JP3367475B2 - 無線通信機および無線通信機の消費電力制御方法 - Google Patents
無線通信機および無線通信機の消費電力制御方法Info
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Description
線通信機の消費電力制御方法に関し、詳しくは、移動体
通信システムの移動局として用いられ、ハンドオーバー
時のように複数のCDMA送信装置からの信号を受信す
るCDMA通信システムの無線通信機およびその消費電
力制御方法に関する。
テムが広く普及してきている。このような移動体通信シ
ステムで用いられる通信方式のひとつにCDMA(Co
deDivision Multiple Acces
s)がある。
したいデータごとに異なる予め定めた拡散符号によって
データを拡散して送信し、受信側においては送信側と同
じ拡散符号(正確には、送信側の拡散符号と複素共役な
符号)によって受信信号を拡散(いわゆる逆拡散)して
データを得る。すなわち、このようなCDMAによる通
信では、受信側において受信した信号を逆拡散するタイ
ミングをずらし、その相関値のピークを見つけ出すこと
によって、送信側から送信した信号を再現することがで
きる。
テムにおける移動局では、携帯のし易さ等の要望から、
より小型軽量化されるとともに長時間にわたって使用可
能であることが望まれている。このため、移動局を駆動
する内蔵バッテリについても小型化され、このような小
型のバッテリで長時間の動作を可能とするためには、移
動局の低消費電力化が重要課題となっている。
例として、特開平9−200177号公報に開示された
CDMA受信装置が挙げられる。このCDMA受信装置
は、受信信号に対して逆拡散を施す相関フィルタの消費
電力の低減を図るものである。
に開示されたCDMA受信装置の相関フィルタを示すブ
ロック図である。
は、遅延回路51と、重み付け合成回路52と、タイミ
ング制御回路53と、スイッチ素子54とを有して構成
される。
施した信号を得るためのもので、入力信号がディジタル
信号の場合にはたとえばシフトレジスタによって構成さ
れ、入力信号がアナログ信号の場合にはたとえば遅延線
やアナログシフトレジスタによって構成される。
らのタップ出力TP1〜TPnに対応して設けられ、タ
ップ出力TP1〜TPnと重み付け係数W1〜Wnとの
乗算を行う複数の重み付け回路と、複数の重み付け回路
のそれぞれからの出力信号を合成して出力する合成回路
とを有して構成される。
回路52から得られる相関出力信号に基づいて、スイッ
チ素子54の動作を制御する。スイッチ素子54は、タ
イミング制御回路53からの制御信号によって所定時間
の間だけ閉じて、電源55から重み付け合成回路52に
対して電源電圧が供給されるようにする。
成の動作は、別の表現をすると、入力信号と重み付け係
数W1〜Wnとの相関を検出しているといえる。特開平
9−200177号公報に開示されたCDMA受信装置
では、この相関結果がピークを示す部分が入力信号のす
べてにわたって存在するわけではないことから、相関結
果がピークを示す部分以外については重み付け合成回路
52への電源供給を停止することによって、消費電力の
低減を図っている。
動体通信システムでは、ある基地局がカバーするセルか
ら別の基地局がカバーするセルに移動局が移動すると
き、移動局は、両方の基地局からの信号を受信する期間
を経て、受信する基地局の切り替えを行うハンドオーバ
ーを行っている。
動局は複数の基地局からの信号を受信し、この複数の信
号について復調する必要があり、このため、消費電力も
多くなってしまう。
号公報に開示されたCDMA受信装置のような従来技術
では、ハンドオーバー時の消費電力低減に関して考慮し
ておらず、ハンドオーバー時には依然として多くの電力
を消費してしまうものであった。
時に限らず、CDMA受信装置が複数のCDMA送信装
置からの信号を受信する構成、すなわち、サイトダイバ
ーシチのような構成における低消費電力化に関しては考
慮されていない。
ので、ハンドオーバー時のように複数のCDMA送信装
置からの信号を受信する場合に、その消費電力を低減す
ることができる無線通信機および無線通信機の消費電力
制御方法を提供することを目的とする。
成するために、受信信号に対して複数のタイミングで既
知データとの相関をとってディレイプロファイルを作成
するディレイプロファイル回路を複数有するとともに、
前記複数のディレイプロファイル回路ごとに、該ディレ
イプロファイル回路における相関タイミングを発生する
タイミング回路を有するCDMA通信システムの無線通
信機において、前記複数のディレイプロファイル回路の
数をN(Nは、2<Nである自然数)とし、前記複数の
ディレイプロファイル回路のそれぞれが作成したディレ
イプロファイルそれぞれの最大相関値を大きい順にPb
(N)、Pb(N−1)、・・・Pb(1)としたと
き、(Pb(N)−Pb(i))(iは、1≦i<Nで
ある自然数)が所定の閾値よりも大きいときに、最大相
関値Pb(i)のディレイプロファイルを作成したディ
レイプロファイル回路および該ディレイプロファイル回
路における相関タイミングを発生するタイミング回路の
動作を停止することを特徴とする。
に、受信信号に対して複数のタイミングで既知データと
の相関をとってディレイプロファイルを作成するディレ
イプロファイル回路を複数有するとともに、前記複数の
ディレイプロファイル回路ごとに、該ディレイプロファ
イル回路における相関タイミングを発生するタイミング
回路を有するCDMA通信システムの無線通信機におい
て、前記複数のディレイプロファイル回路の数をN(N
は、2<Nである自然数)とし、前記複数のディレイプ
ロファイル回路のそれぞれが作成したディレイプロファ
イルそれぞれの最大相関値を大きい順にPb(N)、P
b(N−1)、・・・Pb(1)としたとき、(Pb
(i)−Pb(i−1))(iは、1<i≦Nである自
然数)が所定の閾値よりも大きいときに、最大相関値P
b(i−1)〜Pb(1)のディレイプロファイルを作
成したディレイプロファイル回路および該ディレイプロ
ファイル回路における相関タイミングを発生するタイミ
ング回路の動作を停止することを特徴とする。
のCDMA通信システムの無線通信機において、前記複
数のディレイプロファイル回路が、同時に受信する複数
のCDMA送信装置からの信号のそれぞれを受信するた
めのものであり、前記複数のCDMA送信装置のうちの
いずれか1つから他の1つへと受信対象を切り替えるハ
ンドオーバー時に、前記ディレイプロファイルの相関値
に応じて該ディレイプロファイルを作成したディレイプ
ロファイル回路および該ディレイプロファイル回路にお
ける相関タイミングを発生するタイミング回路の動作を
停止することを特徴とする。
を参照して説明する。
信システムにおける移動局に本発明を適用する場合につ
いて説明する。また、以下の実施の形態は、ハンドオー
バー時の消費電力を低減する場合の例である。
る、CDMA移動体通信システムの一例の概要を示すブ
ロック図である。
局−基地局制御装置−交換局は、移動体通信システムが
提供するサービスの多様化(マルチメディア化)や、各
基地局、基地局制御装置および交換局を接続する伝送路
の効率的な利用(統計多重)の観点からATM(Asy
nchronous Transfer Mode)通
信技術等が適用されるようになってきている。
他の移動局や他の網に接続された端末装置等と通信を行
う。通信の種類は音声やデータ通信などさまざまなもの
があり得る。
よって基地局2に通信データとして送信される。基地局
2では、移動局1やその他の移動局から受信した通信デ
ータをATMセルに組み立てたり様々な処理を施した後
に基地局制御装置3に送信する。
声、画像、その他の形態のデータであろうとも、網内に
おいては基地局においてATMセル化された情報が伝送
されるのでマルチメディア化された通信形態に容易に対
応することができる。
取ったATMセルをユーザごとにルーチングし、交換局
4や自分の管理下の他の基地局へと送信する。交換局4
では、基地局制御装置3と同様に、基地局制御装置3か
ら受け取ったATMセルをユーザごとにルーチングし、
他の交換局や関門局5へと送信する。
ルの発生に応じて伝送路内を流せばよく、従来のように
あらかじめ決められたチャネルごとの伝送路を設ける必
要がないので、統計多重の効果が得られて伝送路を効率
的に利用することができる。なお、関門局5は他の網へ
の中継を行うために設けられたものである。
送信する際には、QPSK等の1次変調を行った後、2
次変調として符号拡散を行って送信する。本実施の形態
の復調回路はたとえば移動局1に適用することができ、
移動局1ではこの復調回路を用いて基地局2からの受信
信号に逆拡散を施すことによって復調し、網側からのデ
ータを再現する。
るCDMA移動体通信システムの通信環境を示すブロッ
ク図である。
ムでは、セルラ方式を採用しており、基地局2aがカバ
ーする範囲がセル6aであり、基地局2bがカバーする
範囲がセル6bであり、基地局2cがカバーする範囲が
セル6cである。
し、図2に示す矢印の方向に移動しているとする。この
とき移動局1は、当初基地局2aとのみ通信を行い、そ
の後、基地局2aからの信号が弱まってきたのを検出し
ハンドオーバーを行う。このハンドオーバーでは、基地
局2aからの信号のほかに、基地局2a以外の基地局か
らの信号も同時に受信することによって、最も強い信号
が受信できる基地局を見つけ出し、今後通信を行う基地
局を切り替えるものである。
ー時に複数の基地局からの信号を同時に受信する必要が
ある。各基地局からの信号は、それぞれ異なる拡散符号
で拡散されて送信されており、移動局1において複数の
基地局からの信号を同時に受信できるようにするために
は、後述するように、受信信号を逆拡散するタイミング
を見つけ出すための回路を同時に受信したい基地局の数
だけ設けておく必要がある。
の形態のブロック図である。
信するアンテナ7と、アンテナ7で受信した信号に対し
て直交検波や復調を行う無線回路8と、無線回路8から
の信号と既知データとの相関をとることによってディレ
イプロファイルを求めるディレイプロファイル回路9
と、ディレイプロファイル回路9で求めた複数のディレ
イプロファイルの中から相関値の高いものを選択し、逆
拡散を行うタイミングの基となる信号を出力するサーチ
ャー回路10と、サーチャー回路10からの信号に基づ
いてディレイプロファイル回路9における相関のタイミ
ングを示すパルス信号を出力するタイミング回路11
と、ディレイプロファイル回路9およびタイミング回路
11の動作を制御するCPU12と、ディレイプロファ
イル回路9およびタイミング回路11を動作させるため
の動作クロックを生成し出力する動作クロック生成回路
13とを備えている。動作クロック生成回路13はたと
えば16.384MHzの周波数のクロック信号を生成
し出力するものである。
ー時に複数の基地局からの信号を同時に受信する必要が
あり、図3に示した例では、ディレイプロファイル回路
9、サーチャー回路10、タイミング回路10が基地局
ごとに設けられた構成になっている。
は、同時に受信する複数の基地局のうち各基地局ごとに
設けられた、第1の基地局用ディレイプロファイル回路
9aと、第2の基地局用ディレイプロファイル回路9b
と、第3の基地局用ディレイプロファイル回路9cとか
ら成る。
する複数の基地局のうち各基地局ごとに設けられた、第
1の基地局用サーチャー回路10aと、第2の基地局用
サーチャー回路10bと、第3の基地局用サーチャー回
路10cとから成る。
する複数の基地局のうち各基地局ごとに設けられた、第
1の基地局用タイミング回路11aと、第2の基地局用
タイミング回路11bと、第3の基地局用タイミング回
路11cとから成る。
Pで構成し、処理をソフトウェアで実現するようにして
もよい。この場合、1つのDSPで複数の基地局に関す
る処理を行うことができる。
れ、移動局1が受信する受信信号の構成の一例を示す図
である。
0msの無線フレームが連続して送信される。1個の無
線フレームは16個のスロットから構成され、1個のス
ロットは10個のシンボルから構成される。また、1個
のスロットを構成する10個のシンボルは、4個のパイ
ロットシンボルと6個の情報データシンボルとから構成
される。
め定めた既知データであり、図3に示したディレイプロ
ファイル回路9では、この既知データを用いることによ
って、ディレイプロファイルの計算を行う。また、情報
データシンボルは、端末どうしの通信で実際に送受信し
たい実データである。
たように、基地局ごとの構成となっており、第1の基地
局用ディレイプロファイル回路9a、第2の基地局用デ
ィレイプロファイル回路9bおよび第3の基地局用ディ
レイプロファイル回路9cに分かれている。各基地局か
ら送信されるデータはそれぞれ異なる拡散符号で拡散さ
れており、各基地局用ディレイプロファイル回路9a、
9bおよび9cでは、それぞれが対応する基地局に割り
当てられた拡散符号で逆拡散することによって、その基
地局からの信号のみを得ることができる。
回路9内の第1の基地局用ディレイプロファイル回路9
a、第2の基地局用ディレイプロファイル回路9bおよ
び第3の基地局用ディレイプロファイル回路9cは同じ
内部構成であるので、以下の説明では、代表して第1の
基地局用ディレイプロファイル回路9aについて説明す
る。
内の第1の基地局用サーチャー回路10a、第2の基地
局用サーチャー回路10bおよび第3の基地局用サーチ
ャー回路10cは同じ内部構成であるので、以下の説明
では、代表して第1の基地局用サーチャー回路10aに
ついて説明し、図3に示したタイミング回路11内の第
1の基地局用タイミング回路11a、第2の基地局用タ
イミング回路11bおよび第3の基地局用タイミング回
路11cは同じ内部構成であるので、以下の説明では、
代表して第1の基地局用タイミング回路11aについて
説明する。
レイプロファイル回路9aの内部構成を示すブロック図
である。
9aは、図3に示したCPU12からのディレイプロフ
ァイル回路制御信号を受けるインターフェースとなるC
PUインタフェース部15と、ディレイプロファイルを
求めるための演算を行う演算部16と、外部のDPRA
M19に対する読み書きのための制御を行うRAMコン
トロール部17と、動作クロックの供給、供給停止を切
り替えるスイッチ部18とを有して構成される。CPU
インタフェース部15、演算部16およびRAMコント
ロール部17は、動作クロックが供給されることによっ
て動作する。演算部16およびRAMコントロール部1
7は、動作クロックの供給が停止されると動作を停止
し、この動作停止時には電力をほとんど消費しない。ス
イッチ部18は通常は閉じており、CPUインタフェー
ス部15はもちろんのこと演算部16およびRAMコン
トロール部17にも動作クロックが供給されるようにな
っている。
あり、ディレイプロファイル回路9側から、およびサー
チャー回路10側からの双方向で読み書きが可能なRA
Mである。このDPRAM19を介してディレイプロフ
ァイル回路9とサーチャー回路10とがデータの受け渡
しを行う。すなわち、ディレイプロファイル回路9によ
って作成されたディレイプロファイルはDPRAM19
に書き込まれ、サーチャー回路10はDPRAM19か
らディレイプロファイルを読み出す。
局用ディレイプロファイル回路9a、第2の基地局用デ
ィレイプロファイル回路9bおよび第3の基地局用ディ
レイプロファイル回路9cのそれぞれごとに合計3つ設
けてもよいし、ディレイプロファイル回路9に対しての
1つだけを設けてもよい。
レイプロファイル回路9a内の演算部16の内部構成を
示すブロック図である。
号と既知データとの相関をとる相関処理部21と、相関
処理部21で求めた相関結果の電力化を行う電力値算出
部22と、電力値算出部22の出力の加算を行う電力値
加算部23と、電力値加算部23による加算結果につい
て受信信号の複数スロット分の平均を求め、ディレイプ
ロファイルとして出力する平均値算出部24とを有して
構成される。
トロール部17を介してDPRAM19に対する書き込
みおよび読み出しを行うアドレスの指定等の制御をして
おり、図6ではデータの流れを示しているため、RAM
コントロール部17を図6には図示していない。
の基地局用ディレイプロファイル回路9aの動作につい
て説明する。
よび図9に示す第1の基地局用タイミング回路11aか
らのディレイプロファイル回路用タイミング信号は、図
5に示した第1の基地局用ディレイプロファイル回路9
aの演算部16に入力される。
では、図3に示したCPU12からCPUインタフェー
ス部15を介して当該基地局用の拡散符号および既知デ
ータ(たとえばパイロットシンボル)を得て、受信信号
に対して拡散符号によって逆拡散を行うとともに、ディ
レイプロファイル回路用タイミング信号のタイミングで
逆拡散を施した後の受信信号と既知データとの相関を求
める。
ける相関を求める処理について説明する図である。
ース部15を介して得た拡散符号によって逆拡散を施
す。図7に示す受信信号は逆拡散を施した後の信号であ
る。
に、ディレイプロファイル回路用タイミング信号のタイ
ミングで受信信号を取り込み、この取り込みデータと既
知データとの相関を求める。
に対する既知データの相対位置を少しずつずらしながら
(相関検出タイミングをずらしながら)複数の相関結果
を得る。図7に示す例では、61nsずつずらして合計
で512個の相関結果を得るようにしている。この相関
検出タイミングをずらす幅の61nsは、図3に示した
動作クロック生成回路13が発生する16.384MH
zのクロックのパルス周期であるが、本発明はこれに限
られるものではないことはいうまでもない。
した電力値算出部22以降のブロックに引き渡される。
以降、電力値算出部22では相関処理部で求めた相関結
果の電力化を行い、電力値加算部23では電力値算出部
22の出力の加算を行い、平均値算出部24では電力値
加算部23による加算結果について受信信号の複数スロ
ット分の平均を求め、ディレイプロファイルとして出力
する。
におけるデータの一時記憶用としてDPRAM19を用
いており、また、平均値算出部24では、求めたディレ
イプロファイルをDPRAM19に対して書き込むこと
によって、ディレイプロファイルを出力している。この
結果、DPRAM19には、相関検出タイミングのずれ
た512個のディレイプロファイルが書き込まれること
になり、図3に示したサーチャー回路10では、DPR
AM19を介して相関結果としてのディレイプロファイ
ルを得ることになる。
チャー回路10aの内部構成を示すブロック図である。
第1の基地局用ディレイプロファイル回路9aで求めら
れた、相関検出タイミングの異なる複数のディレイプロ
ファイルのうち最も相関値の大きなものを見つけ出すと
ともに、相関値に関して後述する処理によって停止要求
信号を出力する相関値検出回路26と、相関値検出回路
26が見つけ出した最も相関値の大きなディレイプロフ
ァイルの相関検出タイミングに基づいて、第1の基地局
用ディレイプロファイル回路9aにおける相関検出タイ
ミングを補正するタイミング補正信号を出力するととも
に、受信信号を逆拡散するタイミングとなる逆拡散タイ
ミング信号を出力するタイミング制御回路27と、相関
値検出回路26において停止要求信号を出力する処理で
用いる閾値を記憶してあるRAM28とを有して構成さ
れる。
路10aでは、まず、相関値検出回路26において、D
PRAM19から相関検出タイミングのずれた512個
のディレイプロファイルを読み出し、最も相関値が大き
い、すなわち相関値がピークを示すディレイプロファイ
ルを検索し、それをタイミング制御回路27に通知す
る。
求信号を出力する処理については後述する。
回路26が見つけ出した最も相関値の大きなディレイプ
ロファイルの相関検出タイミングに基づいて、第1の基
地局用ディレイプロファイル回路9aにおける相関検出
タイミングを補正するタイミング補正信号を出力すると
ともに、図示しないフィンガにおいて受信信号を逆拡散
するタイミングとなる逆拡散タイミング信号を出力す
る。
0a内のタイミング制御回路27が出力するタイミング
補正信号および逆拡散タイミング信号について説明す
る。
ル回路9内の各基地局用ディレイプロファイル回路9
a、9bおよび9cでは、512個のそれぞれ相関検出
タイミングの異なるディレイプロファイルを求めてい
る。このため、、受信信号に既知データが挿入されてい
る位置がこの512個の中に収まらない位置になってし
まうと、正しい逆拡散位置が見つけ出せなくなってしま
う。
路27では、図7に示した512個中のほぼ中央のディ
レイプロファイルが最大の相関値となるように、ディレ
イプロファイル回路用タイミング信号を補正するタイミ
ング補正信号を出力する。
逆拡散タイミング信号は、図示しないフィンガに対して
受信信号を逆拡散するタイミングを通知するためのもの
であるため、図4に示したような既知データすなわちパ
イロットシンボルが各スロットの先頭にあるデータフォ
ーマットの場合には、図7に示した512個のディレイ
プロファイルのうち最大の相関値のディレイプロファイ
ルの相関検出タイミングで逆拡散タイミング信号を出力
する。
回路10a内のタイミング制御回路27から出力された
タイミング補正信号および逆拡散タイミング信号は、図
9に示す第1の基地局用タイミング回路11aに入力さ
れる。
ミング回路11aの内部構成を示すブロック図である。
図3に示したCPU12からのタイミング回路制御信号
を受けるインターフェースとなるCPUインタフェース
部30と、CPUインタフェース部30からのカウンタ
オンオフ信号および第1のサーチャー回路10aからの
タイミング補正信号に基づいてカウントアップし、10
ms周期のタイミングを出力するカウント部31と、カ
ウント部31が出力したタイミングと第1のサーチャー
回路10aからの逆拡散タイミング信号とを比較し、両
者が一致したタイミングを出力する比較部32と、カウ
ント部31が出力したタイミングでパルス信号を生成し
ディレイプロファイル回路用タイミング信号として出力
するとともに比較部32が出力したタイミングでパルス
信号を生成しフィンガ用タイミング信号として出力する
信号生成部33と、動作クロックの供給、供給停止を切
り替えるスイッチ部34とを有して構成される。CPU
インタフェース部30、カウント部31、比較部32お
よび信号生成部33は、動作クロックが供給されること
によって動作する。カウント部31、比較部32および
信号生成部33は動作クロックの供給が停止されると動
作を停止し、この動作停止時には電力をほとんど消費し
ない。スイッチ部34は通常は閉じており、CPUイン
タフェース部30はもちろんのことカウント部31、比
較部32および信号生成部33にも動作クロックが供給
されるようになっている。
は、カウント部31においてCPUインタフェース部3
0を介して得たカウンタオンオフ信号によってカウント
アップすることによって10msの周期をカウントし出
力する。これによって、図4に示した無線フレームの長
さに相当する周期の信号を作り出している。
たタイミング制御回路27からのタイミング補正信号に
よってリセットされ、結果としてタイミング補正信号の
タイミングで無線フレームの長さに相当する周期の信号
を作り出している。
3に入力され、信号生成部33ではカウント部31から
の信号の周期でパルス信号を生成し、ディレイプロファ
イル回路用タイミング信号として出力する。
32にも入力される。比較部32では、カウント部31
から入力された信号と図8に示したタイミング制御回路
27からの逆拡散タイミング信号とを比較し、比較の結
果一致した場合に一致信号を出力する。この一致信号は
信号生成部33に入力され、信号生成部33では比較部
32からの一致信号の周期でパルス信号を生成し、フィ
ンガ用タイミング信号として出力する。このフィンガ用
タイミング信号は図示しないフィンガに入力され、フィ
ンガにおける逆拡散のタイミングとして用いられる。
いて、図8に示した相関値検出回路26から停止要求信
号を出力する処理のフローチャートを示す図である。
ず、DPRAM19から相関検出タイミングのずれた5
12個のディレイプロファイルを読み出し(A−1)、
その中から、最も相関値が大きいすなわち相関値がピー
クを示すディレイプロファイルを検索する(A−2)。
ーチャー回路10a内のRAM28に予め記憶してある
閾値とを比較し(A−3)、図11に示すように、最大
相関値が閾値よりも小さければ停止要求信号を出力する
(A−4)。
求信号を受けたとき、その旨をディレイプロファイル回
路制御信号に載せて出力する。このディレイプロファイ
ル回路制御信号を受けた図5に示した第1の基地局用デ
ィレイプロファイル回路9a内のCPUインタフェース
部15では、スイッチ部18を開き、演算部16および
RAMコントロール部17に対する動作クロックの供給
を停止する。演算部16およびRAMコントロール部1
7は、動作クロックの供給が停止されたことによって動
作を停止し、これによって消費電力が低減される。
けたとき、その旨をタイミング回路制御信号に載せて出
力する。このタイミング回路制御信号を受けた図9に示
した第1の基地局用タイミング回路11a内のCPUイ
ンタフェース部30では、スイッチ部34を開き、カウ
ント部31、比較部32および信号生成部33に対する
動作クロックの供給を停止する。カウント部31、比較
部32および信号生成部33は、動作クロックの供給が
停止されたことによって動作を停止し、これによって消
費電力が低減される。
6から停止要求信号を出力している際に、動作を復帰さ
せる処理のフローチャートを示す図である。この図12
に示す処理は、図8に示した相関値検出回路26で実行
される。
止要求信号出力中かどうかを判定する。停止要求信号出
力中でなければそのまま停止要求信号を出力するまで待
つ。
号出力中である場合には、停止要求信号を出力し始めて
から所定時間経過するのを待ち(B−2)、この所定時
間が経過したならば停止要求信号の出力を停止する(B
−3)。
無線フレームの長さの自然数倍にするのがよく、無線フ
レームの長さが10msの場合には10ms×n(ただ
し、nは自然数)となる。
信号の出力が停止されると、CPU12では、この停止
要求信号の停止を受けたとき、その旨をディレイプロフ
ァイル回路制御信号に載せて出力する。このディレイプ
ロファイル回路制御信号を受けた図5に示した第1の基
地局用ディレイプロファイル回路9a内のCPUインタ
フェース部15では、スイッチ部18を閉じ、演算部1
6およびRAMコントロール部17に対する動作クロッ
クの供給を再開する。
止を受けたとき、その旨をタイミング回路制御信号に載
せて出力する。このタイミング回路制御信号を受けた図
9に示した第1の基地局用タイミング回路11a内のC
PUインタフェース部30では、スイッチ部34を閉
じ、カウント部31、比較部32および信号生成部33
に対する動作クロックの供給を再開する。
説明する。この第2の実施の形態においては、そのブロ
ック構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1〜
図7を参照し、詳しい説明は省略する。ただし、本実施
の形態においては、図3に示したサーチャー回路10
は、同時に受信する複数の基地局ごとに独立した処理を
行う構成になっておらず、複数の基地局のディレイプロ
ファイルの相関値を参照するものである。
いて、図8に示した相関値検出回路26から停止要求信
号を出力する処理のフローチャートを示す図である。
ず、DPRAM19から相関検出タイミングのずれた5
12個のディレイプロファイルの全基地局分を読み出し
(C−1)、その中から、基地局ごとに最も相関値が大
きいすなわち相関値がピークを示すディレイプロファイ
ルを検索する(C−2)。
ち最大のものをPb1、次に大きいものをPb2、最小
のものをPb3としたとき(C−3)、Pb1とPb2
との差(Pb1−Pb2)と、RAM28に予め記憶し
てある閾値とを比較する(C−4)。この比較の結果、
(Pb1−Pb2)が閾値よりも大きい場合には、Pb
2の基地局用の停止要求信号およびPb3の基地局用の
停止要求信号を出力する(C−5)。
求信号を受けたとき、その旨をディレイプロファイル回
路制御信号に載せて出力し、第1の実施の形態と同様の
処理で、Pb2の基地局用およびPb3の基地局用の演
算部16およびRAMコントロール部17に対する動作
クロックの供給を停止する。演算部16およびRAMコ
ントロール部17は、動作クロックの供給が停止された
ことによって動作を停止し、これによって消費電力が低
減される。
けたとき、その旨をタイミング回路制御信号に載せて出
力し、第1の実施の形態と同様の処理で、Pb2の基地
局用およびPb3の基地局用のカウント部31、比較部
32および信号生成部33に対する動作クロックの供給
を停止する。カウント部31、比較部32および信号生
成部33は、動作クロックの供給が停止されたことによ
って動作を停止し、これによって消費電力が低減され
る。
Pb2)が閾値以下である場合には、Pb1とPb3と
の差(Pb1−Pb3)と、RAM28に予め記憶して
ある閾値とを比較する(C−6)。この比較の結果、
(Pb1−Pb3)が閾値よりも大きい場合には、Pb
3の基地局用の停止要求信号を出力する(C−7)。
求信号を受けたとき、その旨をディレイプロファイル回
路制御信号に載せて出力し、第1の実施の形態と同様の
処理で、Pb3の基地局用の演算部16およびRAMコ
ントロール部17に対する動作クロックの供給を停止す
る。演算部16およびRAMコントロール部17は、動
作クロックの供給が停止されたことによって動作を停止
し、これによって消費電力が低減される。
けたとき、その旨をタイミング回路制御信号に載せて出
力し、第1の実施の形態と同様の処理で、Pb3の基地
局用のカウント部31、比較部32および信号生成部3
3に対する動作クロックの供給を停止する。カウント部
31、比較部32および信号生成部33は、動作クロッ
クの供給が停止されたことによって動作を停止し、これ
によって消費電力が低減される。
8に示した相関値検出回路26から停止要求信号を出力
している際に動作を復帰させる処理は、図12に示した
処理と同様であるので説明を省略する。
説明する。この第3の実施の形態においても、そのブロ
ック構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1〜
図7を参照し、詳しい説明は省略する。また、本実施の
形態においても、第2の実施の形態と同様に、図3に示
したサーチャー回路10は、同時に受信する複数の基地
局ごとに独立した処理を行う構成になっておらず、複数
の基地局のディレイプロファイルの相関値を参照するも
のである。
いて、図8に示した相関値検出回路26から停止要求信
号を出力する処理のフローチャートを示す図である。
ず、DPRAM19から相関検出タイミングのずれた5
12個のディレイプロファイルの全基地局分を読み出し
(D−1)、その中から、基地局ごとに最も相関値が大
きいすなわち相関値がピークを示すディレイプロファイ
ルを検索する(D−2)。
ち最大のものをPb1、次に大きいものをPb2、最小
のものをPb3としたとき(D−3)、Pb1とPb2
との差(Pb1−Pb2)と、RAM28に予め記憶し
てある閾値とを比較する(D−4)。この比較の結果、
(Pb1−Pb2)が閾値よりも大きい場合には、Pb
2の基地局用の停止要求信号およびPb3の基地局用の
停止要求信号を出力する(D−5)。
求信号を受けたとき、その旨をディレイプロファイル回
路制御信号に載せて出力し、第1の実施の形態と同様の
処理で、Pb2の基地局用およびPb3の基地局用の演
算部16およびRAMコントロール部17に対する動作
クロックの供給を停止する。演算部16およびRAMコ
ントロール部17は、動作クロックの供給が停止された
ことによって動作を停止し、これによって消費電力が低
減される。
けたとき、その旨をタイミング回路制御信号に載せて出
力し、第1の実施の形態と同様の処理で、Pb2の基地
局用およびPb3の基地局用のカウント部31、比較部
32および信号生成部33に対する動作クロックの供給
を停止する。カウント部31、比較部32および信号生
成部33は、動作クロックの供給が停止されたことによ
って動作を停止し、これによって消費電力が低減され
る。
Pb2)が閾値以下である場合には、Pb2とPb3と
の差(Pb2−Pb3)と、RAM28に予め記憶して
ある閾値とを比較する(D−6)。この比較の結果、
(Pb2−Pb3)が閾値よりも大きい場合には、Pb
3の基地局用の停止要求信号を出力する(D−7)。
求信号を受けたとき、その旨をディレイプロファイル回
路制御信号に載せて出力し、第1の実施の形態と同様の
処理で、Pb3の基地局用の演算部16およびRAMコ
ントロール部17に対する動作クロックの供給を停止す
る。演算部16およびRAMコントロール部17は、動
作クロックの供給が停止されたことによって動作を停止
し、これによって消費電力が低減される。
けたとき、その旨をタイミング回路制御信号に載せて出
力し、第1の実施の形態と同様の処理で、Pb3の基地
局用のカウント部31、比較部32および信号生成部3
3に対する動作クロックの供給を停止する。カウント部
31、比較部32および信号生成部33は、動作クロッ
クの供給が停止されたことによって動作を停止し、これ
によって消費電力が低減される。
図8に示した相関値検出回路26から停止要求信号を出
力している際に動作を復帰させる処理は、図12に示し
た処理と同様であるので説明を省略する。
図14に示したステップ(D−4)における閾値とステ
ップ(D−6)における閾値とを異なる値に設定してお
いてもよい。
定の条件でディレイプロファイル回路9およびタイミン
グ回路11の両方の動作を停止するようにしたが、本発
明はこれに限られるものではなく、ディレイプロファイ
ル回路9またはタイミング回路11の一方を停止させる
ようにしてもよい。ここで、タイミング回路11のみを
動作停止するようにした場合には、図12に示したステ
ップ(B−2)において所定時間経過していない場合
に、たとえば図10に示したステップ(A−1)に続く
処理を行い、最新のディレイプロファイルに基づいてタ
イミング回路11の動作または動作停止を決定するよう
にしてもよい。
する複数の基地局ごとに構成した場合には、ディレイプ
ロファイル回路9およびタイミング回路11と同様に、
所定の条件で動作を停止するようにしてもよい。
定の条件でディレイプロファイル回路9およびタイミン
グ回路11に対する動作クロックの供給を停止させるよ
うにしたが、本発明はこれに限られず、ディレイプロフ
ァイル回路9およびタイミング回路11の動作を停止さ
せればよいので、たとえばディレイプロファイル回路9
およびタイミング回路11に対する電源の供給を停止す
るようにしてもよい。
時に3つの基地局から受信できる構成としたが、本発明
は同時に受信できる基地局の数を3つに限定するもので
はない。このとき、ディレイプロファイル回路9、サー
チャー回路10およびタイミング回路11の内部構成も
3つに限定されず、受信できる基地局の数に合わせれば
よい。
ンドオーバー時のように複数のCDMA送信装置からの
信号を受信する場合に、その消費電力を低減することが
できるCDMA通信システムの無線通信機および無線通
信機の消費電力制御方法を提供することができる。
ファイル回路が消費している電流は約143mAであ
り、この場合、1つの基地局用ディレイプロファイル回
路を停止させることによって約48mAの消費電流を削
減することができる。
る所定の条件に応じてディレイプロファイル回路9の動
作を停止させるので、従来のCDMA方式に比べて消費
電力を低く押さえることができる。
式においても用いられている、図3に示したサーチャー
回路10およびCPU12によって、ディレイプロファ
イル回路9の動作を停止させる判定を行うため、新たな
特別のハードウェアが不要であるという効果もある。
動体通信システムの一例の概要を示すブロック図であ
る。
体通信システムの通信環境を示すブロック図である。
ック図である。
信する受信信号の構成の一例を示す図である。
イル回路の内部構成を示すブロック図である。
イル回路内の演算部の内部構成を示すブロック図であ
る。
処理について説明する図である。
内部構成を示すブロック図である。
内部構成を示すブロック図である。
示した相関値検出回路から停止要求信号を出力する処理
のフローチャートを示す図である。
る。
号を出力している際に、動作を復帰させる処理のフロー
チャートを示す図である。
示した相関値検出回路から停止要求信号を出力する処理
のフローチャートを示す図である。
示した相関値検出回路から停止要求信号を出力する処理
のフローチャートを示す図である。
CDMA受信装置の相関フィルタを示すブロック図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 受信信号に対して複数のタイミングで既
知データとの相関をとってディレイプロファイルを作成
するディレイプロファイル回路を複数有するとともに、
前記複数のディレイプロファイル回路ごとに、該ディレ
イプロファイル回路における相関タイミングを発生する
タイミング回路を有するCDMA通信システムの無線通
信機において、 前記複数のディレイプロファイル回路の数をN(Nは、
2<Nである自然数)とし、前記複数のディレイプロフ
ァイル回路のそれぞれが作成したディレイプロファイル
それぞれの最大相関値を大きい順にPb(N)、Pb
(N−1)、・・・Pb(1)としたとき、(Pb
(N)−Pb(i))(iは、1≦i<Nである自然
数)が所定の閾値よりも大きいときに、最大相関値Pb
(i)のディレイプロファイルを作成したディレイプロ
ファイル回路および該ディレイプロファイル回路におけ
る相関タイミングを発生するタイミング回路の動作を停
止することを特徴とするCDMA通信システムの無線通
信機。 - 【請求項2】 受信信号に対して複数のタイミングで既
知データとの相関をとってディレイプロファイルを作成
するディレイプロファイル回路を複数有するとともに、
前記複数のディレイプロファイル回路ごとに、該ディレ
イプロファイル回路における相関タイミングを発生する
タイミング回路を有するCDMA通信システムの無線通
信機において、 前記複数のディレイプロファイル回路の数をN(Nは、
2<Nである自然数)とし、前記複数のディレイプロフ
ァイル回路のそれぞれが作成したディレイプロファイル
それぞれの最大相関値を大きい順にPb(N)、Pb
(N−1)、・・・Pb(1)としたとき、(Pb
(i)−Pb(i−1))(iは、1<i≦Nである自
然数)が所定の閾値よりも大きいときに、最大相関値P
b(i−1)〜Pb(1)のディレイプロファイルを作
成したディレイプロファイル回路および該ディレイプロ
ファイル回路における相関タイミングを発生するタイミ
ング回路の動作を停止することを特徴とするCDMA通
信システムの無線通信機。 - 【請求項3】 前記複数のディレイプロファイル回路
が、同時に受信する複数のCDMA送信装置からの信号
のそれぞれを受信するためのものであり、前記複数のC
DMA送信装置のうちのいずれか1つから他の1つへと
受信対象を切り替えるハンドオーバー時に、前記ディレ
イプロファイルの相関値に応じて該ディレイプロファイ
ルを作成したディレイプロファイル回路および該ディレ
イプロファイル回路における相関タイミングを発生する
タイミング回路の動作を停止することを特徴とする請求
項1または2に記載のCDMA通信システムの無線通信
機。
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