JP3368303B2 - マイクロリレー - Google Patents

マイクロリレー

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JP3368303B2
JP3368303B2 JP21445797A JP21445797A JP3368303B2 JP 3368303 B2 JP3368303 B2 JP 3368303B2 JP 21445797 A JP21445797 A JP 21445797A JP 21445797 A JP21445797 A JP 21445797A JP 3368303 B2 JP3368303 B2 JP 3368303B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロリレー、特
に、半導体プロセスで製造するマイクロリレーに関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、マ
イクロリレーとしては、例えば、特開平2−10022
4号公報に記載の静電式リレーがある。すなわち、電気
絶縁性の基板主面にスペーサ手段を介して対向配設され
た単結晶半導体基材に枢支されて先端側が基板主面側へ
回動変位可能に設定された可動片を半導体基材から形成
する。一方、前記可動片に対向して基板主面に可動片と
で駆動用対向電極を構成する固定側電極層を形成し、可
動片に電気絶縁膜を介して可動接点層を形成して可動接
点層に開閉される固定接点層を基板主面に形成したもの
である。
【0003】しかしながら、静電引力は距離の2乗に反
比例する。このため、前述の静電式リレーでは、大きな
静電引力を得るべく、可動接点と固定接点とを接近させ
ると、所望の耐圧を確保できない。一方、所望の耐圧を
確保すべく、可動接点と固定接点との接点間距離を大き
くすると、静電引力が小さくなり、可動片の動作特性が
低下するという問題点がある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、高い耐圧お
よび大きな駆動力を兼ね備えたマイクロリレーを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるマイクロ
リレーは、前記目的を達成するため、半導体基板からな
るベースと、このベースに積層一体化した導電性磁性材
からなる板状芯体と、この板状芯体に突設した導電性磁
性材からなる中芯体と、この中芯体の周囲に形成された
少なくとも一層の渦巻状フラットコイルと、ヒンジ部を
介して厚さ方向に駆動可能に支持され、かつ、前記中芯
体の先端に位置する固定接点に接離可能に対向する可動
接点片とからなる構成としてある。また、前記板状芯体
に一対の中芯体を突設しておいてもよい。
【0006】半導体基板からなるベースと、相互に絶縁
状態で、かつ、前記ベースに積層一体化された導電性磁
性材からなる一対の板状芯体と、この板状芯体にそれぞ
れ突設した中芯体と、この中芯体の周囲にそれぞれ形成
された少なくとも一層の渦巻状フラットコイルと、ヒン
ジ部を介して厚さ方向に駆動可能に支持され、かつ、一
対の前記中芯体の先端に位置する固定接点に接離可能に
対向する可動接点片とからなる構成であってもよい。
【0007】前記フラットコイルは、絶縁層と渦巻状導
電層とを交互に積層一体化して形成した複数層であって
もよい。
【0008】また、前記板状芯体は、前記ベースの上面
に形成した凹所に積層一体化して埋設してもよい。
【0009】前記可動接点片は一対のヒンジ部で支持し
てもよく、さらに、前記ヒンジ部はクランク状に屈曲し
ていてもよい。
【0010】前記板状芯体は、前記ベースの裏面から、
このベースに設けた貫通孔を介してベースの表面に迫り
出すように積層一体化されるとともに、前記中芯体は、
前記貫通孔から露出する板状芯体の露出面に突設された
構成であってもよい。
【0011】複数枚の前記可動接点片を同一平面上に配
置し、かつ、電気接続して複数の電気回路を任意に開閉
できるマトリックスタイプのマイクロリレーとしてもよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる実施形態を
図1ないし図14の添付図面に従って説明する。第1実
施形態は、図1ないし図10に示すように、チップ状マ
イクロリレー10を箱形セラミックパッケージ50内に
収納し、セラミックカバー60で密閉する場合である。
【0013】前記マイクロリレー10は、図3に示すよ
うに、ベース11に積層一体化した板状芯体13に一対
の中芯体14,15および補助ヨーク16を突設したも
のである。そして、前記中芯体14,15の周囲にはフ
ラットコイル20,21をそれぞれ形成し、前記中芯体
14,15の先端には固定接点34,35をそれぞれ設
けてある。さらに、前記固定接点34,35には、一対
のヒンジばね41,42を介して可動接点片43が接離
可能に対向している。
【0014】箱形セラミックパッケージ50は、その底
面の対向する隅部に接続用段部51,52を形成してあ
る。そして、前記段部51の表面にリード端子用接続パ
ッド53,54,55,56を所定のピッチで設けてあ
る。前記リード端子の外側端部は図示しないプリント基
板に表面実装できるようにセラミックパッケージ50の
底面に延在している。さらに、前記セラミックパッケー
ジ50は、その開口縁部に設けた環状の突条57をシー
ル剤を介してセラミックカバー60で密封可能となって
いる。
【0015】次に、マイクロリレー10の製造方法につ
いて説明する。なお、通常、シリコンウェハ上には複数
個のマイクロリレーが同時に形成されるが、説明の便宜
上、1個のマイクロリレーを製造する場合について説明
する。まず、図4(a)に示すように、ベース11とな
るシリコンウェハをエッチングして凹所12を形成した
後(図4(b))、この凹所12に無電界メッキで導電
性磁性材からなる板状芯体13を形成し、その表面を研
磨して平坦にする(図4(c))。そして、前記板状芯
体13の表面に一対のフラットコイル20,21を形成
する。
【0016】前記フラットコイル20,21は、図7に
示すように、前記板状芯体13の表面に絶縁層22を形
成した後、渦巻状導電層23を形成する。さらに、この
導電層23を、その両端部を除き、絶縁層24で被覆す
る。ついで、図8に示すように、露出する前記渦巻状導
電層23の一端23aに他の渦巻状導電層25の端部2
5aを重ねて形成することにより、電気接続する。以
後、同様の半導体プロセスで絶縁層26,渦巻状導電層
27,絶縁層28を形成することにより、フラットコイ
ル20,21が完成する。ただし、隣り合うフラットコ
イル20,21は相互に電気接続され、かつ、反対方向
の磁束を発生するように形成されている。
【0017】ついで、図5に示すように、板状芯体13
の表面に電界メッキで導電性磁性材からなる中芯体1
4,15および補助ヨーク16を形成する(図5
(a))。さらに、所定の部分を除き、絶縁層30を形
成した後、ワイヤボンディングするための固定接点用接
続パッド31a,31bおよびフラットコイル用接続パ
ッド32a,32bを形成する(図5(b)、図9)。
ついで、絶縁層33を形成する(図5(c))。
【0018】そして、中芯体14,15の先端部に導電
材をメッキして固定接点34,35を形成する(図6
(a)、図10)。さらに、前記絶縁層33に可動接点
用接続パッド36a,36bを形成する。ついで、スペ
ーサ部形成用電極37を形成し、厚肉のスペーサ部38
をメッキで形成した後、樹脂材をコーティングして犠牲
層39を形成する(図6(b))。そして、前記スペー
サ部38および前記犠牲層39の表面に、補助ヨーク4
0および一対のヒンジ部41,42、可動接点片43と
なる導電層をそれぞれ形成した後、前記犠牲層39を除
去して一対のヒンジ部41,42および可動接点片43
を形成する。最後に、ダイシングでシリコンウェハから
なるベース11を個々に切り離し、チップ状マイクロリ
レー10が完成する。
【0019】次に、図2に示すように、前記マイクロリ
レー10を箱形セラミックパッケージ50内に収納,固
定した後、マイクロリレー10の接続パッド32a,3
1a,32b,36bと、セラミックパッケージ50の
接続パッド53,54,55,56とをワイヤボンディ
ングでそれぞれ電気接続する。さらに、セラミックパッ
ケージ50の環状の突条57にセラミックカバー60を
シール剤を介してシールすることにより、組立作業が完
了する。
【0020】次に、前述の構成を有するマイクロリレー
10の動作について説明する。まず、フラットコイル2
0,21に電圧が印加されておらず、励磁されていない
場合、ヒンジ部41,42のバネ力により、可動接点片
43が固定接点34,35から開離している。そして、
前記接続パッド32a,32bを介してフラットコイル
20,21に電圧を印加して励磁すると、相互に反対方
向の磁束が生じ、中芯体14,固定接点34、可動接点
片43、固定接点35、中芯部15、板状芯体13を介
して磁気回路が閉成される。このため、ヒンジ部41,
42のバネ力に抗して可動接点片43が固定接点34,
35に吸引されて吸着する。この結果、接続パッド31
a、補助ヨーク16、板状芯体13、中芯体14,1
5、固定接点34,35、可動接点片43、ヒンジ部4
1,42、スペーサ38、可動接点用接続パッド36b
を介して電気回路が閉成される。ついで、フラットコイ
ル20,21に対する電圧の印加を停止して励磁を解く
と、ヒンジ部41,42のばね力で可動接点片43が元
の状態に復帰する。
【0021】本実施形態によれば、フラットコイル2
0,21で生じた磁束が漏れず、すべての磁力を可動接
点片43の駆動に利用できる。このため、磁気効率が高
く、省エネルギーのマイクロリレー10が得られるとい
う利点がある。
【0022】第2実施形態は、図11に示すように、一
つの固定接点34を有するチップ状マイクロリレー10
に適用した場合である。そして、チップ状マイクロリレ
ー10は箱形セラミックパッケージ50内に収納され、
セラミックカバー60で密閉される。すなわち、前記マ
イクロリレー10は、図12に示すように、ベース11
に積層一体化した板状芯体13の中央に中芯体14を突
設してある。そして、この中芯体14は、その周囲にフ
ラットコイル20、補助ヨーク部16を形成し、その先
端に固定接点34を設けてある。さらに、前記固定接点
34には、一対のヒンジばね41,42を介して可動接
点片43が接離可能に対向している。
【0023】本実施形態では、固定接点用接続パッド3
1の両側にフラットコイル用接続パッド32a,32b
を配置し、さらに、その両側に可動接点片用接続パッド
36a,36bを設けてある。他方、ベース10の対向
する片側縁部にも同様に接続パッド31,32a,32
b,36a,36bを設けてある。これは、接続作業に
おける方向性を無くし、作業の効率化を図るためであ
る。
【0024】前記箱形セラミックパッケージ50は、第
1実施形態と同様、その底面の対向する隅部に接続用段
部51(図示せず),52を形成してある。そして、前
記段部51,52の表面には、リード端子用接続パッド
53,54を所定のピッチでそれぞれ設けてある。前記
リード端子の外側端部は図示しないプリント基板に表面
実装できるようにセラミックパッケージ50の底面に延
在している。さらに、前記セラミックパッケージ50
は、その開口縁部に設けた環状の突条57にシール剤を
介してセラミックカバー60で密封可能となっている。
なお、第2実施形態にかかるマイクロリレー10の製造
方法は、前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、説
明を省略する。
【0025】次に、第2実施形態の動作について説明す
る。まず、フラットコイル20に電圧が印加されておら
ず、励磁されていない場合、ヒンジ部41,42のバネ
力により、可動接点片43が固定接点34から開離して
いる。そして、前記接続パッド32a,32bを介して
フラットコイル20に電圧を印加して励磁すると、磁束
が生じ、中芯体14、固定接点34、可動接点片43、
ヒンジ部41,42、補助ヨーク40、スペーサ38、
補助ヨーク16、および、板状芯体13を介して磁気回
路が閉成される。このため、ヒンジ部41,42のバネ
力に抗して可動接点片43が固定接点34に吸引されて
吸着する。この結果、接続パッド31、補助ヨーク1
6、板状芯体13、中芯体14、固定接点34、可動接
点片43、ヒンジ部41,42、補助ヨーク40、スペ
ーサ38、可動接点用接続パッド36bを介して電気回
路が閉成される。ついで、フラットコイル20,21に
対する電圧の印加を停止して励磁を解くと、ヒンジ部4
1,42のばね力で可動接点片43が元の状態に復帰す
る。
【0026】第3実施形態は、図13に示すように、半
導体基板の裏面に半導体プロセスを施して板状芯体を形
成する場合である。すなわち、ベース11となる単結晶
シリコンウエハの表裏面にエッチングマスク71,72
を形成し、ディープエッチングを施して貫通孔73を形
成する(図13(c))。そして、エッチングマスクを
除去して全表面に熱酸化膜(図示せず)を形成し、金属
を蒸着させてメッキ下地74を形成する(図13
(d))。ついで、導電性磁性材をメッキして第1層状
芯体75を形成した後、ベース11から突出する導電性
磁性材を研磨して面一にする(図13(e),
(f))。さらに、前述の実施形態と同様の半導体プロ
セスでフラットコイル20を形成した後、導電性磁性材
をメッキして第2層状芯体76および中芯体77を形成
する(図13(g),(h))。最後に、フラットコイ
ル20の表面をリフトオフ用樹脂膜78で被覆し、中芯
体77の先端部に金メッキを施して固定接点79を形成
した後、前記樹脂膜78を除去してコイル接点プレート
80が完成する(図13(i))。
【0027】本実施形態によれば、半導体基板に第1,
第2層状芯体75,76、中芯体77およびフラットコ
イル20を半導体プロセスだけで一体に形成できる。こ
のため、部品点数,生産工数が減少するだけでなく、組
立精度の高いリレーが得られる。なお、本実施形態によ
れば、板状芯体を第1,第2層状芯体で構成する場合に
ついて説明したが、必ずしもこれに限らず、単層構造と
してもよい。
【0028】また、前述の実施形態では、板状芯体およ
び中芯体を別々に形成する場合について説明したが、必
ずしもこれに限らず、例えば、シリコンウェハに導電性
磁性材を肉厚にメッキした後、エッチングを施して不要
な部分を除去し、板状芯体および中芯体を同時に切り出
してもよい。
【0029】第4実施形態は、図14に示すように、第
2実施形態にかかる4個のマイクロリレー10を組み合
わせてマトリックスリレーを形成した場合である。本実
施形態によれば、連続する導電性薄膜から形成された4
枚の可動接点片43は、それぞれ独立して駆動するよう
に形成されている。このため、所定のコイル端子32
a,32bに電圧を印加してフラットコイル20を励磁
することにより、所望の電気回路を任意に開閉できる。
なお、この実施形態によれば、第2実施形態にかかる4
個のマイクロリレーを組み合わせる場合について説明し
たが、必ずしもこれに限らず、例えば、他の実施形態に
かかかる同一あるいは異なる複数個のマイクロリレーを
組み合わせてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、フラットコイルに生じる電磁力を利
用して可動接点片を駆動できる。このため、従来例にか
かる静電式リレーよりも大きな駆動力が得られる。この
結果、固定接点と可動接点片との接点間距離を大きくで
き、耐圧性が向上する。また、すべての工程を半導体プ
ロセスで処理できるので、極めて小型のマイクロリレー
が得られる。請求項2の発明によれば、板状芯体に突設
した一対の中芯体を介して磁気回路を形成できる。この
ため、フラットコイルに生じた磁束を漏らすことなく、
すべて利用でき、磁気効率の良いマイクロリレーが得ら
れる。請求項3の発明によれば、一対の固定接点が相互
に絶縁状態であり、これらに可動接点片を接触させて電
気回路を閉成できる。このため、固定接点と可動接点片
との接点間距離が実質的に2倍となり、耐圧の高いマイ
クロリレーが得られる。また、フラットコイルが、絶縁
層と渦巻状導電層とを交互に積層一体化して形成した複
数層であれば、多層の渦巻状フラットコイルが得られ
る。このため、電磁力が大きく、かつ、小型のマイクロ
リレーが得られる。さらに、板状芯体がベースに埋設さ
れていれば、より一層薄型のマイクロリレーが得られ
る。そして、一対のヒンジ部で可動接点が支持されてい
れば、可動接点の支持バランスが良くなり、片当たりの
少ないマイクロリレーが得られる。ついで、ヒンジ部が
クランク状に屈曲していれば、ヒンジ部の支点間距離が
実質的に長くなる。このため、接点間距離が長くなり、
可動接点片を小さな駆動力で駆動できるので、応答特性
の良いマイクロリレーが得られる。あるいは、板状芯体
が、ベースの裏面から、このベースに設けた貫通孔を介
してベースの表面に迫り出すように積層一体化されると
ともに、中芯体が、貫通孔から露出する板状芯体の露出
面に突設されていれば、ベースの表裏面から板状芯体お
よび中芯体を形成できる。このため、製造の自由度が広
がり、製造が容易になる。また、複数枚の前記可動接点
片を同一平面上に配置し、かつ、電気接続して複数の電
気回路を任意に開閉できれば、マトリックスタイプのマ
イクロリレーが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明にかかるマイクロリレーの第1実施
形態を示す分解斜視図である。
【図2】 図1で示したマイクロリレーを示し、図
(a)は平面図、図1(b)は回路図である。
【図3】 図1で示したマイクロリレーの部分破断斜視
図である。
【図4】 図1で示したマイクロリレーの製造工程を説
明するための断面図である。
【図5】 図1で示したマイクロリレーの製造工程を説
明するための断面図である。
【図6】 図1で示したマイクロリレーの製造工程を説
明するための断面図である。
【図7】 第1実施形態にかかるフラットコイルの製造
工程を説明するための端面図である。
【図8】 第1実施形態にかかるフラットコイルを示す
部分破断斜視図である。
【図9】 図1で示したマイクロリレーの中間品を示
し、図(a)は斜視図、図(b)は要部断面図である。
【図10】 図1で示したマイクロリレーの中間品の斜
視図である。
【図11】 第2実施形態の分解斜視図である。
【図12】 図11で示したマイクロリレーの部分破断
斜視図である。
【図13】 第3実施形態にかかるマイクロリレーの製
造工程を説明するための断面図である。
【図14】 第4実施形態にかかるマイクロリレーを示
し、図(a)平面図、図(b)は回路図である。
【符号の説明】
10…マイクロリレー、11…ベース、12…凹所、1
3…板状芯体、14,15…中芯体、16…補助ヨー
ク、20,21…フラットコイル、31a,31b…固
定接点用接続パッド、32a,32b…フラットコイル
用接続パッド、34,35…固定接点、36a,36b
…可動接点用接続パッド、41,42…ヒンジ部、43
…可動接点片、50…箱形セラミックパッケージ、60
…セラミックカバー、75,76…第1,第2層状芯
体、77…中芯体、79…固定接点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−114347(JP,A) 特開 平6−76716(JP,A) 特開 平7−45175(JP,A) 特開 平9−115405(JP,A) 特開 平9−171754(JP,A) 特開 平10−269920(JP,A) 特開 平9−92116(JP,A) 特開 平5−2976(JP,A) 特開 平6−267383(JP,A) 特開 平7−220605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 51/06 H01H 50/04 H01H 50/28 H01H 59/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板からなるベースと、このベー
    スに積層一体化した導電性磁性材からなる板状芯体と、
    この板状芯体に突設した導電性磁性材からなる中芯体
    と、この中芯体の周囲に形成された少なくとも一層の渦
    巻状フラットコイルと、ヒンジ部を介して厚さ方向に駆
    動可能に支持され、かつ、前記中芯体の先端に位置する
    固定接点に接離可能に対向する可動接点片とからなるこ
    とを特徴とするマイクロリレー。
  2. 【請求項2】 前記板状芯体に一対の中芯体を突設した
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロリレー。
  3. 【請求項3】 半導体基板からなるベースと、相互に絶
    縁状態で、かつ、前記ベースに積層一体化された導電性
    磁性材からなる一対の板状芯体と、この板状芯体にそれ
    ぞれ突設した中芯体と、この中芯体の周囲にそれぞれ形
    成された少なくとも一層の渦巻状フラットコイルと、ヒ
    ンジ部を介して厚さ方向に駆動可能に支持され、かつ、
    一対の前記中芯体の先端に位置する固定接点に接離可能
    に対向する可動接点片とからなることを特徴とするマイ
    クロリレー。
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