれる装置本
    体側と紙反転ユニットに配設し、該給紙ユニットを挟ん
    で記録紙搬送方向上流に位置する前位側の検知手段から
    下流側に位置する次位側の検知手段までの検知時間にも
    とづいて、該給紙ユニット内の記録紙の移動とジャム検
    知を行うと共に、 前記検知手段に基づいて生成される移動検知信号によ
    り、前記阻止手段を駆動制御し、記録紙が移動している
    記録紙搬送路を含む脱着部材において、該脱着部材の対
    応するユニットよりの引き出しを阻止可能に構成したこ
    とを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記脱着部材の対応するユニットよりの
    引き出し阻止を解除する解除手段を具え、 前記検知手段に基づいて生成されるジャム検知信号によ
    り前記解除手段を駆動し、前記記録紙搬送路上でジャム
    が生じた場合に該記録紙搬送路を含む脱着部材の引き出
    しを許容することを特徴とする請求項1記載の画像形成
    システム。
  3. 【請求項3】 記録紙搬送路と一体化された給紙カセッ
    トが、画像形成装置本体への記録紙の供給方向に位置す
    る給紙ユニット前壁側より引き出し可能に構成した給紙
    ユニットを、画像形成装置本体の下段に、更に前記給紙
    ユニットの下段に、給紙ユニット以外の他のユニットを
    分割可能に配置してなる画像形成システムにおいて、 前記給紙カセットの記録紙搬送路上の記録紙の移動およ
    びジャムを検知する検知手段を給紙ユニットには配設せ
    ず、前記装置本体側と他のユニット側に夫々配 設し、給
    紙ユニットを挟んで記録紙搬送方向上流に位置する前位
    側の検知手段から下流側に位置する次位側の検知手段ま
    での検知時間にもとづいて給紙ユニット内の移動とジャ
    ム検知を行うと共に、 該給紙ユニットの前壁側に、前記他のユニットから画像
    形成装置本体に至る搬送路を形成し、該給紙ユニットの
    前壁側の搬送路における記録紙の移動中に前記給紙カセ
    ットの引き出しを阻止する阻止手段を設け、該阻止手段
    の駆動制御を給紙ユニットには配設しない前記検知手段
    に基づく移動検知信号により行うように構成したことを
    特徴とする画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記給紙カセットの引き出し阻止を解除
    する解除手段を備え、給紙ユニットには配設しない前記
    検知手段に基づいて生成されるジャム検知信号により前
    記解除手段を駆動し、給紙カセットの引き出しを許容可
    能に構成したことを特徴とする請求項3記載の画像形成
    システム。
  5. 【請求項5】 画像形成装置本体の下段に、給紙カセッ
    トが引き出し可能に収納された給紙ユニットと、更に前
    記給紙ユニットの下段に、該給紙ユニット以外の他のユ
    ニットを分割可能に積層配置してなる画像形成システム
    において、 前記画像形成装置本体と他のユニットとの間に配設され
    た給紙ユニットの前壁側に前記他のユニットから画像形
    成装置本体に至る搬送路が、又該給紙ユニットの後壁側
    に画像形成装置本体から他のユニットに至る搬送路が夫
    々形成されているとともに、 前記給紙カセットの記録紙搬送路上の記録紙の移動およ
    びジャムを検知する検知手段を給紙ユニットには配設せ
    ず、前記装置本体側と他のユニット側に夫々配設し、給
    紙ユニットを挟んで記録紙搬送方向上流に位置する前位
    側の検知手段から下流側に位置する次位側の検知手段ま
    での検知時間にもとづいて給紙ユニット内の移動とジャ
    ム検知を行うことを特徴とする画像形成システム。
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