JP3368136B2 - デジタルパノラマx線撮影装置 - Google Patents

デジタルパノラマx線撮影装置

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JP3368136B2
JP3368136B2 JP04295296A JP4295296A JP3368136B2 JP 3368136 B2 JP3368136 B2 JP 3368136B2 JP 04295296 A JP04295296 A JP 04295296A JP 4295296 A JP4295296 A JP 4295296A JP 3368136 B2 JP3368136 B2 JP 3368136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パノラマX線撮影を行
うデジタルパノラマX線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光体にX線等の放射線を照射す
ると、放射線のエネルギーの一部が蛍光体中に蓄積さ
れ、その後蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄
積されたエネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光
体(輝尽性蛍光体)が知られている。
【0003】特開昭60−149042号では、蓄積性
蛍光体シートを回転ドラムに巻き付けて、励起光源およ
び受光素子から成る読取りヘッドを複数台用いてドラム
軸と略平行な方向に副走査を行う放射線画像情報読取装
置が開示されている。
【0004】特開昭62−213363号では、蓄積性
蛍光体を回転ドラムの周面に形成して、励起光源、光導
波路および受光素子から成る読取りヘッドを反射型また
は透過型に配置して、ドラム軸と略平行な方向に副走査
を行う放射線画像情報読取装置が開示されている。
【0005】特開昭63−259636号では、蓄積性
蛍光体シートをエンドレスベルト状に複数のローラに巻
回させて、励起光源および受光素子から成る画像読取部
と、画像記録前に残存エネルギーを放出させる消去部と
を一体的に収納して画像読取ユニットが構成され、放射
線源に対して所定位置関係になるように旋回させるよう
にした放射線画像情報記録読取装置が開示されている。
【0006】特開平1−241536号では、X線発生
手段と、蓄積性蛍光体シートと、シート保持手段と、励
起光照射手段と、蛍光検出手段と、残像消去手段と、撮
像制御手段とで構成されたX線画像検出装置が開示され
ている。
【0007】特開平4−320244号では、蓄積性蛍
光体シートが回転ドラム上に支持されて、シート幅方向
に部分的に励起光で主走査して輝尽発光を検出する走査
読取ユニットが設けられ、さらに走査読取ユニットが主
走査方向に相対移動するようにした放射線画像情報読取
装置が開示されている。
【0008】特開平5−264475号では、ドラム型
イメージングプレート(蓄積性蛍光体)を用いた工業用
コンピュータ断層撮影装置が開示されている。
【0009】また、特開昭61−134687号では、
熱ルミネセンスシートを回転ドラムに巻き付けて、レー
ザ光を走査して蛍光強度分布をホトマルで検出するよう
にした放射線強度分布計測装置が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−259636号では、蓄積性蛍光体シートをエン
ドレスベルト状に複数のローラに巻回させるので、蛍光
体の耐久性が低く実現が困難である。
【0011】特開昭60−149042号では、輝尽発
光点から受光素子までの距離が遠く、読取りヘッドの光
学系の光子効率が数%程度しかなく、しかも複数の読取
りヘッドが必要になるため、装置全体が複雑で大型にな
る。
【0012】その他の先行技術に関しても、装置全体が
大型であって、被写体の回りにX線発生器およびX線撮
像器を旋回させる歯科用パノラマ撮影には不適である。
【0013】本発明の目的は、装置全体が小型軽量にな
るデジタルパノラマX線撮影装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体に向け
てX線を照射するX線発生器と、被写体を通過したX線
像を検出するX線撮像器と、X線発生器およびX線撮像
器を支持し、被写体の回りに旋回させるための旋回アー
ムとを備え、被写体の所定断層面に沿った断層画像を撮
影するデジタルパノラマX線撮影装置において、前記X
線撮像器は、旋回アームの旋回軸と平行に配置された回
転ドラムと、回転ドラムの周面に設けられた円筒状の蓄
積性蛍光体シートと、蓄積性蛍光体シートに励起光を照
射する励起光源と、励起光照射によって蓄積性蛍光体シ
ートから発生する輝尽発光を受光する受光部と、回転ド
ラムを回転して主走査を行うための回転駆動部と、励起
光源および受光部を回転ドラムの軸線方向に沿って移動
させて、副走査を行うための直線駆動部とを含み、X線
撮影の際には前記旋回アームの1回の旋回動作で1回転
するように回転ドラムを低速で回転させ、画像読取りの
際には回転ドラムを高速で回転させて読取るとともに、
回転ドラムには回転ドラムの回転開始位置を規定する検
出部材が設けられ、撮像開始位置に対応した信号を発生
することを特徴とするデジタルパノラマX線撮影装置で
ある。また本発明は、被写体に向けてX線を照射するX
線発生器と、被写体を通過したX線像を検出するX線撮
像器と、X線発生器およびX線撮像器を支持し、被写体
の回りに旋回させるための旋回アームとを備え、被写体
の所定断層面に沿った断層画像を撮影するデジタルパノ
ラマX線撮影装置において、前記X線撮像器は、旋回ア
ームの旋回軸と平行に配置された透光性の回転ドラム
と、回転ドラムの周面に設けられた円筒状の蓄積性蛍光
体シートと、回転ドラムの内部に設けられ、蓄積性蛍光
体シートに励起光を照射する励起光源と、回転ドラムの
外部に設けられ、励起光照射によって蓄積性蛍光体シー
トから発生する輝尽発光を受光する受光部と、回転ドラ
ムを回転して主走査を行うための回転駆動部と、励起光
源および受光部を回転ドラムの軸線方向に沿ってそれぞ
れ同期移動させて、副走査を行うための第1および第2
の直線駆動部とを含み、X線撮影の際には前記旋回アー
ムの1回の旋回動作で1回転するように回転ドラムを低
速で回転させ、画像読取りの際には回転ドラムを高速で
回転させて読取るとともに、回転ドラムには回転ドラム
の回転開始位置を規定する検出部材が設けられ、撮像開
始位置に対応した信号を発生することを特徴とするデジ
タルパノラマX線撮影装置である。また本発明は、被写
体に向けてX線を照射するX線発生器と、被写体を通過
したX線像を検出するX線撮像器と、X線発生器および
X線撮像器を支持し、被写体の回りに旋回させるための
旋回アームとを備え、被写体の所定断層面に沿った断層
画像を撮影するデジタルパノラマX線撮影装置におい
て、前記X線撮像器は、旋回アームの旋回軸と平行に配
置された回転ドラムと、回転ドラムの周面に設けられた
円筒状の蓄積性蛍光体シートと、励起光を発生する励起
光源と、励起光源からの励起光を蓄積性蛍光体シートに
照射して、回転ドラムの軸線方向に沿って主走査を行う
走査光学系と、励起光照射によって蓄積性蛍光体シート
から発生する輝尽発光を受光する受光部と、回転ドラム
を回転して副走査を行うための回転駆動部とを含み、X
線撮影の際には前記旋回アームの1回の旋回動作で1回
転するように回転ドラムを低速で回転させ、画像読取り
の際には回転ドラムを高速で回転させて読取るととも
に、回転ドラムには回転ドラムの回転開始位置を規定す
る検出部材が設けられ、撮像開始位置に対応した信号を
発生することを特徴とするデジタルパノラマX線撮影装
置である。また本発明は、前記回転ドラムの中にX線セ
ンサが配置され、該X線センサからの出力に基づいて前
記X線発生器から発生するX線量を制御することを特徴
とする。また本発明は、被写体を照射するX線の照射領
域を規定する1次スリットと、該1次スリットの開口形
状を変更するための1次スリット形状変更手段と、被写
体を通過したX線の検出領域を規定する2次スリット
と、該2次スリットの開口形状を変更するための2次ス
リット形状変更手段と、回転ドラムの走査領域を設定す
る走査領域設定手段とを備え、撮影モードに応じて、1
次スリットおよび2次スリットの開口形状ならびに回転
ドラムの走査領域が変更可能であることを特徴とする。
また本発明は、前記回転ドラムの記録動作に際しては低
速回転用のモータを使用し、画像の読取り動作に際して
は高速回転用のモータを使用することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明に従えば、被写体の回りを旋回しながら
X線を照射するとともに、回転ドラムの周面に設けられ
た円筒状の蓄積性蛍光体シートを低速で回転させること
によって、所定断層面に沿った断層画像が蓄積性蛍光体
シートに記録される。その後、回転ドラムを高速で回転
しながら励起光を照射することによって主走査を行い、
出てきた輝尽発光を受光して画像信号に変換する。さら
に、励起光源および受光部を回転ドラムの軸線方向に沿
って移動させることによって副走査が行われる。こうし
てシート全面の2次元走査が可能になり、蓄積性蛍光体
シートに記録された断層画像を読み取ることができる。
また、蓄積性蛍光体シートが円筒状に形成されるため、
シート移動に必要な空間が小さくて済み、装置の小形化
が可能になる。本発明に従えば、回転ドラムをX線撮影
の際には低速で、画像読取りの際には高速で回転させ、
これによって処理時間の短縮を図ることができる。回転
ドラムは、旋回アームの1回の旋回動作に1回転し、こ
の回転ドラムには、その回転開始位置を規定する検出部
材が設けられ、撮像開始位置に対応した信号を発生する
ので、シート全面の記録および読取りが確実になる。
【0016】また本発明に従えば、上述と同様に断層画
像を円筒状の蓄積性蛍光体シートに低速回転によって記
録した後、主走査を行い透光性の回転ドラムを高速で回
転しながら内側から励起光を照射することによって出て
きた輝尽発光を受光して画像信号に変換する。こうして
励起光源と受光部を透過型に配置することによって、受
光部を該シートに近接させることが可能になり、輝尽発
光の受光効率が格段に向上する。さらに、励起光源およ
び受光部を回転ドラムの軸線方向に沿ってそれぞれ同期
移動させることによって副走査が行われる。こうしてシ
ート全面の2次元走査が可能になり、蓄積性蛍光体シー
トに記録された断層画像を読み取ることができる。ま
た、蓄積性蛍光体シートが円筒状に形成されるため、シ
ート移動に必要な空間が小さくて済み、装置の小形化が
可能になる。本発明に従えば、回転ドラムをX線撮影の
際には低速で、画像読取りの際には高速で回転させ、こ
れによって処理時間の短縮を図ることができる。回転ド
ラムは、旋回アームの1回の旋回動作に1回転し、この
回転ドラムには、その回転開始位置を規定する検出部材
が設けられ、撮像開始位置に対応した信号を発生するの
で、シート全面の記録および読取りが確実になる。
【0017】また本発明に従えば、断層画像を円筒状の
蓄積性蛍光体シートに低速回転によって記録しながら、
走査光学系が励起光を回転ドラムの軸線方向に沿って照
射することによって、X線撮影と主走査を同時に行い、
出てきた輝尽発光を受光して画像信号に変換する。さら
に、回転ドラムを高速で回転することによって副走査が
行われる。こうしてシート全面の2次元走査が可能にな
り、蓄積性蛍光体シートに記録された断層画像を読み取
ることができる。また、蓄積性蛍光体シートが円筒状に
形成されるため、シート移動に必要な空間が小さくて済
み、装置の小形化が可能になる。本発明に従えば、回転
ドラムをX線撮影の際には低速で、画像読取りの際には
高速で回転させ、これによって処理時間の短縮を図るこ
とができる。回転ドラムは、旋回アームの1回の旋回動
作に1回転し、この回転ドラムには、その回転開始位置
を規定する検出部材が設けられ、撮像開始位置に対応し
た信号を発生するので、シート全面の記録および読取り
が確実になる。
【0018】また本発明に従えば、前記回転ドラムの中
にX線センサが配置され、該X線センサからの出力に基
づいて前記X線発生器から発生するX線量を制御するこ
とによって、適切なX線撮影条件での撮影が可能にな
る。
【0019】また本発明に従えば、撮影モードに応じ
て、1次スリットおよび2次スリットの開口形状ならび
に回転ドラムの走査領域が変更可能であることによっ
て、部分的な読取り動作が可能になり、必要な部分の画
像情報を迅速に取り出すことができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明に係るデジタルパノラマX線
撮影装置の全体構成図である。旋回アーム2の両端に
は、X線発生器1およびX線撮像器10が対向するよう
に設置される。X線発生器1はX線管や1次スリット5
1等を有し、被写体Pに向けて縦長スリット状のX線ビ
ームを照射する。X線撮像器10は、被写体Pを通過し
たX線像を受け、2次スリット52を介して円筒状の蓄
積性蛍光体シート11にX線像を記録する。蓄積性蛍光
体シート11は、現行のX線パノラマフィルムに対応す
るように、たとえば周長300mm、幅150mmの寸
法であって、旋回アーム2の旋回軸と平行に配置された
回転ドラムの周面に設けられており、X線撮影時および
画像読取り時には後述のように低速および高速の各一定
速度で回転する。
【0021】旋回アーム2は回転テーブル3およびXY
テーブル4を介して固定アーム5に支持されており、被
写体Pにおける所定の断層面に沿った断層画像を撮影す
るように、旋回アーム2の旋回位置、旋回速度および旋
回中心が制御される。
【0022】図2は、本発明の第1実施例を示す構成図
である。X線撮像器10において、蓄積性蛍光体シート
11は回転ドラム12の周面に設けられ、回転ドラム1
2の軸13はプーリ14、15を介してモータ16によ
って駆動される。回転ドラム12の周面端部には周期的
な縞模様から成る光学エンコーダ17が設けられ、発光
ダイオード18およびフォトトランジスタ19から成る
フォトセンサが光学エンコーダ17の回転角度に応じた
パルス信号を発生する。
【0023】蓄積性蛍光体シート11に励起光を照射す
る励起光源として半導体レーザ等のレーザ21が用いら
れる。レーザ21から出た励起光はレンズ22によって
集束され、途中で小型の三角プリズム23、24によっ
て反射され、蓄積性蛍光体シート11に対してほぼ垂直
に入射する。励起光が照射された部分からは、蓄積性蛍
光体シート11に蓄積されたX線エネルギーに応じて輝
尽発光が発生する。輝尽発光は、蓄積性蛍光体シート1
1に近接して設置されたフォトマル(光電子増倍管)2
5によって受光される。なお、フォトマル25の受光面
には、励起光を遮断し、輝尽発光のみを通過させる光学
フィルタが設けられる。
【0024】レーザ21およびフォトマル25はねじ軸
26に一体的に螺合し搭載され、かつ支持体35により
回転不能にかつ軸方向に摺動自在にされ、モータ27の
回転によって回転ドラム12の軸線方向に沿って一定速
度で直線的に移動し、読取り時の副走査を行う。一方、
読取り時の主走査は回転ドラム12の回転によって行わ
れる。蓄積性蛍光体シート11の2次元走査が完了する
と、回転ドラム12の回転とともに消去ランプ20が点
灯して、残留したX線エネルギーを全面消去する。
【0025】フォトセンサからのパルス信号は、モータ
27を駆動するモータドライバ28に供給され、回転ド
ラム12とねじ軸26との同期に用いられるとともに、
CTC(カウンタタイマ回路)40、CPU(中央処理
装置)41、CTC(カウンタタイマ回路)42を介し
て、積分回路43にも供給される。
【0026】フォトマル25で電気信号に変換された画
像信号は、積分回路43に入力され、前述のパルス信号
に同期して積分が行われ、その後、S/H(サンプリン
グアンドホールド)回路44でサンプリングされ、A/
D(アナログデジタル変換)回路45でデジタル値に変
換され、フレームメモリ46に格納される。フレームメ
モリ46に格納された画像データはCRT(陰極線管)
等の表示装置47で表示される。
【0027】次に記録動作を説明する。まずX線撮影の
際には、レーザ21、フォトマル25、消去ランプ20
等の動作が停止し、回転ドラム12が図1に示す旋回ア
ーム2の動きに連動して、1回の旋回動作(たとえば1
5秒)で1回転するように低速で回転する。こうして被
写体Pの断層面におけるX線移動速度と回転ドラム12
の周面移動速度とが一致するように連動することによっ
て、2次スリット52よりX線がX線撮像器10内に入
射し、所望の断層画像が蓄積性蛍光体シート11に記録
される。
【0028】次に画像の読取り動作について説明する。
回転ドラム12はたとえば1024rpmという高速で
回転するとともに、レーザ21およびフォトマル25は
たとえば回転ドラム12の1回転当り0.1mmずつ移
動する。蓄積性蛍光体シート11に蓄積されたX線エネ
ルギーは励起光によって輝尽発光に変換され、フォトマ
ル25は輝尽発光強度に応じた電気信号に変換する。こ
うして撮影された断層画像は時系列的な画像信号となっ
て読出され、デジタルデータとしてフレームメモリ46
に格納され、所望の信号処理が施されて表示される。
【0029】一連の読取り動作が終了すると、消去ラン
プ20が点灯するとともに回転ドラム12が回転して、
残留したX線エネルギーが放出され、次回のX線撮影に
備えられる。
【0030】図3は、本発明の第2実施例を示す構成図
である。X線撮像器10において、蓄積性蛍光体シート
11は中空で透光性の回転ドラム12の周面に設けら
れ、回転ドラム12の軸13はプーリ14、15を介し
てモータ16によって駆動される。回転ドラム12の周
面端部には周期的な縞模様から成る光学エンコーダ17
が設けられ、発光ダイオード18およびフォトトランジ
スタ19から成るフォトセンサが光学エンコーダ17の
回転角度に応じたパルス信号を発生する。
【0031】蓄積性蛍光体シート11に励起光を照射す
る励起光源として半導体レーザ等のレーザ21がねじ軸
29に螺合し、支持体36に回転不能にかつ軸方向に摺
動可能に設けられ、モータ30の回転により半導体レー
ザ21が回転ドラム12の軸方向に沿って一定速度で直
線的に移動する。半導体レーザ21はX線撮像器10を
小型化するために、回転ドラム12の内側に配置され
る。レーザ21から出た励起光はレンズ22によって集
束され、透光性の回転ドラム12を通過して、蓄積性蛍
光体シート11の内側からほぼ垂直に入射する。励起光
が照射された部分からは、蓄積性蛍光体シート11に蓄
積されたX線エネルギーに応じて輝尽発光が発生する。
回転ドラム12の外側に出た輝尽発光は、蓄積性蛍光体
シート11に近接して設置されたフォトマル(光電子増
倍管)25によって受光される。なお、フォトマル25
の受光面には、励起光を遮断し、輝尽発光のみを通過さ
せる光学フィルタが設けられる。
【0032】フォトマル25はねじ軸26に螺合搭載さ
れるとともに支持体35に対し回転不能にかつ軸方向に
摺動可能に設けられ、モータ27の回転によって回転ド
ラム12の軸線方向に沿って一定速度で直線的に移動す
る。レーザ21はフォトマル25に対して常に対向する
ように、モータ27およびモータ30は互いに同期回転
して、読取り時の副走査を行っている。一方、読取り時
の主走査は回転ドラム12の回転によって行われる。蓄
積性蛍光体シート11の2次元走査が完了すると、回転
ドラム12の回転とともに消去ランプ20が点灯して、
残留したX線エネルギーを全面消去する。
【0033】フォトセンサからのパルス信号は、モータ
27、30をそれぞれ駆動するモータドライバ28に供
給され、回転ドラム12とねじ軸26、29との同期に
用いられるとともに、CTC(カウンタタイマ回路)4
0、CPU(中央処理装置)41、CTC(カウンタタ
イマ回路)42を介して、積分回路43にも供給され
る。
【0034】フォトマル25で電気信号に変換された画
像信号は、積分回路43に入力され、前述のパルス信号
に同期して積分が行われ、その後、S/H(サンプリン
グアンドホールド)回路44でサンプリングされ、A/
D(アナログデジタル変換)回路45でデジタル値に変
換され、フレームメモリ46に格納される。フレームメ
モリ46に格納された画像データはCRT(陰極線管)
等の表示装置47で表示される。
【0035】次に記録動作を説明する。まずX線撮影の
際には、レーザ21、フォトマル25、消去ランプ20
等の動作が停止し、回転ドラム12が図1に示す旋回ア
ーム2の動きに連動して、1回の旋回動作(たとえば1
5秒)で1回転するように低速で回転する。こうして被
写体Pの断層面におけるX線移動速度と回転ドラム12
の周面移動速度とが一致するように連動することによっ
て、2次スリット52よりX線がX線撮像器10内に入
射し、所望の断層画像が蓄積性蛍光体シート11に記録
される。
【0036】次に画像の読取り動作について説明する。
回転ドラム12はたとえば1024rpmという高速で
回転するとともに、レーザ21およびフォトマル25は
たとえば回転ドラム12の1回転当り0.1mmずつ回
転ドラムの軸方向に沿って移動する。蓄積性蛍光体シー
ト11に蓄積されたX線エネルギーは励起光によって輝
尽発光に変換され、フォトマル25は輝尽発光強度に応
じた電気信号に変換する。こうして撮影された断層画像
は時系列的な画像信号となって読出され、デジタルデー
タとしてフレームメモリ46に格納され、所望の信号処
理が施されて表示される。
【0037】一連の読取り動作が終了すると、消去ラン
プ20が点灯するとともに回転ドラム12が回転して、
残留したX線エネルギーが放出され、次回のX線撮影に
備えられる。
【0038】図4は、本発明の第3実施例を示す構成図
である。X線撮像器10において、蓄積性蛍光体シート
11は回転ドラム12の周面に設けられ、回転ドラム1
2の軸13はプーリ14、15を介してモータ16によ
って駆動される。回転ドラム12の周面端部には周期的
な縞模様から成る光学エンコーダ17が設けられ、発光
ダイオード18およびフォトトランジスタ19から成る
フォトセンサが光学エンコーダ17の回転角度に応じた
パルス信号を発生する。
【0039】蓄積性蛍光体シート11に励起光を照射す
る励起光源として半導体レーザ等のレーザ21が用いら
れる。レーザ21から出た励起光は、レンズ系31によ
って集束された後、振動鏡やポリゴンミラー等の走査鏡
32によって一定周期で偏向され、蓄積性蛍光体シート
11上を回転ドラム12の軸線方向に沿って走査され
る。励起光が照射された部分からは、蓄積性蛍光体シー
ト11に蓄積されたX線エネルギーに応じて輝尽発光が
発生する。輝尽発光は、光ファイバ束33で集光され、
光学フィルタ34を介してフォトマル(光電子増倍管)
25に入射して電気信号に変換される。光学フィルタ3
4は、励起光を遮断し、輝尽発光のみを通過させる機能
を有する。
【0040】こうして走査鏡32によって主走査が行わ
れるとともに、副走査は回転ドラム12の回転によって
行われる。蓄積性蛍光体シート11の2次元走査が完了
すると、回転ドラム12の回転とともに消去ランプ20
が点灯して、残留したX線エネルギーを全面消去する。
【0041】フォトセンサからのパルス信号は、CTC
(カウンタタイマ回路)40、CPU(中央処理装置)
41、CTC(カウンタタイマ回路)42を介して、積
分回路43に供給される。
【0042】フォトマル25で電気信号に変換された画
像信号は、積分回路43に入力され、前述のパルス信号
に同期して積分が行われ、その後、S/H(サンプリン
グアンドホールド)回路44でサンプリングされ、A/
D(アナログデジタル変換)回路45でデジタル値に変
換され、フレームメモリ46に格納される。フレームメ
モリ46に格納された画像データはCRT(陰極線管)
等の表示装置47で表示される。
【0043】次に記録動作を説明する。まずX線撮影の
際には、レーザ21、フォトマル25、消去ランプ20
等の動作が停止し、回転ドラム12が図1に示す旋回ア
ーム2の動きに連動して、1回の旋回動作(たとえば1
5秒)で1回転するように低速で回転する。こうして被
写体Pの断層面におけるX線移動速度と回転ドラム12
の周面移動速度とが一致するように連動することによっ
て、2次スリット52よりX線がX線撮像器10内に入
射し所望の断層画像が蓄積性蛍光体シート11に記録さ
れる。
【0044】次に画像の読取り動作について説明する。
レーザ21からの励起光が走査鏡32によって高速に走
査される。一方、回転ドラム12は、たとえば走査鏡3
2の1走査当り0.1mmずつ周面上を回転ドラムの軸
方向に沿って移動するように低速で回転する。蓄積性蛍
光体シート11に蓄積されたX線エネルギーは励起光に
よって輝尽発光に変換され、フォトマル25は輝尽発光
強度に応じた電気信号に変換する。こうして撮影された
断層画像は時系列的な画像信号となって読出され、デジ
タルデータとしてフレームメモリ46に格納され、所望
の信号処理が施されて表示される。
【0045】一連の読取り動作が終了すると、消去ラン
プ20が点灯するとともに回転ドラム12が回転して、
残留したX線エネルギーが放出され、次回のX線撮影に
備えられる。
【0046】なお、いずれの実施例においてもX線撮像
器10の2次スリット52は細長の開口部であり、2次
スリット52以外のX線撮像器10は、X線遮蔽部材で
囲まれている。
【0047】図5は、本発明の第4実施例を示す全体構
成図である。旋回アーム2の両端には、X線発生器1お
よびX線撮像器10が対向するように設置される。X線
発生器1はX線管53や1次スリット51等を有し、被
写体Pに向けてスリット状のX線ビームを照射する。X
線撮像器10は、被写体Pを通過したX線像を受け、2
次スリット52を介して円筒状の蓄積性蛍光体シート1
1にX線像を記録する。蓄積性蛍光体シート11は、現
行のX線パノラマフィルムに対応するように、たとえば
周長300mm、幅150mmの寸法であって、旋回ア
ーム2の旋回軸と平行に配置された回転ドラムの周面に
設けられており、X線撮影時には低速で回転し、画像読
取り時には高速で回転する。
【0048】旋回アーム2は回転テーブル3およびXY
テーブル4を介して固定アーム5に支持されており、被
写体Pにおける所定の断層面に沿った断層画像を撮影す
るように、旋回アーム2の旋回位置、旋回速度および旋
回中心が制御される。
【0049】なお、1次スリット51には、その開口形
状を変更するためにスライド機構等から成る1次スリッ
ト形状変更機構71が取付けられている。同様に、2次
スリット52には、その開口形状を変更するためにスラ
イド機構等から成る2次スリット形状変更機構72が取
付けられている。
【0050】図6は、図5のX線撮像器10を示す構成
図である。X線撮像器10において、蓄積性蛍光体シー
ト11は回転ドラム12の周面に設けられ、回転ドラム
12の軸13は回転機構16によって回転駆動される。
回転ドラム12の周面端部にはドラムの回転開始位置を
規定する検出部材17が設けられ、発光ダイオード18
およびフォトインタラプタ19が回転ドラム12の撮像
開始のホームポジションに応じたパルス信号を発生す
る。
【0051】蓄積性蛍光体シート11に励起光を照射す
る励起光源として半導体レーザ等のレーザ21が用いら
れる。レーザ21から出た励起光はレンズ等によって集
束され、蓄積性蛍光体シート11に対してほぼ45°に
斜め入射する。励起光が照射された部分からは、蓄積性
蛍光体シート11に蓄積されたX線エネルギーに応じて
輝尽発光が発生する。輝尽発光は、蓄積性蛍光体シート
11に近接して設置されたフォトマル(光電子増倍管)
25によって受光される。なお、フォトマル25の受光
面には、励起光を遮断し、輝尽発光のみを通過させる光
学フィルタが設けられる。
【0052】レーザ21およびフォトマル25は、ねじ
軸26に一体的に螺合搭載されるとともに支持体35に
対し回転不能に、かつ軸方向に摺動自在に設けられ、モ
ータ27の回転によって回転ドラム12の軸線方向に沿
って一定速度で直線的に移動し、読取り時の副走査を行
う。一方、読取り時の主走査は回転機構63に組込まれ
た高速回転用のモータ16で駆動される回転ドラム12
の回転によって行われる。蓄積性蛍光体シート11の2
次元走査が完了すると、回転ドラム12の回転とともに
消去ランプ20が点灯して、残留したX線エネルギーを
全面消去する。
【0053】フォトセンサからのパルス信号は、モータ
27を駆動するモータドライバ28に供給され、回転ド
ラム12とねじ軸26との同期に用いられるとともに、
CTC(カウンタタイマ回路)40、CPU(中央処理
装置)41、CTC(カウンタタイマ回路)42を介し
て、積分回路43にも供給される。
【0054】フォトマル25で電気信号に変換された画
像信号は、積分回路43に入力され、前述のパルス信号
に同期して積分が行われ、その後、S/H(サンプリン
グアンドホールド)回路44でサンプリングされ、A/
D(アナログデジタル変換)回路45でデジタル値に変
換され、フレームメモリ46に格納される。フレームメ
モリ46に格納された画像データはCRT(陰極線管)
等の表示装置47で表示される。
【0055】なお、フォトマル25からの出力は音響周
波数と一致するため、信号処理を直ちに行うことなく、
別途MD(ミニディスク)録音装置やDAT(デジタル
オーディオテープ)録音装置に記録するような構成でも
構わない。
【0056】次に記録動作を説明する。まずX線撮影の
際には、レーザ21、フォトマル25、消去ランプ20
等の動作が停止し、回転ドラム12がクラッチ内蔵の低
速回転用のモータ64によって旋回アーム2の動きに連
動して、1回の旋回動作(たとえば15秒)で1回転す
るように低速で回転する。こうして被写体Pの断層面に
おけるX線移動速度と回転ドラム12の周面移動速度と
が一致するように連動することによって、2次スリット
52よりX線がX線撮像器310内に入射し、所望の断
層画像が蓄積性蛍光体シート11に記録される。
【0057】次に画像の読取り動作について説明する。
回転ドラム12は高速回転用のモータ16によって、た
とえば1024rpmという高速で回転するとともに、
レーザ21およびフォトマル25はたとえば回転ドラム
12の1回転当り0.1mmずつ移動する。蓄積性蛍光
体シート11に蓄積されたX線エネルギーは励起光によ
って輝尽発光に変換され、フォトマル25は輝尽発光強
度に応じた電気信号に変換する。こうして撮影された断
層画像は時系列的な画像信号となって読出され、デジタ
ルデータとしてフレームメモリ46に格納され、所望の
信号処理が施されて表示される。
【0058】一連の読取り動作が終了すると、消去ラン
プ20が点灯するとともに回転ドラム12が回転して、
残留したX線エネルギーが放出され、次回のX線撮影に
備えられる。
【0059】図7は、撮影モードの幾つかの例を示す説
明図である。デジタルパノラマX線装置を用いた撮影モ
ードには、パノラマ撮影や顎関節撮影などがある。図7
に示す画像Q1は、1枚の蓄積性蛍光体シート11の撮
影可能領域を展開した図であり、そのうち上から1/3
の領域には開口状態および閉口状態の左および右顎関節
規格撮影の合計4枚の顎関節撮影画像Q2が表示されて
おり、下から2/3の領域に1枚のパノラマ画像Q3が
表示されている。
【0060】こうした撮影は、1次スリット51および
2次スリット52の開口形状を制御しつつ、患者PとX
線照射方向との配置を適切に調整することによって行わ
れる。従来のX線フィルム撮影では、1枚のX線フィル
ムに複数の撮影を行う場合、全ての撮影を行ってから現
像処理に投入しており、たとえばパノラマ画像だけ早く
観察したい場合であっても全ての手順が終了する必要が
あった。
【0061】一方、本発明のように蓄積性蛍光体シート
11を用いたX線撮影の場合には、パノラマ撮影や顎関
節撮影などの撮影モードの切換えに応じて、1次スリッ
ト51および2次スリット52の開口形状を変更すると
ともに、回転ドラム12の走査領域を変更可能にしてい
る。そのため、X線撮影後に蓄積性蛍光体シート11の
所望の領域だけを部分的に走査および信号読出しが可能
になるため、必要な画像を先に得ることができるという
利点がある。たとえば、図7において、左から3番目の
顎関節画像だけを読出す場合には、回転ドラム12の検
出部材17による同期信号に基づいて、対応する領域に
レーザ光の励起および輝尽発光の受光を行うことにな
る。なお、パノラマ撮影と顎関節撮影とは図7のように
必ずしも1枚のシート上に記録する必要はなく、2枚の
シートに撮影してもよい。
【0062】図8は、本発明の第5実施例を示す全体構
成図である。図5と同様に、旋回アーム2に両端にはX
線発生器1およびX線撮像器10が対向するようにそれ
ぞれ設置されており、X線発生器1およびX線撮像器1
0はX線発生部とX線検出部とを結ぶ照射中心軸の周り
に回転自在となるように取付けられている。
【0063】X線撮像器10において、蓄積性蛍光体シ
ート11は中空で透光性の回転ドラム12の周面に設け
られ、回転ドラム12は回転機構63によって回転駆動
される。なお、回転機構61はセファロ撮影時にX線発
生器1とX線撮像器10との対向関係を解除する機構で
ある。
【0064】蓄積性蛍光体シート11に励起光を照射す
る励起光源として半導体レーザ等のレーザ21が用いら
れ、回転ドラム12の内側に配置される。レーザ21か
ら出た励起光はレンズ22によって集束され、透光性の
回転ドラム12を通過して、蓄積性蛍光体シート11の
内側からほぼ垂直に入射する。励起光が照射された部分
からは、蓄積性蛍光体シート11に蓄積されたX線エネ
ルギーに応じて輝尽発光が発生する。回転ドラム12の
外側に出た輝尽発光は、蓄積性蛍光体シート11に近接
して設置されたフォトマル(光電子増倍管)25によっ
て受光される。なお、フォトマル25の受光面には、励
起光を遮断し、輝尽発光のみを通過させる光学フィルタ
が設けられる。
【0065】フォトマル25はねじ軸26に搭載され、
モータ27の回転によって回転ドラム12の軸線方向に
沿って一定速度で直線的に移動する。また、レーザ21
はねじ軸29に搭載され、モータ30の回転によって回
転ドラム12の軸線方向に沿って一定速度で直線的に移
動する。レーザ21はフォトマル25に対して常に対向
するように、モータ27およびモータ30は互いに同期
回転して、読取り時の副走査を行っている。一方、読取
り時の主走査は回転ドラム12の回転によって行われ
る。蓄積性蛍光体シート11の2次元走査が完了する
と、回転ドラム12の回転とともに消去ランプ20が点
灯して、残留したX線エネルギーを全面消去する。基本
的な構成は、図3と同じである。
【0066】なお、モータ駆動系や画像信号処理系の電
気的構成は、図6と同様であるので、重複説明を省く。
【0067】レーザ21の背面側、すなわちX線発生器
1側には、被写体を通過したX線強度を計測するための
X線センサ73が取付けられ、該X線センサ73からの
出力と回転ドラムの回転速度検出器18,19からの出
力の比を一定になるようにX線発生器1から発生するX
線量をフィードバック制御することによって、適切なX
線露光量での撮影が可能になる。そのため、露出オーバ
ーや露出アンダー等の撮影ミスを確実に防止でき、患者
の被爆線量を低減できる。なお、X線センサ73を配置
する場所は、回転ドラム12の内部であれば、レーザ2
1の走査機構と共用してもよいし、別途独立した走査機
構を設けてもよい。こうした走査機構を用いることによ
って、患者Pのインプラントや金属冠による誤検出を回
避することができると共に、患者Pの適切な撮影部位に
応じてX線センサ73を適切な位置に位置決めできる。
【0068】X線センサの具体例としては、X線が当た
ると蛍光を発する蛍光板、蛍光シート、等の蛍光体と、
蛍光体で発生した蛍光を電気信号に変換するフォトマル
等の光電変換素子を用いる。
【0069】X線センサ73としては、この前の実施例
で記載したフォトマル(光電子増倍管)25をX線セン
サ73として兼用することができる。この場合、X線撮
影時にはフォトマル25の前面に蛍光板を配置し、読み
出し時にはフォトマル25の前面より蛍光板をはずすよ
うにフォトマル25にモータ等を備えた移動機構を付加
する。さらに、モータ27により軸方向に移動可能なフ
ォトマル25を自動露出制御用のX線センサ73として
兼用できるものとなる。
【0070】図9は、X線センサ73を利用したX線の
自動露出制御回路の一例を示すブロック図である。X線
センサ73は、たとえばフォトダイオードで構成され、
X線入射側に設置された蛍光板106からの蛍光を検出
して電気信号に変換する。X線センサ73からの出力信
号は、増幅器108a、108bから成る前置増幅器1
08によって増幅され、除算器109に信号yとして入
力される。
【0071】一方、回転ドラム12には回転検出器10
7が設置され、回転ドラム12の回転数に応じた信号を
出力し、除算器109に信号xとして入力される。
【0072】除算器109は、信号xと信号yとの比y
/xを演算して信号zを出力する。この信号zは、管電
圧制御用の比較器114と管電流制御用の比較器115
に供給される。なお、各比較器114、115の帰還抵
抗にはツェナダイオードから成るリミッタ121、12
2が並列接続されている。
【0073】比較器114は、基準電圧発生器116か
らの基準電圧に基づいて信号zを2値化して、増幅器1
19を介して、管電圧制御用のトランジスタ112の導
通角を制御する。比較器115は、基準電圧発生器11
7からの基準電圧に基づいて信号zを2値化して、増幅
器120を介して、管電流制御用のトランジスタ113
の導通角を制御する。
【0074】交流電源110は、スイッチ111を介し
て、トランジスタ112および高圧トランス101から
成る高圧回路と、トランジスタ113および低圧トラン
ス102から成る低圧回路に電力を供給している。
【0075】高圧トランス101は、X線管53のアノ
ードとカソードの間に高電圧を供給しており、その導通
角がトランジスタ112によって制御される。また、X
線管53の管電圧は抵抗R1、R2によって分圧され
て、増幅器119に帰還入力され、1次の電圧負帰還ル
ープを構成している。
【0076】低圧トランス102は、X線管53のカソ
ードフイラメントに加熱用電流を供給しており、その導
通角がトランジスタ113によって制御される。また、
X線管53の管電流は抵抗R3の両端電圧によってモニ
タされ、増幅器120に帰還入力され、1次の電流負帰
還ループを構成している。
【0077】こうしてX線管53から患者Pを通過した
X線の量がX線センサ73によってモニタされ、さらに
回転ドラム12の回転数が回転検出器107によってモ
ニタされ、これらの出力信号に基づいてX線管53の管
電圧および管電流を制御することによって、X線の自動
露出制御を実現することができる。
【0078】図1および図2の第1実施例、図3の第2
実施例、ならびに図4の第3実施例における参照符17
で示される光学エンコーダ、発光ダイオード18および
フォトトランジスタ19の組合せは、前述のように、図
5〜図7の第4実施例ならびに図8および図9の第5実
施例における回転開始位置を規定する検出部材17、発
光ダイオード18およびフォトインタラプタ19の組合
せと同様に構成され、回転ドラム12の撮像開始のホー
ムポジションに対応した信号を発生する。
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、蓄
積性蛍光体シートの2次元走査が容易になり、さらに蓄
積性蛍光体シートが円筒状に形成されるため、シート移
動に必要な空間が小さくて済み、装置の小形軽量化が可
能になる。また、励起集光光学系を透過型に設定するこ
とによって、輝尽発光の受光効率が向上して、高品質の
X線パノラマ画像が得られる。本発明によれば、回転ド
ラムをX線撮影の際には低速で、画像読取りの際には高
速で回転させ、これによって処理時間の短縮を図ること
ができる。本発明によれば、回転ドラムは、旋回アーム
の1回の旋回動作に1回転し、この回転ドラムには、そ
の回転開始位置を規定する検出部材が設けられ、撮像開
始位置に対応した信号を発生するので、シート全面の記
録および読取りが確実になる。
【0079】また、回転ドラムの中にX線センサを配置
してX線発生器から発生するX線量を制御することによ
って、適切なX線撮影条件での撮影が可能になる。
【0080】また、撮影モードに応じて、1次スリット
および2次スリットの開口形状ならびに回転ドラムの走
査領域が変更可能であることによって、部分的な読取り
動作が可能になり、必要な部分の画像情報を迅速に取り
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルパノラマX線撮影装置の
全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す全体構成図である。
【図6】図5のX線撮像器10を示す構成図である。
【図7】撮影モードの幾つかの例を示す説明図である。
【図8】本発明の第5実施例を示す全体構成図である。
【図9】X線センサ73を含むX線の自動露出装置の一
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 X線発生器 2 旋回アーム 3 回転テーブル 4 XYテーブル 5 固定アーム 10 X線撮像器 11 蓄積性蛍光体シート 12 回転ドラム 16、27、30 モータ 17 光学エンコーダ 20 消去ランプ 21 レーザ 22 レンズ 23、24 三角プリズム 25 フォトマル(光電子増倍管) 26、29 ねじ軸 31 レンズ系 32 走査鏡 33 光ファイバ束 34 光学フィルタ 40、42 CTC(カウンタタイマ回路) 43 積分回路 44 S/H(サンプリングアンドホールド)回路 45 A/D(アナログデジタル変換)回路 46 フレームメモリ 47 表示装置 51 1次スリット 52 2次スリット 71 1次スリット形状変更機構 72 2次スリット形状変更機構 73 X線センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/06 H04N 1/04 E (56)参考文献 特開 昭61−103143(JP,A) 特開 昭54−113292(JP,A) 特開 平5−264475(JP,A) 特開 昭62−213363(JP,A) 特開 平1−241536(JP,A) 特開 平4−320244(JP,A) 特開 平6−181(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に向けてX線を照射するX線発生
    器と、 被写体を通過したX線像を検出するX線撮像器と、 X線発生器およびX線撮像器を支持し、被写体の回りに
    旋回させるための旋回アームとを備え、 被写体の所定断層面に沿った断層画像を撮影するデジタ
    ルパノラマX線撮影装置において、 前記X線撮像器は、 旋回アームの旋回軸と平行に配置された回転ドラムと、 回転ドラムの周面に設けられた円筒状の蓄積性蛍光体シ
    ートと、 蓄積性蛍光体シートに励起光を照射する励起光源と、 励起光照射によって蓄積性蛍光体シートから発生する輝
    尽発光を受光する受光部と、 回転ドラムを回転して主走査を行うための回転駆動部
    と、 励起光源および受光部を回転ドラムの軸線方向に沿って
    移動させて、副走査を行うための直線駆動部とを含み、 X線撮影の際には前記旋回アームの1回の旋回動作で1
    回転するように回転ドラムを低速で回転させ、画像読取
    りの際には回転ドラムを高速で回転させて読取るととも
    に、回転ドラムには回転ドラムの回転開始位置を規定す
    る検出部材が設けられ、撮像開始位置に対応した信号を
    発生することを特徴とするデジタルパノラマX線撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 被写体に向けてX線を照射するX線発生
    器と、 被写体を通過したX線像を検出するX線撮像器と、 X線発生器およびX線撮像器を支持し、被写体の回りに
    旋回させるための旋回アームとを備え、 被写体の所定断層面に沿った断層画像を撮影するデジタ
    ルパノラマX線撮影装置において、 前記X線撮像器は、 旋回アームの旋回軸と平行に配置された透光性の回転ド
    ラムと、 回転ドラムの周面に設けられた円筒状の蓄積性蛍光体シ
    ートと、 回転ドラムの内部に設けられ、蓄積性蛍光体シートに励
    起光を照射する励起光源と、 回転ドラムの外部に設けられ、励起光照射によって蓄積
    性蛍光体シートから発生する輝尽発光を受光する受光部
    と、 回転ドラムを回転して主走査を行うための回転駆動部
    と、 励起光源および受光部を回転ドラムの軸線方向に沿って
    それぞれ同期移動させて、副走査を行うための第1およ
    び第2の直線駆動部とを含み、 X線撮影の際には前記旋回アームの1回の旋回動作で1
    回転するように回転ドラムを低速で回転させ、画像読取
    りの際には回転ドラムを高速で回転させて読取るととも
    に、回転ドラムには回転ドラムの回転開始位置を規定す
    る検出部材が設けられ、撮像開始位置に対応した信号を
    発生することを特徴とするデジタルパノラマX線撮影装
    置。
  3. 【請求項3】 被写体に向けてX線を照射するX線発生
    器と、 被写体を通過したX線像を検出するX線撮像器と、 X線発生器およびX線撮像器を支持し、被写体の回りに
    旋回させるための旋回アームとを備え、 被写体の所定断層面に沿った断層画像を撮影するデジタ
    ルパノラマX線撮影装置において、 前記X線撮像器は、 旋回アームの旋回軸と平行に配置された回転ドラムと、 回転ドラムの周面に設けられた円筒状の蓄積性蛍光体シ
    ートと、 励起光を発生する励起光源と、 励起光源からの励起光を蓄積性蛍光体シートに照射し
    て、回転ドラムの軸線方向に沿って主走査を行う走査光
    学系と、 励起光照射によって蓄積性蛍光体シートから発生する輝
    尽発光を受光する受光部と、 回転ドラムを回転して副走査を行うための回転駆動部と
    を含み、 X線撮影の際には前記旋回アームの1回の旋回動作で1
    回転するように回転ドラムを低速で回転させ、画像読取
    りの際には回転ドラムを高速で回転させて読取るととも
    に、回転ドラムには回転ドラムの回転開始位置を規定す
    る検出部材が設けられ、撮像開始位置に対応した信号を
    発生することを特徴とするデジタルパノラマX線撮影装
    置。
  4. 【請求項4】 前記回転ドラムの中にX線センサが配置
    され、該X線センサからの出力に基づいて前記X線発生
    器から発生するX線量を制御することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のデジタルパノラマX線撮影
    装置。
  5. 【請求項5】 被写体を照射するX線の照射領域を規定
    する1次スリットと、 該1次スリットの開口形状を変更するための1次スリッ
    ト形状変更手段と、 被写体を通過したX線の検出領域を規定する2次スリッ
    トと、 該2次スリットの開口形状を変更するための2次スリッ
    ト形状変更手段と、 回転ドラムの走査領域を設定する走査領域設定手段とを
    備え、 撮影モードに応じて、1次スリットおよび2次スリット
    の開口形状ならびに回転ドラムの走査領域が変更可能で
    あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    デジタルパノラマX線撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記回転ドラムの記録動作に際しては低
    速回転用のモータを使用し、画像の読取り動作に際して
    は高速回転用のモータを使用することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のデジタルパノラマX線撮影
    装置。
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