JP3367772B2 - 印刷画像後処理装置 - Google Patents

印刷画像後処理装置

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JP3367772B2
JP3367772B2 JP26982894A JP26982894A JP3367772B2 JP 3367772 B2 JP3367772 B2 JP 3367772B2 JP 26982894 A JP26982894 A JP 26982894A JP 26982894 A JP26982894 A JP 26982894A JP 3367772 B2 JP3367772 B2 JP 3367772B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は孔版印刷等の印刷装置に
おいて使用される印刷画像後処理装置に関する。本発明
は、特に印刷物における裏移り、裏抜け対策として有効
である。
【0002】
【従来の技術】液体の印刷インキを使用する印刷におい
ては、印刷直後に被印刷体を重ねた場合に、印刷画像を
形成している印刷インキが一枚上の裏面に付着する裏移
りが発生したり、また印刷直後に印刷画像面が指先など
で軽く擦られただけで印刷画像が崩れる等の不都合が発
生したり、さらに印刷画像を形成している印刷インキが
被印刷体を通過して裏面に滲み出る裏抜けなどの問題が
発生することがある。
【0003】これらの問題は、被印刷体上に印刷画像を
形成する印刷インキの量、即ち着肉量が他の印刷に比し
て多い孔版印刷において特に顕著である。
【0004】従来、この裏移り、裏抜け等の発生を防止
するため、被印刷体に対する着肉量を印刷過程で低減す
る試みがなされている。しかしながら、着肉量の定量的
制御は難しく、着肉量を抑え過ぎると印刷画像の濃度低
下、かすれなどを生じ、印刷画像の品質を低下させる原
因になってしまう。
【0005】また、前述したような問題を回避する手段
として、印刷画像を形成する印刷インキを加熱乾燥する
ことも考えられるが、その場合には相当大きい発熱量を
有するヒーターを使用しなければならない。このように
ヒータ等の乾燥手段によって被印刷物を乾燥させる場合
には、印刷機の印刷速度が高速度化するほど乾燥手段に
課せられる条件は厳しくなる。実際には、裏移り、裏抜
け等の発生を防止する効果が得られるほどの高速で印刷
インキを乾燥させることはできない。
【0006】この他、印刷方式によっては、澱粉、タル
クなどの微粉を印刷画像面に塗布して裏移りを防止する
場合もある。しかしながら、このような微粉の塗布装置
は圧縮空気を使っており、かかる装置を備えた印刷装置
は相当大きな印刷装置となってしまう。
【0007】また印刷完了後の被印刷体を排紙トレイ、
ソータなどへ搬送する場合、印刷画像の保全のために、
被印刷体の印刷画像面には搬送ローラを当てることがで
きない。このため、従来は、被印刷体の裏面(非印刷画
像面)にのみ接触するベルトコンベア等の搬送機構によ
り被印刷体を搬送していた。この種の被印刷体搬送装置
は、例えば特開昭50−88769号公報に示されてい
る。
【0008】しかし、印刷画像面に接触せず、裏面のみ
に接触して被印刷体の搬送を行うと、PPCなどの複写
装置のように複写用紙を両面から挟んで強制的に搬送す
る場合に比べ、排紙トレイ、ソータなどの搬送先で紙揃
えに不良が生じる等、排紙性能が劣る。この傾向は、印
刷速度、換言すれば排紙速度の高速化に伴い顕著なもの
になっている。またこのような問題点は、印刷装置にお
ける排紙搬送路の経路設定の自由度を大きく低減させて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、印刷の
品位を向上させるために、被印刷体から余剰のインキを
除去する新規な装置を発明した。この装置は、余剰イン
キ除去液を周面に層状に塗布して回転する接触ローラ
と、接触ローラに対向して回転する対向ローラを有し、
接触ローラと対向ローラによって印刷済みの被印刷体を
挟持して搬送する。そして、被印刷体の印刷画像面上の
余剰分の印刷インキを、接触ローラの層状の余剰インキ
除去液に転移させ、この接触ローラ上の余剰のインキは
接触ローラに接触するブレード等のクリーニング手段に
よって除去する。
【0010】しかし、印刷画像面に接触する接触ローラ
に対して対向ローラを常時接触させておくと、被印刷体
が前記ローラ間にある場合は問題なく被印刷体を通過さ
せることができるが、被印刷体が前記ローラ間にない場
合には、接触ローラが保持している余剰の印刷インキを
含む余剰インキ除去液が、対向ローラまで廻り込んでし
まう。被印刷体が前記ローラ間を通過した後、次の被印
刷体が通過するまではローラ間には被印刷体が存在しな
いので、その間に接触ローラと対向ローラが接触し、印
刷インキを含む余剰インキ除去液が接触ローラから対向
ローラに転移してしまうのである。特に対向ローラが前
記印刷インキに対して濡れ易い性質を有する場合には、
接触ローラから転移した印刷インキが対向ローラ上で凝
集して印刷インキの固まりとなり、再び被印刷体を処理
する場合にこの固まりが被印刷体の裏面に付着すること
があった。
【0011】また、接触ローラと対向ローラの軸方向の
長さを例えばB4サイズ(l=257mm)とし、両ロ
ーラ間にその長さよりも幅の小さい葉書用紙(l=10
0,または148mm)を通す場合を考える。接触ロー
ラと対向ローラに挟まれて搬送される葉書用紙以外の部
分では、処理すべき被印刷体が存在せず、接触ローラと
対向ローラは接触している。その結果、前述したように
余剰分の印刷インキを含む余剰インキ除去液が接触ロー
ラから対向ローラに廻り込み、その後処理する被印刷体
の裏面を汚すことがあった。
【0012】本発明は、上述の如き従来の問題点に着目
し、本願発明者等の提案になる前述した余剰インキを除
去する装置の改良を目指したものであり、印刷された被
印刷体において裏移り・裏抜け等の発生を他の障害を誘
発することなく確実に回避し、印刷画像面の余剰分の印
刷インキを取り除くことができる印刷画像後処理装置を
提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された印
刷画像後処理装置は、印刷インクを使用する孔版印刷装
置に用いられる印刷画像後処理装置において、印刷画像
を形成する印刷インキに相溶せず印刷インキよりも表面
張力が低い余剰インキ除去液が塗布されて回転駆動され
る接触部材と、前記対向部材の少なくとも外周面が撥イ
ンキ性材料で構成されるとともに中心線表面粗さが0.
5μm以下であり前記接触部材との間に印刷済みの被印
刷体を挟んで搬送することにより被印刷体の印刷面を前
記接触部材に接触させる対向部材と、前記接触部材に余
剰インキ除去液を供給する供給手段と、前記接触部材に
接触するクリーニング手段とを有することを特徴として
いる。
【0014】請求項2に記載された印刷画像後処理装置
は、請求項1記載の印刷画像後処理装置において、前記
対向部材と前記接触部材が常時所定の力を以て当接して
いることを特徴としている。
【0015】請求項3に記載された印刷画像後処理装置
は、請求項2記載の印刷画像後処理装置において、前記
接触部材が、接触ローラであることを特徴としている。
【0016】請求項4に記載された印刷画像後処理装置
は、請求項記載の印刷画像後処理装置において、前記
接触部材が、二つのローラ部材に掛け回された無端ベル
トであることを特徴としている。
【0017】
【0018】
【作用】接触部材の周面に付着した余剰インキ除去液
が、被印刷体の印刷画像面に接触する。印刷画像を形成
している印刷インキの余剰分が、接触部材の余剰インキ
除去液に転移し、被印刷体から除去される。余剰インキ
除去液は、印刷画像を形成する印刷インキに相溶せず、
且つ表面張力が前記印刷インキよりも低い液体である。
このため、余剰インキ除去液に転移した余剰の印刷イン
キは、余剰インキ除去液の表面に余剰インキ除去液とは
物理的に分離した浮遊状態で存在する。この浮遊した状
態の印刷インキは、接触部材に接触するクリーニング手
段によって取り除かれる。接触部材の表面から浮遊した
状態にある余剰の印刷インキは、接触部材の回転に伴
い、接触部材の表面に接触するクリーニング手段によっ
て接触部材から除去される。
【0019】接触ローラと対向ローラが接触する構造で
あると、被印刷体が前記ローラ間に存在しない場合等
に、余剰分の印刷インキを含む余剰インキ除去液が接触
ローラから対向ローラに廻り込む。対向ローラは中心線
表面粗さが0.5μm以下であり、さらに対向ローラは
印刷インキに対して撥インキ性を示す材料で構成されて
いるので、この対向ローラに廻り込んだ余剰インキ除去
液に含まれる余剰の印刷インキは対向ローラに付着せ
ず、対向ローラの回転によって接触ローラに再度廻り込
むことになる。対向ローラは汚れず、被印刷体を接触ロ
ーラと対向ローラの間に通過させても、被印刷体の裏面
(非印刷画像面)を汚すことはない。
【0020】
【実施例】図1及び図2を参照して第1実施例の孔版印
刷装置の構造を説明する。原稿画像読み取り部5はイメ
ージスキャナ3を有し、印刷すべき原稿の画像を読み取
る。製版部9は製版デバイス7を有し、原稿読み取り部
5が読み取った原稿画像データに応じて孔版印刷用原紙
Sに穿孔画像を形成する。
【0021】円筒状の印刷ドラム13の外周面には、製
版部9により穿孔された孔版印刷用原紙Sが巻き付けら
れる。印刷ドラム13の内部にはインクのスキージ装置
を含むインク供給装置11があり、印刷ドラム13の内
周面にインクを供給する。印刷ドラム13の下方には上
下動するプレスローラ15がある。プレスローラ15
は、印刷ドラム13とプレスローラ15の間に供給され
る被印刷体Pを印刷ドラム13との間で挟持搬送し、被
印刷体Pに画像を形成させる。
【0022】給紙部23においては、給紙台17上の被
印刷体Pが紙捌きローラ19により1枚ずつ送りださ
れ、給紙タイミングローラ21によってプレスローラ1
5と印刷ドラム13の間に送りこまれる。
【0023】排紙部33においては、剥ぎ取り爪25が
被印刷体を印刷ドラム13から剥がす。剥ぎ取られた被
印刷体Pはベルトコンベア機構の搬送装置27によって
印刷画像後処理装置29に搬送される。印刷画像後処理
装置29は、被印刷体Pの印刷画像から余剰のインクを
除去する処理を行う。処理済みの被印刷体は排紙台31
に排出されて積み重ねられていく。
【0024】印刷が終了した孔版印刷用原紙Sは、排版
部35によって印刷ドラム13から剥ぎ取られて廃棄さ
れる。
【0025】上記の構成における印刷動作を説明する。
印刷ドラム13が不図示の駆動手段により自身の中心軸
線の周りに図中反時計廻り方向に回転駆動される。印刷
ドラム13の回転に同期した所定のタイミングで被印刷
体Pが給紙タイミングローラ21により図にて左方より
右方へ搬送され、印刷ドラム13とプレスローラ15と
の間に供給される。被印刷体Pは、印刷ドラム13の外
周面に巻き付けられている孔版原紙Sに対してプレスロ
ーラ15によって押し付けられ、孔版印刷が施される。
【0026】印刷済みの被印刷体Pは、剥ぎ取り爪25
により印刷ドラム13から剥ぎ取られ、印刷画像面を上
面にして排紙搬送装置27によって印刷画像後処理装置
29へ送られる。被印刷体Pは、印刷画像後処理装置2
9により印刷画像後処理作用を受けつつ排紙台31へ向
けて搬送され、排紙台31上に積み重ねられる。
【0027】次に、前記印刷画像後処理装置29の構成
と作用について説明する。図2に示す如く、印刷画像後
処理装置29は、印刷完了後の被印刷体Pの印刷画像面
(上面)に接触する接触部材としての接触ローラ37
と、接触ローラ37と対向配置された対向部材としての
対向ローラ39とを有する。接触ローラ37と対向ロー
ラ39は、各々軸41,43により互いに平行に且つ回
転可能に支持されている。対向ローラ39は、図示しな
い付勢手段としてのばねにより、図にて上方、即ち接触
ローラ37へ向けて付勢されている。接触ローラ37と
対向ローラ39の間に被印刷体Pがない場合には、接触
ローラ37と対向ローラ39は互いに接触する。
【0028】接触ローラ37の外周面37a(余剰イン
キ除去液塗布面)には、断面略矩形の板状の部材である
ブレード45が接している。ブレード45は、基端部を
板金部材の先端に固定されており、先端部が接触ローラ
37に接している。ブレード45は、接触ローラ37の
頂点の上方に傾斜した姿勢で設けられており、その先端
部の下側角部が、接触ローラ37の頂点よりも回転方手
前側において、接触ローラ37の外周面37aに接触し
ている。
【0029】ブレード45と接触ローラ37の接触位置
よりも回転方向手前側において、接触ローラ37の外周
面37aの上方には、余剰インキ除去液供給ノズル47
が設けられている。余剰インキ除去液供給ノズル47
は、余剰インキ除去液を前記接触ローラ37の外周面3
7aに供給する供給手段である。余剰インキ除去液は、
印刷画像を形成する印刷インキに相溶せず、表面張力が
印刷インキの表面張力よりも低い液体である。
【0030】前記余剰インキ除去液供給ノズル47が接
触ローラ37の外周面37aに余剰インキ除去液を供給
すれば、余剰インキ除去液は図示のように前記ブレード
45と接触ローラ37との間に溜まる。接触ローラ37
の回転に伴い、余剰インキ除去液は接触ローラ37とブ
レード45の間を通って接触ローラ37の表面に層を形
成する。この時、ブレード45は、接触ローラ37の外
周面37aに形成される余剰インキ除去液の液量を均一
とする作用を有する。さらに、ブレード45は接触ロー
ラ37の外周面37aの汚れを除去するクリーニング手
段としても作用する。
【0031】対向ローラ39は、外周面に余剰インキ除
去液の層を有する接触ローラ37に対向する。本実施例
の対向ローラ39は、少なくともその外周面の中心線表
面粗さが0.5μm以下とされている。従って、接触ロ
ーラ37から余剰の印刷インキを含む余剰インキ除去液
が廻り込んできても、余剰の印刷インキが対向ローラ3
9の外周面に付着することはなく、余剰のインキは対向
ローラ39の回転によって接触ローラ37に再度廻り込
むことになる。対向ローラ39は汚れず、被印刷体を接
触ローラ37と対向ローラ39の間に通過させても、被
印刷体の裏面(非印刷画像面)を汚すことはない。
【0032】中心線表面粗さRaはJIS(日本工業規
格)B0601で定義されている。被測定面に直角な平
面で被測定面を切断した時、その切り口に現れる輪郭を
断面曲線という。断面曲線から所定の波長より長い表面
うねり成分をカットオフした曲線を粗さ曲線という。粗
さ曲線から、その中心線の方向に測定長さlの部分を抜
き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸とし、縦倍率
の方向をY軸とし、粗さ曲線をy=f(x)で表したと
き、次式によって求められる値をマイクロメートルで表
したものを中心線表面粗さRaと呼ぶ。
【0033】
【数1】
【0034】後述する実例と比較例の対比から分かるよ
うに、この中心線表面粗さが0.5μmを越えると、対
向ローラ39に常時接触している接触ローラ37から、
余剰の印刷インキを含む余剰インキ除去液が対向ローラ
39に廻り込み、余剰の印刷インキを含む余剰インキ除
去液は対向ローラ39の周面の凹凸に停滞してしまう。
その結果、被印刷体を接触ローラ37と対向ローラ39
の間に通過させると、被印刷体の裏面(非印刷画像面)
を印刷インキで汚してしまう。
【0035】また本実施例において、対向ローラ39の
少なくとも外周面を撥インキ性を示す材料で構成すれ
ば、接触ローラ37から対向ローラ39に廻り込んでき
た印刷インキを含む余剰インキ除去液が、対向ローラ3
9の外周面にさらに付着しにくくなる。
【0036】接触ローラ37の回転方向についてブレー
ド45の手前側には、余剰インキ除去液の回収手段とし
てシート状弾性体49が設けられている。シート状弾性
体49は所定の弾性を有する薄い板状の部材である。ブ
レード45と接触ローラ37の接触位置よりも接触ロー
ラ37の回転方向の手前側に位置する接点dにおいて、
シート状弾性体49の先端部は接触ローラ37の外周面
37aに接触している。さらに、シート状弾性体49
は、前記接点dにおける接触ローラ37の接線eよりも
接触ローラ37に近接した位置に配置され、その後端部
は先端部よりも低い位置にある。従って、シート状弾性
体49の先端部付近の一部分は接触ローラ37の外周面
37aに対して所定の長さを以て密着し、従って当該部
分のシート状弾性体49は接触ローラ37の外周面37
aの形状に倣って弾性変形している。
【0037】シート状弾性体49の後端部は、前記接点
dよりも下方に配置された余剰インキ除去液の受け皿部
材51に固定されている。シート状弾性体49の先端部
は自由端であり、上述したように接触ローラ37に接触
している。このように、シート状弾性体49は、自由端
である先端部が接触ローラ37に接触し、固定された後
端部が下方に位置するように傾斜して配置されている。
【0038】本実施例で使用される余剰インキ除去液と
しては、前述した通り、被印刷体Pの印刷画像面上に印
刷画像を形成する印刷インキと相溶せず、その表面張力
が該印刷インキの表面張力より低い液体である。この条
件を満たす液体としては、ジメチルシリコーンオイル
と、フェニル、ポリエーテル、フッ素、アミノ、エポキ
シ、カルボキシル、カルビノール、メタクリル、メルカ
プト、フェノールなどの変成シリコーンオイルと、界面
活性剤や有機溶剤などを添加した水溶液が使用できる。
【0039】水に添加する界面活性剤としては、アニオ
ン、カチオン、及び両性のイオン系、並びに非イオン系
の界面活性剤があり、この界面活性剤の添加量は余剰イ
ンキ除去液の表面張力が印刷インキの表面張力より低く
なるように決定される。
【0040】水に添加する有機溶剤は、水と相溶する有
機溶剤であり、これには、メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール、エチ
レングリコール、グリセリンなどがある。
【0041】また、余剰インキ除去後は、接触ローラ3
7の外周面37a上に均一に塗布され、その塗布厚は
0.0001〜1μm程度が好ましい。これを被印刷体
に対する塗布量に換算すれば、0.1〜100mg/B
4判程度となる。
【0042】接触ローラ37、対向ローラ39、ブレー
ド45は余剰インキ除去液により膨潤などの変質を来す
ことがない材質のものにより構成する。余剰インキ除去
液の主成分が例えばシリコーンオイルである場合には、
接触ローラ37、対向ローラ39、ブレード45は、フ
ッ素系樹脂(ゴム)、フェニル変成シリコーン樹脂(ゴ
ム)、ウレタンゴムなどにより構成するのが好ましい。
【0043】次に、以上のように構成された印刷画像後
処理装置29の作用について説明する。印刷済みの被印
刷体Pが、接触ローラ37と対向ローラ39に挟まれて
搬送される。接触ローラ37の外周面37aに形成され
ている余剰インキ除去液皮膜aが、被印刷体Pの印刷画
像面に接触する。この接触により、被印刷体P上に印刷
画像を形成している印刷インキbのうち、余剰の印刷イ
ンキが、接触ローラ37の余剰インキ除去液皮膜aに転
移し、余剰の印刷インキが被印刷体Pより取り除かれ
る。
【0044】接触ローラ37の余剰インキ除去液皮膜a
に転移した印刷インキcは、接触ローラ37の回転に伴
い、シート状弾性体49と接触ローラ37の摺接部を通
過する。
【0045】本実施例において使用される余剰インキ除
去液は、印刷画像を形成する印刷インキbに対して相溶
せず、その表面張力が印刷インキcの表面張力よりも低
い液体である。従って、余剰の印刷インキcが転移した
接触ローラ37の余剰インキ除去液皮膜aがブレード4
5によって掻き取られると、印刷インキcを分散状態に
て含む余剰インキ除去液溜まり部fが、接触ローラ37
の回転方向についてブレード45の手前側に発生する。
【0046】このブレード45を通過した後の接触ロー
ラ37の外周面37aには、印刷インキcを含まない余
剰インキ除去液皮膜aが再生される。接触ローラ37
は、この余剰インキ除去液皮膜aをもって被印刷体Pの
印刷画像面と再接触するから、被印刷体Pの印刷画像面
が接触ローラ37に転移した印刷インキcにより汚損さ
れることはない。
【0047】ブレード45と接触ローラ37の外周面3
7aとの接触位置が接触ローラ37の頂点より回転方向
手前側にあるため、前記余剰インキ除去液溜まり部fの
液量がある限度を越えると、接触ローラ37が回転して
いても、余剰インキ除去液溜まり部fの余剰インキ除去
液は自重によって接触ローラ37の回転方向とは逆方向
へ流れ始める。この余剰インキ除去液の流れはシート状
弾性体49の傾斜した上面に案内されて流れ、受け皿5
1内に落下して回収される。
【0048】このように、被印刷体Pは、接触ローラ3
7と対向ローラ39の間を通過することにより、上述の
如く印刷画像を形成している印刷インキbの余剰分は接
触ローラ37の外周面37aより確実に除去される。こ
れにより印刷済みの被印刷体における裏移り、裏抜けの
発生が抑制され、また排紙直後に印刷画像面が指先など
で擦られても印刷画像が崩れ難くなり、さらに印刷画像
を形成している印刷インキbの乾燥が速くなる。
【0049】本実施例によれば、接触ローラ37の余剰
インキ除去液に被印刷体Pの印刷画像を確実に接触させ
るため、対向ローラ39が接触ローラ37に所定の力を
以て接触するようになっている。このような構造のた
め、被印刷体Pが前記ローラ37,39間に存在しない
場合等には、接触ローラ37と対向ローラ39が直接接
触する。このとき、余剰インキがブレード45によって
完全に掻き取られなかった場合は、余剰分の印刷インキ
を含む余剰インキ除去液が接触ローラ37から対向ロー
ラ39に廻り込む。
【0050】しかしながら、対向ローラ39は、印刷イ
ンキに対して撥インキ性を示す材料で構成され、その中
心線表面粗さが0.5μm以下に設定されているので、
この対向ローラ39に廻り込んだ余剰インキ除去液に含
まれる余剰の印刷インキは対向ローラ39に付着せず、
対向ローラ39の回転によって接触ローラ37に再度廻
り込むことになる。即ち対向ローラ39が印刷インキで
汚れることはなく、被印刷体Pを接触ローラ37と対向
ローラ39の間に通過させても、被印刷体Pの裏面(非
印刷画像面)を汚すことはない。
【0051】次に、以上説明した実施例のさらに具体的
な態様である例1〜例3と、比較例1、2を説明する。 (例1)孔版印刷機(リソグラフ(登録商標)RA20
5理想科学工業(株)製)に、前述した図2に示す本実
施例の装置を設置した。アルミローラの表面にP.T.
F.E.(4フッ化エチレン)による焼き付けを行った
後、研磨処理を行ったものを接触ローラに使用した。対
向ローラはシリコーンゴム(硬さ30°)製であり、
P.F.A.(4フッ化エチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル)の熱収縮チャーブを用い、処理温度
130〜150℃でその表面を処理した。対向ローラの
中心線表面粗さ(Ra)は0.10μmであった。
【0052】シリコーンゴムの硬さはJIS(日本工業
規格)K6301で定義されている。同規格に示されて
いるA形又はC形のスプリング式硬さ試験機を用いる。
この試験機は、試験対象であるゴムの試験片の表面にそ
の加圧面を接触させた時、加圧面の中心に設けられた孔
からばね圧力で突出している押し針が、試験片によって
押し戻される距離を硬さとして目盛りで表示する。
【0053】余剰インキ除去液としてはジメチルシリコ
ーンオイル(信越化学工業株式会社製KF−96、粘度
100(cps))を使用し、B4サイズの被印刷体に
対する余剰インキ除去液の塗布量が1(mg)となるよ
うに前記ブレード45の設定条件を調整した。
【0054】(例2)例1と同様の装置を用いた。接触
ローラは例1と同様のものを用いた。対向ローラは、例
1の対向ローラの中心線表面粗さを0.50μmにした
ものを使用した。その他の条件は例1と同一である。
【0055】(例3)例1と同様の装置を用いた。接触
ローラは例1の対向ローラを用い、対向ローラには、例
1の接触ローラを用いた。対向ローラの中心線表面粗さ
は0.25μmにしたものを使用した。その他の条件は
例1と同一である。
【0056】(比較例1)例1と同様の装置を用いた。
接触ローラは例1と同様のものを用いた。対向ローラ
は、例1の対向ローラの中心線表面粗さを0.60μm
にしたものを使用した。その他の条件は例1と同一であ
る。
【0057】(比較例2)例1と同様の装置を用いた。
接触ローラは例1と同様のものを用いた。対向ローラに
は、撥インキ性を示さないクロロプレンゴム(CR)を
用いた。対向ローラの中心線表面粗さは0.55μmに
したものを使用した。その他の条件は例1と同一であ
る。
【0058】各例と比較例の性能は、被印刷体の裏面の
汚れの有無によって評価した。この評価結果を表1に示
す。尚、中心線表面粗さの測定は、株式会社小坂研究所
製サーフコーダーSE−30Kを使用した。測定条件
は、測定長さ2mm、カットオフ0.8mm、駆動速度
0.05mm/secである。
【0059】被印刷体の裏面の汚れは、以下の基準に従
って○と×で判定した。 ○:被印刷体に白紙を使用し、白紙の裏面(対向ローラ
接触面)に印刷インキによる汚れが発生しなかった。 ×:被印刷体に白紙を使用し、白紙の裏面(対向ローラ
接触面)に印刷インキ(黒)による汚れが発生してい
た。
【0060】
【表1】
【0061】次に、本発明の他の実施例を図3を参照し
て説明する。図3に於いて、図2に対応する部分には図
2に付した符号と同一の符号を付してその説明を省略す
る。この実施例では、上下に隔置された二つのローラ5
3,55の間に、接触部材として可撓性の無端ベルト5
7が所定の張力を与えられて掛け渡されている。本実施
例によっても、前記実施例と略同様の効果を得ることが
できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、被印刷体は対向部材に
よって接触部材に押しつけられ、その印刷画像面を接触
部材の表面の余剰インキ除去液に接触させる。この接触
により、被印刷体上で印刷画像を形成している印刷イン
キの余剰分が完全に除去される。従って、印刷済みの被
印刷体における裏移り、裏抜けの発生が他の障害を誘発
することなく確実に回避され、また印刷直後に印刷画像
面が指先などで擦られても印刷画像が崩れ難くなる。
【0063】余剰インキ除去液は、印刷画像を形成する
印刷インキと相溶せず、且つ表面張力が印刷インキの表
面張力よりも低い液体であることから、余剰インキ除去
液層に転移した印刷インキは余剰インキ除去液層の表面
に余剰インキ除去液とは物理的に分離した浮遊状態で存
在する。この結果、被印刷体の印刷画像面が汚損される
ことはない。
【0064】被印刷体が接触部材と対向部材の間に存在
しない場合等には、接触部材と対向部材が直接接触し、
余剰分の印刷インキを含む余剰インキ除去液が接触部材
から対向部材に廻り込む。しかしながら、対向部材は、
その中心線表面粗さが0.5μm以下に設定され、さら
に印刷インキに対して撥インキ性を示す材料で構成され
ているので、対向部材に廻り込んだ余剰インキ除去液に
含まれる余剰の印刷インキは対向部材に付着せず、対向
部材から接触部材に再度廻り込む。対向部材が印刷イン
キで汚れることはなく、被印刷体を接触部材と対向部材
の間に通過させても、被印刷体の裏面(非印刷画像面)
が印刷インキで汚れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1における印刷画像後処理装置の拡大図であ
る。
【図3】本発明における印刷画像後処理装置の他の構成
例を示す図である。
【符号の説明】
29 印刷画像後処理装置 37 接触部材としての接触ローラ 39 対向部材としての対向ローラ 45 クリーニング手段としてのブレード 47 供給手段としての余剰インキ除去液供給ノズル 57 接触部材としての無端ベルト P 被印刷体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−91084(JP,A) 実開 昭57−13242(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/04 B41F 23/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷インクを使用する孔版印刷装置に用
    いられる印刷画像後処理装置において、 印刷画像を形成する印刷インキに相溶せず印刷インキよ
    りも表面張力が低い余剰インキ除去液が塗布されて回転
    駆動される接触部材と、前記対向部材の少なくとも外周
    面が撥インキ性材料で構成されるとともに中心線表面粗
    さが0.5μm以下であり前記接触部材との間に印刷済
    みの被印刷体を挟んで搬送することにより被印刷体の印
    刷面を前記接触部材に接触させる対向部材と、前記接触
    部材に余剰インキ除去液を供給する供給手段と、前記接
    触部材に接触するクリーニング手段とを有する印刷画像
    後処理装置。
  2. 【請求項2】 前記対向部材と前記接触部材が常時所定
    の力を以て当接していることを特徴とする請求項1記載
    の印刷画像後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記接触部材が、接触ローラである請求
    項2記載の印刷画像後処理装置。
  4. 【請求項4】 前記接触部材が、二つのローラ部材に掛
    け回された無端ベルトである請求項記載の印刷画像後
    処理装置。
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